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  • 静岡県立森林公園

    天気が良いので、Ryoと3人で浜北の静岡県立森林公園まで少し遠出する。HPによれば「静岡県立森林公園は天然のアカマツ林を主体とした豊かな自然に恵まれた公園です。森林内には温帯・暖帯の特徴を示す1,000種類の以上の植物や約80種類の野鳥が確認され、豊富に生息している昆虫とともに、四季の変化を楽しませてくれます。」https://kenritsu-shinrinkouen.jp/コンビニおにぎりで腹ごしらえをして、「うぐいす谷の道」を行く。よく整備された散策路は歩きやすく、足取りも軽い。モチツツジシャガクサイチゴヘビイチゴたいこ橋、今日はすこぶる調子が良い。ウグイスの鳴き声も聞こえる。フジサギゴケガマズミ尾根上の展望台は西側が少し望める。白いツツジ1時間半、2キロほどのウォーキングに満足だった。帰りに麓の古...静岡県立森林公園

  • 竜頭山の宇宙人

    1997年5月・竜頭山山頂にてひょんなところから竜頭山に登った昔の写真が出てきた。この山行後、所属会の長老だった故内田道晴氏が会報に寄せた素敵な短文があったことを思い出した。竜頭山の宇宙人内田道晴竜頭山よりの帰路、私はTさん親子の後に続いて青ナギに向かって、天竜美林の中をひたすら下っていました。その時突然、一年生のSyo君が大声で、「アッ!ここは宇宙人の基地だ」と叫びました。私はエッ!とあたりを見廻しました。老眼ではそれらしいものは見えず、なにかな?と首をかしげました。すると又Syo君が「宇宙人がいっぱいいる……基地だ基地だ」と叫びました。寝不足の目をこすりながらあたりを見廻しました。そしてアッ!と驚きました。いるいる十いや五十か百ぐらいかな、木の陰、岩の陰につり上がった異様な黒い目が、あっちにもこっちに...竜頭山の宇宙人

  • わが山旅五十年

    わが山旅五十年(田部重治著、1996年2月15日、平凡社ライブラリー)木曽路と田部重治今回の冬季合宿は、「木曽路&南沢山・横川山」である。ここ数年、冬の合宿(特別山行)は、諏訪、吉野、高山と雪の中で遊ぶことにプラスして、山麓の歴史や風土に触れることを企画してきた。山歩きが単に自然の中に浸るということや景観ということを越えて、山と人との関わりという楽しみも加わるように思う。こうした楽しみは何も考えずに歩くのではなく、事前に自分なりの興味の在り所を掴んで臨んだ方が、いっそう深くなるようにも思う。木曽路は訪れたことのある人も多いことだろう。江戸宿場町の面影を残す妻籠は、全国に先駆けて景観保全活動に取組み、1976年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。現在では隣接する馬籠宿と合わせ、木曽路を代表する観光...わが山旅五十年

  • 伊那に入る峠

    昨年(2014年)の冬季合宿は今回と同じ南沢山を目指したが、生憎の大雪で木曽から伊那へと入る二つの道、中央道、国道256号のいずれもが不通となって当初の計画を果たすことができなかった。交通網の発達した現代においても(むしろ、「だからこそ」かも知れないが)なお谷を隔てる山塊を越えていくことは、気象などの条件によって左右されるのであり、古の旅の困難さは如何ばかりだったろうかと想像する。昨年の本欄でも触れたことであるが、木曽谷、伊那谷、そして目的の南沢山の位置と繋ぐ峠について今一度見てみよう。南沢山山頂(2015年2月)南沢山は、恵那山から北北東方向に伸びる主尾根上にある。この尾根は長野・岐阜県境であり、南沢山から北西に支尾根を出し馬籠峠を経て木曽川に没している。一方、主尾根には郡境線(木曽・伊那)があり、北上...伊那に入る峠

  • たけのこ掘り

    藤枝・滝ノ谷の知人の山でたけのこ掘り。小一時間ほどで小ぶりなものを10本ほどゲット・・・で汗だく。Ryoは、さも自分が掘ったようだが、なーに突っ立っていただけ。以前は、たけのこホリデーと称して会で賑やかにやったものだったが・・・寂しいことだたけのこ掘り

  • 山に生きる人びと

    山に生きる人びと/日本民衆史2(宮本常一著、1968年6月20日第2版、未来社)山中の道を歩いていて、いったいここを誰が通ったのであろうと思ってみることがある。地図にも出ていない道であるのだが、下草におおわれながらもかすかにそこを何人かの人が通りすぎたあとがのこされている。人の歩いた部分はややくぼんでいて、草も生えていないか、生えていても小さい。木も道の上の空間はそれほど枝をさしかわしていない。といって一日に何人ほどの人が通るのであろうか。そういう道を歩いていると草が茂り木が茂って、とだえてしまっていることも多い。それからさきは人も行かなかったのであろうか。それとも雑木や雑草がうずめつくして通ることすらできなくなってしまったのであろうか。(「一塩の道」より)こうした山中の道は、近代となって登山者の通うよう...山に生きる人びと

  • 山菜遭難

    Ryoカレンダーより元会員のMさんが、山菜採りに行くと言って出掛けたまま戻らないという連絡があったのは、日暮れ間近な時刻だった。山菜採りが山歩きの主目的のようだったMさんは、時季になるとワラビやフキなどを届けてくれたが、どの辺りで採っていると聞いたことはなかった。既に暗くなる時刻であっては直ぐに探しに行くわけにはいかず、島田在住の四役と千葉山周辺に詳しいお二人に助力を求め、明朝を待つことにした。Mさんが家族に残していったキーワードは、「尾川」「ワラビ」「黒の変速機付ママチャリ」だった。ワラビ採りが目的なら、尾川丁仏参道などのハイキングコース沿いはまずないだろう。高齢とはいえ達者なMさんのことだから、自転車を麓に置くのではなく、林道や農道があれば上まで入るのではないか(家族が麓を廻った範囲では自転車は見つか...山菜遭難

  • 堅雪のころ

    Ryoカレンダーより高校時代の英語の教師であったN先生が、自著の制作を依頼してくださった。先生は、H高校長を最後に定年退職後、JICAの一員としてモンゴル、中国、パキスタンなどで現地の日本語教育に携わっていた。帰国後、どういうきっかけで私の仕事を知ったのか、名刺、年賀状など小さな仕事をくださっていたが、80歳を超え、今度は今まで周囲にあまり話すことの無かった自分の生き方の原点を、まとめたくなったとのことだった。先生は既に数冊の著書を発刊されていて、そうした手づるは幾つもあるのだろうに、なぜ「私は、あなたの仕事ぶりを信頼していますから」などと気に掛け、話しを持って来られたのかと思った。高校時代の私は、自意識だけが強く、教師たちに楯突き、周りと交わることもできないタチの悪い生徒で、数学や英語といったコツコツと...堅雪のころ

  • 家山花見

    Ryoと桜の花見に川根・家山へ出かける。日曜は雨なので今日が今季のラストチャンスだろう。家山川河川敷の駐車場に着いた途端、SL通過のグッドタイミング。桜トンネルを抜けてくる様は絵になる。列車の中も満員のお客さん。花より団子ならぬ、たこ焼き、唐揚げを食した後、家山川両岸をぐるっと散策午後になると雲が出てきて意外と冷たい少し早いが鯉のぼりも泳ぐその後、車で少し奥の牛代(うしんしろ)に向かう。一本桜のみずめ桜(エドヒガンザクラ)は小さく白い花だが、樹齢300年の貫禄を感じさせる大木だった。塩本の牛代にあるみずめ桜は、最近評判になり、町内外から多くのひとが訪れるようになりました。小高い丘の上にあって、1本立てで樹形もよく、カメラアングルも最高でマニアには、人気のある桜です。エドヒガン桜特有の白くてかわいらしい花が...家山花見

  • 山を彫る(番外篇)山伏

    山伏(ヤンブシ)よもぎ峠「乗鞍岳」をもって締めにしたつもりだったが、大作(?)を見過ごしていた。「山伏」ヤンブシ、いい響きだなぁ。この山は地理的にみても、我が山歴に於いてもヘソにあたる。若い頃から安倍奥を歩いてきた。十枚山を皮切りに竜爪山、真富士山、青笹、大光、安倍峠、八紘嶺と連なる安倍川東尾根。井川峠、笹山、猪の段と続く西尾根。その奥まったところに山伏があり標高2,013mと最も高く、まさに安倍奥の象徴である。大昔は路線バスで行くしか手段が無かったため登山口まで、とても遠かった。先に挙げた山々を、いくつかこなしてから挑戦した。その後度々登ってきたからエピソードも多い。因み山行】1999/7Tanさんと。孫佐島から取り付き井川峠へ、笹山を越えて牛首峠、猪の段への急登をしのぎ山伏小屋泊。翌朝、頂上を極め更に...山を彫る(番外篇)山伏

  • 丸黒山

    乗鞍青少年交流の家を出発日影峠までは林道を行く丸黒山は北アルプス・乗鞍岳から西に延びる千町尾根の先、五色ヶ原の西側にある山で、国立乗鞍青少年交流の家からの登山道が整備されている。無雪期には登山研修が盛んに行われるようだが、積雪期となると登山者もまばらで静かな山となる。2012年3月、SHCの冬季特別山行で訪れ皆でスノーシューを愉しんだ。この時は時間の関係もあって、行程の3分の1程のミズナラ平先までだったので、今回はもっと先まで、できれば乗鞍岳を間近に眺めてみたいものだと思い企画した。シラカバの林間を行く前日の大日ヶ岳とうってかわり、朝から雪が舞う空模様、気温はマイナス4℃。宿泊した青少年交流の家の部屋点検の遅れやスノーシューの装着が手間どったこともあって、出発は9時を回ってしまった。日影峠までの林道には交...丸黒山

  • 大日ヶ岳

    山頂より白山方面を望む3月末の土日に飛騨高山にある国立乗鞍青少年交流の家に宿泊しての今季最後の雪遊びを企画した。初日は行き掛けの駄賃にと、ひるがの高原近くの高鷲スノーパークからゴンドラを利用して大日ヶ岳へとお手軽なスノーハイク。大日ヶ岳は白山・御前峰の南南西約18kmに位置する両白山地の山で、白山と同様に717年、泰澄上人により開山されたと伝えられる。前大日辺りを進む山頂まであとわずかゴンドラの山頂駅の標高はすでに1520m、スキーヤーやスノーボーダーで賑わうゲレンデから離れ、尾根を登り始める。予報に反し上空は快晴で風も無く、少し歩けば汗ばんでくるほどの陽気だ。雪面の状態は所々にクラックが発生し地肌がのぞいている箇所もあり、陽気と共に春の山の様相。1時間ほどで1709mの山頂に到着した。山頂の一等三角点の...大日ヶ岳

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