◇2553 『その鏡は嘘をつく-刑事・夏目信人2』 >薬丸岳/講談社文庫前作が面白かったので、ちょっと期待外れ。刑事・夏目信人の第2弾。今回は長編小説で、鏡ばかりの部屋で発見され自死と判断されたエリート医師の遺体についての謎を追う話。主役は志藤という検事
何やら変わったタイトルだったのと、藤原竜也さんが主演ということで見てしまったのだが、ミステリー仕立てでなかなか面白いストーリーだった。とある地方都市(おそらく富山県)を舞台に、3万円の偽札をめぐって様々な人物が相関していくちょっと複雑なストーリー。主演
PRESIDENT[2022.04.29]次のトップリーダーは、こうして見抜かれるDocomoの雑誌読み放題のサービス「dマガジン」に加入している。月額500円程度でかなりの量の雑誌が読み放題。経済系の雑誌は全ページが読めるわけではないが、それでもある程度のトレンドを掴むことはで
日経新聞[2022.03.01~03.31]私の履歴書・浮川和宣最初に「浮川和宣」という名前を見たとき、正直、誰なのか分からなかった。日本が誇るワープロソフト「一太郎」の生みの親として、なるほどと膝を打った。しかしながら経営者のお名前も存じ上げないくらいなので、ジャス
◇2140 『実行する組織-大組織がベンチャーのスピードで動く』 >ジョン・P・コッター/ダイヤモンド社非常に示唆に富む内容だが、果たして自社に適応できるだろうかと考えながら読み進めた本。少し前に『両利きの経営』という経営戦略論が流行った。大企業において「
1990年代の日本の裏側を描いた作品。全8話を見たのだが、まだ物語は終わっていなかった。。。WOWOWとハリウッドの共同制作で、制作費88億円という豪華ぶりに興味を持って見てみたもの。主人公ジェイクは、アメリカから日本に留学しておりジャーナリストを目指して明調新
◇2139 『決定力-正しく選択するための4つのステップ』 >チップ・ハース/早川書房意思決定に関するビジネス書だが、行動経済学の範疇と言えようか。会社の先輩から紹介いただいた本。いつもシャープな決断をされる方で、ときどきご自分が面白いと思った書籍を貸し
久しぶりにネットサーフィンをしていて、面白い記事に出会ったので紹介しておきたい。ハーバード大学よりも難関と言われている「ミネルバ大学」に関する記事だ。(前編・後編)まずはサイトの概要を要約して抜粋。・テーマは「アダプティブ(適用型)・リーダーシップ」
◇2138 『禅と陽明学-人間学講和』 >安岡正篤/プレジデント社今の私にはハードルが高く、うまく消化できなかった。このブログでも何度か書いているが「読書体力」というものが存在するように思う。読書体力があるときは、多少難解な本でも読みこなすことができるが
現在は随分とマシになったが、仕事において会議や打ち合わせを自ら招集することに対して、少し抵抗を感じる自分がいる。忙しいときに自分のために時間を割いてもらうのは申し訳ないのではないかと考えてしまうのだ。もともとバックオフィスの経験が長く、役割としてはフロ
【再読】 『経営参謀の発想法』 >後正武/PHP文庫経営の理論書というよりは実務書。本書は一度読んだことがあるにもかかわらず、そのことが記憶になく、再度購入してしまったもの。2000冊以上読んでいると、たまにこういうことがある。読み進めている内にデジャヴのよ
アメリカに駐在してからの2年間、ずっと在宅勤務で出張には1度行ったきり。その遅れを取り戻そうと、月1回くらいのペースで各所を回りたいと考えている。今回はオレゴンに出張してきた。これまでビデオ会議でしか会ったことのなかった同僚と、フェイス・トゥ・フェイス
全体として悪くはなかったのだが、誘拐の動機に今ひとつ納得感が持てず、その点が残念だった。今クールのドラマの中で唯一最後まで見終えた作品。他のドラマは1回目だけ見て断念するものが多かった中、テンポよく進みハラハラさせるストーリー展開は秀逸だと感じた。特
◇2137 『ゼロから学ぶ「日本史」講義(戦国・江戸編)』 >出口治明/文藝春秋日本人にとってはなじみの深い戦国・江戸時代だが、新たな学説を紹介したりしていて、読み応えのある内容。出口さんの講義もいよいよ戦国・江戸時代に突入である。この時代は有名なエピソ
面白いことは面白かったが、少しマンネリ気味だろうか。『石の繭』『水晶の鼓動』に引き続き、本作も一気に見てしまった。一気にと書いたが、実際は2日に分けて。冒頭にも書いた通り、マンネリ感から少し中だるみを感じてしまい、その日のうちに見てしまいたいという感じ
◇2136 『The Goal: A Process of Ongoing Improvement』 >Eliyahu M. Goldratt/North River Press英語の原書での再読。とても分かりやすい英語で、私のレベルでもついていくことができた。内容も面白く、英語の中級者にもお勧めだと思う。本書は日本の経済成長が著
何の著書だったか失念してしまったが、佐藤優さんが「語学の基礎力は読むことによって養われる」とおっしゃっていた。その時は、今ひとつ意図が汲み取れず、今の私に足りないのは話す力と聴く力なので、そちらに力を入れなければと考えていた。そんな折に、下記の記事を
◎2135 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 >アンディ ウィアー/文藝春秋とにかく面白い。読み終わって1日経った今もまだ興奮している。(若干のネタバレを含むので、未読の方は読了後にこの書評を読むことをお薦めします)海外にいると本屋に行くことができず、
『石の繭』に続いて視聴。こちらもよく練られたストーリーに感心。浅見和史さんの警視庁殺人分析版シリーズは、13作品もあるので読破するにはそれなりに時間が必要。こういった楽しむための読書は、米国駐在から帰任するまで取っておきたい。とはいえ、『石の繭』以降の物
◇2134 『ゼロから学ぶ「日本史」講義(中世編)』 >出口治明/文藝春秋苦手だった中世が、少しは理解できたように感じた。大学受験では日本史を選択していたにも関わらず、その後の不勉強のせいで中世史が苦手であった。古代史は得意というほどではないが、世の中の
分かってはいたのだが、救いのない内容に視ていて辛くなる映画だった。本作品は2010年に原作を読んでいる。もっと昔に読んだような気がするのだが、中国に駐在していた時、上海へ転勤した直後のことだ。中国駐在時は、今とは比べ物にならないくらい忙しく、感覚的には5年
ミステリーの要素も大きいが、「人を信じる」ことをテーマにした重厚な作品でもある。4~5月にかけてはKindle Unlimitedでずっと本を読んでいたせいか、その反動で6月はドラマや映画を欲している。『怒り』は重い話だという印象があり、手を出せなかったのだが、少し早
◇2133 『小説・上杉鷹山』 >童門冬二/集英社文庫改革とは制度を変えるだけでなく、人の気持ちを変えること。改革の難しさをしみじみと考えさせられる良書。初読は1997.05.07。童門冬二さんの歴史小説は、ビジネス書としても読めるため、当時は少し違和感を覚えなが
アメリカに駐在してからは日本の紙の書籍が手に入りづらいことから、大半の読書を電子書籍で行っている。私が使用しているのはKindleだ。Kindleのマーキング機能は大変便利であり、読みながらラインマーカーを引くようなイメージで線を引くことができる。線を引いた箇所を
◇2132 『石の繭-警視庁殺人分析版』 >浅見和史/講談社文庫よく練られた構成と伏線。偶然の要素も少なく、ストーリーに無理がない。読んでいても面白く、なかなか秀逸なミステリー。先日視たドラマの『邪神の天秤』が面白かったので、シリーズの原点である本書『石
伏線もしっかりしていて、久しぶりに面白いなと思えるドラマだった。現在加入している日本のテレビが視聴できるプログラム、知らない間にWOWOWが視られるようになっていた。少し前に成毛眞さんが、『邪神の天秤』というドラマは見ごたえありと投稿されているのを読んで、
◇2131 『ゼロから学ぶ「日本史」講義(古代編)』 >出口治明/文藝春秋歴史に興味を持つきっかけになるのではなかろうか。知的好奇心をくすぐられる一冊。本書は出口さんが週刊文春に連載されていた日本史に関する記事を1冊にまとめたもの。米国へ赴任する前に購入
5月で2カ月300円程度で読み放題だったKindle Unlimitedの期限が切れた。一旦、継続はせず終了。読みたい本が溜まってきたら再開してもよいかもしれない。今回、いわゆるサブスクリプションモデルである本の読み放題を利用してみた訳だが、個人的には「電子図書館」を利用
大河ドラマで活躍中の小栗旬さん。実は昔はあまり良いイメージを持っていなかったのだが、ドラマ『BORDER』を見て印象が変わった。その後は、作品にも恵まれており、よいドラマや映画に出ていらっしゃるように思う。大河ドラマでは北条義時役として中間管理職の悲哀をうま
◇2130 『きまぐれオレンジロード』 >まつもと泉/集英社懐かしい青春時代を思い出すコミックス。Kindle Unlimitedで『日本人とは何か。』を無事読み終えたのが、期間終了の1日前。これ以上は、欲張らないでおこうと思っていたのだが、ふと『きまぐれオレンジロード
5月30日はメモリアルデーというアメリカの祝日。ミシガン州のホランドという町に旅行してきた。実はもともとミズーリ州のセントルイスという町に行き、近くにあるカホキア遺跡という世界遺産を見に行く計画を立てていた。しかしながら、セントルイスという町の治安がかな
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◇2553 『その鏡は嘘をつく-刑事・夏目信人2』 >薬丸岳/講談社文庫前作が面白かったので、ちょっと期待外れ。刑事・夏目信人の第2弾。今回は長編小説で、鏡ばかりの部屋で発見され自死と判断されたエリート医師の遺体についての謎を追う話。主役は志藤という検事
◇2552 『ナースの卯月に視えるもの2-絆をつなぐ』 >秋谷りんこ/文春文庫連作短編小説の第二弾。今回も心温まる物語たち。Audibleは本当にありがたい。読みたいと思っていた小説がどんどんアップされていく。本シリーズは第3巻まで出ているようだが次作も待ち遠し
◇2551 『刑事のまなざし』 >薬丸岳/講談社文庫法務技官から警察官に転職し、刑事になった変わり種の主人公の話。主人公の夏目信人は、その経歴からか刑事らしくない刑事。常に温かみをもって容疑者や被害者と接しながらも、鋭い観察眼で真実に近づいていく。連作
◇2550 『クジラアタマの王様』 >伊坂幸太郎/新潮文庫ちょっと不思議なストーリーと伏線回収。伊坂さんの王道だ。王道ではあるのだが。これは私の読者としての問題だと思うのだが、伊坂さんの小説に新しさを感じなくなってきてしまった。それぞれの物語で舞台や設定
◇2549 『恋とか愛とかやさしさなら』 >一穂ミチ/小学館男女の関係だけでなく、社会的な課題も掘り下げた問題作。結婚を目前にした普通のカップル、新夏(にいか)と啓久(ひらく)。啓久からプロポーズを受けた翌日、新夏は啓久が盗撮容疑で捕まったという電話を受
○2548 『ナースの卯月に視えるもの』 >秋谷りんこ/文春文庫電車で泣きそうになってしまった。本書は日経新聞の書評で見かけたと記憶している。Amazonのほしい物リストに入れておいたところ、Audibleにラインナップされていたので早速聞いてみた。とある事故をきっ
私が筆記具にこだわっていることについては、このブログでも何度か触れている。日本に帰ってからも何度か文房具店には足を運んだのだが、今のペンが気に入っていることもあり、昔ほど熱心に新しいペンを探そうという気にはなれない。ちなみに私の定番はこちらにも記載した
◇2547 『地面師たち:アノニマス』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』のスピンアウト小説。短編集であり、総ページ数も少なく、サラリと読めてしまった。『地面師たち』の脇役たちが、どのような経緯で地面師になるに至ったかなど、前日談が収録されている。緻密
日本に帰任後は、会議で発表する機会が増えた。自分でディスプレイに資料を投影しながら話すパターンが多いのだが、質問への回答に対して、パソコンで資料を確認して答えたいときなど、画面が二つあると便利である。アメリカでは、対面での大人数の会議はさほど多くなく、
◇2546 『地面師たち:ファイナル・ベッツ』 >新庄耕/集英社文庫『地面師たち』の続編。こちらも最後までハラハラしながら読み進めた。この手の話を読んでいると、どうにも犯人側に立ってしまうのはなぜだろうか。どう考えても悪の側なのに、詐欺がバレないか、うま
スマートフォン(スマホ)を手に入れたばかりのころは、いろんなアプリをインストールしていた。最初のうちは物珍しく、有料のアプリもたくさん購入してしまっていた。最近はアプリそのものは無料で、使ってみてからアプリ内課金というシステムが多く、無駄遣いをせずに済
◇2545 『地面師たち』 >新庄耕/集英社文庫ドラマよりもよりリアリティのあるストーリーだった。Netflixのドラマを見ていたので、原作は読まなくてもよいかなと思っていたのだが、続編がAudibleにアップされており、それならば本編も読んでおこうと手にしてみたもの
懇意にしているフィナンシャルプランナーの方にお会いした。もう20年近くお付き合いさせていただいているのだが、4~5年に1回ほどお会いして、家のローン、生命保険、財形などの相談をしている。財形といっても、これまではDCの年金運用くらいしかやっていなかった。住
◇2544 『これは経費で落ちません!(11)-経理部の森若さん』 >青木祐子/集英社オレンジ文庫今回は森若さんと太陽の結婚話。これはこれで微笑ましいのだが、やはり経理的な話にも少しは触れてほしい。結婚に向けてタスクリストを作ったり、どちらの姓を名乗るのか
アメリカの物価高については何度か書いたように思う。一番分かりやすいのはラーメンを2人で食べに行き、ビール1杯、餃子を一皿ずつ注文すると80ドル程度かかってしまうということ。当時は円ドルレートが150円だったので、なんと1万2千円である。日本でもじわじわと物価
アメリカからの荷物は主に3つに分けて日本に持ち帰った。1つ目は言わずもがなのスーツケース。普段使用するANAの場合、確かスーツケースを1人2つまで預け入れができたのだが、今回は犬を客室に連れ込んで変えるためUnitedを選択。残念ながら1人1つなので容量が制限さ
◇2543 『夜行観覧車』 >湊かなえ/双葉文庫うまくまとまったサスペンス・ヒューマン・ドラマ。テレビドラマの原作にもなった書籍。実は、湊かなえさんの作品はちょっと苦手。世間では「イヤミス」などと呼ばれているらしい。嫌なミステリー、後味の悪いミステリーと
アメリカではトリミング直後に愛犬が亡くなってしまったトラウマから、新しいワンちゃんについては、私が自らカットしていた。犬用のバリカンとハサミを購入して、毛を刈っていたのだ。愛犬はトイプードルなのだが、バリカンのアジャスターを15ミリなど長めに設定すると毛
◇2542 『トヨトミの逆襲』 >梶山三郎/小学館文庫今まさに起こっているトランプ関税の深層が理解できる。前作『トヨトミの野望』が面白かったので、Audibleにアップされているのを知り、早速聴いてみた。前作はKindleで読んだ記憶があるのだが、蔵書にない。ブログを
引越しの際に、愛用していた爪切りを失くしてしまった。たかが爪切り、されど爪切り。微妙な感覚なのだが、そのお気に入りの爪切りは、パチンパチンという硬質な感じではなく、サクッサクッと切れるのが好きだったのだ。爪切りはよくなくすので、複数個買い置きがあるのだ
◇2362 『伊藤忠-財閥系を超えた最強商人』 >野地秩嘉/ダイヤモンド社岡藤さんの経営理念が素晴らしい。最初に苦言を呈しておくと、あるテーマに対して、越後社長時代の発展期と岡藤社長時代の再成長期の記述が混在しており、読み手としては分かりづらい点が何箇所
ニューヨークタイムズで「「素数ゼミ」2024年アメリカで1兆匹の大量発生へ、221年に一度の数学と自然の神秘」という興味深い記事を見つけた。記事のリンクも貼っておくが、備忘のため一部を抜粋しておきたい。 ▼あのセミたちが、やってくる。米国の中西部や南東部で
◇2361 『イーロン・マスク-未来を創る男』 >アシュリー・バンス/講談社異能の人。イーロン・マスクの自伝だと思って読み始めたのだが、読みたかったのはウォルター・アイザックソン(スティーブ・ジョブズの自伝を書いた人)著の文藝春秋版だったようだ。とはいえ
寡聞にして出口さんがAPUの学長を退任されていることを知らなかった。Youtubeはあまり見ないようにしているのだが、たまたま見たい動画があったので視聴していたところ、レコメンドに出口さんの退任のご挨拶の動画が上がってきたのだ。慌てて、Googleで検索してみるとご退
◇2360 『SIMPLE RULES-「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える』 >ドナルド・サル/三笠書房言っていることはよく分かるのだが、シンプルなルールをどうやって作るかの方法論をもう少し詳しく知りたかった。様々な具体例が列挙されているのだが、具体的すぎて
仕事柄、日々大量のメールを受信している。メールの捌き方については、ある程度パターン化してあるのでさほど困ることはない。しかしながら、中には「急ぎではないが、そのうち読まなければならない資料」という存在があり、これらをいつのタイミングで読もうかと迷ってしま
◇2359 『タイムベース競争戦略-競争優位の新たな源泉=時間』 >ジョージ・ストークJr・トーマスMハウト/ダイヤモンド社経営戦略における「時間」という非常に重要な概念が詰め込まれている良書。本書は三枝匡さんの著書で知ったもの。これからの企業戦略は時間を意
以前、当時50代の上司だった方が仰っていた言葉が、妙に印象に残っている。曰く、若い頃は肉が大好きだったが、お金がなくてそれほど良い肉は食べられなかった。50代になって、少し懐に余裕ができたのだが、高い肉は脂が多くて量が食べられなくなった。若い頃にもっと良い肉
◇2358 『60歳からのマンション学』 >日下部理絵/講談社+α新書知らない知識が満載。読んでおいて良かった。日本には30代の頃に建てた家がある。当時流行りだった狭小三階建だ。中国、茨城、米国と不在にする期間が多く、買ってからの半分以上は他人に貸している状
いろんな思いが込み上げてきて泣けてきてしまった。ヤバイ。。。
◇2357 『リカバリー・カバヒコ』 >青山美智子/光文社ほっこりさせられる小説。最近、この手のタイプの小説が、安心感があって好みかもしれない。東京郊外だろうか、マンションの近くにある日の出公園。そこにはカバの置物(いわゆるアニマルライダー)がある。その
アメリカで眼科を受診したことは以前のブログに書いた通り。日本で診断されたものとは別の病名を告げられ、今のところは経過観察で、という話だった。経過観察については、診断設備がより充実している専門医を紹介していただいた。家から近いところだったので助かる。私が住
◇2356 『新規事業着工力を高める』 >内田有希昌/東洋経済新報社新規事業創出のための方法論。非常にロジカルに展開されているが、実践は難しそう。自社のシーズと顧客のニーズがマッチしなければならないし、時間がかかる案件については、経営者の我慢が必要。お金
先日、愛犬に狂犬病の注射を打ってもらったのだが、あわせてジステンパーのワクチン接種も必要とのこと。急ぐのであれば同日に対応可能だが、できれば3週間ほど間を空けた方がよいと言われ、アドバイスに従って病院を再訪。そろそろ暖かくなるので、フィラリアや、ノミ・
◇2355 『ファイナンス思考-日本企業を蝕む病と、再生の戦略論』 >朝倉祐介/ダイヤモンド社財務や経理の専門家以外の人が読むにはとても有用な書籍。筆者は法学部出身とのことで、恐らく会計は専門ではないであろう。この手の本は専門家が書くととても専門的になっ
特に意識をしているわけではないのだが、時間に追われる日々を送っていると、本の読み方が雑になってくる。毎日大量に流れてくる新聞記事などのニュースやメールマガジン。日々大量に受信する仕事関係のメール、特にCCで入ってくるもの。読まなければならない、会社関係の
◇2354 『門外不出の経営ノート-2泊3日で165万円! プレミアム合宿LIVE講義』 >小山昇/ダイヤモンド社今の自分の状況では使いづらいノウハウだなと思いつつも、非常に実践的で楽しく聞かせていただいた。筆者は武蔵野という会社を建て直した小山社長。数々の修羅場
日経新聞[2024.04.20]ユニクロ秘録・世界的アパレル企業に至る知られざる物語柳井氏の凄みを感じる記事。一方で、若い頃は寝太郎と呼ばれた放蕩息子だった点も、知ってはいたが改めて記事で読むと興味深い。一番強烈だったのは「場末のまんじゅう屋」の例え。果たして自
◇2353 『フォン・ノイマンの哲学-人間のフリをした悪魔』 >高橋昌一郎/講談社現代新書向社会性サイコパスとは、彼のような人のことをいうのだろう。天才であったが、とても人当たりがよく、立派な人物だったようだ。一方で、非人道的ともいえる決断や提言をいとも
○2352 『マキアヴェッリ語録』 >塩野七生/新潮文庫マキアヴェッリの至言が満載の良書。構成が面白い。冒頭に記載されている、筆者である塩野さんの断り書きが面白い。曰く、塩野さんはこの時代の人物をいろいろと描いてきたが、彼らとマキアヴェッリの決定的な違い