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風塵社的業務日誌 https://blog.goo.ne.jp/wind-dust/

出版現場の最前線から、企画、編集、営業と業務に関わることをなんでもレポートします。

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2006/05/16

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  • 朝ビール

    月末である。金はない。しのぎの名案もない。困ったものだ。東京も梅雨明けとなったようだ。クソ暑い。ウンザリする。生きているのがいやになる。あ~ぁ、早く会社つぶれねぇかなあ。などなど、布団のなかで考えていると、起き出すのがつらい。完全に金欠鬱だ。唯一の希望は、カープがまたまた連勝街道を驀進し始めたことである。希望というよりも、力づけてくれるものとした方が、より正しい表現か。おかげで、朝刊のスポーツ欄を広げたくなる。あの、負けがこんでいたときは、新聞を開いてもスポーツ欄は素通りしていた。10数年前のことだが、現在では古希を越されているだろう方の話を聞いていたら、その方も幼少のころはカープファンだったとおっしゃる。おそらくは、伝説の長谷川良平がエースでカープが超弱かった時代じゃないのかと思いつつも、どうやって試合情報を...朝ビール

  • 夏バテ対策

    小生、文明度の低い信州の山猿ちゃんの出であるためか、低気圧の天気が続くと心身ともに調子が下降する。もちろん、暑いのもダメなのだけれど、雨や曇りのような日は後頭部の奥が目覚めていないような感じになってしまう。人と会って話をしている分にはさほど問題はないのに、なにかの作業に集中しようとしても長続きしなくなってしまう。すぐにウンザリしてしまい、ゲームに逃げてしまう。前にもたびたび記しているけれど、そんな体質の人間が若いころよく福岡で暮らしていたなあと、われながら感心してしまう。福岡というところは、いつも湿度が高く、夏は暑くて冬は寒い。福岡は冬が寒いからきらいと小生が述べると、怪訝な顔をする人が多い。ところが、住んでみりゃわかるのだけれど、冬場になれば玄界灘からの強風が一日中吹きつけ、しかもずっと曇天なのだ。戸外を歩い...夏バテ対策

  • 壱岐坂へ(3)

    そのうえ、夏の暑い日の夕方など、一家三人で歩道に向かって縁側に座り夕涼みをしていた。三人ともまったくの無言である。どうやってコミュニケーションが成り立っているのかは疑問だったけれど、どことなく微笑ましい光景だった。その息子さんは、先ほどのローソンでいつも食品を購入していた。ところが10年以上前のこと、そのお宅の前を通りかかると鼻にツンとくる異臭を感じるようになった。数日すると、警察がその家を囲んで捜査をしている。前を通りがかりざま、お巡りさんに「どうしたんですか?」とたずねると、「まだ、事件か事故か不明なんです」とのことでくわしいことは教えてくれなかった。しばらくして、その家のおじいさんとおばあさんが亡くなっていたということを知った。そこで、あの異臭の正体は死臭だったのかと、ようやく気がついた。葬式に行っても、...壱岐坂へ(3)

  • 壱岐坂へ(2)

    N氏と別れてから、雑司ヶ谷霊園を抜けて護国寺近くに出、そこから春日通へと向かう。春日通を右折し、お茶大の前を過ぎてから、茗荷谷駅、後楽園駅と通過することになる。途中暑くなり、コンビニに立ち寄っては缶ビールを購入。歩きながら行儀悪くそれを飲みつつ、1本が2本となったところで尿意をもよおしてきた。そこでラクーアのトイレを借りることにしたのだけれど、そこの野外ステージ上では女の子4人組のグループが歌っていた。100人くらいかな、というファンが押しかけている。あおぎ見てはいないが、2F通路にはファンがもっといたのかもしれない。当世の売れっ子アイドルすら知らない小生が、彼女らのことを知るわけもない。アイドルと呼ぶには少し年季が入っている感じの彼女らであったが、熱心なファンがそこそこついているようだ。そのオニーチャンたちが...壱岐坂へ(2)

  • 壱岐坂へ(1)

    ある土曜日、妻が帰ってくる予定となっていた。憂鬱な気分で6:00前には起き出してしまう。一服を兼ねて散歩に出た。近くの公園に向かうと、まだ低く痩せてはいるが向日葵が花を咲かせている。まだ紫陽花の季節というのに、ずいぶんと気の早い向日葵だ。公園内では犬の散歩をしているオバハンやら、体操をしているジイサマやらと、それぞれに思い思いのことをしている。その間を抜けていったら、野球のバッティングの練習をしている親子連れがいた。子どもの方は小3くらいだろうか。トーチャンの投げるものを子どもが一生懸命に打ち返しているものの、勢いよくはじき返せないでいる。ヘタな子やなあと思ってしまう。ところが、トーチャンの投げ方が野球のボールの投げ方とはちがう。まず右手を鼻の先辺りで一度止め、それから腕をまっすぐに持ち上げては前に押し出すよう...壱岐坂へ(1)

  • 『百姓一揆』

    昼前からショボショボ降り続いていた雨が夕方くらいにはあがっていた。ひとしきり社内でポケーと酒を飲んでから帰宅することにする。といって、あわてて帰る必要もない。妻が出ていったあとのわが家である。小生の帰りが早かろうが遅かろうが、文句をつけるやつはこの世界には存在しない。そのため、歩いて帰ることにした。会社から自宅まで徒歩90分ほどの距離だ。会社までおのれの脚で通える距離に住んでいるというのは便利なものではある。しかしその分、郊外に住んでいるのに比べれば家賃は高くなる。それはわかっているのだけれど、こうしなければならない事情も小生にはあるのだ。本宅と妾宅を行き来しなければならないというのは、意外と面倒なところもある(冗談)。ここ数ヶ月ほど、歩いて帰宅することが多い。出社時がジョギングなのは以前からだ。こうした通勤ス...『百姓一揆』

  • 『民間裁判外紛争解決制度(ADR)の実証的考察』

    もう7月だ。今年も半分が過ぎてしまったということである。ところが、昨年末以来の資金繰りの不調が、いまだに重くのしかかっている。好転する兆しすらない。そもそもが貧乏であるものの、早々簡単には死なない体質となっていることは以前に記したことがある。しかしこの半年で、危険水域にかなり入ってきているのは事実だ。後半戦の巻き返しを図らなければならない。そこまではわかりきっているけれど、問題はどうやって、ということだ。とにかく、生き残りの道を探さなければどうしようもない。そこで発想を逆転させれば、風塵社は死んでも小生が生き延びる方策を探ればいい、ともいえる。ならば、いっそのことハードランディングしてしまうか。こうして、ああだこうだと考えても結論はすぐに出てこない。それにしても、カープの6月以降の絶不調には目をおおいたくなる。...『民間裁判外紛争解決制度(ADR)の実証的考察』

  • カレーライスを作る

    妻が家を出ていった。Ifollowedhertothestation,withhersuitcaseinmyhand…以前にも同じようなことを記したけれど、妻がいないというのは大変いいものだ。ニヤリ。さて、なにをして自由を満喫しようかと考える。オネーチャンと遊ぼうと思うが、お金のかかることはできない。そこでカレーを作ろうと思い至る。その理由はいくつかあるのだが、この間、小生がカレーライスを作ることを妻が許してくれなかったのだ。「カレーは匂いがきついからやめて!」げな。ならば、敵のいないうちにカレーを作ればいいや、というわけだ。それと、ある日むしょうにカレーライスが食べたくなった。インド料理店のカレーではない。日本のカレーライスだ。そこで、あるカレーチェーンのお店に入り野菜カレーを注文した。ところが、そこはサービ...カレーライスを作る

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