映画『ドント・ムーブ』感想ネタバレ動けない女VS 殺人鬼!考察&Don't Move2024
Netflix映画『ドント・ムーブ』あらすじ 早朝に州立公園の山の上にある崖に立つアイリス(ケルシー・チャウ)。前にここで息子が転落して死亡してしまった。アリスは息子が気に入っていた赤いボートのおもちゃを供える。 生きる希望を失っていたアイリスは飛び降りようとしていた。そこにリチャード(フィン ウィットロック)という男性がやってくる。リチャードはアイリスが飛び降りるのを止めようと、自分も最愛の女性を事故で失ったと話す。リチャードの話を聞いたアイリスは飛び降りるのをやめた。 アイリスはリチャードと一緒に山を降って車に乗ろうとするがスタンガンを受けて拉致される。目を覚ましてリチャードが運
映画『破墓/パミョ』ネタバレ考察,埋まっていた反日,戦国武将&キツネの意味を解説
映画『破墓/パミョ』あらすじと感想 韓国系の富豪に呼ばれてアメリカへやってきた巫堂ファリム(キム・ゴウン)とその仲間のボンギル(イ・ドヒョン)は、最近生まれた富豪の赤ちゃんが原因不明の病なのを見て、韓国にある富豪の祖父の墓の場所が悪いからこんなことになっていると考える。 ファリムは仕事で付き合いのある風水師・サンドク(チェ・ミンシク)と葬儀屋・ヨングン(ユ・へジン)に協力してもらい、富豪の祖父の霊の墓を掘り起こし、他の場所へ埋め直す改葬をすることに。富豪に案内されてソウルから遠い山の頂上にある墓へやってきた一行。サンドクは「この墓は最悪な場所にあるから関わらないほうが良い」と言う。し
『室井慎次 敗れざる者』ネタバレ感想,重厚な人間ドラマ,犯人と黒幕の正体を考察
あらすじ 室井慎次(柳葉敏郎)は「現場が動きやすいように組織を改革する」という青島俊作(織田裕二)との約束を果たせなかったことに失望し、定年前に退職した。 秋田に帰った室井は2人の里子をとる。母が暴行されて殺された森貴仁(齋藤潤)と、父が強盗で服役中の小学生・柳町凜久(リク/前山くうが&前山こうが)だ。里子を迎えてから1年。湖の向こう岸に埋まった死体が見つかる。死体の身元はレインボーブリッジを封鎖できなかった事件の犯人・瀬川だった。なぜ室井の家の近所に死体が埋められたのか?犯人は誰なのか? さらに最悪の猟奇殺人犯と呼ばれた日向真奈美(小泉今日子)の娘・杏(あん/福本莉子)も室井のもと
『ジョーカー2』ひどいと言われる理由,ラスト考察と海外での酷評,フォリ・ア・ドゥ感想
『ジョーカー2 フォリ・ア・ドゥ』を鑑賞。テーマやコンセプトは素晴らしいが予想の斜め上を行く内容で、海外では賛否両論どころか否定派が圧倒的に多い状況だ…。その理由を解説していく。 『ジョーカー2』あらすじ 『Joker』(2019)で地下鉄での殺人、司会者・マレーを殺し、暴動を扇動したとされるアーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)はアーカム・アサイラム(アーカム精神病棟)に収監されていた。アーサーは隣の病棟でみんなと歌っている患者ハーレイ・リー・クインゼル(レディー・ガガ)を見て一目惚れ。リーはジョーカーの信者であり、アーサーに接近していく。2人は愛しあう。 アーサーは裁判で
『プラットフォーム2』ネタバレ感想,衝撃ラストの意味を考察!子供や老人トリマガシも登場
『プラットフォーム2』あらすじ&感想 2のあらすじ (前作『プラットフォーム1』のストーリー復習はコチラ↓) 映画『プラットフォーム』ネタバレ考察,子供とパンナコッタと髪の毛,何が言いたい作品?映画『プラットフォーム』ネタバレ考察,子供とパンナコッタと髪の毛,何が言いたい作品? スペインの社会派ホラー映画『プラットフォーム』(2019)のストーリーの意味、結局何が言いたかったのかを徹底考スペインの社 cinemag-eiga.com 主人公の女性・プレンプアンと、太っていて短気な男・ザミアティンが新人として“穴”に入居して同じ部屋になる。2人は上から24
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』ネタバレ感想:戦場カメラマンの危険な視点,ラストシーンの意味
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』ネタバレ感想 あらすじ→キルスティン・ダンスト演じる戦場カメラマンのリーが、彼女に憧れる23歳のカメラマン・ジェシー(ケイリー・スピーニー)を連れて内戦中のアメリカを縦断する危険な旅をする物語。 アメリカの内戦を描く作品なので主人公は軍人か政治家?と思いきや、戦場カメラマンだという設定が渋い。銃撃戦は映画館のイスから飛び上がりそうなほどの迫力。 独立軍側にも政府軍側にもどちらにも属さず、人助けなど考えずに死体に向かってシャッタを切り続ける戦場カメラマンの冷徹な姿を見せ、そのカメラで戦争が終わらない理由を切り取るコンセプトが素晴らしいと感じた。
映画『あんのこと』ネタバレ感想:実話がもとの鬱ラスト考察,元ネタの新聞記事ハナ
映画『あんのこと』を鑑賞。ドキュメンタリーと映画の中間のようで、シリアスに現実を伝えた傑作だと感じた。河合優実と佐藤二朗、稲垣吾郎の3名のキャストは本当に素晴らしく、3人の友情が尊くみえた。しかしそのぶん、後半の生々しい胸糞鬱展開が心に重くのしかかる…。 『あんのこと』ネタバレ感想 主人公の杏(河合優実)が自分の感情をぜんぜん出さないのがリアルだと思った。幼い頃から母のDVを受け、自分の気持ちを出すことを忘れてしまっているのだろう。 そんな彼女が、刑事の多々羅(佐藤二朗)と出会い、シャブ中毒から抜け出せ!と救いの手を差し伸べられる。多々羅が杏を救いたい気持ちは真実だったのだろう。し
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