2019年5月
「春日局」他四篇を収録。鬼気迫るような、生々しく残酷で怖い歴史小説ばかりです。よくドラマ化されているようなイメージで、軽く読み始めたので、ちょっとびっくりしました。にほんブログ村『春日局』杉本苑子集英社文庫
『ワーキング・ホリデー』の続編。登場人物はみんな良い人ばかり。安心して読める本です。でも、このシリーズには少し飽きてきたかも。あと1冊あるので、頑張って読んでしまおう。にほんブログ村『ウィンター・ホリデー』坂木司文春文庫
この本は、「徘徊タクシー」と、私小説らしい小説が2作品収められています。坂口恭平さんの個性が作品に現れていて、ちょっと私には完全には理解し得ない小説という感じです。坂口恭平さんについて調べてみると、自ら躁うつ病と闘いながら、携帯番号を公開して、「いのっちの電話」という自殺防止活動をされているのだとか。小説家以外にもいろいろ活動されているようで、ツイッターもたくさんの方がフォローしているようです。体調に気を付けつつ、今後も精力的に活動されることを祈ります。にほんブログ村『徘徊タクシー』坂口恭平新潮文庫
坂木司さんの本を読むのは初めてです。ずっと前に映画化されていたことも知りませんでした。ググってみたら、私の思い描いていた登場人物とキャストに多少ズレがありました。人情味のある心温まるお話で、悪人はほぼ登場しなくて、あっというまに読めます。気分転換にぴったり。面白かったです。にほんブログ村『ワーキング・ホリデー』坂木司文春文庫
2019年5月
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