chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • ビル高くタワークレーンさらに上(川越駅西口)

    2週間前、川越駅西口のロータリーから建設中のビルを見ると、歩行者用デッキの屋根よりかなり高くなっている。道路を挟んで白いビルがあるが、その高さを軽く超えている。タワークレーンの操縦席は、見かけ上ビルと同じ高さに見える。この時、操縦席にはカーテンが引かれていた。歩行者用のデッキからは、操縦席は見えない。となりの4階建てのビルと比べると、すでに20階を超えているようだ。東側に周り、線路越しにみると、ビルは南北に長い。こちらから見ると、タワークレーンは、当然ながらビルよりも高い。バス停の屋根越しだとこんな感じ。駅から東へ伸びる道路からも、ビルの南側は見える。それから10日ほどすると、タワークレーンはさらに高くなっていた。この日は操縦席にオペレーターの姿が見えた。駅のデッキから見上げると、ちょうどクレーンが部材を...ビル高くタワークレーンさらに上(川越駅西口)

  • 硝子戸に干し柿映り生柿は/枝に残りて野鳥を待つか

    国道16号線沿いのお宅の柿は、紅葉した葉が多く残っている。前に通った時は、下に大きな脚立があったので、実は収穫されたようだ。2階を見ると、物干し竿に干し柿がつるされている。カーテンの開いたところには柿が映り、カーテンには柿の影が落ちている。生っていた実に比べると数が少ないなと思って、また木を見ると、まだ実が残っている。何ヶ所かにまとまって残されている。取ろうと思えば取れるはずなので、鳥たちのために残したのかも知れない。硝子戸に干し柿映り生柿は/枝に残りて野鳥を待つか

  • 木の杭もコート着るかや霜の月/折れたる杭と三角コーン

    10日ほど前、市の管理する空地の角を曲ろうとすると、木の杭になにか引っかかっていた。空地の周囲は木の杭をロープで繋いで囲われている。その杭の1本に引っかかっているのは、グレーのコートのようだった。上部を腰のベルトで巻かれ、一部はロープに掛かってひろがっている。見る位置を変えると、内側の色の濃い所も見える。小物の落し物は良く見るが、こんな大きな物はみたことがない。この時は、コートに気を取られていたが、近くの杭が数本倒れていた。翌日は雨が降ったが、翌々日またここを通るとコートはまだあった。違っているのは、その近くに赤白の三角コーンが並んでいることだった。コートの直ぐ脇から角を曲った先まで、縁石に沿って4つ並んでいる。三角コーンには、黄と黒の横棒が掛けられている。その内側に杭が2本倒れている。杭は根本から折れて...木の杭もコート着るかや霜の月/折れたる杭と三角コーン

  • 朝陽浴び輝きを増す麦畑/麦の青ビルの高さも増にけり

    1ヶ月前、近所の畑にはまだ生えたばかりの麦が朝陽を浴びて輝いていた。まだ弱弱しい感じで、畑の土が見える。その上に電線の細い影がある。道路を横断した山桜の影が、麦の上にも伸びている。角から駅のほうを見ると、駅前で建設中のビルのタワークレーンが見える。手前に黒いネットで覆われた外壁補修中のビルがあるが、建設中のビルはそれとほぼ同じ高さに見える。数日前、畑の麦は色を変えていた。山桜の影はさらに長く伸びている。麦はすっかり畑の土を覆い隠している。なかには、別の植物の葉も混ざっている。駅前のビルも背が高くなり、手前のビルの上に姿を現した。もうすぐタワークレーンの運転室の高さに並びそうだ。朝陽浴び輝きを増す麦畑/麦の青ビルの高さも増にけり

  • 千輪も懸崖も咲き菊まつり(喜多院)

    小江戸川越菊まつりを今月5日に見たときは、まだ良く咲いていない菊があった。2週間たってどうなったか、様子を見にいった。前回千輪仕立ては、全体に咲くのが後れていたが、この日は見ごろになっていた。中央の受賞作も、奇麗に咲き揃っている。生け花のコーナーは、様子が変わっていた。生け花の後ろの壁に、パネルが掲示されている。新聞紙によるちぎり絵と書かれ、川越まつりの山車の絵があった。その隣りには、山車と時の鐘の絵がある。そのつぎは、川越の街並みの額があり、脇に時の鐘の絵がある。手前の台には、青竹の垣と生け花が並ぶ。全体が川越の街並みをテーマにした作品のようだ。山野草のコーナーは、盆栽作りに変わっていた。その向かいにある菊も、咲き揃っている。市政100周年を記念した菊も、以前より良く咲いている。隣りの懸崖作りは、前回は...千輪も懸崖も咲き菊まつり(喜多院)

  • 秋の雲背景にして女郎蜘蛛

    ある日、家を出ようとすると、門の上にクモの巣があった。大きな巣で、その中心にジョロウグモがいた。このままでは外に出られないので、棒で取り除いた。翌朝は、門から1m程内側に巣があった。新聞を取りに行こうとすると、ちょうど顔の高さに巣がある。当然、巣を完全に撤去した。その翌日は、さらに1mほど内側に張ってある。これもすぐ壊したが、後で出かけようとすると、もう巣を作り始めていた。少しは学習しろよと思いながら、巣を作るのを邪魔した。さすがに、その翌日からはここに巣はなかった。どうしたのかと思っていたら、5、6m離れた所に巣があった。ジョロウグモの近くには、獲物がいくつも散らばっている。ジョロウグモの後方には、秋の鱗雲が拡がっていた。その後、ジョロウグモは、この場所で巣を張り続けている。どうみても、この場所のほうが...秋の雲背景にして女郎蜘蛛

  • 高みより釣り人ながめカワウたち(新河岸川)

    新河岸川の対岸にある防災無線の上に、何か黒いものが見えた。やや逆光気味でよく見えないが、カワウのようだった。少し下流へ歩くと、はっきりカワウだと分った。最初は3羽に見えたが、もう1羽いた。その1羽だけ遠くを見ていて、他の3羽は羽繕いをしている。下水処理場の排水口の近くで、対岸には作業服を来た人がいる。広くなった水面には、コウホネが拡がっている。カワウは3つのスピーカーと中心の支柱にとまっている。スピーカーの端はかなり薄いと思うが、水かきのある指でつかまっている。さらに歩くと草刈りの終った岸辺で、釣をする人の姿があった。川は流れているのが分からないほどゆったりとしている。カワウはそれを見ているのかいないのか、遠くで草刈りの音が聞こえる。高みより釣り人ながめカワウたち(新河岸川)

  • 青信号渡ればそこに白き蓋(本川越駅)

    スクランブル交差点を渡ると、歩道に白いものが見えた。川越駅で見た、あの市政100周年を記念したマンホールの蓋に違いない。そう思って近づくと、前方から歩道を走ってきた、前輪が2つある自転車が脇を通過した。たしかここは歩道だが、あんなものが来るとは思わなかった。蓋は歩道に対して斜めになっている。反対側に廻り、蓋の正面を撮る。当然ながら、前に見たのと同じである。場所は本川越駅北のスクランブル交差点である。ここにあるなら、駅の反対側にもありそうだ。駅の通路を通り、反対側のロータリーへ出た。駅前で周囲を見て、おそらくこっちだろうと見当をつけた。思った通り、川越市駅に向う道の歩道に蓋が見えた。蓋はほぼ進行方向を向いている。100thの右に黒く丸い汚れが付いていた。駅の両側に蓋があるのを確認できて、一応満足したが、この...青信号渡ればそこに白き蓋(本川越駅)

  • 狂い咲き山吹の花黄色蝶/光求めてホトトギス咲く

    山吹は春に咲いたあと、夏にも少し咲き、秋になってまた花を付けた。10月末だったが、八重の山吹の花びらは、秋の陽をうけてしわしわしている。少し離れて2輪ほど咲いたが、今はすでに色が落ちて白くなってしまった。山吹の花を撮っていると、近くの葉に黄色い蝶がとまった。その蝶は、このあと近くを飛び回っていたが、目当てのものがなかったのか飛び去った。ヤマブキの下にホトトギスがある。上をヤマブキに抑えられているので、陽の光をもとめて横に伸びている。この時期になってようやく花を付けた。花は先端から徐々に根本に向って咲いて行く。まだ蕾だけの所もあった。この蕾も今は咲いて、先端からずっと花が並んでいる。狂い咲き山吹の花黄色蝶/光求めてホトトギス咲く

  • 茗荷花仲良く咲いて一つ花

    茗荷の花は8月に咲いて以降、消えては咲きを繰り返していた。一つに見える蕾は、じつは蕾の集まったのものだそうで、それが次々と咲く。ある日、ふと見るといつもと違っていた。2ヶ所に咲いているが、どちらも花が大きく見える。手前のものは、2つが拡がって咲き、1つは咲く直前で立っている。奥のものはさらに多くの花が咲き、まるで一つの花のように見える。このような状態のものは初めて見た。それにしても茗荷は生命力が強い。その茗荷も、さすがにこの時期になると枯れてしまった。茗荷花仲良く咲いて一つ花

  • ぽつぽつと十月桜咲くばかり(西小仙波)

    喜多院からの帰り、山車庫の向かいにあるお宅の十月桜を見るとほとんど咲いていない。いつ満開になるのだろうと、通る度に見ているが、この時期になってもそうならない。木の下から見上げても、ぽつぽつと咲いているだけである。その一つ一つは奇麗に咲いている。ピンクの濃い花もある。しかし近くの枝にも蕾らしきものが見えない。ことしの秋はこれで終りなのだろうか。これでは、春に咲く桜の狂い咲きにしか見えない。ぽつぽつと十月桜咲くばかり(西小仙波)

  • マスクして花の香少し菊まつり/なぜか生け花山野草あり(喜多院:小江戸川越菊まつり)

    喜多院の山門には「七五三祈願」「護摩修行」の看板に並んで、「小江戸川越菊まつり」の看板が立てられてたる。期間は11月1日から23日となっているので、この日は5日目になる。境内に入ると、いつもの場所に会場が出来ていた。入口左手のテーブルの上には、今年も消毒液などが並んでいる。入口を入るといつもより通路が広い。販売用の苗が左によせられ、正面が空けてある。その正面の様子もいつもと違う。「部門別最高賞」の作品が並んでいる。これは例年、右手の通路奥の正面にあったはずである。順路の最初には「盆栽花壇錦秋の伊佐沼」がある。これは、去年も見た記憶がる。その先は2段になっていて、下段は「ダルマ作り、上段は「福助作り」というらしい。いつもはその上に歌の短冊が掛けてあるが、なぜか今年は見当たらない。受賞した作品には金紙が貼られ...マスクして花の香少し菊まつり/なぜか生け花山野草あり(喜多院:小江戸川越菊まつり)

  • 橋のそばクサギ伐られて堀の底(喜多院・どろぼう橋)

    喜多院の境内からどろぼう橋に出ると、前方がいつもより少し明るい。あっと思って橋を渡ると、クサギの木がなくなっていた。堀の斜面に生えた太い木の下に枝が散らばり、根本には白い切株が見える。切株は太いものが1つ、他に細いものが3つある。太いものは、切口が2段になっている。細い3本は根本で枝分かれしていたようだ。。細い枝は切株のそばにあるが、太い枝はそこにはない。右下を見ると、空堀底に横たわっていた。柵の近くにはクサギと思われる小さな木が残っているが、来年咲くかどうか分からない。空堀の底の枝は、1週間後も葉が萎れた状態でそのままになっていた。しかし、あれほど大きくなるまで放置し、なぜ今になって伐る必要があったのか。太い木の根本にあり、その成長を妨げると判断したのだろうか。酔芙蓉、新河岸の木々、そしてクサギ。立て続...橋のそばクサギ伐られて堀の底(喜多院・どろぼう橋)

  • 坂道でピラカンサの実見上げたり/後ろに聞こえる草刈りの音(仙波河岸史跡公園近く)

    滝下橋から駅の方へ戻ると、緩く長い坂がある。途中で右左と曲りながら、国道16号線の下をくぐって上ってゆく。その少し手前に一人の警備員が立っていて、右の家の裏手の方から草刈りの音が聞こえてくる。その家は丁字路の角にあり、そこに赤い実が生っているのか見える。家の角は直角ではなく、斜めに切り取られている。赤い実はピラカンサで、道の上に高く枝を伸ばしている。実が密集したところでは、枝はほどんど実だけになっている。右手の道の奥にも警備員の姿が見えた。そっちへ行ってみると、家の直ぐ裏で作業する人が見えた。手に持っているのはチェーンソーのようだった。その先の道端には、伐られた木の枝が置いてある。警備員の先には国道16号線の坂があり、その下の斜面で作業が行われていた。また坂道に戻り少し上ると、葉が落ちて実だけになった柿が...坂道でピラカンサの実見上げたり/後ろに聞こえる草刈りの音(仙波河岸史跡公園近く)

  • 橋桁をただ待つばかり白き基礎/(新河岸川・滝下橋)

    仙波河岸史跡公園入口では、土手下の木はなくなる。草刈りの終わった対岸を上流へ見ていくと滝下橋がある。新しい橋の工期は10月19日までだったが、やはり青い歩行者用の橋しか見えない。近づいて見ても、工事している様子はない。対岸の基礎で変ったところといえば、ブルーシートの一部が垂れ下がっていることくらいか。こちらの岸の基礎も変化はない。脇にある看板の工期は令和4年10月19日のままになっている。道をはさんで角になにか施設があるが、その周囲はセイタカアワダチソウの黄色い花で一杯になっていた。対岸には前と同様、太い管が積まれている。歩行者用の橋の上から下流を見ると、左岸は草刈りが終わっているので、白い基礎がよく見えるようになった。橋を戻るとすぐそばに木があり、右の方は枯れたアレチウリが覆っている。その枯れたツタの下...橋桁をただ待つばかり白き基礎/(新河岸川・滝下橋)

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、川越原人さんをフォローしませんか?

ハンドル名
川越原人さん
ブログタイトル
川越雑記帳2
フォロー
川越雑記帳2

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用