2014年9月
今回の一連の考察(興福寺将棋(=38枚制酔象将棋)、「将棋伝来再考」等の論評)について、これで一応の区切りとします。 8年前、このブログを立ち上げた時、興福寺将棋(=38枚制酔象将棋)は想定外でしたが、今回、今までの仮説の延長線上に、興福寺将棋(=38枚制酔
「将棋伝来再考」(2013年版)で、清水氏はいう。「(増川氏の『将棋』(※)は)他の研究者への影響力が強いだけに将棋史の負の効果を与えることにもなってしまった。負の効果の一つは、増川もすでに見解を変更しているものの(増川 2003 p46(※※)、四人制チャトラ
玄怪録は怪奇小説であるが、作者は当時の世相を織り込むことによって、現実感・臨場感を確保しようと努めている。そこで、玄怪録の記述から、当時(唐代)、中国に実在した「将棋」について、ある程度、類推することは可能である。しかし、そもそも当時実在した「将棋」の忠
日中の研究者のほとんどは、玄怪録将棋の「六甲」について、「寅(虎)」と解釈できず、「象」と解釈する。①現行の中国象棋(シャンチー)が象であること、②玄怪録の二つの軍隊の名称の一つが「金象軍」であること等を根拠にあげる。しかし、中国の研究者である周家森氏が
2014年9月
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