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Mikiko's Room https://mikikosroom.com/

長編レズビアン小説「由美と美弥子」連載中! 「日・月・水・金・土」が投稿日。連載、4,000回超。

赤い花、青い花。黄色い花。ピンクにオレンジ。そして白。様々な色彩の花が、地面を覆い尽くしていた。しかもその花たちは、ひと所に留まってはいなかった。二つ並んで、ほかの花々の間をすり抜けて行く一組。十近く固まって、形を変えながら行進する花の群。この群の前では、ほかの花たちが道を譲っていた。もちろん、おびただしい花邑を縫うようにして進む、たった一つの花もあった。

Mikiko
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2016/03/05

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  • 街路樹考

    これは、『単独旅行記』の72回から91回までのコメント欄で連載した『街路樹Ⅰ~ⅩⅩ』を、『Mikiko's Garden』の1本としてまとめたものです。●街路樹考/第1回 管理のことを考えずに樹木を選ぶと……。 後々、大変なことになります。 まず、その最たるものは、サ

  • 由美と美弥子 4053

    薫は、ゆっくりと腰を引いた。 奈美の陰毛の向こうに、白い陰茎が生まれた。 湯気をあげていた。 薫が再び腰を送った。 陰茎が根元まで埋もれる。「あー、いい」 前後動が、次第に律動を得始めた。 リズミカルに腰が煽られる。 膣襞を陰茎が擦過する。

  • 目次・ⅩⅩⅩⅩⅢ

    目次・ⅩⅩⅩⅩⅢ(3956~)第419章:虜囚の宿【奈美】現在/奈美のマンション4053 4052 4051 40504049 4048 4047 4046 4045第418章:魔物の係累【奈美】現在/奈美のマンション4044 4043第417章:暴虐な水仙たち【奈美】現在/奈美のマン

  • コメントログ288(4041~4050)

    由美と美弥子 4041★Mikiko04/08/2024 05:52:34 AM今日は何の日 4月8日は、『虚子忌』。 明治、大正、昭和の3代にわたり、俳人で小説家だった……。 高浜虚子(たかはま きょし)の、1959(昭和34)年の忌日。↑クリックすると、大きい画像が見られます。 椿を

  • 由美と美弥子 4052

    薫は奈美の前まで、膝で絨毯を歩み寄った。 陰茎の高さは、まさに奈美の股間と同じだった。 さっきはしゃがんだ姿勢だったので、膝が邪魔になってソファーに密着できなかった。 しかし、膝を絨毯に着いた今は、なんの障害もなくなったのだ。「よし、侑くん。 こ

  • 単独旅行記Ⅶ(091)

    み「あの大木は、サクラだな」ハ「♬春~高楼の~花の宴~。 ちゅうこっちゃな」み「実際に落城した跡だから……。 身に沁みるわ」み「この屋根の雑草……。 ここまで生やすと、むしろ風情だね」ハ「桧皮葺(ひわだぶき)やろかな」み「お金かけて拭き直しても

  • 由美と美弥子 4051

    薫の尻の下から、侑人の指が這い出た。 奈美の陰毛に潜りこむ。「ひぃっ」 陰核が、指先に捉えられた。 薫は頭を垂れ、自らの腹下を覗きこんでいた。「揉んであげて」「こう?」「指、揃えて。 注射の跡、揉むみたいに」 陰核を捉えた侑人の指が、往復を

  • 由美と美弥子 4050

    薫は上体を前傾させながら、尻を突き出した。 椅子に座る所作だった。 肉の薄い尻の狭間に、肛門が息づいていた。 その下から、陰茎が突き出た。 薫が自らの陰茎を、尻の後ろまで折ったのだ。 薫の尻が下降し、奈美の股間に座りこんだ。 陰唇に異物を感じた。

  • 由美と美弥子 4049

    「ふふ。 上手くなったわね。 おばさん、どう? 可愛い息子が、男のちんぽ、フェラしてるのよ。 こんなの見れる母親、まずいないから。 幸せ者よ。 侑くん、もういいわ。 スマホ、代わって」 侑人は、名残惜しそうに薫の陰茎を吐き出した。「あっちから撮

  • 由美と美弥子 4048

    薫はキャミの裾をスカートから引っ張り出すと、真上に抜きあげた。 華奢な上半身が剥き出しになった。 ブラは着けていなかった。 裏返ったキャミにも、カップは付いていなかった。 完全ノーブラだったのだ。 だが、いくら貧乳でも、いずれかのやり方で胸を覆う必

  • 単独旅行記Ⅶ・総集編(9)

    この『単独旅行記Ⅶ・総集編(9)』は、『単独旅行記Ⅶ(081)』から『単独旅行記Ⅶ(090)』までの連載を、1本にまとめたものです。み「おー、歴代城主の家紋か。 蒲生氏が、3と5になってるのは……。 4の上杉氏が、関ヶ原で転封になったからだね。 蒲生氏が、

  • 単独旅行記

    Mikikoが実際に行った旅行の記録です単独旅行記Ⅶ・総集編(9) 単独旅行記Ⅶ・総集編(8) 単独旅行記Ⅶ・総集編(7) 単独旅行記Ⅶ・総集編(6) 単独旅行記Ⅶ・総集編(5) 単独旅行記Ⅶ・総集編(4) 単独旅行記Ⅶ・総集編(3) 単独旅行

  • コメントログ

    コメントだけを抜き出したログファイルです。※ファイルサイズが大きいので、携帯からは表示できない可能性があります。288(4041~4045) 287(4031~4040) 286(4021~4030) 285(4011~4020) 284(4001~4010) 283(3991~4000) 282(3981~39

  • 由美と美弥子 4047

    薫がスマホを侑人に渡した。 侑人がレンズを奈美に向ける。「やめて」 奈美は懸命に顔を逸らした。「侑くん、正面から撮って。 目一杯逸らしたって、横顔がバッチリだから。 あ、先にこれ、動かそうか。 そっち持って」 薫と侑人が、ソファーの間にある

  • 単独旅行記Ⅶ(090)

    み「おー、野点の席じゃな。 しかし、あの傘は……。 ほとんど、日陰を作る役目してないじゃない。 2倍くらい大きくなきゃ無理だよ」ハ「運べんがな」み「秋田の『竿燈まつり』の人を雇うか。 やっぱり、日陰を作る機能ではテントの圧勝だね」ハ「もともと、和傘

  • 由美と美弥子 4046

    「侑人! どうして! どうしてこんな真似を!」「薫に話したんだ。 実の母親とやってるって。 そしたら、どんな女がそんなことしてるのか……。 顔見てみたいって言われて」「酷い……。 でも、顔を見るだけなら、どうしてこんなことするの! すぐに解いて」

  • 由美と美弥子 4045

    ■ 目が開いた。 流れていた視界が次第に定まり、焦点を結んだ。 さっきまでと変わらない2人が、目の前のソファーにいた。 しかしその姿は、最前までとは異なっていた。 侑人が全裸になっていた。 隣の薫は着衣のままだったが、その手が侑人の股間に伸びていた

  • 由美と美弥子 4044

    紅茶のカップをトレーに載せて戻り、2人の前に置く。 女性は軽く頭を下げた。 かなりな美貌だが、瑕疵もあった。 黒いニットの胸に、まったく膨らみがないのだ。 ニットは、ぴったりとしたシルエットではないが……。 そうとうな貧乳であることは間違いない。

  • 由美と美弥子 4043

    ■ 侑人はやはり、利口な子供だった。 夫がいるときの態度は、これまでとまったく変わらなかった。 感心するほどだった。 間違いなく夫は、何も気づいていない。 しかし、夫がいないときの侑人は……。 魔物だった。 陽太と呼ばれた少年は、あれから幾度も侑

  • コメントログ287(4031~4040)

    由美と美弥子 4031★Mikiko03/25/2024 05:41:36 AM今日は何の日 3月25日は、『笑顔表情筋の日』。 シワやたるみを改善して、笑顔が素敵になる笑顔表情筋トレーニングを指導する……。 『笑顔表情筋協会/東京都品川区東品川』が制定。 日付は、『「み(3)」んな

  • 由美と美弥子 4042

    「う」 少年の身体が奈美に押しつけられると……。 陰核に、硬い殻のようなものを感じた。 少年の恥骨だろう。 侑人が、両腕を回し始めた。 粘土を捏ねるごとく、少年の尻が練られていく。「あひぃぃぃ」 声が抑えられなかった。 こんな子供に犯されながら

  • 単独旅行記Ⅶ(089)

    み「いかにもな和庭だな。 剪定に草取り。 金がかかってしょうがないわ」ハ「風情のためや。 いたしかたないやろ」み「そう考える人は……。 今は、めっきり少なくなってるんだろうね。 最近の建売住宅なんて……。 土の部分は、みんな覆っちゃってるから。

  • 由美と美弥子 4041

    ■ 目覚めると、侑人はまだ奈美の上に重なっていた。 しかし、微妙な違和感があった。 顔をもたげる。 侑人は、乳房に顔を埋めていた。 その頭が、心なしか小さくなっているように思えた。 いや。 違う。 髪の毛が違う。 侑人の髪には、天然のウェーブが

  • 由美と美弥子 4040

    膝立ちのままショーツを下げ……。 脚から抜こうとしたところで、バランスを崩した。 カーペットに横倒しに転がる。 毛足が肌を刺激する。 そのまま仰向く。 侑人に股間を向けていた。 両脚を持ちあげ、ショーツを外したが……。 脚は下ろさなかった。 開

  • 由美と美弥子 4039

    奈美は、裾に近いボタンから外し始めた。 それを見下ろしながら侑人は、上のボタンから手伝ってくれた。 2人の手がシャツの真ん中で触れあい、布地はモーゼの海のように左右に開いた。 半袖のスクールシャツは、侑人自らの手により、宙に羽ばたいた。 残るは、ノー

  • 由美と美弥子 4038

    ■ あの日以来、侑人との性交が日常となった。 場所はもちろん、居住するマンションの自室だ。 時間は、平日の夕方がほとんどだった。 夫がいなくて侑人がいるのは、その時間しかなかったのだ。 夫は、19時より早く帰ってくることは、まずなかった。 しかし、万

  • 由美と美弥子 4037

    鳶の鳴き声が聞こえた。 近くの河川敷だろうか。 侑人が、構えていたスマホを下ろした。 奈美の顔を真っ直ぐに見下ろしている。 今さら目を逸らしても仕方がない。 奈美も真っ直ぐに見あげた。 侑人はスマホを芝に置くと、老人の身体に手を掛けた。 両手を使

  • 単独旅行記Ⅶ(088)

    み「お、さっきの看板の麟閣だな」ハ「寄らん言うとったやつやろ」み「やっぱり気が変わった」ハ「なんやねん」 ほんとに、「なんやねん」です。 寄ってないと思ってましたが……。 寄ってたみたいです。 でも、まったく記憶がないんですよね。 恐ろしいこと

  • 由美と美弥子 4036

    「奈美さん。 自分のここがどうなってるか、わかりますか? 火照って、ドロドロですよ。 まるで泥湯だ。 嬉しいんでしょう。 息子さんの前で犯されるのが」 奈美は懸命にかぶりを振った。 しかし、陰茎は容赦なく奥まで分け入ってきた。 子宮を突きあげられ

  • 由美と美弥子 4035

    ■「どうして……。 どうして侑人がここに……」 奈美は、芝生に仰向いて白目を剥いている息子を、呆然と見つめていた。「わたしが手招きして呼んだんです。 窓から、こちらを見てましたから」「やっぱり……。 やっぱり見られてたんですね。 でも! でも

  • 由美と美弥子 4034

    老人は、何かを探すような顔を芝に振り向けた。 その場を立ち、侑人の脱ぎ捨てたジーンズを拾った。 後ろポケットからスマホを引き出すと、再び侑人の傍らに戻った。 スマホの電源が入れられた。 もちろん、ロックがかかっている。 老人はスマホを両手で構え、侑

  • 由美と美弥子 4033

    ナミ? 母親の名前と一緒だった。 ちょっと身が揺らぐような戸惑いを感じた。 偶然に決まっているが。 老人は、さらに侑人を手招いた。 もっと近くにということだろう。 侑人は、老人の傍らまで身を寄せた。 老人が、侑人の猛り立った陰茎を見て、満足そう

  • コメントログ286(4021~4030)

    由美と美弥子 4021★Mikiko03/11/2024 05:58:10 AM今日は何の日 3月11日は、『いのちの日』。 『災害時医療を考える会(Team Esteem)』が制定。 2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災では、多くの命が失われました。 命の尊さを思い、命の大切さを考え

  • 由美と美弥子 4032

    通路の先には、侑人のマンションが見えていた。 間違いなく、あの崖上の舞台に出るはずだ。 通路の出口には、陽が射しこんでいる。 小学生のころ、学習発表会で劇をやった。 そのとき、体育館の舞台袖から見たステージを思い出した。 そうだ。 侑人の出番なの

  • 単独旅行記Ⅶ(087)

    み「また、顔ハメじゃ。 右の顔、小さすぎるんじゃないの?」ハ「子供用やろ。 こっちでやってみたらどうや。 顔の下半分入れたら、目ぇが隠せるやろ。 人相わからへんから、ブログに載せられるで」み「そんな写真を、誰かに撮ってもらえと?」ハ「引かれるやろ

  • 由美と美弥子 4031

    ■ 侑人は、マンションのエントランスを飛び出すと、駐輪場から自転車を引き出した。 小学生のころに買ってもらったクロスバイクだった。 そのころは格好いいと思って乗っていたが……。 さすがに中学生になると、子供っぽく思えた。 シンプルなシティバイクに乗

  • 由美と美弥子 4030

    ご主人が、奈美の腸骨を掴み直した。 再び挿出が始まる。 パンパンパンパン。 ご主人の腰が、奈美の尻を打ち鳴らす。「あ、あ、あ、あ」 嬌声が、衝撃で区切られる。 しかしすぐに、挿出は止まった。「ふぅ。 危ない危ない。 また崖っぷちです。 1

  • 由美と美弥子 4029

    ■「奈美さん、さっきからどうしたんです? 頭、抱えて」 ご主人の飄々とした声が、後ろから聞こえた。 奈美の尻に腰をぶつけながらなので、少しビブラートがかかっている。「窓が……。 窓が開いてます」「え? あの正面に見える窓ですか?」 奈美は、抱

  • 由美と美弥子 4028

    しかし老人は、慌てる様子もなかった。 腰をぶつける動作も止めていない。 老人の腰が打ちあたるたび、女性の尻が輪郭を乱していた。 もっと間近で見たいと思った。 そうだ。 オペラグラスだ。 サッカー観戦のために、母親に買ってもらった水色のオペラグラス

  • 由美と美弥子 4027

    開いた窓で、カーテンが揺れている。 空気が淀んでいるように思えて、さっき窓を開けたのだ。 もう、部屋の空気は入れ替わっただろう。 オナニーの後、そのまま寝たいから、カーテンは閉めておこう。 侑人はベッドを立った。 腰高窓を閉めようとして、何気なく窓

  • 単独旅行記Ⅶ(086)

    み「これは、石を落とす係だな」ハ「また立候補かいな」み「まあな。 でも、条件がある」ハ「なんや?」み「石をここまで運びあげる係とバーターなら……。 断る」ハ「つくずく、わがままなやっちゃ」み「顔ハメがあった。 でも……。 すっごく安易な感じ」

  • 由美と美弥子 4026

    ■「陽太……。 オレ、もう我慢できねえよ」「いいよ。 オレがやってやるから、姉ちゃんのパンツに出して」 陽太は、さっきチェストから引っ張り出したショーツを掴んだまま、侑人の前にひざまずいた。 陰茎が、陽太の口に吸いこまれる。 陽太は、陰茎に満遍な

  • 由美と美弥子 4025

    オレは、犬みたいに舌を垂れ零した。 犬が水を飲むように、窪みに舌を這わす。「はぁぁん」 塩っぱかった。「もっと舐めて」 盛大に舌を踊らせる。「はぅぅぅん」 姉ちゃんは、バンザイしてたもう一方の腕を振り戻し、自分の乳首を摘まんだ。 指先が、

  • 由美と美弥子 4024

    「ふふ。 いいわよ。 今日は、大サービス」 姉ちゃんは、半泣きみたいな顔で笑った。 興奮が極まると、必ずこんな顔になる。 サービスどころか、自分から見せたいんだ。 姉ちゃんは仰向けのまま、両腕を交差させてユニフォームの裾を掴んだ。 そのまま腕を頭

  • 由美と美弥子 4023

    「う」 確かに精液臭い。 でもそれは、毎日嗅いでる臭いだ。 オレがノックアウトされたのは、別の臭いだった。 猛烈に汗臭いんだ、スコートが。 たぶん、その日の試合で着けてたんだと思う。 甘酸っぱくて、腸が絞られるみたいな臭い。 あれって、フェロモン

  • コメントログ285(4011~4020)

    由美と美弥子 4011★Mikiko02/26/2024 05:49:43 AM今日は何の日 2月26日は、『フロリダグレープフルーツの日』。 アメリカの「フロリダ州政府柑橘局(Florida Department of Citrus)」が制定。 日付は、2月からフロリダ産グレープフルーツが旬になることと……。

  • 由美と美弥子 4022

    ■ 素っ裸にされてるから、ここがビンビンなのは丸見えだろ。 興奮してるのがバレバレなら、楽しまなきゃ損じゃん。 で、出そうになると、手を挙げて教えるんだ。 姉ちゃんはオレに駆け寄って、オレのちんぽの前で膝をつき、黒いスコートを広げる。 もちろん、そ

  • 単独旅行記Ⅶ(085)

    み「新撰組の旗って、赤なの? 浅葱色じゃなかった?」ハ「今、調べたるわ」み「“気が利いてよな”。 今の、わかる?」ハ「何がや?」み「ペヤングソース焼きそばの昔のCM」ハ「知らんがな。 いらんこと言わいでええわ。 えーっとな。 赤で正解やな。 “

  • 由美と美弥子 4021

    ■ 陽太の長い一人語りを聞いているうち……。 いつしか侑人の陰茎も、痛いほどに張り詰めていた。 子供だと思っていた陽太が、思いのほか経験豊富なことに驚いた。 学校でいたぶられてる上級生より、はるかに経験値は高いんじゃないだろうか。 でもそれは、侑人

  • 由美と美弥子 4020

    「どう、麻里奈? ご感想は?」「臭いぃぃぃ」 その開いた口に、2発目の精液が飛びこんだ。「おぐ」 麻里奈は、反射的なんだろうけど口を閉じた。「麻里奈、出すんじゃないよ。 飲んで」 麻里奈は、力なくかぶりを振りながら、唇をへの字に歪めた。 唇の

  • 由美と美弥子 4019

    「ほら、入れてごらん。 女に入れるの、初めてでしょ」 洞穴は、まだ収縮してない。 ちんぽの先を、穴に挿しこむ。 何も感じない。 当たり前だ。 何にも触れないんだから。「はは。 これって、初セックスって云えるのかな? でも、入ったことは確かだよね

  • 由美と美弥子 4018

    指の狭間から、飛沫があがった。「ひぃぃぃぃぃ。 イク……。 イクッ! がっ。 ががっ」 麻里奈の全身に、腱の筋が走った。「ごっ」 天井を突いた両脚の先で、10本の指が裂けそうなほどに開いてた。 頭をもたげ、自分の股間を睨んでる。 でも、その

  • 由美と美弥子 4017

    「まだまだ」「ひぃぃぃ」 前腕の3分の1までが消えてた。 イルージョンを見るようだった。 でも、さすがに心配になった。 こんなことして、ほんとに大丈夫なんだろうか。 だけど、麻里奈が苦痛を訴えてないことは明らかだった。「陽太、こっち来て。 ほら、

  • ハーレクイン忌/2024

    ハーレクインさんの正確な忌日は、存じあげません。 2018(平成30)年2月10日の入院と同時に、音信不通になってしまわれたので。 で、わたしが勝手に、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」を、忌日とさせてもらったんです。 「ハーレクイン」というハンドルネームが…

  • ハーレクイン・エロマンス

    ハーレクインさんの創作集です。ありがとうハーレクイン忌/2024 精霊馬、2023年 ハーレクイン忌/2023 精霊馬、2022年 ハーレクイン忌/2022 精霊馬、2021年 ハーレクイン忌/2021 精霊馬、2020年バージョン ハーレクインさん三回忌 精霊馬、

  • 単独旅行記Ⅶ(084)

    み「こうして見ると……。 会津が盆地だってのがよくわかるよね」ハ「まさしくやな」み「四方を山に囲まれてると……。 安心感がある気がする。 少なくとも、津波は来ない」ハ「当たり前やがな」み「これで雪が降らなきゃ……。 住んでみたいんだけど」 ん

  • 由美と美弥子 4016

    姉ちゃんに手招かれ、麻里奈の足元まで、にじり寄る。「あんたたち、脚、抱えて」 麻里奈の乳首から唇を離した2人が、麻里奈の脚を掬いあげた。 麻里奈の脚は、頭上まで持ちあげられた。 下腹では、脂肪が何段にも括れてた。 もちろん、そんな格好をさせられた

  • 由美と美弥子 4015

    ■ 目を醒ましたときは、まだ淫夢の中にいるのかと思った。 毎夜、妄想しながらオナニーしてた情景が目の前にあったから。 でも、夢じゃないと悟った瞬間、はっきりと覚醒した。 3人の女が、1人の大柄な女の身体に纏わりついてた。 全員、全裸だった。 囲まれ

  • 由美と美弥子 4014

    「ほら、これ何?」 脚の間から抜かれた指が、麻里奈の眼前に突きつけられた。 指先が濡れ光ってるのがはっきりとわかった。 麻里奈はその指を、寄り目になるほどに見つめていた。「言ってごらん。 あんたのあそこがどうなってるか」 麻里奈は、何か言おうとし

  • 由美と美弥子 4013

    その下は、ブラしかしてなかった。 ピンク色のブラが、ボールを包んでるみたいに張り切ってた。 もうひとりによって、すでに下半身からはジーンズが引き抜かれてた。 ブラとおそろいのショーツも、パンパンに張り詰めてた。 背中のひとりが、ブラのホックを外した

  • コメントログ284(4001~4010)

    由美と美弥子 4001★Mikiko02/12/2024 06:02:13 AM今日は何の日 2月12日は、『オートファジーの日』。 オートファジー研究の事業化を促進し、国民生活の向上に寄与することを目的として活動する……。 『(社)日本オートファジーコンソーシアム/大阪府箕面市』が

  • 由美と美弥子 4012

    「……。 あるよ」「やっぱり! あんたも見せたことあるの?」「うん」「ひょっとして、見せるの好きなんだ?」「……。 うん」「はは。 ほら、麻里奈。 良かったじゃん。 お仲間だよ、お仲間。 みんなに見られながらオナニーすんの、大好きなんだよね」

  • 単独旅行記Ⅶ(083)

    み「いよいよ、1層だ」ハ「この上からは、撮影禁止やで」み「何層あるんだっけ?」ハ「確か、5層やったと違うか」み「そんなら、3,4,5層は撮影できるってことだね」み「あれ? 撮影可じゃん。 ここって、1層じゃないの?」ハ「いきなり3層に出たっちゅうわけな

  • 由美と美弥子 4011

    ■「麻里奈、触ってみて」 一番大柄な子が、ぴくんと反応した。 私服だと、とても高校生には見えない身体つきだった。 緩めのトレーナーを着てたけど、胸の膨らみがはっきりとわかった。 その子は、横座りしたまま指だけ伸ばしてきた。 ETみたいな指が、宙を近

  • 由美と美弥子 4010

    「『姉ちゃん、出る! 出る!』『胸に出して』 姉ちゃんが椅子から滑り降りて、オレの前で膝を着くんだ。 胸を突き出してね。 その瞬間、もう暴発だよ。 ソバカスの散った真っ白い胸に、思いっきりぶち撒ける」「奴隷なんて言って……。 喜んでるじゃん」「

  • 【特選】相互リンクサイトさまのお部屋

    ★この部屋では、たくさんのアクセスをお送りくださった『特選サイト』さまをご紹介しております。『新・SM小説書庫2』二次元世界の調教師さまサイトデザインは、素っ気ないほどですが……。コンテンツは充実してます。女子高校生調教ものがメイン。といっても、鬼畜系

  • 由美と美弥子 4009

    陽太は、もう一方の手を侑人の胸に伸ばした。 指先が肌を拭った。 陽太はニヤリと笑うと、指先を侑人に見せた。 濡れ光っていた。 さっき射精した精液が、まだ乾いてないのだ。 陽太は、その濡れた指先を、手の平の布地で拭った。「あ」 指先がなぞったのは

  • 由美と美弥子 4008

    ■ 喪心後の惰眠から目覚めると、2人はしばらくベッドの上でじゃれ合った。 身体に落下した精液は、拭き取っていなかった。 陽太の薄い胸から精液を掬い、指を口に含む。 わずかに甘かった。 もう一回伸ばした手を、陽太がとどめた。「こっち来て」 陽太はベ

  • 由美と美弥子 4007

    陽太の家は一戸建てだった。 侑人の降りる駅から、さらに3駅郊外に行った閑静な住宅街にあった。 初めて家に来ないかと誘われたときはためらったが、誰もいないからと言われた。 両親と姉の4人家族だという。 父親は単身赴任で、名古屋にいる。 母親は会社重役で

  • 単独旅行記Ⅶ(082)

    み「石垣に、階段がついてる。 説明書きがあるな。 読んで」ハ「わしがかいな。 難儀なやっちゃ。 ほな、読むで。+++●武者走り この石垣は、鶴ヶ城の大手門の渡り櫓(やぐら)などへ簡単に「昇り」「降り」ができるように造られています。 V字型に造られ

  • 由美と美弥子 4006

    ノースリーブのアンダーウェアとブリーフ姿のままベッドに座り、靴下を脱ぐ。 脇に投げてあったパジャマに伸ばしかけた手が止まった。 お昼まで寝ようと思ったが、まだ十分に時間があった。 寝る前に、一発抜いておこうか。 そう思いついただけで、すでにブリーフ

  • 由美と美弥子 4005

    ■ 侑人はひとり、校門を出た。 登校して、1時限の授業を終えたばかりだった。 早退したわけではない。 インフルエンザの感染が拡大し、急遽、学級閉鎖になったのだ。 クラスの中には、このまま秋葉原に行こうという話をしているものもいた。 しかし侑人は、担

  • 由美と美弥子 4004

    「奈美さん、違いますって」「え?」「獣は、膝なんか着いてないでしょ。 さっきやった、クマ歩きのポーズです。 着くのは、両手両足の裏だけ」 奈美は膝を持ちあげた。 そのままだとつんのめりそうだったので、足裏を前に進める。「膝を伸ばして、お尻を高くあ

  • 由美と美弥子 4003

    「おそらく……。 ご夫婦は、そこでセックスがしたくなったんじゃないかと思ってます。 それが、塀を建てた理由。 ご覧のとおり、塀の間際の樹木はぼんやりと透けて見えますが……。 ガゼボはまったく見えなくなりました。 ということはすなわち、向こうからもこっ

  • コメントログ283(3991~4000)

    由美と美弥子 3991★Mikiko01/29/2024 05:47:52 AM今日は何の日 毎月29日は、『肉の日』。 日付は、『「に(2)」「く(9)」⇒肉』と読む語呂合わせから。 毎月29日の「肉の日」は、都道府県食肉消費者対策協議会が制定。 同協議会は、2月9日を「肉の日」に制定

  • 由美と美弥子 4002

    ご主人に手を引かれる。「サンダル脱いで」 言われるまま、赤いサンダルから足先を抜き……。 芝生に足を下ろした。 足裏からの感触が、背筋まで這いあがる。 もう一方の足も、芝生に下ろす。 尻たぶがおののいた。 気持ち悪いわけではなかった。 逆だ。

  • 単独旅行記Ⅶ(081)

    み「おー、歴代城主の家紋か。 蒲生氏が、3と5になってるのは……。 4の上杉氏が、関ヶ原で転封になったからだね。 蒲生氏が、もう一度、5番目で入ったんだ。 ん? 最後の、7と8だけど……。 なんで、保科氏と松平氏が一緒になってるわけ?」ハ「調べるんやな

  • 由美と美弥子 4001

    「じゃ、サンダルを脱いで、こちらに降りてください」 奈美は唾を飲みこんだ。 庭で裸でいるところを見られたら……。 犯罪になるのではないか? 前にそんなトピックを、美容室の週刊誌で見たことがある。 もちろん、美容師の前でそんなページを熟読するわけには

  • ★゚・*:.。.:*・゜連載4000回 ありがとうございます ゚・*:.。.:*・゚★

    いつもお世話になっております。m(_ _)m 『Mikiko's Room』管理人、Mikikoでございます。 このたび、2008(平成20)年5月17日の開設時より連載しております「由美と美弥子」が……。 本日、2024(令和6)年2月11日の投稿をもちまして、連載4000回に至りましたことを

  • Mikikoのひとりごと

    Mikikoのお話、聞いてちょーだい!連載4000回 ありがとうございます 2024年/あけましておめでとうございます わたしの食生活・平日編(10kg痩せた!) 15周年 ありがとうございます 2023年/あけましておめでとうございます 14周年 ありがとうございます

  • 由美と美弥子 4000

    ■「あ、待って……」 奈美はベランダの際で、尻ごみした。「どうしました?」 ベランダの両脇は、庇を支える壁になっている。 左右からの視線は遮られている。 しかし、前面に広がる芝生に出てしまえば、両隣の庭から見えてしまうはずだ。「大丈夫ですよ」

  • 由美と美弥子 3999

    「そのスカート、最近買ったんですか?」「まさか。 若いころのものです。 それに、わたしが買ったんじゃありません。 当時、付き合ってた彼が、通販で買ったみたいです」「その彼は、今のご主人じゃないわけですね?」「違います」「でも、その人から貰ったものを

  • 由美と美弥子 3998

    「奈美さん! 待った、待った。 そんなにしたら、出てしまいますって」 ご主人の両手が、奈美の肩を押さえた。 奈美は挿出を止め、名残を惜しむように陰茎を扱きあげた。 陰茎は濡れ光り、茹で立てのソーセージのごとく湯気をあげていた。「パンツ、下ろしてく

  • 由美と美弥子 3997

    「最後の一枚は……。 奈美さん、あなたが脱がしてくれますか?」 ご主人は、奈美の前に腰を突きつけた。 奈美の手は、トランクスではなく、そそり立つ陰茎に伸びた。 熱かった。 ほんとうに、人間とはままならないものだ。 奈美の夫の陰茎は、もう勃つことはな

  • 単独旅行記Ⅶ・総集編(8)

    この『単独旅行記Ⅶ・総集編(8)』は、『単独旅行記Ⅶ(071)』から『単独旅行記Ⅶ(080)』までの連載を、1本にまとめたものです。ハ「ほれ。 蓮の葉があったで」み「ん? これは、蓮じゃないじゃん。 ツワブキの葉だよ」ハ「与謝野晶子が見まごうたか?」

  • 単独旅行記Ⅶ(080)

    み「よし。 いざ、天守へ。 しゅつげ~き」ハ「撃ち殺されるで、綾瀬はるかに」み「ところでさ。 正しくは『天守』で……。 『天守閣』は間違いだって聞いたことあるけど。 ほんとかね?」ハ「また調べるんやな」み「気が利くではないか」ハ「ええ加減、慣れ

  • 由美と美弥子 3996

    「ひとりでこの家にいるとね……。 ふと、頭に浮かんでしまうんです。 誰にも看取られず、布団の中で冷たくなって……。 そしてミイラのように枯れていく姿が。 ま、それでもいいんですけどね。 奈美さん。 こんなこと喋ってたら……。 生きてる今を、もっと謳

  • 由美と美弥子 3995

    「素晴らしい乳房だ。 この柔らかさは、ほかに例えようがないです」「すっかり垂れてしまって……」「それがいいんですよ。 年相応の魅力です。 それにわたしは、こっちの肉も大好きです」 ご主人の両手が乳房を離れ、ベアトップの裾を掴んだ。 捲りあげられる

  • 由美と美弥子 3994

    クマ歩きの四肢を、少しずつ進める。 けっこう体力を使う運動だ。 小学校の体育で教える理由がわかった。 そうだ。 今度、自宅マンションでも、この運動をしてみようか。 もちろん……。 全裸で。「だいぶ慣れたんじゃないですか。 ほらもう、椅子が目の前

  • 由美と美弥子 3993

    「少し、運動をした方がいいかも知れませんね。 マンションだと、階段もないし」 いかに動かない生活をしてきたか、この家に来て初めてわかった。 階段は、エクササイズアイテムだったのだと。 でも今更、一戸建てには移れないだろう。 侑人の通学のこともあるし

  • コメントログ282(3981~3990)

    由美と美弥子 3981★Mikiko01/15/2024 05:55:21 AM今日は何の日 1月15日は、『くりこ庵・たい焼きの日』。 たい焼き、生菓子、甘栗の輸入販売などを手がける……。 『㈱くりこ/神奈川県横浜市西区』が制定。 日付は、たい焼き専門店として、首都圏に多店舗展開し

  • 由美と美弥子 3992

    「下に降りて」 ベランダは、コンクリート敷きだった。「あなたのサンダルに、手を入れたらいい。 足には、わたしのサンダルを履いてください」 でもそれでは、ご主人の履くものがない。 そう言おうとしたが、頭に血が下りていて、言葉を発するのが億劫だった。

  • 単独旅行記Ⅶ(079)

    み「げ。 こんな街道沿いに廃墟だ。 明らかに誰も住んでないよね」ハ「せやな。 1階が店舗で……。 上は住居やったみたいやな」み「なんで、この状態で放置されてるんだろ。 調べて」ハ「また買う気かいな」み「価格によってはな」ハ「1棟、なんぼや?」み

  • 由美と美弥子 3991

    居間の前まで来た。 居間と云うより、昔風の客間だろうか。 広い和室で、あまり生活感のない部屋だった。「はい、止まって」 ご主人が、居間に面した障子を開いた。「方向転換。 部屋に入って」 畳の上に這いあがる。 畳の目が、間近に流れた。 い草が

  • 由美と美弥子 3990

    「潰れないで下さいよ。 はは。 すごい濡らしようだ。 いきますよ」「いひひぃぃ」 熱くて太いものが、陰唇を分け入って来た。 身が前にのめりそうになる。「頑張って」 床を睨んで堪える。 尻に、布地と冷たいファスナーの感触を覚えた。 ご主人のズボ

  • 由美と美弥子 3989

    「ふふ。 だから、外出するときはいつも、パンツは穿かないんです」「え? ノーパンってことですか?」「違いますよ。 パンツってのは、ズボンのことです」「ああ、そうか。 若い人はそう言うらしいですね。 年寄にとっては、パンツは下穿きですが」「でも今日

  • 由美と美弥子 3988

    ■ ドアハンドルが動いた。 しかし、扉は開かない。「すみません。 鍵が掛かってます」 ガラスの人影が消え、再び現れた。 蛙の置物から、合鍵を取り出したのだろう。 解錠音が聞こえた。 再び人影が消えた。 鍵を戻しているのだろう。 相変わらず物堅

  • 由美と美弥子 3987

    「あ」 奈美は笑みをこぼした。 長身の白髪の男性が、街路に現れたのだ。 ご主人だった。 初めて見るスーツ姿だった。 片手に紙袋を下げている。 九州のお土産だろう。 もう一方の手は、顔の横にあった。 スマホをあてがっているのだ。「見えました」

  • 単独旅行記Ⅶ(078)

    どうして、3階建ての建物の、2,3階部分だけが移築されたのか。 どうにも不思議でなりませんでした。 で、しつこく検索してみたところ、ようやく判明しました。 答えが見つかったのは、『美珍麗・探訪』というサイトさんの……。 『御薬園②重陽閣〔会津若松〕』と

  • 由美と美弥子 3986

    腰高窓の下枠は、奈美の胸下の高さだった。 なので、捲りあげた腹部やスカートは、外からは見えない。 奈美は、窓から身を乗り出し、駅に続く街路を見通した。 誰の姿もなかった。 もし近所の人に目撃されたら、ご主人に迷惑がかかるだろう。 しかし、この日のテ

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