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  • 「教える」の意味

    94.全機現と組織―民主か専制か 全機現という言葉は、組織の運用について言及する際も、よく使用されます。組織の一人一人が情報を共有し、それぞれがその役割を果たすことで、組織全体がめざすことが効率的に成し遂げられるということでしょう。 そこで、組織の運用

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    93.「全機現」と「ムカデの寓話」 「全機現」という言葉があります。これは禅の言葉で「人が持っている全ての機能(はたらき)を現す 」ことです。「座禅」、ひいては「立腰」は、それを目指すものということです。 そこで、もう一つ、「ムカデの寓話」というのがあ

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    92.「立腰」と「速記」 我々は、「からだ」を動かすとき、普通は、特定の部位を意識してそこを動かそうとします。しかし、それでその部位がスムーズに動くかというと、そうはいきません。なぜなら、それは、他の部位とつながりそれと連動して動くからです。それは指一つ

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    91.極意と次元変換ところで、武道とか芸道とか言われる分野での「ことば」の使用を考えると、その極意とされることの伝達には、この「心」を無にするとか、「空」にするとかいうようなことを言って、直接具体的な言葉を使用しない、ということがあります。「心」を「無

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    90.「能力」の限定と解放 「専門的知識」ということばがあります。「専門」というのは、限られた分野の学問や職業を意味しますから、そこで使われる言葉は、その閉じられた世界を超えると、論理的でない、不正確である、そんな扱いをされるようです。つまり、その「こと

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    89.窮屈な「ことば」と自由な「ことば」 「こころ」は「からだ」のはたらきを受け止める、「からだ」は「こころ」によって働かされる、つまり、相互依存とでもいうような関係にあるとでもいうのでしょうか。では、それと「ことば」とのあいだはどうなっているのでしょ

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    88.「からだ」と「こころ」 「日本語」は、「外来語」と「和語」から成り立っているとされています。 そこで、「心」を訓読みすると「こころ」、「体」を訓読みすると「からだ」となります。古来の日本人がそうよんでいたとすれば、それはどこから来たのだろうと考え

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    87.刺激→「体癖」→反応 人の「からだ」は、様々な刺激に対して、反応します。そういうふうにできています。その反応というのは、言葉をかえて言えば感受性であり、その刺激には、いろいろあります。環境のもたらす刺激もあれば、人の働きかけ、「コトバ」もその一つで

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    86.性格と体癖 「感情」の問題を取り上げたのは、いわゆる「こころ」と「からだ」の観かたについて、それを別のものとする人の多くは、「こころ」を優位に考え勝ちで、物事を考えるとき、そういうアプローチをするわけです。そして、そういう人は「からだ」というと、こ

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    85.「感情」を生み出す「からだ」 「活元運動」の集まりで、指導する先生が生徒の背骨を観て、「今日は何かありましたか」と尋ねることがあります。その日の出来事での感情が発散されないでからだに残っていて、それでそういうやり取りになるわけです。 こういうふう

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    84.「観える」ことで、「見える」指導が違う 自己の中のつながりを観る、他者とのつながりを実感する、外界とのつながりを受け止める、こういうふうなことをやる中で、生徒について「観える」ものが変わってきます。 「姿勢」という言葉がありますが、それは「姿」

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    83.自己と外界とのつながり 次に、自分の「からだ」と外界の目に見えないはたらきとのつながりの実感を持てるようにすることです。 例えば「外界」と自分の「気」のつながりは、普通見えません。普通、というのは、人によっては、「オーラ」といわれるように、外気を

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    82.自己のからだと他者のからだのつながり 自分の中の「内のからだ」についての実感が得られると、それを介して、他者の観かたが変わってきます。 解りやすいのは、「気の感覚」を通しての「自己のからだ」と「他者のからだ」のつながりです。「自己のからだ」と「他

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    81.「外のからだ」の「内のからだ」によるつながり そこで、その「内のからだ」を観る力です。 無論、「からだ」の内側など、「見る」ことはできません。しかし、外から「観察」はできます。そこで、まず、自分の中での「からだ」のつながりを身に付けることです。

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    80.「ことば」で「教える」限界 「教える」際、中心になる手段は「ことば」でしょう。 その言葉を使ったことで起きるミスコミュニケーションは、言葉が不自然な歪みをもたらす欠陥を持っていることを表しているのではないでしょうか。 前回取り上げた「学習障害」

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    79. 本人に届くか 実践の中での確かめとして、わかりやすいのは、様々な学習障害と言われる子供への対応です。「あなたは人と劣っていない」(優劣が前提)と言い聞かせながら、知識をわかりやすい(と思える)言葉で詳しく「教え込む」ことと、そもそもそんなもの(人の優

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    78. 「からだ」と「こころ」―「一体」であり「相即」である。 「神経科学」の知識を基に考えると、「知情意」のはたらきは、「身体」を基にしていることになります。しかし、一方でその「身体」を我々は自分の意志で動かしているわけで、そうことからすれば、その逆も言

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    77.「からだから押さえてかかる」とは? なぜ、「からだから押さえてかかる」という「ことば」が発せられなければならったかというと、そこに「からだ」の軽視が前提としてある、ということが考えられます。では、「からだ」を軽視する人々は、何を重視するかということ

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    76.「自然なはたらき」と「からだ」 問題解決のための「自然な働き」を生み出すものを考えるうえで、現実の教育では、普通に言う「からだ」を除いて考えているのではないか、と思えます。「思考」ということばと結びつくものとして、視野に置くべきは「こころ」とか「あ

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    75.「問題」が「知識」に働きかける 「根本解決」について、「知識」としての「本」がある「根」があると述べました。 ただ、「問題」の解決を支える「根本」としては、「知識」以外にもあります。 「算数」の問題の例での「解決」への「思考過程」について、まず

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    74.「根本解決」と「知識」の「ここまで」 「問題」の「レポート学習」での、「根本解決」について指導する際、どこまでを「根本」とするか、「知識」のつながりを考えれば、その広がり、深まりには、限界がありません。それをその時の学習課題としてどこまでとするか、

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    74.「根本解決」と「ここまで」 「問題」の「レポート学習」での、「根本解決」について指導する際、どこまでを「根本」とするか、「知識」のつながりを考えれば、その広がり、深まりには、限界がありません。それをその時の学習課題としてどこまでとするか、一応考えて

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    73.「原因分析」「根本解決」「表現工夫」 「問題」のもたらす「過ち」から逃げないで対処することを身につける学習の具体例の一つが、「レポートテスト」です。その「レポートテスト」で重要なのは、「原因分析」「根本解決」「表現工夫」の三つです。 「問題ができ

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    72.問題から逃げるな、間違いを放置するな 問題と取り組むと、間違えることがあります。その誤答を「過ち」と読み替えると、「論語」にある、孔子が「過ち」について述べた言葉が思い浮かびます。 子曰(しいわく)、過ちて改めざる、是(これ)を過ちと謂(い)

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