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2005/05/22

  • 2361 『イーロン・マスク』

    ◇2361 『イーロン・マスク-未来を創る男』 >アシュリー・バンス/講談社異能の人。イーロン・マスクの自伝だと思って読み始めたのだが、読みたかったのはウォルター・アイザックソン(スティーブ・ジョブズの自伝を書いた人)著の文藝春秋版だったようだ。とはいえ

  • 出口治明さんご勇退

    寡聞にして出口さんがAPUの学長を退任されていることを知らなかった。Youtubeはあまり見ないようにしているのだが、たまたま見たい動画があったので視聴していたところ、レコメンドに出口さんの退任のご挨拶の動画が上がってきたのだ。慌てて、Googleで検索してみるとご退

  • 2360 『SIMPLE RULES』

    ◇2360 『SIMPLE RULES-「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える』 >ドナルド・サル/三笠書房言っていることはよく分かるのだが、シンプルなルールをどうやって作るかの方法論をもう少し詳しく知りたかった。様々な具体例が列挙されているのだが、具体的すぎて

  • インプットとアウトプット、そして思考の話

    仕事柄、日々大量のメールを受信している。メールの捌き方については、ある程度パターン化してあるのでさほど困ることはない。しかしながら、中には「急ぎではないが、そのうち読まなければならない資料」という存在があり、これらをいつのタイミングで読もうかと迷ってしま

  • 2359 『タイムベース競争戦略』

    ◇2359 『タイムベース競争戦略-競争優位の新たな源泉=時間』 >ジョージ・ストークJr・トーマスMハウト/ダイヤモンド社経営戦略における「時間」という非常に重要な概念が詰め込まれている良書。本書は三枝匡さんの著書で知ったもの。これからの企業戦略は時間を意

  • 肉と本

    以前、当時50代の上司だった方が仰っていた言葉が、妙に印象に残っている。曰く、若い頃は肉が大好きだったが、お金がなくてそれほど良い肉は食べられなかった。50代になって、少し懐に余裕ができたのだが、高い肉は脂が多くて量が食べられなくなった。若い頃にもっと良い肉

  • 2358 『60歳からのマンション学』

    ◇2358 『60歳からのマンション学』 >日下部理絵/講談社+α新書知らない知識が満載。読んでおいて良かった。日本には30代の頃に建てた家がある。当時流行りだった狭小三階建だ。中国、茨城、米国と不在にする期間が多く、買ってからの半分以上は他人に貸している状

  • ケツメイシ「海外駐在員への唄」

    いろんな思いが込み上げてきて泣けてきてしまった。ヤバイ。。。

  • 2357 『リカバリー・カバヒコ』

    ◇2357 『リカバリー・カバヒコ』 >青山美智子/光文社ほっこりさせられる小説。最近、この手のタイプの小説が、安心感があって好みかもしれない。東京郊外だろうか、マンションの近くにある日の出公園。そこにはカバの置物(いわゆるアニマルライダー)がある。その

  • アメリカで眼科を再受診

    アメリカで眼科を受診したことは以前のブログに書いた通り。日本で診断されたものとは別の病名を告げられ、今のところは経過観察で、という話だった。経過観察については、診断設備がより充実している専門医を紹介していただいた。家から近いところだったので助かる。私が住

  • 2356 『新規事業着工力を高める』

    ◇2356 『新規事業着工力を高める』 >内田有希昌/東洋経済新報社新規事業創出のための方法論。非常にロジカルに展開されているが、実践は難しそう。自社のシーズと顧客のニーズがマッチしなければならないし、時間がかかる案件については、経営者の我慢が必要。お金

  • 犬のワクチン接種とフィラリアの検査

    先日、愛犬に狂犬病の注射を打ってもらったのだが、あわせてジステンパーのワクチン接種も必要とのこと。急ぐのであれば同日に対応可能だが、できれば3週間ほど間を空けた方がよいと言われ、アドバイスに従って病院を再訪。そろそろ暖かくなるので、フィラリアや、ノミ・

  • 2355 『ファイナンス思考』

    ◇2355 『ファイナンス思考-日本企業を蝕む病と、再生の戦略論』 >朝倉祐介/ダイヤモンド社財務や経理の専門家以外の人が読むにはとても有用な書籍。筆者は法学部出身とのことで、恐らく会計は専門ではないであろう。この手の本は専門家が書くととても専門的になっ

  • 本をゆっくり読む

    特に意識をしているわけではないのだが、時間に追われる日々を送っていると、本の読み方が雑になってくる。毎日大量に流れてくる新聞記事などのニュースやメールマガジン。日々大量に受信する仕事関係のメール、特にCCで入ってくるもの。読まなければならない、会社関係の

  • 2354 『門外不出の経営ノート』

    ◇2354 『門外不出の経営ノート-2泊3日で165万円! プレミアム合宿LIVE講義』 >小山昇/ダイヤモンド社今の自分の状況では使いづらいノウハウだなと思いつつも、非常に実践的で楽しく聞かせていただいた。筆者は武蔵野という会社を建て直した小山社長。数々の修羅場

  • ユニクロ秘録・世界的アパレル企業に至る知られざる物語

    日経新聞[2024.04.20]ユニクロ秘録・世界的アパレル企業に至る知られざる物語柳井氏の凄みを感じる記事。一方で、若い頃は寝太郎と呼ばれた放蕩息子だった点も、知ってはいたが改めて記事で読むと興味深い。一番強烈だったのは「場末のまんじゅう屋」の例え。果たして自

  • 2353 『フォン・ノイマンの哲学』

    ◇2353 『フォン・ノイマンの哲学-人間のフリをした悪魔』 >高橋昌一郎/講談社現代新書向社会性サイコパスとは、彼のような人のことをいうのだろう。天才であったが、とても人当たりがよく、立派な人物だったようだ。一方で、非人道的ともいえる決断や提言をいとも

  • 2352 『マキアヴェッリ語録』

    ○2352 『マキアヴェッリ語録』 >塩野七生/新潮文庫マキアヴェッリの至言が満載の良書。構成が面白い。冒頭に記載されている、筆者である塩野さんの断り書きが面白い。曰く、塩野さんはこの時代の人物をいろいろと描いてきたが、彼らとマキアヴェッリの決定的な違い

  • 2度目の運転免許証更新

    早いもので米国の駐在員生活も3年目を迎える。COVID-19のせいで実赴任が7月だったため、5月~6月にかけては、アパートの契約更新、自動車や不動産の保険更新などがアニュアル・イベントとして発生する。そして、2年に1度は運転免許証の更新も必要になる。6月末まで

  • 2351 『スクラップ・アンド・ビルド』

    ◇2351 『スクラップ・アンド・ビルド』 >羽田圭介/文春文庫興味深いタイトル。祖父がスクラップで、健斗がビルドという意味だろうか。芥川賞繋がりでレコメンドされた作品。第153回芥川賞受賞作だそうだ。羽田圭介さんの名前は知っていたが、実際に作品を読むのは初

  • ミシガン・レイク

    メモリアル・ディの3連休は近場での旅行、ミシガン湖に行ってきた。いつもの通り行き当たりばったりの旅行で、前日にホテルを予約。いつもはHilton系のホテルを利用しているのだが(アプリで予約が可能で、犬が泊まれるかどうかもオンラインで確認できるので便利)、今回は

  • 2350 『乳と卵』

    ◇2350 『乳と卵』 >川上未映子/文春文庫なんとも形容し難い、よい意味で気持ちの悪い小説だった。第138回芥川賞・受賞作品とのこと。このところ小説からは遠ざかっており、この手の受賞作品もほとんど手にしてこなかった。先日読んだ『黄色い家』が面白く、川上さん

  • 2349 『「本当に役立った」マネジメントの名著64冊を1冊にまとめてみた』

    ◇2349 『「本当に役立った」マネジメントの名著64冊を1冊にまとめてみた』 >中尾隆一郎/PHP研究所私とは少し読書傾向が違うと感じた。たまには傾向の違う本を読むことも必要かなと、興味のある箇所のみ拾い読み。以下が読んでみようかなと思った本の一覧であ

  • ミネアポリス再訪

    といっても、旅行ではない。ダラスへの出張があり、会議など一通りの仕事を終えた後、金曜午後のフライトでシカゴに戻ってくるはずだった。ところが天候状況が悪く、各地でトルネードが発生。シカゴ上空も雷などがひどく、上空で待機するには燃料が持たないのでミネアポ

  • 2348 『成瀬は天下をとりにいく』

    ○2348 『成瀬は天下をとりにいく』 >宮島未奈/新潮社滋賀が舞台ということで読み始めたのだが、滋賀県人でなくても楽しめる一冊。読み始めた段階から2024年の本屋大賞にノミネートされていることは知っていたが、なんと大賞を受賞してしまった。たしかに、主人公の

  • 書評が雑になってきている

    最近、Audibleでの読書が増えてきている。目が疲れないのと、ながら聴きができることが大きな利点であるため。気がつくと、かなり大量の音源を聴いており、例年よりも読書が進んでいる。しかしながら、数をこなせばよいというものでもなく、質が低下してきているようにも感じ

  • 2347 『論理的思考のコアスキル』

    ◇2347 『論理的思考のコアスキル』 >波頭亮/ちくま新書波頭亮さんの本なので手に取ってみたのだが、ちょっと読みづらかった。最近読書体力が落ちてきており、本書のような集中して頭を使って読まなければならない書籍がしんどくなってきた。このような本は30代、遅

  • 未読本リスト

    数年前から未読本、積読本のリストを作成している。紙の書籍のみだった時は、本棚の一角に未読本コーナーを設けて、そこにあるものが未読だと一目瞭然だったのだが、電子書籍が増えたため、どれだけ読んでいない本があるのかが分かりづらくなった。そこでリスト化することに

  • 2346 『限りある時間の使い方』

    ◇2346 『限りある時間の使い方』 >オリバー・バークマン/かんき出版なかなか良い本だったのだが、時間管理の本はもう読まなくてよいかなと思わせられた。時間を効率的に使うためには、タスクを重要性と緊急性とで区分し、先延ばしをしないですぐに着手する、などな

  • 新型iPad購入

    5月に発売された最新型のiPad Airを買った。これまで使用していたiPadは第5世代のもの。改めて調べてみると2017年製のもの。使い始めてから7年が経過し、スピードが遅くなってきたと感じるようになったのだ。最近はデジタル作業に関しては、スマートフォンかパソコン

  • 2345 『男の作法』

    ◇2345 『男の作法』 >池波正太郎/新潮文庫生きた時代が違うため価値観が異なるのは否めないが、それを差し引いても一読の価値あり。以前から読んでみたいと思っていた本がAudible化されていたので、早速聴いてみた。これまであまり朗読者のことを気にしたことあなか

  • 【ドラマ】 『トッケビ』

    韓国で歴代3位の視聴率を獲得した名作。ちなみに一位は先日公開された『涙の女王』、二位は『愛の不時着』だそうだ。しかしながら、ファンタジー色が強い作品だという先入観があり、ずっと見る機会を逸していた。トッケビというのは韓国での「鬼」のような存在で、作中で

  • 2344 『黄色い家』

    ◇2344 『黄色い家』 >川上未映子/中央公論新社孤独と貧困が生む狂気。最近、小説はもっぱらAudibleで。音源化されておらず電子書籍にしかなっていない小説はAmazonの欲しいものリストに約100冊入っている。そちらに手をだす前に、Audibleで聴きたい小説が50冊近くあ

  • ロバート・キーガンの5段階の成人発達理論

    先日読了した『グロービスMBAリーダーシップ』で、ロバート・キーガン氏の学説が紹介されていた。『なぜ人と組織は変われないのか』からの引用とあったので、原書をあたってみたのだが見当たらない。調べてみると、5段階説は『進化する自己』という書籍にて述べられているも

  • 2343 『MBA組織と人材マネジメント』

    ◇2343 『MBA組織と人材マネジメント』 >グロービス経営大学院/ダイヤモンド社安定のグロービス。人事関係の概要を知るにはほどよい本だ。本書は組織や人事に関する研修を受講し、もう少し詳しく知りたくて購入したもの。私のように人事を専門としない者にとってはち

  • アメリカでの歯科治療(2)

    今年の1月頃から始めた歯科治療が、本日終了。虫歯が4カ所見つかったと言っていたが、3月までに3カ所を治療し、保険適用がリセットされる4月に入ってから4カ所目を治療。治療の過程でもう1本虫歯が見つかり、結果として5カ所の治療をしていただいた。前回記載した

  • 2342 『GE帝国盛衰史』

    ◇2342 『GE帝国盛衰史-「最強企業」だった組織はどこで間違えたか』 >トーマス・グリタ/ダイヤモンド社優良企業だと思われていたGEが、どのように崩壊していったかを語るノンフィクション。GEの調子が悪いなと思い始めたのはいつ頃だろうか。ジャック・ウェルチ氏

  • 奇妙な夢:赤い鶏と卵の話

    先日、ChatGPTで色々と試した後に就寝したところ、人工知能が夢に出てきた。とっても奇妙な夢だったので、これはブログに書きたいと思い、寝ぼけ眼でスマホにメモを書き込んだ。そのメモがこちら。「口の中から卵と赤い鶏が出ていく話、チャットGPTがつくる、岩松了さんで

  • noteの削除

    1年ほど前に、ブログの内容をもう少しわかりやすくまとめたものにしたくて、noteで記事を書き始めた。一通り記事を書き終えた後も、なんとなく続けたくてnoteへの投稿を続けていたのだが、ブログと重複する形になってしまっていた。基本的にブログがメインで、noteがサブだ

  • 2341 『キーエンス解剖』

    ◇2341 『キーエンス解剖-最強企業のメカニズム』 >西岡杏/日経BP名前ほどには内情が知られていないキーエンス。その実情を垣間見ることができる本。平均年収が高い、時価総額が高いことで有名なキーエンス。しかしながら、その名前の割に実情はあまり知られていな

  • 時間配分

    時間を有効に使うためには、やらないことを決めるのが一番だというのはよく聞く話。まぁなかなかこれがうまくいかないから、時間を無駄にしてしまうのだが。まずは仕事について。ちょっと忙しすぎる傾向があるので、大人数のもので自分が出なくてもよい会議には出ない、メ

  • 2340 『脳のワーキングメモリを鍛える』

    ◇2340 『脳のワーキングメモリを鍛える-情報を選ぶ・つなぐ・活用する』 >トレーシー・アロウェイ/NHK出版最近脳の働きや記憶に関して興味を持っており手にしてみたもの。ちょっと私が思っていた内容とは違ったかな。。。私なりに要約した内容を記載しておきたい。

  • アメリカでの狂犬病予防接種

    やらかしてしまった、、、と焦った話。アメリカで新たにトイプードルを飼い始めたのが昨年の1月。生まれたばかりの仔犬だったので2ヶ月待って、3月に狂犬病の予防接種を行なった。その期限が3月末で切れてしまっていた。動物病院からリマインダーのメールを受信してい

  • 2339 『アナロジー思考』

    ◇2339 『アナロジー思考-「構造」と「関係性」を見抜く』 >細谷功/xx名著『具体と抽象』の著者の本。Audibleで聴くには向いていなかったかもしれない。本書のような抽象度の高い著書は、紙の本(または電子書籍)の方がよさそうだ。よほど注意をして聴かないと、

  • 【映画】 『デシベル』

    爆弾テロとの攻防を描いたドラマ。爆弾が音の大きさに反応するという設定が面白そうで見始めたのだが。。。映画は韓国軍の潜水艦の中のシーンから始まる。魚雷攻撃を受け、動けなくなってしまう潜水艦。台風のために救助が遅れそうだとの連絡がはいる。酸素の残量にも限り

  • 2338 『半導体有事』

    ◇2338 『半導体有事』 >湯之上隆/文春新書半導体業界では著名人の湯之上氏。最新の情報は新聞記事などを丁寧に読んでいれば捕捉できるので、むしろ半導体の歴史の方が面白かった。出張時の飛行機でAudibleを聴いた。フライト中だとメモを取ることができるのでビジネ

  • 【ドラマ】 『涙の女王』

    キム・スヒョン氏の最新作。前評判が良かったので、リアルタイムで視聴。リアルタイムというのは、毎週の配信を待って見たという意味で、日本で放映中のドラマのように、毎週末の配信を楽しみに見たのだ。韓国系のドラマは16話や20話が通常だがNetflixなどでは完結してから見

  • 2337 『第三次世界大戦はもう始まっている』

    ◇2337 『第三次世界大戦はもう始まっている』 >エマニュエル・トッド/文春新書これも内在的理論のひとつであろう。先日読了した遠藤誉さんの『習近平が狙う「米一極から多極化へ」』と似たような論調だと感じた。筆者が仰ることにも一理あるかもしれないが、実際に

  • 【映画】 『ロ・ギワン』

    ソン・ジュンギさん主演の映画。長いドラマをたくさん見ていると、ときどき2時間程度の映画が見たくなる。そう思って、軽い気持ちで見てしまったのだが、内容は重たかった。ロ・ギワンというのは主人公の名前。北朝鮮出身で、脱北し中国で母親と暮らしていたのだが、とあ

  • ダイキン工業の井上礼之会長「人材育成、失敗とがめず」

    日経新聞[2024.01.12]ダイキン工業の井上礼之会長「人材育成、失敗とがめず」日経ビジネスのインタビュー記事。井上氏の『「基軸は人」を貫いて』という著書を読みたいと思いつつ、ずっと買わないままになっていた。今回の記事を読んで改めて買ってみようかと思ったのだ

  • 2336 『ハイパフォーマー思考』

    ◇2336 『ハイパフォーマー思考-高い成果を出し続ける人に共通する7つの思考・行動様式』 >増子裕介・増村岳史/ディスカヴァー・トゥエンティワン本書のような本がたまに読みたくなるのだが、過去に読んだものと似通っている内容だった。とはいえ、的を射た内容で

  • 【ドラマ】 『ナビレラ』

    涙腺崩壊。ここ数年で一番の作品。最近は韓国系のサスペンスや恋愛ドラマを見る機会が多かったのだが、久しぶりに恋愛もファンタジーもないリアルなドラマを見た。韓国ドラマを見ていてよく出てくるパターンが、財閥、記憶喪失、タイムスリップ、宇宙人や幽霊・妖怪の登場

  • 2335 『超多忙な弁護士が教える時間を増やす思考法』

    ◇2335 『超多忙な弁護士が教える時間を増やす思考法-「忙しい」のに余裕がある人は1日を20時間で考える』 >谷原誠/フォレスト出版大半が既知の内容だったが、ウィルパワーについては勉強になった。ウィルパワーとは、要は意志力、集中力のこと。決断するたびに消費

  • ボストン美術館

    ボストンに出張があり、フライトまで2時間ほど余裕があったので、ボストン美術館に行ってきた。ボストンには出張で何度か足を運んだことがあるが、美術館に行く機会がなく、いつか行ってみたいと思っていたのだ。「ボストン・観光」で検索すると、必ず上位に表示されるの

  • 2334 『カラフル』

    ◇2334 『カラフル』 >森絵都/文春文庫うーん、ちょっと好みではないかな。。。こちらもAudibleで。Amazonのレビュー数は人気やトレンドのバロメーター。1000件を超えていたので、聴いてみたのだが、冒頭に書いた通り好みではなかった。天使が出てきたり輪廻転生と

  • 【ドラマ】 『D.P. -脱走兵追跡官-』

    またもや重い内容のドラマだった。最後は号泣。韓国の徴兵制度の実態を描いたドラマ。主人公はチョン・ヘインさん演じるアン・ジュノ。ボクシングをベースにした格闘能力と、するどい洞察力を見込まれて、脱走兵追跡を任務とするD.P.に抜擢される。初回、自分の落ち度で

  • 2333 『習近平が狙う「米一極から多極化へ」』

    ◇2333 『習近平が狙う「米一極から多極化へ」』 >遠藤誉/ビジネス社このようなモノの見方もあるのかと、多面的な視点の重要性を認識した本。遠藤誉さんの本は数冊読んでおり、深い人脈と堪能な中国語を駆使して得た情報から発信される洞察が面白いと感じていた。本

  • 【再読】 『両利きの組織をつくる』

    『両利きの組織をつくる-大企業病を打破する「攻めと守りの経営」』 >加藤雅則/英治出版自主的に参加した講義で、AGCの両利きの経営を学習する機会があり、再度手にしてみたもの。手にしたと言いつつ、Audibleで復習したものだが。初読は2020.12.24。アメリカ赴任直

  • 悪いリーダーの20ヶ条

    とある教材を読んでいて悪いリーダーの20ヶ条というものがあることを知った。検索してみるとマーシャル・ゴールドスミスという方が提唱しているものらしい。『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』という本で書かれているものらしいが未読。うまく纏まっている記

  • 2332 『アイネクライネナハトムジーク』

    ◇2332 『アイネクライネナハトムジーク』 >伊坂幸太郎/幻冬舎文庫筆者が意図していることなのだろうが、物語が断片化しすぎていて今ひとつ入り込めなかった。筆者曰く、恋愛小説だそうだ。複数の人物が登場する連作短編小説のような構成。それぞれの章で主人公が入

  • クローズアップ現代:佐藤優ロングインタビュー

    今年はNHKの大河ドラマを見続けている。この数年はあまり面白いと思えずに途中で挫折していたのだが、平安時代というのは、ほとんど予備知識もないせいか新鮮で非常に面白い。さて今回の本題はクローズアップ現代。これまであまり見たことのなかった番組なのだが、大河ドラ

  • 2331 『歌われなかった海賊へ』

    ◇2331 『歌われなかった海賊へ』 >逢坂冬馬/早川書房前作がとても良かったので、どうしても比較してしまう。悪くはなかったけど。。。『同志少女よ、敵を撃て』の逢坂冬馬さんの書き下ろし。第二次世界大戦でドイツが降伏する直前のシーンを描いた作品。ナチ体制に

  • メールが消えていく恐怖

    先日出張先で仕事をしていた際の話。突然、メールが目の前から消えていくではないか。気がつくと、十数件残っていた受信ボックスのメールが、空になってしまっている。おかしいと思い、他のフォルダを開いてみると、最初は存在したメールが目の前でどんどん消えていく。。

  • 2330 『不死身の特攻兵』

    ◇2330 『不死身の特攻兵-軍神はなぜ上官に反抗したか』 >鴻上尚史/講談社現代新書なんとも遣る瀬無いが、歴史に一石を投じた一冊。本書は尊敬する先輩から紹介いただいた本。会社では上司からいろいろと反対意見を言われることも多いが、それらの意見が全て正しい

  • なぜ日本企業は企業価値が低いのか?

    GLOBISの知見録を視聴。日立の河村氏をこういったセミナーでお見かけするのは初めて。内部のご苦労を聞くことができる貴重な映像だった。以下、記録のためのメモを残しておきたい。■JesperKoll氏・日本企業は判断が遅い。シンガポールやドイツなら2週間で結論が出る

  • 2329 『海賊と呼ばれた男』

    ◇2329 『海賊と呼ばれた男』 >百田尚樹/講談社文庫仕事とは何かを考えさせられる本だった。本書の存在は以前から知っており、いつか読みたいと思っていたもの。たまたま友人との会話で話題にのぼり、これを機にと思ってAudibleで聞いてみた。ちなみにAudibleの聴き

  • 【ドラマ】 『星から来たあなた』

    最近、考えさせられる重めの内容のドラマが多かったので、少しコメディタッチの軽いものをと思い見てみたもの。主役は『サイコだけど大丈夫』でも主演を務めたキム・スヒョン氏。今回は400年前に地球にやってきた宇宙人という役柄。韓国ドラマは、タイムスリップしたり、幽

  • 2328 『老子』

    ◎2328 『老子』 >蜂屋邦夫訳/岩波文庫今まで読んだ中国古典の中では、一番好きかもしれない。これまで読んだと言っても「四書」と呼ばれる『論語』『大学』『中庸』『孟子』と『貞観政要』くらいだが、長すぎず、警句のようでいてちょっと考えさせられる内容。繰り

  • 【ドラマ】 『哲仁王后~俺がクイーン!?』

    朝鮮王朝モノは、食わず嫌いのところがあって、今まで見たことがなかったのだが、本作はタイムスリップもので、シチュエーションコメディのような面白さがあると聞いて見てみた作品。前評判通り、気軽に楽しむことができた(といっても、途中は権力闘争でドロドロするシーン

  • 2327 『スタートアップ投資のセオリー』

    ◇2327 『スタートアップ投資のセオリー-米国のベンチャー・キャピタリストは何を見ているのか』 >中村幸一郎/ダイヤモンド社仕事でスタートアップの方と関係が出てくるかもしれず、慌てて勉強。まずは要点と思われる箇所を要約して抜粋。・VC(ベンチャー・キャ

  • 孟子抜粋

    先日、タイパは悪か?というブログを投稿し、古典の読み方についても記載した。限りある時間を割いて、ゆっくりと古典に向き合うのは素晴らしいこと。とはいえ、一方で難解な書籍に向き合うのはしんどいことでもある。そんな際に役立つのが解説書や入門書だ。以前は、古典

  • 2326 『孟子』

    ◇2326 『孟子』 >宇野精一訳/講談社学術文庫奥が深い。『孟子』は尊敬する慎泰俊さんの愛読書の1つ。ご自分のブログでも何度か引用したものを紹介されている。いくつかの篇に別れており、孟子に対する問いに対して孟子が答えるという形の文章が多い。紀元前300年前

  • 【ドラマ】 『不適切にもほどがある』

    会社の同僚に勧められて、途中からNetflixで見始めたドラマ。いきなりミュージカル調になるのには驚いたが、難しい話を軽い調子で扱うための工夫であろうか。パワハラ・セクハラは日常茶飯事(というか、そういった意識や言葉もなかった時代)の昭和と、行きすぎたコンプラ

  • 2325 『私たちの世代は』

    ◇2325 『私たちの世代は』 >瀬尾まいこ/文藝春秋さすが瀬尾さん。相変わらず暖かな読後感。本書もAudibleで楽しんだのだが、ちょっとしんどかった。筆者が意図的に行っているのだが、複数の登場人物(しかも、苗字と名前を意図的に使い分けている)と複数の時系列が

  • 日本出張

    前回の年末年始に帰国して以来、久しぶりの日本。米国に駐在してから、一時帰国を除いた日本出張は初めてである。日本がさほど大きく変わっていた訳ではないが、自分なりに感じた変化を記録しておきたい。・Paypayやタクシーアプリが普及していた。私が日本にいた頃にもあ

  • 2324 『どんがら』

    ◇2324 『どんがら-トヨタエンジニアの反骨』 >清武英利/講談社途中まではとても面白かったのだが、最後の最後で興醒め。。。清武さんの本はやはり面白い。ノンフィクションでありながら、小説のような臨場感。ついつい登場人物に感情移入させられてしまう。

  • Mac PCのキーボード設定

    個人用のパソコンをMacに切り替えて約半年。会社ではWindowsのパソコンを使っているので、キーボードに関しては使い分けが必要。会社もMacであればこちらの操作方法に慣れた方がよいのだろうが、使用頻度は圧倒的に会社PCの方が多い。そうするとMacのキーボードを少しでもW

  • 2323 『デフ・ヴォイス』

    ○2323 『デフ・ヴォイス-法廷の手話通訳士』 >丸山正樹/文春文庫筆者の狙い通り、知らなかった世界を知ることができた。感謝。どこかで聞いたタイトルだと思っていたら、NHK+でドラマ化されているタイトルを見たのだった。ドラマの方は見ないまま、先にAudibleを聴

  • IT機器の使い分け

    今、私の手元には主に4種類のIT機器がある。パソコン、スマホ(iPhone)、iPad、Kindle Paperwhiteだ。個人用のパソコンをMacに切り替えて約半年。パソコンでは、主にブログの管理を行うのみになってしまった。他には読書記録や家計簿をExcelで少し管理する程度。マイクロ

  • 2322 『限界国家』

    ◇2322 『限界国家』 >楡周平/双葉社果たしてこれは小説と言えるのか。。。楡さんの小説は結構好きなタイプ。元々外資系企業でロジスティクスに携わっていたことがあるそうで、ハードボイルドながら貿易知識などを盛り込んだ小説が面白かった。その後、経済小説も手

  • 【ドラマ】 『ロマンスは別冊付録』

    タイトルが何だかなぁと、見る気になれなかった作品。韓国語の原題は「로맨스는 별책부록」で、邦訳時に変なタイトルに変えた可能性もあると思い、翻訳ツールで確認してみたところ「ロマンスは別冊付録」または「恋愛は別冊付録」と変換された。ほぼ直訳だ。見始めてからタ

  • 2321 『夏の体温』

    ◇2321 『夏の体温』 >瀬尾まいこ/双葉社瀬尾まいこさんの作品ということで、期待していたのだが、個人的には今ひとつだったかな。本書には短編が2つとショートストーリー1つが収められている。最初の短編が『夏の体温』。病院で検査入院している小学3年生が主人

  • 寝坊

    やらかしてしまった。寝坊して飛行機に乗り遅れた!いつも大事な用事がある時には目覚まし時計を二重にかけておくので、これまで致命的な寝坊をしたことはない。多少寝過ごしたことはあっても、会議などにはぎりぎり間に合うことが多く、寝坊で遅刻したことは、30年近く会

  • 2320 『夜明けのすべて』

    ◇2320 『夜明けのすべて』 >瀬尾まいこ/水鈴社優しい気持ちになれる心温まるストーリー。メンタルに課題を抱え、大企業を辞めてしまった男女2人。PMS(月経前症候群)で感情を抑えられない藤沢と、パニック障害になり生きがいも気力も失った山添。再就職先は従業員

  • アメリカで眼鏡を新調

    アメリカで眼科を受診したことは先日記載した通り。日本で作成した老眼鏡の度が合わなくなり、近距離の読書が辛くなってきたので、眼鏡を新調することにしたのだ。眼科で作成してもらった処方箋をもって近所の眼鏡屋に行ってきた。処方箋があるため、眼鏡屋では特段の検査

  • 2319 『MBAリーダーシップ(新版)』

    ◯2319 『MBAリーダーシップ(新版)』 >グロービス経営大学院/ダイヤモンド社リーダーシップに関する理論がコンパクトに纏められている良書。今更MBAを取るつもりはないのだが、米国でのリーダーシップの発揮の仕方に行き詰まりを感じ、たまたま知り合った方の勧め

  • 2318 『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』

    ◇2318 『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』 >ガイ・ドイッチャー/早川書房自分自身で言葉に興味があると思っていたのだが、言語学にはさほど惹かれていないことを実感。先日、『日本語が消滅する』という本を興味深く読み、その延長線上で本書も手にしてみた

  • 英文PDFの読み方

    先日、英語の「こなし方」について記載したが、実は困るのが長文のPDF。まず、コピー可能なPDFであっても、改行部分に連続性がないため、DeepLのような翻訳ソフトに貼り付けると、英文がぶつ切れになってしまい、きちんと和訳されないのだ。またフォーマットによってはコ

  • 英語の「こなし方」

    最近、英語学習に関してマンネリを感じるようになってしまった。米国駐在もほぼ4年。通常の仕事のやり取りでは、ほとんど苦労することがなくなったせいだ。語学の4つの要素、聞く、話す、読む、書く、に関しては、次のような感じでこなしてしまっている。「こなしてしま

  • 2317 『図解入門よくわかる・最新半導体製造装置の基本と仕組み』

    ◇2317 『図解入門よくわかる・最新半導体製造装置の基本と仕組み(第3版)-ファブから検査まで製造装置を俯瞰する』 >佐藤淳一/秀和システムこちらも前著と同時に購入したのだが、どちらか1冊を持っていれば十分ではなかろうか。ちなみに半導体プロセスの方は202

  • 2316 『図解入門よくわかる・最新半導体プロセスの基本と仕組み』

    ◇2316 『図解入門よくわかる・最新半導体プロセスの基本と仕組み(第4版)-シリコンが半導体になる製造工程を俯瞰』 >佐藤淳一/秀和システム入門ということで手にしてみたが、私には詳細すぎる。辞書的に使うのがいいかな。半導体は最新兵器にも使用されるとのこ

  • Chat GPT活用:英単語リストの整理

    調子に乗ってもう1つ、ChatGPTの活用を行なってみた。こちらも長い間先送りにしていた英単語の整理である。仕事で同僚と会話をしている時に、意味が分からなかった単語を書き留め、書き溜めてきたのだが、これが400個近くになってしまった。適宜、日本語の意味を調べてエ

  • Chat GPT活用:ブログの要約

    何冊か本を読み、ChatGPTをもっと活用してみたいと思った。まず手始めに着手したのが、ずっと面倒だと思って先延ばしにしていたブログの要約。少し前に「要綱」というカテゴリーを作成して、これまでに自分が書いてきたブログの内容で、特に重要なものをまとめ直しているの

  • 2315 『AIの衝撃』

    ◇2315 『AIの衝撃-人工知能は人類の敵か』 >小林雅一/講談社現代新書ChatGPTに関する情報を得てから読むと、時代の移り変わりの速さを感じさせられる。AIに関しては数年前にディープラーニングの原理などを少し勉強したことがある。根っからの文系頭の私には理解が

  • 2314 『アフターChatGPT』

    ◇2314 『アフターChatGPT- 生成AIが変えた世界の生き残り方』 >山本康正/PHPビジネス新書堀江さんのAudibleを聞いた後だったので、活用方法については重複している点も多かった。第2章のAIの歴史は勉強になる。過去に何度か本を読んで勉強したことがあるが、改めて

  • 2313 『堀江貴文のChatGPT大全』

    ◇2313 『堀江貴文のChatGPT大全-今やらないやつはバカ!』 >堀江貴文/幻冬舎ChatGPTの活用事例がたくさん紹介されており、自分も使ってみなければという気にさせられる。堀江貴文のというタイトルがついてはいるが、実際には各業界でChatGPTを使いこなしている人た

  • タイパは悪か?

    コスパとはコスト・パフォーマンスのことで費用対効果の英訳。これに対して最近若者たちの間で流行っているのがタイパ、つまりはタイム・パフォーマンスである。何かを得る際に必要な時間と、そこから得られる効果の比率のことをいうらしい。短時間で大きな効果が得られると

  • 2312 『コーヒーが冷めないうちに』

    ◇2312 『コーヒーが冷めないうちに』 >川口俊和/サンマーク出版ちょっと苦手なタイプの小説かな。。。こちらで知り合ったアメリカ人の方から紹介いただいた本。アメリカ人に日本の書籍を紹介してもらうというのも妙な話だが、本書は英訳されているらしい。たまたま

  • 【ドラマ】 『サイコだけど大丈夫』

    また泣かされてしまった。韓国ドラマはすごいな。。。自閉症の兄(サンテ)と、その兄を支える弟(ガンテ)の話。同じ関係性が『レインマン』でも描かれていたが、個人的にはこちらの方が好みだったな。兄を支えるために自分を抑えつけ、我慢を重ねる弟。昔、母親から「

  • 2311 『わたしたちが孤児だったころ』

    ◇2311 『わたしたちが孤児だったころ』 >カズオ・イシグロ/ハヤカワ文庫なんとも不思議な味わいの小説。私の読み手としての力量不足だろうか、ちょっと好みとは異なっていた。舞台は上海とロンドンを行き来する。主人公のバンクスは、幼少期を上海で過ごす。第二次

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