chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • オンラインサロン潜入中

    昨年12月から、「積読チャンネル」というYoutubeチャンネルのサポーターコミュニティ「積読サロン」に入ってみたところ楽しいので布教していく。 「積読チャンネル」は書店員の飯田さんとインターネット芸人の堀元さんが次におすすめの本を紹介して視聴者の積読を増やしていくYoutubeチャンネル。選書の幅も広く、学術系一般書から文学作品(歌集もあるよ!)まで、紹介する熱量と聞き手の散らかしから生じる知的興奮が相まってとてもすごく面白いので、積読が趣味のつみんちゅの私やあなたにぴったりだね! 紹介された本が面白そうだと思ったら、バリューブックスですぐに購入できて積読を増やすことができます! それで、本…

  • 自己啓発は終わらない

    ひょんなことから・・・ 基本的には起きないほうが良かった出来事 タスクを抱えて予定の休息ラインを未来側にずらすと結局は総崩れになって自分自身にがっかりしてしまう。しかしゆっくりと十分な休養がとれたら、これら一連のことはすぐさま記憶から抹消されて、再び同じことが繰り返されるまで思い起こされることはないのだ。そしてスタバでベストセラー作家に迷惑とティーラテをかけることになった。己の能力に応じて休まないと碌なことにならないと反省している。私の教訓を得るために世界は存在するのではないのだけど(いや、実際のところ、世界ってそういうものなのかもしれなくても)、私にとって今回の出来事はそのことを痛感させられ…

  • 10月はゴリラ月間(読書記録)

    須藤古都離『ゴリラ裁判の日』こちらは10月の読書会の課題本。メフィスト賞受賞作。設定の緻密さと次のページに何が出てくるのか予測のつかない大胆なストーリー展開で最後のページまでワクワクしながら読める傑作だった。物語の下敷きとなった米シンシナティの動物園でゴリラの囲いの中に落ちた3歳の子どもを助けるためにやむを得ず射殺されたハランベの事件(https://www.bbc.com/japanese/36411264)をなぞりながらも「どんな命も尊い」みたいなありがちな結論に飛び付かずもう一歩先に踏み出そうとする意欲作で、満場一致のメフィスト賞受賞も大納得。カメルーンの動物保護区で生まれたゴリラのロー…

  • 10月15日:最近読んだ本について

    いつものことながらお久しぶりの読書日記です。もっとこまめに書きたい。前回の日記以降に読んだ本、買った本、読んでいる本についてのひとことを書いていこう(結局書ききれず、最近読んだ本だけ)。 安部公房『水中都市・デンドロカカリヤ』あと2ヶ月半で2024年終わるけど、安部公房生誕100年らしいので未読を集めながら読んでいる。これは初期の短編傑作選のような作品。表題作の『デンドロカカリヤ』は主人公のコモン君がデンドロカカリヤ(菊のような葉をつけた、あまり見栄えのしない植物)になってしまうお話。なんで植物なの。 結局、植物への変形は、不幸を取り除いてもらったばっかりに幸福をも奪われることであり、罪から解…

  • 9月30日:まんじりフェスティバル

    やっほー。ご無沙汰日記。そして衝撃、9月終わるってよ。この頃のことをダイジェストで振り返ると、相変わらず酒飲んだりもう酒はやめると言ってみたり、体重が減らなかったり、体調が悪かったりした。去年と違う点を振り返り、酒飲まないのはもちろんのこと、睡眠不足もただそう、22時30分までには布団に入ろうみたいなことを考えて生きていた。気まぐれにメンタリストの方のDaiGoが勧めてたサプリメント(メラトニンの徐放錠)を飲み始めてみたりしていた。普通に良さそう。違いを感じます。それから一生腸内細菌が死滅しているのでこれもDaiGoが勧めてた新ビオフェルミンSプラス錠課金を始めてこれも結構いい成績を残している…

  • 9月6日:廃馬を撃つのはやさしさか

    嫌な夢を見た。なぜか雷についての蘊蓄(口から出まかせ)を言って、特に周囲から突っ込まれてはいないけど、自分の中で嘘ばっか言ってしまったことを悶々とする、みたいな夢。夢でよかった〜。リアルにやりかねない感じで怖い。YouTubeでメンタリストDaiGoの動画見てから寝たのが良くなかったんだろうか(絶対そうだろ)。起き抜けの身体の重さがすごい。そういう時は体重も実際に思い。体重やばいのどうにかしてほしい、自分。ほんとぅに、本式に、酒を断とうかなあ。昨日も少し飲んでしまった。串鳥では烏龍茶飲んでたのに、帰ってきて寝る前に焼酎ストレートで2杯。とにかく、今日以降9月は自宅禁酒遵守で行こう。土日であって…

  • 9月5日:オータムの到来

    昨日は終業後に読書会で知り合った方とご飯に行った。リアルが充実していない勢の私の生活の中ではちょっとした事件のようなことで、でもすごく嬉しい事件だった。自分がしっかりあるのに人の違いにオープンで素敵な人だなあ。そして同年代と思えないくらい可愛い。今度はこちらから誘おう。人間関係のハードルをもう少し下げてフッ軽になりたい。ひとりも大好きなんだけど、最近自分を相手することに飽きてきてる感じもするので時々窓を開こう。今日は休みで、枯淡珈琲行ってみようかと思ったけど、なんらかの事情でオープンが遅れるというのをInstagramで見て、かねてから行ってみたかった読書室ポワロへ。本当に民家でちょっと入る時…

  • 9月3日:調子が良い

    今日はすこぶる体調が良い。こんな感じは久しぶりなくらい。昨日は全く体調が悪く、頭は茫漠とするし仕事をすると回転性の目眩と吐き気に襲われてなんじゃこりゃ、ただ黙っている分にはなんの問題もないような感じだったのだけど、さっさと帰ろって早退して夕方に2時間くらい寝て、夜もしっかり寝たらめちゃめちゃ元気になった。なんだただの寝不足だったのか? 普通に寝てたんだけどなあ。ちょっとずつ寝不足だったのかもしれない。今日も晩ご飯食べた後本読みながら眠気に襲われてちょっと寝てた。仕事を辞めたくなっても3日くらい寝て過ごしたら割と元気になったりするから基本的に睡眠時間が足りてないのかもしれない。気をつけよう。仕事…

  • 9月1日:

    昼過ぎに家を出て遅めの昼ごはんの後、ジュンク堂のカフェにおさまって読書。『私の身体を生きる』を半分くらい読んで、店内を巡回。なんとなく河出文庫の『ハイファに戻って/太陽の男たち』が在庫あったら買おうかなと思い立ち、あったのでゲット。一冊買うと、そういえばアレもコレもとなってしまい、ポール・オースターの『幽霊たち』、安部公房の『飢餓同盟』『水中都市・デンドロカカリヤ』『R62号の発明・鉛の卵』を購入。新潮社は一刻も早く(あ 4 20)の『カーブの向こう・ユープケッチャ』を復刊させること。お願いします。今年出なきゃ出ないかなあ。それで、まあ仕方ない。買ってしまったものは。なんとか頑張って読んでいこ…

  • 8月31日:夏の終わり

    昨日の帰宅後日記を書きながら力尽きていたのを続きから書いているので日付が嘘になってしまった。(昨日は)休日&飲み会の日。朝、コルソン・ホワイトヘッドの『地下鉄道』を読了。 地下鉄道 (ハヤカワepi文庫) 作者:コルソン ホワイトヘッド 早川書房 Amazon 19世紀前半、南部アメリカのプランテーションの奴隷として生を受けた15歳の少女コーラは、新入りの奴隷のシーザーに逃亡を持ちかけられる。奴隷州から自由州へ。北への逃亡は自由への片道切符だ。かつて奴隷たちの逃亡を助けた組織は「地下鉄道」と呼ばれた。もしも、地下鉄道がほんとうに地下を走る鉄道だったなら。そんな着想からこの物語は生み出された。虚…

  • 8月28日:日本初の本格SF長編なんだ

    安部公房が生誕100年で色々新刊が出たりしている2024年。私も発作的に安部公房が読みたくなり、数冊新たに積んでみている。直近では『けものたちは故郷をめざす』を読んだところであるが、昨日からは推しのYouTuberがおすすめしていて未読だった『第四間氷期』を読みはじめた。 www.youtube.com これはめちゃめちゃおもしろい。安部公房って決して平易とかやさしい文章ではないと思うんだけど、どうしてこんなに引き込まれてしまうのでしょうか。ぐっと掴んだら離さない、文字がグリットを持っているとしか思えない(だって私の方にはないから)。文字通りのマジックスペルかな。昨日は終業後研修なんかもあって…

  • 8月26日:こんな月曜日は嫌だ

    くそう。月曜から仕事を頑張ってしまった。そしてやりがいとか感じてしまった。苦しみの後の涙に弱すぎる。こういうことがあると辞めたい気持ちが薄れるから困るよ。いや、こういうことはあってもいいし本当に私だって嬉しいのだけど、それで辞めたい気持ちを薄れさすなよ私よ。クールに行きたいのに。過酷さに曝され慣れて無感覚になった私が弱くなってしまうのが困るよなあ。まあ明日明後日明明後日こそはちょぼちょぼでやっていこう。きっと木曜の午後あたりは辞めたい気持ちも復活しているに違いない。 とりあえずぼやきは終了して、今日の読書は昨日の続きで『アナーキー・イン・ザ・JP』。 アナーキー・イン・ザ・JP (新潮文庫 な…

  • 8月25日:谷崎潤一郎

    今日は読書会。課題本は谷崎潤一郎の『痴人の愛』だった。読んでみたかった作品で、まあまあ長かったけど楽しんで読めました。読書会の課題本は大体2回読んで、余裕と興味があれば著者や作品周辺のことも調べたりするのがいつもの感じ。今回はタイミングよく阿刀田高の『谷崎潤一郎を知っていますか』も刊行されたてだったので、なんとか読書会に間に合うように読了できてよかった。 谷崎潤一郎を知っていますか:愛と美の巨人を読む (新潮文庫 あ 7-42) 作者:阿刀田 高 新潮社 Amazon 「知っていますか」では、主要な谷崎作品のあらすじや阿刀田高によるレーダーチャート式評価図が拵えてあり、各作品の読みどころ、谷崎…

  • 8月23日:「書く」って、どんなこと?

    昨日書けなかった読書記録から書いてしまおう。なんせ今日は徒労があって悲惨な一日だったので。今日のことは振り返らないと決めた。昨日はKindleで高橋源一郎の『「書く」って、どんなこと?』を読んだ。 「書く」って、どんなこと? NHK出版 学びのきほん 作者:高橋 源一郎 NHK出版 Amazon 同著者の『「読む」って、どんなこと?』が面白かったし、色々な物書きの書く『書くこと』について興味がある。日記ですら、書くことで言葉が考えを運んでくれている感じがある。そうしてあらかじめ書こうと思っていなかったことまで出てくる。それが面白い。さあコレコレを書きましょうと思ってはいけない。だらだらと漏らし…

  • 8月22日:最近の読書記録

    またまたご無沙汰記録。試行錯誤人生。色々メモしたりノートに取る内容と方法をいつも模索していて、読書の時は必ずノートも、とか、読書だけのノートを作ろうかとか、かれこれ何回目の挑戦なんだかよくわかんないんだけどそういうことをしていた。結果やっぱり、なんでも書き散らす式の方がちゃんと書くなって気づいて、もう今日から元に戻す。読書記録兼日記のブログも書いてない罪悪感からますます遠のいてしまった。ちょいと途切れた間のことをダイジェストで書いておきましょう。 ええと、『百年の孤独』を読み終えたあと、新潮文庫史上“最厚”1,088ページを誇るマット・ラフ『魂に秩序を』を読もうと思ってやっぱり日和った。面白そ…

  • 8月7日:継続が難しい。

    またサボってしまった。日記を。もはや週記の頻度。継続って難しい。前に何を書いたのだっけ。そろそろ『百年の孤独』を読みはじめたいなって書いたような気がする。それに関しては、8月4日から読み始めて後もう少しのところまで来ていて、なんとか続きを読みたくて、日記も書き始めると小一時間かかるもんでなかなかよし書くぞとはならなかった(言い訳)。それにしても、『百年の孤独』いいですね。ガルシア=マルケスも初読みで、どんなもんか読み通せるのかと不安もあったけど、意外にずるずると続きが気になる系というか、なんか読めるって感じだった。今510ページにいるんだけど、ああ、もう少しで終わるんだな。マコンドもブエンディ…

  • 7月31日:国語便覧を枕下に収納して寝てはいけない。

    原色シグマ新国語便覧を買った(原色って何)。 原色シグマ新国語便覧―ビジュアル資料 (シグマベスト) 作者:国語教育プロジェクト 文英堂 Amazon ほんタメってYouTubeチャンネルをちょくちょく見てるんだけど(ヨビノリたくみ氏が好きで。本の趣味は合わん)、先日まちの本屋さんで1万円分本を買うっていうありがちな趣旨の最近の動画で国語便覧買ってて、うわ私も欲しいってなってしまい(歴史の教科書とかも欲しいんだけど何が良いのかな)、発作的に昨日の朝Amazonで物色してぽちったら晩に届いた。いえーい。400ページくらいの全ページカラー(原色)で税込922円。安いな。古文、現代文、漢文、言葉と表…

  • 7月30日:7月終わる。やばぁ。

    連れ合いがオリンピックをつけている。私は画面の方は全然見ないのだけど、時々「やばぁ」が耳に飛び込んでくる。随分ボキャ貧ですね。と思いながらもオリンピック競技の解説というものと「やばぁ」の距離感というかなんというか。なんとなくいいなって思わなくもない。しかし3年前に「ゴン攻め」などいった当人とは。今回は「やばぁ」のほかになにか新語流行語を残したんだろうか。ちょっと気になる。 それで、今日はですね。最近好きになった読書系のYouTube(r)のことを書きたいと思っていたのです。この動画のお方。 www.youtube.com エレクトロニカの音楽ユニット、macaroomのアサヒさんです。「mac…

  • 7月26日:花火もオリンピックも見ない

    今日は爆眠い日だった。もう今日はあと2時間くらいで辞めさせてもらいます。まーまー普通の就寝時間ですけども。 昨日は休日で、ひとりで気ままにゆっくりと行動できてとても良かった。新しく買って気に入った服を着て出かけて、お昼ご飯を食べてからジュンク堂の3階文庫のコーナーをじっくりと睨めまわすことができた。尾辻克彦の『父が消えた』があったら買おうと思ったんだけど、在庫なし。Amazonのほうも、Kindle以外なかったからもうKindleか古本でしか手に入らなそう。諦めて、ちくま文庫で赤瀬川原平名義のエッセイをいくつか物色し、『老人力全一冊』を購入。 老人力 全一冊 (ちくま文庫) 作者:赤瀬川原平 …

  • 7月23日

    今週も頑張ってしまっている。が、今週は木曜日休みだから明日起きたらちょっとした週末気分。だから明日は起床を頑張ろう。色々なモヤモヤもなんとか収まるところに収まりつつあって良かった。 先週末から、香山哲の『ベルリンうわの空』あっという間にシリーズ3巻を読み切ってしまった。 ベルリンうわの空 作者:香山哲 eBookJapan Plus Amazon ベルリンうわの空 ウンターグルンド 作者:香山哲 eBookJapan Plus Amazon ベルリンうわの空 ランゲシュランゲ 作者:香山哲 eBookJapan Plus Amazon 『レタイトナイト』はまだまだこれからが面白くなりそうだし、…

  • 7月20日と21日:アイスと観劇

    職場の後輩が誘ってくれてアイスを食べに行くことになり、流れで家に呼んでもいいように自宅を5億年位ぶりに片付けた。各所に幾星霜降り積もった埃を取ったり、燃えないゴミやリサイクルに出す衣類、もう読まない本などを寝室やシューズクロークに隠したり、細々したものを整理したり。部屋がスッキリして助かった。お昼に待ち合わせして海鮮丼を食べてアイスを食べてちょっと家に招いて休んでから本屋とカフェに出かけた。本屋で面白そうな本をシェアしてそれぞれ2冊ずつ買った。私は読んでいた途中の多和田葉子の『百年の散歩』がベルリンの街歩きのエッセイ風小説だったので、気になっていた香山哲の『ベルリンうわの空』を手に取ってみたら…

  • 7月19日:金曜日だっ!

    どんとこい週末。今日のお仕事はなかなか忙しかった。週末は定時で帰りたいんだけど、居残り回避できず。だいぶ疲れて本も読めず呆然。残念なこと心配なこともあったけどひとりではどうすることもできないので来週またがんばろう。 なかなか進まない読書だけど、新書の方は読み終わりそうなので、ちょっと読み終わってから続きを書こうかな。はい読了。 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学 (ちくま新書) 作者:小塩真司 筑摩書房 Amazon なかなか面白かった。ダーク・トライアド(マキャベリアニズム、サイコパシー、ナルシシズム)+サディズムでダーク・テトラッド、それ+スパイトでダーク・ペンタッ…

  • 7月17日:三連休は儚い

    三連休は儚かった。仕事復帰です。三連休中で家にいる時間はほぼ積読読みながらメモ書いたりして過ごしていたので三日目には首がおかしなことになった。無茶しちゃだめよ。でも冒頭だけでもだいぶ雰囲気が掴めてよかった。積読消化以外では初日はあんまり気分体調優れずに4時ごろからお散歩に出たくらい。 二日目に道立近代美術館に鳥獣戯画展を観に行ったんだけど、1期(甲巻)の前半のラストでめちゃ混んでで入場制限2時間待ち。同時開催の近美コレクション観て時間潰して、鳥獣戯画に入ってもすごく並んでずっと立ってたから脚がばきばきに疲れた。実物を全部見ようと思ったら、6回行かないといけない重課金イベントなんだけど、もういい…

  • 積読紹介③首が限界

    積読紹介の第三弾です。 ルール①目次を除いて最低5ページ読むこと。ルール②続きが気になっても30分以上読まないこと。ルール③読んだところまでの感想などをひとこと。(できるだけ読みながら30分の間に書いていくこと) 一冊目 上田勝久『心的交流の起こる場所』 二冊目 E・キューブラー・ロス『死ぬ瞬間 死とその過程について』 三冊目 竹田信弥+田中佳祐『読書会の教室ー本がつなげる新たな出会い 参加・開催・運営の方法』 四冊目 草薙龍瞬『心の出家 変わらぬ日常をもっとラクに生きたいあなたへ』 五冊目 アンディ・プディコム『頭を「からっぽ」にするレッスン』 六冊目 笙野頼子『徹底抗戦! 文士の森』 一冊…

  • チラッと積読紹介②

    ペラっと積読紹介の第二弾です。 ルール①目次を除いて最低5ページ読むこと。ルール②続きが気になっても30分以上読まないこと。ルール③読んだところまでの感想などをひとこと。(できるだけ読みながら30分の間に書いていくこと) 一冊目 遠藤周作『死について考える』 二冊目 シャーロット・ブロンテ『ジェーン・エア』 三冊目 綿谷りさ『蹴りたい背中』 四冊目 ティムール・ヴェルメシュ『帰ってきたヒトラー』 五冊目 村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』 六冊目 伊藤計劃・円城塔『屍者の帝国』 七冊目 ケン・リュウ編 『金色昔日 現代中国SFアンソロジー』 八冊目 ウォルター・テヴィス 『クイ…

  • ペラっと積読紹介①

    まっさら未読の積読本を冒頭の5ページ〜30ページ程度読んで紹介してみたの第一弾です。いちおうのルールは①目次を除いて最低5ページ読むこと。②続きが気になっても30分以上読まないこと。③感想も頑張って書かないこと(できるだけ読みながら30分以内の間に書いていく)としました。第一弾として今日は8冊読みました(語弊があるな)。 一冊目 筒井康隆『フェミニズム殺人事件』 二冊目 ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』 三冊目 マーガレット・アトウッド『誓願』 四冊目 筒井康隆『富豪刑事』 五冊目 村田沙耶香『地球星人』 六冊目 村田沙耶香『消滅世界』 七冊目 村上龍『コインロッカー・ベイビーズ…

  • 7月13日と14日

    昨日が終わってやっと週末に突入。Kindle読んだり、積読を整理したりしようかなと思っていたけど、串鳥でご飯食べて帰宅したら急激に眠くなって読書しながらほとんど寝てしまっていた。もう諦めて早寝。今日は早寝したのに遅起きして。Kindleで『ジーキル博士とハイド氏の怪事件』の続きを少し読んで、平日の抜け殻を片付けて、机の上から色々のものを薙ぎ払って、連休中に5ページずつ読むつもりの積読を選んだ。 じゃん。実はまだある。今回は途中まで読んだことのありそうなものは除いた。最後まで読んでない積読たちはまた別の機会に。まっさらな積読もまだあるし、Kindleで買いっぱなしの本もあるんだけど、それもまた別…

  • 7月12日

    最近気持ちがパッとしなくて迷走。元気を出そうと思って、NetflixでM-1グランプリを見ていた。M-1をTVで観たのは何年前だろうか。TV自体をあまり観ないので、もうほとんど知らん芸人さんたち。2022年のM-1のウエストランドのネタで涙を流して笑っていた。あと、さや香の免許奉納。2回観ても笑えた。2回目の方が激しく笑えた。4分のお笑いってすごいね。Youtubeでウエストランドとかまいたちの公式動画を観た。日記も再開するし、少しずつ元気と張り合いを取り戻して、小学生並みの読書などもやっていきたい。そして日曜から三連休なので、積読を全部並べて5ページずつ読んでいく遊びをしようかなとか、野心ま…

  • 7月11日:日記を書くのがいちばん

    日記をサボりすぎた。特に書くこともないから2−3日に一回でいいだろうと思っていたらズルズルと書かなくなった。別に誰に頼まれているわけでもないので、よくないのはその点ではなくて、そもそも書く力と習慣をつけるのと、「書かないで書く」実践の目的だったので、自分のためによくない。ここで日記を書くようになって、この書き方がいちばん考えが自然に出て来てくれるなっていう発見があった。日常に何も書くことがないからこそ、毎日書く行為の中にその日読んだことの感想や考えたことがなんとか形となって目の前に現れてくるのかもしれない。それなのに、毎日は書かないで、そのかわりまとまった書評など数日かけて書いてみようかな、な…

  • 7月の6日と7日:ふつうの日記

    金曜日は久々にたくさんアルコールを摂取したので、二日酔いを覚悟していたけど特に問題なく起床。筒井康隆の『文学部唯野教授』を本格的に読み始めてニヤニヤしていたら、水木しげるの妖怪百鬼夜行展に行ってみることになったので昼頃出発。 道すがら一年ぶりくらいのスープカレー屋、メディスンマン。辛さをどうしたら良かったのかGoogle Keepで検索。25は辛いらしい。美味しさ重視なら20と書いてある(過去の私が)。最近辛さに弱くなってきたので15にしてみた。辛いけど美味しい。辛美味しい。美味しいけど量が多くて完食できず。 芸森美術館へ。妖怪画が出来るまでの研究の過程や水木しげるの蔵書などの展示がメイン。べ…

  • 読書記録:笙野頼子『笙野頼子三冠小説集』

    ※過去の日記からのまとめです。 笙野頼子の『笙野頼子三冠小説集』を読んだ。 笙野頼子三冠小説集 (河出文庫) 作者:笙野頼子 河出書房新社 Amazon 表題の通り、文学新人賞を取った三作品が収録されている。収録順で、一作目は芥川賞を受賞した『タイムスリップ・コンビナート』、二作目は三島由紀夫賞を受賞した『二百回忌』、三作目は野間文芸新人賞を受賞した『なにもしてない』という魅力的ラインナップ。だけどいずれの作品も本書の出版以前には入手困難となっていた状況があったらしい。芥川賞であっても古い年代の受賞作などは手に入らないものも結構ある(芥川賞全集などを図書館で借りるしかないようなものもあったりし…

  • 7月初旬:最近買って届いた本

    Amazonで買った本がぼつぼつ届く。ついつい買ってしまう。本を読んでは本を買い、動画を見ては本を買い、人と話しては本を買い、何もなくてもなんとなく本屋に行ってしまう。全部読みたくて買っていても、買うのと読むのとに圧倒的速度の差があるので積読は増えるばかり。もやは積読は資産と割り切っているし、たくさん買えばたくさん読めて、たくさん読めばたくさん書ける気がするのでどんどん買うようにしている。実は元々は小説って苦手で、学術系やノンフィクションが読書の大半だった。むしろ読書とはかくあるべしくらいに思っていた。小説だけが読書ですかってんだ。読んだとしてもミステリかSFだった。それが小説を色々と読むよう…

  • 7月のはじめのこと

    7月になったね。自宅禁酒令から2週間弱が経過し、少し飲酒欲求が落ち着いてきた。ここを乗り切れば、なんとかなりそうだ。体重はまだアレだけど、もうそろそろ下降してくるはずだと思う。仕事も今週は落ち着いている。あと2回なんとか起床できるだろう。 この間の読書は、多和田葉子の『エクソフォニー 母語の外へ出る旅』を読んだ。他言語の隙間に落ちてゆく感覚の快。『地球にちりばめられて』で魅了された言語の煌きの舞台裏ツアーのようでときめき倒しであった。 わたしはたくさんの言語を学習するということ自体にはそれほど興味がない。言葉そのものよりも二ヶ国語の間の隙間そのものが大切であるような気がする。わたしはA語でもB…

  • 6月末

    6月が終わる。いちねんの半分が終わる。4月から考えても、いちねんの4分の1が終わる。はやっ。こないだメモ用のノートを見返していたら、3月末辺りからの闇っぷりは目を覆うようなものであったので、まだ精神的には持ち堪えている方だろうけど、いつでもギリギリ感はある。いつももう少し何かをしたいと思っている。 読書も5月があまり乗らない感じだったんだけど、それと比べたら今月は良き感じになっているんじゃないかな。6月は滑り込みで15冊読了。ペースとしては限界だろう。感想文を書きたくて2周した本も4冊あったので、本当にこれが限界のペースだ。今月は多和田葉子の二作が読めたことと岸政彦の『断片的なものの社会学』が…

  • 読書記録:森田真生『計算する生命』

    森田真生の『計算する生命』を読んだ。 計算する生命(新潮文庫) 作者:森田真生 新潮社 Amazon 森田は前作『数学する身体』で最年少で小林秀雄賞を受賞。前作は〈心と身体と数学〉をキーワードにして思考が展開されてきたのに対して、本書は心を形づくる「言語」と、身体を突き動かす「生命」、そして数学の発展を駆動してきた「計算」という営みが主題となっている。前作の感想文はこちら。 前作からの流れが編み込まれている部分もあるが、完全なる続編の位置付けでもないので、本書から読んでも特に問題なく読めると思う。私は前作があまりにも面白く、本書をタイトルと書影だけで買って読み始めてしまったので、てっきり生物の…

  • 6月27日

    木曜日ー。明日起きれば週末へ突入だ。今日も頑張って働いた。いろいろと宿題を自分に課してしまったけど、また来週の張り合いにしていこう。いつでもできたはずなのにずるずるやらなかったこともなんとか諦めて片付けていこう。 話は全然変わるんだけど、自宅禁酒生活が新たな局面を迎えた。炭酸水を飲むだけでは飲酒欲求を抑えることができなくなり、アルコール飲料を模した清涼飲料水を飲んでみたらこれらの進化を感じた。スーパードライのノンアルと、こっちもアサヒのハイボールテイストのノンアルが普通に美味しく飲めてとても良かった。夏場はこれで行けるんじゃないかと手応え。スパークリングワイン風味のノンアルはイマイチだった。酢…

  • 読書記録:岸政彦『断片的なものの社会学』

    岸政彦の『断片的なものの社会学』を読んだ。読書会の課題本だった。 本書で「断片的なもの」は、「自分自身の解釈から外れるような語りやエピソード」とか「ただそこにあって分析できないもの」とか、単に「無意味なもの」あるいは「唐突で理解できない出来事やことがら」などのように言い換えられている。これらのことは著者が「社会学」を行うときにすること(語りを分析したり、理論的な枠組みの中で解釈しようとすること)の対極にある。「この」語りを分析・解釈するということでこぼれ落ちるものがある。「ダシ」をとるみたいに、意味のあるところと搾りかすに分けるようなことをしてしまっているんじゃないか、そんな葛藤があるのかもし…

  • 6月25日:色付けないことの強さ

    昨夜も撃沈。規則正しいステップを刻む眠気よ。眠いものはどうしようもないので、今しばらくは二日に一度のペースに甘んじよう。そして二つ前の投稿で100記事を達成していた。5月が結構頑張っていた感じで6月はやや失速したけど、トップページに載る事件があったり浮き沈みが激しい1ヶ月だった(まだ終わってないけどね)。仕事の方では、6月からの新規業務諸々もまあなんとかなりそうな感じで自信をつけた。他では挫けそうにもなっていたので、こちらもやっぱり浮き沈みの月。 昨日から2周目に突入した岸政彦の『断片的なものの社会学』はもう読み終わってしまった。2周目ってダレたりするからゆっくりペースになるかと思ったんだけど…

  • 6月22日と23日

    昨日は普通に日記を書き忘れた。昨日何をしていた? 昨日はスープカレーを食べて髪を切ったんだった。最近、自律神経がバグっててずっと暑い。実際この北の国もあったかくはなってきてるんだけど、それにしても異常に暑い。寝汗もすごいし。それでよくよく考えて、これじゃないかっていう仮説があって、多分だけど睡眠時無呼吸が悪化してる。6月くらいから異常に眠かったのは夜眠れてないからで、熱の発散もうまくできていないのかもしれなくて、そもそもの原因が酒飲んでるのと若干太ったことなんじゃないかと分析。やっぱダメだよ、私の人生からお酒を締め出さなきゃいけないのかあ。少なくとも自宅では、やっぱ飲まない方が良さげだ。それで…

  • 読書記録:多和田葉子『星に仄めかされて』

    多和田葉子の『星に仄めかされて』を読んだ。 星に仄めかされて (講談社文庫) 作者:多和田葉子 講談社 Amazon 本書は長編三部作の第二部で、『地球にちりばめられて』の続編となる。第一部では留学中に故郷の島国が消滅してしまったHirukoの母語を巡る旅が始まった。Hirukoはスカンジナビアを流浪する中で独自の言語「パンスカ」をつくり出す。パンスカはHirukoの経験や生活を反映しながら移りゆく生きている言語だ。パンスカに興味を持った言語学者のクヌート、旅の途中で出会った性の引越し中のアカッシュ、ウマミ・フェスティバルの企画者のノラとナヌーク(テンゾ)、Hirukoの母語を巡る旅の乗客が次…

  • 6月21日:町田康『夫婦茶碗』

    今週も1週間、せーのっ、お疲れ様でしたぁ。てなことでどこぞのYouTuber鹿の間ちゃんの挨拶をパクりながらの、明日は休みであるからして、私は社交に出かけた。今週もよく頑張った私への慰労も含め、来週末の読書会の参加表明もしたかったので出かけてきて今帰ってきたよー。今回もなんだかんだ麗しい若者との会話を楽しんできた。なんなの、麗しすぎた。キラキラかよ。眩しい。若い男の子と話して嬉しそうなおばさんと思われても、もはや私が楽しければ良くないですか?? 非常に良い時間でした。いつも感謝。 さて。読書の方は、町田康の『夫婦茶碗』を読み終わりそうなので、ちょっと失礼して読み終わってきます。と、ここまで書い…

  • 6月19日と20日

    はい。最近2日に一度の日記です。いつも通りの理由で昨日は日記が書けず。1日おきに非常によく寝ておるわけで、今日はもう少し起きていられる方の日です。ひつこいようだけど、よく寝た日はお肌がぷるぷる。眠気は尋常ではなくて、強制終了的に1日が終わってしまうのだけど、肌が良くなるなら悪いことばかりでもないな。自ずと禁酒、あるいは節酒に繋がるし。今日は今週でいちばん気が重かったワンツーイベンツが終わって上半身が軽くなった。とりあえずもう今週は心配したり悩んだりすることはないのことよろし。嫌なことは不意打ちでくるかもしれないけど、今から気にしないこと! それで、最近何を読んでいたかというのをあまり書けていな…

  • 6月17日と18日

    昨日も帰宅後気絶。かなりよく寝た。起床時やや熱感。平熱の範囲を超えず、風邪症状もなかったんで仕方なく出勤。どうせ休むなら明日か明後日休みたいという願望。出てしまえばなんやかんやできるのだ。なかなか朝からそう思えないのだけど。化粧の粉が僅少。最近湿度高くなってきて、ふんだんにまぶさないとやってられるかということで帰宅時に大丸。NARSのリフ粉のルースタイプ3個目のリピートか。何か他にも買おうかなと思ったけど気分が乗らず。 読書はまだ『エロチック街道』。「一について」は漫才のようでいて抽象をいじり倒す高尚さがあってお品を感じる。「われらの地図」もいいな。星さん小松さん半村さんと麻雀して。ここは熱海…

  • 6月16日:『おてあげ』と『エロチック街道』

    起床。昨日よりも背中が痛い。昨晩スミルスチック塗ってもらったんだが。ベッドの中で少し『おてあげ』の第3号を読む。今日は午前中にパスポートの申請書を書きたい。そして積読が目も当てられない状態になっているのだけど(それはいつもだけど)、今後読みたいもののリストアップをしたい。リストを書いたり、リストを消していく作業が好き。やっぱり岸本佐知子、筒井康隆、町田康も。村田沙耶香、もしかしたら多和田葉子も。 わくわくとリストに取り掛かったところで、お昼ごはんにウニを食べにいくことになったので、パスポートの申請書はすぐ書けるところだけを書いて切り上げて出かける準備をした。ウニ丼目指して積丹方面。目的地を通り…

  • 6月14日と15日

    金曜日だった。最近元気がない。なんだかぱっとしない。体調はそれほど悪くないんだけど、毎日眠いから睡眠不足ではあるのかも知れない。日記を書いても、なんも面白くないなあって冷めてしまう。なんか意味があるのだろうかとか意味のないことを考えてしまう。意味ってなんだよ。意味なんかないよ。セルフコールアンドレスポンスアンドコールアンド以下略。こういうことをしてるっていうのが元気のない証拠だな。 気を取り直してだ。金曜日なのに元気が出なかったので家でひとりで過ごして早めに寝た。お布団の国にiPadと本を持って行って動画を見たりAlexaにKindle読ませたりしていたらすぐに眠くなって項垂れた姿勢で寝落ち。…

  • 6月12日と13日

    昨日も帰宅してすぐさま眠くなってしまい晩ごはんを食べた後はもう何もせずに早めに寝た。やたらぐっすり寝て目が覚めたら顔がスッキリお肌がつるりんとしていたので、どうせ暑いしノーファンデにしてみた(下地とコンシーラーと粉はふんだんに使用した)。夏場はむしろこれでいいかも。 それで、昨日の読書ですが。東畑開人の『野の医者は笑う』を読了した。 野の医者は笑う 心の治療とは何か? (文春文庫) 作者:東畑 開人 文藝春秋 Amazon 楽しい読書だった。野の医者とはざっくり言えば科学的根拠のあやしい民間療法やスピリチュアルや占いなどの手法で癒しを行う人たちのことである。田舎で医療を行っている医師法に規定さ…

  • 6月11日

    今週は今日を含めて4日間働けば休みだ。あと3回がんばって起きよう。今日は訳あり退職者の引き継ぎされなかった業務があり、少し前から心配していたんだけど断片的情報を再構築してなんとか形をなしたっていう感じで無事に滑り出した。そんなに難しい業務ではないのでこれは今後もそれなりに進んでいきそうだ。それとは別に全く心配してなかった方面から魔物が飛び出して予想外の疲労。やることなすこと全部うまくいくなんてことはないね。個人的に受け止めて凹むようなことでもないし同僚も助けてくれそうだからなんとかなるだろう。とりあえず明日また情報を整理してどうしていくか決めていこう。 ということがあってちょっと疲れてしまい、…

  • 6月10日:よく寝たら元気になった

    昨日よく寝たからか(カフェで30分、風呂で60分、夜間睡眠7時間)スッキリして元気になった気がする。やっぱり睡眠時間は大事。今日は休みだけど朝からちょっと仕事の準備。情報整理とリハーサル。休みの日なのに朝からテキパキ片付けが進んで有能感がアップした。そして先週誰かさんが「書評」のグループバナーをクリックしてくれたおかげでランキング1位になっててうれしい。そしてトップページに載った?!アクセスが増えたのはこっちか。ええー。うれしい。てっきり「書評」のグループからかと思ってたけど、クリック3回で1位になったので結構この集団は小さいんだな。そしてやるぞやるぞ、書くぞ書くぞととても単純なやる気が出て、…

  • 読書記録:多和田葉子『地球にちりばめられて』

    多和田葉子の『地球にちりばめられて』を読んだ。 そして早速、続編『星に仄めかされて』を読みはじめたところ。本作は長編三部作の第一弾なんだけど、そうとは知らずに読みはじめた。結果としてそれがとても良かった。三部作とか知っていると怯んでしまったかもしれないけど、続きを楽しみにできる作品というのはその存在だけでもいいものだと思う。続編は『星に仄めかされて』。『太陽諸島』で三部作完結となる。完結編はまだ文庫化されていない。できれば同じ判型で揃えたいけど、この調子では我慢できないかもしれない。 あらすじ 読みどころ①:「鮨の国」設定のおかしみ 読みどころ②:言語のきらめき・ときめきが細部までぎっしり! …

  • 6月9日

    なんだか体調が悪い。今日は休みで予定は歯医者。前歯という名の尊厳を装着して胸張って生きられるようになったはいいけど、スープカレーが喉を通らない。カフェで本を読みながらぐったりしてしまう。異様に眠い。これは何かがおかしいと思ってもう風呂に入って寝てしまおうとすごく急いで帰宅。長風呂してぐだぐだして昨日の残り物を食べて、Netflixで『パラサイト半地下の家族』を観た(面白かった)。寝ようと思えばもう寝れそうだから、私、お大事にってことでお布団の国で療養モードに突入しようかな。 今日は一日そういう状態だったので多和田葉子の『地球にちりばめられて』の2周目は読みきれず。『星に仄めかされて』を買ってき…

  • 6月8日

    昨日はへとへとに疲れて晩ごはんを食べて『地球にちりばめられて』2周目を読みながらほぼ寝てしまったので諸々諦めて早めの就寝をした。 昨日日中の空き時間にKindle Unlimitedで東畑開人の『野の医者は笑う』を少し読んだ。夜ベッドに入ってからも少し読んだ。前にも書いたような気がするけど、『居るのはつらいよ』は出版されて割とすぐに楽しんで読んだんだけど、それ以降は敬遠してきていた。これは私にしばしば起こる現象で勝手にスカしたやつだという印象を形成してしまったことが原因。たとえば村上春樹の小説の主人公みたいな感じが苦手なんだけど、現実にいたらコロッといってしまうのかもしれない。おしゃれすぎる感…

  • 6月7日

    特色のない一日。眠気もやる気もそこそこあったりなかったり。仕事は淡々と進む。疲れること面倒なことをかき分けて今日も生き延びる。読書は昨日の続き。多和田葉子の『地球にちりばめられて』。登場人物が語り継いでいくストーリーは進んだり戻ったり、繰り返したりする。あともう少しで読み終わりそうなところまで来たんだけど、一体どこに連れて行かれるのかまだまだわからない。時間軸が大きく捩れている気がする。鮨の国の人々は年取らない設定?海に沈んだのはいつ?Hirukoはどのくらい人間? 物語がどのように収束するのか。「ちりばめられて」だから拡散、離散、が妥当か。今のところは「スカンジナビアドイツフランスをさまよっ…

  • 6月6日:時間と距離の遠近

    多和田葉子の『地球にちりばめられて』を読みはじめる。本当にことばが楽しい。ことばの尊さに心臓のど真ん中を撃ち抜かれてしまった。 地球にちりばめられて (講談社文庫 た 74-5) 作者:多和田 葉子 講談社 Amazon 留学中に故郷の島国が消滅してしまった女性Hirukoは、大陸で生き抜くため、独自の言語〈パンスカ〉をつくり出した。テレビに出演したHirukoを観て、言語学を研究する青年クヌートは放送局に電話をかける。意気投合したふたりは、世界のどこかにいるはずの、自分と同じ母語を話す者を探す旅に出る。(裏表紙のあらすじより引用) 読んでいくとHirukoの故郷の島国とは日本のことで、母語は…

  • Kindle Unlimitedのおすすめタイトル

    ついつい契約してしまうKindle Unlimited。雑誌も読めてうれしい。ときどき格安のオファーが来て2ヶ月99円とか3ヶ月199円に釣られて契約してしばらく続け、買った本の積読で忙しくなると一旦解約してはまたオファーが来て契約するということを続けている。今回の契約は長くて、アカウントサービスで確認したところ、22年の11月から継続しているらしい。わお。この記事ではKindle歴10年以上の私がUnlimited対象タイトルをちょこっと紹介&おすすめしてみます。Unlimited契約中の方も、契約を検討中の方も、ぜひ参考にしてみてね。 文芸のおすすめ 人文系のおすすめ 気になるピックアップ…

  • 6月4日と5日

    ああ。昨日日記を書けなかった。無念無念。どうしたかというと、とにかく眠かった。毎日眠いんだけど、昨日は特別にとてもすごく眠かった。残業もしていたし、帰宅してご飯食べて、もう何もできずに横たわって、これはあかんと思ってすぐに寝る支度をして寝てしまったのだった。かといって今日だって眠かったけど、それでも昨日よりは元気。危ぶまれた今日の仕事も無事終了。耐えた。午後なんかはむしろ楽しんだ。それで、今週はずっと『アーティストのためのハンドブック 制作につきまとう不安との付き合い方』という本を読んでいたのだけど、翻訳本でちょっと日本語が硬い感じでなかなか内容が染み込んでこなくていつにも増してゆっくりペース…

  • 6月3日:感激の

    観劇。仕事終わりにダッシュで北八劇場のこけら落とし公演(の追加公演)『あっちこっち佐藤さん』を観てきた。 劇場に着く前は眠くて眠くて大変。開演してからも疲労感に大声が響く感じでちょっと辛かったんだけど(やっぱり平日はきつい)、だんだん空気も和んできて中盤から笑いどころも多く楽しんだ。主演のヒロシもすごかったけど、ほとんど出ずっぱりで絶叫しまくっていたタロウ役の明逸人さんがすごかったなぁ。消費カロリーが。観てるだけなんだけど声帯を酷使した気分になり帰宅しておにぎりを2つ平らげて急いでシャワーに入り、もうクタクタでサッと寝よう。チラシをたくさんもらって、気になるものもいくつか。 今日の読書は香山哲…

  • スマホ袋か私袋か

    今週のお題「防水グッズ」。初めてお題で書いてみる。 防水といえばスマホ袋。スマホ袋といえばジップロック(M)。毎日のお風呂のお供です(毎日というのは嘘でふつうに入浴をサボる私です)。 入浴準備。①服を脱ぎます②メガネを外します③スマホを探します。これは間違いです。下着姿では寒いですし、メガネを外しているので見えません。スマホ見つかりません。寒いです。正しい順番は①スマホ袋を探します②スマホをスマホ袋に入れます(ここで時々何か違うものを入れがち。こないだは文庫本を入れて自分に驚愕した)③服を脱ぎます④メガネを外します⑤風呂場前室に行って下着を脱いで洗濯機に入れます(服も洗濯するものはここで脱ぎま…

  • 6月2日

    今日も特に予定のない休日。誰との約束もない。同居人はお友達に誘われてサイクリングに出かけて行った。今日は何をしたいか書き出してみる朝。読書して、少し部屋を片付ける。シャワーに入り、身支度をして。お昼は家で食べよう。カフェギャラリーで今日が最後の個展を見たい。創作とペストのまとめと、5月に読んだ本のまとめを書くのもしたいことに書いたけど、結局後回しになってできかなった。考えないでもできることばかりしてしまう。したいことなのに、なんだかしたくない。 お昼ご飯を食べながら昨日の会話というか出来事をぼんやりと思い出していた。あまり知りたくなかった人の噂というか過去について。脳内ファンタジーに耳からリア…

  • 6月1日:香山哲『レタイトナイト』

    今日は10時から近所の書店でやっている本を選ぶ会合があって出かけるために休みの日にしては早起き。体重が微増して安定。ああもう酒だ酒だ。やっぱり酒を断たねばいかん。バーには行きたいから、自宅禁酒令。出かける前に読書。筒井康隆の『パプリカ』を読了。第一部の夢探偵編も十分面白くて素敵なんだけど、第二部終盤の夢と現実の境界の曖昧さとか設定が込み入って来て折り重なって行くかんじがすごく好き。夢のまた夢の不思議と不気味の間のようなラストがまた良し。読めてよかった。千葉敦子親衛隊ともいえる男性キャラの中ではなんとなく能勢が素敵ダンディーなかんじで好きかな。能勢の子ども時代のお友だちの虎竹くんが現実で登場しな…

  • 5月31日

    昨夜は多量のアルコールにも関わらず爆睡。今日はお休みなので、寝坊して、『パプリカ』を読んで身支度。お昼ごはんは松屋。松屋が今私に流行ってる。テーブル席にアロプリノールの殻を見つけてプロファイリングごっこあそび。容疑者は40代から60代の男性。エンプロイーで裕福ではない。痛風、お大事に。 札幌駅周辺でお買い物。何か長袖の服が欲しかったのに、普通の半袖Tシャツを2枚とスカート。ワイドパンツ的なものを手に取って見ていたら、店員さんが謎の質問。「ボトムスの方がよく履きますか?」ボトムスを履かなきゃまずいだろう。トップスの方をよく履く人がいるものなのか。しばし返答に窮する。何とか落とし所を見つけて「普段…

  • 5月30日:できあがった私

    はぁい。できあがった状態での帰宅。今日は後輩M女史とご飯&飲み。定時で仕事が終わらず、少し待たせてしまった。今日の目的地はKIKIさん。 KIKI.COFFEE PLACE 夜利用したくてお誘い申した。KIKIの前に普通の居酒屋。KIKIの隣のとりの介で軽めの夕飯。KIKIではアイスみたいな見た目のレアチーズケーキとお酒をたんまり。レアチーズケーキが結構な量で、食後の胃袋にずしりときた。仕事の話や最近見た面白いものの話などして和やかに時が流れる。名前の可愛さだけでピニャコラーダを注文し、南国気分に浮かれた飲み物をいただいた。かき氷作ってんのかと思った。最後は二人ともラムのショートカクテルで締め…

  • 5月29日

    あと何回起きれば休みだと日ごとに気合いを入れるのでうっかり夜更かししがちで電池切れがち。休みの日寝て過ごしがち。今日も安定的に眠い。仕事から帰宅してYoutube見ながらゲームしてもう寝ちまおうかなという段階にきて、いやしかし。「今日は眠くて書くことがない」だけでも書いていればなんか書くことが見つかるのではないかと思い直して今日も日記を書き始めました。ブログの更新が地味に続いているので、これは希少なことで、おそらくは喜ばしいことなのでできるだけ習慣として続けていきたいんだ。まあいつも通り、今日の読書から行くか。今日の読書は昨日の続きで岸本佐知子のエッセイやら書評やら日記やらの『わからない』。通…

  • 5月28日:もう5月も終わりだね

    5月も末になった。あっという間。6月までに岸本佐知子の『わからない』を読み終えて、筒井康隆の『パプリカ』も読み終えて、6月入ったら少し人文系を読んで、あれしてこれしたいと念仏のように唱える。気づいたら設定書いて放置している私の創作物。おや。せっかくだから終わりまで書きたい。週末に2時間くらいは構ってやろう。それで何とか、勘弁してもらおう(誰に)。 今日は仕事終わりに歯医者に行った。歯医者で診療前に歯磨きをして、紙コップを捨てようとして洗面台のゴミ箱に歯ブラシの方を捨ててしまった。洗面台に穴が空いていて、丸い蓋がクルクル回転してゴミを捨てられる式のゴミ箱に。ああ、アホだな、私。洗面台の下が戸棚に…

  • 5月27日:岸本佐知子からの岸本佐知子

    月曜日。昨日最後の短編の終盤で寝落ちした『変愛小説集 日本作家編』を出勤前に読了。面白かったあ。編者あとがきを読んで『群像』のバックナンバー(古本)を1円で即ポチり。これは感想文を書かなきゃあ。『群像』をポチった後は、やっぱり岸本佐知子の新刊『わからない』を読みはじめる。 わからない 作者:岸本 佐知子 白水社 Amazon こっ、これはっ。岸本佐知子の四半世紀分のネタ帳じゃないのですか?? 他で読んだ話の別バージョンみたいな小さなエッセイとか、書評とか!(まだそのコーナーまで辿り着いていないけど)、日記とか! あああ。大変なことになってしまう。読みたい本がまた増えちゃう気がする。と言うかそん…

  • 読書記録:岸本佐知子編『変愛小説集 日本作家編』

    岸本佐知子の編んだアンソロジー「変愛小説集 日本作家編」を読んだ。 変愛小説集 日本作家編 (講談社文庫) 作者:川上 弘美,多和田 葉子,本谷 有希子,村田 沙耶香,吉田 知子,深堀 骨,安藤 桃子,吉田 篤弘,小池 昌代,星野 智幸,津島 佑子 講談社 Amazon 本書は『群像』2014年2月号の特集の書籍化で、岸本佐知子の翻訳アンソロジー『変愛小説集』の日本語版を誌上で作るという企画だった。私は昨年からの岸本佐知子ファンで、翻訳アンソロジーの方を先に読んで、日本作家編があることを知って戸惑った。翻訳しないんかい。でも佐知子の目利きは確かで、エッセイなどで紹介されている作品を読んで毎度衝…

  • 5月26日は神回

    今日は読書会の日。月に一度のお楽しみ。今回の選書は渋かった! 読書記録にも書いたカミュの「異邦人」。ちょっと読んでから時間が経っていたので、自分のブログを読んで復習。「ペスト」を読んだことの影響がちょっと心配だった(タルーとムルソーがやっぱ被ってくる。タルーはすごくいい奴だけどね)。もう一個すごい心配なことがあって、前の方の歯が差し歯なんだけど、すごい取れそうで、ちょっと作り直さないといけないと思って、歯医者に電話だけして予約は後日に取った。 お昼は前歯に優しいものを食べて、ジュンク堂で岸本佐知子の新刊「わからない」を買って、ついでに多和田葉子の「地球にちりばめられて」も買って、カフェで「変愛…

  • 5月25日:岸本佐知子「変愛小説集 日本作家編」

    今日も起床して出勤。仕事中に書いた余分のTODOは中途半端になったけどまあよし。重大なことを忘れていたことを思い出したので、隙間時間に猛烈に片付ける。危機感は原動力。終業間際に見た「嵯峨」の字面がギザギザして強そうでもっとよく見ると中指を立てている二人組に見える。歯医者には電話できず。明日かけよう。 帰宅してごはん。やたらと刺身を食べた。休みの前の日に晩ごはんを家で食べると非常に眠くなる。もうおやすみモード。眠たがりやな私。 今日こそは「ペスト」を読み終わりたくて、眠気を誤魔化し誤魔化し解説も読んで読了。まとめるという話になっていたので明日から少しずつまとめの作業をしよう。読まなくてもわかるペ…

  • 5月24日

    終わりの金曜日。週末に突入したみなさんはお疲れさまだったね。土曜勤務のある民よ、共に頑張ろう。今週は土曜勤務ありなのであと1日出勤するであります。 今週はなかなか読書が捗らなかった週でした。来週はもっと読めるといいなあ。この日記兼読書記録も4月くらいからなるべく毎日書くようにしていて、ブログ自体も色々と興味が出てきて、いつもスターを押してくれる人のブログをのぞいてみたり、はてなブログのトップページの記事を読んでみたり、最近読むことも楽しんでいます。ブログって面白いなあ。時々アクセスがいつもより多いと、トピックからなのかしらとか思えるようになってきたんだけど、トピックのアレは新着順でみんな載るも…

  • 5月23日

    昨日は大変に反省することがあった。悲しい思いをさせたかも知れない。これからもう一度大切にできるのだろうか。私が大切にしてもらっているくらいに。色々な面ですごく甘えている。申し訳ない気持ちだ。 それとは別のことで今日はイライラして落ち着かなかった。理由はわかっている。来週になれば、全て片付いて、切り替えることができるだろう。放っておいても時間は過ぎてくれる。こういう時はまさに時間は味方だ。 落ち着かなくて色々と読もうとしたり書こうとしても、乗り切れなかった。今日は時間があったので色々できると思ったが、エネルギーが余分に出ていってしまって、不完全燃焼。SFマガジンの三体特集は読んで少し笑えた。特に…

  • 5月22日:テリー・ビッスン「熊が火を発見する」

    じゃーん。話題のSFマガジンを購入した。 SFマガジン 2024年 06 月号 [雑誌] 早川書房 Amazon 宇多田ヒカルと小川哲の対談で話題のSFマガジン2024年6月号。売れてるなあと思ってみていたんだけど、丁度読みたかったものも収録されていたので遅ればせながら購入した。 円城塔と田辺青蛙による「読書で離婚を考えた。」はお互いに相手に読ませたい本を指定し、指定された課題図書についてのエッセイを書くという往復書簡的ウェブ連載の書籍化(著者らは夫婦)。第2回目に円城塔が指定したのが「熊が火を発見する」で、タイトルのインパクトからずっと読みたいと思っていた短編だった。 読書で離婚を考えた。 …

  • 5月21日

    今日は書くことが何もないぞー。何もないというかとにかく今眠くて、もう早く寝ちゃいたいという方が近いのかも。でも昨日「さみしい夜にはペンを持て」を読んだのに、日記が書けないなんてトホホすぎるからなんか書く。 今日もやっぱり「ペスト」は読み進まず。寝るとき一緒に布団に連れて行こうと思う。昨日の日記を読書記録メインに書き直して、創作の方はメモだけして、だらだらインスタ見て、ゲームして、虚無。なんかお菓子とかを無駄に食べてしまってお腹はいっぱいだ。 やっぱり何もないなぁ。じゃあこの何もない感じについて自分にインタビューしてみようか。この何もない感じは何に似てるんだろう。なんかちょっと疲れちゃってる感じ…

  • 5月20日:古賀史健「さみしい夜にはペンを持て」

    月曜日。今週の仕事の予定をはっきりと覚えていなくて、今日は何があるんだっけ、あれとこれは忘れないようにしないとな、なんてぼんやり考えながら出勤。昨晩は「さみしい夜にはペンを持て」の3章に入ったか入らないかあたりで眠気が迎えに来たので大人しく寝た。日曜日の日付を越えないで入眠できたの久しぶりかもしれない。通勤時、ぼんやりしながら続きを読んだ。休憩中も少し読んで、残りは帰宅してから一気に読み切った。 さみしい夜にはペンを持て (一般書) 作者:古賀 史健 ポプラ社 Amazon 著者は「嫌われる勇気」の古賀史健さん。エピソードと対話を通して読者の問いや答えを先導し、頭は整理されて気持ちは解きほぐさ…

  • 5月19日:カート・ヴォネガット「これで駄目なら」

    推しの本屋で本を買う。知人が見つけたZINEも買う。お布施のような気持ちで。 これで駄目なら 作者:カート・ヴォネガット 飛鳥新社 Amazon ひとしきりぶらぶらしておしゃべりをして、お昼ごはんはネパールカレー。ガーリックナンのにんにくが大量。一旦帰宅して、「時間借り(仮)」をこちゃこちゃ書いて、なかなか本題に入れないなー。まあそんなとびきり面白いものになるなんて考えていないんだけど、設定をいじくり回しながらくだらない感じに持っていけないか思索しながらやや眠くなる。今日買った「これで駄目なら」を小脇にカフェへ。混んでるかなぁと思って行ってみたらそうでもなかった。夜が混んでいるのかもしれない。…

  • 5月18日:夏日とライラック

    起きたら休日。昨晩は調子乗ってはしゃぎすぎた感が出てきて羞恥心が沸き起こり全身に熱がこもって非常に寝苦しかった。今朝はお寝坊さんをして、遅い朝ごはんを食べて、天気が良かったのでよろこび勇んでライラック祭りに参じた。あつい。人が多い。あまりの混雑に時間も距離も見通しを失ってしまい、札幌ラーメンショーのことをすっかり忘れてワッフルと唐揚げでお腹が満たされてしまう。トリュフ香る牛骨白湯ラーメンガタベタカッタノワスレテタ… ライラックとかわいい木札のムクゲ 棒状のワッフルはもさもさしていた 人波に疲れてカフェに向かう。途中で「時間貸し」の看板。車かな。時間が借りられたらなぁ、などとぼんやり考える。カフ…

  • 5月17日:文化の交差点

    起床して仕事。今日もエナジー。仕事帰りにお出かけ。ひとりでバーなどに行くのが最近のブームでパートナーを放置して遊んでる。映画や本の話をして満足。三体世界について語り合いながら飲みたい。宝樹の三体Xも読んでいることが望ましい。 三体X 観想之宙 作者:宝樹 早川書房 Amazon まさか、あの智子のモデルが!?と言うことを語り合いたい!!初対面のお客さんがNetflixの三体を見たと言っていて、例のシーンのことなどを共有。私は原作の史強(ダーシー)推しなんだけど、あのビジュアルは想像通りかどうかとか、「俺たちは虫ケラだ!」っていう第一部のラストシーンの胸熱感とかそう言うもので盛り上がりたいのだけ…

  • 5月16日:働く三十六歌仙「うたわない女はいない」

    明日起きたら休みだ。もちろん厳密には違う。実際のところ。結構違う。やればなんとかなるし、はじめれば終わるし、終われば良かったと思うのだけど、労働のための起床が嫌い。そんな短歌があったような気がして、ここ1年で読んだ歌集の中に探していた。何冊かめくって。やっぱりここにあったような気がするんだよなって、働く三十六歌仙による「うたわない女はいない」を見ていた。 うたわない女はいない 作者:働く三十六歌仙 中央公論新社 Amazon 心撃ち抜く労働短歌&エッセイ。帯の歌が素敵。 食っていけるの? そう笑ってた人たちをシャネルのバッグでいつか撲(ぶ)ちたい 野口あや子さんの短歌。かっこいい気概。大人にな…

  • 5月15日

    5月も半分が過ぎていきます。昨日カフェインを過剰摂取してなかなか寝付けず、安定の寝不足。仕事中は眠気をあまり感じないけど、昼休みと帰り道が眠い。ご飯を食べて虚脱。 カミュの「ペスト」を読み始める。「異邦人」を読んだら一応こっちも読んでみようと思い、先日BOOKOFFで購入してきたもの。コロナ騒ぎの初期に部数を伸ばしたので、BOOKOFFに大量の在庫。コロナも5類になって1年が経ち、誰も気にしていないような頃合いになって大変今更感があるけど、読んでおいて損はないだろう。「ペスト」はこれまでの読書記録とは少し趣向を変えて、あらすじの超要約と、コロナを振り返るための論点の抽出をしてみたいと思って、読…

  • 5月14日:カフェで笙野頼子

    昼前に役所。松屋でネギ塩豚カルビ丼。それからどうしようか。うーん。あっち行くかこっち行くか。ちょっと悩んで行ったり来たりして、MINGUS COFFEE初入店。カウンター席。今日のような天気だったらテラス席も気持ちよさそう。人気店で、前回訪問時は満席だったので下の階のroach roasterを利用した。何が違うのかなーと思っていたけど、JAZZ喫茶なんだ。居心地がとても良かった。中町JP的なお兄さんがかける音楽もGOODでした。オレンジカフェオレで読書。 今日の読書は昨日の続き。「笙野頼子三冠小説集」より三島由紀夫賞(1994年 第7回)の「二百回忌」と野間文芸新人賞(1991年 第13回)…

  • 5月13日:笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」(河出文庫ver.)

    昨日の予告の通り、今日は「笙野頼子三冠小説集」より「タイムスリップ・コンビナート」を読んだ。 笙野頼子三冠小説集 (河出文庫) 作者:笙野頼子 河出書房新社 Amazon 芥川賞受賞作(1994年上半期 第111回)である。他二編も三島由紀夫賞、野間文芸新人賞受賞作と新人賞三冠作品なのであるが、同文庫の出版以前にはいずれの作品も単行本、文庫本ともに入手困難となっていたため、三作品まとめて2007年に再文庫化されたのが本書だ。元の版で増刷して欲しいという読者の声もあったそうだが、“一旦出した文庫を復活させるのは至難の技“だそうで、今日の日記のタイトルに(河出文庫ver.)としたのは、この再文庫化…

  • 5月12日:岸本佐知子「死ぬまでに行きたい海」

    なかなかお布団から出られない朝でした。二度寝の時に、ほっぺの内側の肉が左右両方とも奥歯につっかえるようにぱんぱんになってちゃんと口が閉じない。それではと逆に口を開けようにもさらに頬肉が食い込んできてどうにもならない。という夢を見て非常に気分悪く起床。 昼下がりぼちぼち出掛けてスープカレー。KINGセントラル店は7周年らしい。そんなになるのか。辛さはいつも6〜7位なんだけど最近辛い気がする。今日も辛くて少食化した。辛さに弱くなったのか、今日のピッキーヌが強いのかわかんないけど、次からはもう1段階辛さを下げよう。食後、札幌文化芸術交流センターSCARTSで切り絵の展覧会が見たいと連れ合いが言うので…

  • 5月11日:町田康「人間の聖」

    大変に眠い。毎日とりあえず眠い。ああもう書くことが今日は本当に思いつかない。日記なのに純粋の日記は書けないし。日記が書けないのにどうして日記を書こうとか思ったのでしょうか。ここは毎日書くという意味で日記としたい。日々にあったことを素直に書くのではなく。出来事ベースは書けないし書けたとしてもあんま面白くもないし、ね。そういうことにしよう。方針が決まった。良かった。 理想は随筆。エッセイ。オチがあると最高。でもそれは毎日というのはどう考えても無理のある話なので、毎日何かしら短編などを読んでそれについて徒然と書くというのはどうでしょうか。本の内容でも良いし、感想でも良いし、そこから連想・発展させるこ…

  • 5月10日:町田康「きれぎれ」

    今日は元気に働いたなぁ。エナジー。 今日読んだのは町田康の「きれぎれ」。芥川賞受賞作。 きれぎれ (文春文庫) 作者:町田 康 文藝春秋 Amazon 町田康の作品の中でもかなり賛否分かれていそう。芥川賞は「くっすん大黒」で取らせておけばよかったのにという意見もちらほら。今日読み返してみて、あれこんな話だっけ、というか、話の筋がよくわかんない。虚実がきれぎれになっているのだろうか。現実がどこか破れている。 自宅で見苦しいことになってしまった妻の姿を眺めながらの夢想。主人公が教養と自意識だけが無駄に高いダメなやつで、これはいつもの町田康的主人公人格の感じで徹底的に間合いがずれている。親の金で放蕩…

  • 5月9日:読書メーターについて

    今朝はちょっと寝坊した。試供品でついてきたファンデーションを試そうと思っていたのに忘れた。明日こそは。結構化粧品が好きなのだけど、恥ずかしいからあまり人には言わない秘めた趣味である。デパコス。響きが良い。ドラコス。なんか強そう。 いっときコスメの口コミアプリのリップスをせっせと更新して今放置。無様顔面無加工画像も放置しているからそのうち消さないといけないな。今見たらフォロワーが600人超えてた。いいねが7Kある。ああそのくらいこのブログも読まれたりしたらどうしよう。嬉しいような、怖いような。リップスはちょろかった。いいね返し文化みたいなのがあって、無差別いいねテロが横行しているし、相互フォロー…

  • 読書記録:カミュ「異邦人」

    カミュの「異邦人」を読んだ。読書会の課題本でした。 異邦人(新潮文庫) 作者:カミュ 新潮社 Amazon 第一部は養老院から届いた母の死の報せからはじまる。 きょう、ママンが死んだ。もしかすると、昨日かもしれないが、私にはわからない。 あまりにも有名な一文である。このパラグラフに注目すると、「私にはわからない」「何もわからない」とわからなさが輪唱されている。私たちが何もわからないことについて読んでいくことにしようと思う。 主人公ムルソーは母の死に際しても表面的には感情を表さない。涙を流したり、亡骸に縋ったりなどはせずに、生理的欲求に従って疲労すれば眠り、ニコチンが欠乏すれば喫煙する。生前の母…

  • 5月8日

    GW中に爛れ切った生活をしていた者どもは日常生活に戻れたのだろうか。私はしっかり戻った。お仕事もしています。今日はやや眠い程度で済んでいます。5月の平日の目標は「お菓子を買わない」に決定しました。食べてもいいけど買わない。お酒はちょっとならOKということにして、毎日体重は測ることにします。シティーハンターの鈴木亮平の身体を見てため息をついています。すごく綺麗だ。正直にいうと、ちょっとだけエロい目でも見ています。 「異邦人」は2周目を読み終えて、感想をまとめ中。帰宅途中でBOOKOFFに寄って「ペスト」を購入してきた。ついでに綿谷りさの「蹴りたい背中」、村上春樹の「走ることについて語るときに僕の…

  • 5月7日

    昨日はやっぱり眠れなかった。眠気が来るまでシティーハンターをリプレイしたり、作業的なゲームをしたりして過ごして1時ごろ就寝。朝は案外問題なく起きて出勤したけど、お昼食べたら眠くて休み時間少し寝ていた。今週は仕事の予定が目一杯詰まっていてなんとかやり切らねばという感じだったけど、蓋を開けるとなんとかなりそうな感。余裕ができたところに余分な何かを詰め込まないようにしよう。 カミュの「異邦人」を読み終えて、気になるところもあったのですぐに二周目に入った。 異邦人(新潮文庫) 作者:カミュ 新潮社 Amazon 実際どういう話なのか知らなかったから、これまでなんとなく聞いていた話から抱いていた印象と全…

  • 5月6日

    GWが終わってしまうね。名残惜しい。夕方に眠くなって昼寝しちゃったから夜眠れるか心配になってきています。 昨日は夜にNetflixでシティーハンターを観た。バイオレンスが凄くて槇村すぐ死ぬし冒頭ちょっと引いていたんだけど、鈴木亮平扮する冴羽䝤がカッコよかった。劇中のもっこりダンスが最高だったよね。肉体美、筋肉バキバキで、美脚。コメディからシリアスへの変わり目の色気にグラグラきました。ずっとカッコつけは却ってカッコ悪いのよ。完璧な人なんていないんだから。アニメもほぼ観たことなかったので、Netflixで観てみようかな。そういえばXYZばっか飲んでた時期あったなぁ。なつかし。 今日の日中は、札幌駅…

  • 5月5日

    実家で目覚めて猫と戯れる。母は朝早くから用事で出かけた。千歳でもう1カフェ行こうかなと思ったけど、良さそうなところが案外遠かったから昼前に札幌に戻った。自宅でお昼ご飯を食べて岸本佐知子のエッセイについてちまちま文章を書いた。今日行きたいカフェはもう決まっていたので、良きところで外出。5月にオープンしたばかりのカフェバーへ。 これはお洒落すぎるでしょ 天井までお洒落 素敵すぎる店内に感動。店主が若くてバチバチにカッコ良い(私の感性では「顔かわいい」でしかない)し、人当たりもちょっと優しい感じでもう時間の問題で20代の男女で満席になってしまうんだろうなー。今のうちにお酒も飲みに行きたい。 今日はこ…

  • 我が愛しの。

    岸本佐知子のことを。岸本佐知子は、個性的な作家の声を届けてくれることで人気の翻訳家だ。私は昨年にジャネット・ウィンターソンの「オレンジだけが果物じゃない」で出会って完全にやられてしまった。 オレンジだけが果物じゃない (白水Uブックス176) 作者:ジャネット ウィンターソン 白水社 Amazon 作品が面白かったのはもちろん、訳者あとがきが素晴らしかった。翻訳家ほどひとつの作品を読み込むことってないのかもしれないと思う。読み込みの深さと精度、作者研究の切れ味に感激してしまって、以来毎月少しずつ岸本訳作品を読み続けている。素晴らしい仕事をたくさんされてきているので、まだまだ読む楽しみの尽きる心…

  • 5月4日:実家に帰った日

    今日は実家に帰ることになっていたので、お昼ご飯を食べた後でJRに乗って千歳の実家へ帰省。両親が老いていた。猫も老いていた。前回会ってから、特に何も変わりない旨伝えて、猫を眺めながらリビングで呆けていた。読書の続きも、書き物も何もできないのは、ずっとテレビがついているから。なんかキムタクのドラマを見ていた。画面がでかい。音がでかい。仕方がないから夕飯までの間予め調べてあったカフェに避難。 この席には座らなかったけど非常に可愛い 隣の女子の会話はおとなしめで、大音量TVよりも精神への攻撃力はかなり低い。このように日記も書けているし、岸本佐知子への思いも少し書き進んだ。あと30分くらい、「ニューロマ…

  • 5月3日ですか

    ヤッホー。GWだね。もともと人様に読ませようとか大それたことは思わないようにと戒めていましたが、今日はまだアクセス0でしょんぼりしています。だってGWだものね。みんな楽しく、くつろいでのんびりと過ごしているのだろうし、ときどきディジタルのデトックスも大事よね。日記は自分のため日記は自分のため。書く習慣化のため。他人にとっては無価値かもしれなくても何かを自分の中から出すため。さて。連休1日目の今日は、バッタ本を読みながら進行。お昼ご飯はタイ料理。世界三大料理に入ってる?入ってない?入れましょうタイ料理。トムヤムクンはココナッツミルク入ってないほうが好きです。今日のナンバーワンはラープ(ひき肉のサ…

  • 5月2日

    「今日起きたら休み!」と気合を入れて起床(厳密には違う。もちろんお仕事に向かうのだが、起床が一番の難所ではある)。大型連休とは何なのか。それが私にはわからない。でも明日からの4連休が楽しみすぎた。5連休となると少しダレて来るが、4連休は最後まで楽しい。3日目はまだ休んでてもいい今日という日が嬉し過ぎるし、明日も休みなので最高潮の嬉しいが味わえる。有意義に過ごすために色々と計画を詰め込んでみた(旅行に行ったりはしないから地味ではあるが)。まず、今読んでるバッタ本とニューロマンサーは読み終えたい。読書感想文も書きたい。岸本佐知子関連(ねにもつタイプ、なんらかの事情、ひみつのしつもん3冊まとめて感想…

  • 5月の1日

    ああマズい。5月になりました。何がマズいって色々マズい。光陰矢の如し。昨日も日記を飛ばしてしまって、昨日何があったかっていうと、とてつもなく眠かっただけなんだけど、もはや何かの病気か米類の食べ過ぎを疑うレベルで米をたくさん食べていたんだな。ところがいざ早く布団をかぶっても眠れない。これが睡眠のフォビドンゾーンってやつか。※通常就寝する時間の直前から2時間前あたりまでがもっとも眠りにくくなること。早く寝るとか諦めよう。床で行き倒れたり風呂で寝るのもやめよう。布団をかぶると眠れないくせにそういうところではすぐ寝てしまうんだ。 スタンフォード式 最高の睡眠 作者:西野 精治 サンマーク出版 Amaz…

  • 4月29日なのか

    明日で4月も終わりか。今日も休みだったんでのろのろと行動開始。ずっと積んでたウィリアム・ギブスンの「ニューロマンサー」を昨日から読み始めていた。 ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF) 作者:ウィリアム ギブスン 早川書房 Amazon 84年出版かー。レトロなフューチャー観がすごい。サイバーパンクの代名詞の名作長編SF小説だ。あれは去年か、並木銅の「万事快調〈オール・グリーンズ〉」を読んだ時に、主人公のラッパーネームが「ニューロマンサー」で未読だったし読んでみたいなって思っていたんだった。 万事快調〈オール・グリーンズ〉 (文春文庫) 作者:波木 銅 文藝春秋 Amazon 「万事快調」はほ…

  • 4月28日のカフェ

    朝方に寝付き、8時過ぎに起床。朝ごはんを食べてシャワー。今日はどこかカフェに行きたい。インスタで知人がねこ型のプリンをぷるぷるさせていたのが羨ましいので私もぷるぷるさせたい。知人が行っていたのは別の店だけど、ねこ型のパンナコッタ改パンネコッタを出している店に行ってみよう。そうしよう。その前によくいく本屋さんに併設されている施設がモーニングとパブのお店に変わったのでそこで軽くお昼を食べよう。本屋さんに寄って、もしあったら前野ウルド浩太郎の「バッタを倒すぜアフリカで」を入手したい。 バッタを倒すぜ アフリカで バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) 作者:前野 ウルド 浩太郎 光文社 Amazo…

  • 眠れない夜のKindleとalexa

    昨日の日記を飛ばしてしまって、そして今眠れなくて、Kindle本をalexaに読ませたりしながらこれを書いている。昨日は仕事で結構疲れていて、帰宅してご飯を食べて軽くお酒を飲んで、ラグの上に寝っ転がってニコルソン・ベイカーの「中二階」を開きながら何度も同じ行を読んだりしているうちに少し寝てしまった。1時間くらいで起きて、「群像」のルシア・ベルリンの特集を読んで、寝る支度をして布団に入ったけど寝付けないのでスマホでKindle Unlimitedに入っていた町田康の短編(Kindle Single)「記憶の盆おどり」を読む。読み切った。 記憶の盆おどり (Kindle Single) 作者:町田…

  • 4月26日の読書感想文の感想文

    なんとか有言実行できたっ。「ライティングの哲学」の記事を作成しました。ほとんど日記に書いたことのコピペと、内容のまとめ(自分に刺さったところのみ)なんだけど、ボリューム的にもいい感じに書けて満足感がある。 書くことに関して〆切の重要さが何度も繰り返し指摘されているけど、もちろん書くこと以外にも当てはまることで、締め切られるまでのどこかで出すか、「切れ負け」かってことなんだ。つまり、人生も。やば。こわ。自分で言っといて。 朝井リョウの「何者」って就活小説すごい好きなんだけど、就活をめぐって自意識や弱さや狡さが炙り出されてて、なりふり構わず必死にもがくのも、透かして直面化しないのも、もうどっちだっ…

  • 読書記録:千葉雅也ら「ライティングの哲学」

    千葉雅也、山内朋樹、読書猿、瀬下翔太による「ライティングの哲学」を読んだ。 ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論 (星海社 e-SHINSHO) 作者:千葉雅也,山内朋樹,読書猿,瀬下翔太 講談社 Amazon 本書には「書く」ことを一生の仕事にしながらも、「書けない」悩みを抱えた著者らが集い、各々のライティングを哲学し、新たな執筆術を模索する軌跡が記録されている。 構成は、著者らによる書けない悩みについての「座談会その1」、その2年後の執筆術の変化を書き下ろした「執筆実践」、それぞれの原稿を読み合っての「座談会その2」の3部からなる。 「アウトライナー座談会」と銘打たれた「座談会そ…

  • 4月25日のまつ毛

    昨日帰り道でビューラーを買った。ビューラーわかるかな。まつ毛を挟んでカールさせるややこしい形状のアルミ製の器具です。長年何も考えずにドラッグストアで売ってる資生堂のビューラーを使ってきて、ある日突然「新調したらどうかな」と思ったんです。そして「マキアージュ」のビューラーを買ったのです。マキアージュも大元は資生堂なので、やや黒っぽいボディに高級感があるほかは見た目上の違いはなし。しかしこれがどうしたわけか全く使い心地が違って、まつ毛が上がらない。こんなに違うのかね。使ってみて、まつ毛を挟む部分のゴムが硬いのが唯一はっきりと違いを感じたところなんだけど、いつも通りの手技でまつ毛を挟んで手首を返して…

  • 4月24日

    ほろ酔いで帰宅!仕事帰りにカフェ行こっかな、その前にごはんを食べて〜なんて思っていた。こういうとき私はよくごはん難民状態になってしまう。何を食べたらいいのかわからない、いつものパターンから脱したいのだけど、食べたいものがわからない、どうしようどうしようという状態。結局今日もわからなくなって、ひとしきり彷徨い、諦めの入店。とあるBISTROへ。もっきりワインとかいうわけわからん提供の仕方でワインを出していたけど、普通にグラスの赤ワインと色々を。ワインは冷えてなくて良かった。カルパッチョとレバーパテと枝豆。レバーパテは値段的にバケット付いてないのかと思い、別でバケット頼んだらちゃんと適量付属してき…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、みおりえんぬさんをフォローしませんか?

ハンドル名
みおりえんぬさん
ブログタイトル
読書とカフェの日々
フォロー
読書とカフェの日々

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用