chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
まどかの読書日記 http://madoka-chan.seesaa.net/

推理小説をメインにした読書日記です。相互リンク募集中です。リンクしてくれる方はコメント下さいね。

まどか
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2008/01/02

arrow_drop_down
  • アジアン・ルーレット/岡崎 大五 ★

    うわ、モノレールだって。いきなりバカ丸出しですね。ご丁寧に地図にも しっかりモノレールって書いてあるよ。バンコクにモノレールが走ってるか どうかは、実際にバンコク・スカイトレインに乗ってみれば、バカでも判り そうなものなのに。 空港内のレストランでタバコを吸う描写があるけど、空港内はもとより、 バンコク市内のレストランやバーは基本的に全て禁煙なんですけど。 少なくともスワンナプーム空港が出来た…

  • 東京ダモイ/鏑木 蓮 ★★★

    現代に発生した殺人事件の原因を、過去の出来事に求める、 やや古いタイプの作品である。文章がこなれていないのと、展 開にメリハリがないので、最初は読み進めるのに多少の努力 を要した。 ミステリーとしてみると、60年前の事件が殺人まで犯す動機と なり得るのか、疑問である。日本国内ではなく、シベリア抑留中 の出来事であり、証拠も何も無いのに、殺人まで犯すだろうか。 トリックも、発想は良いが、いささか無…

  • 帰ってきました。

    ただいま。 日本は寒いです。 旅先では日本食ばっかり食べてたので、少し食傷気味です。

  • 旅にでます。

    今日からしばらく旅行に行きます。 旅先で気が向いたらレビューをアップします。 でも、結局いつもやらないんだけどね。

  • 幽霊人命救助隊/高野 和明 ★★★★★

    また高野先生変なの書いてるー。『13階段』は面白かったの になー、とか思って読んだら、これが何気に面白い。少なくと も、怪しげなタイトルや本の表紙から想像するよりは、遥かに 面白い。 自殺した四人の男女が、神様の命令で自殺志願者の命を救 うため幽霊となって奮闘する。自殺志願者の耳元にメガホンで 叫んで翻意を促す所などユーモラスである。四人の幽霊のキャ ラクターも上手く書けている。 彼らが救う…

  • 月の扉/石持 浅海 ★★

    ハイジャックされた飛行機の中で殺人事件が発生する。ハイ ジャック犯は乗客の一人「座間味くん」を探偵に仕立てて謎を 解明しようとする・・・のだけど。 序盤で犯人の想像は容易についてしまう。だけど、登場人物 たちはその可能性を全く無視して、あーでもない、こーでもない と議論を繰り返す。これが延々と終盤まで続く。 この人たちはバカなの? いい加減読んでいてイラついた。 舞台となる航空機に関する作者…

  • 遠ざかる祖国〈下〉/逢坂 剛 ★★★★

    第二次世界大戦下のスペインで諜報活動を行う北都昭平を 主人公とした作品。北都はMI6のヴァジニア・クレイトンと共 に英国に渡り、ドイツ軍の空襲にも屈しない英国の底力を実 感する。また、諜報活動の結果、日本の暗号が解読されてい る事を知る。日本の開戦を阻止するべく活動するが、北都の 思いとは裏腹に歴史の歯車は回っていく。 前作『イベリアの雷鳴』から本作までは、まだ日本は開戦して おらず、欧州にお…

  • 遠ざかる祖国〈上〉/逢坂 剛 ★★★

    前作『イベリアの雷鳴』に続くイベリアシリーズ第二弾。しばらく は前作の後日談のような展開がつづく。その後も史実に基づい た展開が淡々とつづき、やや盛り上がりに欠ける。 イギリスに単独飛行し和平交渉をしようとしたルドルフ・ヘスの ような実在の人物も登場する。本シリーズで重要な役割を果た す国防軍情報部(アプヴェーア)の部長ヴィルヘルム・カナリス 提督や、その部下のハンス・オスター大佐も実在の人物…

  • 死亡推定時刻/朔立木 ★★★★

    警察が無実の青年を無理やり犯人に仕立てた、というより、 作者が、何が何でも冤罪事件を書きたかったのではないかと 感じてしまった。警察での自供の取り方など、漫才かギャグ 漫画を見ているようだった。現実でもこのような事が行われて いるとしたら怖い。 この事件の捜査は少し杜撰すぎる気がする。検視の前に、死 体を父親の車に乗せ、抱いて運ばせるなんて考えられない。 そんな事をしたら体温が変わって死亡推定…

  • 砂のクロニクル〈下〉/船戸 与一 ★★★

    日本人武器商人”ハジ”はグルジアマフィアから武器を調達し、 イランに密輸する。しかし、その過程で少しづつ歯車が狂っ ていく。 各章で繰り広げられた様々な人々の物語が、終章で一気に 集束すのだが、今一つ期待はずれだった。様々な物語を読み 進めていただけに、最後はもう少し盛り上げて欲しかった。 二人の日本人”ハジ”も、なんだか厭世的で気が滅入りそう になった。

  • 砂のクロニクル〈上〉/船戸 与一 ★★★

    映画、もしくは映画を意識した劇画調のオープニングである。 だが、少し判りにくかった。少し経ってから、やっと作者が意図 していた事が理解できた。文字だけが全ての小説という媒体では オープニングをもっと工夫すべきである。 中東の少数民族クルドが武装蜂起をもくろみ、必要な武器の調達 を日本人の武器商人”ハジ”に依頼する。章ごとに敵味方様々な 人物の視点により物語は進行する。重奏的な構成である。 こ…

  • TVJ/五十嵐 貴久 ★★★★

    某文学賞に応募した、作者の幻のデビュー作なのだそうだ。 だけど、この作品で賞は取れないだろう。それどころか、 吊るし上げをくらっても仕方ないと言うのが素直な感想である。 作品としては非常に面白い。軽快なテンポで一気に読める。 だけど、どこかで観た事がある面白さなのだ。犯人の行動や 狙いなど、容易に想像がついてしまう。 ただ、登場人物のキャラクター作りの上手さ、軽快なストーリー 運び、交渉人の…

  • 今月の読書記録

    今月レビューを書いた作品は6作でした。 面白かったのは、『イベリアの雷鳴/逢坂 剛』です。 いま続編の『遠ざかる祖国』を読んでいるところです。 まだ読んだ本にレビューが追いつかない状態ですが、 来月はもっとたくさん書けるように頑張ります。 読書日記、読書記録、覚え書 トラックバック

  • 死ぬまでの僅かな時間/井沢 元彦 ★★★★

    今まで一度でも井沢元彦の本を読んだ事がある人なら、 この作品を本当に井沢元彦が書いたのかと驚くだろう。 それ程異色の作品である。 女性を誘拐し、陵辱した後にギロチンで首をはねる。 それだけでは飽き足らず、その後ホルマリン漬けの生 首を部屋に飾っておく。かなりグロテスクで、眉をひそめ たくなるような話だが、こういう話が好きな人にはそれな りに楽しめるのかも知れない。 この作品の最大の謎は、被害…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、まどかさんをフォローしませんか?

ハンドル名
まどかさん
ブログタイトル
まどかの読書日記
フォロー
まどかの読書日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用