レッスン後、いつものことながら約1週間は気が緩んでダラけています。発表会曲を1から頑張ろうと気持ちを新たにしましたが、それはそれ。先生からは、発表会前にもう1曲やりましょうと言われています。それでこの数日間、練習はほどほど、古い楽譜を引っ張り出しては次の曲選定にかまけていました。発表会の曲と並行することになるので、必須なのは短めの曲であること。譜読みが楽なこと。久しぶりに出した古い楽譜はうっすら変色して、ほこりっぽい。ゴホゴホしながら表面だけホコリを掃って、あれこれと試しに弾いてみました。現時点での候補曲は、次の通りです。●ベートーベン月光1楽章レッスンを受けたことはありません。でも、一人でよく弾いてきた曲なので、譜読み不要。先生のOKが出れば、発表会前に1楽章を、後に2,3楽章を弾けたら嬉しい。●シュー...次の曲検討
5月2度目のレッスン記録です。自宅ではたまに、完成時の演奏をイメージしてやや速めに弾いたりしていた「献呈」。少し形になってきたかな、今後は速度UP?と思っていた目論見は、粉砕されました。今はゆっくり「丁寧に」「正確に」さらってくださいと言われて。少しも形になっていませんでした。レッスンでどのひとつの音も疎かに弾いてはダメだと身に染みて、1からやり直したい気持になっています。完成したわけでもないのにやり直すというのもナンですが。【ツェルニー40-No.27】2回目継続。メロディーと内声の対比がきれいな曲で何より短くて練習も楽しく期待しましたが、合格成らず。注意深くレガートに弾いたつもりが中盤、もっとレガートでと言われて・・また先生が私の弾いている小指を上から押さえます。打鍵と同時に前の指を離すというより、も...レッスン(1からやり直したい)
年1回のピアノの調律が終わりました。ペダルのキシキシ音も、時に倍音のような響きが出ていたのも解消して弾き易くなりました。この古いアップライトが私のピアノライフの相棒。たまにレンタル室のグランドピアノを弾いても、大抵はウチのピアノの方が音もタッチもいいな、と思います。単なる身贔屓です。さて、調律も完了して準備万端。(何の?)仕上がる気のしない「献呈」ですが、このところ何故か自然に部分練習から始められています。頭では部分練習が大事とわかっていたのに、なかなかできなかったこと。発表会に参加することになって少しでもレベル高く仕上げたい、というプレッシャーのなせる業でしょうか。これまでは、楽譜を開くとまずは通して弾き、その後、うまく弾けなかったところを適当にピックアップして数回づつ弾いては、また通し弾き。それを2~...自然に部分練習
私にとってピアノ再開後初めてとなる発表会が9月に開催されることがわかりました。前回レッスンのあとで発表会があるとお聞きした時は、やや動揺しました。子供・ファミリー向け発表会ならばそれはもう卒業、と思っていたので。大人だけとのことでした。小さめのホールでの「大人の発表会」。それなら出てみたい気がする、と急に心の中で方針転換。とりあえず先生に何を弾けばよいのかお尋ねすると「今の曲(献呈)でいいじゃないですか。まだ先だから、仕上げたら少し寝かせて、その間に短い曲を1つやりましょう。寝かせると良くなることがけっこうあるんですよ」なるほど。寝かせて良くする以前にそもそも仕上げられる気はしません。が、それはさておき、先生もレッスン延長線上の発表会と思われているようでしたので、多少気が楽になりました。「献呈」を良いピア...発表会の予定
5月1度目のピアノレッスン記録です。レッスンを終えて帰宅したらクタっと疲れていました。たぶん、気合を入れて練習したのに、思っていた以上にボロボロだったせいと思います。【ツェルニー40-No.27】1回目この練習曲は、右手小指と薬指でメロディーを弾き、左手小指と薬指でバスを弾いて、左右とも他の指で内声を弾く、というもの。内声自体は単純で短い曲なのでツェルニーの中では弾き易いです。他の曲も全部この長さだといいのに。「メロディーと内声のバランスはいいですよ、綺麗な曲ですね」と言われました。ツェルニーでも多少褒められることもあるんだと長らく忘れていました。苦戦した前曲でのトラウマが少し解けてきたかもしれません。注意事項1点。「メロディーが途切れる」時々指摘される私の欠点です。私が弾いている時に、小指や薬指を鍵盤か...かなりボロボロだったレッスン
私がピアノレッスンを受けている教室では、発表会がありません。たまに先生のコンサートには行きますが、同じ先生に習っている方々については、演奏を聴く機会もなく、そもそもレッスン前後の人に挨拶するだけの間柄。以前のレッスンの時、先生が「あら、前の人と同じ曲ですね」とつぶやきました。直前にすれ違ったあの髪の長い人と同じ曲なんだと興味深々になりました。それでも毎回挨拶だけ。発表会はなくていいけれど内輪の弾きあい会があればいいのにな、と思いました。そんな中で、再開レッスンにも慣れてきた2年目の昨年秋、何だかレッスンだけでは物足りなくなり、少人数のピアノサークルに参加することにしました。(出不精の私の活動範囲はレッスンもサークルも自転車で行けるところ)サークルの活動の基本は連弾の練習です。一人だけで練習するのとは違って...身近な目標にしたい人・曲
次のレッスンまで間があるので、楽譜を眺めてはいろいろな曲をポロポロ弾いています。最近は、レッスンで仕上げたはずの曲でも数か月経つと忘れます。若い頃に比べて忘れるスピードは加速度的に早まり、間違える箇所は指数関数的に増加中。従って、弾ける状態を保つには練習時間もたぶん何倍も必要?時間はあるけれど・・有限なので、弾き続けたい曲を厳選してキープするしかなさそうです。前回の連弾練習会でも空き時間に何か弾いてと言われましたが、今暗譜で弾けるのはトロイメライくらい。暗譜曲がもっとあれば楽しく弾けるのに、と思うことが多々あります。忘れないように時々弾いて、暗譜して、いつでも弾ける、そんな定番曲を2,3曲作りたいです。必須条件は、弾き続けたい曲であることに加えて失敗が目立たないこと、無理なく弾けること。短めの曲。現時点で...定番にしたい候補曲
私のピアノ練習は、月2回のレッスンを起点として回っています。レッスン内容はツェルニーと主にロマン派の曲の2本立て。1週間前からは通常、レッスン曲ばかりを真面目に練習します。その前は、レッスン曲はダラけながら控えめに練習。あとは練習中の連弾曲やその日の気分で弾きたい曲を気ままに弾きます。そんな練習を通じて、これまで自主的に基礎練習をしようと思ったことは一度もありませんでした。強制されない訓練を継続するのは私には不可能だとこれまでの人生で繰り返し学んでいます。それがこの数か月、ツェルニーのスケールユニゾンに超絶苦戦する中で、去年指を痛めた時と同様に、考え過ぎないようにしているのに少しづつ溜まりだしたモヤモヤが溢れそうになってきて、悩むくらいならスケールの練習をしようかなと思い始めました。ピアノサークルで私の連...自主練習(スケール)
3週間ぶりのピアノレッスンでした。揃わないと指摘され続けたツェルニーのスケールユニゾンは、この3週間、自分なりに試行錯誤を重ねて少しコツをつかんで「頑張って注意しながら弾くと揃う、油断すると揃わなくなる」段階に達しました。自己評価です。レッスンに向かう途中、少し時間を持て余したので通り道にある氏神様に「献呈はどうなってもいいのでツェルニーが合格しますように」と手を合わせて神頼みしておきました。【ツェルニー40-No.25】5回目結果は、5回目にしてやっと合格。ユニゾンも何とか揃ったようです。ただし、何事もなく合格というわけではなくて途中ヒヤリとしました。弾き始めてしばらくすると止められて・スケールの音が微妙に途切れることがある(黒鍵から白鍵に移る時)・手の甲の高さを一定に保つこと(同上)と言われて、初めか...久々にホッとしたレッスン
シューマン-リスト「献呈」の譜読み開始後6週間。先は長いです。週7日のうち6日、練習をしています。練習時間は1日平均40分くらい。今週は主に後半の連続アルペジオとこれに続くfff(フォルティッシッシモ)の和音連打の終盤を弾いているので、ずっと手を広げっぱなしで、これ以上練習すると手が痛くなりそうです。この曲は下手でも楽しくて、練習のはじめと締めには必ず通して弾くのですが、このところ日々進歩している実感が全くありません。引っかかるところが多すぎて、どこを部分練習したらよいかもわからなくなる混迷状態。現時点で失敗する主な箇所を記録しておきます。1週間後、1か月後に少しは進歩の実感が持てることを願って。(1)赤部分の和音手を広げて頑張って弾こうとすると他の音(F#)まで触って音が出てしまいます。仕方なくアルペジ...「献呈」自宅練習の現状
ピアノサークルで連弾の合わせ練習をしてきました。私の練習中の曲はハチャトゥリアン「仮面舞踏会ワルツ」ワルツなので合わせやすくて終始歯切れのよい3拍子のリズムに乗るのが心地よく、そんな中で華やかながらもどこか不穏な気配漂う旋律が絡み合っていくのがこの曲ならではの醍醐味です。私の担当はセコンドで、プリモの方と呼吸を合わせてクレッシェンドした後に思いっきりジャーンと和音やオクターブのトレモロを鳴らしたら、拍手喝采。何という解放感。参加しているのは、シンプルに交代で連弾練習をするだけ、という気楽なサークルです。たまに合間にソロ曲を披露する人もいます。秋には小さな発表の場もあるのですが、まだ半年以上先だし、2人で弾くので緊張もなし。少しづつだけど長い時間をかけて練習するのも、発表の場も、大人になってからの私にとって...連弾の癒し時間
今は、呑気でマイペースな私ですがかつて自己肯定感がほぼゼロだった若き時代に、自分が全面的に肯定されるようなほめ方をしてもらえてそれが前に進む原動力となったことが何度かあります。私の良い点は、自信がないくせに褒められると素直に信じて調子に乗るところなのかもしれません。学業や仕事のほか、ピアノでもそんな転機がありました。小1の時から長めの中断と再開を繰り返して、決して上手なわけでもないのに細々とピアノを続けていた私も大学生になるとお世話になったU先生の子供向けピアノ教室を卒業しました。その後、U先生ご自身の師事されていたS先生を紹介されてレッスンを受けることになりました。S先生のレッスンは、受けるたびに自分の弾き方が変わるのがわかって衝撃的だった一方で、私の前後で指導を受けているのは音大生やピアノの先生方。音...ピアノを弾く原動力
ツェルニーで前回出した最多不合格記録を更新しました。【ツェルニー40-No.25】4回目またも合格ならず。既に2か月継続、暗譜でも目を閉じても弾けるようになりました。それでもいつまでたってもうまく弾けない私も私ですが打ち切りにしましょう、とはならず「もう一度」「スケールは基本だから」と言われる先生も辛抱強いです。「もう一度」と4回言われたことになります。こうなったら、とことん続けるしかありません。と思えるのも、今回は一部改善した点があって「揃わない」箇所が減ったから。これまで最もダメと言われた下記部分がOKとなりました。類似パタン3箇所も。ここは、痛めた左薬指のモタつきが原因と確信して、がんばって転ぶのを直したところ。正確に言うと、直したのは若干で、あとは転ばない速度を見極めてその速度で弾くことにしました...レッスンで最多不合格記録を更新
シューマン-リスト「献呈」の譜読み中です。開始後、既に4週間が経過。自分から弾きたいと先生に申し出た曲なので気合は十分だし、うまく弾けなくても弾いているだけで楽しい。だからといって、譜読みが思うように進むわけではありません。私にとってはやっぱり難易度が高い曲なんだなと実感しています。ゆっくり弾いているのにすぐ音を外すし難しい箇所では、超低速にするのにやっぱり間違えて弾き直すそんな箇所がいくつもあり、いまだ通せるようになったとは言い難い状況です。この1週間、次の作業をしました。【指番号決め】初めて自分で考えて最後まで指番号を決定。音を制御できてかつ、レガートに弾けることを念頭にひとつづつ指使いを確認して複雑なところは楽譜に書き込んでいきました。格段にメロディーをつなげられるようになったところがあってなぜこれ...譜読みの進捗
毎朝起きると、両手の指を思いっきり広げてチェックするのが習慣になっていました。そのたび、ずっと左薬指に鈍痛を感じていました。それが、4,5日前にあれ?と思いはじめていっぱいに広げた時の左薬指の痛みが日に日に、和らぎ、消えていきました。長い間痛かったことを思うと、徐々にではなくこの数日で急速に、です。左薬指がへバーデン&ブシャール結節と診断を受けてから約半年。腫れや変形は未だ変わらず、手を握ると薬指だけが浮いてしまう状態も同じです。薬指だけぎゅっと握れないので、車や自転車のハンドルを握る時には今も違和感があるし雑巾も左手では十分に絞れません。それでも、手を思い切り開く動作は、嬉しいことに痛みがなくなりました。ピアノを弾く時の薬指の痛みについては当初よりは和らいだけれど鍵盤の当たる方向によっては痛む、動きが鈍...左薬指の痛みが急速に改善
昨日は、(私にとっては)辛辣な先生のコメントが炸裂したレッスンでした。逆に言えば、私の力量不足が炸裂しただけ。へこみかけていますが思ったことを口に出さずにはいられない先生の性格は、好きです。【ツェルニー40-No.25】3回目合格ならず。自分でもきれいに弾けた感じはしなかったのですが止められることなく最後まで到達。これは、もしや妥協の合格?と期待しましたが、やはりそんなことは有り得ずまとめたダメ出しがありました。・音が切れる。テヌートで弾くこと。「あなたの悪いクセです」・スケールは手の甲の高さを一定に保って移動させること。・両手が揃わない。「揃っていないのがわからないんですか?」やっぱり、揃わないのです。前回同様に、暗譜で弾いて耳で聴いて直すのが宿題。家では既にそうしているので、もはや打つ手はないかな。ツ...レッスン記録
ツェルニーで両手ユニゾンを揃えることが目下の課題です。ツェルニー40番No.25主にスケール連続の曲。左薬指を痛めて以降、薬指のモタつく感が不安の源でもあるのですが左薬指の腫れは引かないものの痛み自体はかなり改善してきたのでたとえ速く弾けなくても、転ばずにぴったり揃えて弾けるようになりたいのです。振り返るとツェルニーNo.12でもアルペジオの両手ユニゾンがありました。この時は、揃わないとの指摘もなく、特に難航した記憶もありません。指を痛める前だったせいかもしれませんがおそらく、スケールのユニゾンの方が単純だけど難しいのかな。先日、参加している地元の小さなピアノサークルにて練習方法を相談してみようと思ってツェルニーの話題を出したところなんと、レッスンでツェルニーを弾いているのは私だけでした。定番のひとつと思...自己流のユニゾン練習
ブラームスの間奏曲118-2のレッスンは終了しています。終了直後から暗譜を試みていました。おそらく9割方暗譜できていると思うのですがほぼ毎回のようにどこかで音がわからなくなります。この状態で暗譜で弾こうとすると、音を間違えないことばかりに気を使ってしまい楽譜を見て弾く時のように曲に集中することができません。やはり暗譜は、私には本当に難しくて1ページくらいが限度。レッスンの課題や今週の連弾合わせの曲が気になるので、間奏曲の暗譜練習は、これにて断念することにしました。暗譜で弾かれる方々って、すごいなあと思います。ところで間奏曲のレッスンで、次の青丸の重要な音を間違えたことがありました。右がだんだん高まって一番高い音になるところで、違う音を弾いてしまいました。自分でも驚いて固まると先生から「間違えてよい音とダメ...暗譜ならず(間奏曲118-2)
寒さの中、ポケットにカイロ2つをしのばせて手を温めながらピアノレッスンに行ってきました。ツェルニーショックでザワザワした気持ちがまだ冷めやりません。【ツェルニー40-No.25】2回目合格は程遠く前回に続いて「両手ユニゾンが揃っていない」と指摘されました。2週間練習したのに、修正できていません。何より自分で認識できていない、気づかないことが危機的です。一度通したあと、スケールの折り返しのところなど、揃わないところがたくさんある、最も目立つのが次の青い部分、と言われました。この部分を左手だけで弾いてみて、と言われて弾きはじめると「ほら、左手薬指の次の音が滑っていますね」とのこと。直すようにと言われたのですが、自分では滑っているのがあまりよくわからないのです。何とか粒を揃えるよう注意して再度弾いて、その場はや...レッスン(不安ばかり)
少しフライングしてシューマン・リスト「献呈」の譜読みを始めました。楽譜はヘンレ版。全音版の「献呈」の楽譜を既に持っていたのですが先生にヘンレ版の楽譜があると言われて以来、迷っていました。以前に輸入楽譜を購入した楽器店サイトを眺めていたところヘンレ版「献呈」限定セール価格1540円(残り2部)とあり結局、誘惑に負けて購入しました。「献呈」はシューマンが結婚の日にクララに捧げたという歌曲集「ミルテの花」の第1曲「Liebeslied:愛の歌」をリストがピアノ用に編曲したものです。ヘンレ版を買って良かったのは、楽譜にドイツ語歌詞も載っていたこと。歌曲ベースの曲ならば歌詞の意味と対応箇所を確認しておくと理解が深まるかもしれません。2ページ分、歌詞を愛用のDeeplソフトで翻訳して後編集してみました。「あなたは私の...譜読み開始(献呈)
「間奏曲118-2」と「トロイメライ」の暗譜練習をポツポツと継続しています。「トロイメライ」は、短いので現時点で先に暗譜が終わっています。たぶん。初めは不可能と思った「左手だけを通す」という練習も徐々にできるようになりました。今日は、友人宅にてこの「トロイメライ」を弾きました。お菓子を食べながら談笑している気心の知れた友人たちにとっては単なるBGM。緊張感の全くない状況下です。弾き終わると拙い私のピアノでも心優しい友人は笑顔で「良かった」と言ってくれました。本当に、持つべきものはこんな友だち、と思う瞬間です。自分の家以外のピアノで楽譜なしで弾けたので定着しているかどうかはさておき上手く弾けてなくてもさておき「トロイメライ」を再開後の暗譜第1号と自己認定しました。【トロイメライ】https://youtu....暗譜(トロイメライ)
ピアノレッスン日でした。ツェルニーは最悪、間奏曲はソコソコ。でも次の曲が決まって、寒空の下、嬉しさをかみしめながら帰宅しました。【ツェルニー40-No.25】1回目両手ユニゾンは、ピッタリ合うと気持良いのですが特に高音域でピッタリいかない・・と感じていました。先生からも「両手が揃わないところがある」とのご指摘。私が揃わないと思った箇所と先生から指摘された箇所が異なりました。要は、揃わないところが何箇所もあります。指摘事項・両手が揃っていない。上昇に転ずる左手の4・3指の部分で、すべっているため。宿題・よく耳で聴いて揃える。・揃ってから速度を上げる。スベるというのは子供の頃、よく注意されました。少し成長して自分で気づくようになって以降は、指摘されなくなっていたのに。指が退化したのか左薬指のせいか。現実を直視...次の曲が決定
4か月以上前、へバーデン結節+ブシャール結節で痛み始めた私の左手薬指は一向に治る気配をみせてくれません。ピーク時より痛み度合いは和らぎましたが私の場合、特に第二関節の腫れが引かず、薬指が少しでも斜めに鍵盤にあたると痛みます。ピアノの練習時は、第一及び第二関節の2箇所、ぐるりと指を1周テーピングしています。左薬指は他の指に比べて出番が少ないのがせめてもの救い。例えば練習中の間奏曲だと、怪しそうな感触を持ったのは1箇所だけでした。左手小指で音を抑えながら薬指を打鍵するところ。ここを念のため中指に変更すると、中指と次の人差し指を思い切り広げる必要はありますが問題なく弾けます。こんなふうにほんのちょっとの工夫をすれば(おそらく、工夫しなくても)最近弾いている主にロマン派の曲では、痛くて困ることはありません。一方、...ツェルニーと指の付き合い方
自分の古いアップライトピアノを一生弾き続けたい気持に変わりはないのですが最近、小さなジレンマに陥っています。【ソフトペダル】ウナコルダ(unacorda)やコンソルディーノ(consordina)の指定があるところでアップライトでソフトペダルをどう扱えばよいのか、目下、悩み中なのです。●unacorda●consordina昔習っていた時には、ソフトペダルを一度も使ったことがありません。consordinaはもちろんunacordaという用語も知らず特に先生から指示されたこともありませんでした。それが、約2年前のレッスン再開後にショパンのノクターンNo.2を弾いた時初めて次の楽譜の部分でソフトペダルを使うと良いと言われました。ソフトペダルにしてみるとグランドピアノでもアップライトでも同様に特に赤の部分が儚...ペダルの扱い
痛恨のミス。次回ピアノレッスン日をダブルブッキングしていました。3か月前から予定していた重要な用事は、キャンセル不可です。急遽ピアノの先生に連絡したのが、一昨日。お詫びして、レッスン日を振り替えてもらえることになりました。唯一、振替可能だったのが連絡した日の翌日、つまり昨日でした。予想外の大幅前倒しとなりました。本来のレッスン日まではかなり間があったのでもともと一夜漬け体質の私はこのところレッスン曲をほとんど弾かずに「トロイメライ」などの「子供の情景」の曲と戯れていました。事情は変わり、文字通りの一夜漬けで、レッスンに臨みました。【ツェルニー40-No.24】3回目前回注意されたところだけに注意を集中したら、何とか合格。練習曲だからといって手を抜かないで表現するようにとクギをさされました。もちろん手を抜い...急遽レッスン
2月は、レッスン以外にピアノ関連のローカルな予定が2つあります。中旬に地域のピアノサークル、後半に友人宅での打楽器練習会。後者では、打楽器の練習が煮詰まってくると「jujupのピアノで癒されたい」などと言ってもらえるので古いグランドピアノを弾きます。当初、間奏曲118-2を弾こうと思っていたのですが前回レッスンで仕上げられなかったので、断念。代わりに弾こうと思っているのはシューマン子供の情景の「トロイメライ」と「暖炉のそばで」。昔のレパートリーです。私は大人になってから暗譜したことがないと思い込んでいたのですが急に、新人の頃、職場宴会で「トロイメライ」を暗譜で弾いたことを思い出しました。その時、同期の男子が「ラグタイム」をかっこよく弾いて拍手喝采で私の方は、何だか義理の拍手でした。宴会は盛り上がる曲が良い...暗譜の試み(その3)
1月2回目のレッスンも1回めに続いて不調でした。でも、不調続きで開き直ったのか、今ピアノに向かう気力はほぼ満タンです。【ツェルニー40-No.24】2回目予想通り、合格ならず継続。前回、ぶつ切りで注意された左3度和音の下降は、レガートに弾けました。今回の主な注意点は、1点は、右手の下降スケール。「もっと指先に手の重さをのせて弾くように」要は、深い音が出せていない。この種の指摘を受けると、先生の言葉に頷いて弾き直しながらも私のわずかな自尊心がチクリとします。もっと丁寧に練習しなくては、と毎回思います。2点目は、意外な指摘でした。全く自覚がなかったから。分散和音の赤のところで「音が重なっている」3の指を離すのが遅いようです。弾き易いところになって気持が緩んでしまうのか。中指を速く離すよう意識してキビキビ弾き直...レッスンまた不調だったけれど
練習中のブラームス間奏曲118-2中間部3声のところでやっと内声を歌えるようになりました。でも、自然に歌いながら弾ける、というわけではなくここから、と意志を持って集中しないと歌えません。かといって集中しすぎると、他パートに気がまわらず意図しない強い音を出してしまったり、違う音を出したり、何かしら間違えます。譜読み段階では順調と思えて先生にも良い感触を持ってもらえたのに既に2か月経過した今ごろになってまさに難航中。ここ数日、問題の中間部3声の弾き方が気になってYoutubeでいろいろなピアニストの演奏を聴いてみました。その中で衝撃を受けたのは、グレン・グールドの演奏です。https://www.youtube.com/watch?v=7wjqpCh7a4Yこの楽譜の部分で、たいていのピアニストは、前半は内声...グールドの内声
ブラームスの間奏曲の中間部3声のところで内声を歌うのに苦労したことをきっかけに昔、シンフォニアをどうやって弾いていたのか今でも弾けるのか気になってきてバッハの楽譜を本棚の奥から引っ張り出してきました。正確にいうと引っ張り出そうとしました。半世紀ほど眠らせたままにしておくと春秋社の楽譜はどうなるのかというと茶色に変色した箱(ケース)から出せなくなります。ハコと中身の間に空間がなくなり指が入りません。中身が膨張しきってパンパンになっているから。仕方ないので、箱の一部を剝がすようにして何とか取り出しました。写真の左がハコ、右が中身。どう考えてもハコの方が薄くて楽譜の厚みからしてハコに入るわけがありません。目の錯覚でもありません。中身の楽譜は水分を吸ったわけでもなくキレイでした。ということは、ハコの方が経年変化で...バッハの楽譜と記憶
先日の今年初レッスンは、一言で表すと不調でした。全体にデキが悪く、良いところはひとつもなく。一方で、大事なことに気づけて得たものもありました。【ツェルニー40-24】(1回目)指定の1/2速度で弾き、もとより合格するとは思っていません。それでも、いろいろと基本的なことを指摘されて、少しへこみました。最近、特に初回は曲としてある程度仕上げるところまでどうしても到達できず指摘が多い→へこむというパタンを繰り返してしまいます。ツェルニーは各曲に練習目的があります。No.24の目的は「活発で俊敏な32分音符の練習」目的に沿う32分音符などは、注意深く弾きますが(スベらない速さに落とすなど)それに気をとられて、他が疎かになります。今回も、左手3度和音で3オクターブをレガートで下降するべきところをぶつ切りに弾いて、先...レッスンは不調だったけれど
暗譜のトライをはじめましたが、いまひとつラチがあきません。いろいろネット検索をした中で、試してみたいと思ったのがピアニストの森本麻衣さんが自ら実践されているという「暗譜を確実にする」方法です。https://youtu.be/YKhHwjKaQhU?si=D7ovUtHbZ8Az6Ja6以下は、私なりに理解した要約です。------------------------------------------------------------------【暗譜の練習方法】(いずれも楽譜を見ないで)①両手で通す→分からなくなった箇所をチェック②左手だけを通す→〃③両手で弾いて左手を音名で口に出して歌う④自分で楽譜を書く-----------------------------------------------...暗譜の試み(その2)
10代後半以降、暗譜をしたことがありません。私には暗譜のハードルは高く、半ば、あきらめていました。それが昨年末くらいから、やっぱり暗譜したいと思い始めてこのところ日々の練習の最後に5分ほどトライしています。今のレッスン曲である間奏曲を楽譜なしで頭から弾けるところまで弾くだけですが。わずかづつ弾ける範囲が長くなっています。そもそものきっかけは練習中の間奏曲118-2に、左手の低いミ(E)の音があったことです。数えないと何の音かもわかりません。本当にいいかげんな私は初回レッスンで3度上の「ソ#」を弾いて、先生を驚かせました。「あら、ミじゃない?」と、楽譜に「ミ」と書き込まれました。それはともかくとして改めて「ミ」を弾いた直後、楽譜の場所を見失って次の音も間違えました。つまり、レッスン時のグランドピアノは、楽譜...暗譜の試み
初詣でおみくじを引いたら、次のような歌が書かれていました。「すぎたるは及ばざりけり」解説には、何事もやり過ぎてはいけない、とありました。変なおみくじを引いてしまったな~折角なので手帳に挟んで、栞として使うことにしました。お正月気分も一段落して、いつものピアノ練習をはじめました。1日約1時間。時間的には物足りないのですが、指のために制限中です。<練習メニュー>・連弾曲の練習1,2回・レッスン曲ツェルニーNo.342,3回・レッスン曲間奏曲118-2残り時間連弾曲は今月半ばにペアの方と合わせます。迫力あるワルツなので元気が出ます。ツェルニーNo.34は運指のやりにくい箇所が複数あって、間違えては止まってばかり。ストレスがたまります。今まで、初期段階では例えば1ページ、半ページなどと決めた範囲でゆっくりと、止ま...ピアノ練習と次の曲候補
2025年のピアノ弾きぞめは、妹との連弾でした。・ブラームスのワルツ(連弾)No.1,2,15・ブラームスのハンガリー舞曲(連弾)No.5・中田喜直汽車は走るよブラームスは、お互い派手に外しまくり不協和音を響かせただけでしたが子供の時に一緒に発表会で弾いた「汽車は走るよ」は、まあまあ弾けました。妹は年末に私が連弾をしようと誘った時、つれない返事でした。でも気心の知れた妹、連弾が好きなことは知っています。元旦の今日、みんなでおせち料理を囲んだあと、妹をピアノの部屋に連行しました。もう手が動かない、楽譜か鍵盤かどっちか片方しか見れないとつぶやきながらも私が指示する曲を一緒に次々にトライしてくれました。私たちの連弾ルールは弾けないところはメロディーだけでOK和音は1音以上でOKそれでも弾けないところは、その場で...弾き初め
個人的な指の痛みの振り返りです。【経緯】初めに左手薬指に違和感と痛みを感じたのは、10月初め頃。へバーデン結節と診断されました。正確には変形性関節症の中でも第1関節をへバーデン結節、第2関節をブシャール結節と言うそうです。私の場合は両方。主治医はまとめてへバーデンと言います。指示通りに1週間、強固なテーピングと湿布をして、ピアノにも触りませんでした。【痛みの現状(左薬指)】3か月経った今まだ腫れが引きません。もうこのままなのかな。。痛みは少し和らいできました。PCのキーボードを打つ時にやや痛かったのは治りました。ピアノは、弾き方によって時々痛みます。【対処状況】・予防もかねて今でも軽くテーピングをしています。当初、剝がれやすいし面倒だし、ピアノも弾きにくかったのですがテープの角にRをつけたり指の腹側に端を...指の痛み振り返り
今年最後のピアノレッスンを気分良く終えることができました。【ツェルニー40番No.23】3回目。出だしから良い感じで順調に弾き進み前回「指先で弾いている」と注意された2ページ目後半に突入。腕を使ってくるくると弾けて、ほっとした瞬間「難しいところにくると、どんどん速くなる」と新たなご指摘を受けました。・・・速度コントロールの方法として「拍の先頭に意識的にアクセントをつけて速度を確認する」というコツを教えていただき、テンポを戻しました。想定外の指摘はありましたが「音がきれいになった」と言われて合格。この2週間、腕全体を動かすことに気をつけながら弾きこんだかいがありました。【間奏曲118-2】レッスン3回目。私の先生はクールですが、指導は熱血。私が弾く横で、美声でソプラノやバスを歌い、時に指揮をされ合間に早口コ...今年最後のレッスン
参加中のピアノサークルで、ペアを組み連弾をすることになりました。大人になって初めての連弾。この年になって同好の士と連弾ができるなんて楽しみ以外の何物でもありません。子供時代に戻ったようです。曲決めをすることになった時、長い間忘れていた憧れの曲があったことを思い出しました。「ブラームスのワルツ1番(連弾)」10代の頃、よく家で妹と連弾(?)をして遊びました。連弾曲ではない普通の曲を2人でそれぞれ右手と左手を分担して弾く、というもの。1人では難しくて弾けない曲でも2人だとそこそこに弾けます。いつも最後は、ソナチネアルバムNo.13間違っても構わず、すごいスピードで弾き飛ばして弾き終わっては2人で楽しさが爆発して笑い転げていました。その頃、日曜のTV音楽番組でブラームスのワルツ1番の連弾を聴きあまりにも素敵な演...連弾
ピアノと無関係ですが、今年私が頑張った3大イベントを振り返りました。①新車購入4月、13年間乗った愛車を買い替えました。うちでは同居4人のうち私しか運転免許を持っておらず田舎の家管理ほか諸々、車は必需品です。2年前までは、漠然とこの愛車を乗り倒そうと思っていて買替予算を確保していませんでした。でもよく考えるとあと10年以上乗りたいし、今後は周りに迷惑かけないよう自動ブレーキなど最新の安全装備が不可欠。つまり、買替必須なのに予算ゼロ。私の計画性のなさは、生まれつきです。一念発起、自適生活を返上して1年間働くことにしました。昨年2月、ハローワーク65歳以上特別コーナーに行き学校のICT支援という仕事を奇跡的にみつけました。今年3月まで1年間週4日、楽しく仕事をしました。新車納入の日家族は、車のことは全面私任せ...今年の振り返り(ピアノと全く無関係)
レッスンで2点、私としては由々しきことを注意されました。【ツェルニー40番No.23】レッスン2回目。また、不合格でした。特に次の右手、6回連続して7度あがるところ。「腕を回転させて」「指先だけで弾いているから、良い音が出ない」とのご指摘です。正直なところ、ツェルニーはかなり好きで昨年のレッスン再開時に「ツェルニーもやりましょう」と言われて異存なく、楽しく続けてきました。モーツァルトの曲のように軽やかで良い音が出せている(自己評価)、腕も使っている、と思っていただけに「指先で・・」と言われて大ショックです。「腕を柔らかく回転」して深い良い音を出すことが急遽、私のテーマになりました。【ブラームス間奏曲118-2】レッスン2回目。最後まで通すつもりで、前回より少し速度もあげて弾き始めました。が、メロディーライ...腕を回転する・ゆっくり弾く
少し早いけれど、今年のピアノレッスンを振り返ってみました。【レッスンを受けた曲(2024年)】ツェルニー40番No.13~23メンデルスゾーン無言歌集デュエット(2023年から継続)ショパンノクターン20番遺作ショパンノクターン8番ドビュッシー月の光ブラームス間奏曲118-2(2025年も継続予定)ツェルニー以外は全て初めて取り組んだ曲。我ながらよく頑張りました。ツェルニーも曲の記憶ゼロで新規同然なのでこれも頑張った、かもしれません。頑張り方はユルユルでしたが。曲のリストをこうして眺めてみると感慨深いものがあります。昨年のピアノレッスン再開より前にしばらく独学を試みていましたが、その時は1曲も仕上げることができず頭も指もポンコツになってしまったと弱気になっていました。それがレッスンを再開してみたらユルユル...今年の振り返り(ピアノ)
「ブラームスの間奏曲Op.118-2」ブラームスがクララに献呈した美しい曲です。まだ譜読み途中ですが難航したコラール部分もやっと音を覚えてミスタッチが少なくなり先が見えてきました。新しい曲の譜読み終了の少し手前。今が一番楽しい時かもしれません。夕食後は、ピアノの部屋を暖かくして1人で熱い紅茶と甘いお菓子を持ち込んで時々休憩しながら、練習するというよりも好き勝手に弾きます。都合の悪いところを飛ばしながら。(レッスン3,4日前くらいからは飛ばさずに真剣に練習します)間奏曲118-2は、全体を通じて優しいpで弾くところの多い曲ですがf(フォルテ)のフレーズが2つあります。私はどんな曲でも爽やかに弾くことをモットー(?)としているので情感たっぷりに弾くのは苦手なのですがこの2つのfに向かうところでは自然にクレッシ...間奏曲Op.118-2
今回のピアノレッスンの記録です。【ツェルニー40番No.23】ツェルニーとしてはやや長めの約3ページ半。ゆっくり弾いたのに後半、ボロボロでした。譜読み2ページが限度だなと余計なことを考えながら弾きました。指摘事項は多すぎるので省略。先生から「もう少し、曲に慣れてください」と言われて終わりました。不合格の時は「次回は少し速度をあげて」とか「もう1回やりましょう」などと言われるのが常ですが「慣れてください」とは、はて?もう少し完成度あげて弾かないと問題外ってことかなと反省しました。【ブラームスの間奏曲Op.118-2】譜読みをした2ページ分を、ゆっくり弾きました。出だしの右手3音のメロディーは、単純なのになかなかイメージ通りに弾けなくてレッスン直前にやっと良い音が出せるようになったところ。うまくいきました。し...レッスンと譜読みの進捗
ツェルニー40番No.23を弾いていたらあるところで私のへバーデン結節の左薬指が痛みました。赤丸の部分です。和音の下が左4の指。アクセントがついていて、やや強めに弾くところ。連続6カ所。3の指で弾こうかなという衝動に駆られましたがそれだと根本的解決になりません。No.21でも同じようなことがあったことを思い出しました。和音の中でもメロディーラインになる左4の指をffで弾くところ。観念して、いろいろ弾き方を試してみました。結論としては「左薬指の第一関節から先を完全に垂直にして打鍵すると強く弾いても痛まない」(あくまで私の薬指の場合)とわかりました。つまり、強く打鍵する時に手首を少し上にあげて薬指の第一関節から先を奥行方向に垂直にしてかつ、手首(手全体)を親指方向にほんの少し回転させて左右方向も垂直にします。...指が痛まない弾き方の工夫
一昨日は、友人宅でのお気楽な集まりでした。ピアノとバイオリン、リコーダーなどのアンサンブル数曲を合わせる予定でした。が、内輪音楽会の日程が延期・未定になったこともあり私を含めて誰一人として、ちゃんと事前練習をしてなくて合わせるレベルまで達していません。思い思いにその場で練習したり、関係ない太鼓をたたいたりしながらまったりとお茶を飲んでおしゃべりをしていました。坂本龍一の一番好きな音楽家がドビュッシーだったことを教えてもらいました。私が、BGMのつもりでピアノで「月の光」を弾き始めると友人の一人が私の隣にきて床に座ってじっと耳を傾けてくれました。「すごく良かった。ドビュッシーいいね」と言われました。彼女は、いつも心の底から思っていることだけを言葉で発するのでほかの誰に褒められるのより嬉しいです。また、隣に座...弾きたい曲
待ち焦がれていた「ブラームス間奏曲Op.118-2」(ヘンレ社)の楽譜が今日、届きました。いつも楽譜は、地域内で最も大きな楽器店に自転車で買いに行くのですがレッスン翌朝に行ったらピアノピースもピアノ曲集も在庫がなく仕方なくネット注文していました。子どもの頃ピアノの先生から、新しい曲や教則本を指示された時は嬉しくて、すぐさま楽譜を買いに走って、入手した楽譜を抱きしめていました。そんなに楽譜が大事だったわりには、いつのまにか黄ばんだり製本がほどけたりボロボロになっているのに何の手当もせず放ったまま。溺愛していたソナチネアルバムは、開くと完全にバラバラ。当時一番大事にしていた幻想即興曲のピアノピースも無残に茶色く変色しています。かつての純粋さをすっかり失った今でも新しい楽譜を入手する時の気持は、やっぱり特別です...やっと楽譜を入手
久々のピアノレッスンは一言でいうと、ダメダメでした。帰宅してからも引きずっていたのか家族に「きょうは動作がやけに緩慢だけど、疲れてる?」と聞かれました。いずれにしても約3か月取り組んできた「月の光」は、今回で終了。レッスンでは、はじめにツェルニーを弾きます。ツェルニー40-No.22は、めずらしく単純な(かつ楽しくない)曲で少し直されたあと「いいですよ」と言われて合格。気を良くして「月の光」を弾き始めるとまもなく、後ろで聴いていた先生に止められて「もっと流れるように」と初めからやり直し。冒頭、もったり弾きすぎていたようです。中間部では「左手、なでるように弾けない?」と言われてトライすると「速く弾いてごまかさないで。」鋭いご指摘です。「Gの音をもっと出して」「レガートで」という具合に何度も止められて今回、先...レッスン(ダメダメと楽しみがないまぜ)
「月の光」の部分練習、集中練習は、強制終了しました。まだまだ、怪しいところだらけですが、キリがないので。この1週間録音を聞いて振り返るのが効果絶大であることがよくわかりました。自分で弾いている時はミスタッチしても音抜けしても、すべっても頭の中で補間したり、スルーしていました。録音を聞くと、証拠をつきつけられます。ミスはすごく目立つし一瞬、次の音を迷ったり間違えたことを引きずっていたりするとそういう心の動きさえもはっきりわかります。一瞬たりとも気が抜けないのか・・が、しかしそれも3日で慣れました。初日にヘタッピーすぎて驚いた自分の音にもどこかに必ずミス(複数)があることにも慣れました。1週間経ったら録音でも頭の中で補間・スルーできるようになり初回の録音を聞いても、けっこう弾けていたかもと思ったほど。羞恥心の...部分練習終了(録音で学ぶ)
私の今週のテーマは「月の光」の部分練習/研究です。そうはいっても実際にピアノを弾く時間は、1日1時間くらい。【録音してみる】ピアノに関する他の方のブログ記事を読むとよく演奏動画が載っていて、感心しながらも自分とは無縁と思っていました。それが、今回「月の光」で先生やyoutubeで聞く音と自分で出す音の違いがわからないという致命的な体験をしました。これは自分の録音を客観的に聞いてみなければ解決しないと思い立ったのです。まずは、いつも楽譜のページをめくるところで演奏が止まるので止まらずに弾けるようにジャバラのような楽譜コピーを作りました。そして、レコーダは持ってないし、スマホも非力なので約10年前の一眼レフカメラをごそごそ出してきて初の演奏動画を撮りました。(もちろん、動画をブログに貼り付ける度胸はありません...練習経過(録音聞いて悶絶)
次のピアノレッスンまでいつもより間があるのでほぼ4日間、弾きたい気持をぐっと抑えて左手薬指を休めていました。ちょうど、習っている太極拳の検定試験が昨日でした。そのため、この4日間はピアノの部屋で太極拳の練習に励んでいました。家族に「検定試験て、別に受からなくてもいいんでしょ?」と言われてもへこたれず試験官たちの前で、太極拳の美しい動きと技を披露して合格してステップアップするため練習、頑張りました。そんな試験も無事終わって今日はやや放心状態。ちなみに、私の中ではピアノの方が太極拳より位置づけは格段に上です。久しぶりにピアノを開けて弾いてみると左手薬指は腫れたままですが痛むことなくミスタッチ量産しながらも「月の光」を弾くことができました。ほとんどの部分がpかppのせいだとは思います。でも、左手の親指の次に薬指...部分練習/研究の決意
私の左手薬指第1、第2関節のへバーデンは治る気配なし。いくら湿布してあげても腫れたまま。自分の薬指を眺めては毎日、一人でムッとしてます。どこに怒りをぶつければいいのか。ピアノを少し長く弾くとイタだるくなるし、動きも鈍くなった気がします。月2回のレッスン日が近づくと「月の光」は、あと1回やりましょうと言われたからきっと先生は今回仕上げのつもりなのに、3日間×1日30分しか練習できない家のピアノでも必ずどこかで間違えるキャンセルしようか優柔不断に悩み続けたあげく当日朝を迎えて結局のところレッスンに行ってきました。「月の光」のレッスンも既に5回目。中間部にはいるところで十分pにならずあわててpにしました。後ろで先生が止めようとして踏みとどまった気配を感じます。しかし次の大きなアルペジオのところでやっぱり止められ...模範演奏を聴いて
へバーデン結節で左手薬指が腫れて痛み湿布とテーピングをすること1週間。いまだに、第一関節から第二関節の間はパンパンです。腫れが引く気がしません。ただ、痛みはやわらぎ、赤みもなくなったのでついに、ピアノ解禁としました。怖いのでしばらくテーピングしたままで。わずかに鈍痛が残っていますが速いパッセージも弾けたのでまあ大丈夫かな。さて、この1週間、ピアノを弾けなかったのでピアノ以外の用事を頑張りました。【その1:柿の収穫】車で片道3時間の田舎の家に行って、柿の収穫をしてきました。今は誰も住んでない生家。今年は山でドングリが不作なので、熊が柿を目的に人家に出没するとTVでみて不安になったからです。私の田舎でも数年前から近場で熊の目撃情報が出ています。行ってみたら、今年はうちの柿も不作だったのでひと安心。残っている柿...この一週間はピアノ以外の用事
先日、ピアノサークルで思い通り弾けなかったノクターンのちょこっと1人反省会をしました。私にとって、ある種、思い入れのあるショパンのノクターンOp.9No.2唯一、若い頃と再開後、2度のレッスンを受けた曲です。その経緯と反省会内容について以下、記してみます。【1度目】その昔レッスンで初めてノクターンNo.2を弾いた時私は、細心の注意を払って左手3拍の分散和音を刻みそこに右手メロディーを乗せて我ながら奇跡のように柔らかい音が出ていると内心驚きながら(先生の家のピアノがすばらしかっただけかも)緊張感を切らさず左手を刻み続けて弾ききりました。当時の先生は何も言わず耳を傾けてくださっていました。なんと最初で最後の奇跡の1発合格。何も言われなかったのでレッスン受けたことになるのか?疑問は残りますが私のレパートリーの1...ノクターンNo.2
左手薬指の違和感と腫れと鈍痛10日くらい続いてました。それでも行きたかった10月初旬の・友人宅の集まり(アンサンブル練習)・ピアノサークル・ピアノレッスン私としては、めずらしくアクティブにこれら3つを終えて当面やり残したことがなくなりやっと、整形外科に行きました。近所の整形外科専門のクリニックです。医師が私の指を見るなり「あらら、腫れてるねー」といつもの大きな目をいっそう見開きました。レントゲンを撮って「へバーデン結節」と正式におすみつきをいただきました。問題の左手薬指はほかの指より第一関節の変形がひどい(見ればわかる、想定内)さらに、第二関節もつぶれそうになっているとのこと。(え?)確かに、腫れがひどいのは第二関節のあたり。レントゲン画像では、関節の白い部分が細~くなっていました。関節の変形は不可逆、治...整形外科へ
左手薬指には相変わらず鈍痛があります。予約した整形外科に行く前にかけこみで、レッスンに行きました。【事前練習】今週は、指をいたわるためにツェルニー40-21は、1日1回。ハ短調の魅力的な曲で本当はもっと弾きたいけれど。中盤の弾きにくいところはできた感じ。左薬指でメロディーを出すところは未だ満足できず。(でもffなので指のため部分練習しない)「月の光」は、1日2回。中間部でアルペジオの先頭の音を響かせてこれに続く一連のpppの音を包み込むようにするそんな感覚がつかめた気がしました。今回、合格するかも?期待を抱いてレッスンへ。【レッスン備忘】以下、レッスンでの主な指摘項目です。(こまかい項目はありすぎて書ききれない)■ツェルニー・「何だか、うるさい」・右手:全ての音をffにするからうるさくなる。フレーズの先頭...ピアノレッスンへ
左薬指の違和感と鈍痛いまだ治らず。よくみると左手の薬指は、右手の1.2倍くらい太く第一関節のシワがなくなってテカテカして腫れてます。さすがに病院嫌いを返上して整形外科の予約をしました。ピアノの練習はしばらく休むべきかと悩みながらも結局、ずるずると毎日30分くらい控えめに弾いています。レッスン曲と友人宅で弾く曲と地域のピアノサークルで弾く曲各1,2回づつ。意外に忙しいのです。さて、このところ初見でピアノを弾く機会が2度ありました。ひとつは昨日の月1回の友人宅での集まりで。30代の頃からの古い友人たちはドラム、ベース、ギター、バイオリンなどいろいろできます。素人で初級レベル(本人たち談)ですが。ぽつんと一軒家のような友人宅にはグランドピアノもありジャンベを思いっきりたたいて音を出しても大丈夫。新たな曲をやろう...初見は、ほめられて嬉しかった
私は、50代はじめの頃からへバーデン結節(たぶん)で指の第一関節が内側に少し曲がっています。母もそうだったし、妹もそう。遺伝性の体質かもしれません。でもこれまで、痛かったことは皆無。人に手をみられるとちょっと恥ずかしいけれどピアノを弾くのに困ったことはなく仕方ないよね~と気にしていませんでした。それが1週間ほど前朝食の準備中に、左手薬指に違和感を感じました。ぎゅっと手をにぎると左手薬指だけが、手の平につかないで少し浮きます。モノをしっかりつかめない感覚。違和感はあるもののピアノは弾けたので気になりつつ練習は控えめにしてしばらくしたら治るかなと淡い期待を抱いてました。が、昨日試しにツェルニーを思いっきりffで弾いたら薬指の違和感MAXとなり薬指の動きが鈍くて左手32分音符の次の強い音が遅れて、もったりしてし...指が痛くて不安
数年前のことを思い出しました。友人と横須賀のバラ園のある公園をおしゃべりしながら歩いていたら白いピアノがありました。付近には私たち以外、誰もいません。突然、友人から何か弾いてそうだ、「エリーゼのために」を弾いてよと言われました。えー、そんなの60年くらい弾いてないよーと思いながらピアノと戯れる感じで最初のフレーズの音を出してみたら不思議なことに、指が勝手に動いて弾けたのでした。思えば、小学校の頃は自然に暗譜ができていました。かつて、発表会で弾いた曲は今だに指が覚えています。大学の頃既に簡単に暗譜できなくなったことを自覚していました。それでもこの頃はものすごく気合を入れて頑張ると何とか暗譜ができました。そして今もはや、暗譜など気合も気力もなくどんな時も楽譜を凝視して弾いています。ところが今回偶然「月の光」を...暗譜できるかもしれない
初めてのドビュッシー「月の光」練習を始めて約1か月半。一通り譜読みができてやっと何とか曲の全体像がつかめて間違いだらけだけど通して弾いて自分の出す豊かな音にうっとりしていました。特に中間部。印象派の絵画のようなアルペジオの響きに酔いしれます。そしてレッスンに臨むと酔いが一気に覚める、といういつものパタン。3回めレッスンも撃沈、でした。以下、備忘です。■初めの部分の主な指摘・音がつながっていない。運指がダメ。・テンポが崩れる。特に2連符。よく心の中でカウントすること。「月の光」の初回レッスンでレガートに弾くための運指について楽譜に記載のない部分を、たくさん教えていただきました。(今までになかったこと。それくらいこの曲では大事なんですね)それなのに、運指は間違えるしペダルの踏み替えタイミングも間違えて音が流れ...「月の光」課題は耳で聴くこと
定年退職後しばらくして、思うところあり数10年ぶりにピアノを調律してレッスンを再開しました。再開してから、約2年。若い時のようにサクサクとは弾けないけれどピアノの練習は楽しくてかけがえのない時間です。技術はともかく、名曲だと素敵にきこえます。自分で弾くピアノの音色に感動してそんな時にただただ、つぶやきたいという衝動がでてきてブログを始めてみることにしました。再開前のピアノ歴は、小学校~20代まで断続的にトータル約10年。定年前までは、仕事人間でした。それでも、人生の中で数回の引っ越しのたび、ピアノだけは手放せずずっと手元においてきました。30代のころまでは時々、友人の結婚式などで演奏していました。その後、忙しくなるとともに、いつしかピアノの蓋はとじたまま。それでも、私のKAWAIアップライトは今も変わらず...はじめに~ピアノと私~
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