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長編レズビアン小説「由美と美弥子」連載中! 「日・月・水・金・土」が投稿日。連載、4,000回超。

赤い花、青い花。黄色い花。ピンクにオレンジ。そして白。様々な色彩の花が、地面を覆い尽くしていた。しかもその花たちは、ひと所に留まってはいなかった。二つ並んで、ほかの花々の間をすり抜けて行く一組。十近く固まって、形を変えながら行進する花の群。この群の前では、ほかの花たちが道を譲っていた。もちろん、おびただしい花邑を縫うようにして進む、たった一つの花もあった。

Mikiko
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2016/03/05

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  • 由美と美弥子 3870

    「おれが介助してやるよ」 生徒の手の平が、侑人の手の甲をタップした。 してもらえるのなら、それに越したことはない。 気持ちよさがぜんぜん違うからだ。 絵里子たちと知り合う前は、自分で処理するだけの毎日だった。 それでも十分、気持ちいいと思っていた。

  • 由美と美弥子 3869

    「がっ」 侑人の口から、陰茎がすっぽ抜けた。 膝立ちだった生徒が、尻を落としたのだ。 生徒は目を見開いていたが、その眼球に瞳は無かった。 真っ白い、ゆで卵の目で侑人を睨みながら……。 背中をキャタピラーにして、ゆっくりと後ろに伸べられていった。「

  • 由美と美弥子 3868

    ノースリーブのインナーが、捲りあげられた。 侑人は両腕を掲げて、布地を通した。 全裸だ。 全裸になっている。 学校で。 しかも、3人の上級生の目の前で。 激しい昂奮が突きあがる。 侑人は、目の前に突き出された陰茎に、自ら手を伸ばした。 触れる。

  • 由美と美弥子 3867

    「でもさ、こいつ見ながらシコる気? 完全に道、踏みはずしてんぞ。 変態道まっしぐらじゃねえの」「こいつ、咥えてくんねえかな」「男にフェラさせる気かよ」「女にだってされたことねえくせに」「口の中は、男も女も一緒だろ」 片脚を持っていた生徒が、脚を手

  • 由美と美弥子 3866

    「しかしさ。 毛のないつるんつるんのお股って、なんかエロいよな」「しかも、そっからおっ勃ってんだからな」「触ってやれよ」 脇の生徒の手が伸びた。 陰茎に触れる。「熱持ってんぜ。 ぎんぎん。 擦ったら、即イキなんじゃねえの?」「このまま出したら、

  • 単独旅行記Ⅶ(055)

    み「でたー、厠だ。 わたしの大好物」ハ「食うんか?」み「食った後、使うんだから、似たようなもんだろ」ハ「大違いやわ」み「説明書き、読んで」ハ「『厠(外部)』。 『御成の間専用の厠。 床下には砂を敷した箱車が、木製のレールの上に置かれている。

  • 由美と美弥子 3865

    「広いとこに出そうぜ。 そっちの腕、持って」 両脇の下を掬われた。 そのまま引きずられる。 陽太が仰向いている隣に投げ出された。 侑人は横向きのまま膝を抱え、股間を隠した。 陽太と同じ無毛の性器を見られたくなかった。「はは。 そんなに隠したいく

  • 由美と美弥子 3864

    侑人は身を固めた。 持ち手の隙間から、床の上のブリーフが見えていた。 それに生徒の手が伸びた。 が……。 拾う直前で止まった。 思わず、視線をあげた。 持ち手の隙間から、生徒の顔が見えた。 真っ直ぐにこっちを見ている。 完全に視線が合っていた。

  • コメントログ269(3851~3860)

    由美と美弥子 3851★Mikiko07/05/2023 05:52:51 AM今日は何の日 7月5日、6日は、『セコムの日』。 日本に、「安全産業」を創出した『セコム㈱/東京都渋谷区神宮前』が……。 創立50周年の記念の年、2012(平成24)年に制定。 日付は、社名の「セコム」にちなみ…

  • 由美と美弥子 3863

    「おい。 勃ってきたぜ。 こいつ、初めてじゃねえな」「毛も生えてねえのに?」「ほら、見てみ」「うわ。 ビンビンじゃん。 剥けてねえけど」「こんなちんぽから、ほんとに精液が出んの?」「出んだろ。 こうすれば」 生徒の手が、上下に振れ始めた。「

  • 由美と美弥子 3862

    「おい。 脚、伸ばさせろ」 前に回った生徒が、陽太の足首を掴んだ。 そのまま引っ張ったが、陽太の抵抗で脚は伸びなかった。 生徒は一旦足首を離し、陽太に尻を向けた。 上体を前に倒すと、股の間から手を伸ばして、再び足首を掴んだ。 足首を引っ張りあげなが

  • 由美と美弥子 3861

    両腕を抱えていないひとりが、陽太の前に回った。 陽太は、近づけまいと両脚をあげて蹴りを繰り出した。 しかし脚先は、虚しく宙を掻くばかりだった。 しかも脚を上げたことで、自ら体勢を悪くした。 そのまま床に、引き摺り下ろされたのだ。 前に回っていたひと

  • 単独旅行記Ⅶ(054)

    み「『槍の間』?」ハ「『玄関番が常時二~三名詰めており、緊急事態に備えていた部屋』とあるな」み「鎧、着てか?」ハ「あれは、飾ったあるだけやろ。 あんなん着とったら、敵が来る前にへたばってまうがな」み「『通り畳』って何?」ハ「書いたあるやないか。

  • 由美と美弥子 3860

    跳び箱の持ち手の隙間から入る光が、怒張した陰茎を縞模様に浮かびあがらせていた。 脈打っている。 すぐに触るのは危険だ。 あっという間に射精してしまうだろう。 昂奮に慣れるまでは、過度の刺激をしないこと。 これが、オナニーを時間を掛けて楽しむコツだ。

  • 由美と美弥子 3859

    侑人が向かったのは、体育館脇にある用具室だった。 バスケットボールの入った籠や、跳び箱などが所狭しと置かれている。 もちろん昼休みの今は、ボールを持ち出す生徒などの出入りもあるだろう。 しかし、完全な死角があるのだ。 跳び箱だ。 間の隙間ではない。

  • 由美と美弥子 3858

    ■ 昼休み。 侑人はひとり、教室を出た。 廊下に出ても、教室の喧噪が追ってきた。 名門と呼ばれる男子中学だったが……。 中に入ってみれば、ただの子供の集まりだった。 しかし、ほんの少し前までは……。 侑人もその中のひとりとして、何の疑問も持たずに

  • 由美と美弥子 3857

    「ほんとはお尻に入れて、三連になりたいところだけど……。 お尻の穴はトレーニングが必要だから、まだ止めときましょう」 万里亜のディルドゥは、美咲の尻の狭間に差し入れられていた。 万里亜の腰が、薫の尻の後退と同時に突きあがる。 サンドイッチされた美咲の

  • 目次・ⅩⅩⅩⅩⅠ

    目次・ⅩⅩⅩⅩⅠ(3756~)第384章:アンドロギュノス【美咲】現在/万里亜のマンション3857 3856 3855 3854 38533852 3851 3850 3849 38483847 3846 3845 3844 38433842 3841 3840 3839 3838第383章:二人乗り

  • 由美と美弥子 3856

    「万里亜さん……。 このままイッチャっていいですか?」「いいわよ。 でも、手を使っちゃダメだからね」「大丈夫です。 アナルの感覚だけでイケます。 こんな絵、見ながらですから」 鏡に映る薫の顔は、半分溶け崩れていた。 その背後には美咲、さらにその後

  • 単独旅行記Ⅶ(053)

    み「げ。 また柔道が来た。ハ「西郷四郎やな」み「西郷頼母の養子になったのは……。 維新後だよね」ハ「Wikiによると……。 明治12(1879)年やな」み「もともと、どういう繋がりだったの?」ハ「甥っ子みたいやで。 頼母の長男が、病気で夭折したようや」み

  • 由美と美弥子 3855

    「ふぅ」「入った?」 薫がボブの髪を揺らし、カクカクと頷いた。「動ける?」「ゆっくりなら」「それ、取れる?」「え?」 万里亜が、腕を前方に伸ばした。 指先は、姿見の下部を指し示していた。 キャスター部分が、スケルトンの棚になっていた。 ウェッ

  • 由美と美弥子 3854

    「ぎぃぃ」 天井が見えた。 瞳が裏返りかけていた。「こら、薫。 自分で弄っちゃダメって言ったでしょ」「だってぇ。 美咲さんがエロすぎて」「ふふ。 確かに、この画はちょっと酷かもね。 いいわ。 美咲さんのディルドゥ、入れていいわよ。 お尻に。

  • コメントログ268(3841~3850)

    由美と美弥子 3841★Mikiko06/21/2023 06:01:18 AM今日は何の日 6月21日は、『AGEについて考える日』。 AGEを、広く一般に啓発することを目的に設立され、医師やエイジングケアに関連する取り組みを展開してる……。 企業や団体などで構成される『AGE測定推進協会』

  • 由美と美弥子 3853

    「薫くん。 鏡、持ってきて」 万里亜が、部屋隅を指差した。 薫は猫族のような身のこなしで、部屋隅の暗がりに走った。 再び、明かりの下に戻った薫は、大きな姿見を押して来ていた。 キャスターの付いた、縦型のスタンドミラーだった。「ここ」 万里亜が指

  • 由美と美弥子 3852

    「ほうら、ぜんぶ入った。 どう?」「どうって言われても……」「痛くないわよね」「それは……。 大丈夫」「密着感があるでしょ。 体内に装着する方は、動かす必要がないっていうか……。 むしろ、動かないようにしたいわけ。 だから、ああいう屈曲したフォル

  • 由美と美弥子 3851

    「動かないでね」 万里亜は、ディルドゥを直線近くまで伸ばした。 そのまま、短部を美咲の性器に向けた。「薫くん、お尻押さえて」 尻たぶに、薫の手の平が埋もれた。 夫以外の男に、裸の尻を掴まれているのだ。 美咲の花芯は、さらに泥濘を溢れ零した。「う

  • 単独旅行記Ⅶ(052)

    み「この三畳間は、いわゆる『取次の間』ってやつかな? 書生なんかが常駐して、客の応対をする間」ハ「家老屋敷に、書生なんかいたんか?」み「知らんけど」み「奥にあるのは、一人用のコタツっぽいな。 会津の冬は寒いからね。 コタツにあたりながら、ここに詰

  • 由美と美弥子 3850

    「あげてください」 美咲の脚は、脹ら脛にかかる上方のベクトルに従った。 脚はどんどんと上がり、股間が開いていく。 薫の目の前で。 薫は、脹ら脛を頭上まで差しあげ、美咲の足裏を肩に下ろした。 股間は、薫に向いて開いていた。 性器が、隠すものなく晒され

  • 由美と美弥子 3849

    「そっちの脚、ここに載せて」 万里亜が指し示したのは、美咲の左脚と薫の右肩だった。「そんな、できないわ」 そんなことをしたら、薫の眼前で股間を開くことになる。「いいこと。 この子を、男と考えちゃダメよ。 サーバントだから。 下男ね。 昔のヨー

  • 由美と美弥子 3848

    万里亜の股間でも、生き物が口を開いていた。 しかも、涎まで流している。 まさに口だ。 その口に、獲物が迎えられる。 パープルのディルドゥの短部が、陰唇に触れた。 ゼリーのごとく揺れた陰唇が、シリコンに吸いついた。 そして……。 咀嚼するように呑み

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