「だってオヤジが、クッションカバーを開けるなんてこと、あり得る?」 それはそうなのだが、可能性がゼロではないだろう。「それがいいんじゃん。 スリルってやつだよ」 ほんとに、どうしてこんな子に育ってしまったのか。 悪魔の落とし子だったのかも知れない
長編レズビアン小説「由美と美弥子」連載中! 「日・月・水・金・土」が投稿日。連載、4,000回超。
赤い花、青い花。黄色い花。ピンクにオレンジ。そして白。様々な色彩の花が、地面を覆い尽くしていた。しかもその花たちは、ひと所に留まってはいなかった。二つ並んで、ほかの花々の間をすり抜けて行く一組。十近く固まって、形を変えながら行進する花の群。この群の前では、ほかの花たちが道を譲っていた。もちろん、おびただしい花邑を縫うようにして進む、たった一つの花もあった。
万里亜は既に、性器の前にディルドゥを構えていた。 短い方を自分に向けている。 美咲の肩から戻った手が、再び大陰唇に添えられていた。 ぷっくらとした膨らみに指が埋もれると、真紅の陰裂が覗いた。 大柄な体型に似合わない、小振りな性器だった。 まるでそこ
しかし、これほどのフェラチオのテクニックを持つということは……。 薫にとって、男性相手の性行為が珍しくないということだろう。 顔だけ見れば女性と遜色ない。 しかし、頸から下は少年。 倒錯した魅力を感じる男性も少なくないのかも知れない。「もういいわ
み「さすが、会津藩の家老屋敷ともなると、立派な玄関じゃな。 西郷頼母邸だけに……。 “たのもう!”」ハ「言うと思ったわ」み「この紋って、会津藩の紋?」ハ「ちゃうやろ。 会津松平家なんやから、葵の紋やないんか?」み「そしたらこれは、西郷家の紋?」ハ
薫は、引き出しから取り出したものを両手に抱えて戻って来た。 その手にあるものが何なのかは、はっきりとわかった。 絵里子も、同じようなアイテムを持っていたからだ。 しかし、絵里子と知り合う前の美咲なら、わからなかったかも知れない。 生身を模してはいる
「万里亜さん……。 これもイッたって云うんですかね?」「薫くん。 上出来じゃない。 この流れなら、十分上演できるわ。 ご褒美あげなきゃね」「ほんとですか」 薫は絵里子の口から、ゆるゆると陰茎を引き抜いた。 唾液にまみれた陰茎は、ねらねらと光ってい
由美と美弥子 3831★Mikiko06/07/2023 05:47:31 AM今日は何の日 6月4日から10日までは、『歯と口の健康週間』。 もともと日本歯科医師会が、「む(6)し(4)」と読む語呂合わせで……。 1928(昭和3)年から、6月4日を「虫歯予防デー」に制定してました。 現在は
「スゴいじゃない。 こんなディープスロート、滅多に見れないわ」 絵里子の目尻からは、涙が川筋のように伝っていた。「舞台では、アイメイクした方が良さそうね。 黒い涙の方が絵になるから」「万里亜さん……。 もうイッてもいいですか?」「もう少しコントロ
「もっと深く入れてみて。 ディープスロート」「怖いですよ。 噛まれそうで」「大丈夫。 このおばさんなら。 十分、適性があるわ」 薫は絵里子の顔に向けて、腰を煽った。 ほとんど陰茎の基部までが、絵里子の口中に埋もれていた。「おごっ」 絵里子の喉
この『単独旅行記Ⅶ・総集編(5)』は、『単独旅行記Ⅶ(041)』から『単独旅行記Ⅶ(050)』までの連載を、1本にまとめたものです。み「ビールを4本しか買わなかったのは、失敗だったな。 もっと飲めた。 やむを得ん。 『氷結無糖レモン』に移行じゃ」ハ「まだ
「やっぱりこの2人、絵になるわ。 どう? このコントラスト」 言っていることは、よくわかった。 直立した薫は、一片の贅肉もないスレンダーな体型だった。 それでいて、筋肉質なギスギス感もない。 人形の服を脱がしたみたいに、つるんとしている。 一方、ひ
み「でーん。 いきなり、とうちゃこー!」ハ「なんや、ここは?」み「のぼり旗に書いてあるでしょ」ハ「『会津武家屋敷』かいな。 なるほど、ここは会津観光には欠かせんわな」み「来たのは、これで2回目なんだよ」ハ「修学旅行か?」み「いや、そんときは見学
当たり前のことだが、バスローブの下には何も着けていなかった。 想像したとおりの華奢な後ろ姿だ。 いや。 想像した以上と云うべきか。 女性らしい凹凸が、まったくないのだ。 薫の後ろ姿に比べたら、香織の方がまだ女性らしかった。「あ、目が覚めたみたい」
入口で駆動音がした。 黒い引き戸が、ゆっくりとスライドしている。 美咲は、万里亜の背中に隠れた。 全裸であることが、改めて意識された。 光を背に、黒いシルエットが立っていた。 か細いフォルムだった。 男性ではないようだ。 人形《ひとがた》が部屋
■「さて、今度はこっちね」 万里亜は、侑人の腹から持ちあげた足裏を、部屋の中央部に向けて踏み出した。 そこには、一脚の椅子が据えられていた。 椅子には、座り主がいた。 絵里子だった。 いや、ただ座っているのではない。 椅子に、赤いロープで拘束され
「ふふ。 早く出してあげなさい。 ほら、こんなにおちんちん勃てて待ってるんだから」 万里亜の片脚が離陸し、足裏が侑人の陰茎を踏みつけた。 陰茎は自らの腹に押しつけられ、亀頭だけが爪先から覗いている。 万里亜は、足裏を左右に揺すり始めた。「あっ。
「しゃがんで。 立ったままじゃ、真下におしっこできないでしょ」 美咲は、改めて真下を見下ろした。 侑人の視線が、美咲の視線と交錯する。 このまましゃがめば、侑人の視線に性器が灼かれるだろう。 もちろん、実際に灼いているのは、侑人の視線ではなく美咲の
み「普通の自転車だと、めげそうな道のりだな」ハ「電アシやと、そないに違うんか?」み「何じゃ、“でんあし”って?」ハ「電動アシスト自転車の略やて。 ネットに載っとったわ」み「確かに、“電動アシスト自転車”は、ちと長いよな。 略したくなる気持ちはわかる
「次は美咲さんよ」「え?」「侑人くんに、おしっこ、かけてやって」「そんな。 出ないわ」「まーだ、ブレーキがかかってるみたいね。 侑人くん、そこに寝て。 仰向け」 侑人は美咲の足先を手放し、その場で仰向いた。 まさしく少年の体型だ。 しかし股間の
しかし……。 万里亜は全裸なのだ。 それでこの恰好をしたら、股間部は剥き広げられてしまう。 しかも、万里亜の股間は無毛だ。 陰唇の中まで覗けてしまうことになる。 実際、美咲の足指をしゃぶる侑人は、万里亜の股間を食い入るように見つめていた。「ふふ。
由美と美弥子 3821★Mikiko05/24/2023 05:41:55 AM今日は何の日 5月24日は、『スクーバダイビングの日』。 スクーバダイビングの認定証である「Cカード」を発行する……。 『レジャーダイビング認定カード普及協議会(Cカード協議会)/東京都渋谷区恵比寿南』が制
「ほら、こんなに一生懸命舐めてるんだから、ちゃんと見てあげなさい。 目を逸らさないで」 最後のひと言が、胸に刺さった。 そうだ。 これまでの人生は、ずっと目の前のことから逃げ続けて来た日々だった。 これからは、現実を、今を、真っ直ぐに見つめよう。
「いいこと? これは、大事な通過儀礼なの。 イニシエーションね。 誰が主人で誰が家来か……。 はっきりと形にして、互いが認識する儀式よ」「主人とか家来とか……。 そんなのイヤよ」「ダメ。 ほら、足あげてって」「できないわ」「するの!」 万里亜
「ボールは自分で取りなさい」 侑人は、両腕を頭の後ろに回した。 ストラップを外したのだろう。 侑人がボールを吐き出すと、粘性の強そうな唾液が糸を引いた。「侑人くん。 まず、やることがあるでしょ」 侑人は、美咲に向き直った。 思わず後ずさる。「
み「ここは旧道だな。 歩道が狭いわ」ハ「スピード、気いつけや。 あっちゃから歩行者が来たら、正面衝突やで」み「はいはい。 しかし、この赤い舗装、なんだろ? 明らかに、側溝の上に敷いてあるよね」ハ「せやな。 水を落とす穴が空いたあるわ」み「わかっ
「なーんだ。 お気に召さないみたいね。 喜んでもらえると思ったのに」「何てことを……。 これは……。 これは犯罪よ」「あなたも同じ目に遭ったんでしょ」「だからって! ……。 ごめんなさい。 わたしのせいね。 わたしのせいで、あなたはこんなことを
「映画に見るレズビアンの世界」作:マッチロック第1回『アンダー・ハー・マウス』 レズビアンの映画(シーンを含む)が初めて公開されたのは、確認できたのが1936年(なんと第二次世界大戦前夜!)のドイツ映画「制服の少女」からで、日本だと1953年「野戦看
マッチロックさんの創作集です。映画に見るレズビアンの世界/第1回フェアリーズ・パーティ/ファースト(2-6) フェアリーズ・パーティ/ファースト(2-5) フェアリーズ・パーティ/ファースト(2-4) フェアリーズ・パーティ/ファースト(2-3) フ
左手の壁の中央部は、黒い矩形に象られていた。 開口部のようだが、ドアノブなどは見あたらない。 引き戸だろうか。 万里亜はその前に立つと、手の平を打ち合わせた。 駆動音が起こり、黒い矩形がゆっくりと横にスライドした。 やはり引き戸だったのだ。 現れ
■ 再び2人は、リビングに戻っていた。 もちろん、バスルームで目を覚ましたあと、互いの身体を清めている。 化粧も落としていた。 万里亜の顔は、化粧を落としてもほとんど変わらなかった。 彫りが深いからだろうか。 肌もみずみずしく張っている。 自分はど
その当時はまだ、絵里子たちと知り合う前だった。 専業主婦の幸せな生活にまどろんでいたころだ。 自分の内奥に潜む淫性には気づいていなかった。 だが、今は違う。 自らの正体は、絵里子や香織によって捲り出されてしまっていた。 淫獣だ。 その自覚がおそら
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「だってオヤジが、クッションカバーを開けるなんてこと、あり得る?」 それはそうなのだが、可能性がゼロではないだろう。「それがいいんじゃん。 スリルってやつだよ」 ほんとに、どうしてこんな子に育ってしまったのか。 悪魔の落とし子だったのかも知れない
目次・ⅩⅩⅩⅩⅣ(4055~)第421章:隣の芝生【奈美】現在/奈美のマンション4062 4061 4060第420章:傾斜する日常【奈美】現在/奈美のマンション4059 4058 4057 4056 4055目次・ⅩⅩⅩⅩⅢ(3956~4054) <TOP> 目次・Ⅰ(0001~0096)
み「おー、かっちょえー。 日本のお城って、やっぱりいいよね。 青空によく映えるわ。 逆に外国の城って……。 嵐の中に建ってるイメージだよね」ハ「思い切り偏見やがな」み「市(いち)の再現か? でも、ほんとにこんなのが建ってたわけ? 普通、露天でし
「奈美も出てみる?」「まさか! こんな太ったおばちゃんが、人前になんか出れるわけないでしょ」「店に出てる2人って、奈美とおんなじ専業主婦だよ。 そのうちのひとりは、奈美よりも年上。 しかも、奈美より2回りくらい太ってる」「とても信じられない」「そうだ
■「侑人」「ん?」 侑人はソファーにうつ伏せて、スマホのゲームをしていた。 全裸で。 リビングだった。 土曜日の昼前。 この日、夫は接待ゴルフで、朝早くから出かけて行った。 プレー後は、ゴルフ場近くの温泉旅館で宴会。 そのまま泊まるそうだ。
「あぁ」 地声が漏れてしまった。 まさか、夫には聞こえないだろうが。「侑人……。 もう助けて。 声が出ちゃうから」 乳首から悦楽が逃げた。 侑人が乳首を吐き出し、顔をあげたのだ。「奈美。 中に出していい?」「ダメよ。 今日はダメな日。 弟
「ストップ」 侑人が奈美の肩をタップした。「寒くなってきたから……。 お湯に浸かる」 奈美が陰茎を吐き出すと、侑人は湯に沈んだ。 華奢な身体は、お湯を溢れさせることもなかった。「このまんま入れたい。 足開いて。 縁まで」 今さら拒絶しても仕
由美と美弥子 4051★Mikiko04/22/2024 05:38:43 AM今日は何の日 4月22日は、『肩コリを労わる日』。 医療衛生用品、健康食品、ヘルスケア用品などの卸販売、自社開発商品の製造販売を行う……。 『ピップ㈱/大阪府大阪市中央区』が制定。 夏目漱石が執筆した朝日
コメントだけを抜き出したログファイルです。※ファイルサイズが大きいので、携帯からは表示できない可能性があります。289(4051~4055) 288(4041~4050) 287(4031~4040) 286(4021~4030) 285(4011~4020) 284(4001~4010) 283(3991~40
「咥えて」 侑人がお湯に入ってきた。 侑人と風呂に入ったのは、何年ぶりだろう。 もちろん、侑人がまだ幼児のころだ。 小学校に入ってからはないはずだ。 そのころはまだ、青唐辛子のような陰茎だった。 むろん、勃起などさせていなかった。 それがどうだ。
み「木漏れ日じゃ。 まさしく、今が一番の季節よのぅ」ハ「下、見とらんかったら、転げ落ちるで」み「ひょえー。 水はダメじゃ」ハ「やっぱ、狂犬病や」み「ばぅっ!」み「この木、樹形からして、ソメイヨシノだろ。 コンクリートの天守が復元されたのって、
浴槽には、湯が張られたままだった。 3人が入浴した後の湯だったが、落とさずにそのままにしてある。 災害対策だった。 断水になったとき、トイレの水洗に使うためだ。 といっても、翌朝、掃除のときには落としてしまうのだが。 シャワーで済ませるつもりだった
■ 景色が傾いでいるような日々だった。 現実感がなかった。 掃除、洗濯、食事の用意。 これまでと、やることは変わっていない。 しかし、それをやっているのが自分だという実感がないのだ。 まるで離脱した魂が、家事をする自分を天井から見下ろしてるみたいだ
携帯端末用目次目次・ⅩⅩⅩⅩⅣ(4055~)目次・ⅩⅩⅩⅩⅢ(3956~4054)目次・ⅩⅩⅩⅩⅡ(3858~3955)目次・ⅩⅩⅩⅩⅠ(3756~3857)目次・ⅩⅩⅩⅩ(3659~3755)目次・ⅩⅩⅩⅨ(3559~3658)目次・ⅩⅩⅩⅧ(3461~3558)目次・ⅩⅩⅩⅦ(3367~3
「ごっ」 第2弾が口中を襲った。 鼻から垂れた精液も、唇を越えて流れこんだ。「かっ」 第3弾は乳房に落ちた。 同時に、見開いた薫の両目から瞳が消えた。 真っ白い両眼が、奈美を睨んでいた。「かはぁ」 ビニール人形から空気が抜けるように、薫の全身が
目次・ⅩⅩⅩⅩⅢ(3956~)第419章:虜囚の宿【奈美】現在/奈美のマンション4054 4053 4052 4051 40504049 4048 4047 4046 4045第418章:魔物の係累【奈美】現在/奈美のマンション4044 4043第417章:暴虐な水仙たち【奈美】現在/奈
これは、『単独旅行記』の72回から91回までのコメント欄で連載した『街路樹Ⅰ~ⅩⅩ』を、『Mikiko's Garden』の1本としてまとめたものです。●街路樹考/第1回 管理のことを考えずに樹木を選ぶと……。 後々、大変なことになります。 まず、その最たるものは、サ
ガーデニング関連のコメントを抜粋しました。街路樹考 ムスカリを植えました 染井村の話 ガジュマルの話 冬の新潟から ~ガーデニング雑感~ アリウムを植えました アメシロ大発生 お漬け物と浸透圧 真夏の花 コブシの話 モクレンの話 も
薫は、ゆっくりと腰を引いた。 奈美の陰毛の向こうに、白い陰茎が生まれた。 湯気をあげていた。 薫が再び腰を送った。 陰茎が根元まで埋もれる。「あー、いい」 前後動が、次第に律動を得始めた。 リズミカルに腰が煽られる。 膣襞を陰茎が擦過する。
由美と美弥子 4041★Mikiko04/08/2024 05:52:34 AM今日は何の日 4月8日は、『虚子忌』。 明治、大正、昭和の3代にわたり、俳人で小説家だった……。 高浜虚子(たかはま きょし)の、1959(昭和34)年の忌日。↑クリックすると、大きい画像が見られます。 椿を
ハ「そんな木、何で植えたんや?」み「今、これを街路樹に採用する自治体は、まずないだろうね。 管理が大変すぎるのが分かったから。 昔は、この樹名に惹かれた住民とかから、要望があったんじゃないの?」ハ「どこに惹かれるんや?」み「歌にあるでしょ。 『鈴懸
「あひぃ」 美咲は思わず上体を折った。 クリトリスを吸われたのだ。「ダメ! ダメだって」 美咲は万里亜の頭を懸命に押し離した。「どうしてよ?」「お風呂入ってないから」 万里亜からの電話で、慌てて飛び出して来たのだ。 シャワーを浴びる間もなか
「見ないで……」「どうして?」「恥ずかしいから」「そうよね。 こんなに濡らしちゃって」「……。 意地悪」「そうよ。 わたしは意地悪なの。 こんなに濡れてるってことは……。 玄関入る前からよね。 ううん。 そんなもんじゃないわ。 家を出るときか
「見せて」「は、恥ずかしい……」「どうして?」「……。 濡れてるから」「それはもう、ショーツの上からバレバレよ」「いや」「ほんとは嫌じゃないくせに。 見せたいんでしょ? 濡れたおまんこを。 どう?」「……」「ほんとに見せたくないの?」 万里
「うぐ」 塞がれた口で呻いた。 めくるめく口づけだけで、すでに美咲の性器は泥沼と化していた。 泥濘からは、熱い泡が噴きこぼれているだろう。 尻たぶから、万里亜の片手の感触が消えた。 美咲の片腕が掴まれる。 背中から引き剥がされた手の平は、万里亜の腕
■ バスを降りてからは、ほとんど小走りになった。 きのう初めて訪ねた街なのに、抱きしめたいほどの懐かしさを覚えた。 エントランスのインターホンの呼び出しで、再び万里亜の声を聞いた。 上階に止まっていたエレベーターが降りるのを、足踏みする気持ちで待っ
み「おー、けっこう今風なバスが来た」ハ「どんなんが来ると思っとったんや?」み「ボンネットバスとか」ハ「バカにしとるんやないか? それはさっきの周遊バスやろ」ハ「あんなんで高速走ったら、分解してまうがな」み「どっちがバカにしとんねん!」み「さて
しかし、自分から電話できないのは……。 やはり、負い目があるからだ。 彼女は、21歳だと云う。 もう少し年嵩に思えたのは、もちろん彼女が老けて見えたからではない。 肉体だけではなく、精神も成熟しきった女性に感じたからだろう。 精神年齢は、美咲より上に
■ 何も手に付かなかった。 家事だけはこなしていたが……。 子供のいない家庭では、家事だけをして1日が終わるわけではない。 かといって、本も読む気になれなかった。 テレビを点ける気にもなれない。 ダイニングチェアに座り、窓の外に漂う雲を眺めては、テ
由美と美弥子 3791★Mikiko04/12/2023 05:44:42 AM今日は何の日 4月12日は、『国分寺ペンシルロケット記念日』。 東京都国分寺市が制定。 1955(昭和30)年4月12日(今から68年前)。 東京大学生産技術研究所の糸川英夫博士が率いる研究チームが……。 国分寺町
「う」 薫の髪が跳ねた。 薫は、天井を見ていた。 三白眼が揺れている。「ふふ。 まるで二人羽織ね」 万里亜の両手が、椅子の肘掛けを掴んだ。 万里亜が尻を煽ると、薫の尻も扇がれた。 どうやら万里亜のディルドゥは、薫のアナルに挿入されているらしい。
薫が、絵里子の肩に片手を置いた。 もう一方の手で陰茎を摘まむ。 中腰でかなり苦しい姿勢らしく、肩に置かれた手がぷるぷると震えた。「両手を肩に載せて。 ペニスは、わたしがガイドしてあげるから」 薫は、絵里子の両肩を手の平で掴んだ。 万里亜が、その
蛙が潰されたような声をあげた薫は、全身を丸めて床を転げ回った。「この痛みだけは……。 女性にとっては、永遠の謎ね。 薫くん。 勝手にイッて、床に寝てていいと思ってるの?」 薫は身体を丸めたまま、万里亜の前で身を起こした。 土下座の姿勢だった。
み「ピカーン。 5時43分、今日も快晴じゃ」ハ「二日酔いはないんか?」み「ぜんぜん大丈夫。 車の運転はできんがな」ハ「あるんやないか」み「向かいのマンションの住人は、寝不足かも知れんね」ハ「なんでや?」み「覗きで」ハ「やっとらんっちゅうに」み
「まだ湯気が立ってるわ。 これ、咥えてみる? ばっちいけど。 それとも、下のお口に入れてあげましょうか。 膣炎になっちゃうかもだけど。 どっちがいいかしら?」 絵里子はかぶりを振った。「どっちも嫌? ま、そうでしょうね。 それじゃ、残る穴はひと
「あがっ」 鼻濁音と共に、鈴穴から白い塊が発射された。 スライムのように形を変えながら、絵里子に向かってくる。 スローモーションフィルムを見るようだった。 しかし眼前で、触肢のような飛沫を伸ばした瞬間……。 一気に等倍速に加速し、絵里子の顔面を襲っ
侑人は、上目で天井を睨んでいた。 万里亜の腰が、大きく煽られた。 侑人の両目が、裂けんばかりに見開かれた。「ひぎぃ」 食いしばった侑人の口端から、泡が噴きこぼれた。 ディルドゥが、侑人の肛門を貫いたのだろう。 万里亜の両手が、侑人の華奢な体幹を
「ようく濡らすのよ。 入れてあげるから」 侑人は、大きく頷いた。 繰り返し。 いや、頷いているわけではない。 陰茎を挿出しているのだ。 激しいフェラだった。「ほんと、一瞬で上達したわ。 素質が花開いたって感じね。 この技術と情熱があったら、どん
男根がスライドする。 ランチャーとなった絵里子の膣壁を、無骨なミサイルが滑っていく。「どう? 引っかからないで動く? そしたら、徐々にスピードをあげてみて。 アッパーカットの連打。 上手い上手い。 ほらもっと。 打つべし! 打つべし!」「あん
み「ほとんど、窓に明かりが点いてないね。 今、19時15分だろ。 サラリーマンなら、もう帰っててもおかしくない時間じゃない」ハ「それ以前に……。 部屋に、奥さんとか子供がいたら、電気は点いとるわな」み「単身者ばっかり住んでるってこと?」ハ「もともと、空