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  • オヤジのあくび147

    情報過多の時代を、どう生きるか?2 知らないままで、わからないできないままで、困っていないならそれを批判する資格が周囲にはない。大きなお世話なのだ。 政府が躍起になっているマイナンバーカードとそのポイント付与、今夏のコロナ追跡アプリCOCOAもスマホやパソコンを使っていない人に、どう働きかけ、その有用性を語ればればよいのだろう。 どこで立ち止まるか?ということなのかもしれない。そろばんが電卓に変わり、帳簿付けはExcelが早そうだけど、手書きで頑張っている人。和文タイプがワープロ、そしてパソコンに。けれど手書きで美しい文字と文章を書き続けている人がいる。素晴らしい! 要は、デジタルを受け入れる…

  • オヤジのあくび146

    情報過多の時代を、どう生きるか? 情報化時代がやってくる!とは、もう40年以上前から言われていて、実際にそうなった。予想と違った部分はもちろんある。未来への投資として、人は自分自身を教育するのだけれど、情報工学を学びプログラマーになった友人もいれば、相変わらず手書き人生を頑固に押し通している同僚もいる。 一人ひとりの獲得するべきスキルは、実は操作ではない。情報の選択・編集なのだ。テレビを見過ぎると目が悪くなりますよと、口を酸っぱくして言われたこと(言う通りにした記憶がない)が、私にとっての情報選択の「はじめの一歩」だったのかもしれない。 バーチャル世界だからこそ可能なことと、リアルな世界に伝統…

  • オヤジのあくび145

    生活を潤してくれるもの 刺激が少ない単調な生活が苦手ですか?…と自分に問いかけてみる。答えはYes。 自宅でじっとしていろって言われても、何していればいいのさ。読書?音楽鑑賞?テレビニュース?etc…それだけあれば十分でしょ!と言われそう。 落ち着きがない自分には、まだ何かが足りないのです。じゃあ、それは何? 晴耕雨読と言うくらいだから、晴れていればせま〜い庭で土をいじっているのも悪くなさそうだ。もう暖かくなってきたので何か植えるものを考え始めよう。植物は日々変化成長するから、お付き合いするお相手として、有り難く嬉しい。しかし園芸店は、開いているのかな? 今まで、園芸の趣味があったとはこれっぽ…

  • オヤジのあくび144

    時間がかかること 時間がかかれば、それだけ無駄になる。いつから人はそんな間違った想念に囚われるようになったのだろう。速く終えることができれば、その分他のことができる。それはきっと合っている。けれどもそれは本当に速く終えてよかったことなのか。 私は合唱を続けてきた。これは形になるまで、かなり時間がかかってしまう表現で、同じくクラシック系の音楽でオーケストラが年に数回の演奏会ができるのに、合唱はアマチュアの場合には、年に一度できれば、御の字である。 しかし、この時間がかかってしまうところに、価値がある。粗製乱造を許してはならないのだ。 似たようなことが、小学校の算数の授業で言われることがある。は・…

  • オヤジのあくび143

    名将野村克也と現場感覚 私は未だに教育現場という言葉に、違和感を感じる。家庭・学校・社会を問わず現場以外のどこに教育があるのか?と。 生涯一捕手を標榜していた野村克也さんにも、現場へのこだわりを感じる。現場以外のどこに野球があるのか?と。 野村スコープなる新しい解説方法を編み出した野村克也さんは、解説者としても一流だった。けれども次の球種やコースをズバリ言い当てるという凄すぎる解説法の後継者は、あまり見当たらない。それは野村克也が野球史上最高のキャッチャーであり続けていることとシンクロしている。 ユニフォームが似合う?野村さんは、ついに巨人のユニフォームに袖を通すことがなかった。往年の名選手が…

  • オヤジのあくび142

    題して、人生、所詮通り雨。疾風人物伝。 まずは、宗教界から役行者小角。 親父(ぼくの父)が、生前この人物に興味を持ったらしく、よく話題に登場した。修験道の開祖である。弟子の鬼がいて、小角にいいように使われていたらしい。 伝説の一つに山と山との間に端を架けようと思いたぅた小角が、神様の一言神が働かないので折檻する。この神様を無理やり働かせようとするのが凄いが、結局は恨まれて、伊豆大島に流刑になってしまう。しかし、小角は海の上を歩いて毎晩富士山に通ったという。若い頃から雲に乗って仙人と遊んでいたというほどだから、その力の程はまったく計り知れない。 島流しになった怪しげな呪術者小角が、信仰の対象とな…

  • オヤジのあくび141

    タケさんの日本近代音楽史11○賛美歌から唱歌・童謡へ ~日本の愛唱歌の歴史を辿る(洋楽編)~サッちゃん、犬のおまわりさん、小さい秋みつけた、おなかのへるうた、ドロップスのうた…大中恩、中田喜直によるこれらの童謡は、磯部俶の提案により集まった作曲家・作詞家のグループ=ろばの会から生まれた曲です。今でも愛唱されている曲があるでしょう?童謡を創造しようという大きなムーブメントは、これ以降あまり見られません。テレビ時代を迎えて、子どもたちはテレビ番組の主題歌を口ずさむようになるのです。音楽の分化は、その後もずっと続き、全世代が共有できる歌は減る一方です。歌い継ぐべき愛唱歌を次世代に伝えるのは、私たちの…

  • オヤジのあくび140

    タケさんの日本近代音楽史10○賛美歌から唱歌・童謡へ~日本の愛唱歌の歴史を辿る(洋楽編)~かわいらしい子どもが、きれいな声で童謡を歌う童謡歌手が、子どもたちにとって憧れの存在だった時代があり、たくさんの子どもの合唱団から多くの童謡歌手が育った。海沼實が創設した音羽ゆりかご会で育った歌手が、川田正子です。海沼実と川田正子のコンビは、戦後の「みかんの花咲く丘」や「里の秋」で知られていますが、凄いのは戦争が激化し音楽家が東京から地方へと疎開していく中でも、二人が東京に残り当時は内幸町にあったNHKのスタジオから歌を送り続けたことです。空襲の中、焼け跡の町にもラジオから流れた川田正子の歌声が響いていた…

  • オヤジのあくび139

    タケさんの日本近代音楽史9 ○賛美歌から唱歌・童謡へ ~日本の愛唱歌の歴史を辿る(洋楽編)~ ~日本の音楽と西洋音楽の狭間で葛藤し続けた人々~流行歌。歌が録音されレコードとなり、ラジオから流れてくる音楽をみんなで口ずさんでいた時代がありました。中山晋平は、日本の流行歌作曲家第1号と呼んでいいでしょう。歌が大好きな中山先生は、唱歌先生と呼ばれ小学校で音楽を教える傍ら、島村抱月の劇団に関わり「カチューシャの歌」や「ゴンドラの歌」を作曲する。やがて教員を辞し、ビクターの専属作曲家になり、次から次へと親しみやすい名曲を生み出すことになるのです。晋平節の特徴を三つ挙げてみます。一つ目は日本の伝統的な音階…

  • タケさんの日本近代音楽史9 ○賛美歌から唱歌・童謡へ 〜日本の愛唱歌の歴史を辿る(洋楽編)〜 〜日本の音楽と西洋音楽の狭間で葛藤し続けた人々〜 流行歌。歌が録音されレコードとなり、ラジオから流れてくる音楽をみんなで口ずさんでいた時代がありました。中山晋平は、日本の流行歌作曲家第1号と呼んでいいでしょう。 歌が大好きな中山先生は、唱歌先生と呼ばれ小学校で音楽を教える傍ら、島村抱月の劇団に関わり「カチューシャの歌」や「ゴンドラの歌」を作曲する。やがて教員を辞し、ビクターの専属作曲家になり、次から次へと親しみやすい名曲を生み出すことになるのです。 晋平節の特徴を三つ挙げてみます。一つ目は日本の伝統的…

  • ■ - タケさんの雑記帳

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