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風塵社的業務日誌 https://blog.goo.ne.jp/wind-dust/

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2006/05/16

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  • 福岡へ2021(16)

    福岡大仏胎内めぐり、地獄コーナーが終わって、いよいよ暗闇コーナーへ。その入り口には、左の手すりに沿って暗闇を進んでいけば右側に錠前があり、それをにぎれば霊験あらたかなりというようなことが書かれている。そのへんは、善光寺と同じだ。というか、善光寺を模しているのだろう。とにかく、暗闇のなかへと入っていき、手すりに沿って歩いていく。小生の後ろに妻が着いていく。どの程度歩いたのか定かではないが、2、3分もかかっていないかもしれない。暗闇なので長く感じてしまう。出口に近いところに錠前があったので、妻に「あったよ」と伝えておいた。そこから少し歩けば、もう出口。出口を抜ければ今度は極楽コーナーで、極楽図が掲げられている。暗中を歩くことが擬似死体験となり、その先にある極楽のありがたさを感じられるという趣向なんだろう。仏教におい...福岡へ2021(16)

  • 福岡へ2021(15)

    東長寺の福岡大仏も見ていこうとなり、拝観料一人50円(ふたりで100円)を払い大仏殿のなかへ。その建物を大仏殿と呼ぶのかどうかは知らない。そこには、木造坐像では日本一の大きさという大仏が鎮座ましましている。確かに大きい。見上げると、口が自然にポカ~ンと開いてしまう。しかし、博多のもぐりは、こんな大仏があったなんて知らなかった。もしくは、話を聞いたことがあったかもしれないが、忘却の彼方へとなっていた。そもそもが信仰心などないので、大仏情報にうとくても仕方がないだろう。そういえば、池袋の仙行寺という寺が、数年前に近代的なビルに建て替わった。その際に、新名物として登場したのが浮かぶ大仏である。池袋大仏と称しているらしい。床に台座が敷かれ、そのうえに木造仏が置かれているのではなく、背面の壁に仏像が固定されている。そのた...福岡へ2021(15)

  • 福岡へ2021(14)

    それまで座禅などしたことがなかったので知らなかったが、曹洞宗では壁に向かって足を組み、臨済宗では本堂の中心を参加者が囲むように禅をする。したがって、薄目を明ければ対面に座っている寮友の姿が見える。C寺で座禅をしていたある日、鼻水が垂れてきやがった。なるべく音を立てないよう、必死になって鼻水をすすりこもうとするが、鼻水は万有引力の法則に従い下へ下へと伸びていく。花粉症の季節が終わったころじゃなかったかと記憶するが、身体が目覚める前の早朝は鼻水が出やすい。そして小生の奮闘にもかかわらず、鼻水は唇を越え、アゴを越え、さらには顔を通り越して喉もとあたりまで垂れ下がっている。しかも、プラ~ンプラ~ンと右に左へと揺れ始めやがった。チラッと前方に目をやれば、対面に座っているT君が肩をふるわせて笑いをこらえている姿が見える。「...福岡へ2021(14)

  • 福岡へ2021(14)

    ついでなので、別の妄想も記しておこう。中国では明の時代、倭寇なるものが猖獗を極めることになる。倭とはあっても、その実態は日本、朝鮮、中国の荒くれどもの集まりであったことは、定説化されている(と思う)。おそらくは、博多の街でのあぶれモノにも、倭寇となったのが多かったはずだ。そこで以前から疑問に感じていることがあるのだけれども、彼らはいったい何語をしゃべっていたのだろうか?ピジョン・チャイニーズだったのか。それとも、その問いがそもそも間違っていて、日朝中の海の民の間では共通言語が成り立っていたということなのだろうか。よくわからない。さらにずっと時代をさかのぼれば、九州北部と朝鮮半島との交流は縄文時代から続いているそうだ。それは朝鮮からも縄文土器が出土していることからもうかがえる。となると、彼らは同じ言語、または似た...福岡へ2021(14)

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