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菩薩が受持すべき菩薩戒については、色々な組み合わせがあるのだが、その中でもかなり変わった内容なのが、以下の一節である。仏、文殊に告ぐ、若しくは男子・女人、三自帰を受け、若しくは五戒、若しくは十戒、若しくは善信菩薩二十四戒、若しくは沙門二百五十戒、若しくは比丘尼五百戒、若しくは菩薩戒を受け、若しくは是の諸戒を破りて、若しくは能く至心に一たび懺悔するものは、復た我れの説く、薬師瑠璃光仏、終に三悪道中に堕せず、必ず解脱を得ることを聞け。『仏説潅頂経』要するに、破戒をしても、薬師如来に帰依をすれば、三悪道に堕落しないということが説かれている。なお、上記経典と、どういう相互関係にあるのかは当方には判断しようがないが、上記の内容が薬師如来に関するものである時、実は、薬師如来関連の経典との繋がりをこそ、先に見るべきだっ...「菩薩二十四戒」の話