2001年 700系後期形増備【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

2001年頃から製造された700系から若干の変化が見られ、客室ドアがこれまで上部の絞りを避けて低い位置に窓を設置していたものが、上部の絞りに対応した曲面のある窓を設置して位置を上に上げたことが外見上の大きい

2000年 300系が改造され最終形態に【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

700系の登場後、300系の変態編成登場時から予想はできたが、300系のパンタグラフおよび屋根周りを700系タイプに変更する工事が行われ、全編成のパンタグラフと屋根周りが700系と同様の形状に改められた。

1999年9月 0系東海道新幹線から引退 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

1999年初頭に残っていた0系はYk8、Yk29、Yk41の3編成にまで減り、3月に最新型の700系が投入されます。運行本数はまだ少なかったものの、東京駅14番線に700系、15番線に0系が並ぶ時間がありました。最終運転日は9月18

1999年3月 700系「のぞみ」登場 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

1999年3月に700系「のぞみ」がデビュー。300系から居住性を大幅に改善、かつ、500系より安価に製造できるということで、2000年代の主力車両として活躍を始めます。山陽新幹線内では500系より遅く285km/hでの運転には

1998年 300系変態編成登場 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

この頃、700系の設計が完成し、試作車にパンタグラフをとっかえひっかえでいろいろ載せて試験をしていて、300系の新製車両も700系の設計に引っ張られて不思議な車両が登場する。筆者は1999年に親に連れられて乗った3

1998年頃まで 300系パンタグラフ削減 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

500系はパンタグラフ2基で1997年に登場したが、その前後で300系のパンタグラフを1基削減する工事が行われ、新車においても2基のパンタグラフで登場することとなった。 単純に真ん中のパンタグラフとその周囲のカ

1997年 500系「のぞみ」登場 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

JR西日本では山陽新幹線区間で300km/h運転を行うため、独自開発の500系を投入。当初は山陽新幹線内のみの運転であったが、半年後に東海道新幹線に進出した。後にも先にもJR西日本が独自開発した唯一の新幹線となって

1995年 JR東海 0系「ひかり」編成消滅 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

300系が改良改造を重ねながら増備される一方、押し出されるのは当然、車齢の高い0系であり、特に300系から逃げる運用は、300系に、という風に置き換えられていったため、0系の「ひかり」編成は急速に減り、1995年のN

1993年 300系改良型投入で「のぞみ」日中運転拡大 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

1993年投入の300系です。どこが違うかというと、ドアをケチって客室ドアがプラグドアから引き戸に変更されました。J16編成以後は引き戸になっています。 Tomixではご丁寧に旧製品はプラグドア、現行製品は引き

1992年 300系「のぞみ」登場 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

JR東海が民営化直後から進めていた高速化計画がついに実現するのが1992年の300系「のぞみ」登場である。最初の改正では朝晩の「のぞみ」東京～新大阪間2往復と、「ひかり」1往復に充当された。 高速化のために3

1990年 「こだま」再度16両編成化 【模型で振り返る東海道新幹線】

100系G編成が大量50編成投入されるとうことで、0系の「ひかり」編成が急速に減っていきますが、置き場が足りず、置けそうな場所には0系の余剰車両が置かれまくるという状態に陥ります。 一方、世の中はバブル景

1989年 100系 グランドひかり登場 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

1989年、今度はJR西日本設計の新型車両が東海道新幹線に登場。100系3000番台「グランドひかり」である。名前は100系を冠しているが、相違点が多く、届け出された書面上では100系とは別形式とされている。 JR西

1988年 JR東海大規模投資 100系G編成登場 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

1987年4月に国鉄は分割民営化され、東海道新幹線はJR東海に、ではなく、新幹線保有機構の持ち物となり、JR東海とJR西日本が列車を運行することになった。が、JR東海にとってこの措置は好ましいものではなく、自社に

1986年 100系量産車製造と0系投入終了 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

1986年11月改正で100系量産車の「ひかり」が正式デビュー。一方で、0系は38次車の投入が完了し、これにて製造を終了。3216両に渡る製造が終了した。そして最高速度がこれまでの210km/hから220km/hに引き上げられた。

1985年10月 100系正式デビュー 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

突如12両編成で走り出した100系ですが、10月に正式に16両編成でデビューします。 X1編成、マイクロエースから出ていますが、デビュー時を保有していないので晩年です。 二階建て車両。新車時はNS

1985年6月 こだま12両化に異変

かねてから新型東海道新幹線車両100系は試運転を行っていたが、それは1985年6月のこと。 ありとあらゆる方法で12両編成化されていた「こだま」の営業列車に登場。 期待の大型新人、100系新幹線、「こ

1984年 「こだま」12両編成化

空席が目立つようになった「こだま」を12両編成に短縮することになり、16両編成から4両を抜いて……、と、そう単純な話にはならず、4両以上抜いて不足分を別の編成から抜いた奴を入れてみたり、不足したところに新車を

1981年頃 お召し列車のお話その2 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

1977年からお召列車は白V字から青ひげ塗装に変更されて運転されていました。マイクロエースは8両編成で製品化されています。 不思議な8両編成のお召列車は、1981年からしばらく運転された。事の発端は前年の3

1983年 【揺れる国鉄】2000番台増備続くも…… 【模型で振り返る東海道新幹線】

特に大きいトピックでもないですが、2000番台の製造されている背景として、当然、東北新幹線が開業するためにその車両とサービスレベルを合わせる必要があるため、というのが一つある。とすれば、特にフラッグシップ

1981年 0系2000番台登場 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

1979年に1000番台の投入が終わり、その後編成削減が行われて、使える車両はたの編成の老朽車を置き換える、ということが行われ始めました。特に「こだま」編成は顕著で、もはやパターン化できない組み換えになってい

1978年 3次車廃車に伴う組み換え 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

前年の77年から80年まで、小窓の1000番台が大量増備されて、開業初期からの車両を次々置き換えていった。3次車からは「こだま」編成を含むため、こだま編成にも大窓小窓が混在する編成が出現した。 前年同様に

1977年 0系の廃車開始 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

新幹線車両の寿命は12年程度と判断され、1964年開業時の車両を1000番台で置き換えることになった。 が、既に開業時の車両は各編成にバラバラに配置されているために編成によって、 A．博多開業時までに純

1976年 1000番台登場 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

増備に増備を重ねて、「ひかり」編成は96本まで増えた。 一方で、冬場の関ケ原での窓破損が問題になっており、横幅の広い窓ガラスを取り換えるのには難があるため、窓を1列に1カ所とした1000番台が登場した。10

1975年その3 VIP用編成 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

東海道新幹線のグリーン車といえば、少し詳しい人であれば、8号車、9号車、10号車の3両が固定でグリーン車になっていることをご存じかと思います。これは300系以後の伝統になっています。 さて、これに対して10

1974年 博多開業に向けて食堂車組み込み【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

山陽新幹線が博多まで延伸すると、2食帯にかかるために食堂車の組み込みを行う事となった。 そこで食堂車を設計するも、搭載機器のスペースが足らないために、機器を分散して配置するため、食堂車本体の36形と

1974年 お召列車のはなしその1 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

マイクロエースが昔白V字のお召列車仕様を16両編成で製品化していました。実はTomixでも非売品であります。自分は無駄に4箱持っていますが編成には組み込んでいません。 マイクロエースの白V字お召列車

松代大本営

とりあえず連行されてきて穴掘りをさせられる、というのは1944年の話で、今日では連行されていても穴の中を見物させられるだけ。本土決戦に備えた大日本帝国は、モグラ民族と化して、各地に穴を掘りまくり、大日本

1973年 岡山開業後 こだま16両編成化 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

1973年の岡山開業後、きわめて地味ではあるが「こだま」の16両編成化が完了する。既存の12両編成に新造車両4両を8号車～11号車として挿入するだけで16両化。内容もシンプルであった。グリーン車は12号車になった。位

1972年 山陽新幹線開業に向けて【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】

1972年の岡山開業に向けて、71年よりさらに16両編成化が進展する。まず「こだま」変則編成にグリーン車を含む4両を新製して挿入して16両化。と、文字だけ見れば単純であるが、とんでもなくメンドクサイ組み換えを伴

1970年 大阪万博開催 【Nゲージで振り返る東海道新幹線】

3年ほど「こだま」編成が増え続けたわけでありますが、転機がやってきます。大阪での万国博覧会の開催です。今現在盛り下がってる大阪万博ではなく、千里丘で行われた万国博覧会です。3000万人目標のところ、6422万

1966年 こだま編成分離【Nゲージで振り返る東海道新幹線】

1966年になると、利用客が順調に伸びる一方で、「こだま」の1等車（現在のグリーン車）については空席が目立つようにっていました。そこで、「こだま」編成を独立させ、1等車を編成に1両とすることとしました。ここ

東海道新幹線開業時

東海道新幹線は、今から60年前の10月1日に開業を迎えました。と言っても工事が間に合っておらず、徐行区間を含みますが東京ー大阪間を4時間で運転できる高速鉄道でした。 メーカー5社から12両編成の0系30本、

東海道新幹線開業前夜

東海道新幹線開業前夜の試作車両。1000形A編成とB編成です。マイクロエースの昔の製品ですね。 A1150とA1154という製品番号だと思われます。 鴨宮モデル線区で各種試験を行っていたときの車両です。