静岡蒸溜所見学、大麦麦芽(モルト)の粉砕工程を伺ったら次は糖化工程、静岡蒸溜所は導線がとても良く壁1枚挟んで直ぐ隣りにマッシュタン(糖化槽)が設置してありました。 ちなみにマッシュタンは日本の三宅製作所製、それで1回の仕込みにモルト1トン使うそうですがそれに対しお湯を2回加えて麦汁を取るそうです。 因みに1回目のお湯は4,000リッター、温度は75~80度、そして2回目が2,000リッターで温度は90度弱だそうです。 また静岡蒸溜所では珍しく3回目のお湯は投入しないそうです。 多くのモルトウイスキー蒸溜所では3回乃至4回投入しているので、これは珍しいです。 まあ他の蒸溜所では3回目4回目のお湯…
さて、ウォッシュバック(発酵槽)の容量や数に材質を伺った次に見せて頂いたのは所謂ミリングルーム(麦芽粉砕室)、入って直ぐの場所には大きな鉄製のサイロ(大麦麦芽を入れておくタンク)があり、このサイロには30トン以上の大麦麦芽が貯蔵出来るそうです。 そしてその隣りにはグレーンセパレーターとディストーナーという大麦麦芽をサイロからモルトミル(麦芽粉砕機)に移す前にゴミや小石を取り除くための機械が設置されています。 左写真がグレーンセパレーターで、このグレーンセパレーターの下部にディストーナーがあります。 静岡蒸溜所では静岡産含め国産の大麦も使用しているそうですが、やはりスコットランド産の大麦が多く、…
先日の日曜日、当店のお客様ともどもガイアフロー静岡蒸溜所を見学させてもらいました。 蒸溜所が出来てからもう直ぐ4年、やっと見学することが出来ました。 ただ静岡蒸溜所が誕生してから4年近い訳ですから当然蒸溜所のホームページやこれまでに蒸溜所を訪れた皆さんが書かれたブログ、またYou Tubeなど蒸溜所の情報はたくさん発信されているので、自分が見学してきた話は書かなくてもとも思ったんですが、凄く丁寧に案内して頂き、また情報として文字や映像で見るのとは感動も違ったので、ここでも文字や写真になってしまいますが簡単に紹介出来ればと思います。 さて、ガイアフロー静岡蒸溜所、見学は事前予約制となっています。…
「ブログリーダー」を活用して、あるじさんをフォローしませんか?