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ミステリーな森の生活 https://blog.goo.ne.jp/thomaz_2007

ミステリー(主に洋書)を読む楽しみを伝えたく思います。英語学習、洋画レビューもあります。

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2007/08/26

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  • ウインダム図書館の奇妙な事件(ジル・ペイトン・ウオルシュ)

    新聞書評でお勧めの本書を読んでみた。ウインダム図書館という創設者の本だけを保存している図書館には、おかしな規約があった。一切、本を増やしたり、減らしたりしてはいけない。それを確認するための監査が入ることがあるというのだ。そのウインダム図書館で、学生が殺害される。主人公がユニークだ。大学の学寮付き保健師の女性なのだ。普段から学生の体調や困ったことの相談にのってやることから、警察をいやがる学生も、信頼して、話をしてくるのだ。少々、こみいった設定もあり、やや、まどろっこしい部分もあるが、いかにも、イギリス人が好きな英国ミステリではないかと思う。中々、最後まで、全貌がわからない面白いミステリーだった。ウインダム図書館の奇妙な事件(ジル・ペイトン・ウオルシュ)

  • 帝国の亡霊、そして殺人(ヴァシーム・カーン)

    新聞の書評で見つけた本書を図書館で見つけて、読んでみた。英国推理作家協会賞ヒストリカル・ダガー賞受賞作とのことだ。インドのボンベイが舞台で、英国外交官が殺害される。はきだめのような警察署の中で、インド初めての女警部が担当となる。女性ということで、警察組織の内外でも逆境に立たされながら、正義感旺盛で、頑固なまでに不屈な主人公が、難事件に挑む。インド、パキスタンの分離独立運動や、共和国化の混沌も描かれており、重厚な作品にもなっている。そして、最後の章での、見事な謎解きは、アガサクリスティーのポアロを思わせる見事さであり、絶賛に値する。作者は、両親はパキスタン人とのことだ。また、読んでみたい。帝国の亡霊、そして殺人(ヴァシーム・カーン)

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