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  • 学習の個別性

    70.理解と思考のあいだ さて「文章」を対象にした「速聴速記学習」に続いて、それについての感想をまとめ、主に言葉で表現する感想文学習に入ります。 ですから、この学習は、それまでの学習でその文章について理解したことが前提となります。 そこで言っておきたい

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    69.「速記」までに組み込まれた様々なはたらきの使用 書き出したものともとの文章との「照合」は、基本的には生徒自身がやります。 抜け落ちたものは、挿入のマークを付して横に書き出す、誤りは間違いに線を引いてそれも横に正しいものを書く、間違った漢字を正し

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    67.「速記」を支える「深層」ではたらきとその「確かめ」 さていよいよ「速記」です。前回の「普通に書ける」と「速記」の違いは、その聴いて書く際の、途中のプロセスを「意識」にあげることなく、「深層」で処理することで、素早く書き出せることです。「速記」が正

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    66.普通に書けること さて、「速記」と取り組むには、まず普通に「書ける」ことが前提になります。例えば、一画ごとに見て書き写すことしかできないとか、手が固くて普通に動かないとか、そういう生徒の場合はまず普通に書けるようにということが望まれるわけです。

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    65.つもり―できる―(衰えによる)つもり―(再び)できる 「速聴速記」について、まず、「話す」と「離す」を例に、「速聴」と「速記」をつなぐものとしてその間に「速解」が隠れているということに触れました。その「速解」については、それが「深層」での「意味」への

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    64.「やらないこと」が「できないこと」をもたらすということ 年をとると、それまで一一意識に上げて確かめるということをやらないでも次にあることが簡単に頭に上がりやれていたことができなくなるということがあります。 例えば出かけようとするときにハンカチをポ

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    63.隠れた感情が理解を妨げる 我々は、聞いたことに対して、即座に応答するそういうことをやります。聞いたことと、それに対する応答の間には、その聞いたことについての理解と、答えるための思考があり、それを言葉に変えての表現があるわけです。ですから、それらは

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    62.「話す」と「離す」の区別 「速聴速記」学習で、耳からの音声を文字に換えて書き出すということをやっているとあらためて気づくことがあります。 それは、音声を文字、特に「漢字」ですが、その漢字に変換するには同音異字のそれを瞬間に選択して漢字に換えること

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    61.気の共鳴の経験 我々は、自分の「あたま」の中でいろんなことを思い浮かべます。そして、それがどこから来るかと考えるとその奥から浮かび上がってくる、そんなことを経験します。その「あたま」の奥のことを、あえて「脳」と呼ばず「深層」というふうに、ある意味ぼ

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    60.「深層」での共鳴あるいは結びつきなぜ「深層」で、「速」とした「高速の処理」がなされるのかということについて、例えば、我々が「あたま」のなかでの「ことば」の使用を考えてみると、主に意識するのは「コトバ」ですが、そのときにその奥でその「意味」に関するさ

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    59.「聴く」と「音声のぶっつけ」の間 「間を無くす」ということの意味とそのやり方について、解り易いのは英語の「単語学習」です。 「英単語の学習」の中で、英語の音を聴いてその発音を真似るという学習があります。こう書くとそれを順にやることになるのですが、

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    58.「聴く」と「書く」の間 さて「聴いたこと」を書き出す学習に移ります。そこで普通に書き出すことと速記の違いです。 我々が聴いたことを書き出す際、普通にやっているのは、耳から聴く、それを意識し、それを書き出すということです。ですから、「耳で聞く」と「

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    57.「速記」は「速読・速解」の確かめでもある ここで紹介している「国語学習」は、「漢字語句の学習」から始まりました。それは、次の「文章」についての学習の準備でもあります。文章を構成している漢字語句の中に身についてないものがあれば、その文章の学習で最初か

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    56.速聴と授業の理解 「速聴」が身につくと、聞いたことをきちんと理解することに繋がりますから、生活していく上で役に立つわけですが、その中の解り易いれいが、「自主学習能力の育成」の中の短期目標として掲げた「授業を理解する」ということでしょう。 「速聴」

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    55.聴いたつもりを無くすには さて「聴く」を「速聴」のレベルまで学習することがなぜ必要かということについて、触れます。 ここまでは、「読む」について「読んだつもり」をなくすことが、例えば、学校の授業一つ取ってみても非常に大切だということでしたが、「聴

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    54.口真似と英語の音づくり 前回述べた「聴く」を三段階に分けたことについて少し説明します。 最初に「口真似」という言葉で現した行動段階の「聴く」ですが、「口で真似をする」というのは、「話す」ことでもありますが、「聴く」ということを、他者と共有すること

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    53.「速」ということ 次は「速聴速記」ですが、これは「速聴」と「速記」を結び付けたものです。結び付けたというのは、ただ、それを順にやるというだけではないということですが、まず、その前にその「速」ということについて触れておきます。 先に「読み」を取り上

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    52.「読む」は「読むだけ」に非ず 「音読」に伴う呼吸について触れたついでに、「読み」に関わる様々なことにふれておきます。 「読む」という言葉には、「黙読」だけではなく「音読」も当然含まれているわけです。その「音読」は「呼吸」を伴うということでした。

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    51.呼吸が身に付く ここで、音読と呼吸のことで生徒たちが、授業後の「感想ノート」に、こういうことを書いています。 この文章を音読する音読する際、合わせて指導されるのが姿勢を正すということです。つまり、立腰をするわけです。そこで、それをやっている子ども

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    50.読みの反復と句切り 音読による録音は、全文を余さず読み通すことですが、当初から全軍をそのまま読み通すとは限りません。生徒によって違います。 それは文章を分けて読み上げるということです。無論、最後は全文を一気に吹き込むことになりますが それはこの録

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    49.「音読」の準備 テープに録音するのは「速聴速記」の準備でもありますが、それ自体が「音読」による「読んだつもり」をなくすための学習でもあるわけです。 文章にきちんと目を通すことは、読んで理解するための最初の学習過程ですが、これがきちんと身についてい

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    48.国語学習はあらゆる教科のもと 生徒達は学校でいろんな教科を学ぶわけですが、日本であれば、その授業は、日本語を使用して行われます。外国語も、それを基に学びます。そこで、生徒たちが、授業をきちんと受けられるには、日本語の聞く・読む・話す・書くということ

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    47.「つもり」の行方 さて「読んだつもり」を主に取り上げましたが、それ以外にも「聴いたつもり」「考えたつもり」とか「覚えたつもり」とか、要するに学習過程に穴があるのに気づかない、そういうことを取り上げたわけです。 そこで、いわばこの「つもり」がそのま

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    46.それは無駄なことか? さて「読んだつもり」について取り上げたところで、それをなくすためにどういうことをやるかというと、その「読む」の最初の過程は「文字を正確に見る」ということです。それを「行動化する」一つの例が理解プリントの学習のところで取り上げた

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