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Mikiko's Room https://mikikosroom.com/

長編レズビアン小説「由美と美弥子」連載中! 「日・月・水・金・土」が投稿日。連載、4,300回超。

赤い花、青い花。黄色い花。ピンクにオレンジ。そして白。様々な色彩の花が、地面を覆い尽くしていた。しかもその花たちは、ひと所に留まってはいなかった。二つ並んで、ほかの花々の間をすり抜けて行く一組。十近く固まって、形を変えながら行進する花の群。この群の前では、ほかの花たちが道を譲っていた。もちろん、おびただしい花邑を縫うようにして進む、たった一つの花もあった。

Mikiko
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2016/03/05

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  • 由美と美弥子 4360

    「ちっちゃい穴ね。 ほんとに入るかしら」 ゼリーを盛りあげた主婦の指が、侑人の肛門に届いた。「ひ」「じっとして」 ぬるぬるした感触が、尻の割れ目まで流れた。 バスローブを敷いたのは正解のようだ。「あ、ちょっと待った。 しっかり記録しなきゃ。

  • 由美と美弥子 4359

    「塗ってあげて」 主婦は侑人にゼリーのチューブを放ると、ベッドカバーを外し始めた。 侑人は、翔太の前にしゃがみこんだ。 ゴムの帽子を被った小ぶりな陰茎が、精一杯背伸びをするみたいに勃ちあがっていた。 手の平にゼリーを繰り出す。 翔太の陰茎を包むよう

  • 目次・ⅩⅩⅩⅩⅦ

    目次・ⅩⅩⅩⅩⅦ(4350~)第474章:結ばれる日【侑人】現在/主婦の部屋43594358 4357 4356 4355 4354第473章:初めての体験【侑人】現在/主婦の部屋4353 4352 4351 4350目次・ⅩⅩⅩⅩⅥ(4249~4349) <TOP> 目次・Ⅰ(0001~0096

  • 由美と美弥子 4358

    「はい、出来たわ」 主婦が翔太の前から捌けた。 翔太の陰茎はゴムに包まれていたが……。 身に合わない服を着せられた子供みたいだった。 ゴムに皺が寄っている。 抜けてしまわないだろうか。 主婦も、同じことを感じたようだ。「あんまりピストン出来なさそ

  • コメントログ319(4351~4355)

    由美と美弥子 4351★Mikiko06/23/2025 05:55:13 AM今日は何の日 6月23日は、『ドラベ症候群の日』。 乳幼児期に発症する、難治てんかんの「ドラベ症候群」。 この難病の患者や家族で構成される『ドラベ症候群患者家族会』が制定。 日付は、世界各国で設立されて

  • コメントログ

    コメントだけを抜き出したログファイルです。※ファイルサイズが大きいので、携帯からは表示できない可能性があります。319(4351~4355) 318(4341~4350) 317(4331~4340) 316(4321~4330) 315(4311~4320) 314(4301~4310) 313(4291~43

  • 由美と美弥子 4357

    「侑くん? 侑くんなの?」 侑人は頷きながら、チュニック、いやミニスカートの裾を持ちあげた。 勃起した陰茎がまろび出る。 そのままスカートを手放した。 布地は陰茎の根元にかかったまま、怒張を隠そうとはしなかった。 主婦が翔太の陰茎を吐き出した。

  • 由美と美弥子 4356

    侑人は鏡を見ないようにしながら、クローゼットの底にある衣装ケースの引き出しを引いた。 一番上に載っているものを、そっと手で包んで取り出す。 ロングストレートのウィッグだった。 地毛の長い女性が着けるには、ネットを被ったりしなければならないようだ。

  • 由美と美弥子 4355

    「ちょっと。 翔ちゃん連れてくるんなら、そう言ってよ」「言ってたら、ちゃんと服着てた?」「着てない」「じゃ、同じじゃん。 翔太、ちょっとここで待ってて。 着替えてくるから」 翔太は、不思議そうに目を丸くしていた。 何で着替える必要があるのかと思っ

  • 由美と美弥子 4354

    ■ アナル感覚に目覚めて以来、侑人の意識にも変化が感じられた。 女っぽくなったのが、自分でもわかる。 それが、仕草や所作にも現れてしまうのだ。 教室で床に落としたシャーペンを拾ったとき、背後に視線を感じた。 振り向くと、翔太だった。「侑くん、女み

  • 由美と美弥子 4353

    スイッチが入った。 羽音のような振動音と共に、異様な感触が腸壁に生じた。 虫に這われるみたいなむず痒さが、腸管から全身に広がっていく。「どう?」 侑人は、かくかくと頷くことしか出来なかった。「何とか言いなさい」「い……。 いぃ」「目覚めちゃっ

  • コメントログ318(4341~4350)

    由美と美弥子 4341★Mikiko06/09/2025 05:51:40 AM今日は何の日 6月9日は、『たまごの日』。 鶏卵の生産と販売を手がける『㈲鈴木養鶏場/愛知県新城市』が制定。 日付は、「卵」という漢字が、数字の「6」と「9」に似て見えることと……。 盛夏を前に、卵を食べ

  • 由美と美弥子 4352

    主婦が、侑人の股間間近に尻を落とした。 箱から引き出したコンドームのパッケージを手で切り、ゴムを取り出す。 バイブの頭に載せると、ゴムを引き下げていく。 バイブは細身なので、ゴムには弛みが出来ていた。 抜けてしまいそうだが、手で押さえれば大丈夫だろ

  • 由美と美弥子 4351

    「ほら、入って」 主婦に背中を突かれ、折り戸を押し開く。 浴槽に湯は入っていなかった。 1人暮らしになってから、湯を張ることは滅多にないそうだ。 シャワーで済ませているとか。 このマンションは元々、1人暮らし用ではない。 ここを売って、もう少し小さい

  • 由美と美弥子 4350

    ■ 内臓が出たのかと思うほどの量だった。 身体が軽くなったみたいだ。 トイレを出ても、廊下に主婦の姿はなかった。 さっき聞いた足音の方向からして、リビングに向かったのだろう。 リビングに戻ると、案の定、主婦の姿はカウチソファーにあった。 缶ビール

  • 携帯端末用目次

    携帯端末用目次目次・ⅩⅩⅩⅩⅦ(4350~)目次・ⅩⅩⅩⅩⅥ(4249~4349)目次・ⅩⅩⅩⅩⅤ(4154~4248)目次・ⅩⅩⅩⅩⅣ(4055~4153)目次・ⅩⅩⅩⅩⅢ(3956~4054)目次・ⅩⅩⅩⅩⅡ(3858~3955)目次・ⅩⅩⅩⅩⅠ(3756~3857)目次・ⅩⅩⅩⅩ(3

  • 目次・ⅩⅩⅩⅩⅥ

    目次・ⅩⅩⅩⅩⅥ(4249~4349)第472章:ナルシスと遠近法【侑人】現在/主婦の部屋4349 4348 4347 4346第471章:赤と白園【侑人】現在/主婦の部屋4345 4344第470章:秘密の花園【侑人】現在/団地内の公園4343 4342 4341 43404339 4338

  • 由美と美弥子 4349

    トイレの傍らにいるせいか、安心感があるのかも知れない。 焦燥を感じなかった。 侑人は、その場に起ちあがった。「ちょっと、外に出てみる」「ウソでしょ」「玄関前に出るだけだから。 見張ってて」 トイレ前の廊下は、そのまま玄関に繋がっている。 たた

  • 由美と美弥子 4348

    主婦の気配が消えた。 浣腸の容器を捨てに行ったのだろう。 このままトイレに籠もって鍵を掛けてしまおうかとも思った。 しかし、主婦の言いなりになって苦痛を耐える方に魅力を感じた。 やはり自分には、Mの気があったということだ。「ほほ。 いい子ちゃんに

  • 由美と美弥子 4347

    上に着せられたのは、ベアトップというアイテムだそうだ。 初めて見た。 幅の広い腹巻きのようだった。 胸から下を覆っている。 伸縮する素材なので、ストラップなどは付いていない。 裏にカップが備わっており、平板な侑人の胸でもわずかに盛りあがって見える。

  • 由美と美弥子 4346

    ■「きのう、いいものが届いたわよ」 主婦がテレビ台の引き出しから、細長い棒状のものを取り出して来た。 近くで見ると、透明の球体が連なるかたちで棒状になっていた。 何かはすぐにわかった。 バイブだ。 しかし、主婦が前から持っているバイブよりは、だい

  • 由美と美弥子 4345

    「ほっほっほ」 主婦が何を笑ったのかはわかる。 陰茎が、布地を押しあげているのだ。「上はむしろ、ざっくりしたのがいいかも。 あ、これでいいか」 主婦は、侑人のトレーナーとカーゴパンツを身に着けていた。 この家に遊びに来ると、すぐに着ているものを交

  • 由美と美弥子 4344

    ■ 以来、侑人はすっかり女装の虜になった。 喜んだのは主婦だった。 着せ替え人形のように、侑人にさまざまなアイテムを着せた。「あったあった」 主婦が、さっきからチェストの最下段を漁っていた。「ほら」 引っ張り出したのは、小さな矩形の布地だった

  • 由美と美弥子 4343

    「感じる?」「微妙」「素質、ないのかな?」 主婦のもう一方の手が、侑人の前に回った。 陰茎を探られる。「ダメじゃん。 すっかり萎んじゃって。 どうしちゃったのよ?」「怖くて」「まだまだお子ちゃまだわね。 アナルはまだ早いってことか。 じゃ、こ

  • コメントログ317(4331~4340)

    由美と美弥子 4331★Mikiko05/26/2025 05:51:48 AM今日は何の日 5月26日は、『空き家の将来を考える日』。 『日本空き家サポート』の名称で、全国47都道府県で空き家管理サービスを提供する……。 『㈱L&F/千葉県千葉市美浜区』が制定。 日付は、日本で初めての

  • 由美と美弥子 4342

    「じゃ、今度はこれね」 主婦はスマホを尻ポケットに戻すと、ポーチを持ちあげてみせた。 手品師のような仕草で中に手を入れ……。 引き出したのは、バイブだった。「公園の木陰でアナルを犯される少年の図。 いいシチュだわ」 主婦はポーチから、今度はコンド

  • 由美と美弥子 4341

    主婦は、生垣の切れ目に踏みこんでいった。 侑人が後に続く。 不思議だった。 服装が入れ替わっただけで、主従まで入れ替わったようだ。 いつもは、侑人が主婦を引っ張り回していたのに。 でも、主婦に引きずられていることに何の違和感もなかった。 思った通

  • 由美と美弥子 4340

    「ふふ。 目が酔ってるみたい」 商店街が終わり、住宅街に入った。 人通りが少なくなった。 なんだか物足りない。 団地が見えてきた。 昭和なデザインの古びたコンクリート棟が連なっている。 その建物を覆うように、樹木がうっそうと繁っていた。 団地内に

  • 由美と美弥子 4339

    「これで隠して」 主婦が、たすき掛けにしていたスマホポーチを外し、侑人に渡した。 ポーチのストラップを、首からネックレスのように下げる。 ポーチはちょうど股間前を覆った。 歩くと左右に揺れるので、手で押さえてなければならなかった。「ヘンじゃない?」

  • 由美と美弥子 4338

    前方から若い男性が歩いてきた。 逃げ場はない。 大学生くらいだろうか。 スマホを見ながら歩いている。 でも、ときどきチラリと視線があがった。 こちらを意識しているようだ。 男性は、主婦の脇をすれ違った。 一瞬だが、視線がはっきりと侑人を向いた。

  • 由美と美弥子 4337

    鏡には侑人の全身が映っていた。 黒髪にダークグリーンのチュニック。 そこから伸びる黒いレギンス。 ベージュのパンプス。 チュニックはすとんとしたシルエットなので、骨格はわからない。 どう見ても少女だった。 その少女の後ろに、ボーイッシュな格好の女

  • 由美と美弥子 4336

    「すっかり、ナルちゃんね」 ナルシストと言いたいのだろう。 確かに。 改めて鏡に見とれていると、主婦が突然、チュニックの裾を捲りあげた。「いやっ」 侑人はその場にしゃがみこみ、膝を抱えた。「ほっほっほ。 完全にそっち側の人になっちゃったじゃない

  • 由美と美弥子 4335

    ■「ほら。 これなら誰だかわからない」 侑人は、寝室のクローゼットの前に立っていた。 もちろん、隣の主婦の部屋だ。 再び、ダークグリーンのチュニックを纏っている。 裾から出る脚は、黒いレギンスに包まれていた。 頭には黒髪のウィッグ。 チュニック

  • 由美と美弥子 4334

    チュニックを捲りあげる。 バスローブの腰ヒモを上にずらし、陰茎を解放する。 自由を得た陰茎を前に倒し、主婦の陰唇に向ける。 赤黒い襞が捲れ、深紅の洞穴が濡れ光っている。 吸いこまれるように、亀頭が消えた。 熱泥のようだった。 腰を煽る。 陰茎に熱

  • 由美と美弥子 4333

    「何それ?」「バスローブの腰ヒモ。 縛ってあげるから、裾あげて」 チュニックをたくしあげる。 陰茎が躍り出て、上下に振れた。 主婦が、腰紐を侑人の胴に回した。 陰茎の裏筋にヒモが掛かる。 陰茎は、下腹に押しつけられた状態で磔になった。「オッケー

  • コメントログ316(4321~4330)

    由美と美弥子 4321★Mikiko05/12/2025 05:47:08 AM今日は何の日 5月12日は、『ナイチンゲール・デー』。 1920(大正9)年、赤十字社が……。 イギリスの看護師「フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale/1820~1910)」の誕生日にちなんで制定。 近

  • 由美と美弥子 4332

    主婦の両手が、トレーナーの裾に潜った。 隠れていた股間部が露わになった。 黒い布地から現れた、真っ白い肌。 レギンスの股間部は、サスペンダー型に刳り抜かれている。 陰唇は下を向いているが、襞が膨れて捲れていた。 興奮しているのだ。 興奮した男女の

  • 由美と美弥子 4331

    「何それ? カツラ?」「ウィッグ」「コスプレとかしてたの?」「違うのよ。 旦那の趣味。 ロングが好きだったの。 わたしは苦手なのよ、重たくて。 で、自分でウィッグ買って来てさ。 着けてくれって。 半分、変態プレイよね。 でも、子作りのために、何

  • 由美と美弥子 4330

    ■ 喉がカラカラだった。 キッチンに直行し、蛇口を捻る。 コップ2杯を飲み干し、ようやく一息ついた。 リビングに入ってみたが、主婦の姿は見えなかった。 もう、チュニックを着ている必要はない。 脱ごうとして布地を掴んだところで、後ろから声がかかった。

  • 由美と美弥子 4329

    「いったん部屋に戻りましょう。 いいこと思いついたの」 悪いことに違いない。「ちょっとここで待ってて。 管理人室の窓が開いてるか見てくる」 主婦はひとりでエントランスを入っていった。 トレーナーとカーゴパンツの後ろ姿は、確かに似合っていた。 管

  • 由美と美弥子 4328

    主婦の視線は、侑人の股間にまつわっていた。 その部分の布地が、持ちあがっているのだ。 思わず手で押さえた。「そんなことしながら歩いたら、余計目立つでしょ。 これで隠れるわ」 主婦はスマホポーチを肩から外すと、侑人に放った。 受け止めたポーチを、

  • 由美と美弥子 4327

    「返して」「気に入っちゃった。 こういうボーイッシュな格好、初めてしたけど……。 似合うじゃないの、わたし。 カーブミラーの前でポーズ取っちゃったわ。 だから返さない」「冗談! それじゃ、オレはどうすんの?」「これ着ればいいでしょ」 主婦がベン

  • ★゚・*:.。.:*・゜17周年 ありがとうございます ゚・*:.。.:*・゚★

    いつもお世話になっております。m(_ _)m 『Mikiko's Room』管理人、Mikikoでございます。 このたび『Mikiko's Room』は……。 2025年5月17日をもちまして、開設17周年を迎えることができました。 ここまで歩んで来られましたのも……。 ひとえに、みなさまのお支

  • Mikikoのひとりごと

    Mikikoのお話、聞いてちょーだい!17周年 ありがとうございます 2025年/あけましておめでとうございます 16周年 ありがとうございます 連載4000回 ありがとうございます 2024年/あけましておめでとうございます わたしの食生活・平日編(10kg痩せた!)

  • 由美と美弥子 4326

    ■ 空が見えた。 土が匂う。 侑人は身を起こした。「痛っ」 腕が、植えこみのトゲに触れた。 植えこみとフェンスの細い隙間に寝ていたのだ。「あ」 ようやく我に返って驚いた。 裸だ。 さっきまで着ていたトレーナーとカーゴパンツが消えている。

  • 由美と美弥子 4325

    手が股間を掻き回している。 公共の場での露出で、興奮が沸騰したのだろう。 侑人は、低木の上に載せられたままのスマホポーチを拾いあげた。 中からバイブを取り出す。 スイッチを入れる。 低い駆動音が立ったが、奥の住宅に聞こえるほどではない。 主婦の目

  • 由美と美弥子 4324

    ここから声をかけようとしたら、大声にならざるを得ない。 ポケットパークを囲う住宅に聞こえるかも知れない。 侑人はスマホを取り出し、主婦の番号に架けた。 主婦には、スマホを耳にあてる侑人が見えている。 すぐに電話が繋がった。「何してんのよ!」 押

  • 由美と美弥子 4323

    次の瞬間、主婦は驚きの行動に出た。 スマホポーチを肩から外すと、身を沈めながらチュニックを頭上に抜きあげたのだ。 レギンスは穿いているが、股間が刳り抜かれているから、ほぼ全裸と云っていい。 主婦は、そのまましゃがみこんで膝を抱えた。「それ、外しとい

  • コメントログ315(4311~4320)

    由美と美弥子 4311★Mikiko04/28/2025 05:49:21 AM今日は何の日 4月28日は、『四つ葉の日』。 「幸せあふれる未来を創る」を企業理念に掲げ、電力コスト削減に取り組む……。 『四つ葉電力㈱/大阪府大阪市北区』が制定。 日付は、『「よ(4)」「つ(2)」「ば

  • 由美と美弥子 4322

    「どこか、身を隠せるとこない?」 げ。 野糞するつもりか。「ティッシュなら持ってるから」 そういう問題じゃないでしょ。 あ。 閃いた。 あのポケットパークがある。 絵里子たちに、最初に呼び出された場所だった。 その一角だけ、住宅街の並びが途切

  • 由美と美弥子 4321

    「腕組んでるだけなら、犯罪でも何でもないでしょ。 あんたのせいよ」「何が?」「スイッチ、入っちゃったじゃないの」「気に入ったみたいだね。 野外露出。 禁断の果実を囓っちゃった?」「どうしてくれるの」「マンションまで待てない?」「待てない」「こな

  • 由美と美弥子 4320

    「もっとあげて」 主婦は目を泳がせながら、布地をさらに持ちあげた。 臍が現れた。 侑人は口パクで、“もっともっと”と急き立てた。 布地が、乳房を越えた。 持ち重りのする乳房が、白日の下に晒された。 侑人の口角が、ひとりでに持ちあがった。 乳首が、

  • 由美と美弥子 4319

    1階までエレベーターで下り、車椅子のままエントランスを出る。 駐輪場で人の目がないことを確認し、車椅子を降りた。 主婦は、空の車椅子を返しに戻って行った。 ここの駐輪場は、変わった構造だった。 自転車が、ずらっと並んでるわけではないのだ。 コンクリ

  • 由美と美弥子 4318

    ■ 背中の冷たさで目を覚ました。 さっきまでの天井が見えていた。 まだ、あのトイレの中だ。 床に直接仰向いていた。 折りたたみベッドに寝かせてくれればいいのに。 身を起こす。 主婦は鏡の前で背を向けていた。 口紅を引き直しているようだ。 そんな

  • 由美と美弥子 4317

    コンドームを押さえながら、腰を煽る。 横からの視線があったら、侑人の腰は無限記号を描いているように見えるだろう。「あ、出そうになってきた」「こっちも」「ちょっと抜いて」「出すまで待って」「待てないわよ」 主婦が直立し、腰を捻った。 あっけなく

  • 由美と美弥子 4316

    思いのほか簡単だった。 中学校の上級生が、彼女との性交でコンドームを使ったときのことを自慢そうにしゃべっていた。 彼女に着けてもらったそうだが、毛が巻きこまれて痛かったと言っていた。 その心配が要らない分、侑人の装着は簡単だったのだろう。 ちょっと

  • 由美と美弥子 4315

    再び主婦の元に戻る。 主婦は、尻を突きあげた格好を保っていた。 肛門からは一筋、薬液が垂れていた。 陰唇まで届いている。 陰唇はねらねらと濡れ光っているが、薬液ではなかった。 自ら分泌した膣液だ。 これだけ濡らしていれば、潤滑も要らないだろう。

  • 由美と美弥子 4314

    「今の季節ならいいけど、冬とか冷たくないの?」「洗面器のお湯に漬けて温めるの」「お燗みたいだね」「ほほ。 そうね」「ただ挿して、握ればいいの?」「そうよ」「何か潤滑が無くてもいいの?」「先っちょから少し液を出して濡らして」 なるほど。 いろいろ

  • 由美と美弥子 4313

    侑人は陰茎を抜き取ると、ぽっかりと口を開いたままの陰唇にバイブをあてがった。 押し入れる。「はぅぅ」 あからさまな反応が憎たらしい。 スイッチを入れる。 バイブがうねりだした。 この程度のモーター音なら、廊下までは聞こえないだろう。 二股に分か

  • コメントログ314(4301~4310)

    由美と美弥子 4301★Mikiko04/14/2025 05:57:26 AM今日は何の日 4月14日は、『ブラックチョコレートの日』。 乳製品、菓子、食品の製造販売などを手がける『㈱明治/東京都中央区京橋』が制定。 2月14日の「バレンタインデー」、3月14日の「ホワイトデー」に続き…

  • 由美と美弥子 4312

    ブリーフは穿いていない。 ブカブカのカーゴパンツは、ストンと足首まで落ちた。 でも、トレーナーの裾が邪魔だった。 こちらもブカブカなので、捲りあげても落ちてしまう。 脱ぐしかない。 頭上に抜きあげ、洗面台に放る。 全裸だ。 こんな公共の場で全裸に

  • 由美と美弥子 4311

    鏡の中で、主婦の両手が裾を掴んで交差した。 ダークグリーンの布地が、するすると引きあげられる。 サスペンダーレギンスに刳り抜かれた、白い肌が現れた。 無毛の股間部が晒されたのだ。 今日は、BBクリームは塗られていなかった。 大陰唇の肌は、薄茶色に色素

  • 由美と美弥子 4310

    「ここでスカート上げてみて」 小声で囁く。「バカ」「誰も見てないよ」「カメラがあるでしょ」 主婦が顎をしゃくった。 天井に、ドーム型の監視カメラが付いていた。 なるほど。 やっぱり、車椅子を使ったのは正解だ。 普通の親子連れらしい男女が、一緒

  • 由美と美弥子 4309

    「今、始まったばかりだから……。 トイレに来る人はいないよ。 いたって、普通のトイレを使うでしょ」 2人が目指すのは、ユニバーサルトイレだった。 主婦に車椅子を押され、エレベーターに向かう。 開いた扉に入った女性が、壁に手を伸ばしたまま、こちらを見て

  • 由美と美弥子 4308

    そういえば、主婦と一緒に電車に乗るのは始めてかも知れない。 前回は、下りる駅で待ち合わせだったから。 こういうのもいいものだ。 今度、小旅行でもしてみようか。 もちろん、主婦の奢りで。 なにしろ、700万入るのだから。 あっという間に2駅先に着いた。

  • 由美と美弥子 4307

    チェーン店のストアではなかった。 おそらく、昔から薬局だったのだろう。 そこが、ドラッグストア風に改装された感じの店だった。 主婦は、その前で立ち止まった。 少し躊躇した様子に見えたが……。 自動ドアが開くと、招かれるように中に消えた。 店の道路

  • 由美と美弥子 4306

    人通りが多くなってきた。 空は綺麗に晴れている。 明るい商店街は、レトロなフィルム写真を見るようだった。 いよいよだ。 ドラッグストアが見えてきた。 ここなら、コンドームと浣腸が一緒に買えるはずだ。 しかし主婦は、その前を素通りした。 どういうつ

  • 由美と美弥子 4305

    ■「エレベーター出たら、ひとりで先に歩いて」「なんでよ?」「連れだって歩いてたら、管理人がヘンに思うかも知れないから」「知ってるでしょ、隣同士だって」「幸恵のお尻を見ながら歩きたいから」「変態ね」「どっちが。 ノーパンのくせに」「あんたのリクエ

  • 由美と美弥子 4304

    しかし、床から見あげる侑人には、ベッドの縁に隠れてしまって、主婦の股間は見えなかった。 侑人は、顔を踏んでいる脹ら脛に手を掛け、手前に引いた。 腰を前に動かしてほしいという意図だった。 主婦はすぐに気づいたようだ。 主婦が腰を煽った。 尻が、ベッド

  • 由美と美弥子 4303

    「AV?」「そんなの持ってないわよ。 普通のドラマ。 イケメン俳優の顔見ながらね」「変態だね」「悪い?」「やってみてよ」「ここで?」「ここで」「そんなに見たい?」「見たい」「だったら、お願いしなさい。 土下座」 侑人は、喜んで主婦の脚元に這い

  • コメントログ313(4291~4300)

    由美と美弥子 4291★Mikiko03/31/2025 05:56:56 AM今日は何の日 3月31日は、『山菜の日』。 山菜料理の『出羽屋/山形県西村山郡西川町』が制定。 日付は、雪の多い山形県西川町では、春の山菜が待ち遠しいこともあり、3月最終日のこの日に……。 「春ですよ」と

  • 由美と美弥子 4302

    引き出しを引いてみる。 がらんとした底に、赤い布がかかっていた。 布地は、中央部が盛りあがっている。 下に何かがあるようだ。 捲ってみる。 侑人の口角が吊りあがった。 自分の嗅覚を褒めてやりたい。 見るのは初めてだが、それが何かははっきりとわかっ

  • 由美と美弥子 4301

    「お化粧、忘れてた」「そんなのいいよ」「下のお化粧。 後で、BBクリーム塗らなきゃ」「そんなとこまで見せるつもり? 捕まっちゃうよ」「万が一のため。 マリリン・モンロー対策」 スカートが捲れあがることを言っているのだろう。 そんなことになる確率よ

  • 由美と美弥子 4300

    侑人は、主婦の手を取った。 そのまま手を引き、寝室に向かう。 クローゼットは、開いたままだった。 扉の裏側に、大きなミラーが貼りつけてある。 アクリル製とかで、落ちても割れないそうだ。 鏡は横幅もあり、画角には主婦と侑人がすっぽりと収まっていた。

  • 由美と美弥子 4299

    「これから買いに行こう。 駅前のドラッグストア」「そんなに欲しけりゃ、自分で買って来なさいよ」「買えないでしょ。 浣腸はともかく、コンドームは。 ほら、服着て。 それとも、裸で行く?」 2人とも裸だった。 それが、主婦の家で過ごすときの定番スタイ

  • 由美と美弥子 4298

    ■ 前回、潤滑ゼリーまで用意しておきながら……。 結局、アナルでの交合は試していなかった。 なんだか、課題を終えられてないような未達感が残っていた。「ねえ。 コンドーム、買ってくれない?」「は?」 この日は土曜日。 友達の家に行くと母親に告げて

  • 由美と美弥子 4297

    主婦の尻が、自ら前後動を始めた。 2本の陰茎は、縦に重なっている。 しかし、少年の陰茎の方が太いので、上からでも2本に見えた。 どちらも白い陰茎だ。 それが、赤黒い主婦の陰唇に呑みこまれている。 陰茎の肌は、膣液を纏ってラメみたいに光っていた。「あ

  • 由美と美弥子 4296

    侑人は陰茎を握ったまま、ソファーに膝で乗りあげた。 しかし少年の脚が、座面に真っ直ぐ伸びている。 この格好では、肛門を責めるのは難しい。 少年の腰の上には、巨大な主婦の尻が据わっている。 マヨネーズのチューブを置いたようだ。 そうだ。 まずは主婦

  • 由美と美弥子 4295

    ショーツは、けっこう際どそうなのもあった。 ひょっとしたら、これも潤いを補うアイテムだったのかも。 いや。 むしろ、ご主人の勃ちを補助するアイテムだったのかも知れない。 なんだかいじらしくなった。 あの主婦らしく、中は綺麗に整頓されていなかった。

  • 由美と美弥子 4294

    「何してんの?」「ちょっと、潤滑」 主婦の瞳に疑問符が浮いていた。 少年の顔は、主婦の顔の向こうに伏せられている。 股間の感覚に夢中になっているようだ。 侑人は少年を指さしながら、声には出さず、“お・し・り”と口を動かした。 しかし、主婦の目の疑問

  • 由美と美弥子 4293

    主婦は顔をうねらせていた。 少年の舌を吸っているのだろう。 少年は、さぞ酒臭いと思うのだが……。 引いている様子には見えなかった。 初めてのキスの興奮の方が大きいのかも知れない。 ま、いいか。 侑人は、少年の真後ろに座りこんだ。 少年の小さな尻

  • コメントログ312(4281~4290)

    由美と美弥子 4281★Mikiko03/17/2025 05:56:38 AM2025年春の選抜高校野球展望① 2025年、春の選抜高校野球は、明日開幕です。 さて、さっそく恒例の、各校の戦力分析を始めたいと思います。 今回は、『ドラフト会議』さんの……。 『2025センバツ出場校のスポー

  • 由美と美弥子 4292

    侑人は少年の脇から起ちあがり、主婦の前に回った。 両手を肩に置き、ソファーへのベクトルをかける。 乗らないと言っておきながら、主婦は素直に従った。 身を捻って座面に仰向くと、両脚を持ちあげた。 しかし、脚の置き場には少年が座っていた。 主婦は片脚を

  • 由美と美弥子 4291

    ■「すごい体験をしたものね」 主婦が、少年の陰茎をいじくりながら嘆声を漏らした。 カウチソファーの上だった。 少年が真ん中。 主婦と侑人が、その両脇に寄り添っていた。 少年が話している間、主婦はずっと少年の陰茎を弄んでいた。 少年はずっと、侑人の

  • 由美と美弥子 4290

    「あっふぅ。 あぁいぃ」 しずくが、ボクの胸に滴った。 温かい滴だった。 天井から落ちたものじゃなかった。 奥さんの顎の先からだ。 奥さんの胸のあわいにも、幾筋もの汗の川が流れている。 その川を挟んで、赤黒い乳首を実らせた乳房が垂れ下がって揺れて

  • 由美と美弥子 4289

    ■ 夢で洞窟を彷徨っていた。 腰まで水に浸かり、歩けない脚で懸命に身体を進める。 頭上の岩から、滴が雨のように滴ってくる。 顔をあげる。 滴が額を打つ。「う」 見あげてたのは、岩じゃなかった。 保養所の大浴場の天井だ。 再び滴が額に落ちる。

  • 由美と美弥子 4288

    「おぉぉ」 老人の両手が、ボクの頭を挟んだ。 猛禽の鉤爪に掴まれたようだった。 老人が腰を前後に振り始めた。「おご。 ごっ」 口中をペニスが擦過する。「我慢できない。 わたしもいただいちゃお」 奥さんが老人の後ろに回り、両脚の間を潜った。

  • 由美と美弥子 4287

    老人の股間から、ペニスが鎌首をもたげていた。 大きな頭の毒蛇のようだった。「まぁ、そんなになったの見るの、何年ぶりかしら」「ほしいか?」「なんてこと言うの、ハルマの前で」「ほー。 それじゃこれは、ハルマにやるかな」 老人は、その場に起ちあがった

  • 由美と美弥子 4286

    「わたしにも、ハルマ洗わせて」 奥さんは、ボクの傍らに膝を着いた。 鏡の下のカウンターに手を伸ばし、ボディソープをタオルに絞った。 タオルを泡立てながらボクに向き直り、にじり寄ってきた。 もう我慢できなかった。 ペニスが茹で卵の殻を剥くように、きょ

  • 由美と美弥子 4285

    ■ 目が覚めると、ボクは天井を見あげていた。 仰向いている。 天井には、無数の湯気のしたたり。 そうか。 ここはまだ、あの風呂の中だ。 ボクの傍らに老人があぐらをかいている。 ボクの身体は、老人の手によって泡だらけになっていた。「お、目が覚めた

  • 由美と美弥子 4284

    「しかも、おまえには素質がある」「え?」「男同士のだよ。 実はわが社には、その気風があってね。 はは。 男の社員同士でここに来て、よく楽しんだものさ。 そんなに勃ってしまってたら、一旦抜かないと落ち着かないだろ。 わたしがやってやろう。 脚、開い

  • 由美と美弥子 4283

    老人が後ろに回り、車椅子を押してくれた。 脱衣所と洗い場の間に、段差はなかった。 車椅子は、何の障壁もなく洗い場に進んだ。 老人は車椅子を湯船の際まで付けると、カランの並ぶ壁際から桶を持って戻った。 しゃがんで湯船から湯を汲み、自らの身体に流す。

  • コメントログ311(4271~4280)

    由美と美弥子 4271★Mikiko03/03/2025 05:45:56 AM今日は何の日 3月3日は、『骨の健康デー』。 乳酸菌飲料カルピスで培った長年の菌研究から、さまざまな健康に役立つ製品を開発、提供する……。 『カルピス健康通販』を運営する『アサヒグループ食品㈱/東京都墨田

  • 由美と美弥子 4282

    「これに乗り換えてくれないか。 そっちのは、濡れると困るだろ。 こいつは、防水シートに張り替えてあるから。 うちの会長は、風呂からの眺めが好きでね。 脚を悪くしてからも、これに乗って入ってたんだ。 もちろん、わたしか誰かが介助してだがね。 だから、

  • 由美と美弥子 4281

    「ハルマ。 この一週間、どうしてた? わたしのこと、少しは思い出してた?」 奥さんが、車椅子の傍らにしゃがみこんだ。 ボクの顔を覗きこむ。「毎日、思い出してました」「まぁ、嬉しい。 わたしのどこを思い出してたの?」 股間が膨れてきた。 奥さん

  • 由美と美弥子 4280

    保養所は、高台を切り開いたようなところに建っていた。 山を崩したからだろうか、周囲は石垣で囲われていた。 別荘のような一戸建てではなく、小さなホテルみたいだった。 エントランス前に、三段くらいの石張りの階段があった。 タクシーの運転手と老人で、ボク

  • 由美と美弥子 4279

    ■ 翌日、母親の車で熱海に向かった。 母親はネットで、ボクが乗る列車のことを調べたらしい。 その料金に打ちのめされたようで、お礼をどうしようかと悩んでいた。 あの老夫婦は、そんなこと望んでないって言ったんだけどね。 母親もそれはわかってるみたいなん

  • 由美と美弥子 4278

    ■ 翌日の停車駅で、ボクはトワイライトエクスプレスを降りた。 ホームには、母親が迎えに来ていた。 母親は、老夫婦に何度も頭を下げていた。 夫婦は、そのまま列車に戻っていった。 翌週、定期テストが終わった夜、携帯に電話が入った。 あの老人からだった

  • 由美と美弥子 4277

    「あとで……。 また話すから。 1回、抜いてもらえますか? 侑人くんも出しちゃって」 少年は頸を伸ばし、再び侑人の陰茎を咥えた。「呆れた。 こんな子だとは思わなかった。 でもいいわよ。 いっぱい出しちゃって」 主婦は尻をうねらせ始めた。 マヨ

  • 由美と美弥子 4276

    少年の頭が上下に振れた。 リズミカルな吸引は、ほんとに気持ちよさそうだった。 学校で、上級生にされるフェラを思い出した。 男のフェラは、吸引力が強くて気持ちいいんだ。 我慢できない。 侑人は、ソファーの座面に立ちあがった。「オレの、咥えて」 少

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