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  • 学習の個別性

    22.理解したことの確かめについて 我々が学習したことはここで深層とした内部に形成されるわけですが、その形成の過程が深層でなされ、その一部が意識に上がる、そうも言えるわけです。 「解ったつもり」であるとか「出来たつもり」であるとかいうのは、その学習の過

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    21. 「自己確認」を身に付ける 以前、SSAの教室の風景として、生徒が黙々と長時間学び続けている、先生は本を読んだりしてたまに応対しているということ、そして、生徒の「面壁」しての学習が、生徒を個別に指導しているうちに次第にそうなったとこと、その場面を初

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    20.「つもり」を無くすこと前回の小指を動かしていたつもりが、実際は思っていたように動いてなかったという例をなぜ持ち上げ出したかというと、自分でできていると思っていることを見て確かめたら、そうではなかったという意味で、自分の思い込みと実際の違いというのを

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    19.「深層」からの誤ったフィードバック 前回、本人が「解った」と言ったのに、実際には解ってなかったという話をしました。それには、本人が嘘をつくと言うこともありますが、ここで問題にしたいのは、本人がそう思っている場合のことです。 さて、その「解ったつも

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    18.「解ったつもり」について 前回、自分で確かめる場合に人を利用するということを言いました。例えば、何かをやってそれでよいかどうか人に訊くということがあるわけです。そうすると、「それと人に確かめを依存するということがどう違うか、同じではないか」というふ

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    17.自分で確かめること 我々は、何かをやったり考えたりする時にいろんなステップを踏みます。その時に、あるステップについて、そこで「解った」とか「できた」とかいうことを確認して、次のステップに進むわけです。多少複雑な思考や行動というのは全てそうではないで

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    16.人の評価と学ぶ「説(よろこ)び」 そこで、「理解」がうまくいくというのは、どういうことだろうと考えると、食べ物の消化がうまくいって、体内におさまる、そういうふうに、自分の中の「有機的システム」としたものに、しっくりしたものとして修まる、そういうことが

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    14.学習が時間で切られる 学校での授業は「時間割」が決められていると言いました。「時間割」は、文字通り時間を割るわけです。それは「わかるまでやる」とか「できるまでやる」としようとすることに、待ったをかけることになります。時間がくれば、教師が教えてくれ

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    13.「知識」の壁をどうするか。 授業は教科として分けられた「知識」を授けるものですが、それは子供達がその以前に生活の中で一つの繋がったものであるとして経験したものを分割しつながりを失わせるということを引き起こします。解りやすいのは、我々が経験する世界

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    12.教師の「ことば」と生徒の「ことば」 さて、今の社会では、子供が一定の年齢になると学校へいくことになります。 そこではだいたい次のような仕組みになっています。同じ年齢の子は同じ学年ということになり、学年ごとに分けられますクラスに属して、教育されるそ

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    11.個々の「ことば」の形成 そこで「知識」について、そのもとを探ってみますが、その中核を担うのが、人間の「コミュニケーション」「思考」「自己統制」の手段としてはたらくとされる「ことば」です。そこで、その「ことば」が我々のあたまの中に形成される過程を考

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    10.生きることと学ぶこと 生徒の学習指導の前提として、そもそも学習そのものが個別性があるということですが、そこで、その「学習の個別性」についてですが、考えてみれば、我々は、自分で生きていく過程そのものが、何らかの学習になっているわけです。そして、そこで

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    9.学習の個別性に応じて さて「聴解」を例に、どの生徒も入塾時に一応同じ学習法を指導することから入って、その後は、個々に応じた指導に入る、その際、その学習法で、使用するそれぞれの器官の働きを把握することが前提になるということで、その器官が例えば手でれば、

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    8.「意思」の個別性我々が何かをやろうとする時、あたまの中で考えを巡らせて、それを決めるということがあります。また、前回出てきたように、考えることなく感情に振り回されて何かをやってしまうそういうこともあります。この二つを少し考えています。前者の、あたま

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    7.心ここにあらざれば 「意思」のことで、思い出したことばがあります。 『心ここにあらざれば視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず、此れを“身を脩(おさ)むるはその心を正すに在り”と謂う』(意訳)心が他のことに奪われていては、注意

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    6.「意思」と「意志」 ここでその「意思」としたことについて少し触れておきます。「聴解」ということを考えたときに、一番身近な例として思い浮かぶのは、学校で授業中に教師の話に耳を傾けることです。その時に誰もが経験したことがあるであろうことの中に、「あたま

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    5. 「聴解力」の前提は、その聴くことの「選択」 さて「学習法」の中に組み込まれた「聴解」について取り上げています。「学習法」の指導は、普通入塾した生徒に一対一で順序に従ってやるわけです。それは、ある意味型通りの指導です。「このテープを聴いて、それを覚え

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    4.「意味」に換えるはたらき さて「聴解」の「解」の方の、個々のはたらきについて、これについては先に「ことばの個別性」のところで取り上げたことです。 我々が何かの言葉を聞いた時、それを深層で意味に換えます。そのはたらきです。それには、そのことばを構成

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    3.「音声」を聴き分けるはたらき さて、「聴解」を例にそこで使用される器官の「はたらき」の「個別性」について取り上げてみます。「聴解」を、おおざっぱに、「聴」と「解」に分けるとします。「聴解」の「聴」の方は、外からの音波動を音声に換えるはたらきのことで

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    2.その器官はだれの器官か 前回、「誰の手か」という問いかけをしました。 さて、指導者の研修では、まず人の思考や行動を三層フローチャートで分析しました。その後、学習法の研修に取り掛かる前に機能図というのを使って「機能分析」という研修を行うのですが、そ

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    1.それはだれの手か 整体の教室で時々こういうことを見かけることがあります。 先輩、仮にAさんとよぶとします、その人が後輩のBさんを指導しています。それで、クライアント役の人に手を当てて、はたらきかけます。クライアントは、自分の中に起きた反応を伝え

  • 「自分でやること」の理解

    100.自分でやることと、人に頼ることの違い ここ数回、(ここで言う)「深層」について取り上げてきました。そこで、その「深層」について、「行動」と「意識」との違いとして、「人にもわからないが自分にもわからない」と言いました。そして、個々人が自身の「思考」

  • 「自分でやること」の理解

    99.意識の深層への拡がりと自己の確立 自分のやっていることを自分で理解するというと、そんなことは簡単だと思われるかもしれません。自分のことは自分が、一番わかっているという思い込みです。 SSAの教室では、生徒たちが毎回10分、「立腰」をします。これを

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自主学習能力を育てる指導
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