比曽の世尊寺は、飛鳥時代に聖徳太子が創建/毎日新聞「やまと百寺参り」第12回
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が『奈良百寺巡礼』(京阪奈新書)の刊行とあわせて連載している「やまと百寺参り」(毎日新聞奈良版)、6月27日(木)に掲載されたのは「花の寺は聖徳太子創建/世尊寺(大淀町)」、執筆されたのは同会会員で広島県ご出身の田原敏明さん。世尊寺は、大淀町の山間部にひっそりと建つ古刹で、来年(2019年)1月から、こちらの十一面観音像は東京国立博物館の「出雲と大和」展に出展されるそうだ。では、記事全文を紹介する。江戸時代に再建された曹洞宗世尊寺(せそんじ)の創建は、飛鳥時代の比曽寺(ひそでら)にさかのぼります。古代には修験僧が、中世には清和天皇や藤原道長らが詣でた吉野巡礼のルートでした。戦乱の時代に寺名はその都度変わりますが、聖徳太子創建第7番霊場の法灯は守り続けられました。本尊の阿弥陀...比曽の世尊寺は、飛鳥時代に聖徳太子が創建/毎日新聞「やまと百寺参り」第12回
2019/06/30 04:14