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2006/08/09

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  • 比曽の世尊寺は、飛鳥時代に聖徳太子が創建/毎日新聞「やまと百寺参り」第12回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が『奈良百寺巡礼』(京阪奈新書)の刊行とあわせて連載している「やまと百寺参り」(毎日新聞奈良版)、6月27日(木)に掲載されたのは「花の寺は聖徳太子創建/世尊寺(大淀町)」、執筆されたのは同会会員で広島県ご出身の田原敏明さん。世尊寺は、大淀町の山間部にひっそりと建つ古刹で、来年(2019年)1月から、こちらの十一面観音像は東京国立博物館の「出雲と大和」展に出展されるそうだ。では、記事全文を紹介する。江戸時代に再建された曹洞宗世尊寺(せそんじ)の創建は、飛鳥時代の比曽寺(ひそでら)にさかのぼります。古代には修験僧が、中世には清和天皇や藤原道長らが詣でた吉野巡礼のルートでした。戦乱の時代に寺名はその都度変わりますが、聖徳太子創建第7番霊場の法灯は守り続けられました。本尊の阿弥陀...比曽の世尊寺は、飛鳥時代に聖徳太子が創建/毎日新聞「やまと百寺参り」第12回

  • 「山の中の旅館で、刺身を食べたいか」問題(観光経済新聞)/観光地奈良の勝ち残り戦略(129)

    勤務先で「週刊観光経済新聞」という業界紙を購読している。一般紙にはなかなか載らないユニークな記事が載るので、愛読している。その6月27日(木)付の【道標経営のヒント】欄(第193回)に、九州国際大学教授・福島規子氏の執筆による《「山中の旅館で刺身を食べたいか」問題》という記事が出ていた。※トップ写真はホテル杉の湯(川上村)で。マグロ、カンパチ、エビ、タイ薄造り(6/12)本欄は「広告・マーケティング」「ラグジュアリー」「設計・建築」「サービス・マナー」の各分野において、その道のプロが寄稿するコーナーである。福島教授は観光業界に身を置いていた人で、過去には「温泉場にいらっしゃるお客さまは、本当に、旅館料理に海の幸であるお造りなど求めているのでしょうか」とおっしゃっていたという。まずは記事全文を紹介する。先日、観光...「山の中の旅館で、刺身を食べたいか」問題(観光経済新聞)/観光地奈良の勝ち残り戦略(129)

  • 岡寺の癒やしの山道を歩く/毎日新聞「やまと百寺参り」第11回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は『奈良百寺巡礼』の出版にあわせて毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまと百寺参り」を連載している。先週(6/20)掲載されたのは「眺望開けるる癒やしの道/岡寺(明日香村)」、筆者は同会会員で大和郡山市在住の大江弘幸さんである。岡寺の境内はとても広い。道沿いには季節折々の花が咲くし、高台からは眺望が楽しめる。では、全文を紹介する。※写真は高台に続く山道岡寺は明日香村の東、岡山の中腹に建つ閑静な山寺です。開祖・義淵(ぎえん)僧正が当地を荒らす悪龍を法力で池の中に封じ込め、大きな石で蓋(ふた)をしたことから龍蓋寺(りゅうがいじ)とも。見事な獅子や龍、虎が彫られた仁王門をくぐり、石段を上がれば本堂。ご本尊の如意輪観音坐像(ざぞう)は、塑像(そぞう土でできた仏像)としては日本最大の仏像...岡寺の癒やしの山道を歩く/毎日新聞「やまと百寺参り」第11回

  • 万葉仮名で「於波欲宇」(おはよう)/奈良新聞「明風清音」(21)

    奈良新聞「明風清音」欄に月1~2回程度、寄稿している。昨日(6/26)掲載していただいたのは「万葉仮名は奈良生まれ」だった。この原稿を書くにあたっては、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」会員の米谷潔(よねたに・きよし)さん(大阪市出身・在住72歳)のお世話になった。米谷さんは、お若い頃から万葉集を愛好されていて、その後、万葉仮名を研究されるようになった。※トップ画像は、Wikipedia「万葉仮名」から拝借万葉集の表記には、漢字本来の意味を生かした「表意文字」と、字音を使う「表音文字」の2種類がある。「表音文字」は1字1音で表される。山は「夜麻」、海は「宇美」というように、ひらがなと同じように使われる(ひらがなは、万葉仮名として使われた漢字を崩した「草書体」から生まれた)。米谷さんは万葉仮名(表音文字)を並...万葉仮名で「於波欲宇」(おはよう)/奈良新聞「明風清音」(21)

  • オーバーツーリズムか閑古鳥か/観光地奈良の勝ち残り戦略(128)

    こんな記事が新聞やテレビで報じられた。奈良新聞は1面トップだった(6/18付)。「奈良のシカ深刻なビニールごみ誤飲レジ袋など規制へ奈良市、条例化検討」。リード文には、国の天然記念物「奈良のシカ」が、消化できないビニールごみを大量に食べて命を落とすケースがあることから、奈良市が奈良公園や周辺の店舗でレジ袋の使用を制限するなど、条例化を含めて検討に乗り出すことが17日、分かった。ビニールごみの誤飲には、増え続ける観光客の認識不足もあるとみられ、外国人への啓発を含め市が実効性ある手立てを打ち出せるか、注目される。奈良公園、東大寺参道から大仏殿、東向商店街などは、いつも国内外からの観光客でごった返している。地元民によると「奈良公園の鹿の糞は、もともと硬くてコロコロしていた。しかし最近の糞は、べっとりした軟便になっている...オーバーツーリズムか閑古鳥か/観光地奈良の勝ち残り戦略(128)

  • オーバーツーリズムか閑古鳥か/観光地奈良の勝ち残り戦略(128)

    こんな記事が新聞やテレビで報じられた。奈良新聞は1面トップだった(6/18付)。「奈良のシカ深刻なビニールごみ誤飲レジ袋など規制へ奈良市、条例化検討」。リード文には、国の天然記念物「奈良のシカ」が、消化できないビニールごみを大量に食べて命を落とすケースがあることから、奈良市が奈良公園や周辺の店舗でレジ袋の使用を制限するなど、条例化を含めて検討に乗り出すことが17日、分かった。ビニールごみの誤飲には、増え続ける観光客の認識不足もあるとみられ、外国人への啓発を含め市が実効性ある手立てを打ち出せるか、注目される。奈良公園、東大寺大仏殿、東向商店街などは、いつも国内外からの観光客でごった返している。映像作家の保山(ほざん)耕一さんから、こんな話も聞いた(6/16)。「春日大社の砂ずりの藤、今年は最悪でした。参拝客が写真...オーバーツーリズムか閑古鳥か/観光地奈良の勝ち残り戦略(128)

  • 新元号選定の経緯と中西進氏の思い/奈良新聞「明風清音」第20回

    新元号「令和」が万葉集の詞書きから取られたことから、万葉集がブームになっている。今朝(6/25付)の新聞を開くと、毎日新聞奈良版「やまと人模様」では井上さやかさん(県立万葉文化館指導研究員)が登場し、来館者が倍近くに増え「常連の方に加えて、若い人や小中高校生を連れた家族連れの新しい層が来てくださっている」「万葉集には古事記や日本書紀には書かれないような個人の感情が出てくる。現代の私たちにも通じる感情ではないか」「言葉は難しいけど、ああ分かると親しみを感じてもらえたら」と語っている。※トップ写真は、奈良まほろばソムリエの会の「万葉講座」準備説明会の様子(6/9)奈良新聞(6/25付)社会面でも「気鋭研究者が熱血指導万葉文化館講座『万葉集をよむ』充実の内容で人気上昇中4月の元号発表後、定員の倍以上が訪れ」の見出しで...新元号選定の経緯と中西進氏の思い/奈良新聞「明風清音」第20回

  • 若林稔さんの東京講座「畝火(うねび)山口神社の伝承」「今井宗久を取り巻く茶人たち」、7月6日(土)開講!(2019 Topic)

    今井町町並み保存会会長の若林稔(若林梅香)さんが7月6日(土)、東京日本橋三越前の「奈良まほろば館」で2本立ての講演をされる。午前の部(11:00~12:30)は「畝火山口神社の伝承~神功皇后と畝傍山~」、午後の部(14:00~15:30)は「今井宗久(そうきゅう)を取り巻く茶人たち」。※トップ写真は若林さん。写真はいずれも今井町並み散歩「茶行列」で撮影(2017.5.21)特に午後の部に残席が目立つ。午前の部と午後の部では内容が全く違うのだが、同じ内容と誤解されているのではないだろうか。若林さんのFacebookによると、7月6日、東京の奈良まほろば館でお話しします。午後の部にまだ余裕があるそうです。午前と午後と話の内容が全然違いますので、どちらもお聞ききいただけたらありがたいです。1.日時:令和元年7月6日...若林稔さんの東京講座「畝火(うねび)山口神社の伝承」「今井宗久を取り巻く茶人たち」、7月6日(土)開講!(2019Topic)

  • 鈴木亜矢さんの「旬菜こまち」(奈良市西寺林町)

    昨年(2018年)12月、ならまちの一角に「旬菜こまち」(奈良市西寺林町6-2)がオープンした。女将は、八尾市の中央交通バスでバスガイドをされていた鈴木亜矢さんである。ヒトサラによると、※トップ写真はランチの一押し「ならまち御膳」1500円(税別)。6月17日(月)に訪問向かって左が鈴木さんバスガイドから転身。栄養士の資格を持った料理人1974年、奈良県出身。家族に振る舞う料理を誉めてもらうことに喜びを感じるなど、小学生のころから料理をつくることが好きだった。社会人となりバスガイド時代に、各地で旨いものを堪能。主婦となり、お弁当の販売店で働くうちに独立し自らの店を持つことを決意。2018年12月、【旬菜こまち】をオープン。店名の由来は、平安時代を代表する歌人「小野小町」から付けられた。栄養士の資格も持った料理人...鈴木亜矢さんの「旬菜こまち」(奈良市西寺林町)

  • 川上村 木匠塾(もくしょうじゅく)が20周年!

    関西の大学生たちによる「川上村木匠塾」が20周年を迎え、昨日(6/21)の毎日新聞奈良版で《川上発生きた建築学生「木匠塾」20年村全体巻き込み学会表彰》の見出しで大きく報じられた。記事の一部を抜粋すると、※トップ写真は毎日新聞奈良版から拝借吉野林業の中心地である川上村で、関西の5大学の学生らでつくる「川上村木匠(もくしょう)塾」が間伐材を使った創作活動に取り組んでいる。塾は昨年20周年を迎え、参加した学生は計800人(延べ1400人)を超えた。村も二人三脚で携わり、今年、日本建築学会から表彰も受けた。【萱原健一】塾は1998年に開塾し、現在は大阪工業、大阪芸術、近畿、滋賀県立、奈良女子の5大学から毎年計約70人の学生が参加している。4~5月に伐採や搬出などの林業を体験し、そこで出た間伐材を使って、夏にベンチやモ...川上村木匠塾(もくしょうじゅく)が20周年!

  • 奈良県指定文化財に関する調査結果2019、奈良まほろばソムリエの会が公表!

    昨日(6/20)、奈良県庁の文化教育記者クラブと地域振興部を訪ねた。目的は、県指定文化財に関する調査結果の記者発表と、これらの保存に関する要望書の提出である。担当したのは、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」の保存継承グループ(担当理事:久門たつおさん)である。まずはニュースリリースの一部を抜粋する。※トップ写真は県地域振興部長の山下保典氏。豊田理事長から要望書を手渡した向かって右奥から、豊田敏雄理事長、久門たつお理事、小倉つき子さん、中川崇さん奈良県指定文化財、耐震診断や火災通報態勢などに課題~2年間で社寺など125カ所、152件を災害対策調査~平素から当会の活動にご理解をいただきありがとうございます。当会のグループの1つ、保存継承グループが進めていました奈良県指定文化財を対象とした「災害対策等現況調査」の...奈良県指定文化財に関する調査結果2019、奈良まほろばソムリエの会が公表!

  • 「古事記入門」近鉄百貨店橿原店(近鉄文化サロン)で6月28日(金)開講!(2019 Topic)

    いよいよ来週です!6月28日(金)15:30〜17:30、「近鉄文化サロン橿原」(近鉄百貨店橿原店)で「古事記入門」(歴史講座第1回)をやります。受講料(1,404円)お振込みの締め切りは、今週中!《奥深い奈良県の歴史にまつわるあれこれを、スクリーンを使って、やさしく、楽しくお話しいたします》という歴史講座の一環で、参加費は1,404円で要予約(0744-25-5421)です。告知サイトには、《ご受講希望日時をご予約のうえ、5日前までに、ご入金の手続きをお済ませください。ご希望の方にはコンビニ振込用紙を送らせていただきます(振込手数料別途)》とあります。翌7月からは、3ヵ月(3回)単位で申し込みができる全9回の講座も始まります。詳しくは、こちらに出ています。6月の講座では、『古事記』に関するたくさんの解説書・パ...「古事記入門」近鉄百貨店橿原店(近鉄文化サロン)で6月28日(金)開講!(2019Topic)

  • 巨星墜つ!菅谷文則氏(橿考研 前所長)が逝去

    橿原考古学研究所の前所長・菅谷文則氏が昨日(2019.6.18)午後、橿原市内の病院で逝去された。76歳だった。橿考研を退職されたことは、当ブログでも紹介させていただいた。逝去の第一報は、菅谷氏と畝傍高校の同窓生だった若林稔さんのFacebookだった(6/1823:00)。全文を引用すると、※トップ画像は、奈良新聞1面に掲載された記事(6/19付)大きな星がまた一つ落ちました!いま、菅谷文則君が逝去したと新聞速報で知った。学生時代から考古学一筋に生き抜いた姿勢には敬意を表したい、と同時に若い頃から家内も含めて登山に熱中して岩壁に、沢に、尾根にと汗を流して語り合ったつながりはその後も続き、考古学に参考になる話には私のようなものの意見にも素直に耳を傾けてくれた素敵な人柄の人だった。引退したときはこんなに急逝するほ...巨星墜つ!菅谷文則氏(橿考研前所長)が逝去

  • 奈良まほろばソムリエの会の総会(2019)、トーク&上映会、懇親会

    日曜日(6/16)13:00~17:40、奈良ロイヤルホテルでNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」の総会、保山耕一さん(映像作家)のトーク&上映会、懇親会が開催された。50分の通常総会(第7回)に続き、お待ちかねのトーク&上映会が始まった。同会理事の松森重博さんがご自身のブログ「鹿鳴人のつぶやき」にアップされたので、以下に紹介する(写真はすべて私の撮影)。※トップ画像は保山さんの「平城宮跡の朝霧」。最近10~20年、朝霧が出なくなっているとか総会が始まった。同会・豊田理事長の冒頭挨拶6月16日、NPO法人奈良まほろばソムリエの会の総会がありました。総会のあと今回は映像作家保山耕一さんを招いての90分間のトーク&上映会を開くことができました。昨年11月頃でしたか、保山さんにお願いしていたものです。実現できてほん...奈良まほろばソムリエの会の総会(2019)、トーク&上映会、懇親会

  • ラーメン楓(かえで)/近鉄新大宮駅から徒歩1分

    近鉄新大宮駅の南口、セブンイレブンの手前に「ラーメン楓」(奈良市大宮町6-9-1新大宮ビル1F)がある。かつての名店「いごっそ」の味を継承する「塩ラーメン」750円で知られるが、私は時々「鶏白湯(とりぱいたん)」800円をいただく。今日はこちらを紹介する。鶏白湯はスープが泡立った、いわゆる「泡系」のラーメンだ。お店のHPによると、《コラーゲンたっぷりの、こってりなのに胃もたれしない飲みやすいスープ。麺はスープによく合うちぢれ麺を使用。インパクト大のもこもこ泡を消さないよう気を使い作っています》。ちなみに塩ラーメンについては《透き通った深みのあるすっきり塩スープ。麺はスープによく合う細麺を使用。チャーシューはスープの味を邪魔したり濁さないよう、味の濃さや色・硬さを調整しています》。麺は中太のちぢれ麺だ途中で少し柚...ラーメン楓(かえで)/近鉄新大宮駅から徒歩1分

  • 豚珍館(五條市野原)の定番「ちゃんぽん」と新作「麻婆まぜそば」

    本年(2019年)6月1日(土)~2日(日)の帰省のおり、「豚珍館」(五條市野原西2-9-35)を訪問。このお店は、ラーメンキング・中田昭一さん(五條市在住)ご推薦のお店である。以前にも訪ねたが、あいにく定休日(金曜日)だったので今回が初訪問となる。※トップ写真は新作の「麻婆まぜそば」(税込750円大盛り無料)国道24号の櫻井寺のある交差点を南へ、吉野川にかかる大川橋を越えてすぐ左の道路沿いにある。金剛寺も近い。私は両日のランチタイムに訪ねた。お店の前の駐車場はほぼ満車だったが、何とか駐めることができた。まずは大人気の看板商品「ちゃんぽん」(税込み700円・大盛り無料)を紹介する(6/2訪問)。大きな丼鉢に盛ってちゃんぽんが登場。「あれ、大盛りにしていないのにこんなにあるのか!?」と驚くほどのボリュームだ。とろ...豚珍館(五條市野原)の定番「ちゃんぽん」と新作「麻婆まぜそば」

  • 『修験道の真実と未来~神と仏と日本のこころ~』(京阪奈情報教育出版 刊)

    スゴい本を見つけた。昨日(6/14)、奈良市内で日本酒のイベントがあり、そこに主催者の1人である住田幸一さん(京阪奈情報教育出版社長)が自社の本を持参して並べられていた。その中に『修験道の真実と未来~神と仏と日本のこころ~』という本があった。なんと、「はじめに」を岡本彰夫教授、「おわりに」を田中利典師が書かれている!これは読まずにはいられない。本書の販売サイトは、こちらである。「はじめに」全文を抜粋すると、奈良県宗教者フォーラムは、大和の古社寺と新宗教(立正佼成会・天理教)の各宗教者が自己研鑽の場として発足した勉強会である。宗教的情操教育や家庭における宗教心の涵養といった問題を取扱っている中で、この大和という土地に今も素晴しい姿で受け継がれている在来の信仰(神)と、外来の信仰(仏)が一線を画して和合した姿につい...『修験道の真実と未来~神と仏と日本のこころ~』(京阪奈情報教育出版刊)

  • 石仏龕(せきぶつがん)、巨大石仏、曼荼羅石の十輪院/毎日新聞「やまと百寺参り」第11回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、『奈良百寺巡礼』(京阪奈新書)の発刊を記念して毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまと百寺参り」を連載している。昨日(6/13)掲載されたのは「巨大石像や曼荼羅石/十輪院(奈良市)」、筆者は同会理事の稲田英二さんである。稲田さんは同寺の檀家さんなので、この寺のことは、よくご存じである。では全文を紹介する。十輪院は、元正天皇の勅願寺とも、吉備真備の長男・朝野宿禰魚養(あさのすくねなかい)の開基とも伝えられます。国宝の本堂(鎌倉時代前期)には、重文・石仏龕(せきぶつがん=仏像を納める厨子)が組まれ、奥には本尊の石造地蔵菩薩立像が祀(まつ)られています。左右には釈迦(しゃか)如来・弥勒菩薩など多数の仏像が彫られています。南門をくぐった右手には蓮池を中心とした庭園が広がっています。...石仏龕(せきぶつがん)、巨大石仏、曼荼羅石の十輪院/毎日新聞「やまと百寺参り」第11回

  • ナラニクル(奈良市中部公民館内)で徳南毅一さんの講話「吉野朝物語」、6月16日(日)開催!(2019 Topic)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎月第3日曜日、「NARANICLE体験スペース」(奈良市観光センター=奈良市中部公民館内)で、「奈良の歩き方講座」という90分のセミナーを開催している。参加費は500円(資料代として)。5月からは同館内の広い部屋(もと奈良市観光協会事務室)に場所を移して、開催されている(新しい「NARANICLE体験スペース」の場所は、同館内に掲示される)。部屋が広くなったので、定員も30名に増えている。6月16日(日)には、徳南毅一(とくなん・きいち)さんが「吉野朝物語~歌書よりも軍書に悲し吉野山~」という話をされる。9月までのラインナップは奈良市観光協会のHPに出ている。紹介すると、NARANICLEワークショップ~体験のご案内もっと奈良を楽しみたい方、もっと奈良を知りたい方…ぜひ...ナラニクル(奈良市中部公民館内)で徳南毅一さんの講話「吉野朝物語」、6月16日(日)開催!(2019Topic)

  • 湯平温泉(大分県)の山城屋旅館は、連日外国人客で満室!/観光地奈良の勝ち残り戦略(127)

    本年(2019年)6月3日(月)~5日(水)、九州を訪ねた。初日は湯平(ゆのひら)温泉の「山城屋」(大分県由布市湯布院町)で1泊。この旅館は、ご主人の二宮謙児さん(もと大分県信用組合勤務)のご著書『山奥の小さな旅館が連日外国人客で満室になる理由』(あさ出版)で知られる人気の旅館で、この本は韓国語にも翻訳されている。小倉から大分までは特急ソニック。音速(ソニック)とまでは行かないが、とても早い二宮謙児さんは本年7月19日(金)13時30分から、橿原市役所分庁舎(ミグランス)で開催を予定している「第12回観光力創造塾」(南都銀行と県の共催)の基調講演の講師としてお迎えする予定である。一足先に人気の秘密をお聞きしようと訪ねたものでご主人と、奥さんで女将の博美さん(お母さんが大女将)にお話を伺った。大分から湯平までは在...湯平温泉(大分県)の山城屋旅館は、連日外国人客で満室!/観光地奈良の勝ち残り戦略(127)

  • 田辺聖子の名著『隼別(はやぶさわけ)王子の叛乱』

    隼別王子の叛乱(中公文庫)田辺聖子田辺聖子さんがお亡くなりになったと聞いた。昨日(6/10)の毎日新聞夕刊には、大阪弁を駆使した軽妙な文体の小説やエッセー、さらに評伝や古典を現代によみがえらせた作品を次々に発表し、世代を超えて愛された作家で文化勲章受章者の田辺聖子(たなべ・せいこ)さんが6日午後1時28分、総胆管結石による胆管炎のため死去した。91歳。葬儀は親族で営んだ。喪主は弟聰(あきら)さん。後日お別れの会を開く。私はかつて彼女の『隼別王子の叛乱』を読んで、その迫力に驚いた。Amazonの「商品説明」には、ヤマトの大王の想われびと女鳥姫と恋におちた隼別王子は、大王の宮殿を襲う。無残に潰されるはん乱。若者たちの純粋で奔放な恋と死。陰謀渦まく権力の頂点にあって、ふたりの恋の残照を生きる大王たち。「古事記」を舞台...田辺聖子の名著『隼別(はやぶさわけ)王子の叛乱』

  • ホテル杉の湯(川上村)で講話「やまと百寺巡礼」(吉野・五條編)6月12日(水)15時半スタート!(2019 Topic)

    いよいよ近づいてきました!ホテル杉の湯(奈良県吉野郡川上村迫)で、年4回開催している「シリーズ講演会」、記念すべき第20回は、『奈良百寺巡礼』(京阪奈新書)の出版を記念して、「やまと百寺巡礼(1)吉野・五條」です。開催日時は6月12日(水)15:30~17:00、参加無料・申し込み不要。時間の制約で、90分で紹介できるお寺は、せいぜい13ヵ寺。今回は吉野郡の12ヵ寺と五條市の1ヵ寺となりました。五條市の残りのお寺は、次の機会に回すことにいたします。難しい話は一切ナシ。県南部のお寺を楽しく、分かりやすく語ります。『奈良百寺巡礼』(京阪奈新書)も、車に積んでいき、講演終了後、会場でご希望者に販売いたします。たくさんのご参加をお待ちしています!ホテル杉の湯(川上村)で講話「やまと百寺巡礼」(吉野・五條編)6月12日(水)15時半スタート!(2019Topic)

  • 満天うどん カジバノバカヂカラ(JR郡山駅西口)再訪

    5月25日(土)、JR郡山駅前(西口)の「満天うどんカジバノバカヂカラ」を再訪問。ここは以前、「満天うどんは、満点のうどん」として紹介した。前回は「まいたけちく天うどん(大)」(税込み900円)を紹介したが、今回は昼間だったので本日のオススメセット「まぐろ丼、ちく天うどん、とり天」1,280円を注文した。「大盛り無料」とのことだったが、ここはグッとこらえた。出てきたのが写真の料理である。分解すると、豪華二本立てであることがよくわかる。これで1,280円は安い!マグロはとても新鮮だ。うどんは100%国産小麦粉を使い、ツユは魚介ダシ(削り節)がよく利いていて、とても美味しい。全回は冷たいうどんだったので、このツユは今回初めて味わった。食事は安くてこんなに美味しいし夜のメニューも充実しているのに、いまだに「知る人ぞ知...満天うどんカジバノバカヂカラ(JR郡山駅西口)再訪

  • 「古事記入門」八木の近鉄百貨店(近鉄文化サロン橿原)で6月28日(金)開講!(2019 Topic)

    いよいよ近づいてきました。6月28日(金)15:30〜17:30、「近鉄文化サロン橿原」(近鉄百貨店橿原店)で「古事記入門」(歴史講座第1回)をやります!《奥深い奈良県の歴史にまつわるあれこれを、スクリーンを使って、やさしく、楽しくお話しいたします》というもので、参加費は1,404円で要予約(0744-25-5421)です。告知サイトには、《ご受講希望日時をご予約のうえ、5日前までに、ご入金の手続きをお済ませください。ご希望の方にはコンビニ振込用紙を送らせていただきます(振込手数料別途)》とあります。翌7月からは、3ヵ月(3回)単位で申し込みができる全9回の講座も始まります。詳しくは、こちらに出ています。6月の講座では、『古事記』に関するたくさんの冊子などを無料で配布いたします。残席あり。皆さん、ぜひお申込みく...「古事記入門」八木の近鉄百貨店(近鉄文化サロン橿原)で6月28日(金)開講!(2019Topic)

  • 4大学対抗!ピザバトル/イオンモール大和郡山で6月9日(日)開催!(2019 Topic)

    今朝(6/8)の奈良新聞1面トップに「“大和郡山ピザ”いかが地産の野菜で県内4大学考案」という記事が出ていた。明日(6/9)はイオンモール大和郡山で「4大学対抗!ピザバトル」と銘打ったコンテストも開催される。畿央大学のHPによると、ヘルスチーム菜良の学生が考案した「大和丸なすピザ」を試食販売!(イオンモール大和郡山)大和郡山産野菜使用「大和丸なすピザ」をヘルスチーム菜良が共同開発イオン大和郡山店「大和郡山フェア」で試食販売!大和郡山市、石釜ピッツェリア&BARサンプーペーと奈良県内の管理栄養士養成課程(畿央大学・近畿大学・帝塚山大学・奈良女子大学)の学生で構成された食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良(なら)」は、大和の伝統野菜「大和丸なす」をはじめとした大和郡山産野菜を使用した各大学1種類合計4種類のピ...4大学対抗!ピザバトル/イオンモール大和郡山で6月9日(日)開催!(2019Topic)

  • 奈良市の福智院、毎年6月18日に玄昉(げんぼう)忌/毎日新聞「やまと百寺参り」第9回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は『奈良百寺巡礼』(京阪奈新書)の発刊とあわせ、毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまと百寺参り」を連載している。昨日(6/6)掲載されたのは「玄昉建立/清水寺(しみずでら)が前身」、執筆者は同会会員の梶原光惠さんである。清水寺は福智院の前身寺院で、玄昉が建立した寺だ。九州で亡くなった玄昉の頭は、国史跡・頭塔(ずとう=「ホテルウェルネス飛鳥路」の奥)に落ちたというが、ここが清水寺の寺領だったとは、初めて知った。では記事全文を紹介する。奈良公園の南端にある福智院では、毎年6月に玄昉(げんぼう)忌を営みます。玄昉は学問僧として在唐18年。才能をめでられ、玄宗皇帝から紫の袈裟(けさ)を賜りました。聖武天皇、光明皇后、橘諸兄、孝謙天皇からの信任も厚く、国家仏教の中心人物となりましたが、...奈良市の福智院、毎年6月18日に玄昉(げんぼう)忌/毎日新聞「やまと百寺参り」第9回

  • 龍田古道プロジェクト、新ポスターとマップを完成!(2019 Topic)

    今朝(6/6)の毎日新聞奈良版に、「令和祝いポスター/龍田古道PRマップも完成」という記事がカラーで出ていた。三郷町住民などによる団体「風の郷龍田古道プロジェクト」が、第3弾の新ポスターと「龍田古道マップ」を完成させたのである。同プロジェクトのFacebookによると、※トップ写真の中央が新ポスター。写真はすべて同プロジェクトのFBから拝借完成報告会(5/31)、中央は三郷町の森宏範町長、右端は写真家の澤戢三(しゅうぞう)さん(5/24)まちづくりマップ「龍田古道」が完成し、いよいよお披露目となります!今後、このマップを活用したイベントなども開催するため、県庁からも担当者の方を招き会議を開きました。今回、「風の郷龍田古道プロジェクト」が奈良県と協働で作成した龍田古道「まちづくりマップ」、並びに龍田古道PRポスタ...龍田古道プロジェクト、新ポスターとマップを完成!(2019Topic)

  • 馬見花菖蒲まつり(第7回)は 6月8日(土)~9日(日)開催!(2019 Topic)

    県営馬見丘陵公園で毎年開催されている「馬見花菖蒲まつり」、7回目の今年は6月8日(土)~9日(日)に開催される。奈良県ビジターズビューローのHP(県観光公式サイト)によると、※トップ写真は県ビジターズビューローのHPから拝借約100品種、3万本の花菖蒲が咲き誇る、初夏の馬見丘陵公園へ!バラ園、菖蒲園、あじさいの小径など、初夏のお花がいっぱい。色とりどりに咲き誇る花菖蒲とともに、美味しい奈良の食を楽しみながら、憩いのひとときをお過ごしください。お花以外も楽しいイベントが盛りだくさん!◆古墳ガイドツアー①10:30②14:00馬見丘陵公園に眠る古墳を詳しくご案内しながら、園内を約90分散策します。歴史のロマンを体験しませんか?◆馬見グルメストリート公園館前にお店が出現!奈良の食材を使った自慢のメニューをぜひこの機会...馬見花菖蒲まつり(第7回)は6月8日(土)~9日(日)開催!(2019Topic)

  • 浄瑠璃寺の「行者まつり」は、毎年6月7日開催!

    役行者(役小角)の命日である6月7日には毎年、浄瑠璃寺(京都府木津川市加茂町西小)で「行者まつり」が開催される。今年(2019年)は17回目を迎える。京都府観光連盟の公式サイトによると、第17回行者まつり(木津川市)2019年6月7日(金)浄瑠璃寺には、頭巾をかぶり、高下駄を履いて岩座に腰掛けている木造の行者像が伝来しており、千三百年御遠忌に、行者像修復、そして岩座や前鬼後鬼の造像がなされ、第1回行者まつりが開かれた。大日如来灌頂堂にて法要(13時30分~)、法話等(14時)がある。開催時間10時~16時お問合せ浄瑠璃寺電話番号:0774-76-2390奈良新聞(5/31付)にもう少し詳しい情報が出ている。抜粋すると、法要や講話、小さな仏像を彫る体験のほか、野菜・陶器・手作りパンの販売、岩船寺と石仏の道ウォーキ...浄瑠璃寺の「行者まつり」は、毎年6月7日開催!

  • 矢田寺アジサイの開花情報(毎日新聞「やまと百寺参り」第9回)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、『奈良百寺巡礼』(京阪奈新書)の出版とあわせて毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまと百寺参り」を連載している。先週(5/30付)で掲載されたのは、「お地蔵さんとアジサイ/矢田寺(金剛山寺)」、執筆されたのは生駒市在住の水間充さん。※写真は、2010年6月16日に撮影いよいよこれからアジサイのシーズンを迎える。リアルタイムでのアジサイの開花情報は、こちらに出ているので、ぜひこれを参考にしてお参りいただきたい。6月1日~30日は、本堂の地蔵菩薩立像および閻魔堂が特別公開されている(500円)。では記事全文を紹介する。「矢田のお地蔵さん」として親しまれている矢田寺(金剛山寺)は、城下町・郡山から西へ3.5㌖、矢田山の中腹にあり、日本最古の延命地蔵菩薩(ぼさつ)像を安置しています...矢田寺アジサイの開花情報(毎日新聞「やまと百寺参り」第9回)

  • ビアホール 2019 in 奈良ロイヤルホテル

    今年も6月14日(金)から、奈良ロイヤルホテル(奈良市法華寺町254-1)で「BEERHALL2019in奈良ロイヤルホテル」が始まる。2時間の飲み放題と食べ放題が楽しめるバイキングである。チラシは、こちら(PDF)。料金は@4,000円。ただし日~木曜日には特典があり、17:00~17:30の入店なら3,700円、前日までの予約なら3,800円、日~木曜日限定の前売券なら3,700円となる。詳細がウォーカープラスに出ている。開催期間2019年6月14日(金)~9月7日(土)(6/17・24、7/1・8は定休日)開催時間17:00~21:30※最終受付は21:00場所関西奈良県奈良市奈良ロイヤルホテルレストラン・ラウンジ扇滝雨の日でも楽しめるビアホール2時間飲み放題と食べ放題が楽しめるビアホール。滝のある庭園を...ビアホール2019in奈良ロイヤルホテル

  • 初の「北山三村フェスタ」6月2日(日)開催!(2019 Topic)

    今朝(6/1)の奈良新聞1面に「県境越え魅力発信」という記事が出ていた。熊野川(新宮川)支流・北山川流域の上北山村、下北山村、和歌山県北山村(いわゆる「北山郷」)が連携して、明日(6/2)、「第1回北山三村フェスタ」を開催するというのだ。開催場所は和歌山県北山村下尾井の「北山村おくとろ公園」で10:00~15:30、問い合わせ先は北山村観光協会(0735-49-2324)。同フェスタのFacebookによると、北山三村フェスタは、北山三村(和歌山県北山村、奈良県下北山村、奈良県上北山村)による、企画・出店・ステージイベントです。昔から、文化的な結びつきが強い北山三村が連携し、時代を切り開いていくための、きっかけとなるようなイベントにしよう、という思いから始まりました。三村でイベントやれば、その楽しさが、きっと三...初の「北山三村フェスタ」6月2日(日)開催!(2019Topic)

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