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Mikiko's Room https://mikikosroom.com/

長編レズビアン小説「由美と美弥子」連載中! 「日・月・水・金・土」が投稿日。連載、4,300回超。

赤い花、青い花。黄色い花。ピンクにオレンジ。そして白。様々な色彩の花が、地面を覆い尽くしていた。しかもその花たちは、ひと所に留まってはいなかった。二つ並んで、ほかの花々の間をすり抜けて行く一組。十近く固まって、形を変えながら行進する花の群。この群の前では、ほかの花たちが道を譲っていた。もちろん、おびただしい花邑を縫うようにして進む、たった一つの花もあった。

Mikiko
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2016/03/05

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  • 由美と美弥子 4309

    「今、始まったばかりだから……。 トイレに来る人はいないよ。 いたって、普通のトイレを使うでしょ」 2人が目指すのは、ユニバーサルトイレだった。 主婦に車椅子を押され、エレベーターに向かう。 開いた扉に入った女性が、壁に手を伸ばしたまま、こちらを見て

  • 目次・ⅩⅩⅩⅩⅥ

    目次・ⅩⅩⅩⅩⅥ(4249~)第466章:無花果の咲く部屋【侑人】現在/地域交流施設4309 4308 4307 4306 4305第465章:阿吽【侑人】現在/主婦の部屋4304 43034302 4301 4300 4299 4298第464章:三重奏【侑人】現在/主婦の部屋4297 

  • 由美と美弥子 4308

    そういえば、主婦と一緒に電車に乗るのは始めてかも知れない。 前回は、下りる駅で待ち合わせだったから。 こういうのもいいものだ。 今度、小旅行でもしてみようか。 もちろん、主婦の奢りで。 なにしろ、700万入るのだから。 あっという間に2駅先に着いた。

  • コメントログ314(4301~4305)

    由美と美弥子 4301★Mikiko04/14/2025 05:57:26 AM今日は何の日 4月14日は、『ブラックチョコレートの日』。 乳製品、菓子、食品の製造販売などを手がける『㈱明治/東京都中央区京橋』が制定。 2月14日の「バレンタインデー」、3月14日の「ホワイトデー」に続き…

  • コメントログ

    コメントだけを抜き出したログファイルです。※ファイルサイズが大きいので、携帯からは表示できない可能性があります。314(4301~4305) 313(4291~4300) 312(4281~4290) 311(4271~4280) 310(4261~4270) 309(4251~4260) 308(4241~42

  • 由美と美弥子 4307

    チェーン店のストアではなかった。 おそらく、昔から薬局だったのだろう。 そこが、ドラッグストア風に改装された感じの店だった。 主婦は、その前で立ち止まった。 少し躊躇した様子に見えたが……。 自動ドアが開くと、招かれるように中に消えた。 店の道路

  • 由美と美弥子 4306

    人通りが多くなってきた。 空は綺麗に晴れている。 明るい商店街は、レトロなフィルム写真を見るようだった。 いよいよだ。 ドラッグストアが見えてきた。 ここなら、コンドームと浣腸が一緒に買えるはずだ。 しかし主婦は、その前を素通りした。 どういうつ

  • 由美と美弥子 4305

    ■「エレベーター出たら、ひとりで先に歩いて」「なんでよ?」「連れだって歩いてたら、管理人がヘンに思うかも知れないから」「知ってるでしょ、隣同士だって」「幸恵のお尻を見ながら歩きたいから」「変態ね」「どっちが。 ノーパンのくせに」「あんたのリクエ

  • 由美と美弥子 4304

    しかし、床から見あげる侑人には、ベッドの縁に隠れてしまって、主婦の股間は見えなかった。 侑人は、顔を踏んでいる脹ら脛に手を掛け、手前に引いた。 腰を前に動かしてほしいという意図だった。 主婦はすぐに気づいたようだ。 主婦が腰を煽った。 尻が、ベッド

  • 由美と美弥子 4303

    「AV?」「そんなの持ってないわよ。 普通のドラマ。 イケメン俳優の顔見ながらね」「変態だね」「悪い?」「やってみてよ」「ここで?」「ここで」「そんなに見たい?」「見たい」「だったら、お願いしなさい。 土下座」 侑人は、喜んで主婦の脚元に這い

  • コメントログ313(4291~4300)

    由美と美弥子 4291★Mikiko03/31/2025 05:56:56 AM今日は何の日 3月31日は、『山菜の日』。 山菜料理の『出羽屋/山形県西村山郡西川町』が制定。 日付は、雪の多い山形県西川町では、春の山菜が待ち遠しいこともあり、3月最終日のこの日に……。 「春ですよ」と

  • 由美と美弥子 4302

    引き出しを引いてみる。 がらんとした底に、赤い布がかかっていた。 布地は、中央部が盛りあがっている。 下に何かがあるようだ。 捲ってみる。 侑人の口角が吊りあがった。 自分の嗅覚を褒めてやりたい。 見るのは初めてだが、それが何かははっきりとわかっ

  • 由美と美弥子 4301

    「お化粧、忘れてた」「そんなのいいよ」「下のお化粧。 後で、BBクリーム塗らなきゃ」「そんなとこまで見せるつもり? 捕まっちゃうよ」「万が一のため。 マリリン・モンロー対策」 スカートが捲れあがることを言っているのだろう。 そんなことになる確率よ

  • 由美と美弥子 4300

    侑人は、主婦の手を取った。 そのまま手を引き、寝室に向かう。 クローゼットは、開いたままだった。 扉の裏側に、大きなミラーが貼りつけてある。 アクリル製とかで、落ちても割れないそうだ。 鏡は横幅もあり、画角には主婦と侑人がすっぽりと収まっていた。

  • 由美と美弥子 4299

    「これから買いに行こう。 駅前のドラッグストア」「そんなに欲しけりゃ、自分で買って来なさいよ」「買えないでしょ。 浣腸はともかく、コンドームは。 ほら、服着て。 それとも、裸で行く?」 2人とも裸だった。 それが、主婦の家で過ごすときの定番スタイ

  • 由美と美弥子 4298

    ■ 前回、潤滑ゼリーまで用意しておきながら……。 結局、アナルでの交合は試していなかった。 なんだか、課題を終えられてないような未達感が残っていた。「ねえ。 コンドーム、買ってくれない?」「は?」 この日は土曜日。 友達の家に行くと母親に告げて

  • 由美と美弥子 4297

    主婦の尻が、自ら前後動を始めた。 2本の陰茎は、縦に重なっている。 しかし、少年の陰茎の方が太いので、上からでも2本に見えた。 どちらも白い陰茎だ。 それが、赤黒い主婦の陰唇に呑みこまれている。 陰茎の肌は、膣液を纏ってラメみたいに光っていた。「あ

  • 由美と美弥子 4296

    侑人は陰茎を握ったまま、ソファーに膝で乗りあげた。 しかし少年の脚が、座面に真っ直ぐ伸びている。 この格好では、肛門を責めるのは難しい。 少年の腰の上には、巨大な主婦の尻が据わっている。 マヨネーズのチューブを置いたようだ。 そうだ。 まずは主婦

  • 由美と美弥子 4295

    ショーツは、けっこう際どそうなのもあった。 ひょっとしたら、これも潤いを補うアイテムだったのかも。 いや。 むしろ、ご主人の勃ちを補助するアイテムだったのかも知れない。 なんだかいじらしくなった。 あの主婦らしく、中は綺麗に整頓されていなかった。

  • 由美と美弥子 4294

    「何してんの?」「ちょっと、潤滑」 主婦の瞳に疑問符が浮いていた。 少年の顔は、主婦の顔の向こうに伏せられている。 股間の感覚に夢中になっているようだ。 侑人は少年を指さしながら、声には出さず、“お・し・り”と口を動かした。 しかし、主婦の目の疑問

  • 由美と美弥子 4293

    主婦は顔をうねらせていた。 少年の舌を吸っているのだろう。 少年は、さぞ酒臭いと思うのだが……。 引いている様子には見えなかった。 初めてのキスの興奮の方が大きいのかも知れない。 ま、いいか。 侑人は、少年の真後ろに座りこんだ。 少年の小さな尻

  • コメントログ312(4281~4290)

    由美と美弥子 4281★Mikiko03/17/2025 05:56:38 AM2025年春の選抜高校野球展望① 2025年、春の選抜高校野球は、明日開幕です。 さて、さっそく恒例の、各校の戦力分析を始めたいと思います。 今回は、『ドラフト会議』さんの……。 『2025センバツ出場校のスポー

  • 由美と美弥子 4292

    侑人は少年の脇から起ちあがり、主婦の前に回った。 両手を肩に置き、ソファーへのベクトルをかける。 乗らないと言っておきながら、主婦は素直に従った。 身を捻って座面に仰向くと、両脚を持ちあげた。 しかし、脚の置き場には少年が座っていた。 主婦は片脚を

  • 由美と美弥子 4291

    ■「すごい体験をしたものね」 主婦が、少年の陰茎をいじくりながら嘆声を漏らした。 カウチソファーの上だった。 少年が真ん中。 主婦と侑人が、その両脇に寄り添っていた。 少年が話している間、主婦はずっと少年の陰茎を弄んでいた。 少年はずっと、侑人の

  • 由美と美弥子 4290

    「あっふぅ。 あぁいぃ」 しずくが、ボクの胸に滴った。 温かい滴だった。 天井から落ちたものじゃなかった。 奥さんの顎の先からだ。 奥さんの胸のあわいにも、幾筋もの汗の川が流れている。 その川を挟んで、赤黒い乳首を実らせた乳房が垂れ下がって揺れて

  • 由美と美弥子 4289

    ■ 夢で洞窟を彷徨っていた。 腰まで水に浸かり、歩けない脚で懸命に身体を進める。 頭上の岩から、滴が雨のように滴ってくる。 顔をあげる。 滴が額を打つ。「う」 見あげてたのは、岩じゃなかった。 保養所の大浴場の天井だ。 再び滴が額に落ちる。

  • 由美と美弥子 4288

    「おぉぉ」 老人の両手が、ボクの頭を挟んだ。 猛禽の鉤爪に掴まれたようだった。 老人が腰を前後に振り始めた。「おご。 ごっ」 口中をペニスが擦過する。「我慢できない。 わたしもいただいちゃお」 奥さんが老人の後ろに回り、両脚の間を潜った。

  • 由美と美弥子 4287

    老人の股間から、ペニスが鎌首をもたげていた。 大きな頭の毒蛇のようだった。「まぁ、そんなになったの見るの、何年ぶりかしら」「ほしいか?」「なんてこと言うの、ハルマの前で」「ほー。 それじゃこれは、ハルマにやるかな」 老人は、その場に起ちあがった

  • 由美と美弥子 4286

    「わたしにも、ハルマ洗わせて」 奥さんは、ボクの傍らに膝を着いた。 鏡の下のカウンターに手を伸ばし、ボディソープをタオルに絞った。 タオルを泡立てながらボクに向き直り、にじり寄ってきた。 もう我慢できなかった。 ペニスが茹で卵の殻を剥くように、きょ

  • 由美と美弥子 4285

    ■ 目が覚めると、ボクは天井を見あげていた。 仰向いている。 天井には、無数の湯気のしたたり。 そうか。 ここはまだ、あの風呂の中だ。 ボクの傍らに老人があぐらをかいている。 ボクの身体は、老人の手によって泡だらけになっていた。「お、目が覚めた

  • 由美と美弥子 4284

    「しかも、おまえには素質がある」「え?」「男同士のだよ。 実はわが社には、その気風があってね。 はは。 男の社員同士でここに来て、よく楽しんだものさ。 そんなに勃ってしまってたら、一旦抜かないと落ち着かないだろ。 わたしがやってやろう。 脚、開い

  • 由美と美弥子 4283

    老人が後ろに回り、車椅子を押してくれた。 脱衣所と洗い場の間に、段差はなかった。 車椅子は、何の障壁もなく洗い場に進んだ。 老人は車椅子を湯船の際まで付けると、カランの並ぶ壁際から桶を持って戻った。 しゃがんで湯船から湯を汲み、自らの身体に流す。

  • コメントログ311(4271~4280)

    由美と美弥子 4271★Mikiko03/03/2025 05:45:56 AM今日は何の日 3月3日は、『骨の健康デー』。 乳酸菌飲料カルピスで培った長年の菌研究から、さまざまな健康に役立つ製品を開発、提供する……。 『カルピス健康通販』を運営する『アサヒグループ食品㈱/東京都墨田

  • 由美と美弥子 4282

    「これに乗り換えてくれないか。 そっちのは、濡れると困るだろ。 こいつは、防水シートに張り替えてあるから。 うちの会長は、風呂からの眺めが好きでね。 脚を悪くしてからも、これに乗って入ってたんだ。 もちろん、わたしか誰かが介助してだがね。 だから、

  • 由美と美弥子 4281

    「ハルマ。 この一週間、どうしてた? わたしのこと、少しは思い出してた?」 奥さんが、車椅子の傍らにしゃがみこんだ。 ボクの顔を覗きこむ。「毎日、思い出してました」「まぁ、嬉しい。 わたしのどこを思い出してたの?」 股間が膨れてきた。 奥さん

  • 由美と美弥子 4280

    保養所は、高台を切り開いたようなところに建っていた。 山を崩したからだろうか、周囲は石垣で囲われていた。 別荘のような一戸建てではなく、小さなホテルみたいだった。 エントランス前に、三段くらいの石張りの階段があった。 タクシーの運転手と老人で、ボク

  • 由美と美弥子 4279

    ■ 翌日、母親の車で熱海に向かった。 母親はネットで、ボクが乗る列車のことを調べたらしい。 その料金に打ちのめされたようで、お礼をどうしようかと悩んでいた。 あの老夫婦は、そんなこと望んでないって言ったんだけどね。 母親もそれはわかってるみたいなん

  • 由美と美弥子 4278

    ■ 翌日の停車駅で、ボクはトワイライトエクスプレスを降りた。 ホームには、母親が迎えに来ていた。 母親は、老夫婦に何度も頭を下げていた。 夫婦は、そのまま列車に戻っていった。 翌週、定期テストが終わった夜、携帯に電話が入った。 あの老人からだった

  • 由美と美弥子 4277

    「あとで……。 また話すから。 1回、抜いてもらえますか? 侑人くんも出しちゃって」 少年は頸を伸ばし、再び侑人の陰茎を咥えた。「呆れた。 こんな子だとは思わなかった。 でもいいわよ。 いっぱい出しちゃって」 主婦は尻をうねらせ始めた。 マヨ

  • 由美と美弥子 4276

    少年の頭が上下に振れた。 リズミカルな吸引は、ほんとに気持ちよさそうだった。 学校で、上級生にされるフェラを思い出した。 男のフェラは、吸引力が強くて気持ちいいんだ。 我慢できない。 侑人は、ソファーの座面に立ちあがった。「オレの、咥えて」 少

  • 由美と美弥子 4275

    ■ 少年の話が、どうやら一区切り付いたようだ。 主婦は、思い出したみたいに缶ビールを煽った。「スゴい体験したのね」 主婦と少年は、ソファーに並んで座っている。 侑人は2人と対面する位置で、センターテーブルに尻を落としていた。 少年の話の途中から、

  • 由美と美弥子 4274

    「う」 陰茎の先が、奥さんの陰裂に咥えこまれた。 亀頭が、熱い泥に包まれたみたいだった。 さっき、ボクの陰茎を熱いって言ってたけど……。 そこが熱く感じるんだから、奥さんの性器はもっと熱いはずだ。 陰茎が、ずぶずぶと呑みこまれていく。 奥さんの尻が

  • 由美と美弥子 4273

    「ふふ。 可愛いお人形さん。 でも、1箇所、可愛くないところがあるわね」 奥さんは、ボクの傍らにしゃがみこんだ。 わざとなんだろうけど、股間が丸見えだった。 白髪交じりの陰毛に埋もれて、グロテスクな赤黒い性器が捲れていた。 奥さんは、ボクの陰茎に手

  • コメントログ310(4261~4270)

    由美と美弥子 4261★Mikiko02/17/2025 05:47:04 AM今日は何の日 2月17日は、『千切り大根(切り干し大根)の日』。 乾燥野菜食品メーカーの『こだま食品㈱/広島県福山市』が制定。 日付は、千切り大根(切り干し大根)の生産が、2月に最盛期を迎えることと……。

  • 由美と美弥子 4272

    「こ」 あぶくを吐くように唇を尖らせたまま、老人の身体が真下に沈んだ。 尻が絨毯でバウンドしたが、老人の瞳は戻らなかった。 そのまま背中が、キャタピラーみたいに床に伸べられていった。 陰茎は、まだ勃起したままだった。 奥さんの体液と自らの精液を纏い

  • ハーレクイン忌/2025

    ハーレクインさんの正確な忌日は、存じあげません。 2018(平成30)年2月10日の入院と同時に、音信不通になってしまわれたので。 で、わたしが勝手に、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」を、忌日とさせてもらったんです。 「ハーレクイン」というハンドルネームが…

  • ハーレクイン・エロマンス

    ハーレクインさんの創作集です。ありがとうハーレクイン忌/2025 精霊馬、2024年 ハーレクイン忌/2024 精霊馬、2023年 ハーレクイン忌/2023 精霊馬、2022年 ハーレクイン忌/2022 精霊馬、2021年 ハーレクイン忌/2021 精霊馬、2020年バージ

  • 由美と美弥子 4271

    老人は腰を使いながら直立し、黒いワイシャツのボタンを外していった。 脱いだワイシャツを、闘牛士のように投げあげた。 ワイシャツは天井近くで翼を広げ、大鴉みたいに羽ばたいた。 下に着ていたのは、いかにも“肌着”という感じの白の半袖シャツだった。 それ

  • 由美と美弥子 4270

    「この変態が。 なんだ、この乳首は」 老人の手が、後ろから乳房を掴んだ。 指の間から、腐肉が食み出ていた。 老人の無骨な指が、乳首を捻りあげた。「あひぃぃ」 奥さんは、再びテーブルに上体を伏せた。 自立できなくなったのだろう。「ほら、しゃんと

  • 由美と美弥子 4269

    老人の両手が、奥さんの胸前に回った。 前開きのワンピースのボタンは、すでに半分外されていた。 さっき、ボクに乳房を見せるため、奥さん自ら外してたんだ。 残りのボタンを下まで外した老人は、さらにワンピースの裾を鷲掴みにした。 引っぱりあげる。 老人の

  • 由美と美弥子 4268

    ビシッ! 再び肉が高鳴った。 張りを失った尻たぶが、ふるふると棚引いた。 おそらく、ボクが気を失ったあと、老人が戻ってきたのだろう。 奥さんには、半ばムリヤリ射精させられたようなものだった。 でも、それで奥さんがこんな罰を受けるのは申し訳ない。

  • 由美と美弥子 4267

    ■「この売女! なんて女だ!」 バシィ!「ひぃぃ」 怒声と悲鳴の狭間を、湿った音が繋いでいた。 景色がゆっくりと降りてきた。 そうか。 ここは、トワイライトエクスプレスの中だ。 バシィ! 湿った音がさらに高まった。 異様な光景が像を結んだ

  • 由美と美弥子 4266

    奥さんは、もう一方の手で、胸のボタンを外し始めた。 花柄のワンピースは、前開きのようだ。 布地の狭間から、濃いピンクのブラジャーが覗いた。 カップは、丸々と膨れていた。 ボタンをみぞおちのあたりまで外した手が、カップを掴んだ。 捲り下ろす。 巨大

  • 由美と美弥子 4265

    「はい、いい子ね」 ブリーフが、足首のズボンに重なった。「シャツも脱いだ方がいいわね。 若いから、飛ぶでしょ。 どのくらい飛ぶ? ひょっとして、天井くらい?」 ボクは頷いた。 実際、部屋の天井まで届いたことがあった。「スゴいわね。 うちの人な

  • 由美と美弥子 4264

    「あ」 奥さんの手は太腿でとどまらず、股間まで這いのぼった。 慌てて奥さんの手を押さえる。 奥さんの手の下で、布地に包まれたペニスが、むくむくと膨らんでしまうのがわかった。「手をどけて」 奥さんは、顎を突き出すようにしてボクを見あげた。 唇が油を

  • 由美と美弥子 4263

    「あの人、ちょっとヘンでしょ」「え?」「少しボケて来てるのよ。 でも、それが自分で理解できないのね。 だから、わたしの方がボケたって思いこんでる。 ちゃんとわかってるわよ。 あなたが、ハルマじゃないってことくらい。 でも、こうしていると、ほんとにハ

  • コメントログ309(4251~4260)

    由美と美弥子 4251★Mikiko02/03/2025 05:53:43 AM今日は何の日 2025年2月3日は、『立春』。 「立春(りっしゅん)」は……。 「二十四節気」の一つで、第1番目にあたります。 現在広まってる定気法では……。 太陽黄経が315度のときで、2月4日ころ。 「立春

  • 由美と美弥子 4262

    客室内は、まるで高級ホテルのようだった。 しかも、片側一面には大きな窓が連なっている。 動き出したら、この窓の景色が流れていくわけだ。 走る高級ホテル。 わくわくした。 明日、降りなければならないのが、ほんとに残念だった。「えーっと、キミ。 う

  • 由美と美弥子 4261

    老人の視線の先をたどると……。 花柄のワンピースを着た女性が、こっちに歩いて来てた。 胸前で、お茶のペットボトルを2本抱えてる。 とても60過ぎには見えない、華やかな雰囲気の女性だった。 でも途中から、その歩みが忍び足みたいに変わった。 笑顔が消え、

  • 由美と美弥子 4260

    ようやく電話が終わり、老人が携帯を差し出した。 通話は、まだ切れていなかった。 母親から、くれぐれも迷惑を掛けないようにと念を押された。 それから、明日停まる駅には、母親が迎えに来るって。 ボクだけ引き取って、老人夫妻には旅行を続けてもらうつもりだ

  • 由美と美弥子 4259

    「今日は、妻と一緒なんだが……。 ほんとは、孫も乗る予定だったんだ。 でも、乗れなくなってね。 だけどその切符……。 キャンセルしないで、持って来てるんだよ」「え、どうして? 子供料金でも、何十万もするでしょ?」「実はね……。 亡くなったんだよ。

  • 由美と美弥子 4258

    ■ ボクはよく、話がくどいって言われるんだけど……。 でも、ちゃんと順を追って話したいから。 あ、侑人くん、だよね。 学生証見て、キミらしい名前だと思った。 はは。 さっそく脱線しかけた。 ちょっと、ボクのバッグ取ってくれるかな。 あ、ありがとう

  • 由美と美弥子 4257

    ■ 見覚えのある天井のクロス。 一瞬、家にいるのかと思った。 いや違う。 ようやく、頭から靄が晴れてきた。 侑人が見あげている天井は、隣の家のリビングだ。 背中の感触は、毛足の長い絨毯。 床に仰向いているのだ。 傍らに、ソファーの座面が立ちあがっ

  • 由美と美弥子 4256

    「ふぅ。 どう? 女の人の中は。 感想くらい言って」「気持ちいい」「でしょう。 おばさんも気持ちいいわ。 この状態で射精すれば、みごと童貞は卒業ってこと。 じゃ、いくわよ。 いつでも出していいからね。 でも、出るときはそう言って。 出るって」

  • 由美と美弥子 4255

    「じゃ、ここに寝て」 見あげると、少年はすでに着衣を失っていた。「脚、持ちあげてやって」 少年の両脚を束ね、ソファーに載せる。 少年は自ら上体を捻り、座面に仰向いた。 肋の浮いた白い胴体。 人形みたいだった。 しかし一箇所、人形にはあってはなら

  • 由美と美弥子 4254

    主婦の片脚を、ソファーに載せる。 少年の腰が、丁度いい突っかえになった。 股間に、にじり寄る。 陰茎を倒し、大陰唇の精液を亀頭に塗り着ける。 取り切れなかった精液は、指の腹でこそげて陰裂に落としこんだ。 亀頭をその奈落に向ける。 主婦は、寄り目に

  • 由美と美弥子 4253

    「あらあら。 まだ入ってないのに。 もったいない」 主婦は身を反転させ、少年と向き合ってしゃがみこんだ。 陰茎を鑞涙のように伝う精液を、手で扱き取った。「濃いわ。 この子の。 でも、昨日より量が少ないわね。 昨日なんて、口いっぱいになったのよ」

  • コメントログ308(4241~4250)

    由美と美弥子 4241★Mikiko01/20/2025 05:50:37 AM今日は何の日 2025年1月20日は、『大寒』。 「大寒(だいかん)」は、「二十四節気」の一つで……。 第24番目にあたります。 現在広まってる定気法では……。 太陽黄経が300度のときで、1月20日ころ。 「大寒

  • 由美と美弥子 4252

    「布地で擦れちゃうのよね。 じゃ、自由にしてあげましょう」 主婦が、ブリーフに両手を掛ける。 侑人は、少年の腕ごとしっかりと抱きしめた。 やはり少年は、脚を動かせないようだ。 この状態では、抵抗のしようがない。 主婦の手が、ブリーフを引き下げる。

  • 由美と美弥子 4251

    「相変わらず、呆れるほど手際がいいわね」「脱ぎ慣れてるんで。 休み時間、短いから」「呆れた学校でしょ。 10分の休み時間中に、3人くらいフェラ抜きするんだって。 体育用具室で。 しかも、最後はちゃんと自分も射精するのよ。 異常よね」 主婦は、しゃべ

  • 由美と美弥子 4250

    「ふふ。 子供みたいな身体なのに……。 背中にあたってる。 おちんこ。 ビンビン」 全裸の中年女が、制服姿の少年を背負っている。 異様に扇情的な光景だった。 侑人の陰茎も、ブリーフの中で硬直していた。「あの……。 あんまり揺らさないで」「ふふ

  • 由美と美弥子 4249

    ■ ほどなくして、主婦が廊下に姿を現した。 驚くことではないが、全裸だった。 しかし主婦の方は、少しは驚いたようだ。 当然だろう。「あらやだ。 お客さんならそう言ってよ」「覚えてない? 昨日のトイレの子」「あ……。 でも、どうして?」「学生証

  • 携帯端末用目次

    携帯端末用目次目次・ⅩⅩⅩⅩⅥ(4249~)目次・ⅩⅩⅩⅩⅤ(4154~4248)目次・ⅩⅩⅩⅩⅣ(4055~4153)目次・ⅩⅩⅩⅩⅢ(3956~4054)目次・ⅩⅩⅩⅩⅡ(3858~3955)目次・ⅩⅩⅩⅩⅠ(3756~3857)目次・ⅩⅩⅩⅩ(3659~3755)目次・ⅩⅩⅩⅨ(355

  • 由美と美弥子 4248

    「待って。 今の時間、電車、わりと混むでしょ。 福祉タクシー、呼ぶから。 場所、どこ? あの人の家の」 侑人は、マンションの最寄り駅を告げた。 少年は、侑人のバッグ下の自分のカバンからスマホを取り出した。「あ、はい。 英信中学の前です」 普段

  • 目次・ⅩⅩⅩⅩⅤ

    目次・ⅩⅩⅩⅩⅤ(4154~)第454章:悪因悪果【侑人】現在/侑人の中学校4248 4247 4246 4245第453章:安全痴帯【侑人】現在/侑人のマンション4244第452章:自由からの逃走【侑人】現在/地域交流施設4243 4242 4241第451章:コミュセンの使い方

  • 由美と美弥子 4247

    どういうつもりだろう。 しかし、落とし物をわざわざ届けてくれた相手だ。 無下にするわけにもいかない。 少年の腕にバッグを委ねる。 少年は車椅子を回し、再び背中を向けた。 ハンドルに手を掛ける。 さらさらの髪。 昨日のことが、まざまざと蘇った。

  • 由美と美弥子 4246

    授業が終わり、帰り支度をしているときだった。 校内放送で、学校事務の窓口に呼び出された。 名指しだった。 いったいなんだろう。 バッグを持って、1階の窓口に向かった。 大した用でなければ、そのまま帰るつもりだった。「あ」 窓口前の廊下に車椅子が

  • 由美と美弥子 4245

    ■「無い」 侑人は廊下から抱えてきた衣服を、リビングのソファーに広げていた。 主婦がキッチンから戻ってきた。「何が無いのよ?」 全裸のままだった。 手には、缶ビールを持っていた。「生徒手帳。 学生証が入ってる」「カバンじゃないの?」「胸ポケ

  • 由美と美弥子 4244

    ■ そのことに気がついたのは、マンションに戻って、主婦の部屋で一戦交えた後だった。◆ 公衆トイレで全裸になりながら、射精まで至らずに中断を余儀なくされていた。 その後は、露出プレイを楽しむ余裕などなかった。 一刻も早く、主婦の胎内に放精したかった

  • 由美と美弥子 4243

    主婦の口角が切れあがった。 少年のズボンの前立てから、主婦の手が現れた。 手には、ピンク色の異物が握られていた。 生まれたての、毛の生えていないネズミのような色だった。 むろん、ネズミの胎児などではない。 少年の男性器だ。「あら、驚いた」 主婦

  • コメントログ307(4231~4240)

    由美と美弥子 4231★Mikiko12/30/2024 06:01:25 AM今日は何の日 毎月30日は、『みその日』。 味噌(みそ)に関連する情報の収集や発信などを行う……。 『全国味噌工業協同組合連合会(全味工連)/東京都中央区新川』が、1982(昭和57)年9月に制定。 日付は、「

  • 由美と美弥子 4242

    少年の頭の後ろから見てる侑人にも、主婦の股間が丸見えだった。 もちろん少年にも見えているはずだ。 真っ赤に熟して、イチジクのように爆ぜた性器が。 それでも少年は、懸命にハンドリムに力をこめていた。 主婦の口角があがったように見えた。 主婦の手は、

  • 由美と美弥子 4241

    ■ 驚いて振り返ると、扉が開いていた。 しまった。 すっかり忘れていた。 小学校の総合学習で取材したとき、説明を受けていたのに。 このトイレの扉は、20分だったか、一定の時間が経過すると……。 自動的に開くようになっているのだ。 もちろん、中で利用

  • 由美と美弥子 4240

    侑人は主婦の肩をタップした。 主婦は、すぐに侑人の意図を察したようだ。 唇で扱きあげながら、陰茎を解放した。 外気に触れた陰茎からは、湯気が立ってるように見えた。「寝て」 さほど汚くはないだろうが、トイレの床だ。「あれ、敷く?」 侑人は、洗面

  • 由美と美弥子 4239

    「ぐ……。 ぐぶぶぶ」 押さえた口から、泡が潰れるような音が漏れ出た。「が」 主婦の身体が硬直した。 見あげると、主婦の眼球から瞳が消えていた。 立ったまま喪神したのだ。 主婦の膝が折れた。 抱き抑えようとしたが無理だった。 侑人よりずっと重

  • 由美と美弥子 4238

    侑人は主婦の後ろから抱きつき、両手を前に回した。 持ち重りのする乳房を持ちあげながら、乳首を指先で摘まむ。 捻る。「ふぅぅん」 主婦がたちまち裏返った声をあげた。「声は注意して。 たぶん、廊下に聞こえるから」 主婦は、唇を噛むように頷いた。

  • 由美と美弥子 4237

    「脱いで」「え?」「ほら、鏡もある」 入った左手に洗面台があった。 その上に、大きな鏡が付いていた。 鏡には、侑人と主婦が映っている。 主婦は、能面のような顔をしていた。 どうやらスイッチが入ったようだ。 明らかに興奮しているときの顔だった。

  • 由美と美弥子 4236

    「ちょっと止まって」 入口脇のホワイトボードに、施設の使用状況が書いてある。 会議などで使う人が、ここで会場を確認するのだろう。 4階には、何の予定も入っていなかった。「エレベーターに乗って。 4階」「わけわかんない」 主婦はそれでも、素直に車椅

  • 由美と美弥子 4235

    ■ 喫茶店を出ると、日差しがまともに顔を射た。 主婦は額に手を翳し、まぶしそうに目を細めた。「どこ行くの?」「すぐそこ」 喫茶店から、駅を離れる方向に少し行くと、キューブ型の白い建物があった。 この地域のコミュニティセンターだった。 小学校の総

  • 由美と美弥子 4234

    「……」 主婦は、恨むような目を侑人に向けていた。 その瞳が、上まぶたに迫りあがっていく。 喪神しかけているのだ。 椅子から転げ落ちられでもしたら大ごとだ。 侑人は、リコーダーを引いた。 刺激を断ち切られた主婦の瞳が、白目の真ん中に戻った。 さら

  • 由美と美弥子 4233

    注文した料理は、思いのほか早く届いた。 ランチタイムにとっては、それも大事な要素なのだろうが。 侑人は、再び戻っていく女性の尻を凝視した。 陰茎が、ブリーフの中で捩れていた。 腰を捻って位置を直す。「食べていいわよ」 主婦はミックスサンドの皿を

  • コメントログ306(4221~4230)

    由美と美弥子 4221★Mikiko12/16/2024 06:18:39 AM今日は何の日 12月16日と6月16日は、『カビ取るデー』。 汚れもニオイも、スッキリきれいにできる洗濯槽クリーナー「カビトルネード」を販売する……。 『㈱リベルタ/東京都渋谷区桜丘町』が制定。↑クリックす

  • 由美と美弥子 4232

    「どこ行くの?」「お昼、食べてないよね?」「そう言われてたから」「じゃ、まず腹ごしらえ。 でも、ランチとかやってそうなお店、あんまりなさそうだね」 駅前から見えるのは、信用金庫と小さな郵便局、クリーニング店くらいだった。 オフィスビルなんかはないの

  • ★゚・*:.。.:*・゜あけましておめでとうございます ゚・*:.。.:*・゚★

    『Mikiko's Room』管理人、Mikikoでございます。 旧年中は、大変お世話になりました。m(_ _)m この冬は、ラニーニャ現象のせいで、気温が低く雪も多いとの予報です。 確かに、道路の温度計も、12月前半から、2℃とかの表示が出てました。 お天気は安定して悪く、

  • Mikikoのひとりごと

    Mikikoのお話、聞いてちょーだい!2025年/あけましておめでとうございます 連載4000回 ありがとうございます 2024年/あけましておめでとうございます わたしの食生活・平日編(10kg痩せた!) 15周年 ありがとうございます 2023年/あけましておめでとう

  • 由美と美弥子 4231

    ■ 定期テストの最終日だった。 テストは午前中で終わった。 成績は散々だろうが、進学が危ぶまれるほどではないはずだ。 ま、どうしてもついて行けなくなったら……。 高校は、もう少し楽なところに変わってもいい。 この日のことは、あらかじめ主婦には告げ

  • 由美と美弥子 4230

    化粧台が目に入った。 侑人は、そこから椅子を運んできた。 スツールのようなものではなく……。 小さいが、ちゃんと背もたれが付いていた。 鏡の前に据える。「座って」 主婦は素直に腰を下ろした。「見えないわよ」「脚、あげなきゃ。 後ろから持って

  • 由美と美弥子 4229

    「立たせて」 前腕を掴み、引っぱりあげる。 主婦は自らも脚を踏ん張り、侑人に助勢した。 起ちあがった主婦は、今度は抱きついてはこなかった。 また同じことになると思ったのかも知れない。「寝室に鏡があるの。 連れてって」 主婦は侑人の腕を取ると、し

  • 由美と美弥子 4228

    陰唇の下端を零れた膣液が、会陰を伝っていた。 いくらウォータープルーフでも、最初から濡れているところには濡れないだろう。 侑人は主婦の傍らから、自らのブリーフを拾いあげた。 会陰に押しつける。「あひぃぃ」「気分、出し過ぎ」「い、いじわる……」「

  • 由美と美弥子 4227

    侑人はキャップを外し、チューブの腹を押してみた。 先端から、結滞なくクリームが押し出された。 長いこと使ってないとのことだったが、変質はしていないようだ。 濃いめの肌色のクリームだった。 指先に少し掬い、大陰唇に置いてみた。 少しずつ広げる。「ほ

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