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雪月花 季節を感じて https://blog.goo.ne.jp/setsugekka_2/

俳画・消しゴムはんこ・水彩画に和歌、俳句、エッセイ等を添えて、季節感あふれる日本の美をお届けします。

ライフスタイルブログ / 和の暮らし

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雪月花
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2006/06/07

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  • 風の姿で‥ ~山折哲雄先生のお話から~

    横浜能楽堂にて「生と死のドラマ」というテーマの狂言「野老(ところ)」と能「芭蕉」を鑑賞しました。公演前に宗教学者の山折哲雄先生から、日本古来の死生観についての興味深いお話がありました。記紀万葉の時代、人は死ぬと風葬され、のちに肉体から魂が遊離して風とともに遠くへ運ばれてゆき、ときにその魂は何ものかに憑いて(憑依して)物狂いとなり、現世に再現する‥と考えられていたそうです。室町期に能を大成した世阿弥にとって、この物狂いが重要なテーマであったことは周知のとおりで、風(笛の音)とともに、こころを残して死んだもの(シテ)が生きた人の姿を借りて(憑いて)旅の僧(ワキ)の前に現れ、哀しい物語りをしつつ狂おしく舞い、やがて僧の読経などによって成仏し消えてゆくという、いわゆる能のステレオタイプ(夢幻能)が完成しました。このこと...風の姿で‥~山折哲雄先生のお話から~

  • 益子の帯留め

    縁あって入手した濱田庄司(陶芸家、人間国宝)の帯留めです。2011年秋に訪れた汐留ミュージアムの「濱田庄司スタイル」展にて、大阪グランドホテルのオープン記念品として制作されたという濱田の帯留の数々を見たとき、ひとつでいいからほしいな‥と、ためつすがめつ眺めたことでした。益子焼特有のとろりとした飴釉と、濱田のあの大きな体躯から想像できない愛らしい赤絵と。どの帯にのせよう?と考えてすぐに思いついたのが、葛布の帯です。閑かで、どこかなつかしい“工藝的なるもの”に魅かれます。益子の帯留め

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