由美と美弥子 4311★Mikiko04/28/2025 05:49:21 AM今日は何の日 4月28日は、『四つ葉の日』。 「幸せあふれる未来を創る」を企業理念に掲げ、電力コスト削減に取り組む……。 『四つ葉電力㈱/大阪府大阪市北区』が制定。 日付は、『「よ(4)」「つ(2)」「ば
長編レズビアン小説「由美と美弥子」連載中! 「日・月・水・金・土」が投稿日。連載、4,300回超。
赤い花、青い花。黄色い花。ピンクにオレンジ。そして白。様々な色彩の花が、地面を覆い尽くしていた。しかもその花たちは、ひと所に留まってはいなかった。二つ並んで、ほかの花々の間をすり抜けて行く一組。十近く固まって、形を変えながら行進する花の群。この群の前では、ほかの花たちが道を譲っていた。もちろん、おびただしい花邑を縫うようにして進む、たった一つの花もあった。
ビシッ! 再び肉が高鳴った。 張りを失った尻たぶが、ふるふると棚引いた。 おそらく、ボクが気を失ったあと、老人が戻ってきたのだろう。 奥さんには、半ばムリヤリ射精させられたようなものだった。 でも、それで奥さんがこんな罰を受けるのは申し訳ない。
■「この売女! なんて女だ!」 バシィ!「ひぃぃ」 怒声と悲鳴の狭間を、湿った音が繋いでいた。 景色がゆっくりと降りてきた。 そうか。 ここは、トワイライトエクスプレスの中だ。 バシィ! 湿った音がさらに高まった。 異様な光景が像を結んだ
奥さんは、もう一方の手で、胸のボタンを外し始めた。 花柄のワンピースは、前開きのようだ。 布地の狭間から、濃いピンクのブラジャーが覗いた。 カップは、丸々と膨れていた。 ボタンをみぞおちのあたりまで外した手が、カップを掴んだ。 捲り下ろす。 巨大
「はい、いい子ね」 ブリーフが、足首のズボンに重なった。「シャツも脱いだ方がいいわね。 若いから、飛ぶでしょ。 どのくらい飛ぶ? ひょっとして、天井くらい?」 ボクは頷いた。 実際、部屋の天井まで届いたことがあった。「スゴいわね。 うちの人な
「あ」 奥さんの手は太腿でとどまらず、股間まで這いのぼった。 慌てて奥さんの手を押さえる。 奥さんの手の下で、布地に包まれたペニスが、むくむくと膨らんでしまうのがわかった。「手をどけて」 奥さんは、顎を突き出すようにしてボクを見あげた。 唇が油を
「あの人、ちょっとヘンでしょ」「え?」「少しボケて来てるのよ。 でも、それが自分で理解できないのね。 だから、わたしの方がボケたって思いこんでる。 ちゃんとわかってるわよ。 あなたが、ハルマじゃないってことくらい。 でも、こうしていると、ほんとにハ
由美と美弥子 4251★Mikiko02/03/2025 05:53:43 AM今日は何の日 2025年2月3日は、『立春』。 「立春(りっしゅん)」は……。 「二十四節気」の一つで、第1番目にあたります。 現在広まってる定気法では……。 太陽黄経が315度のときで、2月4日ころ。 「立春
客室内は、まるで高級ホテルのようだった。 しかも、片側一面には大きな窓が連なっている。 動き出したら、この窓の景色が流れていくわけだ。 走る高級ホテル。 わくわくした。 明日、降りなければならないのが、ほんとに残念だった。「えーっと、キミ。 う
老人の視線の先をたどると……。 花柄のワンピースを着た女性が、こっちに歩いて来てた。 胸前で、お茶のペットボトルを2本抱えてる。 とても60過ぎには見えない、華やかな雰囲気の女性だった。 でも途中から、その歩みが忍び足みたいに変わった。 笑顔が消え、
ようやく電話が終わり、老人が携帯を差し出した。 通話は、まだ切れていなかった。 母親から、くれぐれも迷惑を掛けないようにと念を押された。 それから、明日停まる駅には、母親が迎えに来るって。 ボクだけ引き取って、老人夫妻には旅行を続けてもらうつもりだ
「今日は、妻と一緒なんだが……。 ほんとは、孫も乗る予定だったんだ。 でも、乗れなくなってね。 だけどその切符……。 キャンセルしないで、持って来てるんだよ」「え、どうして? 子供料金でも、何十万もするでしょ?」「実はね……。 亡くなったんだよ。
■ ボクはよく、話がくどいって言われるんだけど……。 でも、ちゃんと順を追って話したいから。 あ、侑人くん、だよね。 学生証見て、キミらしい名前だと思った。 はは。 さっそく脱線しかけた。 ちょっと、ボクのバッグ取ってくれるかな。 あ、ありがとう
■ 見覚えのある天井のクロス。 一瞬、家にいるのかと思った。 いや違う。 ようやく、頭から靄が晴れてきた。 侑人が見あげている天井は、隣の家のリビングだ。 背中の感触は、毛足の長い絨毯。 床に仰向いているのだ。 傍らに、ソファーの座面が立ちあがっ
「ふぅ。 どう? 女の人の中は。 感想くらい言って」「気持ちいい」「でしょう。 おばさんも気持ちいいわ。 この状態で射精すれば、みごと童貞は卒業ってこと。 じゃ、いくわよ。 いつでも出していいからね。 でも、出るときはそう言って。 出るって」
「じゃ、ここに寝て」 見あげると、少年はすでに着衣を失っていた。「脚、持ちあげてやって」 少年の両脚を束ね、ソファーに載せる。 少年は自ら上体を捻り、座面に仰向いた。 肋の浮いた白い胴体。 人形みたいだった。 しかし一箇所、人形にはあってはなら
主婦の片脚を、ソファーに載せる。 少年の腰が、丁度いい突っかえになった。 股間に、にじり寄る。 陰茎を倒し、大陰唇の精液を亀頭に塗り着ける。 取り切れなかった精液は、指の腹でこそげて陰裂に落としこんだ。 亀頭をその奈落に向ける。 主婦は、寄り目に
「あらあら。 まだ入ってないのに。 もったいない」 主婦は身を反転させ、少年と向き合ってしゃがみこんだ。 陰茎を鑞涙のように伝う精液を、手で扱き取った。「濃いわ。 この子の。 でも、昨日より量が少ないわね。 昨日なんて、口いっぱいになったのよ」
由美と美弥子 4241★Mikiko01/20/2025 05:50:37 AM今日は何の日 2025年1月20日は、『大寒』。 「大寒(だいかん)」は、「二十四節気」の一つで……。 第24番目にあたります。 現在広まってる定気法では……。 太陽黄経が300度のときで、1月20日ころ。 「大寒
「布地で擦れちゃうのよね。 じゃ、自由にしてあげましょう」 主婦が、ブリーフに両手を掛ける。 侑人は、少年の腕ごとしっかりと抱きしめた。 やはり少年は、脚を動かせないようだ。 この状態では、抵抗のしようがない。 主婦の手が、ブリーフを引き下げる。
「相変わらず、呆れるほど手際がいいわね」「脱ぎ慣れてるんで。 休み時間、短いから」「呆れた学校でしょ。 10分の休み時間中に、3人くらいフェラ抜きするんだって。 体育用具室で。 しかも、最後はちゃんと自分も射精するのよ。 異常よね」 主婦は、しゃべ
「ふふ。 子供みたいな身体なのに……。 背中にあたってる。 おちんこ。 ビンビン」 全裸の中年女が、制服姿の少年を背負っている。 異様に扇情的な光景だった。 侑人の陰茎も、ブリーフの中で硬直していた。「あの……。 あんまり揺らさないで」「ふふ
■ ほどなくして、主婦が廊下に姿を現した。 驚くことではないが、全裸だった。 しかし主婦の方は、少しは驚いたようだ。 当然だろう。「あらやだ。 お客さんならそう言ってよ」「覚えてない? 昨日のトイレの子」「あ……。 でも、どうして?」「学生証
携帯端末用目次目次・ⅩⅩⅩⅩⅥ(4249~)目次・ⅩⅩⅩⅩⅤ(4154~4248)目次・ⅩⅩⅩⅩⅣ(4055~4153)目次・ⅩⅩⅩⅩⅢ(3956~4054)目次・ⅩⅩⅩⅩⅡ(3858~3955)目次・ⅩⅩⅩⅩⅠ(3756~3857)目次・ⅩⅩⅩⅩ(3659~3755)目次・ⅩⅩⅩⅨ(355
「ブログリーダー」を活用して、Mikikoさんをフォローしませんか?
由美と美弥子 4311★Mikiko04/28/2025 05:49:21 AM今日は何の日 4月28日は、『四つ葉の日』。 「幸せあふれる未来を創る」を企業理念に掲げ、電力コスト削減に取り組む……。 『四つ葉電力㈱/大阪府大阪市北区』が制定。 日付は、『「よ(4)」「つ(2)」「ば
「どこか、身を隠せるとこない?」 げ。 野糞するつもりか。「ティッシュなら持ってるから」 そういう問題じゃないでしょ。 あ。 閃いた。 あのポケットパークがある。 絵里子たちに、最初に呼び出された場所だった。 その一角だけ、住宅街の並びが途切
目次・ⅩⅩⅩⅩⅥ(4249~)第467章:素敵な散歩道【侑人】現在/ポケットパーク4322 4321 4320 4319 4318第466章:無花果の咲く部屋【侑人】現在/地域交流施設4317 4316 43154314 4313 4312 4311 43104309 4308 4307 4306
「腕組んでるだけなら、犯罪でも何でもないでしょ。 あんたのせいよ」「何が?」「スイッチ、入っちゃったじゃないの」「気に入ったみたいだね。 野外露出。 禁断の果実を囓っちゃった?」「どうしてくれるの」「マンションまで待てない?」「待てない」「こな
「もっとあげて」 主婦は目を泳がせながら、布地をさらに持ちあげた。 臍が現れた。 侑人は口パクで、“もっともっと”と急き立てた。 布地が、乳房を越えた。 持ち重りのする乳房が、白日の下に晒された。 侑人の口角が、ひとりでに持ちあがった。 乳首が、
1階までエレベーターで下り、車椅子のままエントランスを出る。 駐輪場で人の目がないことを確認し、車椅子を降りた。 主婦は、空の車椅子を返しに戻って行った。 ここの駐輪場は、変わった構造だった。 自転車が、ずらっと並んでるわけではないのだ。 コンクリ
■ 背中の冷たさで目を覚ました。 さっきまでの天井が見えていた。 まだ、あのトイレの中だ。 床に直接仰向いていた。 折りたたみベッドに寝かせてくれればいいのに。 身を起こす。 主婦は鏡の前で背を向けていた。 口紅を引き直しているようだ。 そんな
コメントだけを抜き出したログファイルです。※ファイルサイズが大きいので、携帯からは表示できない可能性があります。315(4311~4315) 314(4301~4310) 313(4291~4300) 312(4281~4290) 311(4271~4280) 310(4261~4270) 309(4251~42
コンドームを押さえながら、腰を煽る。 横からの視線があったら、侑人の腰は無限記号を描いているように見えるだろう。「あ、出そうになってきた」「こっちも」「ちょっと抜いて」「出すまで待って」「待てないわよ」 主婦が直立し、腰を捻った。 あっけなく
思いのほか簡単だった。 中学校の上級生が、彼女との性交でコンドームを使ったときのことを自慢そうにしゃべっていた。 彼女に着けてもらったそうだが、毛が巻きこまれて痛かったと言っていた。 その心配が要らない分、侑人の装着は簡単だったのだろう。 ちょっと
再び主婦の元に戻る。 主婦は、尻を突きあげた格好を保っていた。 肛門からは一筋、薬液が垂れていた。 陰唇まで届いている。 陰唇はねらねらと濡れ光っているが、薬液ではなかった。 自ら分泌した膣液だ。 これだけ濡らしていれば、潤滑も要らないだろう。
「今の季節ならいいけど、冬とか冷たくないの?」「洗面器のお湯に漬けて温めるの」「お燗みたいだね」「ほほ。 そうね」「ただ挿して、握ればいいの?」「そうよ」「何か潤滑が無くてもいいの?」「先っちょから少し液を出して濡らして」 なるほど。 いろいろ
侑人は陰茎を抜き取ると、ぽっかりと口を開いたままの陰唇にバイブをあてがった。 押し入れる。「はぅぅ」 あからさまな反応が憎たらしい。 スイッチを入れる。 バイブがうねりだした。 この程度のモーター音なら、廊下までは聞こえないだろう。 二股に分か
由美と美弥子 4301★Mikiko04/14/2025 05:57:26 AM今日は何の日 4月14日は、『ブラックチョコレートの日』。 乳製品、菓子、食品の製造販売などを手がける『㈱明治/東京都中央区京橋』が制定。 2月14日の「バレンタインデー」、3月14日の「ホワイトデー」に続き…
ブリーフは穿いていない。 ブカブカのカーゴパンツは、ストンと足首まで落ちた。 でも、トレーナーの裾が邪魔だった。 こちらもブカブカなので、捲りあげても落ちてしまう。 脱ぐしかない。 頭上に抜きあげ、洗面台に放る。 全裸だ。 こんな公共の場で全裸に
鏡の中で、主婦の両手が裾を掴んで交差した。 ダークグリーンの布地が、するすると引きあげられる。 サスペンダーレギンスに刳り抜かれた、白い肌が現れた。 無毛の股間部が晒されたのだ。 今日は、BBクリームは塗られていなかった。 大陰唇の肌は、薄茶色に色素
「ここでスカート上げてみて」 小声で囁く。「バカ」「誰も見てないよ」「カメラがあるでしょ」 主婦が顎をしゃくった。 天井に、ドーム型の監視カメラが付いていた。 なるほど。 やっぱり、車椅子を使ったのは正解だ。 普通の親子連れらしい男女が、一緒
「今、始まったばかりだから……。 トイレに来る人はいないよ。 いたって、普通のトイレを使うでしょ」 2人が目指すのは、ユニバーサルトイレだった。 主婦に車椅子を押され、エレベーターに向かう。 開いた扉に入った女性が、壁に手を伸ばしたまま、こちらを見て
そういえば、主婦と一緒に電車に乗るのは始めてかも知れない。 前回は、下りる駅で待ち合わせだったから。 こういうのもいいものだ。 今度、小旅行でもしてみようか。 もちろん、主婦の奢りで。 なにしろ、700万入るのだから。 あっという間に2駅先に着いた。
チェーン店のストアではなかった。 おそらく、昔から薬局だったのだろう。 そこが、ドラッグストア風に改装された感じの店だった。 主婦は、その前で立ち止まった。 少し躊躇した様子に見えたが……。 自動ドアが開くと、招かれるように中に消えた。 店の道路
『あ』 声の出かかった口を、慌てて手の平で覆う。 隣の主婦がしゃがんだのだ。 こちらを向いて、和式トイレを使う姿勢になった。 そしてその姿は、まさしくトイレを使うに相応しいものだった。 下半身に着衣が無かった。 この主婦は、下半身裸でベランダに出て
み「またバリケードだ。 これは、車止めじゃないよね。 しかし立派な建物だな。 何だったんだろ?」ハ「はいはい。 調べるわけやな。 なるほどなるほど。 立派なわけやで。 旧・会津若松市役所や。 1937(昭和12)年に建てられとるな」み「でも、バリケー
「あ」 思わず漏れた声に、慌てて手で蓋をする。 隣のサッシ窓が開いたのだ。 そこから現れた素足が、サンダルに伸びた。 隣家の主婦だ。 顔を合わせれば挨拶する程度の付き合いしかない。 ご主人の顔は、見たことがないかも知れない。 しかし、決して悪い関
侑人の挿出が止まった。 射精近くなったボルテージを鎮めているのだろうか。 しかし、腰で尻を押された。 前につんのめりそうになる。 顔の脇に侑人の指が現れた。 指先は、前方を差していた。 前に歩めと言っているようだ。 膝を進めると、侑人の腰もついて
どうするつもりか、侑人に聞こうと思ったが……。 言葉を呑みこんだ。 もし、仕切り板の向こうに隣の人が出てたら、聞こえてしまうだろうから。 侑人も、それはわかっているようだ。 無言のまま、腰壁の上に渡る金属の手すりを握った。 奈美の手を引く。 奈美
ベランダの手すりは腰壁だった。 正面には、ほかのマンションなども建っていない。 視線を怖れる必要がないことは確かだった。 角部屋なので、隣家との仕切り板は、片側にあるだけだ。 隣から覗くとしたら、手すりから身を乗り出し、仕切り板の向こうから顔を出す
由美と美弥子 4051★Mikiko04/22/2024 05:38:43 AM今日は何の日 4月22日は、『肩コリを労わる日』。 医療衛生用品、健康食品、ヘルスケア用品などの卸販売、自社開発商品の製造販売を行う……。 『ピップ㈱/大阪府大阪市中央区』が制定。 夏目漱石が執筆した朝日
「だってオヤジが、クッションカバーを開けるなんてこと、あり得る?」 それはそうなのだが、可能性がゼロではないだろう。「それがいいんじゃん。 スリルってやつだよ」 ほんとに、どうしてこんな子に育ってしまったのか。 悪魔の落とし子だったのかも知れない
み「おー、かっちょえー。 日本のお城って、やっぱりいいよね。 青空によく映えるわ。 逆に外国の城って……。 嵐の中に建ってるイメージだよね」ハ「思い切り偏見やがな」み「市(いち)の再現か? でも、ほんとにこんなのが建ってたわけ? 普通、露天でし
「奈美も出てみる?」「まさか! こんな太ったおばちゃんが、人前になんか出れるわけないでしょ」「店に出てる2人って、奈美とおんなじ専業主婦だよ。 そのうちのひとりは、奈美よりも年上。 しかも、奈美より2回りくらい太ってる」「とても信じられない」「そうだ
■「侑人」「ん?」 侑人はソファーにうつ伏せて、スマホのゲームをしていた。 全裸で。 リビングだった。 土曜日の昼前。 この日、夫は接待ゴルフで、朝早くから出かけて行った。 プレー後は、ゴルフ場近くの温泉旅館で宴会。 そのまま泊まるそうだ。
「あぁ」 地声が漏れてしまった。 まさか、夫には聞こえないだろうが。「侑人……。 もう助けて。 声が出ちゃうから」 乳首から悦楽が逃げた。 侑人が乳首を吐き出し、顔をあげたのだ。「奈美。 中に出していい?」「ダメよ。 今日はダメな日。 弟
「ストップ」 侑人が奈美の肩をタップした。「寒くなってきたから……。 お湯に浸かる」 奈美が陰茎を吐き出すと、侑人は湯に沈んだ。 華奢な身体は、お湯を溢れさせることもなかった。「このまんま入れたい。 足開いて。 縁まで」 今さら拒絶しても仕
「咥えて」 侑人がお湯に入ってきた。 侑人と風呂に入ったのは、何年ぶりだろう。 もちろん、侑人がまだ幼児のころだ。 小学校に入ってからはないはずだ。 そのころはまだ、青唐辛子のような陰茎だった。 むろん、勃起などさせていなかった。 それがどうだ。
み「木漏れ日じゃ。 まさしく、今が一番の季節よのぅ」ハ「下、見とらんかったら、転げ落ちるで」み「ひょえー。 水はダメじゃ」ハ「やっぱ、狂犬病や」み「ばぅっ!」み「この木、樹形からして、ソメイヨシノだろ。 コンクリートの天守が復元されたのって、
浴槽には、湯が張られたままだった。 3人が入浴した後の湯だったが、落とさずにそのままにしてある。 災害対策だった。 断水になったとき、トイレの水洗に使うためだ。 といっても、翌朝、掃除のときには落としてしまうのだが。 シャワーで済ませるつもりだった
■ 景色が傾いでいるような日々だった。 現実感がなかった。 掃除、洗濯、食事の用意。 これまでと、やることは変わっていない。 しかし、それをやっているのが自分だという実感がないのだ。 まるで離脱した魂が、家事をする自分を天井から見下ろしてるみたいだ
「ごっ」 第2弾が口中を襲った。 鼻から垂れた精液も、唇を越えて流れこんだ。「かっ」 第3弾は乳房に落ちた。 同時に、見開いた薫の両目から瞳が消えた。 真っ白い両眼が、奈美を睨んでいた。「かはぁ」 ビニール人形から空気が抜けるように、薫の全身が
目次・ⅩⅩⅩⅩⅢ(3956~)第419章:虜囚の宿【奈美】現在/奈美のマンション4054 4053 4052 4051 40504049 4048 4047 4046 4045第418章:魔物の係累【奈美】現在/奈美のマンション4044 4043第417章:暴虐な水仙たち【奈美】現在/奈
これは、『単独旅行記』の72回から91回までのコメント欄で連載した『街路樹Ⅰ~ⅩⅩ』を、『Mikiko's Garden』の1本としてまとめたものです。●街路樹考/第1回 管理のことを考えずに樹木を選ぶと……。 後々、大変なことになります。 まず、その最たるものは、サ