盛夏に次々と花を咲かせるムクゲ。紅白の対比が鮮やかな底紅の花の風情を和紙の鮮明な色合いで表し、扇子にあしらいました。 “Rose of Sharon” にほんブログ村
和紙素材の持ち味を生かし、季節感ある作品をアップしてまいります。
和紙造形作家。和紙クラフトによる創作をしています。 和紙の花・人形・和紙画など立体と平面によるさまざまな形式により、和紙それぞれの特性を活かして日本の四季の移ろいを中心に表現してまいります。 また、和紙についての話や提案なども紹介しております。
薄に月を取り合わせた一作。秋の草花の中でも萩に次いで万葉の人に愛でられた薄。薄の花は尾花とも呼ばれ、秋の柔らかな光や冴えた月の光を受けて揺らぐ光景は美しく、秋の気配を清らかに伝えて人の心を揺り動かしま
穂にいづる み山が裾の 群すすき 籬(まがき)にこめて かこふ秋霧 (山家集:西行)Ho ni izuru mi yama ga suso no mura susuki magaki ni kome
秋の野を彩る萩の花。枝垂れて咲く紅色の萩の風情を微かに濃淡のある和紙の色合いによって表し、扇子にあしらいました。 ”Bush clover ” にほんブログ村
人もがな 見せも聞かせも 萩の花 咲く夕かげの ひぐらしの声(千載和歌集:和泉式部)Hito mo gana mise mo kikase mo hagi no hana saku yufukage
細やかで優しい風情の野菊、ヨメナ。肌理細やかな和紙の風合いとしなやかさによって花の風情を表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 ”Kalimeris yomena” にほんブログ村
緑の花穂が愛らしいエノコログサ。ホカホカとした花穂の感触を和紙の温かみのある風合いで表し、竹の一輪挿しにありらいました。 ”Green bristlegrass” にほんブログ村
秋の草原で涼やかに咲くマツムシソウ。薄紫の繊細な小花が多数集まって咲く独特な形状を和紙の柔らかな色合いと質感で表し、扇子にあしらいました。 ”Scabiosa japonica” にほんブログ村
和紙クラフト 一日講座「照葉に小菊」2021年 10月30日 (土)/ 11月23日(火)祝日各日 10:00~12:00小津和紙 ( 東京日本橋 http://www.ozuwashi.n
可憐な秋の野菊、ヨメナ。鮮やかな小花を咲かせるヤクシソウ。草むらを清楚な花で彩るセンニンソウ。秋を伝える素朴な野草をそれぞれの特性に合わせた和紙の選択によって表し、ブーケにまとめました。 ”Autum
秋の山野で可憐な薄紫のリンドウに似た花を咲かせるツルリンドウ。素朴で優しい風情の花を薄口の和紙の取り合わせで表しました。 “Tripterospermum japonicum” にほんブログ村
初秋の山野で季節の移ろいを伝えるイヌタデ・ヤマホトトギズ・ヨメナ。薄くしなやかな和紙の風合いと落ち着きのある色合いで表し、陶器の一輪挿しにあしらいました。 ”Autumn grasses” にほん
白から紅色の変化に富む花を多数つけるミゾソバ。愛らしい素朴な野の花を白から紅色の変化がある和紙で表し、陶器にあしらいました。 “Polygonum thunbergii” にほんブログ村
秋の野を彩るアキノキリンソウ。繊細で鮮やかな黄色い小花を段々に咲かせ、深まりゆく秋の情趣を伝えます。和紙の柔らかな風合いによって花の風情を表し、扇子にあしらいました。 ”Golden-rod” にほん
秋を伝えるホトトギス。花びらが外側に反り返る形状に特徴のあるヤマホトトギスを和紙の取り合わせと野趣を醸し出す斑点を点描によって表し、竹の一輪挿しにあしらいました。 ”Tricyrtis” にほんブログ
一重の清楚な花が白梅を想わせるウメバチソウ。上むきに咲く端正な花とすっきりとした草姿は、涼やかな佇まいです。和紙の白色を生かして表し、素朴な味わいの和紙の花包みにあしらいました。 ”Grass-of-
釣鐘形の紫褐色の斑点が野趣を醸し出す蔓人参。下向きに咲く花と蔓性の動きを和紙の特性によって表し、竹の一輪挿しにあしらいました。 “Codonopsis lanceolata” にほんブログ村
ほのかな紅紫色の花が初秋の情趣を醸し出すフジバカマ。和紙の落ち着いた色合いによって表し、扇子にあしらいました。 “Thoroughwort” にほんブログ村
ゆったりと優美な花を咲かせるフヨウ。清楚な白花のフヨウを異なる質感の和紙の取り合わせによって表し、陶器にあしらいました。 ”Cotton rosemallow” にほんブログ村
凛として咲く桔梗。風に靡く枝先の風情が秋の情趣を醸し出す萩。桔梗と萩それぞれの特性を和紙の取り合わせとしなやかさで表し、竹の一輪挿しにあしらいました。 ”Autumn grasses” に
清楚な白萩。初秋をたおやかに伝える萩の枝先を薄口の和紙のしなやかさを生かして表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 “ White bush clover ”
「ブログリーダー」を活用して、ymatsuさんをフォローしませんか?
盛夏に次々と花を咲かせるムクゲ。紅白の対比が鮮やかな底紅の花の風情を和紙の鮮明な色合いで表し、扇子にあしらいました。 “Rose of Sharon” にほんブログ村
にほんブログ村
薄紅色の清楚なササユリ。涼やかに楚々として野に咲く花の風情を柔らかな和紙の色合いによって表し、扇子にあしらいました。 ”Lilium japonicum” にほんブログ村
むら雨の 風にぞなびく あふひ草 向かふ日かげは うすぐもりつつ(壬二集:藤原家隆)Murasame no kaze nizo nabiku afuhi gusa mukafu hikage ha u
白から濃紅色へ花色が移ろう様が鮮やかなベニガク。小ぶりで可憐なヤマアジサイを紅色のグラデーションの和紙の特性を生かして表しし、竹の花器にあしらいました。 ” Hydrangea” にほんブログ村
梅雨の時、雨露を受けて艶やかさが増す未央柳(びようやなぎ)。中国原産の未央柳の和名は、唐時代の詩人、白居易(はっきょい)の『長恨歌(ちょうごんか)』の一節、「未央柳(未央の柳)」に由来します。「未央柳
鮮やかな黄色い花が夏草らしいセンダイハギ。和名の表記では先代萩の他、仙台萩・千代萩があります。センダイハギの和名での表記は、歌舞伎の演目『伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)』に由来します。『伽羅先代萩
白梅を想わせる純白の花が爽やかな印象のバイカウツギ。初夏から梅雨時にかけ、枝の先に4弁の花を咲かせるたおやかな花の風情を和紙の白色を生かして表し、花器にあしらいました。 ”Philadelphus&#
紅色の小さな蝶形の花を立ちあがった花穂につける様が愛らしいコマツナギ。素朴な山野草の風情を和紙の色合いとしなやかな質感で表し、扇子にあしらいました。 ”Indigofera pseudotinctor
梅雨時、優美な花を咲かせる花菖蒲。白い花びらに紫の立ち弁による二色花となった三英咲きの花菖蒲を和紙の質感と線描によって表しました。 ”Japanense iris” にほんブログ村
あふち咲く そともの木陰 露おちて さみだれはるゝ 風わたるなり(新古今和歌集:藤原忠良)Afuchi saku sotomo no kokage tsuyu ochite samidare haru
初夏、枝葉の基部に多数の小花を咲かせるセンダン。涼やかな小花の風情を和紙の色合いとしなやかな質感により表し、竹の花器にあしらいました。 “Melia azedarach” にほ
日本の山野に自生する野生の蘭、ギンラン。春に清楚な花を咲かせる山野草の風情を和紙の落ち着きのある白色で表し、扇子にあしらいました。 ”Cepha lanthera ” にほんブログ村
椿に似た白い花を柔らかに咲かせる夏椿。青葉に映える涼やかな花の風情を和紙の柔らかな質感によって表し、竹の花器にあしらいました。 “Japanese stewartia” にほん
釣鐘状の花が俯いて咲く姿が優しいホタルブクロ。梅雨時に咲く、薄く柔らかな花の形状を手漉き和紙の白色と点描で表し、扇子にあしらいました。 “Hotarubukuro” にほんブログ村
純白の大輪の花を咲かせるオオヤマレンゲ。俯き加減に深山で咲く姿は優美です。和紙の取り合わせによって表情豊かな花の風情を表しました。 “Magnolia sieboldii” にほんブログ村
祇園祭の頃に優美な花を咲かせるムクゲの一種、祇園守(ぎおんまもり)。外側の花びらと内側の複数枚の花びらの重なりを白色の透明感のある和紙の柔らかな質感によって表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 ”
立ち上がった花穂に、紅色の小さな蝶形の花つける姿が愛らしいコマツナギ。繊細で可憐な花を咲かせるゲンノショウコ。夏の山野草をそれぞれの特性に合わせた和紙の取り合わせによって表し、花器にあしらいました。
白い花穂が緑の葉に映え、夏の水辺で清涼感を伝えるハンゲショウ。繊細な草姿と明るい朱の花が夏を感じさせる、フシグロセンノウ。涼やかな夏の山野草を和紙の柔らかな色合いと風合いによって表し、陶器にあしらいま
6枚の輪生した葉に支えられるように、清楚な白い小花を咲かせるゴゼンタチバナ。高山帯の林床に咲く、可憐な花を和紙の持つ凛とした質感輪生したによって表し、一輪挿しにあしらいました。 ” Comus can
紅紫の蝶形の愛らしい花を咲かせるレンリソウ。繊細な糸状の小花が涼やかなカラマツソウ。二種の山野草を和紙の繊維のしなやかさと強さを生かして表し、陶器の花器にあしらいました。 ” Lathyrus qui
釣鐘状の柔らかな花が夏草らしいホタルブクロ。清楚な花が優しいセンジュガンピ。繊細な花のつくりが純白の花を引き立てるヤエドクダミ。個性豊かな白を基調とした涼やかな夏の山野草を和紙の落ち着きのある白色を生
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ 夏の しるしなりける(新勅撰和歌集:藤原家隆)kaze soyogu nara no ogawa no yufugure ha misogi zo nats
一日講座「秋色のブーケ」2024 年8月31日(土) / 9月16日(月)祝日各日 10:00~12:00小津和紙 ( 東京日本橋 https://www.ozuwashi.net/ ) 古より、秋の
夏の一刻、優美な花を咲かせる夏椿。柔らかな花びらの表情をしぼ(皺)のある和紙の性質を生かして表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 “Japanese stuartia” にほんブログ村
大輪の花を咲かせる優美な鉄線。細い蔓の先に優美に咲く花を落ち着きのある和紙の色合いで表し、和紙により花器に見立てた花入れにあしらいました。 “Clematis” にほんブログ村
白色から濃紅色へと花色が移ろう様が愛らしい紅額アジサイ。白い両性花を取り囲むように咲く中性花の白から紅の花色の変化が鮮やかです。繊細なヤマアジサイの風情を和紙の自然な色合いの変化によって表し、グラスに
紫根(しこん)と呼ばれる根に紫色の色素成分を持ち、染料とされた紫草(むらさき)。紫草は6~7月頃、可憐な小さな白い花を咲かせます。花は目立ちませんが、その根から抽出される気品ある色相から、位の高い高貴
梅雨時、しなやかな葉が涼やかな紫露草。和紙の持ち味を生かしてすっきりとした葉の描く線に映える紫の小花の風情を和紙のしなやかな風合いで表し、一輪挿しにあしらいました。 ” Common Spidewor
梅雨時、白い清楚な花を咲かせるヒメシャラ。赤褐色のすっきりとした枝と花の付き方が爽やかな印象です。優しい花の風情を和紙の取り合わせ方によって表し、扇子にあしらいました。 “Stewarti
初夏、日本の山野で咲くサンショウバラ。葉が山椒の葉に似た細やかな葉を持つことに由来する名を持つ野生のバラです。枝先に一輪、薄紅色の花を咲かせる優しい野バラの風情を和紙の持つ柔らかな質感と穏やかな色の変
端正な一重の梅の花のように枝先につく鮮やかな黄色い花が優美なキンシバイ。しなやかで動きのある枝に映える優しい花の風情を和紙の色合いとしなやかさで表し、一輪挿しにあしらいました。 ”Hypericum
楚々として涼やかな山野草、シライトソウ。小振りで柔らかな感触が優しいコアジサイ。清楚で清々しい初夏の花を和紙で表し、竹の花籠にあしらいました。 ” Chionographis japonica &am
ふんわりと軽やかに咲く蔓性のクレマチスとテイカカズラ。愛らしいベル形のクレマチスと白い小花や清楚なテイカカズラを和紙の繊細な色合いによって表し、ブーケにあしらいました。 “Clematis・Asiat
初夏、白い小花を清楚に咲かせる橘。蜜柑の仲間、橘の花は柑橘類の甘美で清々しい香りを辺りに漂わせます。古代より日本に自生する橘は、京都御所の紫宸殿に今も「右近の橘」が植えられているとおり、葉が艶やかな常