ニッキー星野です。 自作のショートショートをYouTubeで公開しています。 気に入っていただけましたらチャンネル登録お願いします!
新宿駅の改札口を出たところで、「財布落としましたよ」と見知らぬ若い男に声をかけられた。 それは俺の財布ではなかったが、説明するのが面倒だったからつい受け取ってしまった…。
夫に高額の保険金をかけ、殺害する方法について検索してみた。 最近のチャットロボットは優秀だから、懇切丁寧に教えてくれる。 「保険金殺人で保険金はどうなるの?」と質問すると…
店長が風邪で休むということで、今日は僕一人でレジを守らなければならない。もし、コンビニ強盗にでも襲われたら、どうしよう…。 「ちょっと、店員さん。雑誌コーナーにいる、さっきから雑誌読んでます風の男、怪しいと思わない?」常連のOLさんが、僕にコソッと耳打ちした。
「冤罪で逮捕された案件を抱えている」と、その弁護士は言った。 「本当に無実なんですか?」 「弁護士には守秘義務があるから、くわしいことは言えないけど、本人が無実を主張しているんだ」
夫がいつも、キーケースに入れて持ち歩いている鍵の束。 その中に一つ、見慣れない鍵があった。「どこの鍵だろう?」 夫に聞いてみたけど、「忘れた」と言っていた。しかし、そんな記憶に無いような鍵を毎日、持ち歩いたりするだろうか?
「何も聞かず、この中身を指定の場所まで運んでほしい」 友人の川田は、運び屋をしている。仕事の規約で、危険物は扱えないことを注意書きにしていた。
小学生の娘に、仲良しのお友達ができました。 そのお友達が我が家に遊びに来たいと言うので、その子のママに会いました。 以来、その子が家に遊びに来る時は、必ずママがついてきます。
世間には、自分によく似た人間が三人はいるという。そこで俺は数年かけて、俺そっくりの人間を二人捜し出した。 俺達三人は、瀬川良一として3LDKの部屋に住み、同じ会社に通うことになった。誰もが、俺達を同一人物だと信じていた。とくに、俺自身が…。
新宿歌舞伎町の「ホステス殺人事件」で、多数の目撃者の証言により堀北双一が逮捕された。 しかし、堀北は犯行を完全否定。 担当の刑事も、彼がやったとは思えなかったが…。
「一番面白い、一人が決まる。」 吉本興業が主催しているピン芸コンクール。 私の作風がコントのネタづくりに近いものがあるから、R-1には注目しています。 R-1は相方に頼れませんから、ステージで頭が真っ白になってしまったら終わりです。 芸の面白さ以上に、メンタルの強さが必要とされます。 エントリー数は、5511人。ファイナリストは、この中から勝ち上がった人達です。 「芸人始めたきっかけがR-1グランプリ」と言う芸人は多いようです。 優勝できなくても、R-1に出るだけで知名度が上がりますから、参加する意味は大きいでしょう。 MCは霜降り明星と広瀬アリス。 優勝者には、優勝賞金の500万円が贈られ、…
陣内智則、バカリズム、友近、小籔千豊、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、佐久間一行、ハリウッドザコシショウの7人が審査員を務めています。 各審査員の持ち点は、100点。得点の高い3人が、「ファイナルステージ」に進出。 R-1グランプリの審査の行方は、選考する審査員しだいのようです。 人が人を審査するのは難しく、とどのつまりはセンスだったり、好みの違いのように思います。 ちなみに、凝ったネタづくりをする陣内智則やバカリズムの選考は面白く、斬新な芸風の芸人に高得点を入れています。 それとは対照的に、芸歴の長い芸人を押す審査員がいます。 「きのうきょうお笑いを始めた芸人より、長い下積みを経て苦労し…
優勝は、初老の演歌歌手を作り込んできた友田オレ。「辛い食べもの節」というヘン歌を見事に歌いあげ、662点で優勝を勝ち取りました。 友田オレは芸歴3年の超新星。史上最年少の優勝者です。 ファイナリストは、友田オレ(662点)、ハギノリザードマン(655点)、田津原理音(654点)、ルシファー吉岡(651点)、チャンス大城(650点)、マツモトクラブ(647点)、吉住(641点)、さや香新山(639点)、ヒロ・オクムラ(631点)。 ファイナルステージに進んだのは、友田オレ、ハギノリザードマン、田津原理音の3人。 私が面白いと思った芸人は、田津原理音。ネタにセンスが感じられ、フリップを上手に利用。…
何を面白いと思うかは人それぞれなので、点数をつけるのは難しく、「面白いか?」「面白くないか?」でしかないと思っています。 点数で評価を付けるとしたら、全員に同じテーマを与え、「キャラの面白さ」「ネタの斬新さ」「構成の見事さ」などの基準をしっかり定めて審査すべきではないでしょうか? そうじゃないと、R-1グランプリは芸人が芸を披露する場だけで終わってしまいます。
10本程度の面白ネタは簡単に作れても、10年活動するのは難しい。 ファイナリストの中でも、チャンス大城はひどかった…。 審査員も、「ネタの構成は意味がわからず、ただ自分の特技を披露したいだけ。で、なによりキモチ悪いし、最低でした」と酷評しています。 しかし、審査員全員が高得点を入れています。 チャンス大城は、芸歴35年の史上最年長。過去のR-1グランプリには、15回出場しています。 それにしても、5511人がエントリーしているのに、チャンス大城以上の人はいなかったのか? 芸能界で残ってる芸人もまた、面白いかと言えば微妙な人がいます。 面白い芸人であることと芸能界で活躍できるかは、別なのかもしれ…
無差別テロ殺害で終身刑を言い渡された俺。 屈強な3人の看守に連れられ、たくさんの楽器が並んだ部屋に…。そこには、ギター、ピアノ、ドラムなどのあらゆる楽器が揃っていた。
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