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  • 学習の個別性

    45.自分でやることの深化―「行動→意識→深層」 「行動」と「意識」と「深層」は、人がやっていることを共有するために、SSAで使用している言葉でした。「行動」は、普通に見たり、聞いたり、話したり、書いたりしている行為、「意識」というのは、我々があたまの中

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    44.黙読を音読に換えることさて、生徒に声を出して読ませることで、その生徒がどこで詰まったかというと、漢字で書かれた数学用語などが幾つか読めない、したがって理解することもできないということが解りました。そうすると、彼の中で、文字を音声に置き換える、それ

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    43.読んだつもりの「みえる化」 「つもり」と「みえる化」ということについて、「読んだつもり」を例として取り上げてみましょう。 例えば、問題学習について、その学習過程を細かく見ると、最初にくるのは問題文の読解です。読解という過程を分けると「読」と「解」

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    42.学習過程の「みえる化」 しかし、そういう生徒がふえるのは、それまでの生徒たちへの指導があってのことですから、そのことに触れざるを得ません。 そこで、まず考えられるのは、まず生徒たちが自分で学習過程の全てを自分でやるということです。それまでの「教

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    41.生徒の意識の共鳴 前回、生徒が塾について、それを「自ら学ぶ場だ」と受け止めるための意識変革について言及しました。 生徒あるいは父兄がそう受け止めるためには、まずは、その方針を地域に浸透をはかることで、例えば、説明会などの広報活動とか、入会前の個人

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    40.「教えられるより自ら学ぶ」 前回触れた学習塾は、それまで学校にならっての授業形式を取っていた塾がほとんどです。ですから、その生徒たちにとって塾というのは、とにかく教師がいろいろ易しく教えてくれるものだということで通塾をしていたのでしょう。そこへ今

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    39.本人の自覚 学ぶ者中心の学習というと、その中心の中心は本人の自覚でしょう。そう考えてみると、その当たり前のことがそうなっていない、そう思えます。 人は生まれついていろいろなことを身に付けるのですが、その際、自分が学んでいるという自覚がなく、周囲に

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    38.あくまで本人の学習が中心 教師が生徒を指導する時、生徒を対象として外から見る、例えば教えてそれを生徒が内部で、いわば「消化」するわけですが、その速度は個々に、場合によって違います。 ですから、それを見守ると言っても限度があり、実際は「教える側」の

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    37.それが正しいは自分で確かめること 提供された知識を自分で理解し、それについて自分で考える、それを保証するということはどういうことでしょうか。 知識を提供する、最も多いのは言葉で伝えることになるでしょう。例えば武道とかスポーツとかで、ある種の技を伝

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    36.学習の個別性の保証 共通の知識を提供することとその知識の共有を強制することは違います。 その時々に共通の知識を提供することは、制度上はり得ることです。しかし、その知識を絶対化することなく、それについて考え場合によってはそれを否定する、そういう中か

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    35.知識の共有の強制 社会がまとまるために知識の共有を図ろうとするのは当たり前だとしても、それが行き過ぎるとその強制となるそれがあります。 本来の知識の共有は、その知識の修正をも伴うものであるべきです。それによって社会がより良いものに進歩発展すること

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    34.知識の共有について さて、知識のもとをたどるということで、生まれた時に置かれた環境の違いから学習機会の違いに触れました。 それを元にここの内部知識が形成され、その後学校に行く年齢になるわけです。 そこで供与される知識について考えて見るとします。

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    33.普遍性・共通性・個別性 前回、普遍性・共通性、それと個別性という言葉を突然持ち出したので、そのことについてふれておきます。 まずそれらの言葉がどういう意味で使われているかネットで検索してみました。普遍的の類語・言い換え表現は、あまねく・おしなべ

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    32.知識のもとをたどると 我々の学習を左右する一つとして、自身の内部知識が関わっているということで、その個々の違いについて考えるわけですが、その内部知識そのものが学習に由来するわけで、それは際限のない繰り返しになっているわけですが、それを人に伝える都合

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    31.多様な学習機会 「新規知識」の学習機会と言いことで、幼児の日常会話を基にした学校での教科学習を取り上げましたが、我々の知識形成に大きく影響を与えるものは、それだけではありません。それとは別にさまざまなメディアによる知識提供があり、それがもたらす学習

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    30.内部知識の個別性 ここで「問題を解く学習」について、そこで使用される知識についての個別性について考えてみます。 その使用される知識というのは内部から引き出せられるものでした。 では、それが誰にでも共通するのであるかというと、そうならないということ

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    29.知識の操作による解決 「問題学習」は「知識の使用」について学ぶ学習でした。 それを簡単に見て行くとします。算数・数学の「問題学習」で言えばその単元で学んだことについての文章問題について考えてみます。 そうすると最初に問題文を自分で「読んで理解す

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    28.知識の使用 算数・数学の「理解プリント」が、新しい知識を身に付けるための学習材とすると、それとともに作成された「問題プリント」は、その知識の使用を身に付けるためのものです。 基礎問題の学習には、既成の「問題集」を使用しても良いのですが、ここではそ

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    27.過渡的な学習材の使用 前回、学習材を使用しての学習は、「自分で知識源に触れて自分でまとめることができるようになるための前段階だ」と述べました。そのことに触れることにします。 「理解プリント」は教科書の内容を指導する側がまとめたものでした。それを頭

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    26.理解プリントによる学習 このブログのタイトルは「自習学習能力を育てる指導」です。SSAというのはそれを目指す塾の先生たちの集まりです。そこでその自主学習能力の育成について三つの目標を掲げられています。その一番最初は、短期目標として「授業を理解する」

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    25.学習材の使用で実現すること 以前、算数の「理解プリント」を用いての学習について、テレビで紹介されたことを、取り上げました。これは、学習材を使用しての学習で、どういうことが実現するかについての、外部の人に対するわかりやすい例と言えるでしょう。テレビ

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    24.基礎知識の理解 ひとりひとりが自分で確かめるという学習の例として、まずレポートテストを取り上げました。これは知識の応用問題に関するものでした。その前提にはさまざまな基礎知識の学習が必要です。 自分で理解し、自分で確かめるということは、小学校低学

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    23.「自己確認」を身に付ける 生徒が、読んだ内容を理解したことを確かめるやり方を指導するやり方はいろいろあります。それを、生徒の状況に合わせて選ぶわけです。 その確かめを自分でやることを「自己確認」とよんでいます。 そこで、その「自己確認」の意味

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自主学習能力を育てる指導
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