ミコト:これやばくってぇ。フタコ:学歴がバレるわよ。ミコト:いやぁ、ものすごい遅いんだよ。ふざけてんの?ってくらい。フタコ:確かに、やばいね。ミコト:ここまで遅くすると、もはや、音楽の意味がなくなってしまうような。フタコ:チェリビダッケとはまた違う感じだ
クナッパーツブッシュの振る ブラームス 交響曲第3番(1944)
フタコ:これも、「第二」とおんなじ特徴があてはまるね。ミコト:「第三」って、一番、お涙頂戴的でいやなんだけどさ、クナッパーツブッシュは、涙がないね。フタコ:というと?ミコト:なんか、生きるもののはかなさ、みたいのを感じるよ。時々、悠久を感じるときがある。
クナッパーツブッシュの振る ブラームス 交響曲第2番(1944)
ミコト:このアルバムは、3番も入ってていいよね。フタコ:音も悪くないよね。ミコト:クナは2番はあまり振らなかったけど、やっぱりすごい納得感のある演奏だね。フタコ:じっくり、たっぷり。ビーフシチューみたい。ミコト:ベルリンフィル・・・フルトヴェングラーも振
ミコト:いいんだよね、これが。フタコ:ピアノロールからの復活ねミコト:正直、SP盤からの復刻だと今一つピンとこないんだけれど、これだとよくわかる。フタコ:音いいもんね。ミコト:ベートーヴェンの30番ソナタも聞けちゃうのだから、贅沢だよね。
ミコト:このジャケットかわいいよねフタコ:猫~🐱ミコト:フェリアーもお美しい。フタコ:声が独特よね。ミコト:そうだね、でも、最近、染みるんだよね。いや、そもそも、別に嫌いじゃなかったけれど、なんか、みんなぼろくそ言うもんだから、安易に同調しちゃったところ
ミコト:「第5」に比べて、こっちは良くない。フタコ:リズムが上滑ってる。響きも、「第5」に比べると、少しよくないね。ミコト:なんか、享楽的な感じだね。そういう風にとらえてるのかなこの曲は。フタコ:クライバーが好きな曲よね。ミコト:何度も録音しているね。自
フタコ:ド定番ね。ミコト:うん。でもいいね。フタコ:響きがすごくきれい。ミコト:軽い、けれど、なんか、気持ちよくミックスされてる。フタコ:録音がいいのかな。ミコト:いや、それだけじゃなくて、きっとクライバーの手腕もあると思うな。フタコ:全体的に、呼吸をす
フタコ:このCD、すごいタイトルよね。「超絶技巧名演集」。いっちゃう、自分で、それ!って感じ。ミコト:こんな文言が通るのは、ホロヴィッツとリストくらいだね。フタコ:確かにすごい。ミコト:「星条旗よ永遠なれ」が、開いた口が塞がらないほどすごい。フタコ:2台で
アルバン・ベルク・カルテット ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第1番
ミコト:演奏が鋭いね。フタコ:ちょっと、違和感。なんか荒っぽい?ミコト:この方たちは、自分たちに酔っている感じで、ベートーヴェンへの尊敬みたいのは、あまり感じられないね。フタコ:あなた、昔アルバン・ベルク・カルテット褒めてなかったっけ?ミコト:あぁ。後期
対決 エネスコ vs シュミット バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番
ミコト:ベンヤミン・シュミットは買っていてね。素晴らしいヴァイオリニストですよ。フタコ:それと、神品と呼ばれる、エネスコの聴き比べね。ミコト:第一楽章は、同格かな。フタコ:シュミットは大きなホールの響きを活かしてるね。ミコト:エネスコは、残響がほとんどな
フルトヴェングラーの振る ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」
ミコト:アベノコクソウで「英雄」の葬送行進曲が流れてたね。フタコ:クソ下手な演奏だったね。ミコト:この演奏を思い出したね。フタコ:これも下手くそね。ミコト:こっちのだいぶマシ。フタコ:国民の大多数が反対している国葬を強行する政治家よりよほどマシよね。ミコ
アーベントロートの振る ベートーヴェン 交響曲第9番(1950)
ミコト:宇野功芳先生が、バイロイトの第九に次ぐ録音だというけど、いやいや、そこまでとは思わなかったな。フタコ:あそー。ミコト:アーベントロートって不思議な指揮者で、すごくキレよく指揮することがあって、これはそのパターン。第九を、スパスパ切れよく演奏される
へブラーの弾く モーツァルト ピアノソナタ第10番 K330
ミコト:いやぁ、これぞ理想のモーツァルトだと思うなぁ。フタコ:近所のお嬢さんとか、子供が弾いているような素朴さね。ミコト:この、とつとつとしたね。時代を経ると、逆にすごく個性的に響くから驚く。勝利。これをヘブラー自身があえて狙ってやっているのだとしたら相
アーベントロートが振る シューベルト 交響曲第9番「グレイト」
ミコト:フルトヴェングラー風のフルトヴェングラー以上の名演だと思うな。フタコ:おぉ、言い切った。ミコト:表現的には、フルトヴェングラーの42年(だっけ?)と51年の中間に位置するような感じで、ちょうどいい。フタコ:やりすぎず、枯れ過ぎずって感じだね。ミコト:
フタコ:なんとも、爽やかで軽快な曲。ミコト:それくらいしか特徴がないような。フタコ:編成が小さい初期の曲は管楽器の音色が良く印象に残るね。ミコト:その点では合格。フィナーレが舞曲なのも珍しいね。中間部の短調部分がまたいいね。��
ミコト:久しぶりに聞いたけれど、これは名盤。フタコ:カラヤンの指揮がとてもいいね。ミコト:気合の入ったカラヤンだね。フタコ:ブラームスみたい。ミコト:ツィマーマンは今ほどの個性はないけど、カラヤンの狙った音楽にしっかりと寄り添ってる感じだね。フタコ:模範
ミコト:第一楽章、ジュピターとは違って・・・いや違くないのかな、攻めてるって意味で。フタコ:速いね!ミコト:うん、フルトヴェングラーかサヴァリッシュか、と言った感じだ。フタコ:でもこれはこれでいいのでは。ミコト:録音がいいからね、せかせかしたヴァイオリン
サヴァリッシュの振る モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」
ミコト:サヴァリッシュ、初めて聞いたけど、いいね!フタコ:なんか安っぽいCDね。ミコト:よく、CD屋さんがあったころ、棚で見かけたもんだよ。1300円のこのシリーズ。なんか、デンオンのCDのジャケットって本当にダサいんだよな。これは、ダサさは回避しているんだけ
クーレカンプの弾く ブラームス ヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」
フタコ:「雨の歌」の第一楽章のメロディは本当にきれいよね。ミコト:ブラームスの書いた旋律の中でもぴか一だよね。ただ、旋律的になると、構築的な展開がいまひとつになる。フタコ:うーん、理屈っぽいなぁ。ミコト:あんまり、メロディ以外はピンとこないな。ブラームス
フタコ:録音当時、10代だって。きゃーすごいー、かっこいいー!ミコト:・・・・。フタコ:とても、優しく弾いていてとっても心地いい~。ミコト:ショパンの苦悩とか、どこ行っちゃったんだろう。フタコ:あんたは一人で悩み抱えてろ。「別れの曲」はこれがぴか一。あの、
ミコト:アラン・ラエス(alain raes)は1947年生まれのフランスのピアニスト。フタコ:この曲、無味乾燥に聞こえるんだけれど、実は凄く華やかで親しみやすいね。ミコト:ホロヴィッツの演奏でも有名。フタコ:意外にずっと聞けちゃうのね。ショパンのはもう結構!ってなる
アーベントロートが振る ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
ミコト:あーやっと気づいた。フタコ:どうした?ミコト:俺、アーベントロートが好きなんだ(ポッ)。フタコ:なんだよそれ。ミコト:ドイツ風のオケの音も好きだし、あるい程度決められたであろう芝居気も安心感がある。フタコ:馬が合うってことね。ミコト:そうなんだろ
ミコト:歳をとることは悪いことばかりじゃない。フタコ:???ミコト:あれほど嫌ってたジュリーニの良さがだんだん分かってきたよ。フタコ:あそう。じゃあ、ジュリーニに謝って。ミコト:全パートを歌わせる指揮なんだね。そのためにはテンポが遅いと。フタコ:なるほど
フタコ:この中の人、今度はコロナにり患したらしいわよ。ミコト:えぇぇ!フタコ:ばっちり3日間熱出して、今は少し落ち着いてるらしいけれど、療養明けの通院の予定とか(保健所の療養機関とは別に、外来も別基準があったりする)、週末の子供の面倒見るのに、義理の両親
ワーズワースが振る モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」
ミコト:「ジュピター」がモーツァルト開眼のきっかけだったよ。フタコ:それは初耳。ミコト:ブリュッヘンの指揮で。かっこよかったなぁ。でも、あの古楽器のピッチが刷り込まれてて、どの「ジュピター」も、最初は高く聞こえて「あれ?」って思う。フタコ:不幸ねぇ。ミコ
フタコ:5月だね。ミコト:5月だねぇ。フタコ:まぁ、特に何もないけど。休みが多いのはありがたいね。ミコト:さあ、ハイドンの「第九」だよ!フタコ:確かに。ミコト:でも、普通のハイドンの初期の交響曲って感じだね。フタコ:少ない楽器の素朴な感じがいいね。ミコト
フタコ:ハイドンは地味、とか言われるけど。ミコト:最近集中して聞いてきたバッハよりは、全然華やかだね~!フタコ:ほんと。ミコト:いやー本当に、息苦しい地下室から、高原にワープしたみたいだよ。ほんと、ハイドン最高とか思っちゃう。フタコ:アンスネスってすごく
プレストン ピノックが弾く バッハ フルート・ソナタ BWV1030
CRD 33145フタコ:だいぶバッハづいているねミコト:だんだん、好きになってきた。このCDは昔からサウンドが好きでね。とてもいい録音で、いい楽器の音で、すごく癒される。フタコ:古楽器を褒めるなんて珍しい。ミコト:最近、バッハの音楽自体も好きになってきたけど、ま
1985年録音ミコト:これは1番に比べると、穏健な感じだね。フタコ:ブランデンブルク協奏曲みたいね、2番にもそう思ったけれど。ミコト:このころの音楽がそうなのか、バッハがそうなのかわからないけれど、音価でドラマを作ってゆくんだねー。そう思うと、第2楽章で、ピ
ミコト:この曲凄いなぁ。・テーマのメロディがすごくオリジナルでかっこいい。・独奏部がバッハの即興演奏を垣間見るよう。・たゆまないテンポのなかで、これでもかと編曲の技を繰り広げる。これはとびぬけた名作かもしれないなぁ。フタコ:だいぶバッハの曲って、すべて優
0833602フタコ:今日は中身の話してね。ミコト:モダンピアノだと、本当に情感豊かになるね。コラールって、割と抑制が効いた弾き方なのかな。でも、緩徐楽章は、本当に情緒纏綿として美しいね。天国にいるみたいだ。フタコ:チェンバロだと、なんか、空気が一気に、緊張する
0833602ミコト:はぁフタコ:どうしたの?ミコト:こんな、隙のない音楽を聴かされて、いったいどうすればいいっていうんだろうなぁ。フタコ:なにそれ、変なの?ミコト:いやぁ、これ以上素晴らしい音楽はないはずなのに、それでも、他の音楽に目移りするのって、なんか俺っ
サラチーノ パルンボ が弾く カルッリ グランド・デュオ ホ短調(op.)
ミコト:イタリアの作曲家。ギターの作曲で有名。ベートーヴェンと同い年。フタコ:へー。ミコト:この、グランド・デュオ ホ短調はすごくいいよ。「糸をつむぐグレートヒェン」みたいな前奏にのせて、哀愁のメロディが、ギターとピアノで纏綿とつづられてゆく。フタコ:とっ
ミコト:「夜」がいちばん元気だなぁ。フタコ:そうだね。ミコト:やっぱり、「夜」は「夜」に演奏されたから「夜」なんじゃないかなぁ。フタコ:タイトル、覚書説ね(あんただけだよ、そんなこと言ってんの)。ミコト:そうなると、貴族たちは、夜に大騒ぎしてたってことに
ミコト:フレーニのエルヴィーラはいいね。美声というのとは違うかもしれないけど、それを超えて伝わってくるものが伝わってくるね。フタコ:指揮はムーティさんね。ミコト:要所要所加速したり引き締めたり、さすがって感じがするよ。シンフォニーの感覚で聞けてしまう。フ
ビョルリンクが歌う プッチーニ マノン・レスコー(ハイライト)
ミコト:ビョルリンク、好きなんだよね。フタコ:知ってる。ミコト:本当に素晴らしい声だなぁと思う。そして、大見得を切るのも好きだなぁ。フタコ:まぁ、声の好き嫌いって、わりと、個人差あるから・・・。ミコト:マノン・レスコーも本当に旋律が美しい音楽ばかりだね。
フタコ:バーンスタインにドイツものって、あまり期待する人いないかもしれないけど、いいね。ミコト:この演奏にケチをつけるのはむつかしいね。十分だよ。ニューヨーク・フィルの音色が明るくて、それが、一番のこの演奏の特徴的なところかもね。フタコ:第3楽章とか、か
フタコ:「昼」ってタイトルなのに、ずいぶん暗いね。ミコト:第2楽章は、ヴァイオリン独奏がずっと続いて、まるで昼寝してまどろんでいる感じだけど、少しなんか、悪夢にうなされているような。フタコ:あんま、表題のことは考えない方がいいのかもね。ミコト:表題という
フタコ:比べちゃ悪いと思うんだけど、レーヴェンタール盤に比べると、銭湯みたいで生ぬるい。ミコト:ホールトーンがふくよかな分、なんか、ガッツが足りなく感じちゃう。これは残念だなぁ。「おジャズ」な演奏だね。フタコ:でも、イケメンだから許すわ。ミコト:僕はこれ
フタコ:ドラティより前に完成された交響曲全集らしいね。全然知られてないけど。ミコト:そうそう、結局、レコード会社の宣伝力がものをいうのかね。フタコ:マスターテープもどこか行っちゃって、レコードから音を取ったって書いてる。ミコト:音は板起こしといわれなきゃ
ミコト:いま、りょうたさん(中の人)、入院しているらしいよ。フタコ:えー。あそー。ミコト:明日、全身麻酔だから、もし目を覚まさなかったらよろしくってさ。葬式には、パット・メセニーとチャーリー・ヘイデンのThe Moon Is A Harsh Mistressを流してくれって。フタコ
1962年録音フタコ:ここの作者、今度は、足を負傷して手術らしいわよ。ミコト:え、肩の次は足…、なんか憑かれてるのでは。フタコ:厄除けにいったらしいけど神主さんに「あなたはもう厄年じゃないですから・・・別の災い避けのようなのをやりましょう」と言われたらしいよ
ミコト:表情付けがわざとらしいけどね。フタコ:この呼吸に馴れると聞かされるわねぇ。 ミコト:本当に、簡単そうに弾くんだよなぁ。自由に大きくそして大きくテンポルバート。フタコ:これがショパンだったら。ミコト:ショパニアーナという人種ににぼろくそに言われるか
ミコト:この曲、ふわっとしか聞いたことないけど。やっぱり、なんとなく、ふわっとしてるんだなぁ。フタコ:全然集中してないじゃん。スマホばかりいじって。ミコト:なんか、集中を持続できないんだよねー。イントロ以外。つまらない。フタコ:この録音は、ピアノが不自然
フタコ:は!寝てた。ミコト:お前のクラシックへの愛情はそんなもんか。フタコ:うん、ごめん。なんか、起伏がなくてさ。ミコト:うむ、確かに、まぁ、立派な演奏だけど、それでも寝るなんて演奏家に失礼だろ。フタコ:ごめんなさい。ミコト:まあまあ。説教はこれくらいに
ミコト:ノリントンとロンドン・クラシカル・プレイヤーズの演奏は、どれもはずれがないんだよなぁ。フタコ:3枚しか聞いたことないのによく言うよ。ミコト:黒光りするひなびた古楽器の響き、これは、狙ったのか偶然なのかわからないけど、とても気持ちがいい。フタコ:薄
ミコト:ブルックナー、もう耳タコなんだけどさ、この第7番なんかは、あまり聞いてこなくて。フタコ:偉そうに。ミコト:ヴァントは晩年のベルリン・フィルとやったやつを聞いたんだけど、これがあまりよくなくてねぇ…。こっちの、ケルン放送交響楽団とやったやつの
ミコト:いやぁ、これはお見事!フタコ:ペライアのファースト・レコーディングみたいね。ミコト:シューマンの曲は支離滅裂な感じがあるんだけど、本人は支離滅裂に書いてるわけじゃないんだよね。フタコ:そりゃそうだ。ミコト:ピアニストが、シューマンの気持ちを組んで
ユングヘーネル指揮 モンテヴェルディ 聖母マリアの夕べの祈り
ミコト:フタコ:ミコト:これ、出た当時は衝撃的だった。だって、単品でも結構高価だったドイツ・ハルモニア・ムンディのタイトルが50枚入って、5000円台だったんだから。ここから、怒涛の廉価ボックス戦国時代が幕開けたんだよね。フタコ:箱の話かよ。ミコト:聞ききれな
ミコト:レオンハルトといえば、ゴールドベルク変奏曲の全く納得のいかない演奏を聞いて以来、現代楽器じゃ勝てないから古楽器に逃げ込んだ三流音楽家ってレッテルを貼っていたけれど・・・。フタコ:本当に、すごい偏見。引くわ。ミコト:このモーツァルトは悪くなかった。
Michel Plasson Et La Musique FrancaisePlasson, MichelWarner Classics2010-11-23ミコト:少し前に、この演奏聞いたことあって、まったく感心しなかったんだけど。今聞くと、いいね!フタコ:どういった変化なのかしらねぇ。ミコト:うーん、聞いたのは日本盤で、きっと、
フタコ:なにこれ?ミコト:あのー、骨折した、このブログの中の人のりょうたさんの新作だって。ぜひ取り上げてほしいと。フタコ:骨折したのに、音楽なんか作っていいの?ミコト:なんか、治ってきたみたいなこと言っていたけど。どう?フタコ:どうって?普通の曲じゃない
ミコト:仕事場の優先で、この曲よく流れてるんだ。フタコ:渋いね。ミコト:そう。で、「クロイツェル・ソナタ」って、やっぱかっこいいなぁと思うね。フタコ:第1楽章なんかリズムがロックっぽいもんね。ミコト:そうだねー。でも、この二人の演奏家は、非常に優雅に弾い
録音⑥ミコト:素晴らしい!ブラボー!フタコ:なんだかよくわからないうちに終わっちゃった感じ、ミコト:フランソワの雄弁さは、他のピアニストの群を抜いているね。ラヴェルの曲は、抽象的な音の世界だと思うんだけれど、なんというか、フランソワは、彼のこの作品の理解
エマ・ジョンソンの吹く ヴェーバー クラリネット協奏曲第1番
BRL99497 録音⑧ミコト:形式感が弱いとか、文句つけようと思ったけど、いい!これは!フタコ:なんか、すごく、勇ましいところと、もの悲しいところの対比があるね。ミコト:以外に、悲運な人みたいだしね、ヴェーバーという人は。フタコ:あたりまえだけど、クラリネット
録音⑧ミコト:意外と、泣きのない、すっきりした演奏。フタコ:いや、これ、普通なんじゃないの?ミコト:自分の刷り込みはクライスラーだから、それに比べると、なんか物足りない。フタコ:これで十分でしょーよ。ミコト:今度聞かせるよ、クライスラー版。すごいよ。フタ
スークの弾く ドヴォルザーク ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ
録音⑧フタコ:かわいい曲だね。ミコト:5音音階を使った、ドヴォルザークならではって感じだね。フタコ:自分の子供のために作ったんでしょ。ミコト:そうらしい。ところで、ドヴォルザークは、この5音音階の再発見についてどう思ってたのかね?「これしかない!」って思
録音⑦フタコ:先日聞いた、ケンプに比べると、起伏がすごいね。ミコト:うん、デームスは、シューマンの代弁者になろうとしている感じ。フタコ:せかせかしている。ミコト:それも含めての、デームス的なシューマンの表現なんだろうね。フタコ:落ち着かないわ。ミコト:そ
録音⑩ミコト:この演奏好きなんだな。フタコ:きれいな演奏ね。ミコト:シューマン特有の感情の起伏の激しさを、ケンプが「わかるよー」って、やさしく包んであげてるような感じで。フタコ:でも、作曲者が何を言いたいかよくわからないわ。ミコト:うん、そういう、踏み込
ミコト:ベルリン・フィルとやった、新しい方ね。でも、ベルリン・フィルでモーツァルトの名演奏って聞いた記憶がない。フタコ:また敵作りますよー。ミコト:まぁ、自分が知らないだけでしょうけどね。この演奏も、オーケストラの音色に全然魅力がないんだよね。フタコ:ピ
小川典子さんの弾く ムソルグスキー 展覧会の絵(自筆譜による演奏)
録音⑧フタコ:リョウタさん(このブログの作者)、骨折どうかしらね?ミコト:さぁ、「子供は骨折とか察してくれないから」とか、言ってたけど。フタコ:なにそれ?なんか、元気に自分のブログ更新してんじゃない。ミコト:まぁまぁ。フタコ:本当に、こっちは更新もしてな
痛み⑦フタコ:あのさ、このブログの作者、骨折ったらしいわよ。ミコト:え!フタコ:どおりで更新回数が減ってるわけよ。ミコト:いったいどこを折ったのかなぁ。フタコ:右の上腕骨だって。上腕骨近位端骨折。高齢者がよくやるやつだど、あいつ40代でしょ。骨密度大丈夫な
録音⑤フタコ:オーマンディ熱は冷めた?ミコト:さて、何のことやら。これは、クナッパーツブッシュとやった、有名なものではなくて、ブルーノ・ワルターがピアノを弾いた珍しいやつだよ。フタコ:なんか、かわいらしい、ピアノ。ミコト:ホントにね。言われないとワーグナ
ミコト:いやぁ、申し分ない。フタコ:そればっかじゃん。ミコト:だって、それしか言えないから。時々、R.シュトラウスのように響く感じがあるんだけどね。それが、またいい。それくらい、苦も無く良く鳴る、オケが。実演を一度聞いてみたかったなぁ。フタコ:某吉田がこの
ミコト:いやいや、申し分ない。まったく見事な演奏で。フタコ:・・・それだけ?ミコト:うん。とにかく、オケの鳴りっぷりがいいね。オーマンディの音がもう好きになっちゃったから、なんでも満足できる耳になっちゃったなぁ。フタコ:こんな調子の感想なら、いくらでも書
続・村上春樹「古くて素敵なクラシック・レコードたち」を読んで
2021年6月発行 装丁⑩フタコ:読み続けて印象は変わった?ミコト:冷静に読んでみると、まぁ、取り上げる曲は、目新しいものはない。フタコ:まぁ、そうだね。ミコト:そして、曲に対しての踏み込んだ記述も少ない。あくまで、お気楽に演奏評を書いていればいい立場。そのあ
装丁⑩フタコ:あんたハルキストだもんね。ミコト:ちがう、全然違うし。フタコ:その全否定が重症ってことよ。で、中身はどうだった?ミコト:面白いねー。装丁がまず美しくて面白いんだけど。誤解を恐れずに言うと、バーゲンの中古LPを紹介してるような内容だよ。嘘だーっ
オーマンディ指揮 J.シュトラウス2世 ウィンナ・ワルツ&ポルカ集
フタコ:ここまで、かたくなに、ウィンナリズムを踏まないとは、恐れ入るわ。ミコト:本来の意味から言うと奇演だろうね。でも、これで初めてウィンナ・ワルツを知る人は、これがスタンダードになってゆくわけだから、この演奏が残っているという意味は大きいよね。そういう
1963年録音⑧ミコト:ベートーヴェンの生前は、わりと話題となった作品らしいけどね。フタコ:退屈ねー。ミコト:そうだねぇ。ベートーヴェンもチャチャっと仕上げたらしいし、なにせ言葉があると、聴衆としては、まずはそっちに耳が行くだろうからね。やっぱ、聖書をネタに
1966年録音⑧ミコト:オーマンディ=フィラデルフィア管弦楽団の音色って、ちょっと中毒性があるんだな。フタコ:最近、オーマンディばかり聞いてるものね。ミコト:多分、いまなら、ブラインドで当てられそうな気がするよ。フタコ:まぁ、それはさておき、このシューベル
オーマンディ指揮 ザ・ロマンティック・フィラデルフィア・ストリングス
1957~68年録音⑩ミコト:昔、LPで、フィラデルフィア管弦楽団の、こういった小品集を聞いたことがあって、それがすごくよくってね。フタコ:あったね、昔あんたが一人暮らししてた汚い四畳半の家に。森の中から、月が覗ているようなジャケットのやつでしょ。ミコト:そうそ
続・オーマンディ指揮 ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」
ミコト:まだ、聞いてるよ。素晴らしいね、聞けば聞くほど。フタコ:よかったね。ミコト:前回、弦がいいって言ったけど、木管もいいね。ちょっと、普通のブルックナー演奏とは違うかもしれないけど、グリーグみたいな自然の息吹を感じたりするよ。フタコ:あのさ、この前も
オーマンディ指揮 ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」
録音⑩ミコト:最初は、少し、聞きなれたブルックナーの響きと違うんだけど。フタコ:あそう。ミコト:だんだん、オーマンディの呼吸と合ってくると、いやぁ、すばらしいなぁと。第2楽章とか、木管の歌、神秘的なベールに包まれた厚い弦、思わず聞かされる。フタコ:へー、
TWCL-4020 録音⑥ミコト:このCDは、水上の音楽を、オーマンディが編曲している、オーマンディ版で演奏しているんだけど。フタコ:いいじゃない。すごく豪勢で。ミコト:僕も好きだね。水上の音楽、というより、吹き出す間欠泉だね。フタコ:編曲もそうだけど、オケの人数も
ミコト:そんなに期待値ほど面白くはなかったけど、ブラームスの第1番の酷評が多いのがいいねぇ。フタコ:なんでよ。ミコト:いや、僕も、あの曲、ずいぶん長いことよくわからなかったから。やっぱり、分かりにくいですよねーと。フタコ:ベートーヴェンの酷評も多いわね。
1943年録音④フタコ:この第2楽章はいいわねぇ。ミコト:15分もかけて、たっぷりと演奏している。「ジークフリート牧歌」みたいだ。小川のせせらぎのような弦の伴奏。木管の受け渡しとか、他の演奏では聞いたことないようなフレーズも。フタコ:本当に、のどかな風景が目
「1935年録音④ミコト:良いんだけど、なにか足りないような。フタコ:寛容の心でしょ。ミコト:なんか、生真面目すぎるというか。モーツァルトを聞く楽しさというのが、まったくないね。録音も悪いせいもあるんだろうけど。フタコ:レイシストに、モーツァルトなんか、弾け
チッコリーニ、ドゥルアール、ルポウの弾く モーツァルト ケーゲルシュタット・トリオ K498
録音1971年2月9、10日 ⑧ミコト:モーツァルトが、ボーリングに興じながら作ったというね。フタコ:ボーリングというより、フィギュアスケートのペアって感じよね、3人いるから、トリオでしょうけど。ミコト:アンサンブルの楽しさを重視してるんだろうね。よって、あんまし
録音⑦ミコト:いやぁ、第8番とならんで、これも素晴らしいなぁ。フタコ:そう。ミコト:こんな立派な第7番聞いたことない。アーベントロートらしくはないけれど、アーベントロートも、きっとこの曲が好きなんだろうな。変な仕掛けなしで、充実した響きで勝負してるね。フ
ペルルミュテールの弾く モーツァルト ピアノソナタ第12番(K322))
1956年録音⑥ミコト:モーツァルトは「ほら、うまいだろ」って感じで弾いたらだめだね。フタコ:どの作品だってそうだと思うけど。ミコト:とつとつと弾く代表が、このペルルミュテール盤かな。とにかく、素朴で、でも、何とも言えない優しい感じがね、いいね。フタコ:フラ
クレンペラー指揮 ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」
ミコト:昔の輸入盤より、音がよくなったね。フタコ:そうなんだ。すごいパワーと迫力ね。それで、外連味がないのね。ミコト:この曲は、みんな、色気を使って、効果を狙おうとするんだよね。ある意味、エンターテイメント的に響かせようとする。クレンペラーはちょっと違う
録音⑧ミコト:情感に溢れてるけど、格調の高い演奏で素晴らしいね。フタコ:すごく、上品な演奏。街の、個人宅でやってる先生が弾いてるような親密さを感じるわね・・・まぁ、そんなことは実際にはないでしょうけど。女性よね?ミコト:そう、ギリシャ生まれのピアニスト
1950年録音 ②フタコ:何このメロドラマ(笑)ミコト:・・・・。フタコ:なに、この出来の悪いシュトラウス(笑)ミコト:一刀両断ですね。フタコ:いやー、ひどいもん聞いたなぁ。これなら、後の12音階のワケの分かんないほうが、まだましねー。でも、シェーンベルクの出発
TOCE-130821988年録音 ⑩フタコ:気持のいい音楽ね。ジャケットのイメージ通りの音が響いてくる。ミコト:まったくね。難解なところはまるでないね。フタコ:オケも、すごく雄大で、山々が目に見えるよう。ミコト:ちょっと、形だけがでかすぎて、中身がなさすぎる感じもある
1982年録音 ⑩フタコ:とっても、悲しくて孤独な感じの演奏ね。ミコト:和音の表現が絶妙だよね。ショスタコーヴィチは、こういった響きをも持ってたんだって思い知らされたね。結構勢いで形づくられてしまうことも多いけど、ザンデルリンクはすごく繊細に構築されて、それが
フルトヴェエングラー指揮 ベートーヴェン 交響曲第5番(1926)
1926年録音 ④フタコ:こんな昔の録音なのに、コントラバスとか対旋律とかよく聞こえるわ。ミコト:鑑賞に十分だよね。そして、演奏も素晴らしいね。フタコ:ああ、こういう曲なのねと腑に落ちる感じ。ミコト:起承転結が、非常にうまいよね。うまいんだけど、どうして、これ
MCAD2-9838 1956年録音 ⑧ミコト:このCDを聞いて思ったことがあるんだけど。フタコ:なんでしょう。ミコト:バッハのメロディって、四つ音符があるとすると、「最初の3つは下がっていって、最後の1つが上がる」ってパターンが多くない?フタコ:ふむ・・・・確かに。ミコ
MCAD2-98381956年録音 ⑧ミコト:バッハが分からないのは恥だと。フタコ:ほう。ミコト:そう思い、一生懸命聞いているが。フタコ:どう?ミコト:やっぱり、退屈な曲は退屈だ。フタコ:そりゃそうでしょうねぇ。ミコト:第一、この曲集を一夜のコンサートで一気に弾くピアニ
THA 114-1151949年9月28日録音 ⑥ ミコト:久しぶりに良い第8を聞いたなぁ。すばらしいよ。フタコ:ああそう。ミコト:この曲、だいぶ、聞き飽きているんだけど、引き込まれたね。フタコ:ふーん。ミコト:アーベントロートのいつもの芝居気はあまりなくて、旋律をきれいに
8.3301941989年録音 ⑨フタコ:西崎崇子さんって、naxosの社長の奥様ね。ミコト:そうそう。中身はNaxosの音源其のもんだけど、でも、これは、The Golden Classicsというレーベルで販売しているね。レーベルも金色になってる。どういった経緯なのか分からないけど、おそらく
2012年録音 ⑨ミコト:本当に、マ・メール・ロアという曲が好きでね。フタコ:すぐ買ってたよね、特価になった瞬間。ミコト:そうだねー。よりおもちゃ感が増したというかね、ガチャガチャした感じが楽しいよ。フタコ:そう?あんまり、違いが分からないな。ミコト:妖精の国
1959年録音 ⑧ミコト:グリーグって好きなんだ。あんま知らないけど。フタコ:ちょっとさわやかな感じがしていいよね。ミコト:北欧の空気が感じられるというか。北欧の雰囲気を、自然と西洋音楽の語法に溶け込ませているというか。フタコ:そうだね。ミコト:このブログの中
プラジャーク四重奏団による ヤナーチェク 弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタを読んで」
PRD 250 108HMCD 901997年録音 ⑨ミコト:ヤナーチェクの音楽は、結構、スーっと入ってくるんだよね。なんか、僕には理解しやすい。フタコ:なんか、わらべ歌みたいな、懐かしい感じするもんね。ミコト:でも、いたるところに狂気がある。フタコ:無邪気と不適合が入り乱れて
トン・コープマンの弾く バッハ 平均律クラヴィーア曲集 第1集
WPCS-46091982年録音 ⑩フタコ:すごく表情豊かなチェンバロねぇ。ミコト:ほんと、ピアノと近いレベルで聞ける。フタコ:前、チェンバロだと退屈するとか言っちゃったけど、演奏者によるのね、やはり。ミコト:録音も、驚くほどいいね。ただ、チェンバロが、なんか、僕のイ
シュナイダーハンの弾く ブラームス ヴァイオリン・ソナタ第1番
録音 ⑥ミコト:なめらかさとは、少し遠い演奏だけど、納得感はあるね。フタコ:ごつごつした、お堅い演奏ね。こういうのドイツ風表現っていうのかしらね。ミコト:そうなのかなぁ。フタコ:モノラルだけど、なんか、奥行きというか、立体感があるよね。ミコト:それは、ブラ
録音 ⑨ミコト:僕は、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の伴奏を聞いた時から、彼のファンでね。フタコ:めちゃくちゃ遅いやつね。ミコト:遅いけど頑丈な壁のようで、すごい音作りだよね。で、この全集が出た時はうれしかったな。フタコ:さわやかな響きね。ミコト:
1972年録音 ⑧ミコト:この録音は不思議でねぇ。フタコ:なにが?ミコト:フルトヴェングラーのバイロイトのそれとかなり表現が似てるんだよね。フタコ:ほぉ。だいぶ違う指揮者だけどね。ミコト:うん、でも似てるんだ。プロデューサーは誰なんだろうなぁ。手元に現物がない
ミコト:カラヤンって、生前から潜在的アンチがいて、 ↓死後にそのアンチが湧き出して、 ↓でも、しばらくたつと再評価があって、 ↓で、いまだ人気あり、って感じだよね。フタコ:昨日のTwitterにトレンド入りしてたしね。ミコト:でも、アンチが指摘する、内容の空虚さ
ミコト:今日仕事で腹立つことあってさ。フタコ:あらまー。ミコト:バカに腹立てても仕方ないんだけど、お前は馬鹿だってことくらいは指摘してやりたいね。で、腹立った精神状態だと、あんまり音楽もよく聞こえないね。フタコ:音楽って、不要不急のものじゃなさそうね。
録音 1960年12月17-22日 ⑦ミコト:最近、音源の掘り起こしが進んでる指揮者だね。この指揮者は、本当に優秀だと思うよ。僕も、なにかで聞いて驚いてしまって、色んなセットを買ってしまった。フタコ:ふーん。ミコト:音楽を最短距離で表現する人だね。そして、それが、かっ
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