貧困の行く末

貧困について考える時、僕はある靴みがきのことを思い出す。パラグアイ南部の国境の町エンカルナシオンのバスターミナルにいた時のことだ。

貧困とは怠惰の結果なのか

ほんとうに貧困は怠慢の結果なんだろうか。世界には一日2．15ドル以下で暮らす極貧層が7億人以上いるという。貧困が怠惰の結果だとすれば、全人口の約10人に1人は怠け者という何ともいたたまれない結果になる。

旅の始まり

僕が初めて旅に出たのは、まだ17の時だ。 恐る恐るネットで航空券を購入し、ひとり飛行機に乗り込み香港へと向かった。 香港は、幼少期に過ごした思い出の場所でもある。

はじめに

過去の出来事、出会った人々、語り合った言葉をふと思い出して、考え込むことがある。