いままで、クラシックのコンサートなど行ったこともなかった僕が、65歳にして、人生初めてコンサートに行ってみました。クラシック音楽初心者目線で、レポートをお届けします。音楽鑑賞のご参考に動画もできるだけ載せていますので、お楽しみに‼️
(前回の続きです)今回のコンサートは、事前にストラディバリウスを使うことが分かっていました。 そのため、僕のヴァイオリンの聴き方が、ちょっと偏った、最初からバイアスがかかった、聴き方だったかもしれません。ただ、僕は嬉しかったのです。5月に聴いたコンサートでの、ヴァイオリンの響き方にちょっと違和感を感じたまま、だったこと。馬の尻尾の毛で、弦をギコギコこすったような音を聞かされたこと。なにより、ビンボー人の僕が、大枚5000円はたいて、チケットを手に入れたのに……、えっ、これかよ⁉️ という失望感。それがどうでしょう?今回は、たったの2000円‼️しかも極上の響きなのですよ、ヴァイオリンが‼️まず…
6月7日の土曜日は、神戸文化ホールへ出かけました。 (神戸市営地下鉄、大倉山駅を下車、階段を登って西側にあります)この日は、『神戸市室内管弦楽団』の第168回定期演奏会です。今回の演奏会のテーマは、『トルコ趣味はいかが?』というものです。 いいですね~、トルコ趣味。モーツァルトやベートーヴェンもトルコ行進曲を書いていますし。 www.youtube.com 当時の音楽家には、『トルコ風』という趣味や、音の響きが強烈に印象に残ったのだと思います。 でもこれ、資料を読むと、ウィーンがトルコに攻め込まれて、包囲された歴史があり、 ja.wikipedia.org 危機的な状況を体験した、その100年…
時には映画のレビューなどを『かくかくしかじか』原作 東村アキコ
何年ぶりだろう?映画館に行って映画を観るなんて……。そう感慨深く観てきました。映画、『かくかくしかじか』 www.youtube.com これ、原作は全巻揃えていて、何度も繰り返し読んだのです。 www.cmoa.jp 漫画家 東村アキコさんと、絵画の師匠である『先生』との物語。 そうです。『 漫画 ・マンガ』の師匠ではありません 。あくまで 純粋芸術としての絵画の師匠です。原作はエッセイ漫画の形を取っておりまして、ほぼ、実話だそうです。映画を見終わって第一印象『ああ、僕もこんな先生に巡り合っていたら……。』『東村さんはいい師匠に巡り合ったのだなぁ〜!』たとえ先生が『ヤクザにしか見えな』っくて…
5月30日の金曜日は、JAZZコンサートに行ってきました。場所は、神戸市西区にある、『西神中央ホール』 このホールでJAZZを聴くのは3月に続いて、2回目になります。出演は前回にもプレイされた、ピアノ 永田有吾さんそれにクラリネット 鈴木孝紀さん、ウッドベース 光岡尚紀さん ♫♫ このおふた方の演奏を聞くのは、僕としては初めてです。会場に着いて、まずはホール入口で今回の入場料500円を払います。毎回思うけど、たった500円でプロの演奏家の音楽を『ホールで聴ける』っていうのは、なんとも贅沢です。ここ、西神中央ホールは定員500人。大きさとしては、中ホール程度でしょうか。クラシックなら、ソリストや…
5月25日の日曜日、『オール・チャイコフスキー・コンサート』がありました。場所は、兵庫県立芸術文化センター大ホール プログラム前半は、ヴァイオリン協奏曲ニ長調op35休憩を挟んで、後半はバレエ音楽『白鳥の湖』どちらも、あまりにも有名な楽曲です。一度は聴いたことがある、という方もいらっしゃるでしょう。 www.youtube.com 誰でも聴いたことがある『スタンダードナンバー』というのは、演奏する方は、かえって大変かもね。ヴァイオリン、ソリストは前田妃奈さんです。数々のコンクールで優秀な成績を収めている方です。今回僕は、大好きなチャイコフスキー、ということで、僕なりに奮発して、大枚5000円を…
チェロ 崎元蘭奈さん ✕ ピアノ 伊藤順一さんの、500円、ワンコインコンサートのつづきです。 2曲目はドヴォルザークの『母の教え給いし歌』そのメロディーを聴いて『ああっ‼️ あの曲だったのか‼️』と一人頷きました。というのも、僕の大好きな映画『メゾン・ド・ヒミコ』で使われた曲なのです。 www.youtube.com 監督は犬童一心さん、最高にカッコいいオダギリジョーと、柴咲コウさんの名演を堪能できますよ。ぜひご覧ください。♫♫プログラムはこのあと、リストのピアノ独奏曲、そしてショパンのチェロ・ソナタなど。ラストには、ハンガリー舞曲風の曲で締めくくられました。さらには、アンコールで撮影OK👍…
5月16日の金曜日、午後三時から。この日は、僕の住む神戸市西区の『西神中央ホール』に出かけました。 このホールの外観はとっても現代的。建築の賞にも選ばれていますね。 ホールの他に図書館や、アートスペース、スタジオ、練習室、カフェなどがあります。この日は、チェロ 崎元蘭奈さん ✕ ピアノ 伊藤順一さんのコンサート。 今回のコンサートは『神戸国際音楽祭2025』のタイアップ企画ということで、神戸市が主催。500円のワンコインで楽しめるコンサートとなっています。実は、このコンサート、僕は結構、期待して、楽しみにしていました。というのも、僕はチェロという楽器が大好きだからです。チェロはよく、人間の声に…
地域タグ:神戸町
さて、2台ピアノのコンサートが始まります。まだ若手、男性二人組。 僕はこう予想しました。当然、熱血、ガンガン鍵盤を引っぱたく、溢れ出る情熱のはけ口をどうしてくれよう⁉️俺達の鍵盤で、観客のド肝を抜いてやるんだぁ〜‼️ ワオ〜‼️😂てな具合に、コンサートを始めるんだろうなぁ〜。なんて、思っていたら……。えっ、違った……。甘ぁ〜い、柔らかぁ〜い。そして、深ぁ〜い、ああ、何と言う、ピアノの音色。美しい調べなのでしょう。ゆったりと、夢見心地な雰囲気。1曲目はシューベルトの『春の想い』という曲だったのです。 www.youtube.com 私事で恐縮ですが、実は5月に入ってから、心身の調子が良くなく、午…
5月11日の日曜日、この日は、2台のピアノの演奏会へ出かけました。タイトルは『アンセットシス、〜176鍵で綴るラプソディー!』ということで……。 男性二人組のピアノデュオ、ちょっと珍しい演奏形態ですよね。どんな音楽を聴かせてくれるんでしょうか?僕はピアノという楽器が大好きなので、楽しみにして、会場である、兵庫県立芸術文化センター大ホールへ出かけました。自宅からホールまではバス、地下鉄、阪急電車を乗り継ぎ、1時間半。ちょうど開場時間である、13時15分にホールに入ることができました。 ここの右側の扉を入ると大ホールです。ホールの防音用の重い扉、これを2つ、連続で、ヨッコラせっと開けると、いつもの…
地域タグ:兵庫県
今回の『ドリーム・コンチェルト2025』は、若手売出し中の演奏家たちの共演です。と同時に、僕のようなクラシック初心者にとっては、ありがたいコンサートでもあります。 というのは、日頃あまり聴く機会のない作曲家の曲などを、まるでランチのヴァイキングスタイルのように、美味しいところを『つまみ食い』できるからです。指揮は原田慶太楼さん。 東京交響楽団の正指揮者であり、アメリカ、ジョージア州のサヴァンナフィルの音楽・芸術監督を務める国際派です。演奏は、兵庫芸術文化センター管弦楽団。通称『PACオーケストラ』と呼ばれます。このオケは、世界からオーディションで若手演奏家を集め、演奏会を通して、立派な演奏家に…
4月19日の土曜日は、兵庫県西宮市にある、兵庫県立芸術文化センターへ。 この日は『ドリーム・コンチェルト』という催しがあります。 6人の若手ソリストと、オーケストラの共演という、盛りだくさんのプログラムです。 いつもの通り、神戸市西区の自宅から、バスに乗り、地下鉄に乗り、更には、阪急電車に乗り換えて、西宮北口へ。所要時間1時間30分。何回も通っているので、だいぶ慣れましたね。改札を出ると時計台があり、きれいなお花が植えられております。 何気ないことなんですが、花のある暮らしって、心の贅沢ですよね。ここから3分ほど歩けば、もう、芸術文化センターに到着です。 この日はいいお天気でした。 まずは大ホ…
gooブログからの引っ越し作業が、ようやく終わりました。まだまだ、『はてなブログ』に慣れませんが、少しづつブログを改善できていけばいいなと思います。(ブログデザインがちょこちょこ変わっているのはそのせいです。😁😂)この『65歳からはじめるクラシックコンサート』ブログは、今年の1月に始めたばかりでした。そのため、ブログ記事もそんなに多いわけではないので、よかったら、初めからお読みいただければ大変嬉しいです。一番最初のコンサート記事はこちらからどうぞ aokizaka65.hatenablog.com なるべく、読みやすい記事にして、リンクも貼りつけたり、動画も写真も、楽しんでいただけるように作っ…
いやぁ~、ホンマにまいったなぁ〜。今使っている、『gooブログ』が、今年の11月で終了‼️閉鎖‼️今まで書いた記事は全部消滅 😱 😯ガーン‼️なのだそうで……。 しかたなく、別のブログサービスを探すことになりました。それも無料でね。😀そんで、たどり着いたのが、ここ、はてなブログというわけでして……。ともあれ、なんとか、ブログ開設できたので、ここでは、僕の好きなクラシック音楽と、コンサートに行ってきたレポートなんかを書こうと思います。どうぞよろしく。♫♫私、兵庫県神戸市在住の65歳A型のおうし座です。 ♫ご挨拶代わりに、花のワルツでも😁 www.youtube.com
朝に聴きたいクラシック休日の朝なんぞは、クラシックの名曲で優雅にお目覚めなんて、いかがでしょうか?まあ、僕は65歳で、仕事もリタイヤして、毎日、日曜日なんでね。😁 朝マックで優雅にやってますよ。一番安い、ソーセージマフィンのコンビでね。(リンクを貼るなって😡) 2〜3時間は粘ってますよ。おまけにWi-Fi 使い放題だしね。フォッ、フォッ、フォ😂😆 (この原稿もマックで書いてますよ) てなわけで『朝に聴きたいクラシック』を僕なりに選曲してみました。では、今週の第1位、いってみよ〜‼️(ベストテン風にね)その①エルガー作曲 『愛のあいさつ』 これ、好きなんですよね〜。動画を探していたら、なんと、宮…
さて、休憩を挟んでコンサートは後半へ突入。何回も、コンサートを聴きに行くと、それなりの知恵がついてきます。ブログに書く記事のために、ちゃんとメモを取っておく、という知恵がつきました。そのため、コンサートにボールペンを必ず持参するようになりました。 コンサートに行くと、会場でプログラムが貰えますが、その余白に、曲を聞いたすぐの、フレッシュな感想を、書き留めておくようになりました。 もちろん、演奏中は書けませんので、中盤の休憩時間の時ですよ。さて、『情熱のタンゴ』コンサート後半は、『ブエノスアイレスの四季』という組曲が披露されました。これは冬、夏、秋、春の順番で演奏されます。 ここで僕が注目したの…
さて、前回の情熱のタンゴの記事つづきです。このコンサートでは、フルオーケストラではなく、5人で演奏する、五重奏団の形態です。僕はチケットを買う前に、『あれっ⁉️』😯 『おやッ』😯 (ここは桂枝雀師匠の顔を想像してください) と思ったのです。 コンサートは、兵庫県立芸術文化センターの大ホール。 収容人数は最大2141名ステージから1階最後部座席まで32メートルとなっています。はて、ちゃんと後ろまで、聴こえるのかな〜?と、思ったわけです。なんせ、クラシックは生音なんでね。😁そこで選んだ座席が2階桟敷席の最前列、となったわけです。 ここなら、繊細なアンサンブルの美しさも堪能できるだろう、と思ったので…
3月27日の木曜日は、タンゴを聴きに行ってきました。場所は、兵庫県立芸術文化センター三浦一馬さん率いる、5重奏団による、『情熱のタンゴ・オール・ピアソラ』コンサートです。メンバーはこちらの方々。編成は、バンドネオン、三浦一馬さん、 ヴァイオリン、石田泰尚さん、ピアノ、山田武彦さんギター、大坪純平さん、コントラバス、高橋洋太さん やっぱり、タンゴといえば、バンドネオン。哀愁ある、やや、退廃的な雰囲気も残しつつ、それでも力強さも表現できる、その音色はなかなか魅力的ですね。 今回のチケットは2階席の最前列を選んでみました。 料金は¥4,500なり。ビンボー人の僕としては奮発したほうですよ。 ちなみに…
皆さん、かつて、レーザーディスクという記録媒体があったことを御存知ですか? CD(コンパクトディスク)と同じ時期に、世に出たメディアでした。しかし、たった十年ほどで、市場から消え去りました。見た目は、CDのようにキラキラしています。ただし、大きさは、レコードのLP盤と同じなのです。ぼくには、どうしても忘れられない、レーザーディスクの名盤があるのです。それがカラヤンの『ウィーンフィルニューイヤーコンサート1987』なのです。 たしか1990年から91年のころ。僕は名古屋で営業の仕事をしていました。毎日のお得意先周りをする、そのとちゅう。大手家電ショップで、僕の足は必ず止まるのです。そのテレビやオ…
3月11日の火曜日は、前日に引き続きコンサートに出かけました。この日は、ピアノのソロコンサート。しかも、500円のワンコインで楽しめるのです。会場は、神戸文化ホール(中ホール)アクセスは良好、神戸市営地下鉄、大倉山駅で下車。 そこから歩いて3分ほど。ぼくが住んでいる神戸市西区からは、45分ほどで到着しました。この日は雨模様だったのですが、かなりのお客様が詰めかけています。 今回は中ホールでの開催、座席数904席 僕が座ったのは2階席でした。 やはり、ワンコインで楽しめる手軽なコンサート。しかも、演奏される曲は、ショパン、モーツァルト、ベートーベンなど、聞き馴染みのある作品です。 ピアニストは、…
3月10日の月曜日、この日は、前回に引き続き、『西神中央ホール』へ。 今回は神戸市文化スポーツ局文化交流課主催のクラシックコンサートです。 プログラムはロッシーニ 『ウィリアムテル序曲』ラフマニノフ 『ピアノ協奏曲第3番』入場料は千円ポッキリ。 ピアニストは、河内仁志さん。第75回日本音楽コンクール、ピアノ部門第1位の実力の持ち主。今回のような、公共団体が主催するコンサートの魅力は、まずは、チケットが格安であること。ときには無料のコンサートもあります。次に、若手有望株の音楽家の演奏を聴けること。彼ら若手にとっても、オーケストラと共演なんて、早々あるチャンスではありません。ここで、いい演奏をして…
さて、たった500円で聴けるジャズ・コンサート。 予想外の素晴らしい演奏に大満足、しちゃってる僕なんですが……。 更に驚くべきプレイが飛び出しました。 ウッドベースの時安吉宏さん サックスと、ピアノがソロを取っているときには、しっかりとリズムキープ。音数は最小限。 なにやってもOK👌だよ、なんでもかかってきなさいよ、ってなかんじで、おちついた、どっしりした音でバンドをささえます。 さあ、つぎは、いよいよベースのソロ。 音がキャッチボールされて、ベースがさり気なく受け取ると……。 何だこれは?! こんなに自己主張強い人だったの? その音の力強さにもう、びっくり そのフレーズの仕掛けの多さ、さらに…
さて、ステージが始まりました。今回のジャズは、サックスプレイヤーをリーダーとして、ピアノとベースの3人構成。僕の偏見かもしれませんが、サックスプレイヤーというのは、自己主張のカタマリ。(のような気がするんですよ)ボボボボ、バリバリバリ、バフバフぅ〜ん‼️なんて、濁音のオンパレード。実はサクソホーンという楽器は『汚い音が出せる』という、じつに個性的な楽器なのです。なので、表現の幅が広がるのは確かです。濁りのある音、という魅力的な特徴を使って、ちょっとした『ヤサグレ感』を出してみたりすることが可能です。今回のサックスは武井努さん。(下の動画をご参照ください)予想外に全く濁りのないスッキリとした音色…
行ってきましたよ、500円のジャズコンサートに。もう、すごかった‼️ すごい演奏でした。これで500円⁉️嘘でしょ⁉️ 5000円払ってでも、もう1回、もう一度、聴きたい‼️ そう思わせてくれる、素晴らしいコンサートでした。🌸🌸🌸💐3月5日の水曜日に、僕は兵庫県神戸市西区にある西神中央ホール に出かけました。 白状しますと、同じ神戸市西区に住んでいて、このような立派なホールが有ることを全く知りませんでした。 いや、うかつでした。 ホールのホームページをみると、2022年10月にお披露目したようでして、まだ出来て2年半ほどしか経っていない真新しいホールなんですね。アクセスは良好です。神戸市営地下…
初めてクラシックのコンサートを聴きに行こうなんて、最初はハードル高いですよね。まずは敷居の低いコンサートから、はじめてみてはいかがでしょう。実は、無料のクラシックコンサートは、調べれば、そこそこあるのですよ。また、ワンコインで気軽に楽しめる、カジュアルなコンサートもあります。『そんなコンサートどこで見つけるの?』と言われそうですが、今はネット社会なので、スマホに話しかけるだけで、結構な情報が得られます。ところがですね……。まあ、それでは、あんまりいい情報が出てこないのですよ。そこでおすすめは、何よりもまず『近くのコンサートホールを探そう‼️』ということです。僕の場合は兵庫県神戸市に住んでいます…
小澤さんの人間力について、思いつくことなどを……。人は偉大な人を評して『カリスマ』性がある、といいます。 天真爛漫、単刀直入、子供のような純真さ。人懐っこくていざ仕事に向き合うと、無我夢中。スーパーマンのような集中力。 小澤さんは、まさにカリスマを絵に書いたような人物です。 なにより小澤さんは、出会ったすべての人を、瞬く間に魅了してしまうのです。カリスマとはどのように『育っていく』ものなのでしょうか?それとも生まれながらの宿命なのでしょうか? (クラシック界のカリスマ、帝王カラヤンとは、師匠と弟子の間柄です) 小澤さんは、中国に生まれていますが、その話しぶりや、カラダの仕草など、まるっきりの『…
人間というのは、自分にないものに憧れる、という性質がありますよね。僕が『小澤征爾というアイドル』に憧れたのも、 僕と全く真逆の人間性を持っている、とおもったからです。あけっぴろげで、ひと懐っこくて、すぐに誰とでも仲良くなれてしまう。日本人も 外国人も分け隔てなく、ガンガン お付き合いをしますよね。 『オレはこう思うんだけど、アンタはどうだい?』という感じで、言いたいこともズバズバ言います。もう、本音だらけなのが、小澤征爾の魅力の一つです。☆☆☆ 僕としては、『そんな本音ばかりぶつけて、相手にどう思われるか? 心配にならないの?』と思ってしまうのです。もし、自分の本音をぶつけて、相手から否定され…
(レナード・バーンスタインから紹介され、ニューヨークフィルを指揮する、若き日の小澤さんの動画がありました。曲は『フィガロの結婚序曲』です) 僕のアイドルは小澤征爾だった‼️別に、小澤さんは歌って踊っているわけではないけれど……。アイドルとは本来、『偶像、崇拝される存在』という意味なので。まあ、これもありかな、と。小澤征爾さんを僕の『永遠のアイドル』として意識したのは、僕が大学生の頃。1980年代序盤のことでした。そのころ、テレビで、小澤さんのドキュメンタリードラマがあったのです。若き小澤さんを当時人気だった『たのきんトリオ』のひとり、野村義男さんが演じておりました。小澤さんは、優れた音楽教育者…
チャップリン、およびチャップリンファンにとって、この『モダン・タイムス』は特別な作品です。作品が作られた1936年。すでにテクノロジーは残酷なまでに発達し、映画はセリフ入りのトーキー、となっていました。 チャップリン自身は、トーキーが大嫌いだったようです。 『放浪者チャーリーが喋ると、映画の魔法が消えてしまう』 『英語を喋らない、世界中の子どもたちが、僕のサイレント映画を観てくれるはずだ‼️』 それでも時代の波は抗いようもありません。 サイレント喜劇のチャーリー・チャップリンはこれで最期なのだ、と覚悟していたようです。 そして、古き良きサイレント喜劇の名場面を、懐かしむように、作品の中にはめ込…
上映の前、まずは指揮者、竹本泰蔵さんから、映画『モダン・タイムス』についての簡単な紹介がありました。 本作がチャップリン最後のサイレント映画であること。映画の終盤、チャップリンが歌うシーンがあり、世界で初めてチャップリンの肉声がここで披露されたこと。編曲者が、チャップリンの原曲から、オーケストラ用のスコアを編み出したこと。オリジナルの作曲者は、チャップリン本人であること、など。 そのあと、オーケストラの皆さんが現れ、観客から大きな拍手が……。やがて、大ホールの照明が落とされ、映画が始まりました。***主人公チャーリーは、大企業の工場で働く、作業員の一人。ベルトコンベアーで流れてくるのは、金属の…
(チャップリン作曲の『Smail』です) 2月1日、僕はチャップリンの映画『モダン・タイムス』を観てきました。しかも、なんと、生オーケストラの伴奏付き。とっても贅沢な、上映会となりました。 場所は、兵庫県立芸術文化センター(兵庫県西宮市)大ホール(リンクあります)です。阪急電車西宮北口の南改札口をでます。こんな時計台がありました。 そこから遊歩道を歩いて5分。段差無しで芸術文化センターに到着。 中に入ると、そこが大ホールの1階となっています。 (上の写真、建物の中。右側に大ホール入口があります) 今回僕は、2階の桟敷席とでも言いましょうか、そこに座りました。 (劇場の中は圧巻。客席は開演前には…
ぼくはいままで、けっしてクラシック音楽と疎遠ではありませんでした。 むしろ、日々の暮らしの中に溶け込ませるように、その音楽と付き合ってきました。 部屋の掃除をしながらモーツアルトの室内楽をYouTubeで流していたり。小澤征爾さんのことは大好きで、ドキュメンタリーなども繰り返し見ていました。 そして新年といえば『ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート』これも、毎年、楽しみにテレビ中継を見ていました。ちょうど昨年末、テレビでN響コンサートのお知らせが。曲目には『喜歌劇こうもり序曲』の文字が。えっ?!こうもり序曲やるの?!しかも、N響が‼️ これは行きたい、聴きたい‼️ おまけに場所は西宮。時間…
今回のN響コンサート。 プログラム最後の曲は 『ウィーンかたぎ』ヨハン・シュトラウス2世作曲です。ウィーン育ちの指揮者サッシャ・ゲッツェルさん。そして、新年にふさわしいウィンナワルツの数々。 華やかな舞台を締めくくるに、ふさわしい曲です。よく言われることですが、ウィーンのワルツには、独特のリズムがあります。単なる3拍子のリズムとは若干の違いがあります。ワルツのリズムは3拍子。『いち・にぃ・さん』ですよね。ところが、本場のウィンナ・ワルツでは、1拍目を気持ち短く。そこへ2拍目がツッコミ気味で入り、しかも、3拍目に寄りかかるように若干長く演奏されます。口で言うと、『いち・にいっ(ここで0,1秒ほど…
今回、初めてナマで聴くNHK交響楽団(リンクあります)のコンサート。その記念すべき一曲目が僕の大好きな『喜歌劇こうもり序曲』で始まりました。(上の動画の曲です)コンサートホールは、兵庫県立芸術文化センター(リンクあります) なお、この日のプログラムは以下のとおりです。演奏を聞いていて、まず僕は、大好きな木管の響きに魅せられました。僕の座っている3階席。そこまでオーボエやフルートの音が、ストーンと直接届くのです。まるで室内で吹いてくれているかのような臨場感。ご承知の通り、オーボエというのは、極めて演奏が難しい、と言われる楽器です。『オーボエを聴けば、そのオーケストラの実力がわかる』とさえ言われる…
2025年が明けて、もう1月下旬です。あっという間ですね。今年僕は65歳になります。そんな僕が、1月12日の日曜日、生まれて初めて、NHK交響楽団 のコンサートを聴きに行ったのです。 プログラムは新年にふさわしい、『ウィンナワルツ』の名曲たち。 場所は兵庫県西宮市にある、『兵庫県立芸術文化センター』KOBELCO大ホール僕はこのコンサートホールすら初めてです。実は兵庫県民でありながら、兵庫県立芸術文化センターは、ことし65歳になる、今まで、行ったこともなかったのです。初めての場所、初めてのホール、そして初めてのN響。初めてづくしで、前の夜は、なんだか緊張して眠れませんでした。***会場へのアク…
今日からブログをはじめてみます。aokizaka65と申します。 65歳になるいままで、クラシックのコンサートなど、行ったこともなかった僕が、お金を払ってチケットを買い、会場まで足を運び、生の演奏を聞いて何を感じたか? レポートしたいと思っています。どうぞよろしく😀 どうやったらgooブログで、動画を埋め込めるのか? 結構悪戦苦闘しながら、ようやく成功しました。 それが上の動画。チャイコフスキーの『花のワルツ』です。 どうぞ、ごゆっくり😊
「ブログリーダー」を活用して、aokizaka65さんをフォローしませんか?