米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。
NYCを拠点として北米のメジャーな大会、マニアックな大会の参加レポートと、行く先々の「旅の写真館」をお届けしていきます。
2006年4月から8年半の長きに渡り、当ブログにお付き合いいただきありがとうございます。今後、大会レポート等の新しい記事は下記の新ブログに掲載いたします。375'sROADTOMARATHONHERO/アメリカ50州制覇とボストンへの道これまでに発表した完走記も順次リニューアルし、新ブログに移行する予定です。今後ともよろしくお願いいたします。ミナコヴィッチ★ブログ移行のお知らせ★
【大会レポート】第26回ヴァーモント・シティ・マラソン (26th Annual KeyBank Vermont City Marathon)
5月25日(日曜日)、ボストンから夜行バスで5時間、スキー観光の拠点都市としても知られるヴァーモント州バーリントンで開催されたヴァーモント・シティ・マラソンに参加する。米国24州目、通算47回目となるフルマラソン。全米第6位の広さを誇るシャンプレーン湖の絶景を楽しめるニューイングランド地方屈指の人気大会である。NY方面からのアクセスはグレイハウンド・バスが便利だ。前日少し早めの時間にボストンに入り、ボストンでカーボディナー。その後、夜11時発、早朝4時到着のバーリントン行きに乗る。バス・ターミナルのあるバーリントン空港は非常に綺麗で、待合所で食事もできるし、ダウンタウンまではタクシーで15分もあれば行ける。そして、この大会はゼッケンの当日ピックアップが可能なので(朝5時半から7時まで)、そのままレースに参加でき...【大会レポート】第26回ヴァーモント・シティ・マラソン(26thAnnualKeyBankVermontCityMarathon)
【大会レポート】2014年ブルックリン・ハーフマラソン (NYRR 5-Borough Series: Brooklyn Half)
5月17日(土曜日)、NYRR主催5地区シリーズのひとつ、ブルックリン・ハーフマラソンを走る。ここ数年で参加希望ランナーが急増し、今年はエントリー開始からたった数時間でソールドアウトとなった屈指の人気レース。自分が初めて参加した2005年当時は、当日エントリーも可能だったのだが・・・アメリカでも特定のレースに限って、日本国内並みのクリック戦争が勃発する勢いになってきた。この2005年を皮切りに、ブルックリン・ハーフは3回出場。過去の戦歴は以下の通り。2005年(47歳)1時間59分39秒(9:08/mile)・・・初ハーフ2006年(48歳)1時間48分15秒(8:15/mile)・・・PR更新2011年(53歳)1時間42分44秒(7:50/mile)・・・コース・レコードというわけで、今回は3年ぶり4回目の...【大会レポート】2014年ブルックリン・ハーフマラソン(NYRR5-BoroughSeries:BrooklynHalf)
【大会レポート】第118回ボストンマラソン(118th Boston Marathon)
マサチューセッツ州の愛国記念日(Patriot'sDay)にあたる4月21日(月曜日)。昨年、走暦10年目で念願の初出場を果たしたボストンマラソンに2年連続で出場する。今回は宿泊費を節約する目的もあり、土曜日にあらかじめ日帰りでゼッケン受け取りを済ませてから、1日休んで、月曜日の朝に夜行バスで再度ボストン入りするという方法を取ってみた。バスの中ではよく寝ることができたし、サウス・ステーションで朝食・着替えを済ませる時間的余裕もあり、体調も特に問題なさそうだったので、この方法はひとまず成功したように思えた。朝8時、ボストン・コモン公園に設けられた所定の場所に荷物を預け、ホプキントン行きのシャトルバスに乗る。1時間後、アスリートビレッジに到着。NYC・ボストン間の4時間20分よりも、この1時間のほうが長く感じた。郊...【大会レポート】第118回ボストンマラソン(118thBostonMarathon)
【大会レポート】スコットランド・ラン10K (2014 Scotland Run 10K)
4月5日(土曜日)、セントラルパークで開催された4月恒例の10Kレース「スコットランド・ラン」に参加。WHOLELOOP1周強のコースを時計回りに走った。このレースは2年ぶり6回目の出場になるのだが、数あるNYRR主催のレースの中では相性が良く、初10Kを含めるとPR達成4回。これはかなり高い確率である。2005年53分19秒(8:35/Mile)初10K2007年47分37秒(7:40/Mile)PR更新2008年46分35秒(7:31/Mile)PR更新2011年47分08秒(7:38/Mile)2012年46分32秒(7:30/Mile)PR更新(現在の自己ベスト)さて、願わくば今年は46分30秒を切りたいと思い、そのためには出遅れは許されないので、マイル7分30秒以内のロケットスタートを画策。入念なアッ...【大会レポート】スコットランド・ラン10K(2014ScotlandRun10K)
【大会レポート】フィラデルフィア・ラヴラン・ハーフマラソン(Philadelphia Love Run Half Marathon)
3月30日(日曜日)、フィラデルフィアで今年から新しく開催された春のハーフマラソン大会、その名も「ザ・ラヴラン・フィラデルフィア」に参加。NJ州を本拠地とする謎の団体「CGIRACING」主催によるイベントで、いかにも春爛漫にふさわしいネーミングが注目されたが、蓋を開けてみれば、あいにくの雨模様。いつも好天に恵まれる秋のロックンロール・フィリーとは対照的に、前途多難を思わせる船出となった。スタート/ゴール会場はロックンロール・フィリー(9月)やフィラデルフィアマラソン(11月)と同じフィラデルフィア美術館前の公園で、第1回大会にしては破格ともいえる7000名を超えるランナーが集まった。一応コラル分けもあるのだが、タイムの幅はかなり大雑把で(1時間30分から1時間45分まで同じコラル)、その上ゼッケンをチェックす...【大会レポート】フィラデルフィア・ラヴラン・ハーフマラソン(PhiladelphiaLoveRunHalfMarathon)
【大会レポート】2014年シャムロックマラソン(2014 Yuengling Shamrock Marathon):レース編
3月16日(日曜日)、アメリカ東海岸最大規模といわれるセント・パトリックのお祭りラン、ヴァージニアビーチのシャムロックマラソンを走る。2009年以来5年ぶりの出場。基本的に50州の大会は一度完走すれば「制覇」なので二度目を走ることはないのだが、この大会は運営も良く、季節のイベントとして楽しめるので、機会があればもう一度参加してみたいと思っていた。それがようやく5年越しに実現したのである。コースは基本的にフラットで記録は出やすい・・・というのが5年前に走った時の印象だったので(フィニッシュタイムは当時の自己ベストから1分44秒落ちの3時間49分06秒)、今回もそのつもりで当然のごとく好タイムを狙っていた。しかもレース当日の気温は8℃。午後3時頃から雨になるという予報はあったものの、レース中は曇り空。これだけを見れ...【大会レポート】2014年シャムロックマラソン(2014YuenglingShamrockMarathon):レース編
【大会レポート】2014年シャムロックマラソン(2014 Yuengling Shamrock Marathon):EXPO編
3月15日(土曜日)の早朝、アメリカ東海岸有数のリゾートとして名高いヴァージニアビーチに到着する。ここを訪れるのは2009年以来5年ぶり。チェサピーク湾から大西洋岸まで延々と続く砂浜は全長38マイル(約61.2km)におよび、世界で最も長いビーチとしてギネスブックにも登録されているほどのスケールである。ニューヨーク方面からヴァージニアビーチへのアクセスは夜行のグレイハウンド・バスが便利だ。夜9時15分発のノーフォーク行きに乗れば、寝ている間に着いてしまう。ノーフォークからはヴァージニアビーチ行きに乗り換えて40分程度。バス・ターミナルは海岸沿いのホテル街から1マイルほど離れているものの、ランナーにとってはたいした距離ではない。飛行機で行く手もあるのだが、料金は2倍以上するし、ノーフォーク空港からヴァージニアビー...【大会レポート】2014年シャムロックマラソン(2014YuenglingShamrockMarathon):EXPO編
【大会レポート】フローズン・ペンギン・ハーフマラソン(2014 NYCRUNS Frozen Penguin Half Marathon)
3月1日(土曜日)、56歳になってからの最初のレース、その名も「フローズン・ペンギン・ハーフマラソン」なる大会に参加する。会場はブルックリンのベイ・リッジ(NYCマラソンでヴェラザノ・ブリッジを渡り終えて最初に通過するイタリア系住民の多い区域)。主催はNYRRではなくNYCRUNSという謎の団体。先月行なわれたセントラルパーク・マラソンもこの団体が主催しているが、いかにも大都会なNYRRのレースに比べるとローカルな運営で、この日のレースも300名をわずかに超える程度のランナーが集まった。3月になるというのに、この週末はまたも冬の大寒波が襲来。-10℃に近い低温で夜が明け、午前10時のスタート時も間違いなく-5℃を下回っていたであろう。いくらウォーミング・アップしても体が温まらず、さながら南極大陸に生息する冷凍ペ...【大会レポート】フローズン・ペンギン・ハーフマラソン(2014NYCRUNSFrozenPenguinHalfMarathon)
アメリカで4番目に人口の多い都市、テキサス州ヒューストンは別名「スペースシティ(宇宙都市)」といわれる。それは市街地から車で1時間ほど離れた郊外に、かの有名なNASAのジョンソン・スペースセンターという宇宙開発の拠点があるからで、事実そのスペースセンターは現在でもヒューストン観光の目玉となっている。だからといって、ヒューストンの街が、まさしく宇宙的な素晴らしさに息を飲む場所に違いない・・・という期待を持って訪問すると、肩透かしを食うのは確実だろう。特にビジネスエリアとなっているダウンタウン地区は治安が良くない。近代的なメトロレールが走っている中心街でさえ、夜になると怪しい人影が徘徊する始末である。基本的に、ビジネスアワーが終わってしまえば、道を歩いている人はほとんどいない。用事があれば車で移動するのが、この街の...【旅の写真館】「宇宙都市」ヒューストンの光と影
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