ネムの花盛り寝冷子❔小谷猫氏(=^ェ^=)秋元不死男/寝冷えして昼啼く鶏を悲しめり捨駒も犬死もなし炎帝戦/森パセリ阿部みどり女/髪こはして枕に沈む寝冷かな
ニリンソウ↑ジロボウエンゴサク↓フキの子ども↑マムシグサの子ども↓めんこい成田千空/馬耕追うひとり草木に風の渦太田緋吐子/馬耕すむ馬と山鳩ききながら馬耕(ばかう)
ニリンソウ↑ミツバツチグリ↓ヤマツツジとニガイチゴ↓林徹/春の土祖(おや)のごとくに牛立てり坂田文子/春の土尊きもののごとく踏む春の土・土匂ふ・土乾く
山の藤はこれからですね↑ニリンソウの中に(たぶん)蕨↓高田風人子/太陽を必ず画く子山笑ふ💬〈春山淡冶にして笑ふがごとし〉という中国宋代の山水画家・郭煕(かくき)の言葉から山笑うが春の季語になったという山笑ふ・笑ふ山
ウワミズザクラ(上溝桜)満開倒木にも耐え↓山の藤はまだまだでした飯田龍太/雪の峯しづかに春ののぼりゆく春の山・春嶺・春山辺
前に見た一輪草を目当てに行ったら…消えたみたいでね道沿いにジロボウエンゴサクが沢山初めはヤマエンゴサクかと思ったのですが〰️ジロボウかな?内藤鳴雪/夏近き吊手拭のそよぎかな石橋秀野/夏ちかし髪膚の寝汗拭(ので)ひ得ず小巻豆城/茶畑の月夜にはかに夏隣夏近し・夏隣る・夏隣
スミレこれはニョイスミレと覚えていましたが↓まぁどれもスミレということでご容赦を松本たかし/春雨にすこし濡れ来て火桶かな森田峠/師の家辞す春雨頬を打たば打て春雨傘初恋ならば赦さるる/森青萄春雨・膏雨(かうう)・春霖(しゆんりん)・春雨傘
山吹(ヤマブキ)💬季語<春陰>は物陰のことでなく春のくらい感じの曇り空のことを謂う<オマケ>土産物de夜食↓川本臥風/春陰の深き廂の中にあり佐野美智/春陰や独り身罪に似たるかに春陰(しゆんいん)
今日あたりは田に水が張られているのを多く見た既に田植えをされている場所もあった↑草木瓜↓まだはっきり開いていないシドミの花であるそろそろ朱色の山躑躅も咲き始めている山上樹実雄/ひと見えぬ苗代寒の鍬ひとつ名見崎新/頬冠りとれば苗代寒の顔苗代時(なはしろどき)・苗代寒
ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)飯田蛇笏/落葉松に峡田のすきて目借時中戸川朝人/目借どきいよよまろさの宋の壺蘊蓄を聞きて飲むアイリッシュコーヒー/森青萄蛙の目借り時(かわづのめかりどき)・めかり時
二ガイチゴの花↑カラスノエンドウの花↓💬〈麗か〉は体にかんじる暖かさではなく視覚的な春の感じを謂う石塚友二/うらゝかに何不安なき日のごとし山口青邨/吊革にぶらさがりてもうららかや為さぬことありてもよき日うららけし/森青萄麗(うらら)か・うららけし・麗日
カキドオシ(垣通し)↑街道の地蔵↓強風の吹き荒れる隙間をぬって日光裏街道散歩安住敦/春深し妻と愁ひを異にして中島斌雄/春深き月光触るる椅子にあり前田普羅/春更けて諸鳥啼くや雲の上春闌やままよ生体認証キー/森青萄春深し・春闌(はるたけなは・はるたく)・春更く
ガマズミ↑ムラサキケマン↓💬季語<暮春>は春の夕暮れのことではありません池内たけし/春暮るゝ花なき庭の落花かな芝不器男/人入つて門のこりたる暮春かなコンピューターの行動予測暮春欺く/森青萄暮の春・暮春・春の果
林檎の花咲き初(そ)む↑日光でも桜散り初む↓天野草秋子/空青しなほも落花を含みゐて三橋鷹女/めんどりよりをんどりかなしちるさくらチェーカーとすれちがふ橋飛花落花/森青萄落花(らくくわ)・花吹雪・飛花(ひか)
今日は散歩して光る湖面と5分咲き里桜森澄雄/三月風ひと日ひかりてはたと寒し平井照敏/風光るこころの端の千利休光風や湖面白砂のやうに吹く/森青萄風光る・光風・風眩し
ハナニラ↑赤銅の葉と白花が同時に展開するヤマザクラ↓ほぼほぼ満開に飯田龍太/晩年の父母あかつきの山ざくら臼田亜浪/山桜白きが上の月夜かな山桜セブンサムライといふウォッカ/森青萄山桜
スミレ正岡子規/のどかさや杖ついて庭を徘徊す中川宋淵/のどかさや雛子(ひよこ)の中の馬の顔長閑(のどか)・のどけし・駘蕩(たいとう)
ハナモモかな?↑道端のイヌナズナ↓晩春は近代になって使われはじめた季語有働亨/晩春のとろりと海や母郷見ゆ河合佳代子/晩春の一日母が奈良の旅季春のトチノミたつた一顆の熱狂/森青萄晩春・季春(きしゆん)・末の春
林床にニリンソウの群れ↑ポツンと落ちていた栃の実↓秋元不死男/老農に浅蜊水吐く四月かな相生垣瓜人/四月には魚も愚かになると云ふ四月聞く草の悲鳴もオーバーフロー/森青萄四月
今日の枝垂桜🌸気温上がり沸き立つように百花繚乱の兆し富安風生/まさおなる空よりしだれざくらかな大野林火/しだれざくら女の囲む中に垂る中村汀女/糸夜はみちのくの霧深く上空の哨戒ヘリやさくら垂る/森青萄枝垂桜(しだれざくら)・糸桜・しだり桜
大風と大雨の後ダンナの食用に土筆を摘みにいったちょっとしょっぱいつくだ煮になってしまったが…ダンナは春を実感するために土筆を食べないと気が済まないらしいほぼほぼコントロールの効かないワタシに命令はしないが…ソレトナク土筆の話題を振ってくるのだった💦石塚友二/疾風の竹の下なる土筆群植原抱芽/土筆汁一ひらの湯気あげにけり土筆下処理サイバーセキュリティ強化/森青萄土筆(つくし)・つくづくし・土筆摘む
林檎に先駈けて咲いた巴旦杏の花↑霜注意報が出ている日光石塚友二/晩霜の気配に澄めり星の空赤城さかえ/頬の痩せ肋の痩せや別れ霜晩霜(おそじも)・遅霜・別れ霜
大春荒れの日光連山↑ヤマザクラも咲きだす↓飛ばされそうな大風に湖面も波立つ甘茶とは木甘茶の葉と甘草の根を煎じた甘すぎる茶日光山輪王寺では五大明王像(木像)の秘仏初公開始まる池内たけし/甘茶仏すこしまがりて立ち給ふ日野草城/末法の甘茶を灌ぎたてまつる長屋秋蟬洞/狂女の手甘茶そそぎてきりもなし甘茶舐むメフィストフェレスの微笑/森青萄甘茶・五香水・甘茶仏
スーパーの帰りに急いで撮った駅前の桜雨がポツポツと来てこれから本降り福永耕二/レグホンの白が混みあふ花曇米谷静二/度はづれのわが寒がりや養花天さき伸ばすピークアウトや養花天/森青萄花曇(はなぐもり)・養花天
終焉のハクモクレン福田甲子雄/春昼や子が笛鳴らす遺族席平畑静塔/春昼や腑分して来したゞの顔スパイ防止法なき国の春昼/森青萄春昼(しゆんちう)・春真昼
青木月斗/大濤が動かしゐるや春の闇田村木国/春の闇渚も音をおさめけり春闇や量子コンピューターに影/森青萄春の闇・春闇
河川敷には赤松が多い※メタマテリアル(負の屈折率)平井照敏/雨雲の去りては到る松の花佐藤鬼房/松の花何せんと手をひらきたるメタマテリアルさみどりに松の花/森青萄松の花・松の蕊・十返りの松
杉田久女/水底に映れる影もぬるむなり佐藤鬼房/しなやかな子の蒙古痣(あざ)水温む水温むスペクタクルの水の地球(ほし)/森青萄水温む(みづぬるむ)・温む水
竹秋は陰暦3月の異名永井荷風/夕方や吹くともなしに竹の秋神保愷作/四五本の竹の秋なるあかるさよ大峯あきら/顔老いし鞍馬の鳶や竹の秋竹秋のサプライチェーン調ひぬ/森青萄竹の秋・竹秋(ちくしう)
ツノハシバミ↑アブラチャン↓ぼんやりと霞む春石田波郷/春宵やセロリを削る細身の刃下田明子/春宵の皆殺されし沙翁劇インセンティブなき千金の夜の悪寒/森青萄春の宵(はるのよひ)・春宵(しゆんせう)・千金の夜
様子を見に行った二度目の今日あちこちに咲き出して来ましたミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)天気は結構な荒れ模様でした岡本圭岳/四月馬鹿母より愚かなるはなし中島八重女/わが練り辛子に泣きて四月馬鹿ファストロープ降下つぎつぎ鶯神楽咲く/森青萄四月馬鹿・万愚節・エイプリルフール
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ネムの花盛り寝冷子❔小谷猫氏(=^ェ^=)秋元不死男/寝冷えして昼啼く鶏を悲しめり捨駒も犬死もなし炎帝戦/森パセリ阿部みどり女/髪こはして枕に沈む寝冷かな
ヒサカキの花モミジイチゴの実↑茶漬け↓山根村笛/国譲りの嚴真榊の花白しながさく清江/朝市や涼しき雨の榊売阿部みどり女/裏庭のさかきの花も卑しからず
松の花白花ムラサキツユクサ山田みづえ/木斛の花うすあをき別れかな竹田啞子/木斛の花降りつづく雨のあと
トキワナズナ・ヒナソウ昼蕎麦トキワナズナ上川井梨葉/敷紙や黒き板戸もあけ放ち室生犀星/渋ゆとんくちなしの花うつりけり本田あふひ/故郷は油団(ゆとん)に暗し客主
マタタビの花蕾涼風の座敷に寛ぐ老猫高田蝶衣/魚屑を鷗に投げつ沖膾百合山羽公/ただれ眼の漁夫の庖丁沖膾河東碧梧桐/沖膾流るると舟中の人知らず
オオムラサキツユクサニッコウキスゲ↑ハコネウツギ↓ハナショウブ菖蒲と勿忘草ワスレナグサ石橋秀野/短夜の看とり給ふも縁かなひとの短夜カミも仏も鬼もなし/パセリ与謝蕪村/短夜や蘆間流るる蟹の泡
高野素十/一汁の一菜の夏館かな宇野端/夏館主客の微笑木の間より
ゼンマイランチ八木林之助/水貝や父ばかりなる父の家曾祇もと子/水貝を出されて奈良の茶飯かな
抹茶↑ホタルブクロ↓コアジサイランチユキノシタ↑水琴窟↓参道石橋秀野/男手の瓜揉親子三人かな川端茅舎/胡瓜もみ蛙の匂ひしてあはれ
カラマツソウナワシロイチゴ昼蕎麦ヨツバヒヨドリ中村伸郞/冷奴つまらぬ賭に勝ちにけり加藤楸邨/兄弟の夕餉短し冷奴長谷川かな女/寝てしまう子の頼りなし冷奴
牡丹寺イヌショウマダイモンジソウゆば尽し皆吉爽雨/をけら焚くけむりかむりて書架と吾と飯田蛇笏/鬱々と蒼朮を焚くいとまかな
生ゆば温泉神社と山躑躅↑温泉神社と楓↓小川正策/灯の色の楓を前や初風炉籾山梓月/亡き人を正客にして風炉茶かな
一里塚首なし地蔵青木博史/走馬燈廻るあの世の子を連れて走馬燈つひつひ廻す皿のふち/パセリ西島麦南/走馬燈ながるゝごとく人老ゆる
ニッコウキスゲクサノオウ麦畠ホタル以前のことだがテキトーにシャッターを押してみればこの程度(笑)そもそも腕も根気も写す気力さえないただホタルに遊んでもらったが幸い岸本真紀郞/青野ゆく空のマッチを捨てきれずそば白く山々うすく田は青く/森パセリ与謝蕪村/おろし置く笈に地震(なへふる)なつ野かな
昼蕎麦天ざる↑韮蕎麦↓紫陽花川釣k浅井州風/ギブスして神なる笑ひ天花粉大溝白日夢/天花粉眠たき孫をうらがへす
ヤマアジサイ紫陽花に雨蛙ツバメシジミネジバナ石橋秀野/空梅雨や鳥指すほどの夕ぐれに梅雨暑し頭上一朶の雲もなし/森パセリ角川源義/デモの列に吾子はあらずや旱梅雨
日光杉並木ヤブアジサイ↑ノビネチドリ↓大野林火/蚤取粉買ふや夜の雲いらだたしDDT並びて噴かれ笑ひあふ/森パセリ平畑静塔/不吉なる音立て蚤取粉を噴ける
イワガラミヒョウタンボクホウチャクソウ尾崎三翠/閨鏡桃湯の肌を匂はせて桃葉湯泉下の客に身動ぎす/森パセリ岸白路/桃の葉を入れてあさけに風呂を焚く
山栗の花ガクアジサイヘビイチゴ水野菊枝/虎が雨と思ひはじめし深き闇音物(いんもつ)に弥勒と鬼神虎が雨/パセリ矢田挿雲/虎が雨化粧坂にて出逢ひける
アザミ↑ムラサキセンダイハギ↓田中冬二/梅雨の夜や妊るひとの鶴折れる竹森雄風/梅雨さらに長からむ女梳る毒は血の流れにまじり走梅雨/森パセリ佐藤瑠璃/青梅雨の雲つらぬけるあまつばめ
ヤマアジサイ↑消えたかに見えたが…貧相なアサザ↓山口誓子/行楽の日焼は撫でて消ゆるほど堀米秋良/さきがけて獣医の我の日焼せり小川軽舟/七夕や砂に落ちたる耳飾日焼・潮焼・日焼止め
西洋アジサイ↑ユッカ↓桔梗↓清原枴童/もとよりも淋しき命水中り森川暁水/貧乏のもらひぐすりや水中り水中り(みづあたり)
ヤマアジサイ↑ヤマブキの花後↓たぶんオルレアの花後↓森川暁水/一晩にかほのかはりぬ暑気中り林翔/低き蝶を見るに甘んず暑気中り暑気中り(しよきあたり)・暑さあたり・暑気負け・中暑
ヤマユリ蕾↑ハス蕾↓枯れ気味のアジサイ↓西東三鬼/光る森馬には馬の汗ながれ平畑静塔/神父の汗どつと惜し気もなし場末池内たけし/汗ばまず急がず歩くこれぞ虚子汗・玉の汗・汗ばむ・汗みどろ・汗匂ふ・汗水・油汗
紫陽花と合歓の花斎藤空華/短夜のあさきゆめみし寝冷かな海馬すでに失ひし刻合歓の花/森青萄久保田万太郎/あぢさいのいろの褪めしは寝冷かな
ワスレナグサ(エゾムラサキ)ヤマホタルブクロ↓今日はかなり気温が上ったため汗だくの散策でした💦ワスレナグサわつと振り向く水置き場/森青萄
オカトラノオの花茂呂緑二/虎の尾の花を抱き落つだんご蜂をかとらのを誰の遠忌か白き藪/森青萄虎尾草(とらのを)・をかとらのを・珍珠菜(ちんしゆさいを)
今夕の散歩コース(午後7時15分)↑ノリウツギの花↓↓滅びまであと僅かなり鳥の恋/森青萄
自家製初収穫トマト↑紫式部の花↓ムラサキセンダイハギの果実↓紫式部日記どーしても読みたくない/森青萄篠田悌二郎/トマト挘ぐ手を濡らしたりひた濡らす
シモツケ↑オオカナダモ↓宇佐美魚目/蛭蓆見るや用なき雨具手に妣(はは)の他たよるものなし蛭蓆(ひるむしろ)/森青萄
今日の散歩コース斜面にママコナ豊作姥百合の蕾↓亀鳴くや喫緊の緊急報道/森青萄同年に比すれば不憫かはづ鳴く/森青萄
今日の成果?八重ドクダミの群れツリバナの若い実↓ロスジェネの生くるは難し羽抜鶏/森青萄「ヤマセ来る」また海に向く考(ちち)の貌/森青萄
ワルナスビ(悪茄子)の花棘だらけポツンと捩り花↓悪役のこんなところにワルナスビ/森青萄ヒレハリソウ貧しき家族旅行して/森青萄
紫陽花のシチダンカ(七段花)線香花火果つ音地球ちぢむ音/森青萄五億年あはき非色のクラゲたち/森青萄
ショウマの仲間生き物は多様にくるふ泡立草/森青萄スマホからスマホに飛ばす螢かな/森青萄
雨上り近くの食品会社本店の生垣に金糸梅の園芸種のヒドコートヒベリカムカワセミの弾丸となる水無川(みずなしがわ)/森青萄虹を追ふ次のインターチェンジまで/森青萄
昨日のヤマユリ(日向でもまだまだ蕾)ヤマアジサイいうれいの来ぬ夏妣(はは)の長不在/森青萄母ふつとかき消ゆる日や祭笛/森青萄
アナベル青田↑余り苗↓加藤楸邨/鏡中の疲れし真顔夜の青田石橋秀野/書きだめて手紙ふところ青田道青田・青田道・青田波・青田風
午後7時20分とんでもなく禍々しい住宅地の夕焼け↑キリンソウ(黄輪草)↓ベンケイソウ科爆死して鉄アレイのこる夏の紅/森青萄
夏空↑手前十薬と奥が矢車草の花↓吠へよ夏空にショーシャンクの空に/森青萄