chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
映画青年銀ニの二丁目劇場 https://kuwa98.jugem.jp/

脚本家になる為、人生経験を積みに、新宿二丁目に潜入した青年を待っていたのは・・・

目を通していただき、ありがとうございます。 新宿二丁目に潜入した若かりし頃の実体験を フィクションと織り交ぜながら書いています。 前半の部分を舞台で公演しましたが まだまだ続きがあるのです。 最後は少し泣ける愛の話ですので どうか、お付き合い下さい。 アッー!

KUWA
フォロー
住所
東京都
出身
埼玉県
ブログ村参加

2007/11/20

arrow_drop_down
  • 第二十幕 「魅惑の太股」

    今夜も狸女(アケミ)と狐女(リカ)がお互いの視界に入らない席でドラキュラを取り合っている竜馬軍団はアケミ、ツネとシンのベテランコンビはリカのヘルプ最近のアケミのお気に入りは小男トミーだめったにドラキュラの前以外で酒を飲まないアケミだがトミー

  • 第十八幕 「ネズミ捕り」

    ホストにはお客に聞いてはならない暗黙のルールがある。1.年齢2.職業3.性別まあ3はここ2丁目だけだと思うがとにかくこれは基本なのです。しかしこんな社会のルールに縛られない男が一人この店にはいる。伝説の新人・イツキだ。「いただきます〜」「飲

  • 第十九幕 「二丁目案内人」

    いらっしゃいませ二丁目は初めてですか?今日は丸の内「新宿御苑」駅からお越しでささ、怖がらずに改札から出てきてくださいあなたもこっちの世界の住人かもしれませんよ・・・手をつないで歩くゲイカップルや公園で愛を語り合う姿はショックですか?でも男性

  • 第十七幕 「期待の新人」

    そもそも、銀二が2丁目に潜入したのは脚本家になるための経験を積む為。入店二ヶ月も過ぎるとこの大前提を忘れかけている自分がいる。それほどまでに2丁目は魔力があるのか?「脚本家なんてやめて、2丁目で暮らせよ。グヒヒヒ」師匠の悪徳映画監督の高笑い

  • 第十六幕 「不気味な男」

    「ドンペリいただきましたあ〜〜!!!」「ハイ、グイグイ飲んで〜グイグイ飲んで〜!!」ドンペリ10万円也。ピンドン20万円也。バカラ50万円也。ナポレオン100万なりいい!!それをグラスのタワーに注いでホスト全員で一気飲み!!20歳そこそこの

  • 第十四幕 「沼からの脱出」

    黒人やら怪人やらがたむろしてる。その熱気の中央では湯気が立つほどのキスをしている日本人と黒人の・・・男銀座ではちょっとした有名店でナオミはここで仕事をしている店内には妖艶な音楽とタバコの煙が流れていた。雰囲気に飲まれている銀二の手を引いて奥

  • 第十五幕 「指名・銀二」

    前略、おふくろ様ホストになって一ヶ月まだ分からない事だらけだが息子は、東京で何とかやってます。遅ればせながらチョッパーズのシステムを紹介しましょう。初回は男女問わず5000円で焼酎飲み放題。お客を連れてきたらその内2000円もらえます。2回

  • 第十三幕 「赤い館」

    「ヒデさん、誕生日おめでとうございまーす!」パンッ、パンッ、パ〜ンックラッカーが鳴り響き、薄暗い店内に流れるハピバスデイトューユー♪「真理さんドンペリ入りました〜!」ロウソクの淡い灯りに浮かぶローズ真理の不気味な笑み「ありがとうございます、

  • 第十一幕 「黄金の薔薇」

    今夜は何かが起こるそう感じたのは満月のせいなのか月の引力に引き寄せられ、血が騒ぐのだというが本当かもしれない。深夜1時を回っても客は誰も来ない。緊張感の切れたホストたちはイスをくっつけて横たわり口が半開きのまま死んだ目をしている。竜馬軍団は

  • 第十二幕 「最後の晩餐」

    「薔薇は薔薇は〜美し〜く咲く〜♪」竜馬の18番ベルサイユの薔薇が店内に響く今宵の薔薇は美しいローズ真理は今夜の獲物を探しているのだろうか2丁目のホストは貧乏だ歌舞伎町とは相場が違う売り専という店もあるくらいだ小金さえあれば安く男が買えるのだ

  • 第十幕 「紫の涙」

    震える手で焼酎ロックが溢れかえっているグラスを恐る恐る口元に運ぶ銀二オカマの視線は銀二に集まる。ここで逃げたら男が廃る飲め、飲むんだ銀二!目の前でオカマになりきっているショウさんやオカマになすがままにされているトミー酔いつぶれ寸前の竜馬さん

  • 第九幕 「黒船来襲」

    竜馬軍団に入り、水を得た魚のように働く銀二だが今夜、二丁目の洗礼を受ける。夜も深まった怪しい満月の夜彼女、いや、彼らはやってきた。オカマ軍団だ「あら〜久しぶり〜元気だったあ?」ドラキュラに熱い濃厚なキスをぶちかますオカマのルナさんさすがのド

  • 第八幕 「それいけ銀二」

    朝方まで飲み続け、愚痴をこぼすアケミの席に銀二は向かった明らかに疲れの見える竜馬と、瀕死状態の軍団にとってその姿は神々しく見えた「一杯いただいてよろしいですか?」「うん、いいよ〜、うへへへ」テーブルに肘をつき、股を広げて座っているアケミミニ

  • 第六幕 「二人の女」

    深夜2時を回り、落ち着きを見せ始めた店内ゆっくりとドアが開き、入って来たのはスラッとした体型に茶色いロング。狐目の20代後半の女性。リカさんだ。「いらっしゃいませ〜」ツネとシンがさっそうと駆け寄り、黒いコートを受け取り席へ案内する。「銀二」

  • 第七幕 「竜馬がゆく」

    ジャニーズ系の顔立ちで身長は190超モデルのようないでたちの竜馬はこの店では異質だった。なぜ二丁目にこんなイケメンがいるのか!?六本木の某有名ホストクラブで竜馬は働いていた。指名は1、2位を争うほどだ。初めて来た客は竜馬を必ず彼を指名する・

  • 第五幕 「決戦は金曜日」

    どの世界でもそうなのだが、やはり最後は一人だ。誰かを頼りにするのはいけない。特に、夜の世界に「信じる」という言葉は危険だ。そのことに気づかせてくれてありがとう、大丸。とんでもないペテン師匠だった・・・今宵は二丁目の表通りに人が溢れている。交

  • 第三幕 「金髪」

    「おはようございま〜スッ!」ユーロビートが激しく流れる店内では5人の黒服が掃除をしていた。外は暗闇なのに店内は光に満ちていた。5人掛けの木製カウンターには安っぽいチャームとグラスが並べられている。カウンターの前を通り中に進むと、四人掛けの一

  • 第四幕 「裏切り」

    ギイイイィィ・・・掃除を終えて間もなく、扉が開く音がした。「いらっしゃいマセ〜!!」携帯をいじり、暇をもてあましていたホスト達が急に立ち上がった。現れたのはドラキュラと白い毛皮のコートに身を包んだ中年のおばさん。客だ。いきなり客がきた。「お

  • 第一幕 「二丁目」

    −夏が過ぎ、色とりどりの枯葉が路上を覆う夜の街角に青年は立っていた。待ち合わせの場所は古びた映画館の前扉は閉められ、中には新聞やチラシが散乱していた。時刻は23時をまわり、会社帰りのサラリーマンの姿も見えなくなってきていた。目の前を通るタン

  • 第二幕 「地下室」

    埼玉の片田舎で青春時代を過ごした青年は悶々とした日々を過ごしていた。潰れかけのスーパーでのアルバイト。あぶく銭を賭けて友人と徹夜で麻雀。何の出会いも刺激もない。あるのはむせかえる栗の花の臭い。毎日が同じ繰り返しだった。だが、気まぐれで入った

  • 『ヘヴンズストーリー』4時間38分は長すぎた…

    今回も素晴らしい映画館でお馴染みの「シネマサロン」で見てきました。座席が広いので、なんとか上映時間4時間38分!を耐えられましたがとにかく長さを感じた・・・※若干ネタバレありで書いていくのでご注意を。9章からなるこの作品ストーリーの軸となる

  • # 『ヘヴンズストーリー』4時間38分は長すぎた…

    今回も素晴らしい映画館でお馴染みの「シネマサロン」で見てきました。座席が広いので、なんとか上映時間4時間38分!を耐えられましたがとにかく長さを感じた・・・9章からなるこの作品ストーリーの軸となるのは、若くして母子を殺された夫。そのニュース

  • 相撲で八百長やら元ハンカチ王子やら

    相撲界で八百長がバレて大騒ぎになっているようですがプロレスでブックがバレるようなもので、ファンは「やっぱり・・・」と思ったのかと思いきや「裏切られた!」「嘘だろ!」と、本当に真剣勝負だと信じていた純粋な方も多いようで驚き。千代の富士の時代は

  • 日本代表アジアカップ優勝! 朝まで寝付けず

    ヤッターヤッター!(セルジオ越後風)またもや深夜に叫んでしまいました。本当にスバラシイ!!オーストラリア代表監督で元浦和レッズ監督のオジェックはやはり体格さを生かした放り込みサッカーを展開。最初からデカイFWにどんどんボールを放り込んでいく

  • なぜかサッカー取材の仕事をすることになった。

    人生初のサッカー取材の仕事。サンフレッチェ広島の練習場に行ってきました!郊外にある練習場には雪が残っていた・・・異常に寒かった・・・練習を見学。私はレッズファンである前にサッカーファンなので熱心に練習を見ていました。練習後には選手に取材。い

  • 『その街のこども』阪神大震災から15年目

    以前、NHKで放送され大反響を呼んだドラマ「その街のこども」が映画化!阪神大震災を実際に経験した森山未來と佐藤江梨子が15年ぶりに神戸に帰って2人も若者を演じています。出張先の新幹線の中で阪神大震災の「明日、追悼のつどい」のニュースを見て急

  • アジア杯2011 熱すぎる男たちの戦い

    日本代表魂のキャプテン・長谷部誠よくやった!素晴らしい!抱いてくれ!!浦和レッズに戻ってきてくれ!!早朝4時ぐらいまでアジア杯「イラン対韓国」を見ていました。「オーストラリア対イラク」と同様に延長戦までもつれ魂の一撃で勝負が決した。準々決勝

  • 雪と湯けむり美人

    朝起きて外を見ると雪景色場所が山のせいか、連日この状態が続いております。今朝は特に寒くて、ベランダにも雪が舞っています。私の敷いた芝生も濡れています。さて、嫁の実家にいる娘に会いに行こう〜っと寒さも吹き飛ぶ温かい笑顔を見てきます。昨日、娘を

  • 『春の日は過ぎ行く』純愛は美しく残酷だ…

    ラジオの仕事で出会った純朴な青年とバツイチの美人2人は四季の音を録音しに農村や山寺へ出掛ける。いつしか2人は風が奏でる自然の音とともにお互いの心が惹かれあい、男女の関係になっていく。恋愛経験が豊富でない青年は彼女を優しく包みバツイチ美女は本

  • 親バカ

    子供が生まれたと埼玉の実家に知らせたら翌日の昼には広島に来ました。しかも車で・・・私は子供を甘やかさない方針なので親父やおふくろのように親バカではありません。休日に連続で病院に行ったりデパートの赤ちゃんコーナーをうろついてますが決して親バカ

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、KUWAさんをフォローしませんか?

ハンドル名
KUWAさん
ブログタイトル
映画青年銀ニの二丁目劇場
フォロー
映画青年銀ニの二丁目劇場

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用