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  • 其の一 ピッコロ大地に立つ 下

    「よう!久しぶりだな!」 息子悟飯を抱いた孫悟空は、亀ハウスにいる亀仙人らに挨拶した。彼らと会うのは一年ぶりだ。パオズ山に籠もってばかりでは悟飯ちゃんの教育によくねえ。動物や自然と戯れのもいいが社交性を身につけなくちゃいけねえという妻チチ

  • 其の一 ピッコロ大地に立つ 上

    天下一武道会が終わり1年が過ぎた。 天津飯はランチと結婚後『真・鶴仙流格闘術』道場を開設、天下一武道会優勝者の知名度で道場は大盛況。弟子は1ヶ月で100名を越えた。しかし、3ヵ月後、道場の指導という単調な日々に飽いた天津飯はチャオズを師

  • DRAGON BALL Z Sparking! NEO

    管理人の庄吉です。だるく様の『あんちぇいん』にも載っておりますが、『ドラゴンボールZスパーキングネオ!』の映像をお届けします。あんちぇいん様にもありましたが、バンプレストの方々、目の付け所が違いますね。ゲームの内容は詳しく知りませんが、ラデ

  • 其の二十二 はじめまして、そして・・・ 下

    「カカロットよ・・・やっと会えたな・・・」 悟空が息子をチチにあずけてから、ラディッツはすぐ弟を抱きしめた。亀仙人らから、悟空が小さい頃まったくのきかんぼうで、頭を打ってからとたんに良い子になったこと。地球人離れした強さを持っていたこと。

  • 其の二十二 はじめまして、そして・・・ 上

    「じゃあな。ナムさん。世話になりっぱなしで本当にすまない。どうもありがとう。奥さんと子供にもよろしく伝えてくれ」 「ラディッツさんもお達者で。弟さんに会えるといいですね。また今度会いましょう!」 パーティーの翌日、天下一武道会会場の入り

  • 其の二十一 天下一パーティー!

    激闘を終え、決勝トーナメントに参加した選手、天下一武道会関係者が、宴会ホールに集まり、レセプションが行われた。ラディッツ、チャパ王はクリリンからもらった仙豆を半分ずつ食べ、全快とは言えないが、外傷のほとんどは跡形もなくっていた。選手達はみな

  • 其の二十 準決勝終了!そして・・・

    「ぐあああああ!」 あまりの激痛のため、ラディッツは左鎖骨を押さえた。削岩撃の名は伊達ではない。人骨の中でも、太さの割りにはもろいと弱れる鎖骨だが、ラディッツは強靭な肉体を誇るサイヤ人である。その骨を砕いたのは、相当な斬撃だ。最後は、右スト

  • 其の十九 八手拳

    「八手拳!」 チャパ王の拳がラディッツの身体にめり込む。かろうじて両腕を上げ顔面をガードしているものの、腹部、胸部にはチャパ王の鉄拳が突き刺さっている。ガードしている両腕も焼きごてでも当てられたかのように変色している。 「せいやあああ!」

  • 其の十八 ラディッツVSチャパ王

    「トドメ!」 ヤムチャの狼牙風風拳の最後の一撃、うしろ回し蹴りがギランの顔面に炸裂。ギランの体はきりもみしながら場外のブロック塀に叩きつけられた。 「ぐう・・・ちっくしょおおお!」 苦痛に顔を歪めながら、よろよろと起き上がったギランは、

  • 其の十七 ヤムチャ・狼牙風風拳 下

    「ヤ、ヤムチャの奴、本当に腕を上げおったわい!」「ヤムチャの実力はこんなもんじゃありませんよ。老師様」 亀仙人の感嘆の声を聞き、天津飯は言い返した。2年ほど修行をともにしてきた天津飯は、彼の実力を知り抜いていた。今、ヤムチャは遊んでいるだけ

  • 其の十七 ヤムチャ・狼牙風風拳 上

    「俺はお前みたいな正義ヅラしたやさ男が大嫌いなんだよ!」 ギランは、試合開始直後、ヤムチャに向かってこう言い放った。挑発するつもりもあったのだろうが、どうやら本当にヤムチャのような男は虫が好かないらしい。じん麻疹でも出たのか、体中をしきり

  • 其の十六 休憩

    一回戦がすべて終了し、1時間の休憩に入った。 二回戦のカードは、 ヤムチャVSギラン ラディッツVSチャパ王 である。 選手たちはめいめいに休憩に入っている。ラディッツは一回戦でズタボロになった道着の替えをナムと一緒に買いに行っ

  • 其の十五 寝技

    「これは一体どういうことだ・・・?」 医務室を出て、選手控え室に戻る廊下でラディッツは不思議そうに、先ほどまで傷だらけだった自分の体を見た。ヤムチャという男がくれた「仙豆」という豆を食べたおかげで、瀕死の重傷だった状態から全快したらしい。

  • 其の十四 仙豆大好き! 下

    「ちょ、直撃した・・・。パンプットの奴、死にはしないだろうな・・・?」 「すさまじい威力だ。あんなの喰らったら俺の場合即死だぜ・・・」 クリリンは、この大会のレベルが自分の力量を大きく超えていることに愕然とした。かつて、悟空と天下を争った

  • 其の十四 仙豆大好き!上

    「そ、それでは一応カウントをとらせていただきます・・・」 リングアナは恐る恐るカウントをとり始めた。 ラディッツの体からは、おびただしい血が流れている。青ざめる観客たち。誰もがパンプットの勝利と思ったその時、 「ぬおおおおおおおおおおお

  • 其の十三 異星人VSリングの奇行貴公子!! 下

    ラディッツは大振りのラッシュをかけるも、その多くをパンプットに避けられ、あるいは防がれてしまっている。 観客席では、亀仙人らが熱心に試合を見つめている。 「あのラディッツという奴は、相当実戦で鍛えているようじゃが、まだまだ荒削りな攻め方じ

  • 其の十三 異星人VSリングの奇行貴公子!!

    武舞台の修理が終わり、選手入場がコールされた。キックボクシングチャンピオンのパンプットは入場とともに、派手なガウンを投げ捨て、女性ファンの声援に応えている。会場からは黄色い声援が飛び交い、パンプットはいちいち投げキッスで応じている。 一方

  • 其の十二 ヤムチャ対ナム 下

    ヤムチャは、いまだ自然体である。ナムは、まだ攻めない。 「隙だらけじゃないか・・・仕掛けてみるか・・・」 ナムはそう頭の中でつぶやくと、ヤムチャ目掛けて、正面から突っ込んだ。ナムの右ストレートが縦拳となって、ヤムチャを襲う。自然体となって

  • ヤムチャVSナム 上

    クリリンがギランに閉め落とされた瞬間凍りついた観客たちも、クリリンが蘇生したのを見て、ホッとため息をついた。それに続いて大きな拍手が起こった。 「よくやったぞ!チビ!」 「大健闘だったぞ!また今度がんばれよ!」 観客たちの励ましに、苦笑い

  • 其の十一 重い胴着

    クリリン劣勢。ヤムチャらがまったく予想だにしていなかったことが目の前で起こっている。クリリンもヤムチャも、世界で、いや地球でもっとも強いのは悟空、ピッコロであり、それに次ぐのが自分たちだと確信していたからだ。だが、クリリンとギランの戦いぶり

  • 其の十 バーリートゥードゥな奴ら 下

    8人の選手は一度、控え室に戻った。ラディッツはパンプットのほうを見た。予選トーナメントの戦いぶりを見た限り、パンプットの強さは、常人のものではなかった。会場の雰囲気とサイヤ人の本能が、ラディッツの闘争心をかきたてる。 「楽しい闘いになりそ

  • 其の十 バーリートゥードゥな奴ら 上

    「尻尾を生やした男・・・?気になるのう・・・」 亀仙人こと武天老師はつぶやいた。決勝戦当日、ヤムチャ、クリリンを応援に武天老師やブルマ、ランチらも応援にかけつけていた。 「もしかしたら、孫君と関係があるのかもね。身内かしら?」 「ええ、あ

  • 其の九 予選開始!

    ・試合中、いかなるアクシデントといえども、相手を殺してしまった場合は即失格 ・急所への攻撃、目突きは禁止 ・凶器の使用 以上3点が主な禁止事項である。 勝敗の決し方は、 ・ 10カウントノックアウト、3回のダウンでTKO ・ ギブアップをし

  • 其の八 パパイヤ 下

    試合当日。武道会場は全国から集まった猛者どもの熱気で沸き返っていた。ラディッツの参加申し込みは締め切りぎりぎりだったが、どうにか間に合ったようだ。ラディッツの名前はAブロックのトーナメント表に書き込まれていた。ナムの名前はCブロックに記入し

  • 其の八 パパイヤ 上

    ラディッツとナムは天下一武道会会場のあるパパイヤ島に到着した。試合まで残すところあと二日。ナムは市内観光などをせず、瞑想にふけっていた。 一方、ラディッツは試合前ということも忘れ、『地球』を満喫していた。人の流れ、建造物、空気すべてがラデ

  • 其の七 出発 下

    「あと、5日で天下一武道会だな。カカロットの奴も出場するかな?」 プラムが泣き出したのを見て気まずくなったラディッツは話題をそらした。 「ええ、きっと参加されると思いますよ」 ナムは笑顔で答えた。 「私も弟さんと会えることを祈っています

  • 其の七 出発 上

    ラディッツは、ナムとその妻プランに自分の過去、孫悟空との関係を話した。サイヤ人は基本的に肉親の情が薄く、また、戦闘力を重視するため、我が子といえども戦闘力が低い場合、まったく関心を示さない。自分も、弟のカカロットも生まれつき戦闘力が低く、最

  • 其の六 野菜 下

    「止めなさい!ギラン!何も知らない旅人を半殺しの目に合わせるなど、とんでもないことをしましたね・・・。もう少しでラディッツさんは死ぬとこだったんですよ!あの悟空さんのお兄さん、ラディッツさんが死に掛けたんだぞ!!!」 ナムがすさまじい剣

  • 其の六 野菜 上

    「ケガはもう治ったのですか?それにしても凄いですね。このカプセルに入っただけでほぼ全快してしまうなんて」 ナムは不思議そうに質問してきた。カプセルの機能に付いて、なぜ短期間であの重傷がほぼ完治してしまうのかなど、一度に答えられないほど多く

  • おわび

    「其の五 おはよう」を更新したところ、今までの記事が願いをかなえた後のドラゴンボールみたいにブログ内に四散してしまいました。 原因はわかりませんが、現在調整中です。皆様には、大変ご迷惑をおかけしております・・・。

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