6月24日に実施される、オンタリオ州トロント-セントポール選挙区の補選は、史上最多の84人が立候補することになった。そのうち75人が無所属候補で、そのほとんどは小選挙区制に反対する市民団体「最長投票用紙委員会」に関連する候補である。 同委員会から同選挙区に立候補しているグレン・マクドナルド氏は「現行の選挙制度はふざけていて、その結果は不正確であり歪曲されているという事実を、我々は浮き彫りにしたい」と語り、最近の2つの総選挙で自由党が得票率最多でなかったにもかかわらず勝利した事実を挙げた。 同様に、同委員会から同選挙区に立候補しているジュリー・サンタマン氏も、現行の選挙制度は過半数の票を得なくても、単に最多であれば当選してしまうと批判した。 改革党議員だったスティーブン・ハーパーは、保守票が改革党と進歩保守党に割れることで自由党一党支配を許している状況に対し、優先順位付き連記投..