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長編レズビアン小説「由美と美弥子」連載中! 「日・月・水・金・土」が投稿日。連載、4,300回超。

赤い花、青い花。黄色い花。ピンクにオレンジ。そして白。様々な色彩の花が、地面を覆い尽くしていた。しかもその花たちは、ひと所に留まってはいなかった。二つ並んで、ほかの花々の間をすり抜けて行く一組。十近く固まって、形を変えながら行進する花の群。この群の前では、ほかの花たちが道を譲っていた。もちろん、おびただしい花邑を縫うようにして進む、たった一つの花もあった。

Mikiko
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2016/03/05

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  • 由美と美弥子 4122

    翔太は、風船人形が萎むようにその場に沈んでいった。 尻は床に落ちたが、背中がソファーの縁に支えられ、上体は起きていた。 見開いた真っ白な眼球が、何かを訴えるみたいに主婦の顔を射貫いている。 主婦は、テーブルの上まで顔を乗り出していた。 翔太の股間を

  • 単独旅行記Ⅶ(105)

    ハ「新潟クボタやて。 さすが農業県やな」 後ろの球形なのは、ガスタンクでしょうか? 一瞬、タンクがズタボロに破けてるのかと思いました。 ↓でもよく見ると、SLの絵でした。 調べたら、この新潟クボタは……。 新潟市秋葉区にある新潟中央サービスセンタ

  • 由美と美弥子 4121

    熱い小蛇を口に含む。 唾液を満遍なく絡ませ、挿出を始める。 主婦を横目で見ると、前傾姿勢のままガン見していた。 さっきまで顔を覆っていた布地を、股間部に押しつけている。 半分、オナニーしてるんじゃないだろうか。 顔はもう、センターテーブルの上まで突

  • 由美と美弥子 4120

    翔太が踏み脱いだズボンを手繰りあげ、ソファーに放る。 しかし、ワイシャツの裾が、股間部を隠してしまっていた。「上、脱いで」 翔太が、上の方からシャツのボタンを外す。 侑人は、下の方から手伝った。 ほどなく半袖のスクールシャツは、ズボンの後を追って

  • 由美と美弥子 4119

    「学校、早引け?」「いえ。 最後の授業がカットになって」「そう。 それでヒマな主婦を訪ねてきた。 友達連れて。 中学生として、普通じゃない発想よね。 何か魂胆があるんでしょ」「実はお詫びに」「ほほ。 確かにキミには、詫びてもらいたいことが山ほど

  • 由美と美弥子 4118

    主婦に続いて、框をあがる。 スリッパを出してくれなかったので、靴下裸足のまま主婦に続く。 主婦は、2人をリビングに先導した。「教育上、良くないわね」 ソファーセットのセンターテーブルには、缶ビールとナッツボウル。 グラスは出ていない。 缶からその

  • 由美と美弥子 4117

    「そんなこと頼まれて、いいわよって言う主婦いるの?」「それが成り行きなんじゃん。 でも、昼間から飲んでるようなおばさんなんだから……。 可能性は十分ありだよ」「オレ、もう勃ってきたよ」「我慢しろよ。 不妊症だから、中に出し放題だぜ」 マンションに

  • 単独旅行記Ⅶ(104)

    み「うーむ。 のどかな景色じゃ」ハ「えらい豪邸があるがな」み「あれって、鶏舎じゃないの?」ハ「2階建てやで」み「2階は昔、蚕を飼ってたんじゃないのかな」ハ「養鶏に養蚕。 田んぼもやっとったわけやな。 大変やで」み「もちろん、1人や2人で出来るわけ

  • 由美と美弥子 4116

    ■「やっぱりマンションって、いいよな。 パラダイスじゃん」 翔太は、心底うらやましそうに侑人を見あげた。 学校帰りだった。 この日は、最後の6時限目の授業が中止になった。 教科を担当する教師が、親族に不幸があったとかで早退したのだ。 急なことで、

  • 由美と美弥子 4115

    「いえ。 やっぱり中で出したいです」「ふふ。 こればっかりは不妊症の特権ね。 避妊が要らないんだから。 体位はどうするの? 後ろから?」「いえ、正常位で」「ほんとに中学生かしら」 主婦は風呂椅子を脇に押しやると、鏡に頭を向けてバスマットに仰向い

  • 由美と美弥子 4114

    侑人は主婦の背中に貼りつき、片手を前に回した。 腹部の括れを乗り越え、股間に指を伸ばす。 火照っていた。 湯に浸かっていた温度ではない。 明らかに自ら熱を放っている。「く」 指先が硬い突起に触れた。 クリトリスが、取れそうなほど尖っていた。「

  • 由美と美弥子 4113

    「大丈夫ですか?」「いろんなことがあったから。 身体より、脳の方が容量オーバーみたい。 夜寝てて、子供が出来ないこととか、いろいろ考えてると……。 ときどきこんなふうになるの」「そういうときは、オナニーするんじゃないですか?」「ほほ。 よくわかるわ

  • コメントログ294(4101~4110)

    由美と美弥子 4101★Mikiko07/01/2024 05:46:17 AM今日は何の日 7月1日は、『いいWAの日』。 『(社)インクルーシブワールド協会/神奈川県藤沢市』が制定。 インクルーシブとは、年齢、性別、国籍、人種、障がいの有無など、様々な事柄で……。 「分け隔てをし

  • 由美と美弥子 4112

    「人とお風呂に入るなんて、何年ぶりかしら」「もちろん最後は、ご主人とですよね」「そうよ。 確かに若いころは、この格好で入ったものだわ」「ご主人、おっぱい、こうしたでしょ?」 侑人は、主婦の脇から両手を伸ばし、乳房を掬った。「懐かしいわね、この感覚

  • 単独旅行記Ⅶ(103)

    み「初夏の川だ。 いいねー。 でも、どうしても冬景色を想像してしまう」ハ「そればっかしや」み「あれ? 河川敷の砂利に、轍(わだち)があったよね。 何だろ?」ハ「通り過ぎたがな」 ここで、時間をちょっと巻き戻します。 ↓この2本の轍です。 車に

  • 由美と美弥子 4111

    「嬉しいわ。 こんなおばちゃんに興奮してくれて。 お湯足すから、一緒に入ろう」 主婦は、壁に立てかけてあったラバーマットを床に敷くと、身を屈めて水栓を捻った。 侑人はその後ろから抱きついた。 両手を前に回し、垂れた乳房を包む。 興奮していないような

  • 由美と美弥子 4110

    主婦はサッシ窓を開けると、バスタオルを畳んで入り口に敷いた。「ここに乗って。 足拭くから」 侑人がバスタオルに載ると、主婦は後ろにしゃがみこみ、侑人の足をタオルに包んだ。「こんな日が来るなんてね。 なんだか若返りそうだわ。 もういいわよ。 カ

  • 由美と美弥子 4109

    ■ 雨が降っていた。 いや。 今日はずっと晴れていたはずだ。 そうか……。 ようやく記憶が戻ってきた。 ここはまだ、あの主婦の家のベランダだ。 主婦が、侑人の脇にしゃがみこんでいた。 さっきまでと同じ、全裸のままだった。 主婦の手には、散水ノズ

  • 由美と美弥子 4108

    主婦は、両腕で侑人の脚を掬いあげた。 侑人は、おしめを替えられる体勢を取らされた。 主婦は、折りたたんだ両膝を侑人の腿の外側に進めた。 オーソドックスな正常位の体勢だった。 しかし、男女が上下逆だ。 陰茎に主婦の指が絡んだ。「熱っつい。 若いわ

  • 由美と美弥子 4107

    「ふふ。 おトイレの用意が出来たわね。 でも若いわ。 ずーっと勃てっぱなしなんだから」 主婦は侑人の顔を跨ぎ、腰を沈めた。 和式便器を使う体勢だった。 眼前に股間が迫った。 クリトリスが、鼓動しそうなほど突き出ていた。 陰唇が蛭のように膨れ、捲れ

  • 単独旅行記Ⅶ(102)

    み「植物の天下だね。 今、人間の生活圏に侵入してくる野生動物が問題になってるじゃない」ハ「最たるもんは、熊やろ。 あと、屋根裏に入りこむハクビシンとかやな」み「でも空き家とか、人の手が入らなくなると……。 いち早く侵入してくるのは、植物なのよ。 わ

  • 由美と美弥子 4106

    侑人は主婦の手を取った。 主婦は自ら起ちあがった。 凹凸が際立ち、ボリュームのある体型だった。 侑人は我慢できずに抱きついた。 乳房に顔を埋め、乳首を咥える。 明らかに凝っていた。 主婦の手が、侑人の陰茎に伸びた。 掴まれた陰茎が、ベランダに向け

  • 由美と美弥子 4105

    ■ 侑人は、主婦が出してくれた缶コーヒーを飲み干した。 さすがに咽喉が乾いていた。 主婦の両眼はすでに閉じられていたが、まだ目を覚ましそうな気配はなかった。 侑人はセンターテーブルから、主婦が飲みさした缶ビールを取りあげた。 背もたれに仰向いた主婦

  • 由美と美弥子 4104

    「自分で持ってくれます?」「そんなに見たいの? 可愛い坊や」 主婦は、侑人の手の下から自らの膝裏を掬った。 侑人が手を離すと、脚はさらに左右に開かれた。 脂肪が段をなす腹部の下で、股間が隠すものもなく晒されていた。 そこは、広範囲に陰毛に覆われてい

  • 由美と美弥子 4103

    主婦は乳房を持ちあげてみせた。 柔らかそうな乳房だった。 乳首は茶色かった。 母親の乳首より小さいのは、授乳経験がないからだろうか。 しかしその乳首は、明らかに勃起していた。「綺麗です」「そう? まだイケてる? そうよね。 男は嘘をつけないも

  • コメントログ293(4091~4100)

    由美と美弥子 4091★Mikiko06/17/2024 05:29:27 AM今日は何の日 6月17日は、『オトのハコブネの日』。 「オトのハコブネ実行委員会」が制定。 「オトのハコブネ」は、ニッポン放送の番組『魔法のラジオ』のパーソナリティーで……。 フルート奏者の横田美穂氏を中

  • 由美と美弥子 4102

    「もちろんです。 でも、あんまり弄られると出ちゃうかも」「童貞なんだから仕方ないわよ。 でも早いかわりに、何回でもいけるんじゃない?」「1日10回くらいいけます」「それはやりすぎよ。 痛くなっちゃうでしょ」「大丈夫。 口でやってもらってるから」「ち

  • 単独旅行記Ⅶ(101)

    み「美しき田園風景じゃ。 でも絶対、冬はタイヘン」ハ「夏は暑いやろしな。 どっちゃの方角から吹く風も……。 山からの吹き下ろしになる。 常時、フェーン現象や」み「会津に幸あれ……」み「これよこれ。 トンネル。 こうやって、山をショートカットし

  • 由美と美弥子 4101

    スクールシャツに重ねようとしたとき、主婦が手を伸ばしてきた。「それ、ちょうだい」 主婦の手に、白い布地を委ねる。 主婦は布地を引き寄せると、それで鼻を覆った。「いい匂い」 ほんとうの変態なのかも知れない。「続けて」 ベルトを解き、ファスナー

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