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  • どうやって優劣を判定するのか?

    夜八時に近くのマーケットが閉店するので、その十五分くらい前に行って、半額引きを買います。豆ごはんとか、野菜てんぷらが、かなり残っている。もったいないので買います。生菓子の割引も買って、すぐ食べます。あと、インターネットの夜のジャズを聴く。二時間くらい連続で演奏してくれます。無料。ときどき宣伝が入るが、スキップボタンで飛ばせます。インターネットさえあれば、一日中、つけっぱなしで時間つぶしはできます。老人だから困らないが、いい若いものがスマホを見っぱなしでも、何ら向上できない、と気が付いたらばつらいでしょう。インターネット学習のシステム発展は重要です。官製ではだめでしょう。競争市場のような活気が必要です。青少年は、大学受験競争はもう、うんざりですね。YouTubeオーディションのほうが面白いかもしれません。厳...どうやって優劣を判定するのか?

  • 成田 悠輔氏が石破総理大臣と対談

    YouTubeで成田悠輔氏が石破総理大臣と対談しているので、顔を洗う前に出だしを見て、一時停止にしておきました。頭を乾かしてから、再開すると、案の定、徹底激論とかいう大げさなタイトルのわりにふつうの話をしていて、選挙は義務制にしたらとか、有権者を大事に、とか首相は言っていました。中身よりも、テレビに出たがらないように見える人と首相が一対一で対談するという設定が、めあたらしい。YouTubeも役に立っている、と思いました。オールドメディアも緊張するでしょう。結局、誰かが作っていて、誰かがそれに乗っているから、存在している、はずですが。拝読ブログ:成田悠輔氏「橋下さんみたいなコメンテーターが庶民の怒りをかきたてて…」橋下徹氏は笑顔の返し拝読ブログ:石破首相が硫黄島訪れ慰霊式典参列戦後80年の節目に平和と日米同...成田悠輔氏が石破総理大臣と対談

  • 昨日はパス。ごめん

    悪天候で散歩にも行かず、座りっぱなしだったので、長椅子で腰を伸ばしました。いつも、布団をたたんでおいてあるので寝心地がよい。いつのまにか、夢を見ていました。「課長、業務計画を説明させてください」課長席の前のソファーに座ると、書類を拡げます。「あ、そのコピー、古いよ」と言われて、えっ、とたじろいだところで目が覚めました。たぶん、五十年前の記憶がよみがえってきていたのでしょう。目が覚めると、もう十時。すぐ寝るしかない。布団を拡げながら寝落ち。風邪薬が効きすぎたのか、年を取りすぎたのか、寝つきがよすぎます。それで、本稿も昨日はパス。ごめん、といたします。拝読ブログ:「ごめんパスするわ」や「今日はパスで」などと使われるパスの反対語を教えてください!拝読ブログ:ごめんパスでとはどういう意味ですか?昨日はパス。ごめん

  • 数日ぶりにテレビを見ていたら

    夕べ、数日ぶりにテレビを見ていたら、テレビ朝日で池上潔が昭和百年の歴史を語っていました。日本の学校制度は、占領期GHQの担当者が米国での自分の出身州の制度を持ち込んだからできた、という池上の解説に、スタジオの人々が驚いた顔をしているのが映されていました。社会人の知識は、テレビで作られることをテレビ自身が知っているようです。テレビのトーク番組は、ゲストが笑いで混ぜ返したりして、空気をつくりだします。インターネットの場合は、テレビ風の動画もあり、識者の解説や語りもあり、空気は一定しません。その分、ユーザーは自由を感ずることができます。逆に孤独も感じます。コメントなど書き込む側になれば参加意識も持てる、と同時に責任も感じる。そういうものは感じたくないユーザーは隠れていることもできます。つまり参加の自由とインサイ...数日ぶりにテレビを見ていたら

  • 抜け出せれば、それは見える

    これはインターネットが犯人なのか?違うでしょう。自分が、現実を適当に分かってしまう能力を持っているから、というほうが正解。現代の現実世界では、新鮮な経験ができない。そのわりに、インターネットではバーチャルな情報が拾えます。断片的であるがゆえに、もっともらしい、と思ってしまいます。テレビやインターネット、町の風景などを混ぜ合わせると、もっともらしい、現実らしいものを感じてしまいます。そういうものには、自分の直感が、底のほうでしっかり影響しているはずです。しかしそれは自覚できない。たとえば景気がよくなってきている、とか不景気が続きそう、とか、空気のような感じです。そこから抜け出せれば、それは見える。しかし、抜ける前は、自覚はできません。拝読ブログ:思惑を手放せば道は見える拝読ブログ:AIは「思考している」のか...抜け出せれば、それは見える

  • よく知っているように錯覚

    筆者は、近頃、年を取りすぎた(現在七八歳)せいか、自分が見ている風景が、記憶にあるあれだ、と分かるのに一瞬の時間遅れを感じます。見当識障害、というか、記憶している風景と視覚で感知している風景を同じものと思えない時があります。バーチャルリアリティを見るようです。知っている場所なのに違う風に見える。町が次々と改築されているのも原因だし、外人が多くなっているのも、違和感に関係しているかもしれません。もしかしたらマスクが少なくなったことも関与してとも言えます。しかしここで言いたいのは、これはインターネットのせいではないか、という思いです。インターネットの中に入ると、自分がそこをよく知っているように錯覚してしまします。それが記憶にたっぷりたまってくると、現実を見ているのに、これは、どこかで見たあれだろう、としてイン...よく知っているように錯覚

  • インターネットの源泉

    インターネットの源泉、つまりその資金源、それを作り続ける人々の収入を支えるシステムは、巨大なものに成長してきます。これを維持し、回転させ続けるエネルギー、資金は、スポンサー、政府支出、会費、課金、として流入する。回転は年々、成長し、これに関わる人の数も、生活時間も大きくなります。これはよいことなのか?正しい情報が行き渡ることは、よいことでしょう。偽の情報も、間違った情報も、同じくらい大量に、頻繁に行きわたります。動画やレポーター、解説者、フィクション、感情の伝達。そこには個人の打算、趣味、意図、自我、の表明から生成される集団の打算、趣味、意図、自我、の存在が浮き出されます。絵画のような幻影ともいえる空間が、現実空間の内部に相当の量を占めて存在してきている、といえます。拝読ブログ:インターネットの歴史拝読ブ...インターネットの源泉

  • 執拗に追い続ける迫力に脅威

    マスメディアが大産業になり、個人はそれについていく。ついていけば、ある程度は、楽しい。しかし現代、テレビもインターネットも飽きが来はじめています。情報を大量に、あまねく行きわたらせる、電子通信の驚異的能力が質的に限界に達してしまったのではないでしょうか。そこからは、反転して、個人に分割されていく。インターネットを開けると、いまや、あなたのための情報、というものがまず現れてきます。視聴履歴の管理、嗜好分析、個人追跡の技術は急速に発達しています。その間違いも多いが、間違いをものともせず、執拗に追い続ける迫力に脅威を感じます。拝読ブログ:やたらマウントを取る人の心理と対策|嫌がらせの証拠を押さえる方法拝読ブログ:巨木が遺跡を締め付ける姿は圧巻執拗に追い続ける迫力に脅威

  • ニヒリズムの気分

    確かに、吉田松陰が言ったように、発展なければ衰退する。しかしこのインターネット全盛の時代に、どこに発展の道があるか?今の傾向を推し進めた先に展開がある、と思うことは安易に過ぎるだろう。大展開があるとすれは、私たちが思いもしない方角でしょう。であればそれは、今想像できない。大災害、エイリアンの襲来、など、であるはずです。徐々には来ない。来るとしても、十年くらいで世界が一変する。コロナが大災害というひともいますが、あれはわかりやすく、まあ、予想通りでありました。黒船が来る前の江戸の市民。太平の眠りを楽しみながらも、夜ぐっすり眠る日々も長くないかもしれん、と思っていました。ええじゃないか踊り、現実逃避、ニヒリズムの気分があったのでしょう。拝読ブログ:日本人とニヒリズムを巡る思索拝読ブログ:20前後の時友人から「...ニヒリズムの気分

  • まずは隣のチームの真似

    回線や電波で流す情報の中身、つまり音声や文字や動画であるコンテンツがその時の視聴者にとって、面白いか、興味深いか、が問題になります。面白さを競って、視聴者に売りつける。コンテンツの作者、クリエーターのチームは、それで売り上げを伸ばす。あるいは、名声を得てブランドとして名を売ります。チームや会社の場合、リーダーが優秀ならば、何とかなります。そうでない場合、生き残りは難しい。まずは隣のチームの真似をします。昔は、欧米の真似をしていれば売れる時代もありました。今はそうもいきません。競合社も模倣がすごくうまい。少しでも早く、コスト安く、出し抜かなければ自分が倒れてしまいます。インターネットを駆使して、一日でも早く、新しい、受けそうなテーマをつかむ。すぐ実現するスピードが必要です。それには優秀なスタッフをそろえてお...まずは隣のチームの真似

  • 最後の戦争も終わりそう

    最後の戦争も終わりそうです。平和になると、ニュースは詰まらなくなります。怖いものがなければ、テレビを見る必要もなくなる。まして新聞や雑誌もいらない。本は読む気がしない。となると、友人と雑談くらい、でしょうか?スポーツ、ギャンブル、フィクション、ゴシップ。どれも、繰り返せば、新鮮味はありません。インターネットは、情報を受け渡す。その価値が高いほど、インターネットは面白くなります。拝読ブログ:徹底考察!!ウクライナ戦争はどうやって終わるのか?6つのシナリオを考える拝読ブログ:プーチンがいなくなっても終わらない…戦争終結の条件とは最後の戦争も終わりそう

  • 慣れで退屈になり

    電波時計が信用できるか心配、とか、車のノークラッチが怖い、とかいう人はいません。初期のころは、大丈夫かな、という緊張感はありましたが、すぐ慣れる。回りの皆が平気で使っている、となると、その違和感はなくなります。AIは日常風景に溶け込んで、見えなくなります。それで問題はなし。スマホを見よ。ホームドアを見よ。緊張感なしでしょう。ゲームのようなもので慣れてしまえば、AIとの会話など、人格を感じることはありません。ふつうにしゃべっているけれども、鈍感なひとだな、くらいの印象です。気にする気にもなりません。しばらく使っていると、慣れで退屈になり、繰り返して使いたいと思うこともなくなりそうです。拝読ブログ:仕事の暇が引き起こす『退屈症候群(ボアアウト)』って?原因と対処法拝読ブログ:人はなぜ飽きるのか慣れで退屈になり

  • 見えない緊張感

    将棋は、AIに負けそうではありますが、負けていません。藤井聡太は天才としての戦績を見せています。国民的競技として盛り上がっています。AIに競合する人間能力としても注目されています。実際、AIに取って代わられて人が消えていく現象は、話としては面白く、よく語られていますが、明快な実例を見ません。自動販売機、鉄道の改札、電話案内、コンビニ会計、など日常生活で出会う風景は、慣れればストレスもインパクトもありません。税務署申告や市役所手続きも、世話係がいて、親切に手伝ってくれますので、問題なし。医療や健康検査もAIが使われているようですが、困ったことにはなっていないようです。見えないところでAIが活用されている人工衛星、交通管制、電力、道路インフラ制御、銀行、警察、軍事システムなどは、日常生活に直接は無関係なので、...見えない緊張感

  • マスコミの消費者

    私たち、マスコミの消費者は気をつけなければなりません。同じ産業が過当競争になって、効率化の競争になると、当然、定型化し、マニュアル化して、未熟練ワーカーが低賃金で働ける工程のほうが勝ち残ります。家電、パソコン、スマホ、アパレルから農業、鉱業、漁業まで日本のような高賃金国はだめになっていきます。AIに置き換わるような仕事で高い給料はもらえないでしょう。マスコミも同じで、楽に記事を書けるようになるほど、質が落ちてきて、面白くなくなるのは当然です。大きな会社が生き残るために保守化して、つまらないコンテンツを量産する。能力のある記者やクリエーターは成長できない環境がシステム化する。そうして全体が沈滞化するけれども、個人はシステムを守るしかないので、システムごとに沈没していく、という図式になっています。沈没するシス...マスコミの消費者

  • AIにとってかわられても

    こんなマンネリの定型化した文章なら、AIでも書ける。AIのほうがましなものが書けるでしょう。ひょっとして、これ本当にAIが書いているのではないか、と思えます。写真であってもAIが、もっともらしく修正します。切り貼りなど得意でしょう。そうなると、ふつう程度の能力の記者や作家は、AIのような記事を作るようになってしまうでしょう。いや、もう、それでよし、となってきていて、いつAIにとってかわられても、だれも気付かない、となってしまいそうです。インターネットは、すべてAIが作る。テレビも、新聞も、雑誌も、もちろん広告も、AIが作ってしまいます。いつそういう時代に切り替わったのか、私たちは気が付かない。かもしれません。拝読ブログ:「AIに仕事を奪われる」どころではない、人間の組織まで代替してしまう「AGI」の着々と...AIにとってかわられても

  • YouTubeが技術も中身もよくなって

    インターネットでは、YouTubeが、技術も中身もよくなってきています。視聴者が急増していますから、いいものも出るが、悪いものは極端に劣化したものも増える。幼稚なびっくり動画や怖そうな脅し画面などが、当然、はびこっています。個人がよく見るものを多く提供するシステムになってきましたから、自分の趣味が悪くなければ、提供される動画はあまり劣化しません。うっかり面白がって低質なものを続けてみていると、おかしなテーマが増えてきます。しまったと思って、履歴を消去したりします。報道番組や、政治、経済は、かなり程度が落ちて見るに堪えないので、しかたなく、英語のMSNなど見ますが、視聴頻度に併せてくるらしく、歴史ものとか、武力紛争などの記事が上がってきます。美人の顔、形が意味もなく出てくるので、それもクリックしていると、フ...YouTubeが技術も中身もよくなって

  • テレビに戻るのも嫌

    近頃は、インターネットも嫌なところが多くなって、勝手な画面が飛び出してきてうんざりします。やめようかと思いますが、テレビに戻るのも嫌だし、新聞は、もう、うんざりなので困っています。新しいAIなどあまり試していませんが、どうせもっと悪いものだろうと思えるので、期待していません。まず、無料であったり、ごく安価な料金であったりするところが怪しい。だましの姿勢が透けて見えます。スポンサーから、あるいは商品やサービスを買ってもらって広告主から収入を得るシステムなのでしょうが、民間商業競争の劣化が激しくなっています。戦争や革命がない現代では、過当競争による資本主義の欠陥が大きくなる一方なのでしょう。かといって、政府事業ではだめなのは、前世紀の社会主義や官僚主義の経験で分かりすぎています。医療やAIなど新しそうな技術に...テレビに戻るのも嫌

  • 自分が老化して

    近頃、テレビは、ますますつまらなくなった、と思っています。自分が老化して世の中への興味がなくなったのか、テレビ業界が劣化したのか、定かではありません。テレビは勝手に見せたいものを映してくる。広告もつまらない連呼式がしつこい。インターネットも履歴が記録されて、見たがるもの、あるいは見せたいもの、をかなりしつこく見せに来ます。拝読ブログ:老化とは?いつから始まる?主な症状と原因・対策をご紹介拝読ブログ:だから「キレる高齢者」「暴走老人」が爆誕する…和田秀樹「怒りを感じたら直後3秒ですべきこと」自分が老化して

  • インターネット嫌い begin

    (106インターネット嫌いbegin)106インターネット嫌いさすが同年配ではインターネット好きは少数で、むしろコロナ以来、テレビづけ、一日中テレビ、という人が多いようです。少し昔の老人は、年がら年中、新聞を読んでいましたから、老人の生活が、あまり変わったとは言えません。筆者も十年くらい前までは、新聞をよく読んでいました。その後、新聞は購読をやめ、五年くらい前からテレビも見なくなりました。老人はインターネットなどするはずがない、と思い込んでいましたので、七十代後期になって、自分がテレビからインターネットに移動するとは思いませんでした。拝読ブログ:僕がネットを嫌いな理由拝読ブログ:最近のネットが絶望的につまらない理由インターネット嫌いbegin

  • 坂の存在論 end

    多摩川は偉大な川で、海が陸に入り込んでいるところだった、というべきでしょう。蛇行する多摩川を北から南にJR八高線が渡河します。この川原で二百万年前のクジラの化石が発見されました。一九六一年にアキシマクジラと命名された新種を、昭島市は、シンボルデザインに活用しています。多摩川は海だった。二百万年も昔の話です。■(109坂の存在論end)拝読ブログ:【国分寺崖線・坂とはけの道めぐり】こがねいてくてく歴史散策!拝読ブログ:「坂学」を考える―坂学会<俵アーカイヴ>を中心に坂の存在論end

  • 玉川上水

    江戸時代(1653年)に掘削された玉川上水は、羽村から四谷まで武蔵野台地の尾根を通しています。上水から南側は多摩川へ雨が流れ落ちる緩やかな傾斜面となっています。国分寺に住んでいた頃、散歩に行った小金井公園の脇に上水が通っていました。きれいな緑地に整備されています。武蔵野台地は今は立派な住宅地ですが、基本的に畑地で水田の適地ではありません。食糧生産性が低く、昔の人は湧水を求めて崖淵、崖下に集落を作っていたようです。筆者はなぜか、昔の人に似ているのか、いつも崖淵に住んでいます。拝読ブログ:玉川上水のおすすめ散歩地図・ウォーキングマップ28選拝読ブログ:玉川上水水源をたどる玉川上水

  • 玉川野毛公園

    野川は、二子玉川で多摩川に合流するので、国分寺崖線は多摩川東岸と重なっています。第三京浜国道の入り口、つまり玉川野毛公園の南端で等々力渓谷へ落ちる崖が国分寺崖線の多摩川最接近地といえます。ここは多摩川の東岸段丘です。北側の武蔵野台地の水を集めて南下する等々力渓谷、矢沢川、仙川などが野川多摩川合流部に流れ込んできて、それぞれの谷を作り町中に急傾斜の坂が多くなっています。年寄りの歩行には不便でしょう。このあたりをデートに使っていたころは若かったので面倒とは思っていませんでした。その後、住むところは東に移って、年も取り、長い急坂を歩く機会はなくなりました。拝読ブログ:玉川野毛町公園拝読ブログ:二子玉川駅からのおすすめ散歩地図・ウォーキングマップ玉川野毛公園

  • 野川公園の中を流れる

    この扇状台地には、多磨霊園、野川公園、調布飛行場など広く平らな土地が広がっています。野川公園の中を流れる野川を歩いてみると、武蔵野台地の崖から多摩川方向に平地がゆるい傾斜で下がっていくのが分かります。崖線の湧水池はこの武蔵野台地が大都市東京を生んだ原初の姿を見せています。この水源を頼りに人が住み始め、農業が村落を作り、最後に江戸になっていったのでしょう。拝読ブログ:東京都薬用植物園-野川公園拝読ブログ:野川公園散歩野川公園の中を流れる

  • 武蔵国分寺史跡都立公園

    尾山台西端を通る国分寺崖線は、野川が多摩川に合流する二子玉川のあたりまで多摩川に沿って武蔵野台地の西南崖線を作っていますが、喜多見あたりから北は、多摩川との間に大きな扇状台地を作っています。野川の源流は、武蔵国分寺史跡都立公園の北側日立中央研究所の湧水池です。ここから始まる野川は国分寺崖線にそって扇状台地の北端崖線の下を二子玉川に向かって流れています。国分寺崖上の借り家で長女の幼稚園、小中学時代の子育てをしていましたので、この周辺の野原を遊びに連れ歩いていました。拝読ブログ:一周500mの円形芝生広場を中心に、水と緑のゆったりした公園拝読ブログ:武蔵国分寺跡に咲く桜をライトアップ武蔵国分寺史跡都立公園

  • 東京湾に削られた突端

    ここから北の国分寺崖線は、多摩川の東岸に切り立つ崖になって、尾山台まで平らな台地はありません。多摩川に接する高台になっている東急多摩川駅西の多摩川台公園は亀甲山古墳群が築かれています。古代人も多摩川を見下ろす眺望が気に入っていたのでしょう。東急多摩川駅東の崖は武蔵野台地特有の湧水が絶え間なく湧き出ています。ここは昔、多摩川園という子供には最高の遊園地で、小学生の筆者は、入場料を払わずに忍び込める裏柵の隙間を捜し歩きました。拝読ブログ:等々力渓谷の形成河川争奪を解説拝読ブログ:東京・山の手アルプス(代官山~三田用水~城南五山~品川富士)東京湾に削られた突端

  • 国分寺崖線の南端

    この空き地がある高台は、多摩川に沿って南下してきた国分寺崖線の南端といえます。武蔵野台地が東京湾に削られた突端です。駐車していた当時は、地形など興味もなく、車が崖のほうへずれ落ちないように気を付けていただけでした。今、グーグルストリートビューを見ると狭い坂道を主婦らしい人が上っていくところが写っています。拝読ブログ:国分寺崖線発見マップ拝読ブログ:国分寺崖線の終点ちかくの田園調布に、東京の名湧水国分寺崖線の南端

  • 千鳥町駅東側の崖

    このあたりから武蔵野台地の崖線は多摩川の河岸段丘と重なって西から北に向かいます。千鳥町駅東側の崖まで池上線は武蔵野台地の西端を走りますが、ここから久が原駅に向かって北の高台に上っていきます。崖線のほうは池上線と別れて、左へカーブし、西へ進みます。崖に沿って進むと細い道が(東急多摩川線)鵜の木駅へ降りていきます。降りる道の坂上に、昔大きな空き地があって、雨が降ると泥でぬかるものの、ごく安い料金で近所の人に駐車させてくれていたので使っていました。新婚で借り家住まいの貧乏サラリーマンが、昭和時代の東京で車を所有できたのも、この空き地駐車場のおかげでした。拝読ブログ:【大田区】高級住宅街と下町の境目、朝鮮学校もある街・東急池上線「千鳥町」を歩く拝読ブログ:千鳥町駅(東京都)千鳥町駅東側の崖

  • 大人になってから

    本門寺の崖の上は五重塔のあたりから平坦な台地になっていて墓地と森が広がっていました。樫の大木の幹にナイフで自分の名を刻みました。大人になってからふと心配になって見に行きました。薄い傷跡があるようですが、まったく読める跡には見えませんでした。拝読ブログ:大人になってからの挑戦が人生を豊かにする理由拝読ブログ:若いころは気づけなかった"真のカッコよさ"大人になってから

  • 池上図書館

    二〇二一年に池上駅がリニューアルしてきれいな駅ビルができた際に、大田区立池上図書館が移転して入居しました。移転前は歩いて五分ほどの池上本門寺山門前にありました。ここの石段は長く急峻な階段になっていてまさに武蔵野台地の端です。階段の脇にあった図書館には小学生のころよく行っていました。図書館よりも裏の崖を上って蝉取りなどをしていた覚えがあります。拝読ブログ:グランドオープンから4年の節目に新館長を迎え、松岡正剛氏の遺志を継いで5年目の船出拝読ブログ:今日池上図書館で自習しようとして池上図書館

  • 武蔵野台地の崖線は右にカーブ

    池上通りは、大森駅からJR京浜東北線を離れて、南西に進み池上駅に向かいます。大森から南ではJRは直進しますが、ここから武蔵野台地の崖線は(多摩川にさえぎられて)右にカーブして西へ向かい、さらに東急池上線に沿って、北に向かってUターンしていきます。つまり池上通りと池上線(の久が原駅まで)はこの台地の崖線に沿って作られている、といえます。拝読ブログ:武蔵野台地は多摩川によって作られた?~東京に広がる台地の形成の流れと特徴~拝読ブログ:大森に潜む「地獄谷」武蔵野台地の崖線は右にカーブ

  • 山王

    JR京浜東北線西側の崖は、上野駅から北のほうが険しくて車窓からすぐ分かりますが、東京駅から南のほうは車窓のすぐには迫ってきません。顕著に分かるのは、大森駅の西崖です。大田区の高級住宅街として、田園調布と並んで称される「山王」は、大森駅の西側の崖上の住宅地です。大森駅直近の崖上なので生活には便利ですが、明治大正の昔にこの崖を上る道を開くのは大変だったでしょう。西は武蔵野台地の典型で緩やかな斜面地です。畑作に使われていました。この崖は江戸時代には海を見渡す景勝地として浮世絵にも描かれています。高校生の頃、がけ下の大森駅のバス停から池上通りを通学していました。バスの車窓に映る昭和の商店街は、筆者にとって日本の原風景です。拝読ブログ:山王(大田区)拝読ブログ:大森に潜む「地獄谷」山王

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時々無斎さん
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哲学はなぜ間違うのか?
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