読んでみて面白いと思った本のレビューを中心とした記事で構成されています。ジャンルは小説、児童文学、ノンフィクションなど様々です。感想は良いことも残念に思ったことも、正直に書いていこうと思っています。たまに話がちょっと脱線するかもしれません。
石田ゆうすけさんは、自転車の旅をパワフルに綴る旅行エッセイスト。今回は紀行エッセイ『世界9万5000km自転車ひとり旅』の三部作シリーズを紹介します。
【第二回・感想】夢応の鯉魚,仏法僧,吉備津の釜,蛇性の婬、貧福論の続き。今回は『雨月物語』の収録作品の中から『青頭巾』を自分なりに読み解いてみた。
【第二回・感想】夢応の鯉魚,仏法僧,吉備津の釜,蛇性の婬,貧福論
【第一回・感想】雨月物語/上田秋成|白峯,菊花の約,浅茅が宿の続き。今回は『雨月物語』の、夢応の鯉魚、仏法僧、吉備津の釜、蛇性の婬、貧福論の感想。
【第一回・感想】雨月物語/上田秋成|白峯,菊花の約,浅茅が宿
上田秋成さんの『雨月物語』は、9つの短編からなる怪異幻想系の短編小説集。三島由紀夫さんをはじめ、多くの文豪達に愛読されていたという日本の名作です。
新聞記者でもある酒井聡平さんの『硫黄島上陸友軍ハ地下ニ在リ』は、戦没者遺骨収集団に参加し、過去と現在の状況などをまとめた貴重なノンフィクション。
森博嗣さんの『百年シリーズ』三部作は、ファンタジー強めの近未来SFミステリ小説。とても哲学的で、生と死の本質を読者に問いかけてくる壮大な物語です。
【特集】大元帥昭和天皇の真実と実像に迫る!目から鱗の著書2選
昭和天皇の真実と実像に迫る貴重な文献、山田朗さんの『大元帥 昭和天皇』、寺崎英成さんとマリコ・テラサキ・ミラーさんの『昭和天皇独白録』の感想です。
エッセイストやマンガ家などいくつもの顔を持っていた、さくらももこさん。今回は『もものかんづめ』をはじめ、特に面白かったエッセイなど5冊ご紹介しています。
【第四回・深読み】アンドロ羊|マーサー教の神話を読み解くの続きです。フィリップ・K・ディックさんの読者への問いかけについて考えててみました。
【第三回・深読み】アンドロ羊|マーサー教を読み解いてみたの続きです。今回は、最も難解だと思われるマーサー教の神話の意味について読み解いてみました。
【第二回・深読み】アンドロ羊|電気羊と山羊とアンドロイドの続きです。今回は、マーサー教や共感ボックスやマーサーの奇跡などを読み解いてみました。
【第一回・感想】アンドロイドは電気羊の夢を見るか?/ディックの続きです。今回は、電気羊と山羊とアンドロイドの意味を、自分なりに読み解いてみました。
【第一回・感想】アンドロイドは電気羊の夢を見るか?/ディック
フィリップ・K・ディックさんの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は、映画『ブレードランナー』の原作としても知られる哲学的なSF小説。傑作です。
釈迦語録のような『スッタニパータ』『ダンマパダ』『ウダーナヴァルガ』。原始仏典ですが、人生を如何に歩むべきかのヒントが沢山散りばめられています。
ドイツの作家・ミヒャエル・エンデさんの『モモ』は50年ほど前に執筆された児童文学ですが、今なお世界各国で幅広い年代層に愛読されている不朽の名作。
洪自誠さんの『菜根譚』は、400年ほど前に書かれた中国古典の一つ。儒教、仏教、道教の思想を融合させた処世訓集の最高傑作と評されるロングセラー。
2025年3〜4月の記事のまとめ。ジャンルは文学2(専門書・学術書・実用書など)、著者は飲茶、いしいひさいち、譽田亜紀子、週末縄文人、サイモン・シン、森下典子、ヴァイキング(敬称略)。
2025年3〜4月の記事のまとめ。ジャンルは文学1(日本と海外の文芸作品)、作家は路生よる、梨木香歩、坂口安吾、梶井基次郎、谷川俊太郎、ワイルド、ホーガン、テリー・ケイ(敬称略)。
飲茶さんの『史上最強の哲学入門』は西洋哲学者31人、『史上最強の哲学入門東洋の哲人たち』は東洋の思想家13人のを分かりやすくまとめた入門書。
路生よるさんの『地獄くらやみ花もなき』は、ニート青年と、地獄代行業の和装美少年探偵が、事件を解決して罪人を地獄に届けていく和風ホラーミステリ。
いしいひさいちさんの『現代思想の遭難者たち』は、世界中の有名な哲学者達の特徴を捉えて、オチやギャグを絡めながら表現したパロディ系のマンガです。
梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』は、不登校の少女まいちゃんと祖母の心のふれあいや、心の成長を描いたハートフルな物語。大人も楽しめる名作です。
森下典子さんの『日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』は、著者が日々の暮らしと茶道のお稽古に通った25年間を綴った自伝的エッセイです。
【第一回・感想】サロメ/オスカー・ワイルド|世紀末文学の傑作</b>の続きです。今回は、王女サロメと預言者ヨカナーンついて読み解いてみました。
【第一回・感想】サロメ/オスカー・ワイルド|世紀末文学の傑作
19世紀の世紀末文学を代表するオスカー・ワイルドさんの『サロメ』は、新約聖書に記された話を元にした戯曲。王女サロメの狂気的な愛を描いた傑作。
ガロア理論を知りたい方向けの入門書、結城浩さん執筆の『数学ガール』と、加藤文元さん執筆のガロアさんの伝記『ガロア天才数学者の生涯』の感想です。
【第二回・深読み】桜の森の満開の下/坂口安吾|桜の化身と山賊の続きです。今回は鬼婆と、桜吹雪になって消えた理由を自分なりに読み解いてみました。
【第二回・深読み】桜の森の満開の下/坂口安吾|桜の化身と山賊
【第一回・感想】桜の森の満開の下/坂口安吾|美と狂気と幻想との続きです。今回は、美しく残酷な女と山賊の男ついて、自分なりに読み解いてみました。
【感想】桜の森の満開の下/坂口安吾|美しく残忍な怪奇幻想物語
坂口安吾さんの代表作の一つ『桜の森の満開の下 』は、孤独、残酷さ、狂気によって狂わされていく人間の姿を描いた、美しく幻想的な短編小説の傑作。
【感想】フェルマーの最終定理/サイモン・シン|数学者達の苦闘
サイモン・シンさんの『フェルマーの最終定理』は、数学の超難問「フェルマーの定理」が証明されるまでの数学者達の苦闘を描く壮大な数学ノンフィクション。
『桜の樹の下には』は、100年近く前に執筆された梶井基次郎さんの短編小説。「桜は人が大勢亡くなった跡に植えられている」という都市伝説の元ネタの一つ。
譽田亜紀子さんの『知られざるシリーズ』は、縄文時代、弥生時代、古墳時代の暮らしについて、可愛いイラストと共に子供から大人まで楽しめる入門書。
【第二回・深読み】二十億光年の孤独/谷川俊太郎|孤独を読み解く
【第一回・感想】二十億光年の孤独/谷川俊太郎|国民的詩人の原点 の続きです。今回は、この詩で語られている孤独について自分なりに読み解いてみました。
【第一回・感想】二十億光年の孤独/谷川俊太郎|国民的詩人の原点
国民的詩人・谷川俊太郎さんの『二十億光年の孤独』は、18歳頃に書かれたもので、詩人としての原点とも言える作品。デビュー作の詩集に収録されている。
科学雑誌Newtonでお馴染みのニュートンプレス社の「ニュートン式超図解 最強に面白い!!」シリーズの新書版です。科学ジャンルの超入門書ですね。
ジェイムズ・ P・ホーガンのSF小説・巨人たちの星シリーズより『ガニメデの優しい巨人』『巨人たちの星』『内なる宇宙』『ミネルヴァ計画』の感想です。
【感想】世界一幸福な国デンマークの3冊/マイク・ヴァイキング
デンマーク流の幸福について書かれているマイク・ヴァイキングさんの著書の中から、全世界でベストセラーとなった『ヒュッゲ』『リュッケ』。そして『マイ・ヒュッゲ・ホーム』の三冊を紹介しようと思う。
【感想】週末の縄文人/週末縄文人|サラリーマンの体験型実録書
ユーチューバーの縄さんと文さんによる『週末の縄文人』は、YouTubeチャンネル『週末縄文人』を書籍化したもの。サラリーマンの二人が週末限定で山にこもって、縄文人の生活をしてみた様子を綴っている。
2025年の1〜2月の本の感想や考察記事のまとめです。ジャンルは文学2(専門書・学術書・実用書など)、著者はヘンリー・D・ソロー、村山斉、大平貴之、宮本武蔵、南方熊楠、柳田國男です(敬称略)。
2025年の1〜2月の本の感想や考察記事のまとめです。ジャンルは文学1(日本と海外の文芸作品)、作家は宮沢賢治、佐野洋子、中島敦、トルストイ、ドストエフスキー、ウィアー、ホーガンです(敬称略)。
【第三回・深読み】注文の多い料理店/宮沢賢治|白熊のような犬
【深読み】第二回 山猫の想いと食・喰・たべる『注文の多い料理店』宮沢賢治の続きです。物語の解釈は人それぞれ。こんな風に読み解いた読者もいるんだな、程度に思ってくださるとありがたいです。
【第二回・深読み】注文の多い料理店/宮沢賢治|象徴を読み解く
【感想】第一回『序』の心と心象スケッチ『注文の多い料理店』宮沢賢治 の続きです。今回は、山猫の正体、物語に出てくるメタファー、「食べる」「喰べる」「たべる」の字について、自分なりに読み解いてみました。
【第一回・感想】注文の多い料理店/宮沢賢治|序と心象スケッチ
『注文の多い料理店』は、日本の国民的作家、宮沢賢治さんによる児童文学です。東京から猟に来た二人の紳士が、危うく山猫に騙されて食べられそうになる物語。小学校の国語の教科書にも載っている名作。
【感想】ウォールデン森の生活/ソロー|森で自給自足した回顧録
『ウォールデン 森の生活』は、著者のヘンリー・D・ソローさんが、森の中で自給自足生活をした記録を綴ったノンフィクション。ミニマリストの古典的著書として、世界中の人々に読み継がれているロングセラーです。
佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』は、100万回死んで、100万回生きた猫の物語。「愛と死」という普遍的で奥が深いテーマを描き、子供だけでなく大人の心にも訴えかけてくる名作絵本。
【考察】第三回 兵法書の空と仏教の空について考えてみた『五輪書』宮本武蔵の続きです。『空之巻』の漢文についてや、『五輪書』は本当に未完だったのか?といった謎を、私なりに推測してみました。
【第三回・感想と深読み】五輪書/宮本武蔵|武蔵の空と仏教の空
【考察】第二回 巌流島と直筆本の謎について考えてみた『五輪書』宮本武蔵の続き。最終巻『空之巻』に一歩踏み込んで、私なりに考察・解釈してみました。こんな考え方をする読者もいるんだな程度に読んでくだされば幸い。
【第二回・感想と深読み】五輪書/宮本武蔵|巌流島と直筆本の謎
【書評】第一回 とことんプロフェッショナルな剣豪の兵法書『五輪書』宮本武蔵の続きです。今回は、消失したとされる宮本武蔵さんの直筆原本は本当に存在したのか?なぜ『五輪書』を書き残そうと思ったのか?について自分なりに推測・考察して記事にしました。
【第一回・感想】五輪書/宮本武蔵|生涯無敗だった剣豪の兵法書
『五輪書』は、江戸時代前期の剣豪・宮本武蔵さんが人生の末期に執筆したとされる兵法書。勝負に勝つための心得やビジネス戦略・戦術、生き方などのヒントに繋がる一冊としてロングセラーになっている。
『イワンのばか』は、ロシアの文豪レフ・ニコラーエヴィッチ トルストイ が、ロシアの民話や伝説などを手掛かりに創作した児童文学作品。強欲な兄や悪魔に負けずにひょうひょうと生きるイワンの物語。
【感想】宇宙は何でできているのか/村山斉|楽しい素粒子物理学
村山斉さんの『宇宙は何でできているのか:素粒子物理学で説く宇宙の謎』は、素粒子物理学の基本中の基本を、優しく分かりやすい言葉で説明した本。さらにそこから最も広大である宇宙の謎に迫っている。
『地下室の手記』は、世界的文豪フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキーさんの「全作品を解く鍵」と言われる名作。地下室に引きこもった男の独白スタイルで書かれた中編小説。
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