今、キョートット出版では、小川てつオさんのブログ「ホームレス文化」の書籍化に取り組んでいる。この夏の刊行を目指し、編集作業がようやく山場を迎えたところだ。 「ホームレス文化」――奇妙なタイトルと思われる方も多いだろう。ホームレスとは、困窮のすえの状態を指す言葉であるはずなのに、そこに「文化」がついている……? このタイトルから、少しずつ解きほぐしていこうと思う。* 小川さんは現在、都内の某公園で、テントを張って住んでいる。一時的にキャンプをし
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今、キョートット出版では、小川てつオさんのブログ「ホームレス文化」の書籍化に取り組んでいる。この夏の刊行を目指し、編集作業がようやく山場を迎えたところだ。 「ホームレス文化」――奇妙なタイトルと思われる方も多いだろう。ホームレスとは、困窮のすえの状態を指す言葉であるはずなのに、そこに「文化」がついている……? このタイトルから、少しずつ解きほぐしていこうと思う。* 小川さんは現在、都内の某公園で、テントを張って住んでいる。一時的にキャンプをし
「栞のない本はブレーキのない自動車のようだ」と友人の西村さんに言われ、なるほど、なるほど。どのような形であれ、読書に栞(何か挟むもの)は必要だと思った次第。しかし、理想の栞を考えると、けっこう難しい‥‥あまり大きくても使いにくい。やはり文庫によく挟まってるサイズが良いようだ。紙が薄いと折れ曲がったり破れたりだし、厚すぎたり硬すぎても本になじまない。紙はすべすべしてるほうが良いような気もする。とりあえず、作ってみました。キョートットの『こ
前エントリーで紹介の、小池陽慈編『つながる読書 10代に推したいこの一冊』(ちくまプリマー新書)を読みました!執筆者14人、一人ひとりが一冊の本をレコメンドするのですが、それが面白く、皆さん本気で勧めてくる。うん、うん、とうなずく。(何か、レスをしたくなるかんじで。で、実際に本には別の執筆者からのレスが載っていて‥‥)。それで、レコメンドされてる本が読みたくなる。藤本なほ子さんによる『このようなやり方で300年の人生を生きていく』(弊版元刊、以下『
ちくまプリマー新書『つながる読書 10代に推したいこの一冊』に『300年』登場!
昨年5月に刊行した、小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』。この本を[新版]として再び世に出すことにしたのは、今の若い人に、あらためて本書を届けたいと強く願ったからでした。 この社会で、学校で、家庭で、勤め先で息苦しさを感じ、違和感を感じ、でも、それがなぜなのか言葉にできない人に、『300』年は風穴を開ける一冊になり得ると。 しかし、刊行して実感しているのは、若い読者層になかなか届かないということ。それはひとえに
猫町倶楽部さんの企画「編集さんいらっしゃい!」にキョートットの小川恭平、石田光枝が出演します!2月1日(木)21:00 〜 22:20ZOOM、無料ですhttps://nekomachi-club.com/events/6548990c79ef編集さんいらっしゃいは、笑っていいとものように、前の人が次の人へと渡していく形になっていて、なんと今回、サウダージ・ブックスのアサノタカオさん から、バトンを受けとったのです。それは、本当に光栄なことです
今年の5月20~22日、小川てつオ『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版]あたいの沖縄旅日記』(略称=300年)刊行を記念し、キョートット出版で原画展を行いました。 『300年』に収録の絵を展示しただけではなく、伝説の似顔絵屋の復活、熱のこもったお話会、と充実の3日間でした。 今回、冊子にしたのは、その興奮をリアルに伝えた、キョートットの石田光枝によるレポート。 キョートット出版の建物(古い西陣の町家)の紹介にもなっていま
フリーペーパー「キョートット通信」第4号、10月28日早朝に刷り上がりました! 個性的な出版社・出版レーベル・書店が集まるKITAKAGAYA FLEA & ASIA BOOK MARKET(インセクツ主催)に、今年初出店することになったキョートット。このイベントで、ぜひ通信最新号を配りたい!とがんばり、初日の朝、ギリギリ間に合った次第です。本や通信を仲立ちにして、たくさんの方々と言葉を交わすことができ、楽しく幸せな2日間でした。 今号は、『300年』の
小川てつオ『このようなやり方で300年の人生を生きていく』(以下、『300年』)には、それぞれの項目に、執筆した人の署名を付した、長い編注が付きました。 原画展のお話会のときに、藤本さんが「編注なしとか、客観的な編注ならば、きれいにまとまった本になっていると思う。この編注は、なにか飛び出ている」と話しました。 まさに、そう。本のまとまり(完成度)を崩してまでも入れようとした編注はどんなもので、それはどうしてか、思い返しながら考えてみます。 編注の冒頭引用します。
新刊刊行&倉庫落成記念 『300年』原画展 @キョートット【レポート3】
小川てつオ『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』の刊行を記念して、原画展を開催しました(2023年5月20~22日、会場:キョートット出版)。 ――レポート最終回は、似顔絵屋の様子を中心にお伝えします!伝説の似顔絵屋、復活! 『300年』では、19歳だった小川てつオさんが似顔絵屋をしながら沖縄を旅し、さまざまな人たちと出会っていきます。それにちなみ会場では、小川さんによる似顔絵屋が復活しました。 それ
新刊刊行&倉庫落成記念 『300年』原画展 @キョートット【レポート2】
小川てつオ『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』の刊行を記念した原画展(2023年5月20~22日)には、多くの方に足を運んでいただきました。【レポート2】では、会期中開催したお話会についてお伝えします!太田和成さんの話 今回のイベントは、キョートットの倉庫落成を祝う意味も込めました。原画展の会場となったキョートットの倉庫スペースは、便利屋で大工の太田和成さんが、ほとんどひとりで土間からの改装工事を果たして
新刊刊行&倉庫落成記念 『300年』原画展@キョートット【レポート1】
小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』 には、旅行中に描いた絵がたっぷり収録されています。 著者19歳の旅でのスケッチは、クレパスによる生命力溢れる色彩と筆致が見る者を巻き込むよう。それが10年後の再訪では、主な画材は色鉛筆に変わり、空気の微細な色合いを映し出す繊細なタッチへと画風は劇的に変化しています。 新版は初版(2005年)未収録の絵が多数採録され、とくに10年後の絵が大幅に足されたことで、「こ
「キョートット通信」第3号は出版記念特別号! 小川てつオ × かとうちあき対談
小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』、満を持して5月22日刊行となりました。 そういうわけで、フリーペーパー「キョートット通信」第3号(5/10発行)は特別号として、著者小川てつオさんとかとうちあきさんの対談を全面に掲載しています。題して【出版記念企画「300年を読み返して」】! キョートット通信はキョートット内でせっせと手作りしてきましたが、第3号は本の装丁をお願いした納谷衣美さんのデザイン。なので
『このようなやり方で300年の人生を生きていく [新版] あたいの沖縄旅日記』
小川 てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく : あたいの沖縄旅日記【新版】』 大幅増補改訂で2023年1月31日発行予定!
新刊『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』には、スケッチがたくさん収録されました。似顔絵屋をしながら旅した19歳の時の旅、その10年後の旅、未収録の絵も含め、原画を展示します!そして、著者・小川てつオ キョートットに来たる!そして、似顔絵屋を開店します。日時 5月20日(土)〜22日(月)13時〜18時場所 キョートット出版 京都市北区紫野上柏野町52-12マップ https://maps.app.go
小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版]』 いよいよ、やっと、刊行!
小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』。おかげ様で校了となりました。あとは出来上がりを待つばかり……5月22日刊行です! 首を長くして待っていただいた皆さま、ご予約下さっている書店さま、刊行が1年以上も延びたことをお詫び申し上げます。その代わり、と言ってはなんですが、よい本に仕上がったと思います。 この本の初版は2005年、キョートット出版の書籍第一号として刊行されました。著者の小川てつオさんは2003年
前回綴った秋の夜の出来事は、私にとって、点字との出会い直しだったといえる。照明を消したトーク会場の仄暗い空間で、光島貴之さんのお話に誘われるように点字に触れた時、それは指先を通して、すっと立ち上がるように姿を現したのだった。点字をめぐる旅 点字と出会いなおした夜 点訳ボランティアを通して自分が身に着けた点字へのアプロ―チに、指で読む、という行為は含まれていないことを、あらためて思った。墨字(視覚的な文字の総称)と同じように、点字をただ目で追って解読するという関
私、10年以上前に、京都市の銭湯行政について意見書を書いた。当時、保健福祉局がパブリックコメントを募集していたのだ。川柳募集など危機感のない全くボケた施策ばかりだったので、怒りをもって書いている。このときから10年だった。ゆとなみ社の動きとかサウナブームなど前向きなこともある。しかし、門川市政の無策もあり、恐ろしい勢いで廃業が続き、この時の提言は、手遅れになりつつある、、、* 以下、10年前の意見書を公開する大学で京都に越して以来25年間、かな
2003年から都内の公園に暮らし、『Dearキクチさん』の著者でもあるアーティスト、いちむらみさこさんのトークイベントが、この夏ふたつありました。・・・・・・・「越境」展アーティストトーク「隔絶、それでも生の際で:ジェントリフィケーションとアート」(京都精華大学、7月15日)エトセトラ・トーク第6回「くぐりぬけて場所を見つけるために、ここで語ろう」(いちむらみさこ責任編集『エトセトラVOL.7 特集=くぐりぬけて見つけた場所』トークイベント、7月31日)
私、キョートットを頑張ろうと思っています。その核には、おかしいと思っていることへの怒りと悲しみがある。差別や労働問題など、社会そして人々の意識はおかしいことだらけ。そして、韓国や在日韓国朝鮮人に対するヘイトは、おかしい、おかしい、おかしい。このヘイトな状況をなんとかしたいと思い、本の企画をいろいろ考えています—— ネットや書籍で目に見えて差別的言説がばらまかれるようになってから20年以上がたつ。ネトウヨもすでに特別な存在ではなく、朝鮮・韓国への蔑視や差別意識、過去の
今年の夏も暑かった。「なんとか乗り越えたね、生き延びたね」・・・という独り言が口を衝いて出てしまうほどに、京都は暑かったです。 キョートットは二階建ての古い町家なので、照りつけられた屋根の熱は一日中、部屋を蒸し焼きにしてくれます。つい恐ろしい表現を使ってしまいましたが、体感的には本当にそんな感じなんです。冷房はもちろん稼働させていますが、いやあ、太陽のエネルギーってすごいなあと。 そんな夏をくぐり抜けて秋となり、「キョートット通信」第2
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今、キョートット出版では、小川てつオさんのブログ「ホームレス文化」の書籍化に取り組んでいる。この夏の刊行を目指し、編集作業がようやく山場を迎えたところだ。 「ホームレス文化」――奇妙なタイトルと思われる方も多いだろう。ホームレスとは、困窮のすえの状態を指す言葉であるはずなのに、そこに「文化」がついている……? このタイトルから、少しずつ解きほぐしていこうと思う。* 小川さんは現在、都内の某公園で、テントを張って住んでいる。一時的にキャンプをし
「栞のない本はブレーキのない自動車のようだ」と友人の西村さんに言われ、なるほど、なるほど。どのような形であれ、読書に栞(何か挟むもの)は必要だと思った次第。しかし、理想の栞を考えると、けっこう難しい‥‥あまり大きくても使いにくい。やはり文庫によく挟まってるサイズが良いようだ。紙が薄いと折れ曲がったり破れたりだし、厚すぎたり硬すぎても本になじまない。紙はすべすべしてるほうが良いような気もする。とりあえず、作ってみました。キョートットの『こ
前エントリーで紹介の、小池陽慈編『つながる読書 10代に推したいこの一冊』(ちくまプリマー新書)を読みました!執筆者14人、一人ひとりが一冊の本をレコメンドするのですが、それが面白く、皆さん本気で勧めてくる。うん、うん、とうなずく。(何か、レスをしたくなるかんじで。で、実際に本には別の執筆者からのレスが載っていて‥‥)。それで、レコメンドされてる本が読みたくなる。藤本なほ子さんによる『このようなやり方で300年の人生を生きていく』(弊版元刊、以下『
昨年5月に刊行した、小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』。この本を[新版]として再び世に出すことにしたのは、今の若い人に、あらためて本書を届けたいと強く願ったからでした。 この社会で、学校で、家庭で、勤め先で息苦しさを感じ、違和感を感じ、でも、それがなぜなのか言葉にできない人に、『300』年は風穴を開ける一冊になり得ると。 しかし、刊行して実感しているのは、若い読者層になかなか届かないということ。それはひとえに
猫町倶楽部さんの企画「編集さんいらっしゃい!」にキョートットの小川恭平、石田光枝が出演します!2月1日(木)21:00 〜 22:20ZOOM、無料ですhttps://nekomachi-club.com/events/6548990c79ef編集さんいらっしゃいは、笑っていいとものように、前の人が次の人へと渡していく形になっていて、なんと今回、サウダージ・ブックスのアサノタカオさん から、バトンを受けとったのです。それは、本当に光栄なことです
今年の5月20~22日、小川てつオ『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版]あたいの沖縄旅日記』(略称=300年)刊行を記念し、キョートット出版で原画展を行いました。 『300年』に収録の絵を展示しただけではなく、伝説の似顔絵屋の復活、熱のこもったお話会、と充実の3日間でした。 今回、冊子にしたのは、その興奮をリアルに伝えた、キョートットの石田光枝によるレポート。 キョートット出版の建物(古い西陣の町家)の紹介にもなっていま
フリーペーパー「キョートット通信」第4号、10月28日早朝に刷り上がりました! 個性的な出版社・出版レーベル・書店が集まるKITAKAGAYA FLEA & ASIA BOOK MARKET(インセクツ主催)に、今年初出店することになったキョートット。このイベントで、ぜひ通信最新号を配りたい!とがんばり、初日の朝、ギリギリ間に合った次第です。本や通信を仲立ちにして、たくさんの方々と言葉を交わすことができ、楽しく幸せな2日間でした。 今号は、『300年』の
小川てつオ『このようなやり方で300年の人生を生きていく』(以下、『300年』)には、それぞれの項目に、執筆した人の署名を付した、長い編注が付きました。 原画展のお話会のときに、藤本さんが「編注なしとか、客観的な編注ならば、きれいにまとまった本になっていると思う。この編注は、なにか飛び出ている」と話しました。 まさに、そう。本のまとまり(完成度)を崩してまでも入れようとした編注はどんなもので、それはどうしてか、思い返しながら考えてみます。 編注の冒頭引用します。
小川てつオ『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』の刊行を記念して、原画展を開催しました(2023年5月20~22日、会場:キョートット出版)。 ――レポート最終回は、似顔絵屋の様子を中心にお伝えします!伝説の似顔絵屋、復活! 『300年』では、19歳だった小川てつオさんが似顔絵屋をしながら沖縄を旅し、さまざまな人たちと出会っていきます。それにちなみ会場では、小川さんによる似顔絵屋が復活しました。 それ
小川てつオ『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』の刊行を記念した原画展(2023年5月20~22日)には、多くの方に足を運んでいただきました。【レポート2】では、会期中開催したお話会についてお伝えします!太田和成さんの話 今回のイベントは、キョートットの倉庫落成を祝う意味も込めました。原画展の会場となったキョートットの倉庫スペースは、便利屋で大工の太田和成さんが、ほとんどひとりで土間からの改装工事を果たして
小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』 には、旅行中に描いた絵がたっぷり収録されています。 著者19歳の旅でのスケッチは、クレパスによる生命力溢れる色彩と筆致が見る者を巻き込むよう。それが10年後の再訪では、主な画材は色鉛筆に変わり、空気の微細な色合いを映し出す繊細なタッチへと画風は劇的に変化しています。 新版は初版(2005年)未収録の絵が多数採録され、とくに10年後の絵が大幅に足されたことで、「こ
小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』、満を持して5月22日刊行となりました。 そういうわけで、フリーペーパー「キョートット通信」第3号(5/10発行)は特別号として、著者小川てつオさんとかとうちあきさんの対談を全面に掲載しています。題して【出版記念企画「300年を読み返して」】! キョートット通信はキョートット内でせっせと手作りしてきましたが、第3号は本の装丁をお願いした納谷衣美さんのデザイン。なので
小川 てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく : あたいの沖縄旅日記【新版】』 大幅増補改訂で2023年1月31日発行予定!
新刊『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』には、スケッチがたくさん収録されました。似顔絵屋をしながら旅した19歳の時の旅、その10年後の旅、未収録の絵も含め、原画を展示します!そして、著者・小川てつオ キョートットに来たる!そして、似顔絵屋を開店します。日時 5月20日(土)〜22日(月)13時〜18時場所 キョートット出版 京都市北区紫野上柏野町52-12マップ https://maps.app.go
小川てつオ著『このようなやり方で300年の人生を生きていく[新版] あたいの沖縄旅日記』。おかげ様で校了となりました。あとは出来上がりを待つばかり……5月22日刊行です! 首を長くして待っていただいた皆さま、ご予約下さっている書店さま、刊行が1年以上も延びたことをお詫び申し上げます。その代わり、と言ってはなんですが、よい本に仕上がったと思います。 この本の初版は2005年、キョートット出版の書籍第一号として刊行されました。著者の小川てつオさんは2003年
前回綴った秋の夜の出来事は、私にとって、点字との出会い直しだったといえる。照明を消したトーク会場の仄暗い空間で、光島貴之さんのお話に誘われるように点字に触れた時、それは指先を通して、すっと立ち上がるように姿を現したのだった。点字をめぐる旅 点字と出会いなおした夜 点訳ボランティアを通して自分が身に着けた点字へのアプロ―チに、指で読む、という行為は含まれていないことを、あらためて思った。墨字(視覚的な文字の総称)と同じように、点字をただ目で追って解読するという関
私、10年以上前に、京都市の銭湯行政について意見書を書いた。当時、保健福祉局がパブリックコメントを募集していたのだ。川柳募集など危機感のない全くボケた施策ばかりだったので、怒りをもって書いている。このときから10年だった。ゆとなみ社の動きとかサウナブームなど前向きなこともある。しかし、門川市政の無策もあり、恐ろしい勢いで廃業が続き、この時の提言は、手遅れになりつつある、、、* 以下、10年前の意見書を公開する大学で京都に越して以来25年間、かな
2003年から都内の公園に暮らし、『Dearキクチさん』の著者でもあるアーティスト、いちむらみさこさんのトークイベントが、この夏ふたつありました。・・・・・・・「越境」展アーティストトーク「隔絶、それでも生の際で:ジェントリフィケーションとアート」(京都精華大学、7月15日)エトセトラ・トーク第6回「くぐりぬけて場所を見つけるために、ここで語ろう」(いちむらみさこ責任編集『エトセトラVOL.7 特集=くぐりぬけて見つけた場所』トークイベント、7月31日)
私、キョートットを頑張ろうと思っています。その核には、おかしいと思っていることへの怒りと悲しみがある。差別や労働問題など、社会そして人々の意識はおかしいことだらけ。そして、韓国や在日韓国朝鮮人に対するヘイトは、おかしい、おかしい、おかしい。このヘイトな状況をなんとかしたいと思い、本の企画をいろいろ考えています—— ネットや書籍で目に見えて差別的言説がばらまかれるようになってから20年以上がたつ。ネトウヨもすでに特別な存在ではなく、朝鮮・韓国への蔑視や差別意識、過去の
今年の夏も暑かった。「なんとか乗り越えたね、生き延びたね」・・・という独り言が口を衝いて出てしまうほどに、京都は暑かったです。 キョートットは二階建ての古い町家なので、照りつけられた屋根の熱は一日中、部屋を蒸し焼きにしてくれます。つい恐ろしい表現を使ってしまいましたが、体感的には本当にそんな感じなんです。冷房はもちろん稼働させていますが、いやあ、太陽のエネルギーってすごいなあと。 そんな夏をくぐり抜けて秋となり、「キョートット通信」第2
前回綴った秋の夜の出来事は、私にとって、点字との出会い直しだったといえる。照明を消したトーク会場の仄暗い空間で、光島貴之さんのお話に誘われるように点字に触れた時、それは指先を通して、すっと立ち上がるように姿を現したのだった。点字をめぐる旅 点字と出会いなおした夜 点訳ボランティアを通して自分が身に着けた点字へのアプロ―チに、指で読む、という行為は含まれていないことを、あらためて思った。墨字(視覚的な文字の総称)と同じように、点字をただ目で追って解読するという関
私、10年以上前に、京都市の銭湯行政について意見書を書いた。当時、保健福祉局がパブリックコメントを募集していたのだ。川柳募集など危機感のない全くボケた施策ばかりだったので、怒りをもって書いている。このときから10年だった。ゆとなみ社の動きとかサウナブームなど前向きなこともある。しかし、門川市政の無策もあり、恐ろしい勢いで廃業が続き、この時の提言は、手遅れになりつつある、、、* 以下、10年前の意見書を公開する大学で京都に越して以来25年間、かな
2003年から都内の公園に暮らし、『Dearキクチさん』の著者でもあるアーティスト、いちむらみさこさんのトークイベントが、この夏ふたつありました。・・・・・・・「越境」展アーティストトーク「隔絶、それでも生の際で:ジェントリフィケーションとアート」(京都精華大学、7月15日)エトセトラ・トーク第6回「くぐりぬけて場所を見つけるために、ここで語ろう」(いちむらみさこ責任編集『エトセトラVOL.7 特集=くぐりぬけて見つけた場所』トークイベント、7月31日)
私、キョートットを頑張ろうと思っています。その核には、おかしいと思っていることへの怒りと悲しみがある。差別や労働問題など、社会そして人々の意識はおかしいことだらけ。そして、韓国や在日韓国朝鮮人に対するヘイトは、おかしい、おかしい、おかしい。このヘイトな状況をなんとかしたいと思い、本の企画をいろいろ考えています—— ネットや書籍で目に見えて差別的言説がばらまかれるようになってから20年以上がたつ。ネトウヨもすでに特別な存在ではなく、朝鮮・韓国への蔑視や差別意識、過去の