5月25日(日)、雨もなんとか上がって開催された「2025しまもと初夏の本さんぽ ~本の遊びと一箱古本市~」(大阪府三島郡島本町) 主催:islandbooks キョートット出版のコーナーにも立ち寄って下さった皆さま、どうもありがとうございました!しまもと名店街を中心に小さな出店がずらり。そこに現れた本たちの姿は、カラフルでした。思い思いに、好き勝手に、ぼそぼそ声、可愛い声、パンクな叫び、謎めいた呟き。多様な囀りが聞こえてくるようで、その場に身を置くこと自体が
「栞のない本はブレーキのない自動車のようだ」と友人の西村さんに言われ、なるほど、なるほど。どのような形であれ、読書に栞(何か挟むもの)は必要だと思った次第。しかし、理想の栞を考えると、けっこう難しい‥‥あまり大きくても使いにくい。やはり文庫によく挟まってるサイズが良いようだ。紙が薄いと折れ曲がったり破れたりだし、厚すぎたり硬すぎても本になじまない。紙はすべすべしてるほうが良いような気もする。とりあえず、作ってみました。キョートットの『こ
前エントリーで紹介の、小池陽慈編『つながる読書 10代に推したいこの一冊』(ちくまプリマー新書)を読みました!執筆者14人、一人ひとりが一冊の本をレコメンドするのですが、それが面白く、皆さん本気で勧めてくる。うん、うん、とうなずく。(何か、レスをしたくなるかんじで。で、実際に本には別の執筆者からのレスが載っていて‥‥)。それで、レコメンドされてる本が読みたくなる。藤本なほ子さんによる『このようなやり方で300年の人生を生きていく』(弊版元刊、以下『
ちくまプリマー新書『つながる読書 10代に推したいこの一冊』に『300年』登場!
昨年5月に刊行した、小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』。この本を[新版]として再び世に出すことにしたのは、今の若い人に、あらためて本書を届けたいと強く願ったからでした。 この社会で、学校で、家庭で、勤め先で息苦しさを感じ、違和感を感じ、でも、それがなぜなのか言葉にできない人に、『300』年は風穴を開ける一冊になり得ると。 しかし、刊行して実感しているのは、若い読者層になかなか届かないということ。それはひとえに
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5月25日(日)、雨もなんとか上がって開催された「2025しまもと初夏の本さんぽ ~本の遊びと一箱古本市~」(大阪府三島郡島本町) 主催:islandbooks キョートット出版のコーナーにも立ち寄って下さった皆さま、どうもありがとうございました!しまもと名店街を中心に小さな出店がずらり。そこに現れた本たちの姿は、カラフルでした。思い思いに、好き勝手に、ぼそぼそ声、可愛い声、パンクな叫び、謎めいた呟き。多様な囀りが聞こえてくるようで、その場に身を置くこと自体が
今週末の5月25日(日)、大阪府の島本町で「2025しまもと初夏の本さんぽ ~本の遊びと一箱古本市~」が開かれます。一昨年はじめて、ふらっと足を運びました。水無瀬駅前の長谷川書店さんから出発して、商店街へ、公園へ、と小さな本棚が町のあちこちに並ぶ風景と出会いました。<本>が町にゆる~く溶け込んで、ああ、いいイベントだなあ、と感動したことを思い出します。箱主さんとの会話もしみじみ楽しくて。京都から行くと、高い建物の少ない島本町は空が広い! 散歩しながら、心がふわっとゆる
今週末、大阪、キタカガヤフリーのアジアブックマーケットに出店します。個性的な出版社・書店が多数出店し、日本だけでなく、韓国・台湾・香港などアジアの本が集まります。美味しい食べ物屋さんも充実しているので、一日ゆっくり遊べますよ!10月19日(土)12:00~19:00、 20日(日)11:00~18:30会場:CCOクリエイティブセンター大阪入場料:各日700円(税込み)再入場可主催:LLCインセクツhttps://kitakagayafle
「百年芸能祭」は、2023年9月に関東大震災百周年を迎えることを契機に、立ち上がりました。――1923年9月、関東大震災直後、多くの朝鮮人、中国人、標準語を話さない人、社会主義者などが虐殺された。この百年、弱い側に立たされた者の声が、命が、どれだけ理不尽に奪われてきたことか。そんな命の鎮魂のために、歌い踊り、祀りの場を開く、そしてこれからの百年を予祝する!というプロジェクト。作家の姜信子さんも実行委員の一人です。以来、日本各地で、さまざまな芸能の場
7月20日(土)の朝日新聞読書面で、トム・ギル著『毎日あほうだんす 横浜寿町の日雇い哲学者 西川紀光の世界 完全版』(キョートット出版)が紹介されました。書評委員19人による「夏に読みたい3点」という特集で、椹木野衣さん(美術批評家)が本書を選んで下さいました。朝日新聞「良書好日」/書評委員の「夏に読みたい3点」https://book.asahi.com/article/15353193美術界からの呼応は、これが初めてではありません。
これから月1回くらいののんびりペースで、ニュースレターを配信します。配信ご希望の方は、下記よりメールアドレスをご登録ください。https://zcmp.jp/2mUvキョートットも、さまざまなメールマガジンやニュースレターを受け取って愛読しています。とくに、本屋lighthouseさんのニュースレターは読み応えが重量級。この社会の今、その亀裂や断面をとらえた奥深いコラムもあって、いつも刺激を受けています。キョートットのニュースレターは、近況報告みたいな
今、キョートット出版では、小川てつオさんのブログ「ホームレス文化」の書籍化に取り組んでいる。この夏の刊行を目指し、編集作業がようやく山場を迎えたところだ。 「ホームレス文化」――奇妙なタイトルと思われる方も多いだろう。ホームレスとは、困窮のすえの状態を指す言葉であるはずなのに、そこに「文化」がついている……? このタイトルから、少しずつ解きほぐしていこうと思う。* 小川さんは現在、都内の某公園で、テントを張って住んでいる。一時的にキャンプをし
「栞のない本はブレーキのない自動車のようだ」と友人の西村さんに言われ、なるほど、なるほど。どのような形であれ、読書に栞(何か挟むもの)は必要だと思った次第。しかし、理想の栞を考えると、けっこう難しい‥‥あまり大きくても使いにくい。やはり文庫によく挟まってるサイズが良いようだ。紙が薄いと折れ曲がったり破れたりだし、厚すぎたり硬すぎても本になじまない。紙はすべすべしてるほうが良いような気もする。とりあえず、作ってみました。キョートットの『こ
前エントリーで紹介の、小池陽慈編『つながる読書 10代に推したいこの一冊』(ちくまプリマー新書)を読みました!執筆者14人、一人ひとりが一冊の本をレコメンドするのですが、それが面白く、皆さん本気で勧めてくる。うん、うん、とうなずく。(何か、レスをしたくなるかんじで。で、実際に本には別の執筆者からのレスが載っていて‥‥)。それで、レコメンドされてる本が読みたくなる。藤本なほ子さんによる『このようなやり方で300年の人生を生きていく』(弊版元刊、以下『
昨年5月に刊行した、小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』。この本を[新版]として再び世に出すことにしたのは、今の若い人に、あらためて本書を届けたいと強く願ったからでした。 この社会で、学校で、家庭で、勤め先で息苦しさを感じ、違和感を感じ、でも、それがなぜなのか言葉にできない人に、『300』年は風穴を開ける一冊になり得ると。 しかし、刊行して実感しているのは、若い読者層になかなか届かないということ。それはひとえに
猫町倶楽部さんの企画「編集さんいらっしゃい!」にキョートットの小川恭平、石田光枝が出演します!2月1日(木)21:00 〜 22:20ZOOM、無料ですhttps://nekomachi-club.com/events/6548990c79ef編集さんいらっしゃいは、笑っていいとものように、前の人が次の人へと渡していく形になっていて、なんと今回、サウダージ・ブックスのアサノタカオさん から、バトンを受けとったのです。それは、本当に光栄なことです
今年の5月20~22日、小川てつオ『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版]あたいの沖縄旅日記』(略称=300年)刊行を記念し、キョートット出版で原画展を行いました。 『300年』に収録の絵を展示しただけではなく、伝説の似顔絵屋の復活、熱のこもったお話会、と充実の3日間でした。 今回、冊子にしたのは、その興奮をリアルに伝えた、キョートットの石田光枝によるレポート。 キョートット出版の建物(古い西陣の町家)の紹介にもなっていま
フリーペーパー「キョートット通信」第4号、10月28日早朝に刷り上がりました! 個性的な出版社・出版レーベル・書店が集まるKITAKAGAYA FLEA & ASIA BOOK MARKET(インセクツ主催)に、今年初出店することになったキョートット。このイベントで、ぜひ通信最新号を配りたい!とがんばり、初日の朝、ギリギリ間に合った次第です。本や通信を仲立ちにして、たくさんの方々と言葉を交わすことができ、楽しく幸せな2日間でした。 今号は、『300年』の
小川てつオ『このようなやり方で300年の人生を生きていく』(以下、『300年』)には、それぞれの項目に、執筆した人の署名を付した、長い編注が付きました。 原画展のお話会のときに、藤本さんが「編注なしとか、客観的な編注ならば、きれいにまとまった本になっていると思う。この編注は、なにか飛び出ている」と話しました。 まさに、そう。本のまとまり(完成度)を崩してまでも入れようとした編注はどんなもので、それはどうしてか、思い返しながら考えてみます。 編注の冒頭引用します。
小川てつオ『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』の刊行を記念して、原画展を開催しました(2023年5月20~22日、会場:キョートット出版)。 ――レポート最終回は、似顔絵屋の様子を中心にお伝えします!伝説の似顔絵屋、復活! 『300年』では、19歳だった小川てつオさんが似顔絵屋をしながら沖縄を旅し、さまざまな人たちと出会っていきます。それにちなみ会場では、小川さんによる似顔絵屋が復活しました。 それ
小川てつオ『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』の刊行を記念した原画展(2023年5月20~22日)には、多くの方に足を運んでいただきました。【レポート2】では、会期中開催したお話会についてお伝えします!太田和成さんの話 今回のイベントは、キョートットの倉庫落成を祝う意味も込めました。原画展の会場となったキョートットの倉庫スペースは、便利屋で大工の太田和成さんが、ほとんどひとりで土間からの改装工事を果たして
小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』 には、旅行中に描いた絵がたっぷり収録されています。 著者19歳の旅でのスケッチは、クレパスによる生命力溢れる色彩と筆致が見る者を巻き込むよう。それが10年後の再訪では、主な画材は色鉛筆に変わり、空気の微細な色合いを映し出す繊細なタッチへと画風は劇的に変化しています。 新版は初版(2005年)未収録の絵が多数採録され、とくに10年後の絵が大幅に足されたことで、「こ
小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』、満を持して5月22日刊行となりました。 そういうわけで、フリーペーパー「キョートット通信」第3号(5/10発行)は特別号として、著者小川てつオさんとかとうちあきさんの対談を全面に掲載しています。題して【出版記念企画「300年を読み返して」】! キョートット通信はキョートット内でせっせと手作りしてきましたが、第3号は本の装丁をお願いした納谷衣美さんのデザイン。なので
小川 てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく : あたいの沖縄旅日記【新版】』 大幅増補改訂で2023年1月31日発行予定!
新刊『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』には、スケッチがたくさん収録されました。似顔絵屋をしながら旅した19歳の時の旅、その10年後の旅、未収録の絵も含め、原画を展示します!そして、著者・小川てつオ キョートットに来たる!そして、似顔絵屋を開店します。日時 5月20日(土)〜22日(月)13時〜18時場所 キョートット出版 京都市北区紫野上柏野町52-12マップ https://maps.app.go
これから月1回くらいののんびりペースで、ニュースレターを配信します。配信ご希望の方は、下記よりメールアドレスをご登録ください。https://zcmp.jp/2mUvキョートットも、さまざまなメールマガジンやニュースレターを受け取って愛読しています。とくに、本屋lighthouseさんのニュースレターは読み応えが重量級。この社会の今、その亀裂や断面をとらえた奥深いコラムもあって、いつも刺激を受けています。キョートットのニュースレターは、近況報告みたいな
今、キョートット出版では、小川てつオさんのブログ「ホームレス文化」の書籍化に取り組んでいる。この夏の刊行を目指し、編集作業がようやく山場を迎えたところだ。 「ホームレス文化」――奇妙なタイトルと思われる方も多いだろう。ホームレスとは、困窮のすえの状態を指す言葉であるはずなのに、そこに「文化」がついている……? このタイトルから、少しずつ解きほぐしていこうと思う。* 小川さんは現在、都内の某公園で、テントを張って住んでいる。一時的にキャンプをし
「栞のない本はブレーキのない自動車のようだ」と友人の西村さんに言われ、なるほど、なるほど。どのような形であれ、読書に栞(何か挟むもの)は必要だと思った次第。しかし、理想の栞を考えると、けっこう難しい‥‥あまり大きくても使いにくい。やはり文庫によく挟まってるサイズが良いようだ。紙が薄いと折れ曲がったり破れたりだし、厚すぎたり硬すぎても本になじまない。紙はすべすべしてるほうが良いような気もする。とりあえず、作ってみました。キョートットの『こ
前エントリーで紹介の、小池陽慈編『つながる読書 10代に推したいこの一冊』(ちくまプリマー新書)を読みました!執筆者14人、一人ひとりが一冊の本をレコメンドするのですが、それが面白く、皆さん本気で勧めてくる。うん、うん、とうなずく。(何か、レスをしたくなるかんじで。で、実際に本には別の執筆者からのレスが載っていて‥‥)。それで、レコメンドされてる本が読みたくなる。藤本なほ子さんによる『このようなやり方で300年の人生を生きていく』(弊版元刊、以下『
昨年5月に刊行した、小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』。この本を[新版]として再び世に出すことにしたのは、今の若い人に、あらためて本書を届けたいと強く願ったからでした。 この社会で、学校で、家庭で、勤め先で息苦しさを感じ、違和感を感じ、でも、それがなぜなのか言葉にできない人に、『300』年は風穴を開ける一冊になり得ると。 しかし、刊行して実感しているのは、若い読者層になかなか届かないということ。それはひとえに
猫町倶楽部さんの企画「編集さんいらっしゃい!」にキョートットの小川恭平、石田光枝が出演します!2月1日(木)21:00 〜 22:20ZOOM、無料ですhttps://nekomachi-club.com/events/6548990c79ef編集さんいらっしゃいは、笑っていいとものように、前の人が次の人へと渡していく形になっていて、なんと今回、サウダージ・ブックスのアサノタカオさん から、バトンを受けとったのです。それは、本当に光栄なことです