松の花白花ムラサキツユクサ山田みづえ/木斛の花うすあをき別れかな竹田啞子/木斛の花降りつづく雨のあと
えごの花コアジサイスイレン沼レンゲソウ畠竹の秋高柳碧川/雨冷ゆる日の甘酒をあつうせよ六月のはじめは灰の降るやうに/森パセリ伊丹三樹彦/乳母の顔浮ぶ祭の甘酒飲む
エボシグサ・ミヤコグサトウサワトラノオ(自生地)有馬草々子/夏蓬伸び放題に漁夫帰る高野草雨/漁夫帰るや油にやけし納屋の草ひたひたと農夫のかほへ漁夫帰る/パセリ松原地蔵尊/帰る漁夫に夜の港の繁華かな
麦秋トンボ↑桑の実↓テンナンショウ属↑木瓜↓西東三鬼/麦秋や若者の髪炎なす麦秋の滾りて転蹶を知らず/パセリ安住敦/麦秋や書架にあまりし文庫本
ユウゲショウ↑ミツバツチグリ↓バラ園の薔薇シャクヤク久保田万太郎/杢太郎いま亡き五月来りけり舌うちと嗤笑(ししよう)たばかり五月尽/パセリ水原秋桜子/飛燕鳴き山村五月事多し
日向ぼっこする亀⚠️ラストの写真も爬虫類(たぶんトカゲ?)ですから苦手な方はご注意ください🦎サルトリイバラの花甫喜本のぶ女/水竜の中の水音夏はじめ首夏濛気マインドコントロールに浸り/パセリ榎本虎山/初夏たのし妻の天気図晴れつゞき
カルガモ一家↑オニグルミ↓ニッコウキスゲ↑ヤブデマリ↓民家のセイヨウオダマキウスバシロチョウ太田鴻村/群青に雲刷く朱夏の国大和橋本多佳子/乳母車夏の怒濤によこむきに飯田蛇笏/鼈(すつぽん)をくびきる夏のうす刃かな
日光連山ミズバショウ↑クリンソウ↓アズマイチゲクリンソウ↑ハクウンボク↓西山泊雲/太幹にはりつきし蝶や夏の雨中川宋淵/夏雨に夜明けてゐたり大伽藍秋山不死男/夏時雨おどろにランプ亡びけり殷賑(いんしん)を極めしごとく夏時雨/パセリ佐々木北涯/桶(ひ)の口に溺るる蝶や夏の雨
夏の雲杜若↑菖蒲↓オオバアサガラ3枚トチノキ3枚サワフタギ阿片瓢郞/夏雲の空港に別れ来たりし手サワフタギ万事遺漏のなきやうに/パセリ飯田蛇笏/夏雲群るるこの峡中に死ぬるかな
ヤマツツジ↑ズミ↓ヤマツツジ↑トウゴクミツバツツジ↓加藤楸邨/動くもの一夏天のみさるをがせ神の杖危殆伴ふ夏の宙(そら)/森パセリ飯田蛇笏/わが浴むたくましき身に夏の空
バラシャクヤク+バラ↑シナガチョウ↓山口青邨/天に跳ぶ金銀の鯉虹の下三橋鷹女/虹消えて了へば還る人妻に水神は蛇の化身ぞ遁げる虹/森パセリ池西言水/行き行きて虹の根低し山桜
小滝水没林落ち椿飴山実/落書きにいさゝかの毒春の虹大野林火/春の虹消ゆまでを子と並び立つ
シャクヤクオオミズアオ↑クモガタヒョウモン↓イボタノキニッコウキスゲ↑ルリゼキショウ↓アヤメキショウブ↑カキツバタ↓西本一都/大荒れの連絡船に鰊漁夫成田千空/雪充ちて荷ぐるみ黒く渡り漁夫父と来て夜寒の母へヤンシュ唄ふ/森パセリ松原地蔵尊/渡り漁夫汽車乗り換の駅にあそぶ
シャクヤク野村五松/舷に両手泳がせ海雲(もづく)採り高野寒甫/酢水雲(すもづく)や無視されてゐる父の問水見つむ猫の半眼ゆれ水雲(もづく)/森パセリ阿波野青畝/かくれがほに蟹せゝりをる海雲かな
オオカナダモ↑アサザとカキツバタ↓ベンケイソウにカメムシキショウブ↑ナガミヒナゲシ↓ヤマボウシ↑ニセアカシア↓ヤマボウシコゴメウツギカエデの実及川貞/濃き薔薇が大輪となる遅日かな松本たかし/立仕事坐仕事や浜遅日遅日の海夕陽にかげる屠殺小屋/森パセリ(名前を青萄からパセリに変更しました)与謝蕪村/遅き日のつもりて遠き昔哉
タムラソウ白花シモツケシモツケテイカカズラえごの花ヤブムラサキ↑イボタノキ↓ハナビシソウ(カリフォルニアポピー)コアジサイバイカウツギイカリソウ↑タニウツギ阿波野青畝/ものの芽を風雨は育て且つ傷め松本たかし//もの芽出て指したる天の真中かなものの芽や有事となればすべて些事/青萄高浜虚子/ものの芽のあらはれ出でし大事かな
ハクチョウゲ↑蘇芳の実↓昼咲き月見草↑エノテラエノテラのレモンドロップ↓田舎(高原山方面)の田草取りサラサドウダン↓コアジサイモミジイチゴサラサウツギ橋本多佳子/春の蟬こゑ鮮(あたら)しくしては継ぎ桂信子/こころ澄む日のまれにして春の蟬春蟬やネコは獲物を羽ばたかせ/森青萄飯田龍太/春蟬の音のひえびえとながさるる
イワウチワクモマグサ鬼怒川河川敷の春夕焼け松本たかし/ひく波の跡美しや桜貝露久志香女/桜貝手にのせくれしだけの事さくら貝九条の国にのこされし/森青萄阿波野青畝/桜貝二枚の羽を合せけり
日光連山↑ウツギ↓白花タイツリソウイカリソウの仲間イワカガミアカモノ平畑青塔/わが仔猫神父の黒き裾にのる日野草城/学問の胡座の膝の子猫かななつかしく呼ぶ名知らぬげ若き猫/青萄飯田龍太/黒猫の子のぞろぞろと月夜かな
マイヅルソウシライトソウ白花アズマシャクナゲキバナウツギガクウツギヒメシャガ勝又一透/いかなごの一膳めしや混みにけり内田暮情/鮊子(かますご)のしの字に焼けつくの字にもさんざめく鳥語魚語にかますじやこ/森青萄星野立子/いかなごが烏の嘴に生きてをり
ナニワイバラ↑錦鯉↓キツネアザミ↑イカリソウの仲間↓シャガ↑カエデの実↓ヤマブキソウ↑アサザ↓ベニバナツクバネウツギアケビミスミソウ(雪割草の仲間)松本たかし/庖丁を取りて打撫で桜鯛日野草城/醜男ども手鉤な打ちそ桜鯛阿波野青畝/よこたへて金ほのめくや桜鯛
ナツロウバイニッコウキスゲシュロウワバミソウ↑麦↓オニグルミカラタネオガタマフウラン大竹孤悠/鶯菜洗ふや噴井あふれしめ石田あき子/井の水もけふ豊かなり鶯菜
春の季語/釈奠(せきてん)・おきまつり・釈菜・孔子祭・聖廟忌
ナツロウバイラショウモンカズラヤエヤマブキ↑ナニワイバラ↓マルバアオダモクマガイソウ↑サクラソウ↓ハッカクレン伊藤松宇/釈奠や厳かに師の曰く池上浩山人/石刷の軸多く掛けおき祭草津平/おきまつり夕日を桑の中におき春の季語/釈奠(せきてん)・おきまつり・釈菜・孔子祭・聖廟忌
霧降のヤマツツジ佐藤鬼房/野遊びの遠い人影三鬼亡し秋元不死男/支那街に揺るる焼肉西東忌三橋敏雄/三鬼忌のつひにしづかに吹くあらし
ランの仲間↑レンゲツツジサツキシャクヤク3枚ボタン↑ヒメシャガ↓橋本美代子/息入れて石鹸玉みな天にやる何者かぬけ出でゆけり牡丹寺/森青萄篠原梵/しやぼん玉底にも小さき太陽持つ
日光連山💬暦の立夏は過ぎましたが今週一杯は春の季語で運営しますミズキ↑ツリバナ↓コバンソウ↑ヤエヤマブキ↓日光連山↑東武日光線↓水原秋桜子/魚島の大鯛得たり旅路来て魚島や飛んでくる鳥逃げぬ魚/森青萄森川暁水/魚島の瀬戸の鷗の数知れず
ウツギ↑サギゴケとムラサキサギゴケとの交雑種↓サギゴケ↓↓原種スイセンオトコヨウゾメ3枚宇佐美魚目/くもの糸伊勢講の背に吹き流れ成瀬桜桃子/ぬけ参り嘘のつじつまあはせけり
ハルジオンとイチモンジセセリ↑カエデの実↓溪谷の藤ウワミズザクラ↑リンゴの花ヤマツツジ↑アセビ↓中川宗淵/風船を放てばもどる手許かなたそがれの渓藤真青ふりつのる/青萄沼田一二三/風船の中に顔あり風船屋
ミヤマヨメナウツギセイヨウジュウニヒトエ(アジュガ)端午の節句のぼり旗↑四ツ葉のクローバー↓ムラサキツユクサ↑ムラサキサギゴケ↓サギゴケ↓↓三好達治/街角の風を売るなり風車京極枸杞陽/風車とまりかすかに逆もどり
タツナミソウ↑カタバミレンプクソウ↑フタリシズカ↓チゴユリ↑ギンラン↓タンポポとスミレ↑キランソウ↓ハナイバナ↑斑入りアマドコロ↓南川成樹/野遊びの妹にして人の妻戦闘機来ぬ間の土塁ピクニック/青萄西東三鬼/野遊びの皆伏し彼等兵たりき
チゴユリ(稚児百合)レンゲソウ残花↑ユキザサ↓シラネアオイ大橋桜坡子/摘草の子に年問へば姉答へ嶋田摩耶子/摘草の吾を見に来しそこらの子ゆくりなく稚児百合膝下零れ咲く/青萄宮崎草餅/父が摘むあやしき草も籠の中
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松の花白花ムラサキツユクサ山田みづえ/木斛の花うすあをき別れかな竹田啞子/木斛の花降りつづく雨のあと
トキワナズナ・ヒナソウ昼蕎麦トキワナズナ上川井梨葉/敷紙や黒き板戸もあけ放ち室生犀星/渋ゆとんくちなしの花うつりけり本田あふひ/故郷は油団(ゆとん)に暗し客主
マタタビの花蕾涼風の座敷に寛ぐ老猫高田蝶衣/魚屑を鷗に投げつ沖膾百合山羽公/ただれ眼の漁夫の庖丁沖膾河東碧梧桐/沖膾流るると舟中の人知らず
オオムラサキツユクサニッコウキスゲ↑ハコネウツギ↓ハナショウブ菖蒲と勿忘草ワスレナグサ石橋秀野/短夜の看とり給ふも縁かなひとの短夜カミも仏も鬼もなし/パセリ与謝蕪村/短夜や蘆間流るる蟹の泡
高野素十/一汁の一菜の夏館かな宇野端/夏館主客の微笑木の間より
ゼンマイランチ八木林之助/水貝や父ばかりなる父の家曾祇もと子/水貝を出されて奈良の茶飯かな
抹茶↑ホタルブクロ↓コアジサイランチユキノシタ↑水琴窟↓参道石橋秀野/男手の瓜揉親子三人かな川端茅舎/胡瓜もみ蛙の匂ひしてあはれ
カラマツソウナワシロイチゴ昼蕎麦ヨツバヒヨドリ中村伸郞/冷奴つまらぬ賭に勝ちにけり加藤楸邨/兄弟の夕餉短し冷奴長谷川かな女/寝てしまう子の頼りなし冷奴
牡丹寺イヌショウマダイモンジソウゆば尽し皆吉爽雨/をけら焚くけむりかむりて書架と吾と飯田蛇笏/鬱々と蒼朮を焚くいとまかな
生ゆば温泉神社と山躑躅↑温泉神社と楓↓小川正策/灯の色の楓を前や初風炉籾山梓月/亡き人を正客にして風炉茶かな
一里塚首なし地蔵青木博史/走馬燈廻るあの世の子を連れて走馬燈つひつひ廻す皿のふち/パセリ西島麦南/走馬燈ながるゝごとく人老ゆる
ニッコウキスゲクサノオウ麦畠ホタル以前のことだがテキトーにシャッターを押してみればこの程度(笑)そもそも腕も根気も写す気力さえないただホタルに遊んでもらったが幸い岸本真紀郞/青野ゆく空のマッチを捨てきれずそば白く山々うすく田は青く/森パセリ与謝蕪村/おろし置く笈に地震(なへふる)なつ野かな
昼蕎麦天ざる↑韮蕎麦↓紫陽花川釣k浅井州風/ギブスして神なる笑ひ天花粉大溝白日夢/天花粉眠たき孫をうらがへす
ヤマアジサイ紫陽花に雨蛙ツバメシジミネジバナ石橋秀野/空梅雨や鳥指すほどの夕ぐれに梅雨暑し頭上一朶の雲もなし/森パセリ角川源義/デモの列に吾子はあらずや旱梅雨
日光杉並木ヤブアジサイ↑ノビネチドリ↓大野林火/蚤取粉買ふや夜の雲いらだたしDDT並びて噴かれ笑ひあふ/森パセリ平畑静塔/不吉なる音立て蚤取粉を噴ける
イワガラミヒョウタンボクホウチャクソウ尾崎三翠/閨鏡桃湯の肌を匂はせて桃葉湯泉下の客に身動ぎす/森パセリ岸白路/桃の葉を入れてあさけに風呂を焚く
山栗の花ガクアジサイヘビイチゴ水野菊枝/虎が雨と思ひはじめし深き闇音物(いんもつ)に弥勒と鬼神虎が雨/パセリ矢田挿雲/虎が雨化粧坂にて出逢ひける
アザミ↑ムラサキセンダイハギ↓田中冬二/梅雨の夜や妊るひとの鶴折れる竹森雄風/梅雨さらに長からむ女梳る毒は血の流れにまじり走梅雨/森パセリ佐藤瑠璃/青梅雨の雲つらぬけるあまつばめ
マタタビの半夏マタタビの蕾湯西川塩谷苔と水の森中島斌雄/多摩近く星多きわが露台かな福田蓼汀/灯の中に船の灯もある露台かな佐藤鬼房/祭すぎ花すぎ海のバルコニー日野草城/足もとに大阪眠る露台かな
タライに沢蟹岡野知十/水盤や藍絵の藍がぬれまさる森川暁水/水盤の蟹の游ぎの足けぶる水盤の設計施工チュートリアル/パセリ本田あふひ/水盤をめぐりて猫の水鏡
ヤマユリ蕾↑ハス蕾↓枯れ気味のアジサイ↓西東三鬼/光る森馬には馬の汗ながれ平畑静塔/神父の汗どつと惜し気もなし場末池内たけし/汗ばまず急がず歩くこれぞ虚子汗・玉の汗・汗ばむ・汗みどろ・汗匂ふ・汗水・油汗
紫陽花と合歓の花斎藤空華/短夜のあさきゆめみし寝冷かな海馬すでに失ひし刻合歓の花/森青萄久保田万太郎/あぢさいのいろの褪めしは寝冷かな
ワスレナグサ(エゾムラサキ)ヤマホタルブクロ↓今日はかなり気温が上ったため汗だくの散策でした💦ワスレナグサわつと振り向く水置き場/森青萄
オカトラノオの花茂呂緑二/虎の尾の花を抱き落つだんご蜂をかとらのを誰の遠忌か白き藪/森青萄虎尾草(とらのを)・をかとらのを・珍珠菜(ちんしゆさいを)
今夕の散歩コース(午後7時15分)↑ノリウツギの花↓↓滅びまであと僅かなり鳥の恋/森青萄
自家製初収穫トマト↑紫式部の花↓ムラサキセンダイハギの果実↓紫式部日記どーしても読みたくない/森青萄篠田悌二郎/トマト挘ぐ手を濡らしたりひた濡らす
シモツケ↑オオカナダモ↓宇佐美魚目/蛭蓆見るや用なき雨具手に妣(はは)の他たよるものなし蛭蓆(ひるむしろ)/森青萄
今日の散歩コース斜面にママコナ豊作姥百合の蕾↓亀鳴くや喫緊の緊急報道/森青萄同年に比すれば不憫かはづ鳴く/森青萄
今日の成果?八重ドクダミの群れツリバナの若い実↓ロスジェネの生くるは難し羽抜鶏/森青萄「ヤマセ来る」また海に向く考(ちち)の貌/森青萄
ワルナスビ(悪茄子)の花棘だらけポツンと捩り花↓悪役のこんなところにワルナスビ/森青萄ヒレハリソウ貧しき家族旅行して/森青萄
紫陽花のシチダンカ(七段花)線香花火果つ音地球ちぢむ音/森青萄五億年あはき非色のクラゲたち/森青萄
ショウマの仲間生き物は多様にくるふ泡立草/森青萄スマホからスマホに飛ばす螢かな/森青萄
雨上り近くの食品会社本店の生垣に金糸梅の園芸種のヒドコートヒベリカムカワセミの弾丸となる水無川(みずなしがわ)/森青萄虹を追ふ次のインターチェンジまで/森青萄
昨日のヤマユリ(日向でもまだまだ蕾)ヤマアジサイいうれいの来ぬ夏妣(はは)の長不在/森青萄母ふつとかき消ゆる日や祭笛/森青萄
アナベル青田↑余り苗↓加藤楸邨/鏡中の疲れし真顔夜の青田石橋秀野/書きだめて手紙ふところ青田道青田・青田道・青田波・青田風
午後7時20分とんでもなく禍々しい住宅地の夕焼け↑キリンソウ(黄輪草)↓ベンケイソウ科爆死して鉄アレイのこる夏の紅/森青萄
夏空↑手前十薬と奥が矢車草の花↓吠へよ夏空にショーシャンクの空に/森青萄
ヒメヤブラン↑山栗の花↓ニガイチゴの実黙(もだ)つづくアクロポリスの熱波かな/森青萄
エゴの猫足↑実生カジノキの幼木の葉↓西日負ひコブラボールは来て帰る/森青萄
近くの散歩午後6時頃の夏雲↑額紫陽花の色付き↓紫陽花や踊り子号のカフェテリア/森青萄