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  • 二日連続釣行

    1か月ぶりにshinichiさんとコラボ釣行に出かけた。前回、私が選択した沢で大玉砕の憂き目にあったため、今回はshinichiさんに目的地を選んでもらった。天気予報では夏日を予想していたが、日の出前の気温は8℃。そりゃ山だもん、寒いに決まっている。日が昇れば暑くなるはず。ウェーダーを履きたい気持ちをぐっとこらえて、ゲーターで入渓した。短足の私は入渓早々に腰まで浸かり、股間が縮み上がって激しく後悔。つめたーい!このV字谷は、沢登りで有名らしく、ちょこちょこと滝が出てくる。「沢登りがシーズンに入る前なら爆釣だと思うんですよね~。」とshinichiさんはもっともらしいことをおっしゃるが、渓魚はまったく顔を出してくれない。ひーひー言いながら次から次へと滝を越えても、なかなかパラダイスは現れない。大場所は、沈黙...二日連続釣行

  • 小屋開けと修繕

    3月に小屋開けを計画していたところ雪が積もっているとのことだったので、この時期の小屋開けとなった。仕事でどっぷり疲れているものの、これを済ませておかないと気が気ではないのだ。縁の下の劣化も気になっていたので、修繕係として息子を連れていった。まずは、いつもの水・ガス・掃除・布団干しといったいつものルーティーンを粛々とこなす。今年も無事にボイラーが動いてホッとした。そして、側溝に溜まった落ち葉や泥を除去し、その間に息子は焚火番。お互いやるべきことはわかっているので、阿吽の呼吸で作業が進む。縁の下に潜り込み、補修が必要な場所をチェックする。補修に必要な材料のサイズを測ってから、ホームセンターで買い物を済ませた。お昼は、息子のリクエストでいつものラーメン屋さんに立ち寄った。戻ってきたら、それなりの時間になってしま...小屋開けと修繕

  • ヤマメ・タラノメ・桜

    人事異動の関係で3月下旬から今日まで怒涛の2週間であった。残務処理やら継続案件やら新たな改善策やらその他モロモロで時間がいくらあっても足りない。ショートスリーパーの自分であるが、よほど疲れているらしく朝起きると頭痛が止まらない。ああ、いったいいつになったら楽になるのかしらん。せっかくの週末も頭痛でスタートする有様だが、花粉も落ち着いてきたので少しだけでも渓を歩いて深呼吸したい。街は桜が満開を迎えようかという時期だが、奥山の春はほのかに感じる程度だ。それでもミツバツツジがところどころ咲いているので、見目麗しい新緑も近いはずだ。先日の雨で水温が下がったのだろうか。気温が高いわりには、ヤマメはほとんど顔を見せない。2時間遡行して、なんとかワンチャンスをものにした。狭い分流の流れ込みに潜んでいた6寸のヤマメだ。1...ヤマメ・タラノメ・桜

  • 大物ゲット!?

    先週の土曜日は、暖かさをはるかに超えて初夏のような気温だったのに、今日は震えるほどの寒さが戻ってきた。寒の戻りで桜の開花にもブレーキがかかっている。今朝の気温は、0℃。渓の芽吹きはまだ遠く、寒々しい。仕事は、人事異動の内示があった。4月からは、かなり気の重い日々が続きそうだ。カミさんは、「papaはいつも修羅の道だね。」と言っていた。修羅か地獄かわからんが、どうにも貧乏くじを引き寄せやすいのは確かである。仕事仲間からは、「これはpapaさんしかやれない仕事だから。」と言ってくれるが、ちっとも嬉しくない。そんなこともあり、今朝の渓はより一層寒々しく感じた。魚の出方も寒々しい。おちびに会えただけでも感謝しないといけないな。今日イチ、といっても6寸のヤマメ。ブログのタイトルに偽りあり?ふと足元をみると、浅瀬に枝...大物ゲット!?

  • 息子の卒業&進学祝い

    先日、息子の大学の卒業式が挙行された。私は仕事で行けなかったので、カミさんが見届人?として参列した。参列といっても、会場には教授と各学科代表の学生のみが入れる。会場では、かくし芸大会のように演出された卒業式が展開される。この自由さ具合は、さすが美大ならではといったところだろう。その様子を他の学生や保護者らは別室でライブ配信を見るのだ。息子も無事に学位記を手にした。卒業制作が優秀賞に選出されたため、その証書と記念品の懐中時計も併せて授与された。よくがんばった。優秀賞となった作品は、4月以降しばらくの間は大学美術館に展示されるそうだ。息子は、まだ絵が描き足りないようで、今後は大学院に進む。こちらのスネは、瘦せ細っていくばかりだが、まあなんとかなるだろう。納得いくまで、自分の表現を追求してくれ。今日は、じいじ&...息子の卒業&進学祝い

  • ノープランは禁物

    2024初コラボはshinichiさんと。今シーズンもよろしくです。2週間くらい前から「どこにいきましょうかね~」と相談するもお互い決定打となるプランが思い浮かばず、「じゃ、当日の朝に決めましょうか」なんてユルイ約束をしたのがつまずきの始まりであった。気のゆるみとは恐ろしいもので、私が財布を忘れて自宅に取りに戻る。入渓した沢に全然水がなくて、というより涸れ沢状態で釣りにならない。貴重な朝の時間をことごとく無駄にしてしまった。のっけからグダグダである。さすがにこれでは帰れないので、次の目的地を思案する。頭の中にある2万5000分の1地形図を呼び起こし、山を越えて未知の渓に移動した。shinichiさんが、かなり昔にそこでヤマメを見たことがあるという蜘蛛の糸より細い記憶だけが頼りだ。ちょこっと入渓に手間取った...ノープランは禁物

  • 解禁2週目のヤマメとフキノトウ

    今週は、水曜日と金曜日に雪が降った。週末は、雪景色の釣りになるかなと思ったが、きれいさっぱり消えていた。やはり3月の雪は、名残り雪。消えて無くなる運命よ。先週より気温・水温ともに低いことは、体感でわかる。ウェーダーを通して水の冷たさが身に染みる。寒さで足の土踏まずが、つりそうになる。キャストしたらルアーが飛ばない。ガイドが凍っている。渓魚たちも先週のことがウソのように活性が低い。ルアーをちらりと追っておしまい。クロスからダウンへゆっくりと引いて、ようやくバイトしてくれた。出てきたのは、24㎝のヤマメ。思いがけない良型で嬉しい。soraさんのjoccoがいい仕事をしてくれた。あなさんのミノーも活躍した。こちらは21cmのヤマメだ。クロスで一回追ってきたが、その後流れの中でぼよんとして動かなくなったのを、ダウ...解禁2週目のヤマメとフキノトウ

  • 渓流解禁ゴールドラッシュ!

    あっ!という間に2024渓流解禁の日がやってきた。ここ数年、解禁初釣行で先行者ありの状況が続ていたので、夜中から現地入りした。車を停めて待機していると、次々とアングラーらしき車が通り過ぎていく。私の車の横でスピードを落として、一瞥して去っていく。一番乗りは気分がいい。東の空がやや明るくなってきてから準備をすませ、暗い沢底に下りていく。釣り始めるには、まだ早すぎるので、コーヒーを沸かして暇をつぶした。気温は0℃。熱いコーヒーがうまい。6時半ごろになり、ようやく釣りができる明るさになった。まずは、恒例のお清めだ。今年は、金箔入りの御神酒を用意した。流れにちょろちょろ、足にちょろちょろ、ロッドにちょろちょろ、最後にごくりと飲み干す。これで、今シーズンの安全と爆釣は約束された。思ったより水量が安定している。2月は...渓流解禁ゴールドラッシュ!

  • 五美大展と結婚記念日

    五美大展に息子の作品が展示されたので、国立新美術館に行ってきた。五美大とは、武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学、日本大学芸術学部をさす。それら大学の4年生卒業制作や大学院生の修了制作がどかんと集まっている。国立新美術館は初めて行った。広くて、とてもきれい。油画、日本画、版画、彫刻の作品が展示されていた。5つも大学があると、じっくり見ているわけにもいかず、ダーッと駆け足で回った。息子は大学からの御指名で教授とギャラリートークを行うことになった。作品のコンセプトや制作秘話?を息子が語り、教授がそれにツッコミを入れるというスタイル。私もカミさんも仕事の都合で見に行けなかったので、娘に様子を動画撮影するよう指令を出しておいた。娘は仕事を休んで見に行ってくれた。後日、送られてきた動画を見たら、...五美大展と結婚記念日

  • 陽だまりの狭山丘陵ウォーキング

    コロナが明けて飲み会が多くなった。いずれも仕事がらみなので、週末の夜が多い。すると、翌朝はぐったりしてしまい、貴重な休日の一日を無駄にしてしまうという悪循環。飲み会は必要悪とまでは言わないが、加齢とともに体に堪えるようになってしまった。せっかくの三連休だ。ちょうど中日である土曜の天気がいいので、長めのウォーキングに出かけた。今日のスタートは、西武多摩湖線の武蔵大和駅。ここから狭山丘陵を縦断して八高線の箱根ヶ崎まで行こうというプラン。だいたい14㎞くらいある。地図上だとざっくりこんな感じ。駅から10分ちょっと登ると多摩湖堰堤。世界一美しい取水塔を眺める。遠くに見える奥多摩の峰々は銀色に光っている。昨日の冷たい雨は、山に雪を降らせたようだ。多摩湖の周回道路には、通称サイクリングロードが整備されている。サイクリ...陽だまりの狭山丘陵ウォーキング

  • 解禁準備

    ホームリバーの解禁日まであと2週間あまりになった。そろそろ解禁に向けて準備を始める時期である。フィッシングベストの中身をひっくり返して、小物類の数を確認したり、ポケットの隅にくしゃくしゃになっている日釣り券を捨てたり。近年、とりわけ面倒に感じている作業が、ルアーのフックの交換である。なんてったって、加齢とともにますますひどくなる老眼のせいで、細かいものなんて見えやしない。スプリットリングの装着は、最難関である。手元が滑ってどこぞへすっとんいったときには、イライラは頂点に達する。さすがに5つ、6つと交換が進むにつれて、次第にコツを思い出し、作業にもグルーブ感が出てくるものだ。へとへとになりながら、2時間ほどかけて作業終了。リールのラインも交換した。ここ数年は、視認性を重視してイエローのPEにしていたが、今年...解禁準備

  • ガトーショコラ粉砂糖多め

    1月下旬から体調を崩していた。暖冬の影響で花粉症が早めに発症し、そうなると寝ているときに口呼吸で喉がやれらる。そして、鼻、咳、たん、微熱というお決まりのコース。仕事を休むほどでなかったが、そこそこ辛かった。今もまだ声がガラガラ。そんな調子なので、予定していた雪山もやめて、ウォーキングもしばらく休んでいた。数日前からようやく体調が戻ってきたので、連休中に一日だけ山に行くことにした。あんまりハードじゃなくて、景色を楽しめるところは?ふと思いついたのが、黒斑山。そういえば、冬に行ったことが無かった。久しぶりにガトーショコラを拝みに行くか。朝5時過ぎに自宅を出たら、まさかの関越渋滞。それでも車坂峠に8時30分に到着。余裕で車を停められるはずだったのに、高峰高原ホテルの駐車場は満車、その横にある高峰ビジターセンター...ガトーショコラ粉砂糖多め

  • 息子の卒業制作

    あっという間に息子の大学4年間が過ぎていった。卒業制作展が開催されているので、カミさんと見に行ってきた。この4年間で、自分の表現を追い求めて日々制作に没頭してきた息子。卒業制作は、提出寸前でトラブルが発生したが、それも乗り越えた。教授陣の講評では、彼の努力が報われる評価を得られた。娘の卒業制作展のときは、コロナ禍まっただ中だったので、大学に入るのは完全予約制だった。今日は、だれでも自由に入れる。学生たちの力作を一目見ようとたくさんの人々が大学を訪れていた。私に芸術の素養は全くないので、作品の良し悪しはよくわからない。自分の表現に向き合い、情熱を注いだ作品は見ごたえがあるし、その情熱は伝わってくる。この先は、一人一人が違う人生を歩むことになるだろうが、自分をつき動かすエネルギーは持ち続けてほしいものだ。がん...息子の卒業制作

  • 2024初登山&アングラーズ新年会

    今年の暖冬は、ちょっと常軌を逸している。山の降雪も少ないし、降っても溶けてしまっているようだ。今年の初登山は、南八ツにしようと山小屋の予約をしていたが、キャンセルした。あまりに雪が少ないからだ。少しでも雪の多そうなところをねらって、マンネリだが谷川岳を初登山に決めた。お手軽に天神平からのピストンだ。ロープウェイを降りたら、気温2℃。なんじゃそりゃ!?周りの登山者は一斉にハードシェルを脱ぎだした。私もそうした。この時期のルートは、スキー場の脇を通って一気に稜線に登るのが定番だが、トレースは夏道に向かっていた。そんなに雪が少ないのか?トレースは、ほぼ夏道通りについていた。灌木が雪に埋まっていないため、くぐろうとするといちいち背中のピッケルが枝にひっかかってイライラする。ああ、もう!樹林の隙間から山頂を仰ぐ。厳...2024初登山&アングラーズ新年会

  • 謹賀新年2024

    日本全国1億2,424万人のみなさま、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。と同時に、元日に発生した令和6年能登半島地震で被災された多くの皆様のご苦労とご心痛をお察しいたします。一日も早く平穏な日常が戻りますよう祈っております。また、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。今年は辰年。辰(龍)は十二支の中で唯一実在しない想像上の生き物であり、また水をつかさどる水神様でもある。龍を怒らせると水害や干ばつが起こるとされている。釣りや登山を生きがいとしている身としては、龍には一年間穏やかにお過ごしいただき、ほどよく水の恵みをもたらしていただければと切に願う次第である。,ちなみに、画像の龍の絵は、年賀状用に息子が筆ペンで描いたもの。書初めは自分担当。いつものルーテ...謹賀新年2024

  • クリスマス寒波?の蓼科山

    1年が経つのはあっという間だ。カレンダーを見ると新年の声が聞こえてきそうだ。ここらで登り納めをしとかないと、チャンスがなくなってしまう。クリスマス寒波でおそらく極寒であろう蓼科山をチョイス。登り納めは、イコール冬山シーズン開幕でもあるのだ。登山口のすずらん峠駐車場は、朝の7時で車が20台程度。駐車場にはうっすら雪が残っていた。道路の反対側にも駐車スペースがあるので、まだまだ停められそうだった。気温マイナス7℃の中、そそくさと支度を済ませて歩き始めた。駐車場から50mくらい諏訪方面に戻ったところに登山口がある。女乃神茶屋の真向かい、バス停があるので一目瞭然だ。クマザサの道は、1cmくらいの積雪。気温が上がったら、こんなの瞬時に溶けてしまうだろう。歩き始めてすぐに東の空が明るくなってきた。天気はまったく問題な...クリスマス寒波?の蓼科山

  • 大多摩ウォーキングトレイルを歩いてみた

    人間ドックの結果がまずまずで、主治医からは「ウォーキングの成果が出ていますね。」と珍しく褒められた。日課のウォーキングもかれこれ5か月になる。山に行く日と雨の日以外は、ちゃんと歩いているのだ。有言実行の男は、やると言ったらやるのである。前回歩いた奥多摩むかし道が楽しかったので、今日は奥多摩シリーズ第2段。大多摩ウォーキングトレイルを歩くことにした。古里駅から奥多摩駅までの約8kmを多摩川沿いに歩くルートだ。大多摩ウォーキングトレイルの地図はこちら今日もアプローチは電車を利用した。スタートとゴールが違うので、電車の方が便利である。まだ薄暗い古里駅を降りるとまさかの雨。結構しっかり降っている。スマホで雨雲の様子を見ていると、奥多摩エリアには南西から北東へと雨雲が掛かっている。同じ駅で降りた登山者たちは、「もう...大多摩ウォーキングトレイルを歩いてみた

  • 第14回ハンドクラフトエキシビション

    今年もこの時期がやってきた。1年が経つのは本当に早い。企画運営の皆様、ビルダーの皆様、毎回楽しませてくださり、ありがとうございます。第14回ハンドクラフトエキシビションHPはこちら今回は、科学技術館のイベントホールで開催された。昨年までのアウトドアビレッジの方が近くて便利だったのだけれど、吹きさらしの極寒を思えば、今年は天国。暖かいのは本当にうれしい。BLINKルアーのフィールドテスターとして、微力ながら販売のお手伝いをさせていただきました。本当に微力ですが。12時開場。ずいぶん前から並んでおられる方もいたようで、今年も大盛況。過去最大の出店数とのことだが、それに合わせて来場者数も過去最高だったらしい。みんな、好きなんだね~。お仲間のビルダーさんたちにもご挨拶を兼ねて、いくつかルアーを購入した。完売御礼と...第14回ハンドクラフトエキシビション

  • 奥多摩むかし道を歩いてみた

    夏から日課として続けているウォーキング。毎日、気の向くままにコースを変えているが、自宅周辺は大体歩いてしまった。たまには違うところも歩いてみたい。ということで、以前から気になっていた奥多摩むかし道を歩いてみることにした。今回は珍しく電車でアプローチ。その理由は、のちほど…。奥多摩駅まで電車で来るなんて、数十年ぶりのことか。渓流釣りのシーズンは、月に何度も車で通過しているんだけどね。なんか新鮮。奥多摩むかし道は、奥多摩駅から奥多摩湖までの約10kmのハイキングコースだ。駅から青梅街道を少し歩いたところがスタート地点。丁寧な案内看板が立っているのですぐわかる。奥多摩むかし道の地図はこちら青梅街道が山梨県甲府まで開通する以前は、小菅から大菩薩峠を越えるルートが甲州街道の裏街道として利用されていた。むかし道は、さ...奥多摩むかし道を歩いてみた

  • 小屋の冬支度

    春に小屋を開けたと思ったら、もう小屋締めの時期になってしまった。11月になっても夏日がどーのこーのとテレビで騒いでいるせいもあり、ちっとも小屋締めの気分にならない。こまったもんだ。例年なら、小屋に入った途端ストーブをつけていたのに、そんな必要は全然なかった。掃除をしていても汗が流れるほどだ。それでも、こたつの布団は干してセッティングする。来春に来た時のためだ。この夏は日本各地でカメムシが大発生したらしいが、うちの小屋もそうだった。サッシや網戸のレールには、カメムシがぎっしり隠れていてゾッとした。今回は、夜までカメムシと格闘する羽目になった。木造の小屋はどうしても隙間から虫が入ってくる。掃除が終わってから周辺の森を歩いてキノコを探す。しかし、見つかるのはカラカラに乾燥したクリタケばかり。お目当てのハナイグチ...小屋の冬支度

  • 北八ツでいろいろインプレッション

    先週買った登山靴の足慣らしをしたくて、北八ツまでやってきた。白駒池の紅葉も終わっているはずだから、さぞかし空いているだろうと予想したら、とんでもなかった。白駒池第一駐車場は、7:40の時点で残り2台。ギリギリ滑り込みセーフ。係員はまだ来ていなかったので、備え付けの封筒に駐車料金600円を入れてBOXに投入するシステムだ。今日は、白駒池からスタートして、ニュウ~中山~高見石~白駒池という周回コース。まずは、おなじみの白駒池。静かな湖面が美しい。結氷するまでは、あと1か月くらいかな。池を半周くらいしてからニュウに続く登山道に入る。北八ツの苔に癒されながら進む。今回は、登山靴以外にも、いくつか新たなアイテムを導入した。その一つが、ココヘリ。以前から山岳遭難対策として、jro(ジロー)の会員になっていたが、この度...北八ツでいろいろインプレッション

  • クラフトビアマーケット

    槍ヶ岳で捻挫した足首がほぼほぼ治ってきたので、そろそろ山に行きたくなってきた。気に入っていたマインドル・ジョラスGTXが成仏してしまったため、登山靴を新調せねばならない。久しぶりに神保町のさかいやスポーツへ行ってきた。とっかえひっかえ履いてみて、ようやくLOWAに決めた。この日は、カミさんが楽器の修理を頼みに葛西の職人のところへ行っていたのだが、同じぐらいのタイミングでそちらも用事が済んだ様子。神保町でクラフトビールが飲めるお店の情報がLINEで送られてきた。さすが、我が家のビール軍曹は情報入手が素早い。待ち合わせ場所をさんざんやり取りしていたのも関わらず、軍曹はさっさと店に入っているという、自由奔放な行動は相変わらずだ。今日のお店は、クラフトビアマーケット。国内の様々なクラフトビールと美味しい料理が楽し...クラフトビアマーケット

  • 2023年渓流ルアーフィッシングを振り返って

    新型コロナウイルスが蔓延し始めたころ、ある細菌学者が「この流行は、3~4年たたないと収まらない。」とテレビで言っていたが、果たして本当にその通りだった。当時、自分は「そんな大げさな…」と思っていたが、識者の見通しは千里眼のごとき先見性を有していたのである。そして、乗り越えた。おかげで、数年ぶりの晴れ晴れとした気持ちでシーズンを過ごす日々が戻ってきたこと、無事にシーズンを終えられたことを感謝している。それでは、偉大なるマンネリズムとなっている恒例のシーズン総括にまいりましょう。天候いつも解禁当初は渇水に苦しんでいることが多いのだが、今年は雨の日が多く、それがよい釣果につながった。桜の開花が観測史上最速であったことに合わせるかのように山菜の萌芽も早かった。梅雨の時期は初めこそ雨が続いたが、7月からはカラ梅雨と...2023年渓流ルアーフィッシングを振り返って

  • 槍ヶ岳(後編)

    今日は、いよいよ槍の穂先へ。しかし、落とし穴は下山時に待ち構えていた!?※前編はこちら眠りが浅い私でもさすがに疲れが溜まっていて、それなりに眠ることができた。起床は、4:30。スマホのアラームが鳴ると、隣のブースでも同じ音が鳴っていた。今日中に下山するとなると、やはりこれくらいの時間に起きないと難しい。山小屋の朝食は5:30からだったので、お弁当にしてもらった。支度を整えてから食堂に降りていくと、5時に照明が着いた。ストーブも焚いてあり、暖かい。ポットのお湯も自由に使わせてくれた。スタッフさんの心遣いが素晴らしい。お弁当のおにぎりをむしゃむしゃ食べる。5:15、スタッフさんにお礼を告げてから出立の準備をする。気温は、5℃。防寒のため、レインウエアを着こんだ。5:20、ヘッドランプをつけてスタートだ。薄明に...槍ヶ岳(後編)

  • 槍ヶ岳(前編)

    以前から息子は、「槍ヶ岳に登っておきたいんだよね~。」と言っていた。私といろんな山に行くたびに、「ほら、あれが槍ヶ岳だよ。」とランドマーク的に伝えていたので、登ってみたくなったのだろう。ならば行こうじゃないの。papachan家・男チームの出動だ。真夜中の高速道路を息子と交代で運転。さわんど駐車場は、土曜の未明から登山者がわらわら集まっている。始発は5:00だったが、この日は4:45に出発した。5;15上高地バスターミナル着。すでに数台のバスが到着していた。まだ薄暗い中、朝ごはんを食べたり、荷物を整理している登山者で活気づいていた。河童橋の奥に見える岳沢の上部はガスが掛かっていた。吊り尾根は見えない。晴れることを期待して進む。横尾街道を歩くのは、もう何回目だろう。距離感が身体に染みついている。いままでと違...槍ヶ岳(前編)

  • ほんの少しだけ秋の気配

    先週の北アの疲れが抜けきらいないが、へたっている場合ではない。せっかくの三連休だし、一日いや半日くらいは渓に立つべきだ。誰が何と言おうと行くと言ったら行くのである。標高1200m付近に車を停めて、そこから谷底に200m下っていく。登り返しを考えるといつも憂鬱になる。そんなに嫌なら別の場所に行けばいいわけだが、ここは必ず釣れるのでラストスパートにはもってこいなのだ。9月になると、これが最終釣行かもしれないと覚悟を決める必要がある。ボウズでシーズンを終わるなんてもってのほかだから。ロッドは久しぶりにスミス・トラウティンスピンをもってきた。画像を見るとわかるが、グリップエンドに穴が開いている。本来ここにはねじ込み式のエンドキャップがついているのだが、緩んでどこかに落としてしまったのだ。しかも、落として紛失したの...ほんの少しだけ秋の気配

  • アテンド釣行 in 北ア

    暑いし、渇水だし、ガソリン高いし…、と愚痴ばかり言っていたら、あっという間に9月になってしまった。まずい、もうじき禁漁になってしまう。急に焦りだして部屋の中をうろうろ。残り少ない日々を指折り数えて青ざめた。そうだ、北アルプスに行こう、北アでイワナと戯れよう。魚信さんとマサハル君に声を掛けたら二つ返事でOKしてくれた。魚信さんは、つい最近一人旅で2600km運転するという荒業をやってのけた。300㎞くらい朝飯前の屁のカッパなのだ。おかげさまで、後部座席でのんびりさせてもらった。今回の目的地は、二人とも初めてだったので私がアテンド(案内役)を買って出た。今日は、二人が釣るまで竿を出さないと固く誓って入渓。マサハル君は、一投目でイワナをキャッチ。子育て真っ最中の彼は、今シーズンほとんど釣りに出かけていなかったら...アテンド釣行in北ア

  • CHEERS DAY 2023

    我が家のビール軍曹から一枚のチラシの写真がLINEで送られてきた。軍曹:「クラフトビールが飲めるイベントのチラシをゲットした。二等兵よ、20日に出陣するぞ。」二等兵:「20日は仕事で出張なんですけど…。」軍曹:「夜までやっているから心配ない。いくぞ。」ということで、昨日は出張から大慌てで帰ってきた。夕方から立川のGREENSPRINGSへ。GREENSPRINGSは、戦前は立川陸軍飛行場、戦後は在日米軍立川基地があった場所である。その跡地に造られたおしゃれな新街区だ。コンセプトは、「空と大地と人がつながるウェルビーイングタウン」。ここで、CHEERSDAY2023なるイベントがあるとのことである。チラシを見ると、「青空の下、緑に囲まれた中で様々なクラフトビールや多摩で造られている日本酒・ワイン、GREEN...CHEERSDAY2023

  • 夏休みあれこれ

    今年の夏は、まとまった休みをとらせてもらった。職場からは定期的に業務連絡が入るものの、おかげさまでゆったり過ごすことができている。本格的な脱コロナの夏を迎え、気持ちも晴れやかだ。8月は、娘と義理の母と私の誕生月なので、いつもまとめて誕生会を行っている。ちょうど、アメリカ在住の甥っ子家族が一時帰国していたので、イタリアン居酒屋でにぎやかに祝った。娘と私と義理の母は、それぞれ30歳差である。各々が年代相応に元気に過ごせているのは、幸せなことである。娘は、仕事が順調なようで、デザイナーとしてのキャリアを着実に積み重ねているようだ。義理の母は、少し耳が遠くなっているが、体操教室で体を動かしている。私は、まぁ、言うまでもないだろう。息子は、画廊から声がかかり、展示に向けて製作を進めつつ、甥っ子が我が家に泊まりに来る...夏休みあれこれ

  • 2023山の日@唐松岳

    若者を連れて育成登山・夏山編。今年は、山小屋泊で\唐松岳に行くことにした。みんな仕事を調整しながら休みを合わせたのはいいけれど、台風6号&7号の襲来で直前までどきどきしながら当時を迎えた。日ごろの行いが良いせいで(?)、台風の影響がほとんどない最高の二日間になった。8月10日の未明に東京を出発し、7時に八方第3駐車場に到着。予想に反してガラガラな駐車場で拍子抜けした。荷物を整えてゴンドラ駅に向かう。朝から真夏の太陽が照り付けていて、すでに汗だくだ。八方アルペンルートのゴンドラとリフトを計3本乗り継いで八方池山荘までアプローチ。ここまでくれば風が爽やかで、汗もすっと引いていく。ちなみに、八方アルペンルートの料金は、往復で3300円。モンベル会員だと、ここから100円安くなる。身支度とトイレを済ませたら、ゆる...2023山の日@唐松岳

  • あっっっつい!!

    テレビCMで、「夏暑すぎて終わったわ」と歌っているが、今年の夏は本当に暑い。先日、車の気温計が45℃を示したときは、ぶっとんだ。国連のグテーレス事務総長が、地球沸騰化などどコメントしている。立場ある方がセンセーショナルな言葉を放つのはあまり感心しないけど、今夏の高気温は日本だけのことではないらしい。医者は、にこやかに「20kg痩せてくださいね~」と指導してくれる。成人病まっしぐらのお年頃なので、そろそろ本気でどうにかしないとマズイ水域に差し掛かってきた。週末の釣りや登山くらいでは、健康は維持できないようだ。エアコンの効いた映画館で、インディジョーンズとミッションインポッシブルを見て、健康の大切さを痛感した。ハリソン・フォードは81歳なのに、列車の上を走り回り、悪者を殴っている。トム・クルーズは61歳なのに...あっっっつい!!

  • papachan家・男チームの2023夏山(後編)

    白馬岳のピークを無事踏むことができ、所期の目的は達成した。今日はもう小屋でゆっくりするだけだ。※前編はこちら風が強いし、天気も怪しそうなので、ぼちぼち白馬山荘へ向かった。しかし、ここからが本日の核心部だった。マスク着用の注意書きがある受付小屋の中は登山者でごった返している。宿泊カードを窓口のスタッフさんに渡すと、名前を呼ぶまで待っていてほしいという。いくつかある椅子は満席。立ったままの人、座り込む人、小屋から出たり入ったりしている人、雨に打たれ外で待つ人、それぞれが名前を呼ばれるのをひたすら待っているのだ。ある登山者が、「いや~、1時間かかったよ。」とつぶやいていたのを聞いてゾッとする。それは紛れもない事実だった。自分の名前が呼ばれるまで50分かかり、そこで個室か相部屋か、二食か一食か、弁当はいるのかいら...papachan家・男チームの2023夏山(後編)

  • papachan家・男チームの2023夏山(前編)

    梅雨は明けてないけど、勝手に2023夏山スタート!今回は、息子と二人で白馬岳へ。大学の授業で疲労困憊している息子は、助手席でガーガー寝ているが、親父は深夜ドライブをがんばったよ。努力の甲斐あって、4時過ぎに八方第5駐車場にギリギリセーフで停められた。あと5分遅かったらアウトだった。1時間ほど仮眠してから、息子をたたき起こす。事前に予約しておいたタクシーに5時半に乗り込み登山口の猿倉へ。猿倉までの料金は、3640円也。猿倉で登山届を提出した。遭対協のおっちゃんが言うには、今年の大雪渓はかなり溶けているとのこと。すでに秋道も出ていて、例年より雪渓は短くなっているそうだ。6時10分、登山開始。猿倉からちょちょいと登ってから林道を歩く。息子のザックは、おろしたてのピカピカ。ノースフェースのテルス35のニューモデル...papachan家・男チームの2023夏山(前編)

  • Work out !

    soraさんとのコラボ釣行の翌日は、筋肉痛になってしまった。ここのところ山に登っていなかったし、かなり体がなまってきていることを実感する。おまけに体重も右肩上がりで増加しているしね。ここらで一丁、体に喝を入れないと、ぐだぐだな夏になってしまいそうな危機感を感じ、トレーニング山行を決めた。ターゲットは、八ヶ岳南部にある西岳。主稜線から西に派生した尾根上にある地味な山。標高は2398m。富士見高原ゴルフ場の手前にあるB-1駐車場は、登山者専用に無料開放されている。午前3時、結構な広さの駐車場に停めているのは、私の車だけ。夜中から降っていた雨が弱まったタイミングを見計らって、4時20分にスタートした。山頂までひたすら登る3時間一本勝負のはじまり。ゴルフ場を横目にアスファルトの道を登れば、ゲートが見えてくる。この...Workout!

  • 炭火焼肉源流亭

    久しぶりにsoraさんと源流釣行。soraさんは、北海道でのイベントが終わったばかりでお疲れのところ、コラボ釣行を快諾してくださりありがたい。〇〇漁協管内という打ち合わせしかしていなかったで、どこに入渓しようか車の中で決めた。私にとっては数年ぶりの谷だったので、期待大だ。林道を小1時間歩いてから入渓。水量もばっちり。釣れるニオイしかしない。じゃんけんぽんで私が先行するが、一級ポイントはことごとく玉砕。特に先行者が間近に通った形跡もないのだが、まったく反応がない。低層、中層、表層、岩陰、白泡、瀬尻、アップ、ダウン、トゥイッチ、しゃくり、ただ巻き、ルアーチェンジ、その他もろもろ…、何しても反応なし。なんで???心が折れて、soraさんに交代。soraさんも苦戦中。全く魚がいないと嘆いていた。滝を巻いたり、登っ...炭火焼肉源流亭

  • 野点で一服

    久しぶりにホームへ出撃。今年はしっかり雨が降ってくれているので、シーズン当初のぬるぬる赤苔もとろとろ青苔もすっかり洗い流されていた。水量も程よく、ウェットスタイルが気持ちいい。水はジンクリア。ロッドを振っているだけでも気持ちのよい朝だ。しかし、この透明度の高さで、ヤマメたちの警戒心は高くなっていた。無邪気にルアーを追ってくるのは、案の定おチビさんばかり。想定内の展開である。ときたま、良型が追ってくるときもあったが、その横からチビたちがルアーを横取りしてしまう。うー、勘弁してほしい。今日はフローティング縛りでいくと入渓前から決めていた。それがいけなかったかな?でも、夏はやっぱりフローティングが楽しいのだ。同じようなサイズばかり。途中から数を数えるのも、写真を撮るのもやめてしまった。遠くに先行者の姿が見えたと...野点で一服

  • 梅雨の源流釣行

    あなさんとの釣行は、2020年の桂川以来だ。同い年のおっさんコンビは、再開を喜び合い、景気づけに朝から肉モリモリの丼をわしわしかき込む。気持ちは若いが、お互い病院通いの薬三昧世代。釣りの話と同じくらい衰えた体自慢が止まらない。事前の作戦会議通り、今日は源流を攻める。あなさんのスーパーカーで霧に煙る林道をぐいぐい進んでいった。ここんところの台風&梅雨前線で源流はそれなりに水量がある。しかし、幸いなことに濁りは入っていない。爆釣の予感しかない。こういう状況で頼りになるのは、BLINK45HERAだ。入渓点でチビイワナのダブルヒットでプレイボール!堰堤を越えるたびに、イワナがサイズアップしていく。ここは桃源郷か?あなさんは、9寸以上でないとカメラを出さない。かっこいいぜ。私も良型の引きを楽しんだ。あがってくるイ...梅雨の源流釣行

  • イワナの楽園

    shinichiさんとプチ遠征。久しぶりに訪れたイワナの楽園は、今も健在だった。谷には雪渓が押し寄せていたが、釣りに支障が出るほどではなかった。念のために持ってきたチェーンアイゼンも出番は無し。初夏の陽光に誘われたイワナたちが、ぼよーんと浮いていて、ときたまライズする。入渓してすぐに8寸クラスの真っ黒なイワナが釣れたが、撮影前に脱走されてしまった。でも、いいの、すぐに釣れるから。shinichiさんもうれしそう。「こんなに楽しい釣りは久しぶりですよ。」だって!天気予報は、よい方に外れてくれて、ウェットスタイルが快適だ。夏のイワナ釣りである。ここぞというところでは、必ず反応がある。イワナ釣りはこうでなきゃ。ルアーもいろいろ試してみた。麗'sが調子よかった。もちろん、BLINKはいつもどおりの釣果を約束してく...イワナの楽園

  • 再始動! 山女子&山男子育成登山会

    久しぶりに懐かしい顔が集まった。落ち着いたらまた山を始めたいという若者たちの熱い要望がかねてより寄せられていたので、コロナ禍でストップしていた育成登山を再始動することにしたのだ。若者といっても、彼らも30台の働き盛り。結婚して家庭を築いた者もいる。みんな頼もしくなっていた。職場は違えども、山への情熱を失っていなかったのは嬉しいことである。久しぶりなので軽めの山を選択。笠取山をのんびり歩く。スタートはいつもの作場平から。ここ数年の近況報告に花が咲く。若者たちは聞いてほしい話が多すぎて、おしゃべりが止まらない。昨日の雨のせいか森の中は湿度が高く、けっこう汗をかいた。それでも、ヤブ沢峠から笠取小屋に差し掛かるころには、空気感が変わってきた。ここから先の稜線は視界が開けて独特の景観が楽しい場所だが、今日はあいにく...再始動!山女子&山男子育成登山会

  • スローライフは忙しい?

    皐月の風に乗って新緑が山を駆け上がっていく。鯉のぼりも実に気持ちよさそうだ。小屋にいる時くらいのんびりと過ごしたい。しかし、旅館やホテルと違い、自分の面倒は自分でみなければならない。スローライフと言えば響きはいいが、朝から晩まで何気に忙しいのだ。先月、息子と一緒に小屋開けをしたときは、運悪く雨だったため作業が捗らず、やらねばならないことが山積みなのだ。まずは、敷地内の落ち掃きと側溝の清掃。これがまず一番の重労働。そして、雪の重みで落ちた枝がそこら中にあるので、それを集めて焼却処理する。今年のGWは、山の中でも真夏のように暑い。この時期に26℃もあるなんて未だかつてないことだ。焚火がきつい。昼飯用にジャガイモをホイルに包んで突っ込んでおいたが、取り出すのが遅れて皮が黒焦げになってしまった。布団干しも前回でき...スローライフは忙しい?

  • 源流御膳

    腰痛は、ほぼ気にならなくなったけれども、万が一のことを考えて雪山はやめておくことにした。日ごとによくなる天気予報を恨めしい気持ちで横目に見ながら、GW後半戦は小屋の掃除とイワナ釣りで過ごすことに決めた。高速で長野に入ると、白銀のアルプスが「おいでおいで」と手招きしているようで、悔しくないと言えばウソになる。。少し標高を上げて源流を攻めることにした。新緑は始まったばかりだが、いい具合にコゴミが出ている。釣りか山菜採りか、どちらを先にやろうか迷うほどだ。雪渓対策にと、ザックの中に忍ばせてきたチェーンアイゼンの出番はなかった。今日からゲーターを解禁。ウェットスタイルで臨むには少し早いかもしれないけど、この沢は入退渓が厳しいので、ウェーダー向きではないのだ。ネオプレンソックスを通してジーンと冷たさが伝わってくる。...源流御膳

  • 激渋のち祭り

    WITHコロナ、脱コロナ、ポストコロナ…、表現はなんでもよいが、ようやくコロナの出口に立つことができるゴールデンウィークがやってきた。花粉症のシーズンも自分的に終焉を迎え、マスクなしに深呼吸ができる当たり前のことが、嗚呼、なんと感慨深いことか。今日は、shinichiさんと共に南アルプスのお膝元まで日帰りプチ遠征だ。shinichiさんもアクシデントを乗り越えたし、私の腰痛もロキソニンで小康状態を保っている。あとは、お魚のご機嫌だけだ。入渓して少し経った頃、下流から高齢の男性が歩いてきた。ロッドを持っていないので、なんだろうと思ったら、漁協の監視員さんだった。ご苦労さまです。釣り券を確認して、しばし世間話。監視員さんは、「もっと上流の方が釣れるよ。」と言い去っていった。しかし、男としては初志貫徹を潔しとす...激渋のち祭り

  • ローアングルにご注意を

    shinichiさんと日帰りでプチ遠征に行く予定だったが、出発時刻になっても集合場所に現れない。時間厳守の彼にしては珍しいことだと思ったら、ちょっとしたアクシデントに見舞われていて釣行を断念したのであった。なんだか気が削がれてしまい、結局ホームリバーへ単独チョイ釣りといういつもと変わらぬ週末の展開になった。先週は長野にいたので、ホームリバーは2週間ぶりということになる。新緑は次第に濃くなりつつあり、もはや初夏といってもいいくらいだ。こんなんだったら、ゲーターでもよかったなあと思いつつ、ウェーダーに足を通す。今季初めての区間に入渓する。雨が降らず、夏日が続いていたので、渓魚の反応はよろしくない。ヒューマンプレッシャーも手伝って、おチビヤマメですら顔を見せてくれないのだ。こういうときは、岩の下に隠れているであ...ローアングルにご注意を

  • 食ってばっかの小屋開け作業

    息子との予定がなかなか合わず、今年の小屋開けは4月中旬になってしまった。初日はずっと雨で外作業ができなかったし、布団干しも見送った。これらは、GWあたりにやることにしよう。水・ガス・電気をチェックしてから部屋の掃除を済ませる。腹が減ったので、買い物を兼ねてラーメンを食べに行った。一度閉店していた馴染みのお店が、場所を移転してリニューアルオープンしていた。お店が綺麗になっただけでなく、従業員がいたことに驚いた。以前は、大将一人で切り盛りしていたからだ。味は変わっていなくてよかった。小雨になったタイミングで山菜採り。東京は、例年より半月ほど季節の進みが早かったが、長野もそうだった。小屋の周りのワラビはGWが旬なのだが、もう出始めていた。日陰には、何とか食べられそうなフキノトウもあった。フキノトウとワラビが同時...食ってばっかの小屋開け作業

  • 先行者あり

    3月はいい具合の雨が好釣をもたらしてくれたので、週末の天気予報が雨だとわくわくが止まらない。金曜の夜から土曜にかけて全国的な雨予報だったので、大いに期待してしまった。そういうときに限って、願いは届かない。霧に煙る夜明け間近の街道を走っていても、雨はそれほどでなかったことがわかった。期待外れの水量と赤苔ぬるぬる&青苔とろとろの状況は全く改善されていなかった。ただ、この1週間で山は驚くほどのスピードで新緑が進んだ。おまけに山吹の花まで咲いている。4月上旬だというのに、もう山笑う季節に突入してしまった。本日の先行者は、イノシシ君らしい。お手柔らかに願います。ファーストフィッシュは、ルアーより小さい稚魚ヤマメ。オーマイガー。こんなのを#8でフックに掛けるのは、己の釣技が神がかってきた証拠か。(笑)深瀬や淵は、いつ...先行者あり

  • 一匹の価値

    解禁以来、順調に釣行を重ねてきた。仕事も落ち着いてきているので、毎週末を渓で過ごせるのは幸せなことだ。唯一、花粉症さえなければ、である。久しぶりに晴れた週末だったので、花粉症がことのほか辛い。ひどいときは、数時間でティッシュひと箱が空になる。最近では、トイレットペーパーで鼻をかんでいる。コスト的にはいいが、鼻がひりひりと痛くなる。入渓前にコゴミを探したが、さすがにまだ出ていなかった。それが当然といえば、当然なのである。桜とタラノメだけ、異常に早かったのである。それでも、日当たりのいい広場には土筆が顔を出していた。やはり季節の進みは早い。ホームリバーで熊鈴を鳴らすことはめったにないのだが、先日ネットの情報でクマ出没を知った。最近、サルが多くなったと思っていたら、今度はクマか。鉢合わせは勘弁願いたいので、今日...一匹の価値

  • 自分史上最速タラノメ

    今週末も雨。一週間前に雨の中で尺イワナをぶち上げたことにあやかり、2匹目のドジョウをねらって同じ渓に出撃した。桜の開花は、平地から山間部にまで足早に駆け上がっている。例年なら、4月10日ごろ開花していたと記憶しているが、こんな山奥の桜まで咲き始めた。梅と桜が同時に楽しめるなんて、なんだか不思議な気分。ヤマザクラが咲き始めるタイミングで芽吹く山菜といえばタラノメだ。まさかとは思ったが、本当に出ていた。昨年は4月9日に収穫しているので、とんでもない早さだ。その年によって多少前後するものの、例年より確実に10日以上早い。自分史上最速タラノメ、である。3月に入ってからの暖かさに加え、ここ1週間の雨を吸い込んで一気に芽吹いたのかもしれない。上物が採れたので、今夜は天ぷら確定だ。朝飯もまだ食べてないのに、頭の中は夕飯...自分史上最速タラノメ

  • たどって、めぐって、また明日

    早いもので、息子も春から大学4年生だ。ついこの前入学したばかりだと思ったのに。同じ専攻の有志で絵画展を開くというので、銀座のギャラリーまで行ってきた。娘も仕事の合間に駆けつけてくれるとのことだ。アメリカから一時帰国している義兄もやってくるというので、現地集合。ギャラリーは、銀座一丁目駅から歩いてすぐのところにある。祝日だったので、銀座は歩行者天国になっていた。ビル群の中に、タイムスシップしたような年代物のビルが挟まっている。ここにギャラリーがある。このビルは、築90年とのこと。東京大空襲で焼け落ちなかった奇跡のビルだ。消防法の関係で、人は住むことができないが、各階に小さなギャラリーがひしめき合っている。今回の展示は販売も行うとのことで、作品には価格が表示されていた。そこそこいい値段だ。大学生の作品なんか買...たどって、めぐって、また明日

  • 恵みの雨

    金曜の夜から雨が降り出した。天気予報通り、まとまった雨だ。土曜の朝は、冷たい雨に濡れながらの釣りとなる。今週は、東京を皮切りに各地で桜の開花発表があり、季節を先取りしすぎたような暖かな日が続いたので、この冷たい雨が吉と出るか凶と出るか。低気温・低水温で活性が下がることは十分ありえる。しかし、それ以上に水量が増すことで高活性になるのではないか。そんなことを考えながら目的地へ車を走らせた。雨の冷たさが気になるのは、支度をしているときだけだ。花粉に悩まされない分、雨は大歓迎である。雨に混ざって香ってくる春の大地のにおいを深呼吸する。山に降った雨は、かなりの量だったみたいだ。水量が増えたのはもちろんのこと、やや笹濁り状態。流れの中には、落ち葉も混ざっている。こうなると元気になるのはヤマメよりイワナだろう。ルアーは...恵みの雨

  • 伊豆のアマゴちゃん

    shinichiさんと伊豆の渓へ。過日の山吉疑似餌店での新年会のときに、「今年は伊豆に行きたいね。」と話していたのだ。shinichiさんとのコラボは、昨年4月以来だから、ほぼ1年ぶりだ。さらにいうと、伊豆に行くのは、2年ぶりである。実績のある沢へ足を踏み入れる。水が少なくてちょろちょろだ。ルアーを投げられるポイントは多くない。ファーストフィッシュは、shinichiさん。彼は今日が解禁。おめでとう!小ぶりだけど、きれいなアマゴだ。パーマークが丸いのは、ここら辺のアマゴの特徴。魚がいることがわかり一安心。一匹釣ったら交代ルールなので、次は自分が先行する番だ。実績のあるミノーでヤル気のあるアマゴを誘う。岩の下からピュッと出てくるのだが、しっかり食わせられない。相変わらずのヘタッピで泣けてくる。2匹バラしたと...伊豆のアマゴちゃん

  • 2023渓流解禁は最高のスタート

    齢をとると時間の流れが加速度的に早く感じるようになる。ついこの前禁漁になって、しばらく雪山で遊んでいたら、もう3月になってしまった。インスタグラムからは、次々に初釣行の画像が送られてくる。カレンダー通りにしか休めないサラリーマンの身としては、周囲の盛り上がりに内心焦りを感じながらも、冷静を装うかのように粛々とルアーのフック交換作業にいそしみ、時間をやり過ごした。フック交換は、自分にとって相撲の土俵入りみたいなもので、来る日に備えて精神力を高めていく作業である。いよいよ3月の第一土曜日がやってきた。ここ数年、ホームリバーの過熱ぶりがすごい。昨シーズンは、少しの出遅れでプランDにまで落ちぶれてしまったので、今年はかなり早めに出陣した。しかし、同じように考えているアングラーは当然いるわけで、プランAにはすでに車...2023渓流解禁は最高のスタート

  • スノーシューイングの山旅(スノーモンスター編)

    スノーシューイングを楽しむため裏磐梯にやってきた。今日は、日本百名山の西吾妻山(吾妻山)を目指す。昨日のスノーシューハイクでウォームアップは上々だ。スノーシューイングの山旅(五色沼編)はこちら登山口となるグランデコスキー場は、宿から9km。車で30分くらいだった。雪道じゃなければ、20分かからないで行ける距離だ。駐車場は、平日なので無料。ゴンドラチケットは往復で1800円なり。始発は8時30分だが、10分遅れで乗車した。ネットで以前の記録を見たら、ゴンドラからさらにリフトに乗っていたが、平日だからなのかリフトは運休していた。その分、スキー場を登らねばならない。ちょっとへこむ。いや、かなりへこんだ。この時点で、早くも西吾妻山まで行ける気がしない。文明の利器というアドバンテージがあってこその冬山なのだ。本末転...スノーシューイングの山旅(スノーモンスター編)

  • スノーシューイングの山旅(五色沼編)

    今から半年ほど前のこと。職場の福利厚生担当から、「papachanさん、今年は平日と土日を合わせて5日間連続で休んでくださいね。絶対に。」と念を押されてしまった。夏休みや冬休みなど、みんなが休んでいるときに休むのはいいのだが、みんなが働いているときに5日間も休むなんて、昭和生まれの自分には気が引ける行為だ。しかし、私が休みをとらないと、みんながとれないと言うので、スケジュールとにらめっこしてこの時期に休むことに決めた。休みといっても、どうせ仕事の電話が入って対応しなきゃならなくなるから、出かけるにしても2~3日が関の山だろう。それでも必ず休むことを決意するために宿をとって山に行くことにした。先日の北八ヶ岳のスノーハイキングは、実はこのことの布石。今回の山旅は裏磐梯でスノーシューイング三昧で過ごすと決めてい...スノーシューイングの山旅(五色沼編)

  • 福生のビール小屋

    金曜日は都内も大雪警報が発令されたが、この週末は春を思わせる陽気で、あっという間に雪は消えた。日曜日はカミさんの地ビール探訪の旅に付き合うことになっていたので、寒いよりは暖かい方が嬉しい。「二等兵よ、雪も消えたので地ビール攻略作戦を決行するぞ!」「ラジャー!で、どちらへ?」「福生方面で老舗のクラフトビールがあるという情報を得た。」「ああ、多摩川沿いのあそこですね。予約した方がいいですよ、軍曹。」前日にあわてて予約。テラス席がいいか、カウンターがいいか聞かれたので、カウンターにしておいた。いくら天気予報が晴れを予想していても、冬に外でビールはきつい。今回の目的地は、日本酒の多満自慢で有名な石川酒造が経営する「福生のビール小屋」。東京の地ビールとして歴史がある。拝島駅から歩いて15分くらい。大通りから路地に入...福生のビール小屋

  • コロナを乗り越え再び福生の夜は怪しく更けていく

    soraさんからお誘いがあって、久しぶりにアングラーズ新年会が開かれた。会場は、もちろん山吉擬似餌店。牛浜駅を降りて、額が痛くなるような北風の中を背中を丸めて歩く。店をドアを開けると、いつものメンツがいつもの場所を陣取ってすでに酒盛りが始まっていた。お店の大将・つむさんにご挨拶して、さっそく生ビールを注文。三多摩を中心に活躍するルアービルダーさんたちとは、ハンドクラフト展でお会いしているが、またこうやって酒を酌み交わすのは3年ぶりだ。私に至っては、コロナ以降初めての飲み会である。つむさんの絶品料理とルアーをつまみに飲む酒は、やっぱりうまい。ハンドメイドの情報交換、最近の釣行、youtubeの釣り動画、などなど話題には事欠かない。外は雪が降っていたが、酒宴はますます熱を帯びていく。店内に飾られている渓魚の写...コロナを乗り越え再び福生の夜は怪しく更けていく

  • 北八ツ スノーシューイングハイク

    押し入れからスノーシューを引っ張り出してきた。今年はタイミングを見計らってスノーモンスターを見に行く予定だ。肝心のスノーシューが壊れていると計画も頓挫してしまうので、使えるかどうか試し履きしよう。こういうときに便利なのは北八ツだ。ロープウェイで2200mまでアクセスできるし、スノーシューで歩けるコースも豊富にある。ロープウェイ駅は始発に乗る人で早くも長蛇の列。往復で2100円だが、モンベル会員は1900円。2000円でおつりがくるのは嬉しい。通勤ラッシュも顔負けの詰め込み具合を7分間我慢すれば山頂駅だ。雪は少なめだが、気温はマイナス9℃。暑がりの自分にはこれくらいの気温がちょうどいい。99.9%の登山者は、アイゼンをつけて北横岳へ向かう。私は、ひとり麦草峠に向けて下っていく。静かに歩けて最高。思ったより天...北八ツスノーシューイングハイク

  • 2023年の山初めは八ヶ岳ブルーで

    今年の山初めは、硫黄岳にしようと決めていた。今回は単独なので、無理せず安全第一ということで。登山口である美濃戸口の駐車場は大入り大繁盛。相変わらず冬の八ヶ岳の人気はすさまじいものがある。もう少し遅れたら駐車場ジプシーになるところだった。八ヶ岳山荘で駐車料金を支払うと、使用後はステッカーになる駐車券を渡された。この券と引き換えでコーヒーがサービスされるとのこと。素晴らしい。下山後のお楽しみにとっておこう。それより気になったのが、山荘の前に県警のパトカーやら警察官やら遭対協のお歴々が集まっていたことだ。誰か遭難したのかな?と思ったら、安全登山の啓発イベントだったみたい。カメラで撮影もしていた。それを横目に9時45分入山。林道から雪道が始まった。よく踏まれているので、快適に歩ける。ギュム、ギュムと雪を踏みしめる...2023年の山初めは八ヶ岳ブルーで

  • イサナブルーイング

    カミさんと巡る地ビール探訪の第二弾。カミさん:「正月は日本酒ばかりで飽きた。ビールが飲みたいぞ、二等兵よ。」papachan:「軍曹殿、正月はどこも休みでございます。」カミさん:「昭島に5日から営業開始している店があるぞ。出撃だ!」papachan:「ははっ!」今日は、昭島駅から徒歩3分にあるイサナブルーイングに出撃が決まった。こじんまりしたお店に入ると、ビールタンクが目に入る。イサナブルーイングのHPはこちらメニューを見ると、あまりに種類が多くクラクラしてくる。何から飲めばいいのか皆目見当がつかない。こういうとき、カミさんは店員を巧みに絡めとり的確な情報を引き出すのがうまい。さすが軍曹殿である。二人で同じビールを注文すると、とてもじゃないが攻略できないので、各々違うものを注文して飲み比べる作戦とした。ま...イサナブルーイング

  • 2023あけましておめでとうございます

    新年あけましておめでとうございます。新型コロナや不穏な世界情勢など、周りを見回せば不安な要素を上げたらきりがないが、家族そろって穏やかな年始を迎えられたことはうれしいことであると我が家の二代目ウサギが申しております。2023は卯年。干支でいうと癸卯。物事に区切りがつく「癸」と飛躍・向上の意味を持つ「卯」の組み合わせだ。ぜひとも、諸々の不安要素が終わり、明るく希望に満ちた年にしたいものだ。恒例となっている年賀状のイラスト描きは、娘が一人暮らしで家から出たたため、今年から息子一人で担当することになった。我が家にモチーフがいるので都合はいいが、競争相手がいなくなったことで、少し張り合いがなさそう。私も恒例の書初めとして、「卯」の書体を変えたカリグラフィ。ちょっと滲んでしまったけど、まあそこんところはご愛敬で。お...2023あけましておめでとうございます

  • 2022 登り納め@笠取山

    クリスマス大寒波の影響で日本海側のみならず全国的な大雪でえらいことになっている。関東平野だけはこれを免れて、冬晴れの青空と冷たい北風のみ。年末も近づいてきたし、そろそろ今年の登り納めをするのにふさわしい山を物色し始めた。雪を踏んで歩きたいけど、大寒波の豪雪は避けたい。山に行けるのは25日だけ。日帰りでちょこっと雪も楽しみたいといえば、お手軽な北横岳がすぐに思い浮かぶが、考えてみれば去年のクリスマスも北横岳だった。これではあまりに安直なので却下。蓼科山も大寒波直後でラッセルがありそうなので、めんどくさくなって却下。ふと思いついたのが、笠取山。そういえば、冬に行ったことがない。この時期なら、なんちゃって雪山的な感じが楽しめるかもしれないと思って、笠取山に決定。スタートはいつもの作場平。朝8時の時点で7台の車が...2022登り納め@笠取山

  • 第13回ハンドクラフトエキシビジョン

    一年が過ぎるのは本当に早い。気が付けば今年もこの季節がやってきた。お世話になっているビルダーさんや釣り仲間にお会いできる年末恒例のお楽しみ。そして、来シーズンに向けて新作ルアーをそろえる貴重なチャンス。第13回ハンドクラフトエキシビジョン公式HPはこちら会場は、いつもの昭島アウトドアビレッジ。正午の開場時刻に合わせてのんびり出かけると、案の定長蛇の列とそこからあぶれたアングラーの群衆がうごめいており、外まで熱気がムンムンしていた。この寒空の中みんな好きだなぁ~と眺めながら後ろの方に立っていると、BLINKヒルマさんにこっちこっちと招き寄せられ、スタッフ用の名札を手渡された。昨年までは「なんちゃってお手伝いメンバー」だったが、今年は「名札付きスタッフ」に昇格?した。(笑)ということで、BLINKフィールドテ...第13回ハンドクラフトエキシビジョン

  • 立飛麦酒醸造所

    三度の飯よりビール好きなカミさんが、「ここに行きたいのよね~。」と有無を言わせない迫力で詰め寄ってきたので、「はい、自分も行きたいであります!軍曹殿!」と直立不動でお答えした。立飛麦酒醸造所なるところで、昼間っからビールを飲んだくれたいらしい。立飛麦酒醸造所のHPはこちら多摩モノレール立飛駅から歩いて数分。ららぽーとを横目に見ながら進んでいくと茶色の工場っぽい建物が見えてきた。中に入ると、小さな立ち飲みバーのような雰囲気だ。奥にはビールタンクがずらりと並んでいる。タンクごとに違うビールを作っているみたいだ。早速、片っ端から注文するカミさん。なにはともあれ、かんぱーい。1杯目は、ペールエール。フルーティな香りと味わい。ホップの苦みが効いている。どんどんいくよ。2杯目、ヴァイツェン。小麦が香るドイツ風のテイス...立飛麦酒醸造所

  • 岩と富士眺望の乾徳山

    先週の妙義山が中途半端な形で終わってしまったので、秋山の締めくくりに乾徳山へ行くことにした。乾徳山の登山口は、徳和と大平高原の二択。大平高原は標高1300mに位置しているので、徳和から登るより1時間30分くらいのアドバンテージがある。ということで、大平高原に即決。国道140号線から林道に入ってグネグネ進むとと大平高原にたどり着く。途中で朝焼けに浮かぶ富士山が見られて、もう満足。駐車場の大平荘に到着。民宿はすでに廃業しており、登山者向けの有料駐車場を経営している。ちなみに駐車料金は、800円也。駐車場からは、牧場だったであろう山の斜面に太陽光発電のパネルがびっしり敷き詰められているのが見える。民宿が駐車場になり、牧場が太陽光発電になる。時代の流れを感じる。身支度を整えて7:10スタート。太陽光パネルを眺めな...岩と富士眺望の乾徳山

  • 紅葉の妙義山と小屋閉め作業

    先月のガスガス一切経山から1か月経ってしまった。仕事が忙しかったり、山に行こうと思ったら頭痛で起きられなかったり、息子の発熱騒ぎでバタバタしたりで、なかなか山に行けなかった。そんなこんなで、もうアルプスは冬に突入している。例年の小屋閉め作業のついでに、ちょっとだけ秋山の雰囲気を味わいに妙義山を歩くことにした。上信越道・松井田妙義ICを降りると登山口のある道の駅は目と鼻の先にある。紅葉をまとった峻険な岩峰は、高速道路からよく目立って見える。無料の市営駐車場には、登山者の車がたくさん駐車されていた。ザイルやヘルメットを準備しているパーティーは、どこかの壁でも登るのだろうか。妙義の主峰・相馬岳を通過する岩稜は、鎖場だらけで厳しいと聞くので、そのためかもしれないな。私は紅葉がめあてなので、妙義神社から中之岳神社を...紅葉の妙義山と小屋閉め作業

  • 魔女の瞳は見えなかった(後編)

    息子と二人で一泊二日の登山旅行で福島まで来た。今日は、いよいよ目的の山に登る。前編はこちら吾妻小舎の夜は静かだった。夜中に起きて外に出ると、月明かりとオリオン座が美しかった。これなら天気は大丈夫そうだ。寒がりの息子はダウンジャケットまで来こんで布団にくるまってガーガーいびきをかいている。明るくなってきたので、日の出を見に外に出た。若干雲が出ているものの、なんとかご来光を拝むことができた。気温は3℃。ピンと張りつめた空気が心地いい。草木には霜が降りていた。朝食は、おでん定食だった。寒がりの息子にとって、温かい食事は何よりのごちそうだ。美味しいごはんでエネルギーも充填したり、いよいよ快晴の紅葉登山だー!と意気込んでいたら、みるみるうちに外はガスガスワールドに…。管理人さんも、今日はあんまり良くないみたいですよ...魔女の瞳は見えなかった(後編)

  • 魔女の瞳は見えなかった(前編)

    夏山は天候に嫌われて、行きたいところに行けなかったフラストレーションがたまっていたので、秋山に期待をかけていた。どうせなら遠出をしたいので、以前から気になっていた一切経山に行くことにした。数年前に行った安達太良山の紅葉も素晴らしかったので、近くの一切経山の見ごたえがあるのではないかと。ついでに東吾妻山も登りたい。運よく吾妻小舎も個室がとれたので、息子を誘ってみたらOKとのこと。papachann家・男チームで一泊二日の登山旅行だ。しかし、今年はなんだかずっと天候がぐずぐずしている。特に週末やt連休になると、きまってよくない。今回の体育の日三連休も怪しい感じだったが、中日の9日は一応てんくらAなので、それを信じるしかない。初日の悪天は明らかだったので、登山は鼻からあきらめて、朝6時ごろ自宅を出発した。東北道...魔女の瞳は見えなかった(前編)

  • 2022年渓流ルアーフィッシングを振り返って

    2022シーズンもコロナ禍継続中。シーズン前半は第6波、夏から秋にかけては第7波と続いた。一方で、移動制限がなくなったことにより、一人一人が対策をした上で、概ね自由に行動できるようになったことは喜ばしいことであった。ただ、足掛け3年続いた感染予防中心の生活がなんとなく心にブレーキをかけているようで、モヤモヤ感は常に付きまとっていたような気がする。うまくは言えないが、なんとなくスッキリしないのである。それでも、週末が来ればロッドを担いで、たとえ短時間でも渓流に立つ気力があるうちは、人生捨てたもんではないと思っている。ではでは、恒例のシーズン総括にまいりましょう。天候1月から2月にかけては、ここ数年起こっているエルニーニョ現象の影響で厳しい寒さが続いたが、3月に入ると陽光とともに一気に春めいてきた。解禁当初の...2022年渓流ルアーフィッシングを振り返って

  • シーズンラストはプチ岩魚祭り

    シルバーウィーク後半は、またもや台風強襲の予報。よくもまあピンポイントで休日に当たるものだ。カレンダー通りにしか休めない週末アングラーは、泣いても笑ってもシーズンラスト釣行になる。今シーズンは、イワナ欠乏症が重いので、確実に釣れる支流のそのまた支流のそのまた支流、要は源流に日帰りで突っ込んできた。最終釣行は、1匹釣れれば満足して納竿することが多いのだが、なんと二投目でヒットしてしまった。おまけに三投目もヒット。台風が近づいているから低気圧でイワナの気分が上向きなのか、あまりにイージーで拍子抜けしてしまった。いくらなんでも実釣開始10分で帰る気には到底ならない。なにせ、車を止めた場所から30分かけて入渓したのだ。せっかくなので、釣りの神様がくれたチャンスに甘えることにした。パイロットルアーは、BLINK45...シーズンラストはプチ岩魚祭り

  • 貧果は続くよどこまでも

    シルバーウィーク三連休は、息子と奥穂に行く予定だったが、夏に引き続きまたもや台風に当たった。本当にタイミングが悪い。日帰りで代替案も検討したけれど、息子は奥穂以外に興味が湧かないようなので泣く泣く中止にした。息子は大学へ制作の続きに戻っていった。私は、イワナを求めて深夜の高速を飛ばした。朝4時は、まだ真っ暗だ。ヘッドランプで登山道を照らし、入渓点へ向かう。どうも電池が消耗していたみたいで、急にライトの光が弱くなったり、明滅したりするようになってしまった。周囲が少し明るくなってきたのでよかったが、これが深夜ならアウトだ。予備電池も持っていたなかったので、危ないところだった。小さな沢を下って入渓。水量は平水でジンクリア。砂地には、数日前と思われる足跡と焚火のあと。もうここまで来たら引き返せない。おにぎりを食べ...貧果は続くよどこまでも

  • 秋の気配は感じるものの…

    エアコンのお世話にならなくても、涼しく眠れるようになって嬉しい。窓を開けていると秋の虫の声も聞こえる。先週は、3人で盛り上がったので、今週は一人でしっとりと釣ることにした。仕事もあるので、定番の朝のチョイ釣りだ。禁漁が近いとあって、ホームリバーはアングラーが多い。こりゃ厳しいぞと覚悟を決めるものの、本当に反応が無く厳しい状況なので心が折れそうだ。水はきれいだが、お魚のご機嫌はすこぶるよくないみたい。誰が言ったか知らないが、「秋は渓魚が産卵を控えて荒食いが始まる」という定説が全くのウソのように感じてくる。手を変え品を変え、アプローチを変え、帽子のかぶり方を変え、靴紐の結び方も変え、鼻唄の曲を変えても、変化なし、異常無し。もう釣れなくてもいいやと適当にルアーをぶん投げたら、小ぶりなイワナがプルプルっとあいさつ...秋の気配は感じるものの…

  • マサハルくんのガイドでイワナ釣り

    あれよあれよという間に渓流シーズンも残り1ヶ月を切ってしまった。毎年のことながら、残りが見えてくると、なんでもっと釣りに行かなかったのかと軽く後悔する。じたばたしても、釣りに行けるのはあと数回か。そんな中、久しぶりに魚信さんとマサハルくんにお声かけして、コラボ釣行がきまった。お二人に会うのは、2019年8月以来だ。今回は、マサハルくんおすすめの渓をガイドしてもらうことになった。案内してもらったのは、群馬県某所。魚信さんも私も初めての場所だ。魚信さんとの釣りは、恒例の儀式から始まる。リポDとさけるチーズ。厳かな気持ちでいただく。これで爆釣は約束された。魚信さんは、アクションカメラを搭載している。意気込みが違う。マサハルくんが言うには、今日はかなり水量が多いとのこと。昨日、かなり降ったみたいだ。ファーストヒッ...マサハルくんのガイドでイワナ釣り

  • sora cafe 開店しました!

    今日は久しぶりにsoraさんとのコラボ釣行。soraさんとのコラボは、昨シーズンの解禁釣行以来だ。ワクワクして眠れなかったよ。車をぶらぶら流して、適当なところで入渓した。ゆるい感じでスタート。最近はまとまった雨が降っていないので、ヤマメの出方もナーバスだ。ファーストフィッシュは、極小の新子ヤマメ。おまけにスレ掛かり。やーねー。サイズは伸びないけれど、ヤマメの姿が見えるので飽きることは無い。深場よりは浅瀬に散っている感じだ。soraさんも順調に釣り上げて行った。最近コラボ釣行はぜんぜんやっていなかったし、soraさんと会うのも久しぶり。釣ったりバラシたりを繰り返しながら、一喜一憂を共有できる時間を幸せに思う。大きいサイズは、一回しかルアーを見に来ない。これを掛けられれば最高なんだけど、そこまでのウデは無い。...soracafe開店しました!

  • 日本一長い川の最初の一滴を求める山旅

    お盆休みに息子と北アルプスに行く予定だったが、天気が悪いので泣く泣くあきらめた。このままでは、くすぶったまま夏が終わってしまう。てんくらを毎日眺め続け、一日だけ晴れた日を捕まえることができた。日帰り山行として選んだのは、甲武信ヶ岳。日本一長い川の最初の一滴が見られることに、息子が興味を示した。もちろん、山バッジが手に入ることは最低条件である。気が変わらないうちに、レッツゴーだ。papachan家・男チームの出撃だ。甲武信ヶ岳に登るにはいくつかルートがあるが、千曲川信濃川水源を見るのが大きな目的なので、毛木平からスタートだ。毛木平の朝の気温は11℃。都会の猛暑なんぞ、ここは全く関係なし。爽やかを通り越して、うすら寒い。6時15分、登山開始。登山道は砂利の林道のような感じで始まる。釣り以外でここに来るのは初め...日本一長い川の最初の一滴を求める山旅

  • 蝉しぐれと夏イワナ

    東京は記録的な猛暑日が連続している。立秋も過ぎたというのに、太陽の攻撃的な姿勢は全く衰えを見せない。こんなときは、高原の渓でイワナと遊ぶに限る。熱帯夜の高速道路を走り信州入り。夜が明けたばかりの高原はさすがに涼しい。日の出とともに、セミの大合唱が始まった。遠出してのボウズは絶対避けたいところだ。盛夏のご機嫌なイワナ釣りでよもやのボウズはありえないとタカをくくっていると、足元をすくわれる。長野は連日の雷雨で水量が安定していると思いきや、目的の渓やまさかの減水状況だった。小渓でしかも減水。自分のストーキング技術が稚拙なせいか、イワナの反応はさっぱりだ。3時間遡行して、ようやくイワナとご対面。サイズの割にはお腹がポッコリと膨らんでいる。自分の腹とどっちが出ているか競う気も無いけど、みんなお腹一杯たらふく昆虫類を...蝉しぐれと夏イワナ

  • 仕事前にフローティングゲーム

    先週よいヤマメを釣って気分がいいので、今日も同じ渓へ出撃した。午後から仕事があるので、朝だけのチョイ釣りだ。夏は暑いから、時間があったとしてもあまり粘りたくない。今週は雨が少なかったので、平水よりやや少なめ。これくらいだとヤマメたちは浅瀬でも広範囲に散っている。足首くらいの水深があれば勝負できるので、ルアーはフローティング一択。BLINK55飛燕F型。この時期はアユカラーが効く。どこに投げてもヤマメが姿を現すので、それだけでわくわくする。全てを掛けることはできないけれど、いるかいないか疑心暗鬼にならないだけでも精神衛生上よろしい。今日イチのヤマメはよく引いた。顔がとんがっているから、これはオスだな。釣れるヤマメは6寸から7寸くらいだが、夏のヤマメは元気で力強い。ウルトラライトロッドをよくしならせてくれて楽...仕事前にフローティングゲーム

  • 夕まずめをねらって

    珍しく夕まずめに出撃してきた。昨日まとまった雨が降ったので、おそらく渓は増水したはず。それが平水に戻るタイミングをねらってみた。午後の気温はウナギ昇り。車の気温計は36℃を示していたが、目的地に着く頃はだいぶ下がってきた。それでも、エアコンの効いた車の外は湿気たっぷりの重い空気が谷底まで沈んでいる。入渓点に咲くヤマユリもしおれる寸前だ。今日はフローティング縛りで釣ると決めてきた。BLINK55飛燕F型のアユカラー1本勝負!どんなに深い淵でも、フローティングを派手に動かして誘い出してやる。ルアーの泳ぎ具合を確かめようと軽くキャスティングしてからロッドをあおってルアーに水を噛ませると、いきなりガツンとバイトがあった。心の準備ができておらず、ジャンプ一発でフックアウト。まさか、あんなチャラ瀬に良型が着いていたな...夕まずめをねらって

  • オープンキャンパス

    息子の絵が展示されているというので、大学のオープンキャンパスなるものをちょっくら覗いてきた。本来、オープンキャンパスは、高校生やその保護者が大学の雰囲気や受験対策の情報収集のために行っているものだが、学園祭的なノリなので、それ以外の人々も事前申し込みすれば入ることができる。しかし、現在はコロナ禍ということもあり、入れるのは保護者や家族に限られる。カミさんの指示にしたがって、粛々とネット申し込み済ませておいた。学生全員の作品が展示されているわけではないようで、それぞれの学部から選ばれし者の作品だけが並んでいる。今回来る気になったのも、息子の作品が選ばれているから。それなりに真剣に取り組んでいるようなので、学費も納め甲斐がある。(笑)アメリカから小学生の甥っ子が遊びに来ていたので、連れて行った。彼は絵画よりグ...オープンキャンパス

  • 極上の睡眠を求めて

    齢のせいか、体力低下のせいか、はたまた人生を達観してきたせいか、最近ピークにこだわらない山旅が増えつつある。特にテント泊ともなると、その傾向は顕著だ。「せっかくそこまで行ったのなら、なんであの山に行かないの?」と奇異の目にさらされることは承知の上である。出発前夜にそそくさとパッキング。装備リストなんて作ってないが、いつも持っていくものは決まっているので、自動的に体が動く。今回の山行は、栂池から白馬乗鞍岳を越えて、白馬大池でテント泊。ついでに、小蓮華山に行っても行かなくてもいいか、というゆるい計画。結論を先に言ってしまうと、小蓮華山には行かなかった。(笑)自宅から栂池高原までは、ざっと280kmくらい。250kmを超えるドライブになると、ちょっと気合がいる。夜中の2時半に自宅を出て、栂池の駐車場には7時00...極上の睡眠を求めて

  • もう梅雨明けなの?

    梅雨の中休みどころではない猛暑・酷暑の日々が続いている。もう梅雨明けなのか?あまりに激しい気象の変化について行けない。そろそろ梅雨という概念が通用しなくなっている気がする。この調子でいくと、ホームリバーも渇水は避けられないだろう。厳しい夏になりそうな予感。渇水が進むと釣りも厳しい。渓魚にこちらの存在を気づかれないように、ストーキングが必須なのは言うまでもないが、キャスティングもかなら離れた位置からアプローチするようになる。瀬尻に着いているヤマメに気配を悟られたら一発でアウトだ。一目散に上流へ向かって伝令に走られてしまう。そうなったら、そのポイントは終了。遠くへキャスティングすると、バラシ率も高くなる。長く伸びたラインの先で確実にフッキングするのは、かなり難しい。低伸長のPEやフロロでダイレクト感を高めては...もう梅雨明けなの?

  • 奥秩父の盟主

    先週ようやく念願のイワナに出会えたので、釣欲はいったん落ち着いた。翌日から梅雨入りも発表され、これからは天気予報とにらめっこの日々が続くのだ。正月に木曽駒へ行って以来、山に登っていないことに気づいた。気づいたというか、気にはしていたのだが、オミクロンの大流行で雪山に行くチャンスはことごとく失われ、そうこうしているうちに渓流解禁となり、しかもイワナが釣れないので懲りずに渓に立ち続け、気づいたら2022年も半分過ぎようとしている。定期的に山に行かないと、体力は落ちていくばかりだ。今週は何が何でも山にいく。いきなりハードな山だと少々心配なので、安全に行けるところにした。金峰山、しかも大弛峠からのピストン。登山というよりハイキングに近い。大弛峠の駐車場争奪戦に勝利すべく、かなり早出とした。難なく駐車できたが、車は...奥秩父の盟主

  • イワナとヤマウド

    どうしても、なにがなんでも、心の底からイワナに会いたい。ヒューマンプレッシャーにさらされていない無垢のイワナと遊びたい。今シーズンは、ここまでイワナ0匹更新中のため、二万五千分の一地図を穴が開くほど眼を凝らして眺め、ある谷を選んだ。どんなに周到に準備したって先行者がいる場合もありうる。Bプラン、Cプラン…、Fプランまで考えておいた。さあ、出発だ!あと数年したら荒廃して無に帰すであろうマイナーな登山道を辿って入渓する。クマがいる山域なので、熊鈴を派手に鳴らしたり、歌を歌ったりしながら歩く。崩れかかった登山道に足跡を見つけた。足跡の形から見て、どうやら一人のようだ。登山者か?釣り人か?車はどこにもなかったから、今日の足跡では無いのかもしれない。谷まであと少し。今さら引き返すのは面倒だ。ちょっと疑心暗鬼になりな...イワナとヤマウド

  • 夏が来たので野点釣行

    梅雨のはしりのような天候が続いたが、週末は全国的に暑くなる予報がでた。渓の水量が増えて、しかも気温が上がるのであれば、こりゃイワナがポンポン出てくるんじゃないの~?ということで、今日からウェーダーではなくゲーターで軽快に。冷涼な水が気持ちい季節の到来だ。早朝の渓は暑くも無く、寒くも無く、ちょうどいい感じ。でも、期待した水量は平水?いや減水に近いか…反応があるのは、イワナでなくアマゴの方。でも、クリアな水で減水となれば、かなりナーバスになっているようだ。ルアーを打ち込むと、ピュッと飛び出して、ピュッと去っていく。ファーストフィッシュは、瀬の真ん中にあった沈み岩の前に定位していたと思われるアマゴ。ルアーが岩の上をかすめようとした瞬間のバイトだった。2尾目は、2回チェイスしたあと一旦沈黙したが、トレースラインを変えた...夏が来たので野点釣行

  • 支流の居着きヤマメ

    天気予報で「警報級の大雨」なんて脅すもんだから、土曜の釣りはやめておいた。結果的には、雨はそれほど大したことなく、あれくらいなら釣りに行っておけばよかったと悔やんだ。ぼやいても仕方ないので、日曜の朝に全力を注ぐ。自分と同じようなことを考える釣り人は多いようで、ホームリバーにはアングラーの車が点々と駐車されている。街道沿いの公衆トイレで用を足している間にも、上流に向かう車が次々に通り過ぎて行った。Aプラン、Bプランともに先を越されて玉砕。Cプランで入渓。雨の恩恵はそれほどなかったらしく、気温も水温も穏やかな割には魚の機嫌はよろしくない。ファーストフィッシュは、今季最小クラスのヤマメ。ネットに入れると小ささが際立つ。(笑)もう一つ追加。今度は6寸程度。入渓した区間は短めなので、あっという間に終わってしまった。いくら...支流の居着きヤマメ

  • さよなら、18カルディア

    GW終盤にさしかかった週末。前日の夜まで山に行こうか、釣りに行こうか、さんざん悩んだ挙句に釣りに決めた。理由は、イワナが釣りたいから。シーズン開幕して以来、ここまでイワナの顔を見られていないのは、あまり記憶にない。しかし、そういう殺気立った時こそ、落とし穴があるものだ。入渓してわずか10分で苔で足を滑らし転倒した。川の中だったので体にダメージはなかったが、立ち上がったらロッドにリールがついていないことに気づいた。リールフットがポッキリと折れている。手元に絡まったラインを辿ると、川底に沈むリールを発見した。やってしまった。転倒してリールをへし折ったのはこれで2回目だ。何ともやるせない気持ちになる。この18カルディアは、今までベイルの不調で3回も修理に出してきた。まるで出来の悪い息子を持ったみたいな気持ちだったが、...さよなら、18カルディア

  • 柳の下の二匹目のドジョウは?

    GW前半戦を長野の小屋で無為に過ごしているとき、shinichiさんからLINEが送られてきた。画像には素晴らしいプロポーションの尺イワナの姿がランディングネットからはみ出している。こっちはボウズを食らって打ちひしがれているところだというのに、なんてこった。もともと、自分が狙っていた沢である。GW後半戦は山に行こうか釣りに行こうか迷っていたtが、これで心は決まった。こんな画像を見たら釣りに行くしかないではないか。それが男というものなのだ。GW後半戦の5月3日、柳の下の二匹目のドジョウを狙って出陣だ。この時点ですでに懸命な読者は鼻で笑っていることだろうが、自分は尺イワナが釣れると信じ込んでいる。釣り人というのは、なんとのノー天気で幸せな人種なのだろう。朝の気温は4℃。ウェットスタイルにはまだ早い。ウェーダーで入渓...柳の下の二匹目のドジョウは?

  • 禍福は糾える縄の如し

    ゴールデンウィーク前半戦開幕~!といっても、特にスペシャルプランがあるわけでもなく、長野の小屋掃除に向かった。先月は雪があって外回りの修繕や掃除ができなかったので、気になっていたのだ。小屋の周辺も桜が終わって新緑がまぶしい。レンギョウの花が綺麗に咲いていた。この三連休は天気が安定しない。雨が降ったり止んだりを繰り返している。晴れ間のタイミングで側溝の掃除と土留めの杭打ちは何とか済ませることができた。今回は息子がいないので、焚火はやらなかった。掃除が終わったら、山菜採りにいそしむ。買い物はほとんどしてこなかったので、山菜が採れないと食うものが無い。予定通りタラノメ、コゴミ、そしてワラビはいくらでも採れる。ワラビのアク抜きは少し手間だが、スーパーで売っている水煮とはまるで比べ物にならないくらい美味い。一人だけなので...禍福は糾える縄の如し

  • 今季初コラボはアマゴ釣り

    今年のGWは2年ぶりに移動制限が無くなった。まだまだ油断はできないが、気兼ねなく都県境を越えられるのは嬉しいことだ。GW前哨戦として久しぶりにshinichiさんを誘ったら、二つ返事でコラボ釣行が実現した。今季初のコラボなので、ちょっと足を延ばして南アルプスのお膝もとで遊ぶことにした。shinichiさんは、今日が今シーズン初釣行だという。最近は釣欲よりボルダリング熱の方が上回っているらしい。今にも雨が降りそうな空模様だが、山は新緑がまぶしく、まさしく山笑う季節になった。南アルプスに磨かれた水はますます美しい。ファーストフィッシュはshinichiさん。可愛らしいアマゴが挨拶にきた。魚がいることがわかれば、がぜんヤル気が出てくる。私もほどなくしてアマゴをキャッチした。可憐で美しい。ルアーは、先日ヒルマ氏から送っ...今季初コラボはアマゴ釣り

  • 今週はコゴミ採りメインで

    4月なのにもう台風がやってきた。台風本体は太平洋沖を北に進んだので、直接的な影響はなかったが、週の後半は全国的に雨がちな日が続いた。この時期の雨は嬉しい。新緑が一層進むにつれて渓魚も元気になり、山菜も伸びてくる。ヤマブキも一斉に咲きだした。こんな日は、のんびり釣り上がりたいが、あいにく家族の野暮用で9時半には家に戻らないといけない。駆け足のように釣り上がり、おちびのヤマメ3尾に遊んでもらった。今日はshinichiさんのハンドメイドミノー”ikoiko”の調子が良かった。渓魚の顔を拝むことができたので、次は山菜採りだ。先週がタラノメだったので、次はコゴミの番だ。春の山菜は、フキノトウに始まり、タラノメ、コゴミ、ウド、ワラビの順番に顔を出す。その年その年の季節の進み具合で採れる時期は若干前後するものの、順番は変わ...今週はコゴミ採りメインで

  • 春山女魚とタラノメ

    3年ぶりの人事異動で3月半ばから先日まで残務処理やら引継ぎやらでドタバタの毎日だったが、ここにきてようやく一息ついた。新たな職場で新たなスタッフたちと共に充実した仕事をしていきたい。幸い、以前一緒に仕事をした者も数人いる所なので心強い。家族からもケーキやネクタイのプレゼントで御祝いしてくれた。御祝いといえば、弟の子供が第一志望の私立中学校に合格した。これはめでたいということで、久しぶりに実家に全員集まり、御祝いの会を開いた。コロナ以降、弟家族と会っていなかったので、本当に久しぶりだ。あの頃は小学校4年生だったので、随分大きくなった。あと1年したら、私の身長は抜かれてしまうだろうな。そんなこんなで、しばらく釣りもできなかったが、ようやく渓に立てる日が巡ってきた。街道沿いの桜も咲いており、木々も芽吹きだした。山が笑...春山女魚とタラノメ

  • 小屋も春のきざし

    息子と一緒に小屋開けに行ってきた。例年4月に入ってから開けることが多いのだが、今年は4月に仕事が忙しくなりそうなので、ちょっと早めに開けることにした。予想はしていたが、まだかなり雪が残っていた。とりあえず、水道、電気、ガスのチェックは済ませ、あとは掃除や布団干し等やれることだけやっておくことにした。息子に雪かきを任せ、自分はフキノトウを探しにいく。日当りのいい斜面では、雪が溶けたところから鮮やかな黄緑色が顔をのぞかせていた。短時間でもそれなりに収穫できた。よきかな。天ぷらは食べたばかりなので、息子のリクエストでふき味噌を作ることにする。汚れを落として、下準備完了。フキノトウのあくが苦手な人は、茹でてあく抜きしたり、花の部分を取り除いたりするようだが、自分はどちらもやらない。多少あくを感じるくらいが好きなのである...小屋も春のきざし

  • 大失敗のち結果オーライ

    前日にいい雨が降ったので、今日こそは良型に巡り会うべく出陣したのに、とんだ大失敗をやらかしてしまった。夜中に車を飛ばし、予定通りの入渓点に一番乗り。ウェーダーを履き、ロッドを繋いで、リールをセット。帽子をかぶって、フィッシングベストを着ようとしたら、ん?無い。フィッシングベストが無い。。。自宅を出る時、車に積み忘れてしまったようだ。フィッシングベストには、ルアーケースやらリーダーやら、その他もろもろ一式が入っている。これが無くては釣りにならないどころか、釣りができない。こんなこと初めてである。自分に自信が無くなってしまった。もうボケが始まったのか…。何もしないで帰るのもシャクなので、フキノトウを探して回る。先週は影も形も無かったのに、一週間でだいぶ春が近づいたようだ。鮮やかな黄緑色が顔を出していた。今日はフキノ...大失敗のち結果オーライ

  • 支流は絶賛渇水中

    予想はしていたが、支流は渇水がひどい。もうちゃらっちゃら。当然、何の気配も無し。何も釣れない。このまま帰るのも悔しいので、本流に寄ってちっこい放流モノを1尾釣って終了。ボウズを回避できたのだから、放流ものとはいえヤマメに感謝しなけらばならない。でも、出会いたいのは君じゃぁないんだけどね。ごめんね。この冬は何回か雪の日はあったけれども、川の水量には全くと言っていいほど影響がない。まとまった雨が降らないとダメだな。濁りが出るくらい降って、川底の苔も洗い流さないと、状況は改善されないだろう。しばらく釣りは開店休業かな。こんな時は、釣り雑誌でも読むに限る。読んでるとますます釣りに行きたくなってしまうけど。それにしても、今年はまだフキノトウを見ない。冬が寒かったから?それとも雨が降らないから?支流は絶賛渇水中

  • 暖かくも厳しい渓流解禁2022

    2月までは震えるような寒さだったが、3月に入ったとたん一気に春の陽気となった。関東地方の渓流解禁は、そのほとんどが3月1日。我がホームリバーも予定通り解禁した。カレンダー通りにしか休みが無いサラリーマンアングラーとしては、3月第1土曜日を一日千秋の想いで待ち続ける。今年の初釣行は、3月5日。解禁から5日も経っていると、渓魚は全部釣り切られてしまっているのではないかと妄想し、布団の中でぶるぶる震えているのだ。最近はホームリバーでもルアーアングラーを多く見かけるようになった。年々増えているような気がする。暗いうちに入渓してしまおうと考え、早起きして車を飛ばしたものの、皆考えることは同じで、めぼしい入渓点はことごとく車を停められ先を越されてしまった。Aプランがダメなら、Bプラン、それがだめならCプラン…、結局Dプラン...暖かくも厳しい渓流解禁2022

  • 解禁準備と巣立ち

    オミクロン株が職場を直撃中なので、2月の休日は自宅でオリンピック観戦に費やした。雪山登山どころじゃない状態がしばらく続いている。カレンダーを見れば、もうすぐ渓流解禁。家にいてもできることと言えば、ルアーのフック装着くらいか。こんなことでも、少し気分が上向いてくる。さあ、この中で今シーズン一軍昇格できるのは、どれかな~?できればみんなに活躍してもらいたいものだ。ホームリバーの年券を入手しがてら、気晴らしに渓流の様子を見に行った。これくらいは許されるよね。今年は久々寒い冬だ。道にも渓にも雪が残っている。焚火で遊ぶ。湿った枝ばかりで、火が着きにくかった。コーヒーも一杯だけね。気分転換だから。解禁前に雪山にも行っておきたいし、解禁したら渓にも立ちたい。オミクロンよ、はよどっかに行っとくれ。さてさて、先日のこと。娘が一人...解禁準備と巣立ち

  • ピッケルのサビ落とし

    新型コロナウイルス・オミクロン株による第6波が急速拡大中。またもや蔓延防止等重点措置期間に突入してしまった。職場からも不要不急の外出自粛令(仕事を除く)が出ており、おいそれと雪山に行くことも憚られる状況である。ぶつぶつ言っても仕方ないので、山道具の手入れでもすることに。逆に言うと、こんなことでもないと道具のメンテナンスなんてやらない私。今日は愛用のピッケルのサビ落としをしよう。愛用しているのに錆びたまま放置しているの?そんなツッコミは置いといて…。けっこう赤サビが浮いているな…。使った後、ろくに乾かさず車に放り込んでおくからこういうことになる。ホームセンターでサビ落とし剤を買ってきた。いろいろ種類があったが、「強力タイプ」という言葉に惹かれた。これを塗りたくって、20~30分放置する。そのあと布でごしごし拭き取...ピッケルのサビ落とし

  • 新春雪山贅沢三昧

    昨年の秋、コロナが落ち着いてきた様子を見計らい、すかさずホテル千畳敷を予約しておいた。木曽駒ヶ岳に登って日本最高所のホテルに泊まり、温かい風呂に入り、美味しい食事に舌鼓を打ち、夕焼けとご来光を楽しもうという、考えられる限り最も贅沢な新年山行を満喫することになった。今回ご一緒したのは、shinichiさんとyoshiさん。昨年の正月山行では、私が体調不良になってお二人に多大なるご迷惑をおかけしたので、今回はそのリベンジでもある。まずは、ロープウェイで一気に白銀の世界へ。登山届を提出し、ドアを開ければ眩しいばかりの千畳敷カールと宝剣岳。いやがうえにもアルペンムードが沸騰する。アイゼンを装着し、ヘルメットをかぶって身支度完了。10時40分スタート!厳冬期なのに、これほど天気がいいのは、晴れ男shinichiさんのパワ...新春雪山贅沢三昧

  • 新春デトックス 二発

    年末年始をぐーたら過ごし、欲望の赴くまま暴飲暴食を繰り返し、寝ころんでテレビを眺めうたた寝など貪って「ああ幸せだなぁ」などど呟いていたら、とんでもないことになっていた。久しぶりに体重計に乗ったら、目を疑うほどの驚愕の数値をはじき出したのだ。血圧も危険領域に突入していた。クリスマスに北横岳へ行ったときまでは、きちんと体重管理ができていたのに。人間、堕落するのは早い。ダメ人間すれすれ、いやすでにダメ人間完成である。これは山に行って毒素を抜くしかあるまい。正月三が日は、寝正月を決め込むつもりだったが、そんなことを言っている場合ではなくなった。1月3日は早起きして三頭山へ。朝8時に開園する予定の都民の森は、正月のため駐車場が使えない。200mくらい戻って、空きスペースに停めた。コースは、都民の森→鞘口峠→三頭山(東峰・...新春デトックス二発

  • 2022明けましておめでとうございます

    コロナ禍も早2年が過ぎた。オミクロン株の脅威は侮れないが、昨年よりは穏やかな年末年始を過ごせている。大掃除、おせちの準備、年賀状などやるべきことを粛々とこなし、気分スッキリと元旦を迎えられるのはちょっとした達成感でもある。今年は寅年。「虎穴に入らざれば虎子を得ず」をことわざにもあるように、様々なことに挑戦することを恐れず、前向きで明るい一年にしたいものだ。トラだけにトライすることを楽しみたい。毎年恒例である子供たちの干支のイラストと私の書初め。イラストは、年賀状用に描いているものだが、娘は昨年で卒業宣言をしていた。それでも、私が「どうする?描く?」とカマをかけてみると、「じゃあ、描こうかな~。」だって。上が息子、下が娘のイラスト。息子は進級製作で相当苦労したらしく、ちょっとスランプ気味らしい。トラを描きおわった...2022明けましておめでとうございます

  • アイゼンを新調したので雪山で足慣らし

    アイゼンを新調した。長いこと愛用していたシャルレのアイゼンは重いし、雪団子はつくしで、加齢と共に辛くなってきたからだ。購入したのはペツルのバサックLLU。シャルレは、自分が知らないうちにペツルに買収されていたみたい。シャルレ派としては、寂しい限り。ペツルのアイゼンにシャルレの魂が継承されていることを願う。バサックLLUは、セミワンタッチがデフォルト。しかし、心配することなかれ。附属品としてワンタッチ用のパーツも入っている。私の冬靴はワンタッチアイゼン対応なので、当然付け替える。アイゼンベルトをセミワンタッチのワイヤーに引っ掛けてグイッと引っ張ると外れる。でもって、ワンタッチのパーツをはめ込むと完成だ。うん、こっちの方がすっきりしていてよい。バサックLLUは、なんといっても軽さが魅力。12本爪の中では一番軽いので...アイゼンを新調したので雪山で足慣らし

  • 新雪の美術展

    息子の通う大学のクラスメイト有志による美術展を見に行ってきた。会場は、東急田園都市線あざみ野駅から歩いてすぐのところ。アートフォーラムあざみ野。この展覧会に出品されている作品は、日本画専攻2年生の進級製作とのこと。みんな個性豊かで素晴らしいね~。進級製作は、かなり大きな作品。1ヶ月間くらいかけて描いているので、どれも力作ぞろい。大きな作品の隣にある小さな作品は、授業とは関係なく冬の街という共通テーマで描いているらしい。息子は、この小さな作品を搬入日の朝7時まで描いていた。できあがるの?と尋ねたら、「時間が来たらそこで完成」だとさ。(笑)帰りにカミさんと天婦羅屋さんで乾杯!寒い日に、揚げたてのアツアツ天婦羅をつまみに飲むビールは最高に美味い。「新雪の美術展」は、12月26日まで開催中。ご興味のある方は、どうぞ覗い...新雪の美術展

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