chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • ソングライン

    今度6月26日発売予定の拙著「森と黒潮と神話の旅」(彩流社)https://www.sairyusha.co.jp/book/b10135405.htmlですが、カバーデザインが仕上がれば、アイランドストリーム内にも予約ページを作る予定です。よろしくお願いいたします。実のところ、この本のタイトルは「ソングライン」か、もしくは「環太平洋ソングライン」にしたかったのですが、社の人に「ソングラインという言葉は社会一般的ではない」と言われ、「そうかな?」と思ったのですが、マニア向けではなくごく一般の人に良書を届ける、という彩流社の方針も理解できるので、再考して上記の題名となりました。一方「ソングライン」にしたかったというぼくの考えにも理由があります。きっかけは数年前にさかのぼります。ぼくの一作目の「インスピレーシ...ソングライン

  • サンセットバーベキュー

    アイランドストリームのベースでシシ肉バーベキュー。秒ごとに色彩を変えてゆく空と海を眺めながら。サンセットバーベキュー

  • 森と黒潮と神話の旅

    来月、本を出版します。「森と黒潮と神話の旅」(彩流社)というタイトルで、6月26日発売予定です。と言ってもまだカバーデザインも上がってない上、2校ゲラもあがってないのでホンマに間に合うんかという感じですが、出版社の紹介ページにはすでに載っています。https://www.sairyusha.co.jp/book/b10135405.内容は下記のようになります。『歩くことと漕ぐこと──人間のもっとも根源的な身体行為を通じて、日本列島を環太平洋上の“響き合う島々(ヤポネシア)”としてとらえなおす旅路。吉野・熊野・伊勢の森を抜け、黒潮の沿岸を進む中で、目には見えないけれど確かに感じられる“道”をたどっていく。それは地図には載らず、標識もない道。だが、風の流れや潮のリズム、山の沈黙と共鳴しながら進むその旅には、美...森と黒潮と神話の旅

  • ひなびた風情とトロピカル

    先日の日髙海岸〜由良湾ツアーにて。やや半島状になった地形のせいか、潮通しがよく、黒潮分流からの海水も届けられて、透明度高く、陽が出るとトロピカルな風情が増す。ひなびた雰囲気と相まって味わい深い。由良湾奥の造船所ではドック入りする巨大な天然ガスタンカー。ひなびた風情とトロピカル

  • マイケル・D・ジャクソン

    マイケル・D・ジャクソンという名のニューシーランド出身の人類学者がいることを知る。人間の「経験」「移動」「関係性」を、詩的言語と人類学的分析で融合することをライフワークとしているらしいが、めちゃいいことを言っている。、「帰属とは、地図に名前を書くことではない。風が肌を撫でる感触や、土の匂い、沈黙の中のまなざし──そういうものと共に“居る”ことなのだ。」「人は、ときに言葉を持たずに語らねばならない。石の重さや、炎の揺れや、夜の音の中で。そこに“意味”はない。ただ、“共にある”という真実だけがある。」「旅はいつも、外へ向かっているようで、その実、沈黙のなかで、自分の内側に降りていく道だ。」これって、アウトドア旅の本質そのもの。またこんなことも言っている。「人類学とは、他者を理解する技法ではなく、人間であるとは...マイケル・D・ジャクソン

  • ささ曇りが、最高

    初夏、天気よい日は風が強いことが多い。ささ曇りが最高。ささ曇りが、最高

  • カヤック旅

    人に会いたいときもあれば、全く無人の荒野で焚き火キャンプしたいときもある、どっちも自由に選べるのがカヤック旅。空気のようにその地にスッと入り込み、人々の生活文化に触れ、自然のヴォイスを受信機のように感じ入りながら進みゆく。我ながら、こんなに深いトリップ感覚を得られる行為はないと思う。みんなやろうぜ、カヤック旅。とくに若い人は、やった方がいい。極めてポジティブに、人生観変わるから。カヤック旅

  • 季節感

    ゴールデンウィークも終わり落ち着いたこの時期はいいですね。湯浅湾をとりまく山肌に広がるミカン畑のミカンの花が一斉に咲き、海風から陸風に切り替わる夕刻、山から下りてくる風が山肌を撫で、何万、何十万という花弁からの香りを海岸線に運んできます。そのとき、潮の香りと絶妙にブレンドされた、なんともいえない独特のかぐわしさがあたりに充満します。このひとときが以前からとても好きで、やはり和歌山は桜ではなく、新緑の生命感とこの香りこそが、特徴的な季節感を醸し出す一つのハイライトだなという印象です。季節感

  • 神話と、小さな生き物

    毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、95回目はベトナム・ハロン湾への旅。地球規模の神話と、小さな生き物たちについて、興味ある人はどうぞご一読ください。神話と、小さな生き物

  • また仕切り直し

    先日予定していた、田辺湾神島でのゴミ調査&クリーンアップ活動は強風で渡れず、内湾でのんびり漕ぎに変更。まあ色んな人と話せて、これはこれでよかった。博物学者の南方熊楠の働きかけにより、天然記念物となった神島。もう紀伊半島でもなかなか残ってない、縄文時代からの黒潮流域特有の植生がパッケージされた無人島。ここにカヤックで渡り、どんなゴミがどれだけあるか調査しながら拾い、ゴミ袋ごとカヤックに載せて運んで帰るという、2009年から定期的にやっているイベント。カヤックとは楽しみながら自然を取り巻く環境を学ぶのに最良の道具で、南方熊楠が今生きていたら多分カヤッカーになっているだろう、ってことで、これからも続けていく価値がある。また10月に仕切り直しでやる予定。http://islandstream.la.coocan....また仕切り直し

  • ハンドメイド文化

    毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」、94回は鹿児島・甑島への旅の3回目になります。僻地の離島特有のハンドメイド文化について、興味ある人はどうぞご一読ください。ハンドメイド文化

  • 海のクロスロード

    毎日新聞連載コラム「シーカヤックで地球再発見」93回目は、海のクロスロードとしての鹿児島の甑島について書いてます。興味ある方はどうぞご拝読下さい。海のクロスロード

  • 野性感覚について

    毎日新聞連載コラム「シーカヤックで再発見」、92回目は、俗にいう「野性感覚」についての、ちょっとした一例。興味ありましたら、どうぞご一読ください。野性感覚について

  • カヤック旅とは

    音や気配や匂いや肌感覚など、あらゆる身体の機能を使って風や波の変化を予測し、地形や距離感や日程なども加味しながら、最良のラインを描くように、最高の音色を奏でるように進みゆく、カヤック旅。海図またはそれなりにちゃんとした地図さえあれば、特殊な場所を除いて地球上どこだって面白い旅ができる。その大元になるのがナビゲーションスキル。ロケーション知覚を司る人間の脳の部位は、記憶機能を司る部位と同じく「海馬」にあって、人類が大昔にアフリカのサバンナを出て移動を繰り返す中で海馬が刺激され、脳機能全体が飛躍的に発達したという説があるけれど、まあカヤックのナビゲーションなんかはまさしく、そんなレベルで人間の初源的な本能にうったえかける行為なんだろうと思う。別に頭が良くなるとかそういうことではなく、その場の自然特有の息吹、鼓...カヤック旅とは

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、アイランドストリームさんをフォローしませんか?

ハンドル名
アイランドストリームさん
ブログタイトル
プリミティヴクール
フォロー
プリミティヴクール

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用