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嬉野市
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長崎県
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2008/09/11

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  • (五島弁)どあってんこあってん

    ◆どあってんこあってん・・・どうしてもこうしてもなにがなんでも【用例】◎◎は痛風でいたかめにおーちょっとけ、どあってんこあってん、食ぶごちゃっもんは食ぶっとちゆっ、真子や白子ばしゃーしゃ食ぶっとで、再発が心配ち奥さんのくどめっじょったよ。【一般語訳】◎◎は痛風で痛い目をみているのに、どうしてもこうしても、食べたいものは食べると言って、真子や白子をしょっちゅう食べるので、再発が心配だと奥さんがグチってたよ。(五島弁)どあってんこあってん

  • (五島弁)つんび

    ◆つんび・・・独楽の芯【用例】やすりでツンビばしっかっ研いであっどが独楽ば片っ端かっこっかってくるって!【一般語訳】やすりで独楽の芯をしっかり研いであいつらの独楽を片っ端から打ち割ってやるぞ!☆子供の遊びは大人の世界の予行演習の側面もあったのか、弱肉強食の厳しさとルールには悔しくても従い恨みを残したりしないし、汚いことをする奴は仲間に入れないということもあった。私たちのこどもの頃の投げ独楽では、負けた順に場に出し、後から場に出す物は場に出ている独楽に当ててキズを付けたり割ったりするのが勲章だった。さながら果し合いのようなことをやっていたのだから、今思うと恐ろしい。でも楽しかった。(五島弁)つんび(思い出話の余談付き)

  • (五島弁)ぼっば

    ◆ぼっば・・・神社のお祭りの時に現れる獅子【用例】子どもん時はボッバに噛んでもらえば病気ばせんちいう迷信のあって、よう親にボッバんところに連れて行かれよったよ。【一般語訳】子どもの時はボッバに噛んでもらえば病気をしないという迷信があって、よく親にボッバのところに連れて行かれていたよ。☆祭りの時に神輿の巡行に随伴する天狗とボッバを小学生高学年になるとはやし立てて怒った天狗とボッバに追いかけられるスリルを楽しんでいました。天狗に追いつかれると容赦なく杖で叩かれるので必死で逃げました。(見出し画像は五島市福江の石田城近くの五島家家中屋敷遺構)(五島弁)ぼっば

  • (五島弁)ぼうまんふっ

    ◆ぼうまんふっ・・・のぼせるあわてふためく我を見失う頭が真っ白になる【用例】はよせれ、はよせれ、ちせかされっ、ぼうまんふって出てきたらスマホも財布も忘れっしもちょってオージョコージョしたっち。【一般語訳】早くしろ、早くしろってせかされて、あわてふためいて出てきたらスマホも財布も忘れてしまっていてニッチモサッチモいかなかったよ。(五島弁)ぼうまんふっ

  • (五島弁)かとっぽ かっとっぽ

    ◆かとっぽ・・・ハコフグ(魚名・顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系フグ目フグ亜目ハコフグ科ハコフグ属)【用例】かとっぽん味噌焼は名物でうんまかち評判じゃばって、魚屋さんで売っちょっとは見たこっのなかてんなかなか食べられんね。【一般語訳】ハコフグの味噌焼は名物で美味しいって評判だけれども、魚屋さんで売っているのは見たことがないからなかなか食べられないね。(見出し画像は友人提供のもので五島市の海)(五島弁)かとっぽ

  • (五島弁)ぼっくっ

    ◆ぼっくっ・・・たっぷり多めに必要より多く過剰に強く【用例】ラーメンにニンニクばぼっくっ入れたてん、我ながら臭(くさ)かよ。【一般語訳】ラーメンにニンニクをたっぷり入れたから、我ながら臭いよ。(見出し画像は五島市福江の石田城の舟入遺構)(五島弁)ぼっくっ

  • (五島弁)たっつけ

  • (五島弁)やうっやんご

    ◆やうっやんご・・・一家総出【用例】正月んついたちはやうっやんごで遊びに来なはれ。たいしたゴッツはなかばってん、準備しちょってな。【一般語訳】正月のついたちは一家総出で遊びに来なさいよ。たいしたごちそうはないけれども、準備してるからね。(五島弁)やうっやんご

  • (五島弁)くさぶ くさっ(魚名方言)

    ◆くさぶくさっ・・・ベラキュウセン【用例】くさぶば釣っとはおもしろかっぞ。食い意地ん張っちょってん、すぐ食いつくし、エサば横取りされんごてさっと逃ぐっもんじゃてん引きも強かもんね。【一般語訳】ベラを釣るのはおもしろいんだぞ。食い意地が張っているもんだから、すぐ食いつくし、エサを横取りされないようにさっと逃げるものだから引きも強いんだよね。(見出し画像は市場魚貝類図鑑サイトより)(五島弁)くさぶくさっ(魚名方言)

  • (五島弁)いっちょん

    ◆いっちょん・・・(否定を伴って)少しも・・ないちっとも・・ない【用例①】こんビールはいっちょん冷えちょらんじゃん【一般語訳】このビールはちっとも冷えていないじゃないか【用例②】A.ざまに薄着して寒かっじゃなかっか?B.うんにゃ、いっちょん寒うなかよ。【一般語訳】A.とても薄着して寒いんじゃないか?B.いいや、少しも寒くないよ。【用例③】A.旅行資金は貯まったっか?B.呑んでばっかっおってんいっちょん貯まらん。【一般語訳】A.旅行資金は貯まったのか?B.呑んでばかりいるからちっとも貯まらん。(見出し画像は五島市福江の石田城蹴出門)(五島弁)いっちょん

  • (五島弁)ばらもん

    ◆ばらもん・・・強い人信念のある人勇気のある人【用例】うちん親父は古か人じゃったてん「自ら顧みてなおくんば、千万人たりとも我行かん」の精神がばらもん魂ぞ、ち昔ん教えば俺(お)っに叩(たた)っこんだっち。そっが頑固になった原因のごちゃっ。【一般語訳】うちの親父は古い人だったから「自ら顧みてなおくんば、千万人たりとも我行かん」の精神がばらもん魂ぞ、なんて昔の教えを俺に叩きこんだんだよ。それが頑固になった原因みたいだ。(見出し画像は五島工芸の兜に噛みつくばらもん凧)(五島弁)ばらもん

  • (五島弁)しゃじゃ しゃじゃんしっぽ

    ◆しゃじゃ・・・さざえ◆しゃじゃんしっぽ・・・さざえの肝【用例】しゃじゃん壺焼ば食ぶっ時は、3寸ぐらいの釘ば用意しちょって、そっば使(つこ)っくるくるくるーちじょうずに回しながら身ば出せばしゃじゃんしっぽまできれいに出てくっとぞ。【一般語訳】さざえの壺焼を食べる時は、3寸ぐらいの釘を用意しておいて、それを使ってくるくるくるーとじょうずに回しながら身を出せばさざえの肝まできれいに出てくるぞ。(見出し画像は友人提供のもので五島の海の幸)(五島弁)しゃじゃしゃじゃんしっぽ

  • (五島弁)またんたび

    ◆またんたび・・・次回そのうち【用例】あいたー、せっかっ来たばって臨時休業よ。しょんなか、またんたびじゃね。【一般語訳】あらら、せっかく来たけど臨時休業だ。しかたがない。またの機会に。(五島弁)またんたび

  • (五島弁)しゃーしゃ

    ◆しゃーしゃ・・・しょっちゅうたびたび【用例】昨日のバーベキューん時に食べたスペアリブのざまにうんまかったっち。こんにうんまかスペアリブならしゃーしゃ焼いて食ぶごちゃーち言うたら、めったに手に入らんヨカ肉ちいうこっじゃたよ。【一般語訳】昨日のバーベキューの時に食べたスペアリブがとても美味しかったんだ。こんなに美味しいスペアリブならしょっちゅう焼いて食べたいね、と言ったら、めったに手に入らない良い状態の肉だったんだって。(五島弁)しゃーしゃ

  • (五島弁・言葉遊び・早口言葉) ばっかぶったっかぶっしかぶっ

    ◆ばっかぶったっかぶっしかぶっ・ばっかぶっ・・・罰当たり・たっかぶっ・・・下痢便を漏らす・しかぶっ・・・小便を漏らす(見出し画像は五島民芸・工芸品のバラモン凧)(五島弁・言葉遊び・早口言葉)ばっかぶったっかぶっしかぶっ

  • (五島弁)とっしょれ

    ◆とっしょれ・・・年寄り老人【用例】A.「明日は昼かっ病院に行ってくって。」B.「朝んうちかっ行ってこいばよかじゃん。」A.「朝んうちはとっしょればっかっで待たさるっもん。」【一般語訳】A.「明日は昼から病院に行ってくるから。」B.「朝のうちから行ってこいばいいじゃないか。」A.「朝のうちは年寄りばかりで待たされるからね。」(見出し画像は五島市福江の石田城近くの講武所遺構)(五島弁)とっしょれ

  • (五島弁)ぬっだらしか ぬっだらひか

    ◆ぬっだらしかぬっだらひか・・・じめじめして暑苦しい蒸し暑い【用例】よいよ地球ん環境はうっくえじょっごちゃっよ。二三日(にさんち)せれば彼岸ちゆうとけぬっだらしゅしてぬっだらしゅして寝られんよ。【一般語訳】ついに地球の環境は破壊されてしまったみたいだ。もう二三日(にさんにち)すればお彼岸だというのに蒸し暑くて蒸し暑くて眠れないよ。(見出し画像は友人提供のもの。五島市福江の鬼岳から海を望む)(五島弁)ぬっだらしかぬっだらひか

  • (五島弁)へっちゃごっ

    ◆へっちゃごっ・・・あべこべつじつまがあわない【用例】あいたこらしもた。へっちゃごっばしてTシャツばうしろまえに着てしもた。【一般語訳】ありゃりゃ、あべこべなことをしてしまってTシャツをうしろまえに着てしまった。(五島弁)へっちゃごっ

  • (五島弁)どた

    ◆どた・・・シロアリ白蟻【用例】あそこん崩れかけた空き家もさっさっ解体せんば、どたん巣になってしもっ、周りん家まんやられっしまうぞ。【一般語訳】あそこの崩れかけた空き家もさっさと解体しないと、シロアリの巣になってしまって、周りの家まで食い荒れらされてしまうぞ。(見出し画像は五島市福江の石田城)(五島弁)どた

  • (五島弁)けとっ

    ◆けとっ・・・闘鶏闘鶏用のシャモ【用例】近ごろは、しよっモンのおっとじゃろおらんとじゃろ知らんばって、こどもの頃はけとっ ばすっオンツァのおってけとっば飼(こ)うちょっ人のおったよ。なんじゃろちっとばっかっあっぱかったね。【一般語訳】近ごろは、やっている人がいるんだかいないんだかしらなおけれども、こどもの頃は闘鶏をするオジサンが居てシャモを飼っている人が居た。なんだかちょっと怖い雰囲気があったな。(五島弁)けとっ

  • (五島弁)しゃまぎっ

    ◆しゃまぎっ・・・でしゃばる【用例】キャンプん時に〇〇がしゃまぎってびゃあらばいっぴゃこっぴゃくぶっもんじゃてん飯盒の飯の半分焦がれておーじょこーじょしたっち。【一般語訳】キャンプの時に〇〇がでしゃばって木の枝をたくさんくべるものだから飯盒の飯の半分が焦げて困り果てたよ。☆びゃあら・・・焚きつけに使うような木の枝(五島弁)しゃまぎっ

  • (五島弁)つっきょま

    ◆つっきょま・・・月夜間満月前後の休漁機関【用例】刺身ば買いに◎◎魚屋に行ったら養殖もんしか残っちょらんじゃったよ。「つっきょまで天然魚ん入っちょらんとよな」ちいう話じゃったよ。【一般語訳】刺身を買いに◎◎魚屋に行ったら養殖ものしか残っていなかったよ。「月夜間で天然魚が入っていないんですよ」という話だったよ。(五島弁)つっきょま

  • (五島弁)にやにやすっ

    ◆にやにやすっ・・・腹がなんとなく痛い腹がしくしくする【用例】あいたぁ。食べたもんのいなかったっじゃろ、腹んにやにやすっよ。【一般語訳】あいたぁ。食べたものがいけなかったんだか、腹がしくしくするよ。(画像は2010年に旧福江市内で撮ったものです)(五島弁)にやにやすっ

  • (五島弁)ほねがましか

    ◆骨がましか・・・骨が多かったり硬かったりして食べにくい【用例】ほねがましか魚ば食ぶっときはやたくっなよ。のどにひっかければ一歩まちがえば命取りになっとぞ。【一般語訳】骨が硬い魚を食べる時にはおしゃべりはするなよ。のどにつかえさせると一歩まちがえば命取りになるんだぞ。☆やたくっ・・・過度におしゃべりをする☆ひっかく・・・誤嚥のどにつかえさせる(五島弁)ほねがましか

  • (五島弁)よかろがや

    ◆よかろがや・・・いいだろううらやましいだろうイケてるだろう【用例】A「おお!ついに買(こ)うたばいね、オープンカーば!」B「よかろがや~!」(五島弁)よかろがや

  • (五島弁)こしゃくれた こしゃくるっ

    ◆こしゃくれた・・・ませたおませ大人びる【用例】近ごろは小学生までカンゲばおしゃれ染めすっとね。子どんがこしゃれくれちょっとじゃろ親が楽しみでさせよっとじゃろ、世の中も変われば変わったもんたい。【一般語訳】近ごろは小学生まで髪をおしゃれ染めするんだね。子どもがませているんだか親が楽しみでさせているんだか、世の中も変われば変わったものだよな。☆かんげ・・・髪の毛(見出し画像は五島市福江の石田城の内堀夏景色)(五島弁)こしゃくれたこしゃくるっ

  • (五島弁)うなんばさん

    ◆うなんばさん・・・うなぎ挟み【用例】うなんばさんちいう道具んこっば思い出したてん、「うなぎ挟み」でネット検索したら出てきたよな。発音がいかにも五島弁じゃんねぇ。【一般語訳】うなんばさんという道具のことを思い出したので、「うなぎ挟み」でネット検索したら出てきました。発音がいかにも五島弁ですねぇ。(見出し画像は販売サイトより借用)(五島弁)うなんばさん

  • (五島弁)ぎばっ

    ◆ぎばっ・・・がんばる働く【用例】A.おはようございます。大掃除ん窓拭きかな?B.およー、さっさっぎばって、さっさっ休んとが気分のよかもんな。早さばかっでいかんばね。【一般語訳】A.おはようございます。大掃除の窓拭きかですか?B.そう、さっさと働いて、さっさと休むのが気分がいいからね。なんでも先回りで済ませないとね。(五島弁)ぎばっ

  • (五島弁)びっつっみじょか

    ◆びっつっみじょか・・・美麗ではないが愛嬌があり憎めない(若い女性を評するに限って言う)※伝統的五島弁ではなく流行り言葉的なものであったと感じています。今でも同世代では使います。【用例】◎◎ちゃんはヨカ娘(こ)ねぇ。人ん悪口ば言うとは聞いたこちゃなかし、いっでんニコニコしちょっし。別嬪さんち言うわけじゃなかばってびっつっみじょかじゃん。【一般語訳】◎◎ちゃんはいい娘(こ)だねぇ。人の悪口を言うのを聞いたことはないし、いつでもニコニコしているし。別嬪さんと言うわけじゃないけれども愛嬌があって憎めないものね。★画像は「びっつっなか」参考例(五島弁)びっつっみじょか

  • (五島弁)どあっか

  • (五島弁)びっつっなか

    ◆びっつっなか・・・形が悪い容姿が美麗でない【用例】こんミカンはホクロんあったっガサクレんあったっしてびっつっなかばって、ざーまに甘かよ。【一般語訳】このミカンはホクロがあったりブツブツがあったりして形がよくないけれども、とても甘いよ。(五島弁)びっつっなか

  • (五島弁・番外編・時事とか余話)どがんもこがんもならん

    ◆どがんもこがんもならん・・・どうしようもない【用例】侵略ジンジに民主化封じ込めジンジに関税ジンジにち、物価高も不景気も老害大将どんかっいじめいじめたくられっ、どがんもこがんもならんよ。《大国リーダーの老害問題について》★ジンジ・・・じじい★どん・・・たち★かっ・・・から★たくらるっ・・・まくられる福江島の石田城遺構(五島弁・番外編・時事とか余話)どがんもこがんもならん

  • (五島弁)のっけぞっ

    ◆のっけぞっ・・・背伸びするそっくり返って威張る【用例①】人んいっぴゃこっぴゃおって爪先立ってのっけぞって見らんば見えんじゃったよ。【一般語訳】人がたくさんいて爪先立って背伸びしない見ないと見えなかったよ。【用例②】いっだ儲かっちょってんち、あんにのっけぞっちょれば人ん離れっいっぞ。【一般語訳】いくら儲かっているからって、あんなにそっくり返って威張っていたら人が離れていくぞ。(五島弁)のっけぞっ

  • (短歌)いちめんのなのはなというリフレイン

    いちめんのなのはなというリフレインむかし教科書で眺めた気がする・・・・・・生活圏では、さまざまな花があちこちであざやかに咲いていて目を引き付ける。心豊かな、そしてのどかな地域で暮らしていることが嬉しい。(短歌)いちめんのなのはなというリフレイン

  • (五島弁)にんじっつくっ にじっつくっ にーじっつくっ

    ◆にんじっつくっ にじっつくっにーじっつくっ・・・なすりつけるこすりつける【用例】こらっ!手に付いた納豆ん糸ば服ににんじっつくっな!【一般語訳】こらっ!手に付いた納豆の糸を服になすりつけるな!(五島弁)にんじっつくっにじっつくっにーじっつくっ

  • (五島弁・番外編・時事とか余話)ひにっみゃーにっひちりこまわされよっ

    ◆ひちりこまわす・・・振り回すてんてこ舞いさせる追い回す【用例】アメリカん大統領が脅しかたばしゃあしゃ変ゆっもんじゃてん世界中ん人がひにっみゃーにっひちりこまわされよっよ。にってんなかね。【一般語訳】アメリカの大統領が脅しかたをしょっちゅう変えるものだから世界中の人が毎日毎日振りまわされてるよ。憎たらしい話だ。☆しゃあしゃ・・・しょっちゅう☆にってんなか・・・憎たらしい(見出し画像は以前撮影した長崎港停泊中の観光丸)(五島弁・番外編・時事とか余話)ひにっみゃーにっひちりこまわされよっ

  • (五島弁)たひゃんなか

    ◆たひゃんなか・・・頼りにならない弱弱しいだらしない【用例】あがもたひゃんなかねぇ。繋がれちょっ犬かっ吠えられたてんち、ちんちろもっ逃げんでんよかじゃん。【一般語訳】君はだらしないねぇ。繋がれている犬から吠えられたからって、あわてふためいて逃げなくてもいいじゃないか。☆ちんちろまう・・・あわてふためく(五島弁)たひゃんなか

  • (短歌)月にむら雲花に風とか

    なにごとも思うようにはゆかぬもの月にむら雲花に風とか・・・・・・「そううまくはいかないよ」というのが夏目漱石の口癖だったという話は好きだな。(短歌)月にむら雲花に風とか

  • (五島弁)やけんど

    ◆やけんど・・・火傷(やけど)【用例】揚げたてカキフライばパクッとやったら、あったかシュッのブシュッち出て来て口ん中ばやけんどしてしもた。【一般語訳】揚げたてカキフライをパクッとやったら、熱い汁がブシュッと出て来て口の中をやけどしてしまった。(五島弁)やけんど

  • (五島弁・番外編・時事とか余話)子どんだまㇶ

    ◆子どんだまㇶ・・・子供騙し【用例】はえーっ。また子どんだまㇶのごちゃっ「給付」でごまかしてトッショレッん票ば買おだいちしよっよ。また事業請負企業に何億か払うとじゃろじゃん。【一般語訳】あーあ。また子供騙しみたいな「給付」でごまかして老人票を買おうとしているよ。また事業請負企業に何億か払うんだろうか。・・・政府の「5万円給付案」・・・(見出し画像は五島市福江の石田城遺構)(五島弁・番外編・時事とか余話)子どんだまㇶ

  • (五島弁)ほたっなぐっ

    ◆ほたっなぐっ・・・放り投げる放棄する途中でやめる【用例】こらっ!ほたっなげんで静かに降ろせよ。中身んみじゃくれっしまうぞ。 【一般語訳】こらっ!ほうり投げないで静かに降ろせよ。中身がぐちゃぐちゃになってしまうぞ。☆みじゃくれる・・・つぶれる形がこわれる(五島弁)ほたっなぐっ

  • (短歌)出現したまふありがたきかな

    花御堂唯我独尊凛として出現したまふありがたきかな・・・・・昨日、城下町長府の功山寺にお参りしたら、灌仏花御堂を外にも設えてあったので甘露を注いで礼拝した。お世話をしているご婦人から甘茶とお菓子を頂いた。お花祭り灌仏会で甘茶を頂いたのは小学生以来半世紀ぶり。祖母に連れられて行ったお寺で聞いたお経の、佛様は人々のために「世に出現したまふ」の一節が心に涌いた。門前の小僧なんとやら。(短歌)出現したまふありがたきかな

  • (五島弁)じょっ

    ◆じょっ・・・ぞうりスリッパ※同じく「じょっ」は魚をさばくという意味もあります【用例】あらよー、じょっば履いてきたっか。今かっ行っとこは岩場ぞ。歩きにっかっぞ。【一般語訳】あらあら、ぞうりを履いて来たのか。今から行くところは岩場だぞ。歩きにくいぞ。(五島弁)じょっ

  • (五島弁)ひっかくっ

    ◆ひっかくっ・・・のどに詰まらせる誤嚥【用例】あんまっ笑わすっもんじゃてん、唾ばノドにひっかけっ、咳ん止まらん。【一般語訳】あんまり笑わせるものだから、唾をノドに詰まらせて、咳が止まらん。(五島弁)ひっかくっ

  • (短歌)行く春惜しみ花を眺める

    昼空にまなこのような月が居て行く春惜しみ花を眺める・・・・・午後三時に月を見るというのも不思議な気分だが、自然の運行で毎月出ているのかもしれない。(短歌)行く春惜しみ花を眺める

  • (五島弁)なべた

    ◆なべた・・・イラ(魚名方言)【用例】A,おー、なべた ん釣れたよ。こらどがんやって食ぶっとがうまかろか?B,煮つけにせればまっぎゃなかよ。昔はカンボコん材料にしたらしかぞ。【一般語訳】A,おー、イラが釣れたよ。これはどうやって食べるのがうまかろうか?B,煮つけにすればまちがいないよ。昔はカマボコの材料にしたらしいぞ。(見出し画像は市場魚貝類図鑑より)(五島弁)なべた

  • (五島弁)いける いくっ

    ◆いけるいくっ・・・埋める【用例】◎◎夫婦はベトナム旅行ばしてきたっちた。ハノイあたりは電線ば地中にいけっしもちょって眺めんよかったち感心しちょったよ。【一般語訳】◎◎夫婦はベトナム旅行をしてきたんだって。ハノイあたりは電線を地中に埋めてしまっていて眺めがよかったって感心していたよ。(五島弁)いけるいくっ

  • (五島弁)めのは

    ◆めのは・・・わかめ【用例】A.あがはメノハはどんな食べ方が好いちょっか?B.酢の物にすっとが一番好いちょっ。【一般語訳】A.君はワカメはどんな食べ方が好きか?B.酢の物にするのが一番好き。(五島弁)めのは

  • (五島弁)みじょか 人名編

    ◆みじょか・・・かわいい【用例】◎◎君の大阪ん会社に勤めちょっ方の息子は、こないだ生まれた娘に「みじょか」ち名付けたっちた。「美緒香」ち書くとちた。イマドキじゃろじゃん。【一般語訳】◎◎君の大阪の会社に勤めた方の息子は、このあいだ生まれた娘に「みじょか」って名付けたんだって。「美緒香」って書くんだそうだ。イマドキだよね。(五島弁)みじょか人名編

  • (五島弁)くさぼうちょ くさぼうちょう

    ◆くさぼうちょくさぼうちょう・・・出刃包丁【用例】そろそろくさぼうちょば研がんば切れんごてなってきたぞ。【一般語訳】そろそろ出刃包丁を研がないと切れなくなってきたぞ。(五島弁)くさぼうちょくさぼうちょう

  • (五島弁)しょのむ しょのん

    ◆しょのむしょのん・・・ねたむうらやむ【用例】あん人たちはしょのんげの強かもんじゃてん、リーダーの代わるたんびに足んひっぱりあいばっかっして運営の先さん進まんもんね。【一般語訳】あの人たちはねたみ心が強いもんだから、リーダーが代わるたびに足のひっぱりあいばっかりして運営が先に進まないよね。☆しょのんげ・・・ねたみ心(五島弁)しょのむしょのん

  • (五島弁)ひまんいっ

    ◆ひまんいっ・・・時間がかかる【用例】今日はお客さんの多かてん、頼んだ料理ん出てくっとの ひまんいっ ばいね。 【一般語訳】今日はお客さんが多いから、頼んだ料理が出てくるのに時間がかかるみたいね。(五島弁)ひまんいっ

  • (五島弁・番外編・時事とか余話)どこんじんじじゃろばんばじゃろ・・・

    ☆☆携帯マナー編☆☆◆【用例】よいよさな、講演の最中にお囃子んごちゃっおどけた着信音の鳴って、講師ん先生がだんだん笑いばこらえきらんごてなって調子ん狂いそうになってきのどっかったっち。どこんジンジじゃろバンバじゃろオンツァじゃろアネサンじゃろワッカモンじゃろ知らんばって、マナーば守らんもんは携帯ば持ってさるいたらいかんよ。えのうっにきびっつけっ固定電話にして使えばよか。【一般語訳】まったくもう、講演の最中にお囃子みたいなおどけた着信音が鳴って、講師の先生がだんだん笑いをこらえきれなくなって調子が狂いそうになって気の毒だったよ。どこのジジイだかババアだかオヤジだかオネエサンだか若い衆だか知らないけれども、マナーを守らない人は携帯を持って歩いたらいかんよ。家の中に結び付けておいて固定電話にして使えばいいんだ。...(五島弁・番外編・時事とか余話)どこんじんじじゃろばんばじゃろ・・・

  • (五島弁)ぼやつく

    ◆ぼやつく・・・焦るあわてる【用例】あっもちっとはボヤツケばよかとけ、もう納期までたったたっまくりしちょっとに間に合わんぞ。【一般語訳】あいつも少しは焦ればいいのに、もう納期まであっというまのところにきているのに間に合わないぞ。(見出し画像は五島市福江の石田城近くの五島家家中屋敷跡)(五島弁)ぼやつく

  • (短歌)春を引きつれ国駆け上れ

    吹き荒れよ吹け雨嵐雨嵐春を引きつれ国駆け上れ・・・・・・花の季節につきものの強い風をともなう雨。冬の幕引き係ですね。(短歌)春を引きつれ国駆け上れ

  • (五島弁) ひさ ひさんよう

    ◆ひさひさんよう・・・石鯛【用例】とどひかぶりひさんようん釣れたてん食べにこんか?いっぴゃ呑もうで。【一般語訳】久しぶりに石鯛が釣れたから食べに来ないか?いっぱい呑もうよ。○○ヨウについて古語辞書にもある魚(イオ)の転訛と考えます。「鯛の魚」といった、不自然な表現であることと、常にする表現ではなかったので、特別なものという海の幸や漁労への敬意を含んでいたような気がします。(五島弁)ひさひさんよう

  • (五島弁・番外編・時事とか余話)ちぢんあがっ

    ◆ちじんあがっ・・・縮みあがるおびえて真っ青になる【用例】株価も為替も動きんはばしゅなってきたっで、投資ばはじめたもんにはちぢんあがっちょっもんのでてきよっばいね。【一般語訳】株価も為替も動きが激しくなってきたので、投資をはじめた人のなかには戦々恐々の人もで出てきているだろうね。☆はばしか・・・激しい(五島弁・番外編・時事とか余話)ちぢんあがっ

  • (五島弁)あっしゃうっ あっしゃすっ あっしゃこっしゃうっ

    ◆あっしゃうっあっしゃすっあっしゃこっしゃうっ・・・てこずる過度に苦労する【用例】こないだん風ん強か日に枯れ木ん倒れっ道ば塞いだっばどかすとに一人(ひとっ)じゃどうにもならんで加勢人ば集めっやっとどかしたよ。よいよ、あっしゃこっしゃうったっち。【一般語訳】このあいだの風が強い日に枯れ木が倒れて道を塞いだのをどかすのに一人じゃどうにもできなくて加勢人を集めてやっとどかしたよ。それはそれは、えらくてこずったよ。(五島弁)あっしゃうっあっしゃすっあっしゃこっしゃうっ

  • (短歌)はなもみじともに添いたる景色をば

    はなもみじともに添いたる景色をばいにしえびとは雲錦と愛ず(うんきんとめず)・・・・・・江戸期に創案され今も使われる陶磁器の伝統意匠に「雲錦手」がある。桜を雲に紅葉を錦に見立てて両方を描いたものだ。花見散歩中に共演に出会った。(短歌)はなもみじともに添いたる景色をば

  • (五島弁・番外編・時事とか余話)しょうとらるっ

    ◆しょうとっ・・・こまらせる迷惑をかける【用例】ようやっ杉ん終わったかち思えば今度はヒノキぞ。花粉にしょうとられっハナミンの止まらん。ハックション。【一般語訳】ようやく杉が終わったかと思えば今度はヒノキだよ。花粉に泣かされて鼻水が止まらん。ハックション。(五島弁・番外編・時事とか余話)しょうとらるっ

  • (五島弁)ごべ (魚名)

    ◆ごべ・・・かわはぎ【用例】ゴベ ん天ぷらや味噌しゅっはうんまかばって、近ごろは高級魚になってしもっ、口に入らんごてなってしもたよ。【一般語訳】カワハギの天ぷらや味噌汁は美味しいけれど、近ごろは高級魚になってしまって、口に入らなくなってしまったよ。(見出し画像は友人提供のもので五島福江島の景色)(五島弁)ごべ(魚名)

  • (五島弁)とんぎっ

    ◆とんぎっ・・・尖る(とがる)【用例】書きにっかよー。よーと とんぎった鉛筆はなかっか?【一般語訳】書きにくいよー。よく尖った鉛筆はないの?(五島弁)とんぎっ

  • (短歌)令和七年春は今ここ

    山笑い鳴きかわす声百千鳥(ももちどり)令和七年春は今ここ・・・・・・近所の山城跡に行くと、鶯が鳴いていた。さまざまな鳥の声。もう寒さは戻らないでほしい。春だ。(短歌)令和七年春は今ここ

  • (五島弁)よう よー ○○のヨウ【魚類関連】

    ◆ようよー○○のよう・・・魚魚類【用例】ばえー、ざまに立派な鯛のようじゃん。刺身に塩焼きにアラ炊きとフルコースで楽しもで!☆ばえー・・・驚き、賛嘆の時に発する語☆ざまに・・・とてもたいへん※現代ではほぼ使われないのではないかと思います。◎古語辞書にもある魚(イオ)の転訛と考えます。「鯛の魚」といった、不自然な表現であることと、常にする表現ではなかったので、特別なものという海の幸や漁労への敬意を含んでいたような気がします。(五島弁)ようよー○○のヨウ【魚類関連】

  • (五島弁・番外編・時事とか余話)じこもんのふっばすっな

    ◆じこもん・・・利口者【用例】ラジオば聴きよれば、政府広報ちゆっかっジーエックスジーエックスちおめっとんやかましかっち。グリーントランスフォーメーションのこっちた。横文字ばっかっ使(つこ)っ、じこもんのふっばすっなち。【一般語訳】ラジオを聴いていると、政府広報だということでジーエックスジーエックスと叫ぶのがやかましいんだ。グリーントランスフォーメーションのことなんだと。横文字ばっかり使って、利口者のふりをするんじゃないよ。(五島弁・番外編・時事とか余話)じこもんのふっばすっな

  • (五島弁)てまぜ

    ◆てまぜ・・・集中すべき時に他の事を手元ですること【用例】たまに外で食事すっ時に見かくっとじゃばって、家族揃っスマホばいじっながら食べよっもんのおっとち。子どんがご飯どきにスマホどんいじれば、「てまぜばせんで、食事に集中しなさい!」ちおごっとが親じゃなかろか。【一般語訳】たまに外で食事をする時に見かけるんだけど、家族揃ってスマホをいじりながら食べている人たちがいるんだよね。子どもがご飯どきにスマホなどをいじれば、「他のことをしないで、食事に集中しなさい!」と叱るのが親じゃなかろうかね。(見出し画像は五島市福江の石田城近くの五島家家中屋敷跡)(五島弁)てまぜ

  • (短歌)此岸も浄土彼岸も浄土

    野仏も年に一度の花見して此岸も浄土彼岸も浄土(しがんも浄土ひがんも浄土)・・・・・・生身の人間は此岸を浄土にしないとね。(短歌)此岸も浄土彼岸も浄土

  • (五島弁)ひょㇶもなか

    ◆ひょㇶもなか・・・とんでもないなんということを【用例】A「つまらんもんじゃばって、この間お世話になったお礼にち思っもってきたよな」B「ひょㇶもなか!たいしたこちゃしちょらんとにきのどっか。」【一般語訳】A「つまらないものだけど、この間お世話になったお礼にと思ってもってきました」B「ひょㇶもか!たいしたことしてないのに気の毒だなぁ。」(五島弁)ひょㇶもなか

  • (五島弁)からくっ

    ◆からくっ・・・悪だくみたくらみ裏工作【用例】選挙ん戦術で、組織んふとかところは落ちてもかまわんちいうモンば出して浮動票の票ば散らして落としたか候補者ば追い込んだっすっとちた。えずらしかからくっばすっもんじゃね。【一般語訳】選挙の戦術で、組織が大きいところは落ちてもかまわないという者を出して浮動票の票を散らして落としたい候補者を追い込んだりするんだって。おぞましい悪だくみをするもんだね。☆えずらしか・・・おぞましい気持ち悪い怖い嫌悪すべき唾棄すべき(見出し画像は五島市福江の石田城近くの講武所跡)(五島弁)からくっ

  • (五島弁)たしのむ たしのん

    ◆たしのむたしのん・・・(大事に惜しんでもったいなくて)残しておくとっておく【用例】Aさん「おっ、吟醸酒んまだ残っちょっじゃん」Bさん「そらたしのんじょっとじゃてん呑んでしまうなよ」【一般語訳】Aさん「おっ、吟醸酒がまだ残ってるじゃないか」Bさん「それは大事に残しているんだから呑んでしまうなよ」(五島弁)たしのむたしのん

  • (五島弁・番外編・時事とか余話)嘆き節。つらひか~。

    ◆つらひか・・・辛い【用例】おっが大好物んビールかっなんかん、また値上げちぞ。つらひか~。【一般語訳】俺の大好物のビールからなんから、また値上げだって。つらいな~。(五島弁・番外編・時事とか余話)嘆き節。つらひか~。

  • (五島弁)おしたん

    ◆おしたん・・・煮汁調味つゆ【用例】うまかおしたんば残すとはあったらかごてあるばって、血圧にようなかもんな。【一般語訳】おいしいおつゆを残すのはもったいないようだけど、血圧によくないですからね。(五島弁)おしたん

  • (短歌)忠度も見た山桜かな

    花と葉を時を同じくあらわすは忠度も見た山桜かな・・・・・・市街地ではめったに見かけない山桜を近所のお宅で見かけた。平家物語の名場面で有名な、千載集によみひとしらずとして入集した薩摩守平忠度の名歌「さざなみやしがのみやこはあれにしをむかしながらのやまざくらかな」を思い出した。(短歌)忠度も見た山桜かな

  • (五島弁)てんご

    ◆てんご・・・いじりいたずら【用例】こらっ!店に並んじょっ品もんばてんごすっな!【一般語訳】こらっ!店に並んでいる商品をいじるな!(てんごまんごと言う人もいました)(五島弁)てんご

  • (短歌)アーリオオーリオペペロンチーノ

    イタリアの盛り蕎麦のようなものなるかアーリオオーリオペペロンチーノ・・・・・・アーリオオーリオペペロンチーノという語感がアルデンテ!といった感じがして好きです。歳のせいでしょうか、いろんなものが入っていないものが好きになっています。(短歌)アーリオオーリオペペロンチーノ

  • (五島弁)ねんじゅさんじゅ

    ◆ねんじゅさんじゅ・・・一年中【用例】A「さー、花見酒どん呑もじゃん」B「あがはねんじゅさんじゅなんかにかこつけっ酒ば呑みたがっね」【一般語訳】A「さー、花見酒でも呑もうじゃないか」B「君は一年中なにかにかこつけて酒を呑みたがるね」(五島弁)ねんじゅさんじゅ

  • (五島弁)きゃーぐら

    ◆きゃーぐら・・・買い食い【用例】学校ん帰りにきゃーぐらすっとはよかばって、家に入ってかっ食べんばぞ。外で食べたらみたんかっぞ。【一般語訳】学校の帰りにおやつを買うのはいいけれども、家に入ってから食べないといけないよ。外で食べることはみっともないことなんだぞ。※私が子供のころ(昭和40年代・1970年代なかばごろまで)は路上とか歩きながらものを食べることは下品なことでしてはいけないとされていたことでした。(五島弁)きゃーぐら

  • (五島弁)おこじんさん

    ◆おこじんさん・・・荒神様(こうじんさま)【用例】ウチんばあちゃんはおこじんさんば熱心に拝みよったね。おこじんさんは火や水(みん)のかんさぁじゃてん福江大火ん時におこじんさんのおかげで家ん手前で火の止まったっち何べんも聞かされたよ。【一般語訳】ウチのばあちゃんは荒神様を熱心に拝んでいたよたね。荒神様は火や水の神様だから福江大火の時に荒神様のおかげで家の手前で火が止まったって何回も聞かされたよ。(五島弁)おこじんさん

  • (五島弁)ばっかっ

    ◆ばっかっ・・・〇〇だけ〇まるほど〇〇ばかり【用例①】あがはあと5キロばっかっ痩せんば、腹んつっだしちょっとん目立っぞ。【一般語訳】君はあと5キロほど痩せないと、腹が付き出ているのが目立つぞ。【用例②】今日は大型トラックん入って来ってん車はいつもんとこかっ2メートルばっかっ奥さん停むごってしてくれ。【一般語訳】今日は大型トラックが入って来るから車はいつものところから2メートルばかり奥の方に停めるようにしてくれ。【用例③】おっにばっかっ言うな!あっどんにも言え!【一般語訳】俺にばかり言うな!あいつらにも言え!(見出し画像は福江島の石田城大手門遺構)(五島弁)ばっかっ

  • (五島弁)ひらひらすっ

    ◆ひらひらすっ・・・ひりひりする【用例】こんコーショはざまに辛かよ。ベロんひらひらすっ!【一般語訳】この唐辛子はとても辛い。舌がひりひりするよ。☆唐辛子をコショウと呼び、コーショという発音もあります。☆「ひろひろする」という似た言葉がありますが、もの欲しげという意味です。(五島弁)ひらひらすっ

  • (五島弁・番外編・時事とか余話)あらだめこらよかあらよかこらだめ

    ◆あらだめこらよかあらよかこらだめ・・・あれはだめこれはよいあれはよいこれはだめ【用例】企業じゃろが組合じゃろが宗教団体じゃろが見返りば期待して献金ばすっとじゃもんの、あらだめこらよかあらよかこらだめち分けられんじゃろじゃん。 【一般語訳】企業じゃろが組合じゃろが宗教団体じゃろが見返りば期待して献金ばすっとじゃもんの、あらだめこらだめあらよかこらよかち分けられんじゃろじゃん。(五島弁・番外編・時事とか余話)あらだめこらよかあらよかこらだめ

  • (五島弁)しゅっ

    ◆しゅっ・・・食べる汁物液状の形容として【用例①】あおさと牡蠣んしゅっは味も風味もざまによかね。【一般語訳】あおさと牡蠣の吸い物は味も風味もとてもよいね。【用例②】今朝ん味噌しゅっはいつもと味噌の違うね。【一般語訳】今朝の味噌汁はいつもと味噌が違うね。【用例③】冷蔵庫に入っちょっ袋から しゅっの漏れよっぞ。【一般語訳】冷蔵庫に入っている袋から水分が漏れて出てるぞ。(五島弁)しゅっ

  • (短歌)まだ見ぬ明日を追いかけて行く

    希望という二文字に「はな」とルビふりてまだ見ぬ明日を追いかけて行く・・・・・・毎年見事な美しさを見せてくれる桜花。散るのも早い桜花。だからでしょうか、また来年も、と希望を感じさせてくれる。(短歌)まだ見ぬ明日を追いかけて行く

  • (五島弁・番外編・時事とか余話)

    ◆げさっか・・・下品だ【用例】げさっか選挙ポスターん禁止になっとちじゃん。東京に住んじょったらげさっか選挙ポスターば見られたとこれ。どんなもんじゃったじゃろ見てみろごちゃっね。【一般語訳】下品な選挙ポスターが禁止になるらしいね。東京に住んでいたら下品な選挙ポスターを見られたのにねぇ。どんなものだったんだか見てみたいもんだね。(五島弁・番外編・時事とか余話)

  • (短歌)もくれんの春を告げてはたちまちに

    もくれんの春を告げてはたちまちに雨風吹いて散るは悲しき・・・・・・桜の花よりいくぶん早く咲く木蓮を通勤の道で二十年ほど見た。あっという間に咲き、毎年すぐに雨風に散っていた。旅先で出会った木蓮の花を、装いからムスリマと思われる何人かが笑顔で写真を撮っていた。二日後は雷雨の予報だった。(短歌)もくれんの春を告げてはたちまちに

  • (短歌)屋根の模様は毘沙門亀甲

    古き街御堂の主をあらわした屋根の模様は毘沙門亀甲(奈良町にて)(短歌)屋根の模様は毘沙門亀甲

  • (短歌)いにしえびとの自慢話よし

    蔀戸を上げてすだれを巻き上げたいにしえびとの自慢話よし(短歌)いにしえびとの自慢話よし

  • (五島弁)ほっぽほうらい

    ◆ほっぽほうらい・・・ふんだんに過剰にやたらと多く次から次と【用例】よかてよかて。そんにほっぽほうらいビールば出してきたち呑んでしまいきらんとじゃてん、ちっとひっこめれ。【一般語訳】いいからいいから。そんなにやたらとたくさんビールを出してきても呑んでしまいきれないから、いくらか下げなさいよ。※ほっぽなしほっぽんという語も同意味である。この語の変化形と考えます。(見出し画像は友人提供のもので五島の海)(五島弁)ほっぽほうらい

  • (短歌)諸行無常にすがれゆく春

    ふるでらにいろどり添えたつばき花諸行無常にすがれゆく春(西大寺にて)(短歌)諸行無常にすがれゆく春

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