盛夏に次々と花を咲かせるムクゲ。紅白の対比が鮮やかな底紅の花の風情を和紙の鮮明な色合いで表し、扇子にあしらいました。 “Rose of Sharon” にほんブログ村
和紙素材の持ち味を生かし、季節感ある作品をアップしてまいります。
和紙造形作家。和紙クラフトによる創作をしています。 和紙の花・人形・和紙画など立体と平面によるさまざまな形式により、和紙それぞれの特性を活かして日本の四季の移ろいを中心に表現してまいります。 また、和紙についての話や提案なども紹介しております。
和紙画の一作。梅雨時、慈雨を受けて一際冴えた花色と瑞々しさで心和ませる紫陽花。青い額紫陽花を和紙の色合いの変化によって表しました。 ”Hydrangea” にほんブログ村
手毬形の立体感のある青い紫陽花。小花が重なりあった咲き方と花色の変化が優美です。青系統の和紙の取り合わせと大小の変化によって表し、グラスにあしらいました。 ”Hydrangea” にほんブログ村
花散りし 庭の木の葉も 茂りあひて 天照る月の 影ぞまれなる (新古今和歌集:曾禰好忠)Hana chiri shi niha no konoha mo sigeri ahite amateru ts
白色から濃紅色へと花色が転じる花が愛らしい紅額アジサイ。中央の細やかな白い両性花とそれを取り囲むように咲く中性花の紅色の対比が鮮やかです。変化のある花色と両性花の形状の特徴をグラデーションの和紙の自然
小ぶりな花が楚々とした風情のヤマアジサイ。柔らかな青いグラデーションの和紙の変化を生かして表し、陶器の一輪挿しにあしらいました。 ” Hydrangea” にほんブログ村
山野に自生し、野性味のある花として親しまれてきたアザミ。紅紫色の花と鋭い葉の取り合わせを紙素材ならではの線の切り口と和紙素材のしなやかさで表し、和紙を手折った扇子にあしらいました。 ” Japanes
和紙クラフト 一日講座「夏草のブーケ」2021年 7月23日 祝日(金)/ 7月31日(土)各日 10:00~12:00小津和紙 ( 東京日本橋 http://www.ozuwashi.ne
身近にみられるヒメジョオン。細やかな花びらは逞しさのなかにも優しさがあります。繊細さと野草らしい強さを併せ持つ花の風情を和紙の繊維の強さによって表し、陶器にあしらいました。 “Erigeron ann
白い花弁のようにみえる総苞(そうほう)が柔らかに重なった形状が繊細なヤエドクダミ。花の真ん中に見える黄色い部分が花で、一重のシンプルな花と趣が異なり、優しい印象です。楮の手漉和紙の繊維を生かして立体的
白い小さな粒状の花が多数付いた花穂が愛らしい、二人静(ふたりしずか)。花穂が1本付く一人静(ひとりしずか)に対し、花穂が2本付く個体が多いことから二人静と呼ばれる新緑の野に咲く山野草です。名の由来とな
釣鐘状の花が涼やかな山野草、ホタルブクロ。夏草らしいしっとりとした柔らかな風情の花を手漉き和紙の白色で表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 “Hotarubukuro” にほんブログ村
春咲きの一重の花が清楚なナニワイバラ。中国原産のバラが江戸時代に伝わり、和名で親しまれているとおり、和の趣にも馴染む佇まいの蔓バラです。楮の手漉き和紙の持つ落ち着いた光沢感、色合い、風合いを生かし表し
和紙画の一作。潤いを湛えた大きな毬のような姿が美しいアジサイ。しっとりとした紫の花色のアジサイを和紙の多彩な色合い、変化によって表しました。 ”Hydrangea” にほんブログ村
初夏の山野で清楚な花を咲かせるヤマシャクヤク。純白の小ぶりの花と青葉を広げた姿が清々しい山野草の風情を和紙の特質を生かして表し、扇子にあしらいました。 “Mountain peony” にほんブロ
初夏を代表する花の一つとして親しまれてきたカキツバタ。真っすぐな花姿と紫の花色が清々しいカキツバタを和紙の取り合わせ方によって表し、和紙を手折った花包みにあしらいました。 ”Iris” に
初夏、新枝の先端に純白の小花を多数吊り下げて咲く姿が清々しいエゴノキ。清かな白い小花を和紙の柔軟性を生かして表し、扇子にあしらいました。 ” Japanese snowbell ̶
可憐に庭を彩る原種の趣ある一重のバラ。素朴で愛らしい一重のバラを柔らかな和紙の色合いで表し、陶器にあしらいました。 ”Old Rose” にほんブログ村
白い十字の花が清々しいドクダミ。素朴な野の花の風情を和紙の持ち味によって表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 “Houttuynia cordata” にほんブログ村
直立した草姿と横向きに花をつけた姿がすっきりとして優美なシラン。清楚な白花のシランを和紙の特質を生かし、繊細な花の構造を表しました。 ” Hyacinth orchid” にほんブログ村
紫から青味を増していく花色が清々しいホタルカズラ。花の中心に白い星形の筋がくっきりと浮かび、小さな青紫の花色を引き立てます。春から初夏へと移ろう季節をを爽やかに伝える山野草を和紙の取り合わせによって表
清楚な深山苧環(みやまおだまき)。糸を紡ぐ糸巻きのような独特な形状が可憐な山野草の風情を和紙の取り合わせ方によって表しました。 “Aquilegia” にほんブログ村
深山の花、オオヤマレンゲ。純白の大輪の花と大きく開いた葉の取り合わせは気高く、ゆったりとして安らぎます。花の部位に従い和紙を選択し、広やかな花の風情を表しました。 “Magnolia sieboldi
初夏、芳香を漂わせる繊細な白い花が清楚なスイカズラ。細やかで優しい風情の花を白い手漉き和紙の柔らかな色合いとしなやかさで表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 “Japanese Hone
初夏。蔓性の花が軽やかに季節を彩るクレマチス。ふんわりと開いた花の風情を和紙の柔らかな風合いで表しました。 ”Clematis” にほんブログ村
青い星形の花が清々しいチョウジソウ。清楚な山野草の風情を柔らかな色合いの和紙によって表し、和紙の花包みにあしらいました。 ” Japanese Bluestar ” にほんブログ村
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盛夏に次々と花を咲かせるムクゲ。紅白の対比が鮮やかな底紅の花の風情を和紙の鮮明な色合いで表し、扇子にあしらいました。 “Rose of Sharon” にほんブログ村
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薄紅色の清楚なササユリ。涼やかに楚々として野に咲く花の風情を柔らかな和紙の色合いによって表し、扇子にあしらいました。 ”Lilium japonicum” にほんブログ村
むら雨の 風にぞなびく あふひ草 向かふ日かげは うすぐもりつつ(壬二集:藤原家隆)Murasame no kaze nizo nabiku afuhi gusa mukafu hikage ha u
白から濃紅色へ花色が移ろう様が鮮やかなベニガク。小ぶりで可憐なヤマアジサイを紅色のグラデーションの和紙の特性を生かして表しし、竹の花器にあしらいました。 ” Hydrangea” にほんブログ村
梅雨の時、雨露を受けて艶やかさが増す未央柳(びようやなぎ)。中国原産の未央柳の和名は、唐時代の詩人、白居易(はっきょい)の『長恨歌(ちょうごんか)』の一節、「未央柳(未央の柳)」に由来します。「未央柳
鮮やかな黄色い花が夏草らしいセンダイハギ。和名の表記では先代萩の他、仙台萩・千代萩があります。センダイハギの和名での表記は、歌舞伎の演目『伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)』に由来します。『伽羅先代萩
白梅を想わせる純白の花が爽やかな印象のバイカウツギ。初夏から梅雨時にかけ、枝の先に4弁の花を咲かせるたおやかな花の風情を和紙の白色を生かして表し、花器にあしらいました。 ”Philadelphus&#
紅色の小さな蝶形の花を立ちあがった花穂につける様が愛らしいコマツナギ。素朴な山野草の風情を和紙の色合いとしなやかな質感で表し、扇子にあしらいました。 ”Indigofera pseudotinctor
梅雨時、優美な花を咲かせる花菖蒲。白い花びらに紫の立ち弁による二色花となった三英咲きの花菖蒲を和紙の質感と線描によって表しました。 ”Japanense iris” にほんブログ村
あふち咲く そともの木陰 露おちて さみだれはるゝ 風わたるなり(新古今和歌集:藤原忠良)Afuchi saku sotomo no kokage tsuyu ochite samidare haru
初夏、枝葉の基部に多数の小花を咲かせるセンダン。涼やかな小花の風情を和紙の色合いとしなやかな質感により表し、竹の花器にあしらいました。 “Melia azedarach” にほ
日本の山野に自生する野生の蘭、ギンラン。春に清楚な花を咲かせる山野草の風情を和紙の落ち着きのある白色で表し、扇子にあしらいました。 ”Cepha lanthera ” にほんブログ村
椿に似た白い花を柔らかに咲かせる夏椿。青葉に映える涼やかな花の風情を和紙の柔らかな質感によって表し、竹の花器にあしらいました。 “Japanese stewartia” にほん
釣鐘状の花が俯いて咲く姿が優しいホタルブクロ。梅雨時に咲く、薄く柔らかな花の形状を手漉き和紙の白色と点描で表し、扇子にあしらいました。 “Hotarubukuro” にほんブログ村
純白の大輪の花を咲かせるオオヤマレンゲ。俯き加減に深山で咲く姿は優美です。和紙の取り合わせによって表情豊かな花の風情を表しました。 “Magnolia sieboldii” にほんブログ村
立ち上がった花穂に、紅色の小さな蝶形の花つける姿が愛らしいコマツナギ。繊細で可憐な花を咲かせるゲンノショウコ。夏の山野草をそれぞれの特性に合わせた和紙の取り合わせによって表し、花器にあしらいました。
白い花穂が緑の葉に映え、夏の水辺で清涼感を伝えるハンゲショウ。繊細な草姿と明るい朱の花が夏を感じさせる、フシグロセンノウ。涼やかな夏の山野草を和紙の柔らかな色合いと風合いによって表し、陶器にあしらいま
6枚の輪生した葉に支えられるように、清楚な白い小花を咲かせるゴゼンタチバナ。高山帯の林床に咲く、可憐な花を和紙の持つ凛とした質感輪生したによって表し、一輪挿しにあしらいました。 ” Comus can
紅紫の蝶形の愛らしい花を咲かせるレンリソウ。繊細な糸状の小花が涼やかなカラマツソウ。二種の山野草を和紙の繊維のしなやかさと強さを生かして表し、陶器の花器にあしらいました。 ” Lathyrus qui
釣鐘状の柔らかな花が夏草らしいホタルブクロ。清楚な花が優しいセンジュガンピ。繊細な花のつくりが純白の花を引き立てるヤエドクダミ。個性豊かな白を基調とした涼やかな夏の山野草を和紙の落ち着きのある白色を生
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ 夏の しるしなりける(新勅撰和歌集:藤原家隆)kaze soyogu nara no ogawa no yufugure ha misogi zo nats
一日講座「秋色のブーケ」2024 年8月31日(土) / 9月16日(月)祝日各日 10:00~12:00小津和紙 ( 東京日本橋 https://www.ozuwashi.net/ ) 古より、秋の
夏の一刻、優美な花を咲かせる夏椿。柔らかな花びらの表情をしぼ(皺)のある和紙の性質を生かして表し、和紙で象った蛤にあしらいました。 “Japanese stuartia” にほんブログ村
大輪の花を咲かせる優美な鉄線。細い蔓の先に優美に咲く花を落ち着きのある和紙の色合いで表し、和紙により花器に見立てた花入れにあしらいました。 “Clematis” にほんブログ村
白色から濃紅色へと花色が移ろう様が愛らしい紅額アジサイ。白い両性花を取り囲むように咲く中性花の白から紅の花色の変化が鮮やかです。繊細なヤマアジサイの風情を和紙の自然な色合いの変化によって表し、グラスに
紫根(しこん)と呼ばれる根に紫色の色素成分を持ち、染料とされた紫草(むらさき)。紫草は6~7月頃、可憐な小さな白い花を咲かせます。花は目立ちませんが、その根から抽出される気品ある色相から、位の高い高貴
梅雨時、しなやかな葉が涼やかな紫露草。和紙の持ち味を生かしてすっきりとした葉の描く線に映える紫の小花の風情を和紙のしなやかな風合いで表し、一輪挿しにあしらいました。 ” Common Spidewor
梅雨時、白い清楚な花を咲かせるヒメシャラ。赤褐色のすっきりとした枝と花の付き方が爽やかな印象です。優しい花の風情を和紙の取り合わせ方によって表し、扇子にあしらいました。 “Stewarti
初夏、日本の山野で咲くサンショウバラ。葉が山椒の葉に似た細やかな葉を持つことに由来する名を持つ野生のバラです。枝先に一輪、薄紅色の花を咲かせる優しい野バラの風情を和紙の持つ柔らかな質感と穏やかな色の変
端正な一重の梅の花のように枝先につく鮮やかな黄色い花が優美なキンシバイ。しなやかで動きのある枝に映える優しい花の風情を和紙の色合いとしなやかさで表し、一輪挿しにあしらいました。 ”Hypericum
楚々として涼やかな山野草、シライトソウ。小振りで柔らかな感触が優しいコアジサイ。清楚で清々しい初夏の花を和紙で表し、竹の花籠にあしらいました。 ” Chionographis japonica &am
ふんわりと軽やかに咲く蔓性のクレマチスとテイカカズラ。愛らしいベル形のクレマチスと白い小花や清楚なテイカカズラを和紙の繊細な色合いによって表し、ブーケにあしらいました。 “Clematis・Asiat
初夏、白い小花を清楚に咲かせる橘。蜜柑の仲間、橘の花は柑橘類の甘美で清々しい香りを辺りに漂わせます。古代より日本に自生する橘は、京都御所の紫宸殿に今も「右近の橘」が植えられているとおり、葉が艶やかな常
雨そそぐ 花橘に風すぎて 山ほととぎす 雲に鳴くなり(新古今和歌集:藤原俊成)Ame sosogu hana tacibana ni kaze sugite yama hototogisu kumo